JP4001367B2 - Dispensing container - Google Patents
Dispensing container Download PDFInfo
- Publication number
- JP4001367B2 JP4001367B2 JP2002223859A JP2002223859A JP4001367B2 JP 4001367 B2 JP4001367 B2 JP 4001367B2 JP 2002223859 A JP2002223859 A JP 2002223859A JP 2002223859 A JP2002223859 A JP 2002223859A JP 4001367 B2 JP4001367 B2 JP 4001367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- band
- dispensing
- inner layer
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクイズ変形自在な外部容体内に、自在に減容変形する内部容体を剥離可能に積層し、外気を吸引することなく、内容物の反復注出使用を可能とした、合成樹脂製の注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開昭57−44063号公報および実開平7−22951号公報には、内部容体、および内部容体を収納した外部容体からなる、スクイズタイプの注出容器についての従来技術の記載がある。
【0003】
実開昭57−44063号公報に記載の従来技術は、容器本体の底部に通気孔を設けることにより、容器本体のスクイズにより、内容物を注出した後、外部容体と内部容体との間に外部の空気が導入され、内部容体は変形したままの形状を保持し、かつ容器本体はその復元力により、元の形状に復帰するようにしたものである。
【0004】
実開平7−22951号公報に記載の従来技術は、外部容体と内部容体とを結合固定して、内部容体からの内容物の通過は許すが、外気の内容物への進入は阻止する第一の逆止弁と、外部容体と、内部容体との間への外気の通過は許すが、外部容体と内部容体との間に進入した外気の排出は阻止する第二の逆止弁を設けた構成となっている。
【0005】
また、容器本体の全高さ範囲にわたって外部容体と内部容体とを接着固定した縦帯状の接着帯を一対設けることにより、内部容体の減容変形を、高さ方向の縮小を生じることがない一定の形態に規制し、これにより内容物の流動通路を確保し、注出操作をスムーズにする方法も一般的に用いられ、胴部の中心軸に対し軸対称の位置に一対の接着帯を配置する方法が簡単で、効果的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、接着帯にその機能を発揮させるためには、一定の幅を有した接着帯が必要であるが、接着帯の形成された部分では肉厚になり、また外部容体の胴部がスクイズ容器としての可撓性をもたせるために比較的肉薄に成形されているので、この接着帯部分が骨状になり、均一なスクイズ変形が妨げられるという問題、また使用者が手の感触において違和感を覚えるという問題、接着帯を形成する接着性樹脂が高価である等の問題があった。
【0007】
また通常、容器の胴部外表面は、ラベルの貼付、印刷等により、商品名を示したり、加飾したりして商品の外観上重要な部分であるが、接着帯の形成により胴部の外表面に凸凹ができ、工程上また外観上の問題があり、さらに骨状の接着帯自体が目立つという外観上の問題があった。
【0008】
そこで、本発明は上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、均一なスクイズ変形が可能で、外観への影響が小さい接着帯の形成を技術的課題として、注出操作を最後までスムーズに達成することができ、低コストで外観の優れたスクイズタイプの注出容器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の手段の内、請求項1記載の発明の手段は、剥離可能に積層された、スクイズ変形可能で復元自在な可撓性を有する外部容体を形成する外層と、内容物をその内部に収容し、内圧の減少により自在に減容変形する内部容体を形成する内層とからブロー成形により形成されるデラミボトル型の容器本体を有すること、
容器本体の口部に組付き固定する注出キャップ体を有すること、
外部容体の中心軸に対して略軸対称に、容器本体の略全高さ範囲にわたり外層と内層とを接着した一対の縦細帯状の接着帯により形成された、一対の縦帯状の規制帯を設けること、
注出キャップ体に、内部容体内への内容物の逆流および外部の空気の進入を防ぐ第1逆止弁部を設けること、
外部容体に、外層と内層との層間に外部の空気を導入するための吸気部を形成し、この吸気部からの空気の排出を不能に吸気部を開閉する第2逆止弁部を設けること、
にある。
【0010】
請求項1記載の発明にあっては、容器本体のスクイズにより、内容物を注出した後、スクイズを止め、押圧を解除すると、外部容体が弾性的な回復力により元の形に復元し始め、注出キャップ体に設けた第1逆止弁部の機能により、内容物の注出が止まり、内部容体への内容物の逆流および外気の流入が止められ、内部容体は減容変形した状態を保持したままであるので、吸気部から、外層と内層との層間に、外部の空気が導入され、外部容体が元の形状に復元される。
【0011】
外部容体が元の形状に復元した状態から、再度スクイズすると、第2逆止弁部により層間の空気が密封されているので、この空気が加圧されて、内部容体に圧力が加えられ、内容物が注出される。
【0012】
第1逆止弁部により、内部容体内への外気の流入がないので、内部容体内に空気溜りができることがなく、それゆえ内容物は常に開口部に臨んで位置することになり、このため注出容器をどのような姿勢で使用しても、内容物を簡単にすばやく注出することができ、また空気による内容物の分解、酸化劣化等の問題も防ぐことができる。
【0013】
縦帯状の規制帯は、両側端部に位置する接着帯およびこの接着帯に挟まれ、外層と内層が接着していない部分(以下非接着部と記す。)から形成されるが、この非接着部および両側端部の接着帯を合わせた全幅において、内層の減容変形を規制する作用効果を発揮する。
