JP4000350B2 - 情報処理装置および燃料補給支援プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および燃料補給支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の給油口の位置や、給油口に設けられた蓋を開閉するための操作部の位置は、車種によって異なっている。また、補給すべき燃料の種類(たとえば、ハイオクガソリンまたはレギュラーガソリン)も、車種によって異なっている。
【0003】
従来のカーナビゲーションシステムでは、最寄りのガソリンスタンドまでの経路を検索するシステムは提案されており(たとえば、特許文献1参照)、給油が必要になった際のガソリンスタンドへのアクセスが容易となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−317951号公報(要約および特許請求の範囲)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のカーナビゲーションシステムでは、経路の案内や検索のみであり、自動車そのものに関する知識が不十分な運転者にとっては、経路や目的地以外の情報が必要なのにも拘わらず、十分な情報はカーナビゲーションシステムからは得られない状況にある。たとえば、業者等から借りた自動車を運転している場合には、ガソリンの補給口の位置や補給すべき燃料の種類をよく把握していないため、ガソリンスタンドにおいてどの給油機で給油を受けるべきかがよく分からない場合がある。
【0006】
また、補給口に設けられた蓋を開けるための操作部の位置が分からず、補給に手間取る場合がある。また、他の操作部等を操作してしまい、自動車に不具合が生じてしまうこともある。
【0007】
更に、給油すべき燃料を誤った場合には、自動車の走行性能が低下する場合があり、最悪の場合にはそれによってエンジン等に不具合が発生する場合がある。
【0008】
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、ガソリンスタンド等において、燃料補給がスムーズに行えるようにした情報処理装置および燃料補給支援プログラムを提供しよう、とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、自動車に搭載される情報処理装置において、自動車が燃料補給所に接近したことを検出する接近検出手段と、接近検出手段 によって燃料補給所に接近したことが検出された場合には、燃料を補給する際に必要な所定の処理を実行する処理手段と、を有し、処理手段は、接近検出手段によって自動車が燃料補給所に接近したことが検出された場合には、燃料補給口を覆う蓋を自動的に開放する処理を実行することとしている。
【0010】
また、他の発明は、自動車に搭載される情報処理装置において、自動車が燃料補給所に接近したことを検出する接近検出手段と、接近検出手段によって燃料補給所に接近したことが検出された場合には、燃料補給の際に必要となる所定の処理を実行する処理手段と、を有し、接近検出手段によって燃料補給所に接近したことが検出された後、自動車が再発車したことを検出する再発車検出手段と、燃料補給口を覆う蓋の状態を検出する蓋状態検出手段と、を更に有し、処理手段は、再発車検出手段によって再発車されたことが検出された場合であって、蓋状態検出手段により上記蓋が開いていることが検出された場合には、蓋が開いていることを示す情報を提示する処理、表示装置にGUIとして操作ボタンを表示させ、操作ボタンが操作された場合には蓋を閉じる処理、または蓋を自動的に閉じる処理のいずれかを実行することとしている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0024】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。この実施の形態に係る装置は、自動車に搭載され、給油の際に必要な情報を運転者に提供する情報処理装置であり、たとえば、カーナビゲーションシステムとして実施される。
【0025】
図1に示すように、本実施の第1の形態に係る情報処理装置としてのカーナビゲーションシステムは、CPU(Central Processing Unit)10、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、DVD(Digital Versatile Disk)再生装置13、画像処理部14、I/F(Interface)15、バス16、LCD(Liquid Crystal Display)モニタ17、GPS(Global Positioning System)装置18、センサ群19、入力装置20、およびアクチュエータ21によって構成されている。
【0026】
ここで、接近検出手段の一部および処理手段の一部であるCPU10は、EERPOM11またはDVD再生装置13に格納されているプログラムに従って各種演算処理を実行するとともに、装置の各部を制御する制御部となる。
