JP3999654B2 - 燃焼器壁の内張り用断熱煉瓦、燃焼器およびガスタービン - Google Patents

燃焼器壁の内張り用断熱煉瓦、燃焼器およびガスタービン Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、高温媒体に曝される高温側面と、この側面と反対側の壁側面とを備えた特に燃焼器壁を内張りするための断熱煉瓦に関する。その煉瓦は、高温側面に隣接する高温側面部と、壁側面に隣接する壁側面部を有する。本発明は、そのような燃焼器ライニング付きの燃焼器並びにそのような燃焼器付きのガスタービンにも関する。
【0002】
極めて高い温度に曝される部品、例として断熱要素、例えば断熱煉瓦やガスタービン翼に耐熱性を与えるため、その部品を金属本体で作り、該本体をZrO2から成るセラミックス断熱層で被覆することが、例えば米国特許第4321311号明細書で公知である。セラミックス断熱層の結合は、MCrAlY合金(M=Ni、Co、Fe)から成る金属接着層で行われている。セラミックス断熱層は、通常良好な酸素イオン伝導体なので、その部品の使用中に接着層が酸化し、その結果、断熱層が金属本体から剥がれてしまう。従って、その部品の使用期間は制限される。これは、特にガスタービンの始動・停止時に生ずる頻繁な温度変化の際に当てはまる。
【0003】
1992年5月発行の技術雑誌「メタル」、第46巻、第5号、pp.436〜439に掲載のW.ヘニング氏他著の論文“内燃機関の構成要素に対する段階的セラミックス材料”に、ピストンヘッドの交番温度負荷強度を改善するために、密度段付きセラミックス繊維体が開示されている。そのセラミックス繊維体は、セラミックス分量が異なり、種々の層厚さを持つ4つの層で構成されている。セラミックス分量の相違は、4つの層の繊維(Al23・短繊維)とAl2TiO5から成るセラミックス粒子との比率が明らかに異なることにある。この結果、4つの層の多孔度も互いに大きく異なっている。層における40〜79%の大きな多孔度は、非破壊複合体を製造するためにセラミックス繊維体の空洞の中に、溶融金属を圧搾鋳造によって注ぎ込むために利用される。これによって、金属およびセラミックスについて大きく飛躍的に変化する勾配を持つピストンヘッドを製造できる。セラミックス部分の小さな熱伝導率のため、熱バリヤが生じ、従ってピストンが絶縁される。また、セラミックス繊維はピストンを機械的に強化し、これによって、ピストンの熱衝撃強度を向上する。
【0004】
1994年、B.イルシュネル、N.チエルラデ出版の「サード インターナショナル シンポジウム オン ファンクショナル グラジエント マテリアルス(3rd International Symposium on Functional Gradient Materials)」の議事録、FGM94のpp.601〜605に掲載のM.新野、M.小泉共著論文“高効率エネルギ変換材料の計画研究”に、滑空機用材料の開発に関連するファンクショナル グラジエント マテリアルス(FMG)と呼ばれる複合材料が開示されている。そのFMG材料の主な特長は連続的な組成勾配および/又は微細組織勾配であり、これは、例えば強度、熱伝導率、延性等の重要な機能の連続的勾配を生じさせ、その特性の突然変化の回避によって、材料の負荷容量および効率を増大させる。従ってFMG材料は、材料の好適な層および部材結合特性を兼ね備える。
【0005】
また国際公開第98/53940号パンフレットにより、特に熱遮蔽体やガスタービン翼に対する金属・セラミックス段階的材料が公知である。この材料は、金属基礎材料と、セラミックスと、高温酸化防止用の溶加材とを含んでいる。金属領域からセラミックス領域迄、金属基礎材料の濃度が減少し、溶加材の濃度が濃度勾配を示す。このパンフレットには、金属・セラミックス・段階的材料の製造方法並びにそれにより製造される製品、例えばガスタービン翼或いはガスタービンの断熱要素も開示されている。
【0006】
本発明の課題は、特に燃焼器壁内張り用の改良した断熱煉瓦を提供することにある。この煉瓦は、高温媒体例えば高温ガスに曝される高温側面とこの側面と反対側の壁側面での異なった要件を考慮して形成せねばならない。また本発明の課題は、そのような燃焼器ライニング付きの燃焼器並びにそのような燃焼器付きのガスタービンを提供することにある。