【0014】
この規制帯が、容器本体の略全高さ範囲にわたり、外部容体の中心軸に対して略軸対称に一対、形成されると内部容体の自在な減容変形が規制され、胴部の平断面で見て、この規制帯を境にして両側に位置する一対の接着されていない内層部分(以降、内層変形部と記す)の中央部を扁平に変形させながら、スクイズ操作による内容物の注出の進行に従って内部容体の減容変形が進行する。
【0015】
ここで、規制帯を形成する一対の縦細帯状の接着帯はブロー成形工程で形成されるが、この工程で技術的、生産性等の観点から許容される範囲内で細幅にすることができるので、規制帯の全幅が肉厚になり骨状になることなく、容器の胴部全体に渡って均一なスクイズ変形性を確保でき、また押圧時における骨状の縦帯による感触の違和感も無くすことことができる。
【0016】
また、接着帯を形成する接着性樹脂の使用量も少なくすることができるが、通常この接着性樹脂は高価であるので、材料コストを低く抑えることできる。
【0017】
請求項2記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、外部容体の左右パーティングラインの近傍に1対の規制帯を設ける構成とすること、にある。
【0018】
請求項2記載の上記構成により、規制帯をパーティングライン近傍に位置させることにより、通常容器の正面部でラベルを貼付したり、印刷をするパーティングラインに直角な胴部の前後面を凸凹のないスムーズな状態とすることができ、外観が良好で商品性の高い容器を提供することが可能となる。
【0019】
請求項3記載の発明の手段は、請求項2の発明において、規制帯の左右中心線がパーティングライン上に位置すること、にある。
【0020】
請求項3記載の上記構成により、規制帯を容器の正面からみてちょうど90°の位置にすることができ、外観をさらに良好にさせることが可能であり、内層の変形を左右のパーティングラインを結んだ線に対して対称にすることが可能となり、良好な操作性、注出性を得ることができる。
【0021】
請求項4記載の発明の手段は、請求項2の発明において、規制帯の左右中心線をパーティングライン上からずらして位置すること、にある。
【0022】
容器は通常、ピンチオフ部構造を有するブロー成形割り金型でブロー成形されるので、底部ピンチオフ部で形成される容器本体の底シール部では、内層を両側から外層で挟んだサンドイッチ状になっており、外層と内層は剥離可能となっている。
【0023】
ここで、上記底シール部はパーティングラインの方向に対して直角な方向から、円筒状のパリソンを割り金型のピンチオフ部で両側から挟み込み、扁平に押し潰すようにして形成されるので、容器本体において規制帯の左右中心線をパーティングライン上からずらして形成する場合には、この規制帯を形成する一対の接着帯のうちパーティングラインからより離れた個所に位置する接着帯は、底シール部においては、左右長さ方向の中央により近い部分に位置するようになる。
【0024】
このため底シール部の中央により近い位置の2箇所で内層と外層が接着した部分を形成することができ、この接着部分と底シ−ル部の左右端部の4ヶ所が、外層と内層からなる積層体の底シール部における変形に対して結節点の機能を果たし、底シール部になんらかの力が負荷された状態でも、この力に対抗することができ、底シール部の割れをより確実に防止することが可能となる。
【0025】
請求項5記載の発明の手段は、請求項1、2、3または4記載の発明において、胴部を円形状の平断面形状とすることにある。
【0026】
請求項5記載の上記構成により、胴部が円筒状であれば、掴持する方向を気にすることなくスクイズ容器を使用することができ、また通常、円形状の場合は楕円状あるいは長円状等の偏平な断面形状を有したものに比較して良好な注出操作性を得るために規制帯の幅を広く設定する必要があるが、本構成では規制帯を一対の縦細帯状の接着帯により形成するので、幅広の規制帯がスクイズ変形の均一性を阻害することがなく、どの方向からでも同様なスクイズ性を有した円筒状の胴部を有したスクイズ容器を提供することができる。
【0027】
請求項6記載の発明の手段は、請求項1、2、3、4または5の発明において、胴部を円形状と楕円形状と長円形状のいずれか一つの平断面形状とすること、規制帯の幅を(1/4)(L−2D1)に設定すること、にある。(L;平断面の周長、D1;平断面の長径)
【0028】
規制帯の幅を、広く設定すると、内容物をかなり多くに残した状態で、内層変形部の周方向の長さの寸法的な限界により、変形可能な部分がほとんどなくなり、このため、外部容体を手で押圧しても、内容物を注出し難くなる。
【0029】
また、規制帯を狭く設定すると、内層変形部の長さに充分な余裕があるため、容器全体としてはまだ内容物が多く残っている状態でも、容器の注出や保管の状態により、容器の中で、内容物が少なくなりやすい部分では、内部容体の平断面形状が、内容物の流動通路をほぼ閉塞してしまう状態となり、以降内容物のスムーズな注出を実施することができなくなる。
【0030】
円形状の場合長径は直径に相当し、楕円形状および長円形状の場合は手で掴持してのスクイズ性を考慮して通常長径の方向にパーティングラインがあり、規制帯を位置させるが、ここで規制帯の幅を(1/4)(L−2D1)に設定することにより、内層変形部の周方向の長さはちょうど、減容変形による潰れにより胴部の平断面を塞ぐ長さとなる。すなわち、全高さ方向に亘って理想的な変形が進行すれば内容物の注出完了と略同時に、内部容体の全高さ範囲において平断面が略完全に潰れた状態とすることができ、良好な注出性、スクイズ操作性を略最後まで維持することが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1ないし図6は本発明による注出容器の一実施例を示すもので、容器本体1は低密度ポリエチレン製樹脂からなる外層16と、低密度ポリエチレン製樹脂との相溶性が低いナイロン製樹脂からなる内層11と、低密度ポリエチレン製樹脂およびナイロン製樹脂に対して、充分な接着性を発揮する接着性樹脂からなる接着層15とから構成される。
【0032】