【0027】
EEPROM11は、CPU10が実行する基本的なプログラムやデータを格納するメモリである。なお、EEPROM11は、電気的に書換え可能なROMであり、装置への電源の供給が遮断された場合でも格納されている情報を保持することができるメモリである。
【0028】
RAM12は、CPU10が実行途中のプログラムや、演算途中のデータを一時的に格納するメモリである。
【0029】
接近検出手段の一部に相当するDVD再生装置13は、記録媒体であるDVDに格納されているプログラムやデータをCPU10からの要求に応じて読み出す記憶装置である。
【0030】
画像処理部14は、CPU10から供給された描画命令に従って描画処理を実行し、得られた画像データを映像信号に変換してLCDモニタ17に出力する回路である。
【0031】
I/F15は、GPS装置18、センサ群19、および入力装置20から出力された信号の表現形式を変換して入力するとともに、CPU10の制御に応じてアクチュエータ21を制御する回路である。
【0032】
バス16は、CPU10、EEPROM11、RAM12、DVD再生装置13、画像処理部14、およびI/F15を相互に接続し、これらの間でデータのやりとりを可能にする信号線群である。
【0033】
処理手段の一部であり、また表示装置に相当するLCDモニタ17は、画像処理部14から出力された映像信号に基づき各種映像を表示する装置である。
【0034】
接近検出手段の一部であるGPS装置18は、複数の衛星から送信されてくる電波を受信し、それらの時間差を計算することにより、自車の位置を検出する装置である。
【0035】
接近検出手段の一部、再発車検出手段、および蓋状態検出手段であるセンサ群19は、車速を検出する車速センサ、ハンドルの操作角度を検出するハンドル角度センサ、ガソリンタンクの補給口に設けられている蓋(以下、フューエルリッドと称する)が開いているかまたは閉じているかを検出するフューエルリッドセンサ等によって構成されている。
【0036】
入力装置20は、ユーザの操作に応じた信号を発生して出力する装置であり、たとえば、タッチパネルやリモートコントローラによって構成されている。
【0037】
処理手段の一部であるアクチュエータ21は、CPU10の制御に応じて、フューエルリッドを開閉するための駆動部である。アクチュエータとしては、モータを利用したアクチュエータや、圧電素子や電歪素子を利用したアクチュエータ等を利用することができる。
【0038】
つぎに、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
【0039】
図1に示す情報処理装置が搭載された自動車が給油を受けるために、ガソリンスタンドに接近すると、CPU10は、GPS装置18によって検出される自車位置と、DVD再生装置13のDVDに格納されている地図情報とを対比することにより、自車がガソリンスタンドに接近していることを検出する。
【0040】
そして、ガソリンスタンドと自車の位置とが所定の距離以下に接近した場合には、CPU10は、ガソリンスタンドにおいて給油をするものと判断し、EEPROM11に格納されている給油情報を取得する。なお、ガソリンスタンドと自車の距離のみならず、たとえば、センサ群19に含まれているハンドル角度センサからの出力を参照し、ガソリンスタンドの近くで所定の角度以上ハンドルが切られた場合や、車速センサからの出力を参照し、車速が所定の速度以下になった場合には、ガソリンスタンドで給油するものと判断するようにしてもよい。そのような方法によれば、地図情報のみを用いた場合に比べて、ガソリンスタンドで給油がなされるか否かを正確に判断することができる。
【0041】
図2は、給油情報の一例を示す図である。この図の例では、給油情報は、車種を示す情報(この例では、「GVR−XX」)、フューエルリッドの位置を示す情報(この例では、「右後部」)、燃料の種類を示す情報(この例では、「レギュラーガソリン」)、フューエルリッドの制御方法を示す情報(この例では、「ポート:0XA、開:0X12、閉:0X13」(それぞれ、出力ポート番号、フューエルリッドを開けるための制御コード、フューエルリッドを閉じるための制御コードを示している。))、フューエルリッドの位置を説明する情報(この例では、ファイル名「fuel_lid.gif」)、およびフューエルリッドオープナー(フューエルリッドを開けるための操作部)の位置を説明する情報(この例では、ファイル名「fuel_lid_opener.gif」)がそれぞれ格納されている。
【0042】
