JP4002478B2 - 乾燥機 - Google Patents

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隆 古野
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Jfeソルデック株式会社
株式会社マスヤ
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
食品、工業原料、穀物等の処理工程において用いられる、原料等の固形物を所定の含水率まで乾燥処理するための乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品、工業原料、穀物等の処理工程において、原料等の固形物を所定の含水率まで乾燥処理する乾燥機としては、固形物を入れた乾燥容器を作業者が乾燥機本体に装入したり、乾燥機本体から取り出したりする形式の乾燥機が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、固形物の乾燥処理においては、乾燥容器や固形物が高温に熱せられるので、上記のような作業者が乾燥容器をハンドリングする従来の乾燥機では、熱せられた乾燥容器を乾燥機本体から取り出す際や乾燥容器から乾燥処理された固形物を取り出す際に、作業者が乾燥容器や固形物に触れて熱傷を負う危険性がある。
【0004】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、食品、工業原料、穀物等の固形物の乾燥処理作業を自動化し、高温の乾燥容器等のハンドリングによって作業者が熱傷を負うことを防止できる乾燥機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の乾燥機は、固形物を乾燥処理するための乾燥機であって、支持部材を介して水平方向に延びた回転軸に取り付けられた、前記回転軸の周りを公転する乾燥容器と、該乾燥容器に固形物を出し入れするために乾燥容器に設けられた扉と、前記乾燥容器が所定の公転位置になった時に前記扉を開閉するための扉開閉機構とを有することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、食品工業における乾燥機、特に煎餅生地を乾燥するための乾燥機を例に説明する。
【0007】
図1に本発明の一実施形態を示す。(a)が正面図であり、(b)が側面図である。
【0008】
図中、1が外部フレームであり、架台2の上に載っている。3は外部フレームに水平方向に取り付けられた回転軸であり、4は外部フレーム1に取り付けられている回転モータである。回転軸3の一端に取り付けられているプーリー3aと回転モータ4の軸に取り付けられているプーリー4aにまたがっているベルト3bがかけられており、回転モータ4によって回転軸3を回転するようになっている。6は円筒形の乾燥容器であり、回転軸3を取り巻くように5個配されている。それぞれの乾燥容器6は、回転軸3の両端に取り付けられた支持部材5によって支持されて回転軸3に連結しており、回転軸3の回転によって回転軸3の周りを公転しながら自転するようになっている。その公転及び自転の間に乾燥容器6に入れられている煎餅生地が乾燥熱源(図示せず)からの熱風を受けて乾燥させられる。
【0009】
そして、5個の円筒形の乾燥容器6のそれぞれの外周面には、煎餅生地を乾燥容器6に出し入れするための扉7が設けられており、円筒形の乾燥容器6のそれぞれの両端面には、扉7を開閉するためのリンク機構8が設けられている。また、外部フレーム1の上端部にはリンク機構8を駆動するリンク駆動機構9が設けられており、外部フレーム1の下端部にもリンク機構8を駆動するリンク駆動機構10が設けられている。
【0010】
図2及び図3に、リンク機構8とリンク駆動機構9の詳細を示す。図2は、扉7が閉じている状態を示しており、図3は、扉7が開いている状態を示している。それぞれ(a)が正面図、(b)が側面図である。
【0011】
リンク機構8は、上下方向にスライドするスライド部材8aと、一端をスライド部材8aに連結され、他端を扉7に連結された連結部材8bと、扉7をその周りに回転させる回転支点8cによって構成されている。
【0012】
また、リンク駆動機構9は、リンク機構8のスライド部材8aを上下方向にスライドさせる駆動部材9aと、駆動部材9aを作動させる油圧シリンダー9bで構成されている。
【0013】
そして、リンク駆動機構9の駆動部材9aによってリンク機構8のスライド部材8aを下方にスライドさせると、スライド部材8aに連結した連結部材8bを介して、扉7が回転支点8cの周りに内側に回転し、図2に示すような状態になって扉7が閉じられる。