容器本体1は、底部4と、円筒状の胴部2と、この胴部2の上端に肩部6を介して起立連設して、外周面に螺条を刻設した円筒状の口部3とからなる壜体状である。
【0033】
容器本体1の高さは160mm、胴部2の円形状平断面の直径は60mm(内径で示す。)である。
【0034】
容器本体1を形成する外層16と内層11は、接着帯32において接着層15で接着固定されている部分を除いて、剥離可能に積層しており、外層16は、充分な機械的強度とスクイズ変形性と復元自在な可撓性とを有する外部容体17を形成し、内層11は、自在に減容変形を発揮できる薄肉の内部容体12を、外部容体17の内側に形成している。(図1、2参照)
【0035】
図3は、胴部2の平断面図を示すが、胴部2の円形状の平断面形状の左右のパーティングライン36の位置(図3では上下の位置に示される。)に、一対の規制帯31が、容器本体1の略全高さ範囲にわたり形成している。
【0036】
この規制帯31は、両側端部に位置する外層17と内層11と細縦帯状の接着層15から形成される接着帯32とその間にある非接着部33から構成されており、この一対の規制帯31により内部容体12の減容変形が規制され、スクイズ操作性を良好なものとしている。
【0037】
また、本実施例では、規制帯の幅は(1/4)(L−2D1)すなわち円形状では(1/4)D(π−2)に従って算出した17mmであり、接着帯32の幅は2mmである。(Dは直径、πは円周率を示す。)
【0038】
このように規制帯31をパーティングライン36上に配置したので、通常容器本体1の正面で、ラベルを貼付したり、印刷をするパーティングライン36に直角な胴部2の前後面は凸凹のないスムーズな状態とすることができ、また接着帯32を細くすることができ、規制帯31が目立たないので外観が良好で商品性の高い容器を提供することができる。
【0039】
この容器本体1のブロー成形は、図7および図8に示すように、外筒63と、この外筒63の内側に位置する内筒62と、外筒63と内筒62の間に、パリソンの中心軸に関して軸対称に位置する二対計4本の縦細帯状の接着層15とを、共押し出ししてパリソン61を成形し、このパリソン61をブロー成形の割り金型を用いて容器本体1に成形する。
【0040】
外周面に螺条を刻設した円筒状の口部3には、吸気部51の一つの実施形態である吸気孔51aを、外部容体17の中心軸に関して、パーティングライン36から90°の位置に軸対称に一対形成している。(図1参照)
【0041】
注出キャップ体41は、中央部に開口部44を形成した頂壁を有し、内周面に容器本体1の口部3と螺合するための螺条を刻設した、有頂円筒状のキャップ本体42と、このキャップ本体42の頂壁の上面に、開口部44の開口縁部に起立連設した注出筒48とを有し、この注出筒48の先端の注出口43から内容物55が外部に注出される構成であり、注出口43をカバーキャップ49で蓋をしている。(図2、4参照)
【0042】
また注出キャップ体41は、螺合により容器本体1の口部3に組付けられ、キャップ本体42の頂壁の下面に垂下設したシール筒片48aと、キャップ本体42の筒壁の内周面下端に付設したシール周条45が、それぞれ容器本体1の口部3の内周面上端と外周面下端に密着して、容器本体1に密に組み付く。
【0043】
また、注出キャップ体41は、キャップ本体42の開口部44に、第1弁体46aを有する第1逆止弁部46を設置することにより、常時は、開口部44を閉鎖して、外部の空気の侵入を阻止する逆止機能を発揮させ、容器本体1をスクイズして内容物55を注出する際には、内部容体12の内圧により開き、開口部44を開放する機能を発揮させる。
【0044】
また、注出キャップ体41には、キャップ本体42の筒壁に、口部3に設けた吸気孔51aの位置に合せた箇所に、第2逆止弁部47を構成する第2弁体47aが付設されており、この第2弁体47aは、吸気孔51aを経て外層16と内層11の層間19に外部の空気を導入する機能と、逆に層間19の空気を外部に逃がさない逆止機能とを有する。
【0045】
次に、上記実施例による、注出容器の使用状態について説明する。
前記のように構成された注出容器においては、容器本体1をスクイズすると、第2弁体47aが閉じた状態であり、内容物55を収容している内部容体12内の圧力が上昇して、第1弁体46aを開き、注出キャップ体41の先端の注出口43より、内容物55が外部に注出され、その分内部容体12は減容変形する。
【0046】
ここで、規制帯31自体は17mmとその幅は広く、この幅全体に接着層15を積層し外層16と内層11を接着している構成であれば、可撓性をもたせるためにその胴部は比較的肉薄に形成されている外部容体17に比較してこの規制帯31が変形し難い骨状の部分となり、均一なスクイズ変形ができず、また手に掴持してスクイズする際にこの骨状の部分により違和感を覚える感触となる。
【0047】
しかしながら、本一実施例では、この規制帯31を幅2mm程の接着帯32で形成しているため、容器本体1の胴部2をどの方向から持ってスクイズしても同じようなスクイズ変形性が得られ、前述した違和感も無くすことができる。
【0048】
容器本体1のスクイズを止め、胴部2に対する押圧を解除すると、外部容体17は弾性的な回復力により、元の形に復元し始め、外部容体17と内部容体12の間すなわち層間19の圧力が低下し、その結果、内部容体12の内圧が外気圧に戻り、第1弁体46aが閉じ、内容物55の注出が止まる。
【0049】
外部容体17の元の形への復元が更に進むと、内部容体12は減容変形した形状を保持したまま、第2弁体47aが開いて吸気孔51aを通して外層16と内層11との層間19に外部の空気が吸引され、この際外層16と内層11との剥離が進行する。
【0050】
図5は、本一実施例の注出容器の、胴部2の平断面図で、内層11(内部容体12)の変形の推移を示した説明図であり、減容変形の理想的な進行状況を平断面で見ると、まず規制帯31で左右に2分された内層変形部11a、11bが扁平状に変形し、この変形が進行して、パーティングライン36を結んだ線上で接触し、さらにこの接触が規制帯31が位置する部分に向かって進展しながら減容変形が進行する。
【0051】