CPU10は、取得した給油情報から、まず、フューエルリッド情報を取り出し、該当する画像データをLCDモニタ17に表示させる。この例では、フューエルリッド情報である「fuel_lid.gif」は、画像データのファイル名を示しているので、CPU10は、EEPROM11またはDVD再生装置13から該当する画像データを取得し、画像処理部14に供給する。また、CPU10は、給油情報から燃料の種類を示す情報(この例では、「レギュラーガソリン」)を取り出し、メッセージを生成して、画像処理部14に共有する。その結果、LCDモニタ17の表示部22には、図3に示すような画像が表示されることになる。
【0043】
図3の例では、車体を示す画像が画面中央に表示されており、その左下部分にフューエルリッドの位置を示す矢印が表示されている。また、画面の上部には、メッセージ「レギュラーガソリンを給油してください。」が表示されている。
【0044】
運転者は、図3に示す画像および矢印によって、フューエルリッドの位置を知ることができ、また、メッセージによって給油すべき燃料の種類を知ることができる。このため、ガソリンスタンド内に複数設置されている給油機(燃料補給装置)の中から、燃料の種類と、補給口の位置とに適合した給油機を迅速に選択することが可能になる。
【0045】
つぎに、CPU10は、センサ群19に含まれている車速センサからの出力を参照し、自車が停車した場合(車速が“0”になった場合)には、給油情報に含まれているフューエルリッドオープナー情報を取り出し、該当する画像をLCDモニタ17の表示部22に表示させる。この例では、フューエルリッドオープナー情報である「fuel_lid_opener.gif」は、画像データのファイル名であるので、CPU10は、EEPROM11、またはDVD再生装置13から該当する画像データを取得し、画像処理部14に供給する。その結果、LCDモニタ17の表示部22には、図4に示すような画像が表示されることになる。
【0046】
図4に示す例では、フューエルリッドオープナーの位置を示す画像が表示されており、また、その操作方法が画面右上に拡大表示されている。このような表示画面を参照することにより、運転者はフューエルリッドオープナーの位置と、操作方法を知ることができるので、速やかに給油を受けることが可能になる。
【0047】
なお、以上の実施の形態では、フューエルリッドオープナーの位置を画像として表示するようにしたが、たとえば、図5(a)に示すように、フューエルリッドを開けるためのボタンをGUI(Graphical User Interface)として表示させておき、このボタンが操作された場合には、CPU10が、図2に示すフューエルリッド制御情報に従って、ポート0XAから制御コード“0X12”を出力してアクチュエータ21を制御し、フューエルリッドを開放するようにしてもよい。また、ボタンが操作された後に、センサ群19からの出力を参照し、フューエルリッドが開いているか否かを確認し、確認した結果をLCDモニタ17にフィードバックするようにしてもよい。
【0048】
このような実施の形態によれば、GUIを操作することにより、フューエルリッドを開放することができるので、座席の下部に設置されていることが一般的であるフューエルリッドオープナーを操作する場合に比較して、容易に給油を受けることが可能になる。
【0049】
また、図5(a)に示すような画面を表示することなく、フューエルリッドを自動的に開放した後、図5(b)に示すような画面を表示するようにしてもよい。この場合、ガソリンスタンドに入ったことを検知した後、CPU10がセンサ群19に含まれている車速センサからの出力を参照し、車速が“0”になった場合には、アクチュエータ21を制御してフューエルリッドを開放するようにすればよい。
【0050】
なお、自動車が停車したことを検出する方法としては、前述のように車速が“0”になったことを検出する方法の他、トランスミッションがパーキング(P)またはニュートラル(N)の状態にされたことを検出する方法や、ハンドブレーキが引かれたことを検出する方法や、エンジンが停止されたことを検出する方法がある。
【0051】
給油が終了し、自動車が発進されると、CPU10は、センサ群19の出力を参照し、フューエルリッドが閉じた状態か否かを検出する。そして、自動車が発進されたにも拘わらず、フューエルリッドが開いた状態である場合には、図6(a)に示すような画像をLCDモニタ17の表示部22に表示させ、運転者の注意を促す。この図の例では、メッセージ「フューエルリッドが開いたままです。安全を確認して、停車した後、フューエルリッドを閉じてください。」が表示されている。このようなメッセージを参照することにより、ガソリンスタンドの従業員がフューエルリッドを閉め忘れたような場合でも、フューエルリッドを確実に閉めることが可能になる。
【0052】
また、発進した後にフューエルリッドが開いていることが検出された場合には、CPU10が、図2に示すフューエルリッド制御情報に従って、ポート0XAから制御コード“0X13”を出力してアクチュエータ21を制御し、フューエルリッドを自動的に閉じた後、図6(b)に示すようなメッセージ「フューエルリッドが開いたままの状態でしたので、自動的に閉じました。」を表示するようにしてもよい。このような構成によれば、自動車を停車させて運転者が自らフューエルリッドを閉じるという手間を省くことが可能になる。また、走行中に振動等によってフューエルリッドが開いてしまった場合でも走行しながらフューエルリッドを閉じることが可能になる。