【0007】
最初の課題は、本発明に基づき、高温媒体に曝される高温側面と、この高温側面と反対側の壁側面と、高温側面に隣接する高温側面部と、壁側面に隣接する壁側面部とを備え、特に燃焼器壁を内張りするための断熱煉瓦において、壁側面部での平均粒度が、高温側面部でびそれより小さいことにより解決される。
【0008】
本発明は、断熱煉瓦の高温側面と、それと反対側に位置する壁側面での要件が異なるという認識から出発する。断熱煉瓦は、例えば定置形ガスタービンの燃焼器に採用され、一般に金属から成る燃焼器壁を熱遮蔽すべく使われる。その際、断熱煉瓦はその壁側面が支持構造物を経て燃焼器壁に取り付けられる。高温側面は運転中に高温媒体、例えば高温燃焼ガスに曝される。使用条件に応じ断熱煉瓦の高温側面は、それに比べてかなり低温の壁側面と異なる要件を課せられる。ガスタービン燃焼器では、断熱煉瓦の高温側面は、代表的には約1500℃の高温の腐食性高速流ガスにより大きく負荷される。更に、ガスタービンの運転開始過程および運転停止過程に伴い、1000℃に及ぶ頻繁な温度変化に耐えねばならない。この条件下で所望の断熱煉瓦の寿命は約50000運転時間である。
【0009】
本発明は、例えば壁側面での大きな強度と、高温側面での大きな熱応力、温度および交番温度負荷に対する耐力の互いに部分的に矛盾する要件を、本発明に基づく断熱煉瓦により良好にかつ同時に満足させ得る新たな方式を提供する。断熱煉瓦の非常に危険な部分、即ち高温側面に隣接する高温側面部並びに壁側面に隣接する壁側面部を、その組織に関し的確に各要件に合わせる。この場合、高温側面部並びに壁側面部における粒度分布を、部分毎に、各々の熱機械的負荷に合わせる。選択した組織パラメータとして、高温側面部並びに壁側面部における粒度を設定する。その場合、壁側面部での平均粒度は、高温側面部でのそれより小さい。平均粒度とは、各部分での粒度直径分布の平均値を意味する。各部分における要件に合わせた粒度分布により、負荷に適合し且つ通常の断熱煉瓦に対し改善した断熱煉瓦が実現する。この場合、特に断熱煉瓦において高温側面部での大きな熱衝撃強度並びに壁側面部での大きな強度の要求を同時に満たす。
【0010】
この場合、断熱煉瓦は一様な材料、例えば耐火材料から成ると有利であり、ただ壁および高温側面部の粒度を異なって設定する。断熱煉瓦の組織的適合で、既に所望の結果が得られる。しかしまた、異なった化学組成の煉瓦を利用し、例えば2つ以上の物質から成る混合物を選択し、本発明に基づき、壁側面部並びに高温側面部の粒度についての組織的適合を行なうこともできる。従って、本発明は大きな柔軟性を特徴とする。これは、重要なパラメータ、つまり粒度分布やその算術平均が組織パラメータであり、この組織パラメータは、先験的に化学組成と無関係に制御でき、従って上述の要件に合わせられるからである。
【0011】
好適には、壁側面部における平均粒度は、高温側面部での平均粒度の例えば0.4〜0.9、特に0.6〜0.8倍である。この度量係数に伴い、高温および壁側面部の粒度は、断熱煉瓦および重要な負荷領域(高温側面部、壁側面部)の絶対寸法とほぼ無関係に、相互に設定できる。この結果、粒度が負荷領域毎に適合した種々の形状、材料厚さ又は組成を持つ断熱煉瓦を実現できる。
【0012】
高温側面部での平均粒度が、例えば1.5〜3.5mm、特に約2mmより大きいと有利である。
【0013】
また、壁側面部での平均粒度は、例えば約0.6〜1.4mm、特に約1.2mmより小さいと有利である。
【0014】
上述の限界に基づく粒度の寸法づけで、特にガスタービンの燃焼器で断熱煉瓦に通常採用されるような寸法の、負荷に適合した断熱煉瓦が得られる。勿論具体的には経験的および/又は算術的に、壁側面部と高温側面部での各熱機械的負荷を求め、各部分での負荷に応じた粒度を精確に設定できる。
【0015】
本発明の特に有利な実施態様では、高温側面から壁側面迄その方向に沿って、粒度が漸次減少している層を設ける。
【0016】
