JP3997129B2 - ネットワークリアルタイムオークション方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークリアルタイムオークション方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク上のオークションでは、ビッダーが買受申出後即時にオークション結果を知ることができるリアルタイムオークションが要望されることがある。例えば、多数の物品が同時並行的にオークションされる場合に、買受申出後即時にオークション結果を知ることができれば、ビッダーは他の物品のオークションへ参加する機会を得ることができるという利点がある。ネットワーク上のリアルタイムオークションを実現する方法として、従来、オークショナーサーバが一斉に各ビッダー端末に対し買受申出開始信号を送信し、それに応じて各ビッダーがビッダー端末を用いて買受申出信号を発信し、一番先にオークショナーサーバに受信された買受申出信号を発信したビッダーが買受人に決定される方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のネットワークリアルタイムオークション方法では、ビッダー端末とオークショナーサーバとの間の信号送達時間が考慮されていないので、オークショナーサーバとの間の信号送達時間の長いビッダー端末が、信号送達時間の短いビッダー端末に対して不利であるという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ビッダー端末とオークショナーサーバとの間の信号送達時間に関わらず即時かつ公平に買受人を決定することができるネットワークリアルタイムオークション方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のネットワークリアルタイムオークション方法は、前記ビッダー端末が、前記オークショナーサーバに基準時刻を提供するオークションタイムキーパに対し、時刻補正信号を送信する時刻補正信号送信ステップと、前記オークションタイムキーパが、前記ビッダー端末に対し、前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻補正信号の受信時刻を含んだ時刻信号を送信するタイムキーパ時刻信号送信ステップと、前記ビッダー端末が、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく前記時刻補正信号の送信時刻と、前記オークションタイムキーパから送信された前記時刻信号に含まれる前記受信時刻との時間差を算出する相対遅早時間算出ステップと、前記ビッダー端末が、前記時間差に応じて、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく前記時刻補正信号の送信時刻と前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻補正信号の受信時刻とが一致するように前記ビッダー端末の基準時刻を補正する時刻補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0006】
また、上記課題を解決するために、本発明のネットワークリアルタイムオークション方法は、前記ビッダー端末が、前記オークショナーサーバに基準時刻を提供するオークションタイムキーパに対し、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく送信時刻を含んだ時刻信号を送信する時刻信号送信ステップと、前記オークションタイムキーパが、前記ビッダー端末から送信された前記時刻信号に含まれる前記送信時刻と、前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻信号の受信時刻との時間差を算出する相対遅早時間算出ステップと、前記オークションタイムキーパが、前記相対遅早時間算出ステップにおける算出結果に基づく補正時間を含む補正指示信号を前記ビッダー端末へ送信する補正指示信号送信ステップと、前記ビッダー端末が、前記補正時間に基づいて、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく前記時刻補正信号の送信時刻と前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻補正信号の受信時刻とが一致するように前記ビッダー端末の基準時刻を補正する時刻補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0007】