【0053】
つぎに、図7を参照して、以上の実施の形態においてCPU10が実行する処理の流れについて説明する。図7は、図1に示すCPU10が実行する処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下の処理が実行される。
【0054】
ステップS10:CPU10は、GPS装置18から供給される自車位置に対応する地図情報を、DVD再生装置13から読み出し、自車がガソリンスタンドに接近しているか否かを検出する。その結果、ガソリンスタンドに接近していると判定した場合にはステップS11に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0055】
ステップS11:CPU10は、フューエルリッドの位置を示す情報を取得し、LCDモニタ17に表示させる。すなわち、CPU10は、図2に示す給油情報からフューエルリッド情報を取得し、該当するファイルをEEPROM11またはDVD再生装置13から読み出して画像処理部14に供給する。その結果、図3に示すような画面がLCDモニタ17に表示される。
【0056】
ステップS12:CPU10は、停車中であるか否かを判定し、停車中である場合にはステップS13に進み、それ以外の場合には同一の処理を繰り返す。すなわち、CPU10は、センサ群19に含まれている車速センサから出力される信号を参照し、車速が“0”であることを検出した場合には、停車中であるとしてステップS13に進み、それ以外の場合には同一の処理を繰り返す。
【0057】
ステップS13:CPU10は、フューエルリッドオープナーの位置を示す情報を取得し、LCDモニタ17に表示させる。すなわち、CPU10は、図2に示す給油情報からフューエルリッドオープナー情報を取得し、該当するファイルをEEPROM11またはDVD再生装置13から読み出して画像処理部14に供給する。その結果、図4に示すような画面がLCDモニタ17の表示部22に表示される。
【0058】
ステップS14:CPU10は、再発車したか否かを判定し、再発車した場合にはステップS15に進み、それ以外の場合には同一の処理を繰り返す。すなわち、CPU10は、センサ群19に含まれている車速センサから出力される信号を参照し、車速が“0”以外であることを検出した場合には、自動車が再発車されたとしてステップS15に進み、それ以外の場合には同一の処理を繰り返す。
【0059】
ステップS15:CPU10は、センサ群19に含まれているフューエルリッドセンサからの出力を参照し、フューエルリッドが開いた状態か否かを検出し、フューエルリッドが開いている場合にはステップS16に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0060】
ステップS16:CPU10は、図6(a)に示すような警告メッセージをLCDモニタ17の表示部22に表示させ、処理を終了する。
【0061】
つぎに、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置について説明する。
【0062】
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置を利用した給油システムの構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第2の実施の形態は、ガソリンスタンド側装置50および自動車側装置60によって構成されており、それぞれの装置は通信用のアンテナ51,61を具備している。
【0063】
ここで、ガソリンスタンド側装置50は、ガソリンスタンドに設置されており、自動車がガソリンスタンドにゲートインした場合には、その自動車に対してガソリンスタンド内における給油機の配置状態を示す情報を送信する。
【0064】
図9は、ガソリンスタンド側装置50の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、ガソリンスタンド側装置50は、CPU70、ROM71、RAM72、HDD(Hard Disk Drive)73、画像処理部74、I/F75、バス76、表示装置77、入力装置78、および通信装置79によって構成されている。なお、以下では、図1に示す実施の形態と同一の構成部分については、説明を省略または簡略化する。
【0065】
ROM71は、CPU10が実行する基本的なプログラムやデータを格納するメモリである。
【0066】
HDD73は、CPU10が実行するプログラムやデータを格納する記憶装置である。表示装置77は、LCDモニタ17と同様に画像等を表示する装置である。
【0067】