この場合、各層での各平均粒度は、高温側面部から壁側面部迄平均粒度が層を成して減少するように設定する。その各層で、各々の粒度を設定するとよい。各層に各々設定した粒度の層状段階づけは、材料特性における許容できない大きな変化(跳躍)を十分に回避し、要件に適合する特性の断熱煉瓦が得られるよう、段階的に行う。重要な材料特性、例えば強度、熱伝導率、延性等は、特性の突然変化の防止によって、断熱煉瓦の負荷容量と効率を向上する。その場合、壁側面部および/又は高温側面部が、各々粒度が適合した層を有すると好ましい。
【0017】
好適には、その層の数は、5〜30、特に約10〜20である。
【0018】
層数の精確な選定は、その都度の負荷状態と、高温側面部から壁側面部迄の粒度の必要な段階的適合とに左右される。粒度について設定した組織勾配を有するそのような断熱煉瓦の製造は、方法技術的に例えば、断熱煉瓦に対する基礎材料を備えた粉末、例えばセラミックス或いは他の耐火材料を、盛り土の形に層状に積み上げ、その盛り土を圧縮し、組織勾配を有する断熱煉瓦の形に焼結することで行う。その場合、壁側面部でび平均粒度を高温側面部より小さくし、層数に応じて、粒度の段階的な適合を行う。
【0019】
好適には、高温側面から壁側面の方向に沿い、粒度が連続的に変化する。
【0020】
粒度の連続的変化は、それによって実際に、壁側面部から高温側面部に移行する際における重要な材料特性の突然変化が防止されるので、特に有利である。多くの層数によって、準連続的な適合が達成される。
【0021】
そのような連続的な適合は、製造上経費がかかる。この場合、粒度分布(粒度直径分布の平均値)の連続的又は準連続的な移行は、例えば線形関数で行う。しかし通常は、高次数の多項式や別の連続関数又は連続微分可能関数でもその移行を達成できる。その選択は、断熱煉瓦の負荷状態や高温側面から壁側面への負荷経過に応じ適当に行い、移行の適合に対し相応の関数を利用する。
【0022】
本発明の特に有利な実施態様では、断熱煉瓦を、第1物質とこの第1物質と異なった第2物質との少なくとも2つの材料から構成する。
【0023】
この実施態様により、少なくとも二元混合物から成る断熱煉瓦も、本発明の構想に基づき、粒度を部分毎に適合して形成できる。二元混合物の他に、3つ以上の化学化合物からなる断熱煉瓦も、その粒度分布について組織化できる。
【0024】
この場合、壁側面部での第1材料の濃度が、高温側面部でのそれより大きいと有利である。
【0025】
これに伴い、高温および壁側面部での粒度の組織的適合の利点が、壁側面部および高温側面部における第1材料の濃度についての化学的適合と有利に組み合わされる。二元混合物の場合、組織的段階づけに加え、化学的段階づけが行える。この化学的段階づけは、組織的段階づけと同様に、層系統で段階的に、或いは本質的に連続して、高温側面部から壁側面部迄連続して実施する。
【0026】
粒度および化学組成の段階づけによって、材料特性における突然変化が特に有利に防止される。これによって、熱機械的要件への断熱煉瓦の適合が一層改善される。粒度および濃度の適合によって、断熱煉瓦の負荷部特有の形成に対する多次元的なパラメータが得られる。
【0027】
例えばガスタービンの燃焼器の断熱煉瓦に採用される際の要件に基づいて、壁側面部は大きな強度を必要とする。そのために、高温側面部より壁側面部において高濃度の第1物質は、壁側面部の強度を高温側面部の強度に比べて高めるという利点がある。それに対し、高温側面部における強度要求は、高温側面部での熱衝撃強度に対し二次的なものである。従って、高温側面部での第1材料の濃度は、低温側部に比べて小さくするとよい。濃度の適合、即ち第1および/又は第2物質の濃度勾配は、相応した層で段階的に行うか、連続して適合させるとよい。
【0028】
好適には、第1物質は酸化物であり、第2物質は珪酸塩、特にシリコンセラミックスである。
【0029】
また第1物質として酸化アルミニウム(Al23)、第2物質として珪化アルミニウム(3Al23・2SiO2)が適する。
【0030】
上述した条件下の採用に対し、珪化アルミニウム(3Al23・2SiO2)や酸化アルミニウム(Al23)を含む断熱煉瓦が、特に適する。その際、酸化アルミニウムはコランダム(粗結晶)として添加する。酸化アルミニウムは非常に硬い無色の結晶を形成し、2050℃の高い融点を持つ。従って、高温用の断熱煉瓦の部品として特に適する。ムライトとも呼ばれる珪化アルミニウム(3Al23・2SiO2)は、例えば珪砂と長石を骨材とした成形湿り粘土を焼結又は融解する迄燃焼(加熱)することで作る。少なくとも酸化アルミニウムと珪化アルミニウムを含む断熱煉瓦は、高温および壁側面部での粒度および第1、第2の両物質の濃度について、良く適合する。