ここで規制帯31の幅を17mmとすることにより、一対の内層変形部11a、11bのそれぞれの周方向の長さは77mmとなるが、この長さは直径と規制帯31の幅を加えたものであり、このように規制帯31の幅を設定することにより、変形がかなり進行した状態においても図5に示されるように、内容物55が略無くなるまで、規制帯31近傍に流動通路56が確保されるので、最後まで良好な注出操作性を維持することが可能となる。
【0052】
図6は本発明の注出容器の一実施例の底面図であるが、容器はピンチオフ部構造を有するブロー成形割り金型でブロー成形されるので、ピンチオフ部で形成された容器本体1の底シール部5では、内層を両側から外層で挟んだサンドイッチ状になっており、外層と内層は剥離可能となっている。
【0053】
図9は、パリソン61での、およびこのパリソン61をピンチオフした状態での接着層15の位置を示した説明図であり、そのうち(a)は規制帯31の左右中心線(幅方向の中心)をパーティングライン36に合わせたケース、(b)はパーティングライン36からずらして位置させたケースについて示してある。
【0054】
中心線をパーティングライン上に配置した場合の接着層15a1、15a2、15a3、15a4に比較して、ずらして配置させたケースではパリソン61でパーティングライン36からより離れて位置する接着層15b1、15b4はピンチオフした状態ではピンチオフ部の長さ方向のより中央に近く位置する。
【0055】
このため容器本体1の底シール部5のより中央に近い位置の2箇所で内層11と外層16を接着固定した部分を形成することができ、この接着部分と底シ−ル部5の左右端部の計4ヶ所が、外層16と内層11からなる積層体の底シール部5における変形に対して結節点の機能を果たし、底シール部5になんらかの力が負荷された状態でも、この力に対抗することができ、底シール部5の割れをより確実に防止することが可能となる。
【0056】
なお、胴部2の平断面形状は上記一実施例で記載した円形状に限定されるものでなく、楕円状、長円状の平断面形状、その他ブロー成形品で一般的に使用される形状においても本発明の作用効果が充分に発揮される。
【0057】
また、上記一実施例では、吸気部51を口部3の外部容体17に小さい丸孔を形成した吸気孔51aとしたが、この吸気部51はこの例に限定されるものでなくたとえば、底シール部5や、ブロー成形時に口部3にピンチオフ部を設けて形成したスリットを吸気部51とすることもできる。
【0058】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成としたので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、一対の細幅の接着帯により規制帯を形成することにより、骨状の変形し難い部分が形成しないので、均一で良好なスクイズ変形性を確保することができ、押圧時における骨状の部分による感触の違和感も無くすことことができると共に、接着帯の形成による外観の劣化を防ぐことができる。
【0059】
また、接着帯を形成する接着性樹脂の使用量も少なくすることができ、材料コストを低く抑えることできる。
【0060】
請求項2記載の発明にあっては、規制帯をパーティングライン近傍に位置させることにより、通常容器の正面部でラベルを貼付したり、印刷をするパーティングラインに直角な胴部の前後面を凸凹のないスムーズな状態とすることができ、外観が良好で商品性の高い容器を提供することが可能となる。
【0061】
請求項3の発明にあっては、規制帯の左右中心線がパーティングライン上に位置するので、規制帯を容器の正面からみてちょうど90°の位置にすることができ、外観をさらに良好にすることができ、また内層の変形を左右のパーティングラインを結んだ線に対して対称にすることが可能となり、良好な操作性、注出性を得ることができる。
【0062】
請求項4の発明にあっては、規制帯の左右中心線をパーティングライン上からずらして位置することにより、底部シール部において接着帯がより中央部に位置することになり、底シール部の割れをより確実に防止することが可能となる。
【0063】
請求項5の発明にあっては、胴部が円筒状にすることにより、細幅の接着帯から形成される規制帯の作用効果と相俟って、どの方向からでも同様なスクイズ性を有したスクイズ容器を提供することができる。
【0064】
請求項6の発明にあっては、胴部の平断面形状を円形状と楕円形状と長円形状のいずれか一つの形状とし、規制帯の幅をこの形状によって決まる一定の幅にすることにより、最後まで良好な注出操作性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出容器の一実施例の容器本体を一部破断して示す、全体斜視図。
【図2】本発明の注出容器の一実施例の容器本体を示す、半縦断側面図。
【図3】図2におけるA−A線に沿って示す、平断面図。
【図4】図2の要部を拡大して示す、半縦断側面図。
【図5】本発明の注出容器の一実施例において、図3に示した平断面図での内層の変形の推移を示す、説明図。
【図6】本発明の注出容器の一実施例の底部を一部拡大して示す、底面図。
【図7】本発明の注出容器の一実施例の容器本体にブロー成形される、パリソンの一実施例を示す側面図。
【図8】図7におけるB−B線に沿って示す、平断面図。
【図9】パリソンおよび、パリソンをピンチオフした状態における接着層の配置を示す、説明図。
【符号の説明】
1 ; 容器本体
2 : 胴部
3 ; 口部
4 ; 底部
5 ; 底シール部
6 ; 肩部
11 ; 内層
11a ; 内層変形部
11b ; 内層変形部
12 ; 内部容体
15 ; 接着層
15a1 ; 接着層
15a2 ; 接着層
15a3 ; 接着層
15a4 ; 接着層
15b1 ; 接着層
15b2 ; 接着層
15b3 ; 接着層
15b4 ; 接着層
16 ; 外層
17 ; 外部容体
19 ; 層間
31 ; 規制帯
32 ; 接着帯
33 ; 非接着部
36 ; パーティングライン
41 ; 注出キャップ体
42 ; キャップ本体
43 ; 注出口
44 ; 開口部
45 ; シール周条
46 ; 第1逆止弁部
46a; 第1弁体
47 ; 第2逆止弁部
47a; 第2弁体
48 ; 注出筒
48a; シール筒片
49 ; カバーキャップ
51 ;吸気部
51a ;吸気孔
55 ; 内容物
56 ; 流動通路
61 ; パリソン