入力装置78は、キーボードやマウス等によって構成されており、ユーザの操作に応じた信号を生成して出力する装置である。
【0068】
通信装置79は、たとえば、電波を伝送媒体として、自動車側装置60との間でデータを授受することができる装置(たとえば、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント装置)である。
【0069】
一方、図10は、自動車側装置60の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、自動車側装置60は、CPU10、EEPROM11、RAM12、DVD再生装置13、画像処理部14、I/F15、バス16、LCDモニタ17、GPS装置18、センサ群19、入力装置20、および通信装置22によって構成されている。なお、この図において、図1に示す実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0070】
図10に示す自動車側装置60では、図1の場合と比較して、アクチュエータ21が図面を簡略化する目的で省略してある。また、新たに通信装置22を付加している。その他の構成は、図1の場合の情報処理装置と同様である。
【0071】
ここで、通信装置22は、たとえば、電波を伝送媒体として、ガソリンスタンド側装置50との間でデータを授受することができる装置(たとえば、無線LANの端末装置)である。
【0072】
なお、図8に示す第2の実施の形態では、ガソリンスタンド側装置50と自動車側装置60とが電波を介して直接通信を行うようにしたが、たとえば、ガソリンスタンド側装置50をインターネットに接続されたwebサーバとし、自動車側装置60が基地局を介してインターネット上のガソリンスタンド側装置50に接続される構成としてもよい。その場合は、地図情報にガソリンスタンド側装置50であるwebサーバのURL(Uniform Resource Locater)を格納しておき、ガソリンスタンドにゲートインした場合には、自動車側装置60が、基地局を介してこのURLによって示されるリソースにアクセスするようにすればよい。
【0073】
つぎに、本発明の第2の実施の形態の動作について説明する。
【0074】
図8に示す自動車側装置60を搭載した自動車が、ガソリンスタンド側装置50が設置されているガソリンスタンドに接近すると、ガソリンスタンド側装置50は、自動車側装置60の通信装置79が送信している識別コード(ガソリンスタンドであることを示す識別コード)を受信し、ガソリンスタンドに自動車が接近していることを検出する。
【0075】
自動車側装置60のCPU10は、センサ群19からの出力を参照し、たとえば、車速センサからの出力により車速が減速されたことを検出した場合や、ハンドル角度センサからの出力によりハンドルが所定の角度以上切られた場合には、ガソリンスタンドにゲートインするものと判断し、通信装置22により、ガソリンスタンド側装置50に対して通信要求を行う。
【0076】
その結果、ガソリンスタンド側装置50のCPU70は、通信装置79により、通信要求がなされたことを検出し、HDD73からガソリンスタンド内の給油機の配置等を示す地図情報を読み出し、要求を行った自動車側装置60に向けて送信する。
【0077】
自動車側装置60では、ガソリンスタンド側装置50から送信されてきた地図情報を、通信装置22を介して受信し、RAM12に格納する。そして、CPU10は、EEPROM11に格納されている給油情報(図2参照)からフューエルリッド位置を示す情報と、燃料の種類を示す情報とを取得し、RAM12に格納されている地図情報とを対比することにより、給油すべき給油機を選択し、その経路を示す画像を生成した後、LCDモニタ17に表示させる。
【0078】
図11は、このとき、自動車側装置60のLCDモニタ17の表示部22に表示される画面の一例である。この例では、ガソリンスタンド内における4台の給油機A〜Dの配置と、それぞれの給油機で給油可能なガソリンの種類とが表示されている。また、図の下部には、メッセージ「給油機Aで、レギュラーガソリンを給油して下さい。」が表示されているとともに、給油機Aまでの経路が矢印で示されている。すなわち、この例では、図2に示すように、フューエルリッドの位置は右後部であり、また、給油する燃料の種類はレギュラーガソリンであることから、まず、レギュラーガソリンを給油可能な給油機A,Bが選択され、つぎに、フューエルリッドが右側に装備されている自動車に対応している給油機Aが選択される。そして、選択された給油機Aまでの経路がLCDモニタ17に表示されることになる。
【0079】
なお、これ以降の処理については、第1の実施の形態の場合と同様である。
【0080】
以上の第2の実施の形態によれば、ガソリンスタンド内の給油機の配置状態を示す地図情報をガソリンスタンド側装置50から受信し、給油情報を参照して給油すべき給油機を選択するとともに、給油機までの経路を表示するようにしたので、自動車側装置60を有している自動車は、適切な給油機まで迷わず移動することが可能になる。