ビッダー端末の基準時刻に基づく時刻補正信号(時刻信号)の送信時刻と、オークションタイムキーパ(オークショナーサーバ)の基準時刻に基づく時刻補正信号の受信時刻との時間差に応じて、ビッダー端末の基準時刻が補正されるので、ビッダー端末の基準時刻に基づく信号送信時刻と、オークションタイムキーパ(オークショナーサーバ)の基準時刻に基づく信号受信時刻とを合致させることができる。そのため、オークショナーサーバにおける買受申出信号の受信の先後は、ビッダー端末の買受申出信号送信時刻の先後と合致することになる。その結果、各ビッダー端末において、補正された基準時刻に基づく一定の時刻に買受申出が促されれば、オークショナーサーバにおいて、買受申出信号の受信の先後によって買受人を決定しても、ビッダー端末とオークショナーサーバとの間の信号送達時間に関わらず即時かつ公平に買受人を決定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係るインターネットを利用したネットワークリアルタイムオークション方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0009】
まず、本実施形態のネットワークリアルタイムオークション方法を適用したネットワークリアルタイムオークションシステムYの機能的構成を説明する(ただし、具体的機能の詳細は後述のネットワークリアルタイムオークションシステムYの動作において説明する。)。図1は、ネットワークリアルタイムオークションシステムYの機能的構成を示す図である。
【0010】
ネットワークリアルタイムオークションシステムYでは、各地に設置されている複数のビッダー端末2がインターネットを介してオークションタイムキーパ3及びオークショナーサーバ4に通信接続されており、ビッダー(ビッダー端末2のユーザ)はビッダー端末2を用いてオークショナーサーバ4が主催するリアルタイムオークションに参加する。ただし、図1では、簡略化のために、一台のビッダー端末2のみが示されている。
【0011】
オークションタイムキーパ3は、機能的構成要素として、標準時刻補正部32及び受信時刻送信部34を備える。標準時刻補正部32は、標準的なNTP(ネットワークタイムプロトコル)等を利用して、オークションタイムキーパ3の基準時刻をグリニッジ標準時など所定の標準時刻に調整する一般的な時刻合わせ機能を有する。ただし、この時刻補正は、ビッダー端末2に対する時刻補正サービスの時間帯外に行われる。
【0012】
また、受信時刻送信部34は、自機の基準時刻に基づきビッダー端末2から受信した時刻補正信号の受信時刻を取得し、時刻補正信号にこの受信時刻を付して返信する機能を有する。なお、オークションタイムキーパ3は、ネットワーク上においてオークショナーサーバ4と近接して配置されており(例えば、オークショナーサーバ4と同一セグメント内に設置される又は同一サーバ内に設けられる。)、オークションタイムキーパ3とビッダー端末2との間の信号送達時間は、オークショナーサーバ4とビッダー端末2との間の信号送達時間と同視される。。
【0013】
ソフトウェア1に記録されたネットワークリアルタイムオークションプログラムXは、時刻補正信号送信処理モジュール102、相対遅早時間算出モジュール104、往復送達時間算出モジュール106、補正時間間隔算出モジュール108、応答待ち時間算出モジュール110、時刻補正処理モジュール112及びビッド実行モジュール114を含んで構成される。ソフトウェア1がビッダー端末2の読み取り装置にインストールされるとネットワークリアルタイムオークションプログラムXが起動し、時刻信号送信処理モジュール102は、ビッダー端末2を、ビッダー端末2の基準時刻に基づく送信時刻を含んだ時刻補正信号を送信する時刻補正信号送信部として機能させる。
【0014】
相対遅早時間算出モジュール104は、ビッダー端末2を、時刻補正信号の送信時刻(端末送信時刻)と受信時刻送信部34が取得した受信時刻(タイムキーパ受信時刻)とを比較し、端末送信時刻のタイムキーパ受信時刻に対する相対遅早時間を算出する相対遅早時間算出部として機能させる。なお、相対遅早時間算出部は、時刻補正信号に含まれる端末送信時刻を参照することに代えて、ビッダー端末2が記憶する端末送信時刻を参照してもよい。
【0015】
往復送達時間算出モジュール106は、ビッダー端末2を、時刻補正信号の送信時刻と、オークションタイムキーパ3から返信された時刻補正信号のビッダー端末2の基準時刻に基づく受信時刻とを比較し、ビッダー端末2とオークションタイムキーパ3との間の往復送達時間を算出する往復送達時間算出部として機能させる。
【0016】
補正時間間隔算出モジュール108は、ビッダー端末2を、相対遅早時間算出部により算出された複数の相対遅早時間のゆらぎ(標準偏差など)から、ビッダー端末2の基準時刻を補正する時間間隔を算出する補正時間間隔算出部として機能させる。