62 ; 内筒
63 ; 外筒[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a squeeze-deformable external container, and the internal container that can be freely reduced in volume is detachably laminated so that the contents can be repeatedly dispensed without sucking outside air. Related to the dispensing container.
[0002]
[Prior art]
Japanese Utility Model Laid-Open No. 57-44063 and Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-22951 have a description of the prior art regarding a squeeze-type dispensing container comprising an internal container and an external container containing the internal container.
[0003]
In the prior art described in Japanese Utility Model Publication No. 57-44063, a vent hole is provided in the bottom of the container body, and after the contents are poured out by squeeze of the container body, the space between the outer container and the inner container is removed. External air is introduced, the inner container retains its deformed shape, and the container body is restored to its original shape by its restoring force.
[0004]
In the prior art described in Japanese Utility Model Publication No. 7-22951, the outer container and the inner container are coupled and fixed, and the passage of the contents from the inner container is allowed, but the entry of the outside air into the contents is prevented. There is a second check valve that allows outside air to pass between the check valve, the external container, and the internal container, but prevents the outside air from entering between the external container and the internal container. It has a configuration.
[0005]
In addition, by providing a pair of vertical belt-like adhesive bands that adhere and fix the external container and the internal container over the entire height range of the container body, the internal volume can be reduced in volume without causing a reduction in the height direction. A method of restricting the form and thereby ensuring a flow path for the contents and smoothing the pouring operation is also generally used, and a pair of adhesive bands are arranged at positions that are axially symmetric with respect to the central axis of the body part. The method is simple and effective.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order for the adhesive band to exhibit its function, an adhesive band having a certain width is required. However, the portion where the adhesive band is formed becomes thick, and the body of the external container is a squeeze container. The adhesive band is shaped like a bone to prevent the uniform squeeze deformation, and the user feels uncomfortable in the hand feeling. There are problems such as that the adhesive resin forming the adhesive band is expensive.