【0081】
つぎに、図12を参照して、第2の実施の形態の自動車側装置60においてCPU10が実行する処理の一例について説明する。図12に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0082】
ステップS30:CPU10は、通信装置22によってガソリンスタンドの識別コードが受信されたか否かを判定し、ガソリンスタンドに接近したか否かを判定する。その結果、ガソリンスタンドに接近した場合には、ステップS31に進み、それ以外の場合には、処理を終了し、スタートに戻る。
【0083】
ステップS31:CPU10は、通信装置22を介してガソリンスタンド側装置50に対して通信要求を行う。
【0084】
ステップS32:CPU10は、ガソリンスタンド側装置50から、地図情報を取得する。
【0085】
ステップS33:CPU10は、EEPROM11に格納されている給油情報(図2参照)からフューエルリッドの位置を示す情報(図2の例では「右後部」)を取得する。
【0086】
ステップS34:CPU10は、EEPROM11に格納されている給油情報(図2参照)から燃料の種類を示す情報(図2の例では「レギュラーガソリン))を取得する。
【0087】
ステップS35:CPU10は、ステップS34において取得した燃料の種類に該当する給油機を地図情報から選択する。
【0088】
ステップS36:CPU10は、ステップS35において選択された給油機のうち、ステップS33において取得したフューエルリッドの位置に対応する給油機を特定する。
【0089】
ステップS37:CPU10は、ステップS36において特定された給油機までの経路をLCDモニタ17に対して表示させる。その結果、図11に示すような画像がLCDモニタ17の表示部22に表示されることになる。
【0090】
なお、以上の第2の実施の形態では、燃料の種類とフューエルリッドの位置を示す情報のみを参照して、給油機を検索するようにしたが、各給油機が使用中であるか否かを示す情報もガソリンスタンド側装置50から送信するようにし、空いている給油装置に優先的に案内するようにしてもよい。
【0091】
また、図2に示すフューエルリッド位置を示す情報と、燃料の種類を示す情報を、自動車側装置60からガソリンスタンド側装置50へ送信し、ガソリンスタンド側装置50によって給油を受けるべき給油機を特定し、ガソリンスタンド内に設けられた表示装置の一種である電光掲示板や、ガソリンスタンドの床面に設置された表示装置に経路を表示させることも可能である。このようにすれば、LCDモニタ17の表示内容と実際の給油機との対応関係を判断する必要がなくなるため、目的の給油機まで迅速に移動することが可能になる。
【0092】
また、給油すべき燃料の種類とフューエルリッド位置をガソリンスタンド内の電光掲示板等に表示するようにすれば、ガソリンスタンドの従業員が自動車がゲートインした時点で、これらの情報を知ることができるので、給油を受けるべき給油機まで迅速に案内することができる。
【0093】
また、上述の第2の実施の形態では、自動車側装置60のCPU10がデータ処理を主に実行するようにしたが、ステップS33〜S36の各ステップの処理を、ガソリンスタンド側装置50のCPU70がCPU10と協働して行い、図11に示す地図のデータをガソリンスタンド側装置50で生成した後、自動車側装置60に送信するようにしてもよい。
【0094】
また、自動車側装置60については、たとえば、給油情報が書き込まれたカード型のデバイスとして構成し、自動車がガソリンスタンドにゲートインした場合には、ガソリンスタンド側装置50が電波等によってカード型のデバイスから給油情報を読み取り、適切な給油機まで案内するようにしてもよい。このような構成によれば、自動車側装置60を小型化することができる。
【0095】
なお、以上の各実施の形態では、燃料としてレギュラーガソリンまたはハイオクガソリンを例に挙げて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、たとえば、軽油、LPG(Liquefied Petroleum Gas)、LNG(Liquefied Natural Gas)、アルコール、水素、または電気エネルギについても適用可能であることはいうまでもない。
【0096】
また、接近検出手段に相当する通信装置22は、ガソリンスタンド側装置50との間で電波を介して情報を授受するようにしたが、たとえば、赤外線や超音波等を介して情報を授受することも可能である。
【0097】
また、処理手段は、燃料補給の際に必要な情報を、画像として提示するようにしたが、音声によって情報を提示することも可能である。
【0098】
また、再発車検出手段は、車速、トランスミッションの状態、およびハンドブレーキの状態を複合的に観察することにより、停車状態または発車状態をより正確に検出することができる。
【0099】
また、処理手段は、アクチュエータ21の動力によって蓋(フューエルリッド)を開放するようにしたが、たとえば、バネ力によって蓋を開けるようにすることも可能である。具体的には、蓋が閉められた状態ではバネが圧縮される構成としておき、蓋に設けられた係止部が電磁力によって開放されるようにすればよい。
【0100】
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置および自動車側装置60が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
【0101】
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
【0102】
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0103】
【発明の効果】
本発明によれば、ガソリンスタンド等において、燃料補給がスムーズに行えるようにした情報処理装置を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
【図2】図1に示す情報処理装置が有するEEPROMに格納されている給油情報の一例を説明する図である。
【図3】図1に示す情報処理装置が有するLCDモニタの表示部に表示される、フューエルリッドの位置と給油すべき燃料の種類を示す画面の一例を示す図である。
【図4】図1に示す情報処理装置が有するLCDモニタの表示部に表示される、フューエルリッドオープナーの位置とその操作方法を示す画面の一例を示す図である。
【図5】図1に示す情報処理装置が有するLCDモニタの表示部に表示される、自動車が停車した際にフューエルリッドが閉じている場合に表示される画面の一例を示す図である。
【図6】図1に示す情報処理装置が有するLCDモニタの表示部に表示される、自動車が発車した際にフューエルリッドが開いている場合に表示される画面の一例を示す図である。
【図7】図1に示す本発明の第1の実施の形態において実行される処理の流れを説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置を利用した給油システムの構成例を示す図である。
【図9】図8に示す給油システムにおけるガソリンスタンド側装置の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図10】図8に示す給油システムにおける自動車側装置の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図11】図8に示す給油システムにおいて、自動車がガソリンスタンドにゲートインした際に、自動車側装置が有するLCDモニタの表示部に表示される画面の一例を示す図である。
【図12】図8に示す給油システムにおいて、自動車側装置で実行される処理の流れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU(接近検出手段の一部、処理手段の一部)
13 DVD再生装置(接近検出手段の一部)
17 LCDモニタ(処理手段の一部、表示装置)
18 GPS装置(接近検出手段の一部)
19 センサ群(接近検出手段の一部、再発車検出手段、蓋状態検出手段)
21 アクチュエータ(処理手段の一部)
A〜D 給油機(燃料補給装置)
Claims (2)
- 自動車に搭載される情報処理装置において、
上記自動車が燃料補給所に接近したことを検出する接近検出手段と、
上記接近検出手段によって上記燃料補給所に接近したことが検出された場合には、燃料補給の際に必要となる所定の処理を実行する処理手段と、
を有し、
上記処理手段は、上記接近検出手段によって上記自動車が上記燃料補給所に接近したことが検出された場合には、燃料補給口を覆う蓋を自動的に開放する処理を実行することを特徴とする情報処理装置。 - 自動車に搭載される情報処理装置において、
上記自動車が燃料補給所に接近したことを検出する接近検出手段と、
上記接近検出手段によって上記燃料補給所に接近したことが検出された場合には、燃料補給の際に必要となる所定の処理を実行する処理手段と、
を有し、
上記接近検出手段によって上記燃料補給所に接近したことが検出された後、上記自動車が再発車したことを検出する再発車検出手段と、
燃料補給口を覆う蓋の状態を検出する蓋状態検出手段と、を更に有し、
上記処理手段は、上記再発車検出手段によって再発車されたことが検出された場合であって、上記蓋状態検出手段により上記蓋が開いていることが検出された場合には、上記蓋が開いていることを示す情報を提示する処理、表示装置にGUIとして操作ボタンを表示させ、上記操作ボタンが操作された場合には上記蓋を閉じる処理、または上記蓋を自動的に閉じる処理のいずれかを実行する、
ことを特徴とする情報処理装置。
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