【0031】
この場合、特に壁側面部でのアルミニウム分量に対するムライト分量は、高温側面部でのそれより少なくする。壁側面部でのムライト分量は酸化アルミニウム分量よりかなり少なくするとよい。特に、壁側面部でのアルミニウム分量は、断熱煉瓦の組成における支配的分量である。また好適には、壁側面部は主に酸化アルミニウム、特に実質的に酸化アルミニウムのみから成る。更に好適には、高温側面部でのムライト分量が酸化アルミニウム分量より多い。特に、高温側面部でのムライト分量は、酸化アルミニウム分量より、特にムライト分量が断熱煉瓦の高温側面部での支配的分量であるようにかなり多い。本発明の有利な実施態様では、高温側面部は実際には専らムライトから成る。
【0032】
高温側面部に支配的なムライト分量を有し、壁側面部に支配的な酸化アルミニウム分量を有する上述した実施態様で形成した断熱煉瓦は、壁側面部で大きな強度を示し、同時に、高温側面部で大きな熱衝撃強度を示す。
【0033】
本発明の特に有利な実施態様では、第1物質はセラミックス、第2物質は金属である。これに伴い、例えば国際公開第98/53940号パンフレットに金属・セラミックス・段階的材料について記載されているような金属をも含む断熱煉瓦は、負荷部特有の粒度適合について、有利に改善される。従って、本発明の構想は、断熱煉瓦の種々の多数の化学組成に利用できる。
【0034】
燃焼器に向けられた本発明の課題は、本発明に基づいて、上述した断熱煉瓦を有する燃焼器ライニング付きの燃焼器によって解決される。
【0035】
ガスタービンに向けられた課題は、本発明に基づいて、そのような燃焼器を備えたガスタービンによって解決される。
【0036】
かかる燃焼器とガスタービンの利点は、上述の断熱煉瓦の利点に対応する。
【0037】
以下図を参照し本発明を詳細に説明する。各図において同一部分には同一符号が付してある。
【0038】
図1は、断熱煉瓦1を斜視図で示す。この煉瓦1は直方体の形をし、高温側面3と、この側面3と反対側の壁側面5とを有している。高温側面3に高温側面部7が隣接し、壁側面5に壁側面部9が隣接している。高温側面部7および壁側面部9は、各々高温側面3ないし壁側面5から直方体状断熱煉瓦1の内部に延びている。断熱煉瓦1を構成する材料、例えば耐火セラミックスは、壁側面部9と高温側面部7において個々の粒度分布を有している。その粒度分布は、壁側面部9における平均粒度Dが、高温側面部7におけるそれより小さいように設定されている。断熱煉瓦1の組織的形成によって、断熱煉瓦1は各部分に特有の熱的要件に適合されている。特に、断熱煉瓦1が燃焼器、例えばガスタービンの燃焼器に採用される場合、断熱煉瓦1の高温側面部7および壁側面部9における要件は異なっている。本発明に基づき粒度を的確に設定することで、高温側面部7と壁側面部9における部分的に互いに矛盾する要件が、同じように十分に満たされ、通常に形成された断熱煉瓦1に比べ著しい改善が達成される。これによって、例えば壁側面部9では大きな強度が得られ、高温側面部7では大きな熱応力、温度負荷および温度交番負荷に対して特別の耐力(熱衝撃強度)が得られる。従ってこの断熱煉瓦1は、高温下の用途および腐食性高温媒体、例えば1500℃に及ぶ高温ガスの作用に対して設計される。
【0039】
高温側面部7と壁側面部9での異なる粒度を明瞭にするため、図1の部分IIとIIIを、各々図2と図3に拡大して詳細に示す。両部分IIとIIIは、図1に対しほぼ同じ倍率で示している。図2は部分II、即ち断熱煉瓦1の高温側面部7の一部を拡大して示す。高温側面部7は互いに隣接する多数の粒子21、23から成る粒状組織を有する。これら粒子21、23の集団を、粒度D、即ち粒子直径について検討するに、その高温側面部7の粒度は平均粒度DHを有している。これに対し図3は、図1の本発明に基づく断熱煉瓦1の、壁側面部9の部分IIIの粒状組織を示している。この壁側面部9の粒状組織は、互いに隣接して壁側面部9の組織を形成する多数の粒子25、27を有する。その壁側面部9での粒度DWは、高温側面部7の粒度DHより小さい。