[0007]
Usually, the outer surface of the body of the container is an important part of the appearance of the product by displaying the product name or decorating it by labeling, printing, etc. There were irregularities on the outer surface, there were problems in terms of process and appearance, and there was also a problem in appearance that the bone-shaped adhesive band itself was conspicuous.
[0008]
Therefore, the present invention was devised to solve the above-mentioned problems in the prior art, and the formation of an adhesive band that can be uniformly squeezed and has a small effect on the external appearance is a technical problem. An object of the present invention is to provide a squeeze-type dispensing container that can be smoothly achieved to the end, has a low cost, and has an excellent appearance.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Among the means of the present invention for solving the above technical problem, the means of the invention described in
Having a pouring cap body assembled and fixed to the mouth of the container body;
Provided with a pair of vertical band-shaped regulation bands formed by a pair of vertical thin band-shaped adhesive bands in which the outer layer and the inner layer are bonded over substantially the entire height range of the container body substantially symmetrically about the central axis of the outer container. thing,
Providing the dispensing cap body with a first check valve portion that prevents backflow of contents into the internal container and entry of external air;
The external container is provided with an intake portion for introducing external air between the outer layer and the inner layer, and a second check valve portion is provided to open and close the intake portion so that air cannot be discharged from the intake portion. ,
It is in.
[0010]
In the first aspect of the invention, after the contents are poured out by the squeeze of the container body, when the squeeze is stopped and the pressing is released, the external container starts to be restored to its original shape by an elastic recovery force. The function of the first check valve provided on the dispensing cap body stops the dispensing of the contents, the backflow of the contents and the inflow of outside air to the internal container are stopped, and the internal container is reduced in volume and deformed. Therefore, external air is introduced between the outer layer and the inner layer from the intake portion, and the outer container is restored to its original shape.
[0011]
When the external container is squeezed again from its original shape, the air between the layers is sealed by the second check valve, so this air is pressurized and pressure is applied to the internal container. Things are poured out.
[0012]
Because the first check valve portion does not allow the outside air to flow into the internal container, there is no air pool in the internal container, and therefore the contents are always located facing the opening. Regardless of the posture of the dispensing container, the contents can be easily and quickly poured out, and problems such as decomposition of the contents and oxidative deterioration due to air can be prevented.
[0013]
The vertical band-shaped regulation band is formed from an adhesive band located at both end portions and a portion sandwiched between the adhesive bands and where the outer layer and the inner layer are not bonded (hereinafter referred to as a non-bonded portion). The effect of regulating the volume-reducing deformation of the inner layer is exerted in the entire width including the adhesive bands of the portion and both end portions.
[0014]
When this regulation band is formed over a substantially entire height range of the container body and a pair is formed substantially symmetrically with respect to the central axis of the outer container, free volume reduction deformation of the inner container is restricted, and As seen, the contents of the squeeze operation are poured out while the center part of a pair of unbonded inner layer parts (hereinafter referred to as inner layer deformed parts) located on both sides of this restricted zone is deformed flat. As the process progresses, the volumetric deformation of the internal body proceeds.
[0015]
Here, the pair of vertical and narrow band-shaped adhesive bands that form the regulation band is formed by a blow molding process, and in this process, the width may be narrowed within a range allowed from the viewpoint of technical, productivity, and the like. As a result, the entire width of the regulation band does not become thick and bone-like, so that uniform squeeze deformability can be secured over the entire body of the container, and the feeling of discomfort due to the bone-like vertical band when pressed is also felt Can be lost.
[0016]
Moreover, although the usage-amount of adhesive resin which forms an adhesive belt can also be decreased, since this adhesive resin is expensive normally, material cost can be restrained low.
[0017]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, a pair of restriction bands are provided in the vicinity of the left and right parting lines of the external container.
[0018]
According to the above configuration of the present invention, the front and rear surfaces of the body perpendicular to the parting line to be printed are irregularly formed by attaching the label on the front part of the normal container by positioning the regulation band in the vicinity of the parting line. It is possible to provide a container having a good appearance and high merchantability.
[0019]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the left-right center line of the restriction band is located on the parting line.
[0020]
According to the above-described configuration of the third aspect, the regulation band can be positioned at an angle of 90 ° when viewed from the front of the container, and the appearance can be further improved. It becomes possible to make it symmetrical with respect to the connected line, and good operability and pouring property can be obtained.
[0021]
According to a fourth aspect of the present invention, in the second aspect of the invention, the right and left center line of the regulation band is shifted from the parting line.
[0022]
Since the container is usually blow-molded with a blow molding split mold having a pinch-off structure, the bottom seal part of the container body formed by the bottom pinch-off part is sandwiched between the inner layers from both sides. The outer layer and the inner layer are peelable.