【0014】
一方、リンク駆動機構9の駆動部材9aによってリンク機構8のスライド部材8aを上方にスライドさせると、スライド部材8aに連結した連結部材8bを介して、扉7が回転支点8cの周りに外側に回転し、図3に示すような状態になって扉7が開かれる。
【0015】
なお、外部フレーム1の下端部に設けられたリンク駆動機構10も、前記のリンク駆動機構9と同様のものであり、説明は省略する。
【0016】
なお、図示していないが、外部フレーム1の上方には、乾燥処理前の煎餅生地を搬入する搬入コンベアが設けられており、外部フレーム1の下方には、乾燥処理後の煎餅生地を搬出する搬出コンベアが設けられている。
【0017】
上記のように構成された乾燥機を用いて煎餅生地を乾燥処理する手順を以下に述べる。
【0018】
先ず、回転モータ4によって乾燥容器6を回転軸3の周りに公転させて、煎餅生地が入っていない空の乾燥容器6が公転の最上位置になった時に、リンク駆動機構9を駆動させてリンク機構8を介して扉7を開く。そして、外部フレーム1の上方に設けられた搬入コンベアから空の乾燥容器6に乾燥処理前の煎餅生地を投入する。所定量の煎餅生地が投入されたら、リンク駆動機構9を駆動させてリンク機構8を介して扉7を閉じる。
【0019】
その後、回転モータ4によって乾燥容器6を回転軸3の周りに所定の回転速度(例えば、1.5回転/分)で公転させながら、乾燥熱源によって乾燥容器6内の煎餅生地を乾燥させる。
【0020】
そして、乾燥容器6内の煎餅生地が所定の含水率になるために予め求めてある乾燥時間(例えば、3時間)が経過すると、当該乾燥容器6が公転の最下位置になった時に、リンク駆動機構10を駆動させてリンク機構8を介して扉7を開く。これにより、外部フレーム1の下方に設けられた搬出コンベアの上に、乾燥処理が終了した煎餅生地が落下し、次工程に向けて搬出される。そして、リンク駆動機構10を駆動させてリンク機構8を介して、空になった当該乾燥容器6の扉7を閉じる。
【0021】
以下、上記の手順を繰り返すことにより、順次、煎餅生地が所定の含水率に乾燥される。
【0022】
このように、この実施形態に係る乾燥機においては、乾燥容器6に煎餅生地を出し入れするための扉7と、乾燥容器6が所定の公転位置になった時に扉7を開閉するための扉開閉機構が設けられているので、煎餅生地の乾燥処理作業が自動化され、作業者が乾燥容器をハンドリングする必要がなくなり、高温の乾燥容器等によって作業者が熱傷を負うことを防止される。
【0023】
なお、この実施形態では、リンク駆動機構9、10を外部フレームの上端部と下端部に設けて、乾燥容器6が公転の最上位置になった時と最下位置になった時に扉7を開閉するようにしているが、特に、その位置に限定されるものではなく、煎餅生地の搬入、搬出に都合が良いような適切な公転位置にリンク駆動機構を設けて扉7を開閉するようにすればよい。
【0024】
また、上述の実施形態においては、煎餅生地を乾燥する場合を例にして説明したが、もちろんそれに限定されるものではなく、含水率を調整する必要がある固形状の各種食品原料、穀物、廃棄物等に対しても用いることができることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】
本発明の乾燥機においては、乾燥処理する固形物を乾燥容器に出し入れするための扉と、乾燥容器が所定の公転位置になった時に扉を開閉するための扉開閉機構が設けられているので、作業者が乾燥容器をハンドリングする必要がなくなり、高温の乾燥容器等によって作業者が熱傷を負うことを防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の説明図である。
【図2】本発明の一実施形態の詳細説明図である。
【図3】本発明の一実施形態の詳細説明図である。
【符号の説明】
1 外部フレーム
2 架台
3 回転軸
3a プーリー
3b ベルト
4 回転モータ
4a プーリー
5 支持部材
6 乾燥容器
7 扉
8 リンク機構
8a スライド部材
8b 連結部材
8c 回転支点
9 リンク駆動機構
9a 駆動部材
9b 油圧シリンダー
10 リンク駆動機構

Claims (1)

  1. 固形物を乾燥処理するための乾燥機であって、支持部材を介して水平方向に延びた回転軸に取り付けられた、前記回転軸の周りを公転する乾燥容器と、該乾燥容器に固形物を出し入れするために乾燥容器に設けられた扉と、前記乾燥容器が所定の公転位置になった時に前記扉を開閉するための扉開閉機構とを有することを特徴とする乾燥機。
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