【0017】
応答待ち時間算出モジュール110は、ビッダー端末2を、往復送達時間算出部により算出された複数の往復送達時間のゆらぎ(標準偏差など)とからビッダー端末2の応答待ち時間(タイムアウト値)を算出する応答待ち時間算出部として機能させる。
【0018】
時刻補正処理モジュール112は、ビッダー端末2を、相対遅早時間算出部により算出された相対遅早時間に基づきビッダー端末2の基準時刻を補正する時刻補正部として機能させる。
【0019】
ビッド実行モジュール114は、ビッダー端末2を、オークショナーサーバ4が主催するリアルタイムオークションにおいてビッドを実行するビッド実行部として機能させる。
【0020】
次に、ビッダー端末2がリアルタイムオークションに参加する際におけるネットワークリアルタイムオークションシステムYの時刻補正の動作を説明する。図2は、ビッダー端末2の基準時刻の補正(通常処理)を行うべき時間間隔及びビッド実行処理における応答待ち時間(タイムアウト値)を算出する初期処理の手順を示すフローチャートである。図3は、初期処理に続く通常処理の手順を示すフローチャートである。
【0021】
まず、ビッダーは、リアルタイムオークションに参加するに先立ち、ビッダー端末2をインターネットへ接続させ、オークションタイムキーパ3へアクセスさせる。その後、時刻補正信号送信部は、ビッダー端末2の基準時刻に基づく送信時刻(端末送信時刻)を含む時刻補正信号をオークションタイムキーパ3に送信する (S202)。
【0022】
オークションタイムキーパ3が時刻補正信号を受信すると(S204)、受信時刻送信部34がオークションタイムキーパ3の基準時刻に基づく時刻補正信号の受信時刻(タイムキーパ受信時刻)を取得し、これを付して時刻補正信号をビッダー端末2に返信する(S206)。
【0023】
ビッダー端末2が、オークションタイムキーパ3から返信された時刻補正信号を受信すると(S208)、相対遅早時間算出部が、端末送信時刻とタイムキーパ受信時刻との差(相対遅早時間)を算出する(S210)。
【0024】
また、往復送達時間算出部が、時刻補正信号の送信時刻と、返信された時刻補正信号のビッダー端末2の基準時刻に基づく受信時刻との差(往復送達時間)を算出する(S212)。
【0025】
以上の処理を所定の時間、所定の時間間隔で繰り返し、複数の相対遅早時間及び往復送達時間を取得する。
【0026】
補正時間間隔算出部が、S210で得られた複数の相対遅早時間のゆらぎ(標準偏差など)を算出し(S216)、通常処理においてビッダー端末2の基準時刻の補正を行うべき時間間隔(補正時間間隔)を算出する(S218)。
【0027】
また、往復送達時間算出部が、S212で得られた複数の往復送達時間のゆらぎ(標準偏差など)を算出し(S220)、これらのデータからビッド実行処理における応答待ち時間(タイムアウト値)を算出する(S222)。
【0028】
上記の初期処理に続いて、次に説明する通常処理が繰り返される。
【0029】
時刻補正信号送信部は、ビッダー端末2の基準時刻に基づく送信時刻(端末送信時刻)を含む時刻補正信号をオークションタイムキーパ3に送信する (S302)。
【0030】
オークションタイムキーパ3が時刻補正信号を受信すると(S304)、受信時刻送信部34がオークションタイムキーパ3の基準時刻に基づく時刻補正信号の受信時刻(タイムキーパ受信時刻)を取得し、これを付して時刻補正信号をビッダー端末2に返信する(S306)。
【0031】
ビッダー端末2が、オークションタイムキーパ3から返信された時刻補正信号を受信すると(S308)、相対遅早時間算出部が、端末送信時刻とタイムキーパ受信時刻との差(相対遅早時間)を算出し、時刻補正部が、この相対遅早時間に基づいて、端末送信時刻とタイムキーパ受信時刻とが一致するようにビッダー端末2の基準時刻を補正する(S310)。以上の通常処理が、初期処理で算出された補正時間間隔で繰り返される。このように、適当な補正時間間隔で時刻補正が繰り返されるので、リアルタイムオークションが実行される間、常に端末送信時刻とタイムキーパ受信時刻とが一致することになる。また、各ビッダー端末2における相対遅早時間及びそのゆらぎに応じて補正時間間隔が決定されるので、各ビッダー端末2のクロック特性(傾き)及び上り系伝送路におけるゆらぎを考慮した適当な時間間隔でビッダー端末2の基準時刻が補正される。
【0032】
次に、リアルタイムオークションを実行する際におけるネットワークリアルタイムオークションシステムYの動作を説明する。図4は、せり下げタイマー方式のリアルタイムオークションを実行する際におけるネットワークリアルタイムオークションシステムYの動作の手順を示すフローチャートである。図5は、図4に示すオークショナーサーバ4がオークションを実行する処理(S422:ビッド信号の受信/オークション物品の割り当て/オークション結果及び次のオークション情報(サーバ信号)の送信)の手順を示すフローチャートである。
【0033】
オークショナーサーバ4は、複数のオークションの開始時刻を設定し(S402)、初期処理がなされたビッダー端末2からの送信要求に応じて(S404)、最も早く開始されるオークションに関する情報(セリ情報)を送信する(S406)。
【0034】
ビッダー端末2のビッド実行部は、セリ情報を受信し(S407)、ビッダー端末2の基準時刻がセリ情報に含まれるオークションの開始時刻になるのを待つ(S408)。
【0035】
ビッダー端末2のビッド実行部は、自機の基準時刻に基づいたオークション開始時刻になるとセリ下げタイマーをスタートさせ、セリ下げタイマーに従ってビッダー端末2のディスプレイに表れる競落価格を下げていく(S410)。この間、ビッド実行部は、ユーザによるビッド指示の入力を待機し、ビッド指示が入力されたときにビッド信号をオークショナーサーバに送信する(S414)。
【0036】
ここで、オークショナーサーバ4がオークションを実行する処理(S422:ビッド信号の受信/オークション物品の割り当て/オークション結果及び次のオークション情報(サーバ信号)の送信)の手順を説明する。オークショナーサーバ4は、ビッド信号の受信を待機し(S502)、最初にビッド信号を受信してから上り系のゆらぎを考慮した所定時間(20msecほど)、ビッド信号の受信を待機する(S508)。オークショナーサーバ4は、その間に受信したビッド信号に係るビッダー端末のユーザを買受人に決定する。これらの買受人の間では、応札時刻(ビッド信号の送信時刻)順に、オークション物品が割り当てられる(S510)。
【0037】
オークショナーサーバ4は、セリ下げ時間が経過したとき、すなわち競落価格が最低売却価格以下に下がったときに未だビッド信号を受信していない場合は、オークションを中止する。
【0038】
オークショナーサーバ4は、売却が成立したとき又はオークションを中止したときに、その結果及び次に開始するオークションの情報(再セリ情報又は次セリ情報)をビッダー端末2に送信する(S512)。ただし、次セリがないときには、オークショナーサーバ4はオークションを終了し、ビッダー端末2にオークションの終了を通知する。
【0039】
ビッダー端末2のビッド実行部は、S512においてオークショナーサーバ4から送信された情報(サーバ信号)を受信したときに、S408の処理に戻り、次のオークションにおけるビッド実行処理を行う。ビッダー端末2のビッド実行部は、ビッド信号を送信した後又はセリ下げ時間が経過した後、初期処理で算出された応答待ち時間(タイムアウト値)を経過してもなおサーバ信号を受信しないときは、オークショナーサーバ4に対し次セリ情報の送信を要求する(S420)。
【0040】
次に、リアルタイムオークションにおける上述の時刻補正処理の効果を説明する。上述の時刻補正処理により、ビッダー端末2の基準時刻に基づく時刻補正信号の送信時刻とオークションタイムキーパ3の基準時刻に基づく時刻補正信号の受信時刻とが合致するように、ビッダー端末2の基準時刻が補正されている。本実施形態のリアルタイムオークションでは各ビッダー端末2がこのように補正された基準時刻に基づいてセリ下げタイマーをスタートさせるので、複数のビッダー端末2においてビッド信号が発信されるときのディスプレイに表示されている競落価格が同一であったとき、各ビッド端末2の発信するビッド信号は同時にオークショナーサーバ4に受信されることになる。
【0041】
そのため、オークショナーサーバ4によりビッド信号が受信されるか否かは、各ビッド端末2におけるビッド信号を発信する時点の競落価格によって決まることになる。このようにして、ネットワークリアルタイムオークションにおいてビッダー端末2とオークショナーサーバ4との間の信号送達時間に関わらず即時かつ公平に買受人を決定することができる。
【0042】
なお、上記の実施形態はビッダー端末側で相対遅早時間(時刻補正値)が算出されるものであるが、オークションタイムキーパ側で時刻補正値が算出される実施形態も考えられる。この場合には、オークションタイムキーパが、端末送信時刻とタイムキーパ受信時刻との差を算出し、その算出結果に基づく補正時間を含む補正指示信号をビッダー端末2へ送信することになる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のネットワークリアルタイムオークション方法によれば、ビッダー端末とオークショナーサーバとの間の信号送達時間に関わらず即時かつ公平に買受人を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークリアルタイムオークションシステムYの機能的構成を示す図である。
【図2】ビッダー端末2の基準時刻の補正(通常処理)を行うべき時間間隔及びビッド実行処理における応答待ち時間(タイムアウト値)を算出する初期処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】初期処理に続く通常処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】リアルタイムオークションを実行する際におけるネットワークリアルタイムオークションシステムYの動作の手順を示すフローチャートである。
【図5】図4に示すオークショナーサーバ4がオークションを実行する処理(S422:ビッド信号の受信/オークション物品の割り当て/オークション結果及び次のオークション情報(サーバ信号)の送信)の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ソフトウェア(記録媒体)、102…時刻補正信号送信処理モジュール、104…相対遅早時間算出モジュール、106…往復送達時間算出モジュール、108…補正時間間隔算出モジュール、110…応答待ち時間算出モジュール、112…時刻補正処理モジュール、114…ビッド実行モジュール、2…ビッダー端末、3…オークションタイムキーパ、32…標準時刻補正部、34…受信時刻送信部、4…オークショナーサーバ。

Claims (2)

  1. オークショナーサーバがネットワークを介してビッダー端末から買受申出信号を受信し、即時にオークションの結果を判断するネットワークリアルタイムオークション方法において、
    前記ビッダー端末が、前記オークショナーサーバに基準時刻を提供するオークションタイムキーパに対し、時刻補正信号を送信する時刻補正信号送信ステップと、
    前記オークションタイムキーパが、前記ビッダー端末に対し、前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻補正信号の受信時刻を含んだ時刻信号を送信するタイムキーパ時刻信号送信ステップと、
    前記ビッダー端末が、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく前記時刻補正信号の送信時刻と、前記オークションタイムキーパから送信された前記時刻信号に含まれる前記受信時刻との時間差を算出する相対遅早時間算出ステップと、
    前記ビッダー端末が、前記時間差に応じて、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく前記時刻補正信号の送信時刻と前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻補正信号の受信時刻とが一致するように前記ビッダー端末の基準時刻を補正する時刻補正ステップとを含む
    ことを特徴とするネットワークリアルタイムオークション方法。
  2. オークショナーサーバがネットワークを介してビッダー端末から買受申出信号を受信し、即時にオークションの結果を判断するネットワークリアルタイムオークション方法において、
    前記ビッダー端末が、前記オークショナーサーバに基準時刻を提供するオークションタイムキーパに対し、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく送信時刻を含んだ時刻信号を送信する時刻信号送信ステップと、
    前記オークションタイムキーパが、前記ビッダー端末から送信された前記時刻信号に含まれる前記送信時刻と、前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻信号の受信時刻との時間差を算出する相対遅早時間算出ステップと、
    前記オークションタイムキーパが、前記相対遅早時間算出ステップにおける算出結果に基づく補正時間を含む補正指示信号を前記ビッダー端末へ送信する補正指示信号送信ステップと、
    前記ビッダー端末が、前記補正時間に基づいて、前記ビッダー端末の基準時刻に基づく前記時刻補正信号の送信時刻と前記オークションタイムキーパの基準時刻に基づく前記時刻補正信号の受信時刻とが一致するように前記ビッダー端末の基準時刻を補正する時刻補正ステップとを含む
    ことを特徴とするネットワークリアルタイムオークション方法。
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