[0023]
Here, the bottom seal part is formed by sandwiching a cylindrical parison from both sides with a pinch-off part of a split mold from a direction perpendicular to the direction of the parting line, and flattening the container. When the right and left center lines of the regulation band are shifted from the parting line in the main body, the adhesive band located at a position further away from the parting line is the bottom of the pair of adhesive bands forming the regulation band. In the seal portion, the seal portion is positioned closer to the center in the left-right length direction.
[0024]
For this reason, it is possible to form a portion where the inner layer and the outer layer are bonded at two positions closer to the center of the bottom seal portion, and the four portions of the bonded portion and the left and right end portions of the bottom seal portion are formed from the outer layer and the inner layer. It acts as a nodal point against deformation in the bottom seal part of the laminated body, and even when a force is applied to the bottom seal part, it can counter this force and more reliably crack the bottom seal part It becomes possible to prevent.
[0025]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the invention according to the first, second, third or fourth aspect, wherein the body portion has a circular flat cross-sectional shape.
[0026]
If the trunk is cylindrical, the squeeze container can be used without worrying about the gripping direction. In the case of a circular shape, the squeeze container is usually oval or oval. It is necessary to set the width of the regulation band wider in order to obtain better pouring operability compared to those having a flat cross-sectional shape such as a shape. Since it is formed by an adhesive band, it is possible to provide a squeeze container having a cylindrical body having a similar squeeze property from any direction without the wide regulation band hindering uniformity of squeeze deformation. it can.
[0027]
According to a sixth aspect of the invention, in the first, second, third, fourth, or fifth aspect of the invention, the body portion has a flat cross-sectional shape of any one of a circular shape, an elliptical shape, and an oval shape, The band width is set to (1/4) (L-2D1). (L: circumference of flat section, D1: long diameter of flat section)
[0028]
If the width of the regulation band is set wide, the deformable part is almost eliminated due to the dimensional limit of the circumferential length of the inner layer deformation part with a large amount of contents remaining. Even if the hand is pressed, it becomes difficult to pour the contents.
[0029]
In addition, if the regulation band is set narrowly, there is a sufficient margin in the length of the inner layer deformed part, so even if a large amount of content remains as a whole container, depending on the state of the container being poured out and stored, In particular, in a portion where the content tends to decrease, the flat cross-sectional shape of the internal content almost clogs the flow passage of the content, and thereafter it becomes impossible to smoothly dispense the content.
[0030]
In the case of a circular shape, the major axis corresponds to the diameter. In the case of an ellipse and an ellipse, the parting line is usually located in the direction of the major axis in consideration of the squeeze by gripping by hand, and the regulation band is positioned. Here, by setting the width of the restriction band to (1/4) (L-2D1), the length in the circumferential direction of the inner layer deformed portion is just the length to block the flat cross section of the trunk portion by crushing due to volumetric deformation. It becomes. That is, if the ideal deformation progresses over the entire height direction, the flat cross section can be almost completely crushed in the entire height range of the internal container almost simultaneously with the completion of the content extraction, which is favorable. It is possible to maintain the pouring property and the squeeze operability almost to the end.
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 6 show an embodiment of a dispensing container according to the present invention. The
[0032]
The
[0033]
The height of the
[0034]
The
[0035]
FIG. 3 is a plan sectional view of the
[0036]
The
[0037]
In this embodiment, the width of the regulation band is 17 mm calculated according to (1/4) (L-2D1), that is, (1/4) D (π-2) in the circular shape, and the width of the
[0038]
Since the
[0039]
As shown in FIGS. 7 and 8, the blow molding of the
[0040]
In the
[0041]
The dispensing
[0042]
Further, the dispensing
[0043]
In addition, the dispensing
[0044]
The dispensing
[0045]
Next, the usage state of the dispensing container according to the above embodiment will be described.
In the dispensing container configured as described above, when the
[0046]
Here, the
[0047]
However, in this embodiment, since the
[0048]
When the squeeze of the
[0049]
When the
[0050]
FIG. 5 is a plan sectional view of the
[0051]
Here, by setting the width of the
[0052]
FIG. 6 is a bottom view of an embodiment of the dispensing container according to the present invention. Since the container is blow-molded by a blow molding split mold having a pinch-off part structure, the bottom of the
[0053]
FIG. 9 is an explanatory view showing the position of the
[0054]
Compared to the adhesive layers 15a1, 15a2, 15a3, and 15a4 when the center line is arranged on the parting line, the adhesive layer 15b1 that is located farther from the
[0055]
For this reason, it is possible to form a portion where the
[0056]
In addition, the flat cross-sectional shape of the trunk |
[0057]
In the above embodiment, the
[0058]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, the following effects can be obtained.
In the first aspect of the present invention, since the restriction band is formed by the pair of narrow adhesive bands, a bone-like hardly deformable portion is not formed, so that uniform and good squeeze deformability is ensured. It is possible to eliminate the uncomfortable feeling caused by the bone-like portion during pressing, and to prevent the appearance from being deteriorated due to the formation of an adhesive band.