【0040】
図4は、断熱煉瓦1の一部を概略側面図で示す。これに関連して図5を対比して参照されたい。断熱煉瓦1の高温側面3から壁側面5迄その方向13に沿い層11A〜11Fを設けている。その高温側面部7は高温側面3に面する層11Aを含み、壁側面部9は壁側面5に面した層11Fを含んでいる。この場合、断熱煉瓦1は少なくとも2つの物質17、19からなり、第1物質17とそれと異なる第2物質19が、断熱煉瓦1に組み込まれている。
【0041】
図5は、高温側面3から壁側面5迄、その方向13に沿った平均粒度Dを線図で示す。層11A〜11Fの順序は方向軸(縦軸)13に沿う。粒度Dを横軸15に記す。断熱煉瓦1は、層11Aを含む高温側面部7で粒度DHを有し、また層11Fを含む壁側面部9で平均粒度DWを有する。粒度DWは、粒度DHより小さい。また、層11Aと11Fとの間に位置する中間層11B〜11Eにも、各々の粒度Dを設定している。それに応じて、粒度Dは高温側面3から壁側面5迄層を成して低下している。従って、高温側面3から壁側面5迄その方向13に沿って、粒度Dの段階的な、特に階段状の適合が達成され、この結果断熱煉瓦1の重要な材料特性、例えば強度、熱伝導率、延性等が、それに応じて段階的に互いに調和されている。この結果、材料の突然変化を避け、断熱煉瓦1を形成する材料の負荷容量および効率を著しく向上できる。
【0042】
図5は、層11A〜11Fの順序の関数としての粒度Dの経過に対する考え得る例を示す。この場合、線T1は、高温側面部7と壁側面部9に各々設定される小さな粒度DWから大きな粒度DH迄の粒度Dの段階的な、特に階段状の適合経過を表す。しかし層11A〜11Fの相応した数において、高温側面3から壁側面5迄、その方向13に沿った粒度Dの適合経過を、連続的又は少なくとも準連続的な関数で変化させてもよい。このことを明らかにすべく、図5の線図にもう1つの線T2を示す。該線T2は方向軸13に沿った線形適合を表す。この場合、高温側面部7から壁側面部9迄、粒度Dは方向軸13に沿って粒度DHから粒度DW迄線形に変化している。また線T1、T2の他に、方向軸13に沿って粒度Dを別の適合経過にすることも考えられる。即ち、高次数の多項式や選択的な別の連続関数又は連続微分可能関数による適合経過にもできる。これは、負荷状態および断熱煉瓦1に対する熱機械的負荷に関し各々適合できる。
【0043】
特に二元混合物の場合、粒度Dの適合に加えて、化学成分の濃度の適合、即ち断熱煉瓦1における第1物質17と第2物質の濃度の適合が行われる。断熱煉瓦1のこのような組織的、化学的な適合の組合せにより、特に壁側面部9での大きな強度下に、高温側面部7で大きな熱衝撃強度が得られる。その第1物質17として例えば酸化アルミニウムAl23、第2物質19としてムライトを利用する。その場合、第1物質17および/又は第2物質19の濃度は、高温側面3から壁側面5迄その方向軸13に沿って、負荷に合わせて変化させる。
【0044】
例えばガスタービンに採用する場合、高温側面3は攻撃性の高温媒体、即ち高温ガスに曝されるため、壁側面部9での第1物質17、例えば酸化アルミニウムAl23の濃度は、高温側面部7でのそれより大きくする。高温側面部7で、第2物質19、例えばムライトの濃度は、第1物質17(例えば酸化アルミニウムAl23)の濃度より大きい。例えば二元混合物(合金)において、壁側面部9での第1物質17、例えば酸化アルミニウムAl23の濃度は略100%、高温側面部7での第2物質19、例えばムライトの濃度は略100%である。
【0045】
図6は、ガスタービン31を縦断面図で概略的に示す。圧縮機35、燃焼器37およびタービン部分39を、タービン軸33に沿って順に配置している。燃焼器37はライニング41で内張りしている。燃焼器37は燃焼器壁43を有し、この燃焼器壁43で、支持構造物45を形成している。燃焼器37は上述の実施例に基づく断熱煉瓦1、1A、1Bを有する。断熱煉瓦1、1A、1Bは、その支持構造物45に面する壁側面5を支持構造物45に、適当な取付け要素(図示せず)で固定している。ガスタービン31の範囲で、断熱煉瓦1、1A、1Bは、少なくともそれらの高温側面3が、高温媒体M、例えばガスタービンの高温ガスに曝される。ガスタービン31の場合、例えば燃焼器振動によりかなり大きな振動が生ずる。共振時、大きな振幅の衝撃的な燃焼器音響振動が生ずる。この振動は燃焼器ライニング41を大きく負荷する。その際、支持構造物45や断熱煉瓦1、1A、1Bが影響を受ける。殊に断熱煉瓦1、1A、1Bが、特に破損事故による衝撃で損傷する。また断熱煉瓦1、1A、1Bは、特に高温ガスMに曝される高温側面3が、特に大きな熱的負荷を受ける。断熱煉瓦1、1A、1Bを部的にその負荷に合わせて粒度Dを設定して形成することで、好適には、二元物質系において化学組成も変化させることで、要求に適合する断熱煉瓦1、1A、1Bを、燃焼器37に組み込む。これに伴い、衝撃、振動、温度負荷、特に温度交番負荷に対し特に強い燃焼器ライニング41が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 断熱煉瓦の斜視図。
【図2】 図1における部分IIの拡大詳細図。
【図3】 図1における部分IIIの図2に相当した拡大詳細図。
【図4】 層構造をした断熱煉瓦の部分側面図。
【図5】 図4に示された断熱煉瓦の粒度状態を示した線図。
【図6】 ガスタービンの概略縦断面図。
【符号の説明】
1 断熱煉瓦、3 高温側面、5 壁側面、7 高温側面部、9 壁側面部
11 層、17 第1材料、19 第2材料、31 ガスタービン
37 燃焼器、43 燃焼器壁、D 粒度。

Claims (14)

  1. 高温媒体(M)に曝される高温側面(3)と、この高温側面(3)と反対側の壁側面(5)と、高温側面(3)に隣接する高温側面部(7)と、壁側面(5)に隣接する壁側面部(9)とを備えた特に燃焼器壁(43)を内張りするための断熱煉瓦(1、1A、1B)において、壁側面部(9)における平均粒度(D)が、高温側面部(7)におけるそれより小さいことを特徴とする煉瓦。
  2. 壁側面部(9)における平均粒度(D)が、高温側面部(7)における平均粒度(D)の0.4〜0.9、特に0.6〜0.8倍であることを特徴とする請求項1記載の煉瓦。
  3. 高温側面部(7)における平均粒度(D)が、1.5〜3.5mm、特に2mm以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の煉瓦。
  4. 壁側面部(9)における平均粒度(D)が、0.6〜1.4mm、特に1.2mm以下であることを特徴とする請求項1から3の1つに記載の煉瓦。
  5. 高温側面(3)から壁側面(5)迄その方向(13)に沿って、粒度(D)が漸次減少する層(11A、11B、11C)を備えることを特徴とする請求項1から4の1つに記載の煉瓦。
  6. 層(11A、11B、11C)の数が5〜30、特に10〜20であることを特徴とする請求項5記載の煉瓦。
  7. 高温側面(3)から壁側面(5)迄その方向(13)に沿って、粒度(D)が連続して変化することを特徴とする請求項1から4の1つに記載の煉瓦。
  8. 断熱煉瓦(1、1A、1B)が、第1物質(17)とこの第1物質(17)と異なった第2物質との少なくとも2つの材料からなることを特徴とする請求項1から7の1つに記載の煉瓦。
  9. 壁側面部(9)における第1材料(17)の濃度が、高温側面部(7)におけるそれより大きいことを特徴とする請求項8記載の煉瓦。
  10. 第1物質(17)が酸化物、第2物質(19)が珪酸塩、特にシリコンセラミックスであることを特徴とする請求項8又は9記載の煉瓦。
  11. 第1物質(17)が酸化アルミニウム(Al23)、第2物質(19)が珪化アルミニウム(3Al23・2SiO2)であることを特徴とする請求項8から10の1つに記載の断熱煉瓦。
  12. 第1物質(17)がセラミックス、第2物質(19)が金属であることを特徴とする請求項8又は9記載の断熱煉瓦。
  13. 請求項1から12の1つに記載の断熱煉瓦(1、1A、1B)で内張りしたことを特徴とする燃焼器(37)。
  14. 請求項13記載の燃焼器(37)を備えることを特徴とするガスタービン(31)。
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