[0059]
In addition, the amount of adhesive resin used to form the adhesive band can be reduced, and the material cost can be kept low.
[0060]
In the invention according to
[0061]
In the invention of
[0062]
In the invention of
[0063]
In the invention of
[0064]
In the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a container body according to an embodiment of the present invention, partially broken away.
FIG. 2 is a half vertical side view showing a container body of an embodiment of the dispensing container of the present invention.
3 is a plan sectional view taken along the line AA in FIG. 2. FIG.
FIG. 4 is a half vertical side view showing an enlarged main part of FIG. 2;
FIG. 5 is an explanatory view showing the transition of the deformation of the inner layer in the plan sectional view shown in FIG. 3 in one embodiment of the dispensing container of the present invention.
FIG. 6 is a bottom view showing a partially enlarged bottom portion of one embodiment of the dispensing container of the present invention.
FIG. 7 is a side view showing an embodiment of a parison that is blow-molded on a container body of an embodiment of the dispensing container of the present invention.
8 is a cross-sectional plan view taken along line BB in FIG.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing the arrangement of the parison and the adhesive layer in a state where the parison is pinched off.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002223859A JP4001367B2 (en) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | Dispensing container |
EP02775444A EP1449779B1 (en) | 2001-10-31 | 2002-10-31 | Blow-moulded container |
DE60237304T DE60237304D1 (en) | 2001-10-31 | 2002-10-31 | BLASTED CONTAINER |
US10/432,961 US6976600B2 (en) | 2001-10-31 | 2002-10-31 | Blow-molded container that is peelably laminated |
PCT/JP2002/011356 WO2003037726A1 (en) | 2001-10-31 | 2002-10-31 | Blow-molded container |
CA2433407A CA2433407C (en) | 2001-10-31 | 2002-10-31 | Blow-molded container |
AU2002343802A AU2002343802B2 (en) | 2001-10-31 | 2002-10-31 | Blow-molded container |
CNB02803337XA CN1247414C (en) | 2001-10-31 | 2002-10-31 | Blow-molded container |
TW091133628A TWI238803B (en) | 2001-10-31 | 2002-11-18 | Blow-molded container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002223859A JP4001367B2 (en) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | Dispensing container |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004059131A JP2004059131A (en) | 2004-02-26 |
JP4001367B2 true JP4001367B2 (en) | 2007-10-31 |
Family
ID=31943509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002223859A Expired - Lifetime JP4001367B2 (en) | 2001-10-31 | 2002-07-31 | Dispensing container |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4001367B2 (en) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4846428B2 (en) * | 2006-04-25 | 2011-12-28 | 株式会社吉野工業所 | Delamination bottle |
JP2007320644A (en) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Kao Corp | Packaging material for beverage and food |
JP4789709B2 (en) * | 2006-06-09 | 2011-10-12 | 花王株式会社 | Container with cap |
JP4789708B2 (en) * | 2006-06-09 | 2011-10-12 | 花王株式会社 | Container with cap |
JP5077553B2 (en) * | 2007-12-19 | 2012-11-21 | 花王株式会社 | Squeeze container |
JP5542604B2 (en) * | 2010-09-29 | 2014-07-09 | 株式会社吉野工業所 | Dispensing container |
JP5773311B2 (en) * | 2010-09-30 | 2015-09-02 | 株式会社吉野工業所 | Blow molding container |
JP5697082B2 (en) * | 2010-11-30 | 2015-04-08 | 株式会社吉野工業所 | Blow molding container |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002223859A patent/JP4001367B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004059131A (en) | 2004-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6742676B2 (en) | Pouring vessel | |
JP4883506B2 (en) | Discharge container | |
US8057118B2 (en) | Dispenser seal | |
CA2433407C (en) | Blow-molded container | |
JP3938300B2 (en) | Dispensing container | |
KR20040099464A (en) | Containers comprising at least one label made of an elastomeric material adhered to a wall | |
JP5697082B2 (en) | Blow molding container | |
JP2004231280A (en) | Synthetic resin container | |
JP4001367B2 (en) | Dispensing container | |
JP5773311B2 (en) | Blow molding container | |
JP3994145B2 (en) | Dispensing container | |
WO2016121344A1 (en) | Double-walled container | |
CN108996007A (en) | Bottle cap applied to flexible package punch | |
JP4131429B2 (en) | Dispensing container | |
JP5111836B2 (en) | Outlet | |
US9815610B2 (en) | Squeeze container | |
JP3979625B2 (en) | Dispensing container | |
JP4143964B2 (en) | Dispensing container | |
JP2004231270A (en) | Synthetic resin container | |
JP2015143133A (en) | Double squeeze container | |
JP4051411B2 (en) | Plastic container | |
JP4478404B2 (en) | Tube container | |
JP7522544B2 (en) | Container cap and nozzle replacement set for container cap | |
JP3858169B2 (en) | Blow molding container | |
JP6427413B2 (en) | Inner bag for double container |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20020912 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4001367 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |