JP3996577B2 - 様々な発見技術の分割によるトポロジ発見 - Google Patents

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Description

本発明は、全般的にはネットワークに関し、詳細には、ネットワークまたは経路指定トポロジを判定する方法および装置に関する。
分散処理ネットワークは、我々の情報化社会においてますます重要性を増している。図1は、単純なデータ・ネットワークのネットワーク・トポロジを示す。ネットワーク100は、複数のルータ104a〜g、中継ネットワーク108、およびスタブ・ネットワーク112を含み、すべてがリンク116a〜iによって相互接続される。ルータとは、着信データまたはパケットを適切なネットワーク/ノードに経路指定する、2つ以上のネットワークを接続する装置であり、中継ネットワークとは、1つ以上のルータを含むネットワークであり、スタブ・ネットワークとは、ネットワークを介してあるルータから別のルータにパケットを中継するように構成されないネットワークであり、リンクとは、2つ以上のノードの間の通信チャネルであることが理解されよう。ルータはそれぞれ、通常はインターフェース120a〜nなどの1つまたは複数のインターフェースを介してリンクに接続される。図1の単純なネットワークは、2つの領域の間の境界である破線124で2つのプロトコル領域に分けられる。ルータ104cは境界124上に位置して本明細書では区域境界ルータと呼ばれ、他のルータ104a〜bおよびd〜gは区域境界ルータではない。1つまたは複数のプロトコル領域はしばしば、自律システムである。自律システムとは、単一の管理権限によって制御されるネットワークの集合体である。
パケット交換ネットワークでは、相互接続されたネットワークを介してパケットを経路指定するのに使われる技術は、経路指定プロトコルによって決まる。ほとんどのプロトコルは、以下の2つのカテゴリのうちの1つである。つまり、距離ベクタ・アルゴリズム(送信元ネットワークから宛先ネットワークまで、パケットが途中で横断するルータのホップ数を計算することによって、送信元ノードと宛先ノードの間の距離を判定する)、およびリンク状態アルゴリズム(ルータがネットワーク内のリンクについて知らされるようにするために、リンク状態広告すなわちLSA(ルータの隣接ルータの名前および様々なコスト算出法を含む)を使う)である。実際の経路を格納する(距離ベクタ・アルゴリズムの場合)だけでなく、リンク状態アルゴリズムは、このような経路を生成するのに必要な情報を格納する。距離ベクタ・アルゴリズムを使うルータ・プロトコルの例にはRIPおよびRIP−2があり、リンク状態アルゴリズムを使うルータ・プロトコルの例には、最適経路制御プロトコルすなわちOSPF、OSIのIS−IS、EIGRP、およびNetwareのリンク・サービス・プロトコル(NLSP)がある。
ルータおよび他のネットワーク構成要素は通常、ネットワーク管理システムを用いて管理される。ネットワーク管理システムは、ネットワークの保守を実施し、ネットワークにおける潜在的な安全性の問題を識別し、機器、モジュール、サブアセンブリ、およびカードの故障を位置決めし、回路停止を検出し、性能レベル(たとえば、ビット・エラー・レートすなわちBER、同期の喪失など)を監視し、ネットワークの使用およびトラフィック・レベルの高速かつ正確な限定を許可する。上述の作業を実施するために使われるネットワーク管理システムの例には、ヒューレット・パッカードのOpenView(商標)、IBMのNetview(商標)、およびディジタル・イクイップメント・コーポレーションの企業管理アーキテクチャすなわちEMA(商標)がある。
ネットワーク管理システムの最適動作のために、ネットワークまたはOSIレイヤ3トポロジの正確で詳細なマップが一般に必要とされる。このようなマップは、ネットワーク管理システムの動作を容易にするだけでなく、新規に接続されたホストが(ネットワーク性能への悪影響を避けるために)ネットワークにとって適切に配置され構成されることも、既存のホストが、新規に接続されたホストにとって適切に配置されることも可能にする。通常の実施では、ネットワークのトポロジの詳細なマップは、全体的にも部分的にも、ネットワーク管理担当者には利用不可能である。このことは、記録の保存の乏しさ、一部のネットワークの大規模性および複雑さ、ならびにネットワークがいくつかの自律システムまたは企業を含む場合などのネットワークの中央管理の欠如によるものである場合がある。
ネットワーク層トポロジを自動的に発見する簡易ネットワーク管理プロトコル、すなわちSNMPアルゴリズムが、多くのネットワーク管理ツールにおいて使われる。SNMPアルゴリズムは、いくつかの手法を取ることができる。「ホップバイホップ」手法として知られる一手法では、このアルゴリズムは、各ルータ内の標準経路指定SNMPの管理情報ベースすなわちMIB情報にホップバイホップ・ベースでアクセスする。本明細書で使用する「ホップ」とは、中間ノードをもたない経路の一部分を指し、「MIB」とは、SNMPによって定義されたように管理することができる、管理されるオブジェクトまたは変数の組である。MIBオブジェクトまたは変数は通常、管理情報構造すなわちSMIとして知られる規則の組によって定義される。MIB情報は、どのSNMPルータのメモリにも格納されることが理解されよう。別の手法では、ベンダ独自の固有アルゴリズムが、トポロジを生成するのに使用される。このような解決法の一例は、シスコ・システムズによるCDP(商標)である。このような固有アルゴリズムは通常、標準SNMPのMIBへのベンダ独自の拡張に依拠し、こうした拡張は、マルチベンダ・ネットワークにおいては全般的に有用ではない。
SNMPネットワーク・トポロジ発見アルゴリズムは通常、ネットワーク内のルータが異なる経路指定プロトコルをサポートしかつ/または交信不可能であるとき、レイヤ3トポロジを確認することができない。ルータは、不正な証明の使用、交信されたインターフェースの動作不能状態、ルータ内のアクセス不可能なまたは存在しないSNMPエージェントなど様々な理由で交信不可能になり得る。こうした問題は、図2によって示される。図2を参照すると、ルータ200は、経路指定情報プロトコルすなわちRIPをサポートし、SNMP交信可能であり、ルータ204、208、および212は、最適経路制御プロトコルすなわちOSPFプロトコルをサポートし、SNMP交信可能であり、ルータ216は、OSPFをサポートするがSNMP交信可能ではなく、最後に、ルータ220は、OSPFおよびRIPをサポートし、SNMP交信可能である。トポロジ発見アルゴリズムは、最初にルータ200と交信する場合は、ホップバイホップ手法により、ルータ200、220および216と交信することができる。アルゴリズムがルータ216と交信すると、このルータはSNMP交信可能ではないので、アルゴリズムはルータ204、208、および212と交信することができない。アルゴリズムがルータ216にあるMIB情報にアクセスすることができず、それによってアルゴリズムはこうしたルータの存在を知ることを妨げられるので、このようなことになる。
RFC1850 IETFのRFC1213標準 Goringeらの米国特許出願第10/127,967号「USING LINK STATE INFORMATION TO DISCOVER IP NETWORK TOPOLOGY」 Goringeらの米国特許仮出願第60/317,719号「USING LINK STATE INFORMATION TO DISCOVER IP NETWORK TOPOLOGY」
こうしたおよび他の必要性は、本発明の様々な実施形態および構成によって対処される。全般的には、本発明のアーキテクチャは、ネットワーク・トポロジを発見するのに様々なトポロジ発見技術を使う。こうした異なる発見技術は、ネットワーク管理プロトコルに特有かつ/または経路指定プロトコルに特有である場合がある。ネットワーク管理プロトコル特有の発見アルゴリズムを使うと、アルゴリズムの発見を認知できない(またはそれに反応しない)場合がある。
企業ネットワークまたは自律システムにとって特に有用な一実施形態では、ホップバイホップの発見アルゴリズム、たとえばSNMPトポロジ発見技術が、他の1つまたは複数の発見アルゴリズム、たとえばOSPF発見アルゴリズム、独自の標準に基づく発見アルゴリズム、およびベンダ独自のトポロジ発見アルゴリズムと組み合わされて、トポロジ発見を実施する。こうしたトポロジ発見機構は通常、経路指定プロトコルに反応するように設計される。このことは、ホップバイホップの手法によって可能となる。この手法では、各ルータが交信されて、交信されたルータに既知である、ネットワーク内の他のエンティティを見つけ出す。各ルータは交信され、次いで様々なネットワーク・エンティティおよびそのトポロジ接続に関するデータベースを構築する。
ルータは、ホップバイホップ方法によって発見されると常に、その経路テーブルを定義するのにどのプロトコルが使われたか識別するために問合わせを受ける。こうしたプロトコルが、関連づけられた特定の発見アルゴリズムを有する場合、対応する発見アルゴリズムが実行される。見つけられたどの追加データも、ネットワーク・モデルに追加され、発見されたどの追加ルータも、さらなる探索のためにホップバイホップ・アルゴリズムにとって利用可能となる。代替発見アルゴリズム(群)を用いて発見されたルータは、図2のルータ216などの交信不可能なルータを「飛び越える」のに使うことができる。図2を参照すると、SNMP発見アルゴリズムに加えてOSPFトポロジ発見アルゴリズムを使うことにより、ルータ204、208、212、および216のどれにあるOSPF領域情報も開示することになる。領域情報は、交信不可能なルータ216が存在することを識別するが、他の情報を演繹することはできない。
別の実施形態では、本アーキテクチャは、いくつかの発見エージェントを用いて、異なる様々な経路指定プロトコルを実行する異種ネットワークを発見する。各発見エージェントは、1つまたは複数の経路指定プロトコルによって定義されたルータ情報と相互作用するように構成される。こうした様々な発見エージェントは、個別のフェーズにおいて、並列にまたはルータバイルータ・ベースで動作することができる。
本発明のアーキテクチャには、いくつかの利点があり得る。たとえば、異なる発見技術の使用により、ネットワーク構成要素が様々なプロトコルをサポートするとしても、ネットワーク構成要素を位置決めすることができる。この利点は、MIBおよびOSPF発見技術の両方を使うアーキテクチャの構成を参照して示すことができる。本明細書では、「MIB」は管理情報ベースのすべてのバージョンを指し、「SNMP」は簡易ネットワーク管理プロトコルのすべてのバージョンを指し、「OSPF」はOSPFプロトコルのすべてのバージョンを指すものとみなす。MIB発見の利点は、どのような経路指定プロトコルが存在するかに関わらず、IPネットワーク・トポロジが発見されることである。この手法の欠点は、ネットワーク全体を発見するためにMIB発見エージェントがネットワーク内の各ルータを訪れなければならないことである。図2を参照して上述したように、ルータがSNMPを介して交信することができない場合、MIB発見エージェントは、ネットワークのサブセットのみを発見する。OSPF発見のみを使うと、OSPF経路指定プロトコルを実行しているネットワークの部分が発見されるだけである。ただし、OSPF発見技術は、少数のルータ(たとえば、区域境界ルータ)と交信するだけでネットワークの大部分の領域を素早く識別することができ、そうすることによって、このような技術は交信不可能なルータを横断しないようになる。したがって、OSPFは各ルータを訪れることなくネットワーク・トポロジを判定することができるので、OSPF発見は、MIB発見では見つけることができなかったルータを見つけることができる。具体的には、OSPFは、図2を参照して上述したように、MIB発見を阻止する交信不可能なルータにより到達不可能なネットワークの一部を発見することができる。2つの発見技術を併せて使うことにより、MIB発見は、ネットワークに存在する経路指定プロトコルに関わらず、ネットワーク内のすべての交信可能なルータおよび交信不可能なルータを見つけることが可能になる。交信可能でないネットワーク部分はしばしば、MIB発見による後の発見のために交信不可能なルータを「飛び越える(hop over)」OSPF発見を使って発見することができる。
こうしたおよび他の利点は、本明細書に含まれる本発明(群)の開示によって明らかになるであろう。
上述した実施形態および構成は完全なものでも、網羅するものでもない。本発明の他の実施形態は、上述したまたは以下で詳細に述べる特徴の1つまたは複数を、単独でまたは組み合わせて使用することによって可能となることが理解されよう。
様々な経路指定プロトコルが存在するネットワークのトポロジを発見するために、フェーズ式の発見手法が利用される。3つの主なフェーズが、ネットワーク・トポロジを発見するのに必要とされる。初期ゲートウェイ検出フェーズでは、アーキテクチャは、シード・ルータと交信して発見処理を開始する。MIBまたはMIB2発見フェーズでは、アーキテクチャは、企業ネットワーク内のルータそれぞれと交信して、ルータ内の選択されたMIB情報をダウンロードする。OSPF発見フェーズでは、アーキテクチャは、OSPFをサポートするルータと交信して、OSPFルータ内のリンク状態広告データベースからリンク状態広告をダウンロードする。
データ収集/分析エージェント208の動作を説明する前に、多くの経路指定プロトコルの特定の特徴を理解されたい。ルータは、特定のプロトコルの場合には一義的なルータIDによって識別することができ、一義的な領域IDに関連づけることができる。ルータは通常、それ自体ではIPアドレスをもたない。インターフェースは、リンクの接続ポイントであるというよりは、ルータなどのホストに属す論理装置である。一般に、インターフェースは、ゼロまたは1つのIPアドレスをもち、ネットワークに属す。インターフェースは、通常はインターフェース番号およびネットワーク・マスクを有する。リンクは、送信元インターフェースの2つ以上の束縛および算出法またはコストを含む。リンクは、経路指定プロトコルに特有であるとともにパケットがインターフェースから離れるためのコストを表す算出法の表現によってテンプレートされる。リンクは通常、コスト算出法および経路指定プロトコル識別子に関連づけられる。ネットワーク・オブジェクトとは、データ・ネットワークまたはサブネットを表す。このオブジェクトは、アドレスおよびマスクを有し、1組のホストが含まれるアドレス空間を表す。ネットワーク・オブジェクトは、メンバーであるインターフェースからそのアドレスおよび/またはマスクを導き出すことができる。
ネットワーク・トポロジ発見システム
以上のことを念頭に置き、図3は、本発明の実施形態によるネットワーク・トポロジ発見システム300を示す。システム300は、コンピュータ・ネットワークのアクセス・ポイント、たとえばスタブ・ネットワーク112に接続されるように、かつホスト、通常はルータとの間で送受信を行うように構成される。システム300は、3つのフェーズそれぞれの実行を適切な順序で監督していつ発見処理が完了したか判定するように構成されたフェーズ・コントローラ304と、MIB発見フェーズにおいて、交信可能な各ルータ内のMIB情報にアクセスしてネットワーク・トポロジの一部を記述するMIB出力を生成するように構成されたMIB発見エージェント308と、OSPF発見エージェント310とを備え、OSPF発見エージェント310は、OSPF発見フェーズにおいて、所望の各経路指定領域中の選択されたルータと交信することによって、ネットワーク・トポロジに関する選択された情報を集めるように構成されたOSPFデータ収集エージェント312と、OSPF発見フェーズにおいて、OSPFデータ収集エージェント312によって集められた情報を分析してネットワーク・トポロジの一部を記述するOSPF出力を生成するように構成されたOSPFデータ分析エージェント316とを含む。
トポロジ発見の間、システム300は、計算の重複を避けるためにいくつかの一覧(未確定リスト、完了リスト、初期ゲートウェイ・リスト、区域境界ルータ・テーブル(図示せず)、およびリンク状態広告テーブル(図示せず))を維持する。未確定リスト320(図12)は、まだ交信されていない候補ホストの(インターフェース)アドレス1200を列挙する。MIB発見フェーズおよびOSPF発見フェーズの間、新規のルータのインターフェース・アドレスが発見されると、未確定アドレス・リスト320に追加される。MIB発見フェーズは通常、未確定リストから第1のアドレスをはずし、そのインターフェース・アドレスが接続されるルータを探索する。完了リスト324(図13)は、交信されたことがあり、再度交信する必要がないホストの(インターフェース)アドレス1300を列挙する。未確定アドレス・リストにあるルータ・インターフェースが処理された後、対応するルータのインターフェース・アドレスは、未確定リストから完了リストに移される。初期ゲートウェイ・リスト328(図11)は、MIB発見エージェント308の動作中に発見される、(以下で説明するルータ・テーブル中の該当するルータ・エントリへのポインタによって)OSPFルータ1100、および(以下で説明するインターフェース・テーブル中の該当するインターフェース・エントリへのポインタによって)対応するインターフェース(群)1104を列挙する。こうしたルータは、OSPF発見フェーズ中に探索される。区域境界ルータ・テーブルは、OSPF発見エージェント310の動作中に発見されたOSPF区域境界ルータを列挙し、各ルータ・エントリごとに、ルータが交信されたことがあるかどうかという指示と、交信されたことがある場合にはその結果とを含む。最後に、リンク状態広告テーブルは、OSPFデータ収集エージェント312によって出力され、交信されたOSPFルータ内のリンク状態データベースから取得されたリンク状態広告すなわちLSAの一覧である。リンク状態データベースは、OSPFプロトコルによって定義されるように、各リンクが、そのリンクに関連づけられたエンド・ポイントおよびコスト算出法によって定義されるリンクの一覧であることが理解されよう。経路指定領域内部の各区域境界ルータは、その境界上にルータが位置する(または区域境界ルータが関連づけられる)すべての領域に対してデータベースの完全なコピーを有する。しかし、1つの経路指定領域内部の非区域境界ルータは通常、そのルータが置かれた領域においてデータベースの完全なコピーを有し、異なる経路指定領域内のルータと同じリンク状態データベースはもたない。
システム300は、MIB発見フェーズが完了した後でMIB発見エージェント308によって出力されるいくつかの出力テーブル、すなわちルータ・テーブル332、ネットワーク・インターフェース・テーブル336、およびインターフェース・テーブル340と、OSPF発見フェーズが完了した後でOSPF発見エージェント310によって出力される、ルータ・リスト344、リンク・リスト348、ネットワーク・リスト352、およびインターフェース・リスト356とを提供する。図8を参照すると、ルータ・テーブル332は、発見された各ルータ800ごとに、対応するプロトコル識別子804、および1つまたは複数の対応する接続されたインターフェース808(通常、インターフェース・テーブル340中の対応するエントリへのポインタによって識別される)を含む。図9を参照すると、インターフェース・テーブル340は、各インターフェース900ごとに、対応するIPアドレス904、1つまたは複数の対応する属性908(たとえば、インターフェースが交信可能であったか、速度、インターフェースのタイプ、コスト算出法、動作可能/不可能状況など)、およびインターフェースを所有する対応するルータ912(通常、ルータ・テーブル332中の対応するエントリへのポインタによって識別される)を含む。図10を参照すると、ネットワーク・インターフェース・テーブル336は、各ネットワーク・アドレス1000(または他のタイプのネットワーク識別子)ごとに、ネットワークに接続される1つまたは複数の対応するインターフェース1004(通常、インターフェース・テーブル340中の対応するエントリへのポインタによって識別される)を列挙する。図14を参照すると、ルータ・リスト344は、企業ネットワークまたは自律システムにおいて指定され接続されたルータ1400の包括的な一覧を含む。こうしたルータは、ルータID1404(および/またはルータのインターフェースのIPアドレス(図示せず)の1つによって)、関連づけられた領域識別子1408、および/またはインターフェース・リスト中の関連づけられたインターフェースを指す1つまたは複数のポインタ1412によって識別される。区域境界ルータは複数の領域IDを有し、非区域境界ルータはただ1つのIDを有し、ルータは、1つまたは複数の関連づけられたインターフェースを有することができることが理解されよう。図15を参照すると、リンク・リスト348は、発見されたリンクを列挙する。リンク1500は、エンド・ポイント1504として、2つのルータ、または1つのルータおよび1つのネットワーク(スタブまたは中継)をもつことができる。ルータは、ルータIDおよび/またはインターフェースのIPアドレスによって識別することができ、ネットワークは、マスクおよび/または1つもしくは複数のIPアドレスによって識別することができる。図16を参照すると、ネットワーク・リスト352は、ネットワーク1600(スタブまたは中継)の一覧である。ネットワーク1600は、ネットワーク・アドレスならびにネットワーク・マスク、および/またはネットワークに接続される1つもしくは複数のIPアドレスによって識別される。各ネットワークは、関連づけられた1組のルータ・インターフェース1604(通常、インターフェース・リスト中の対応するルータ・インターフェースへのポインタによって示される)、および関連づけられた指定ルータ1608(通常、ルータ・リスト中の対応するルータへのポインタによって示される)を有する。最後に図17を参照すると、インターフェース・リスト356は、IPアドレス、インターフェース番号、および/またはネットワーク・マスクによって識別されるインターフェース1700を列挙する。各インターフェース1700は、ルータ1704に関連づけられる。関連づけられたルータ1704は通常、ルータ・リスト344中の対応するルータへのポインタによって示される。
こうしたテーブルはまとまって、ネットワークの経路指定トポロジ、およびそこで表されるネットワーク要素の属性を提供する。「経路指定トポロジ」は、ある特定の経路指定プロトコルによって記述される論理的なネットワーク・トポロジを指すことが理解されよう。経路指定トポロジのマップまたはモデルは、ルータ・テーブル、インターフェース・テーブル、ネットワーク・インターフェース・テーブル、ルータ・リスト、リンク・リスト、ネットワーク・リスト、およびインターフェース・リストに基づいて、自動的にまたは手作業で生成することができる。複数の経路指定プロトコルが使われる場合、複数の異なる経路指定トポロジがあり得る。経路指定トポロジは、物理的なネットワーク・トポロジとはかなり異なり得ることが理解されよう。
フェーズ・コントローラの動作
ここで、図4を参照してフェーズ・コントローラ304の動作を説明する。
ステップ400でのフェーズ・コントローラ304の作成後、フェーズ・コントローラ304は、ステップ404で初期ゲートウェイ検出を実施する。フェーズ・コントローラは通常、1つまたは複数のシードIPアドレスを使ってホスト・ルータと交信する。フェーズ・コントローラ304によって最初に交信されたルータ(群)は通常、ゲートウェイ・ルータ(群)と呼ばれる。好ましい実装形態では、ただ1つのシードIPアドレスが利用される。ユーザがある特定のルータを初期ゲートウェイとして使うようにフェーズ・コントローラを構成しなかった場合、シード・ルータは自動的に決定することができる。この決定を行う方法は、プラットフォーム依存である。すべてのプラットフォームに対して、ゲートウェイは、有効なゲートウェイ・フィールドを有する第1の経路指定テーブル・エントリから取り出される。ゲートウェイ・ルータと交信するのに使われる簡易ネットワーク管理プロトコルすなわちSNMP技術は、経路指定プロトコルに特有でよい。たとえば、RFC1850は、OSPFプロトコルを用いてルータと交信するための仕様を提供する。フェーズ・コントローラ304は、ステップ408で、初期ゲートウェイ・ルータと交信しようと試みる。
判断ブロック412で、フェーズ・コントローラ304は、SNMP技術を用いてゲートウェイ・ルータがうまく交信されたか判定する。交信の試みが成功しなかった場合、フェーズ・コントローラは、ステップ416で動作を終了し、ユーザに誤りを通知してさらにシード・ルータを要求する。交信の試みが成功した場合、フェーズ・コントローラはステップ420で、初期ゲートウェイ・ルータ内のMIB情報にアクセスし、ステップ424で、未確定リストおよび完了リストを初期化して、ゲートウェイ・ルータの交信可能インターフェースのインターフェース・アドレスを、MIB発見フェーズにおいて後で使うために未確定リストに追加する。
フェーズ・コントローラは次いで、ステップ428で、MIB発見エージェント308を呼び出し、エージェントにMIB発見フェーズを実施させる。MIB発見エージェントの動作は、図5および6を参照して以下で説明する。
MIB発見フェーズが完了すると、フェーズ・コントローラは、ステップ432でOSPF発見エージェント310を呼び出して(または最初にOSPFデータ収集エージェント312を、次いでOSPFデータ分析エージェント316を直接呼び出して)、OSPF発見フェーズを実施する。こうしたエージェントの動作は、図7を参照して以下で説明する。フェーズ・コントローラは、オブザーバ・パターンを用いてMIB発見エージェントおよびOSPF発見エージェントの進行を監視することができる(または、OSPFデータ収集エージェントおよびOSPFデータ分析エージェントを直接呼び出す)。
OSPF発見フェーズが完了すると、フェーズ・コントローラは、判断ブロック436で未確定リスト320が空であるか判定する。候補エントリ1200が未確定リスト320に残っている場合、フェーズ・コントローラは、ステップ428および432を繰り返す。候補エントリ1200が未確定リスト320に残っていない場合、フェーズ・コントローラは、ステップ440に進んで動作を終了させる。
MIB発見エージェントの動作
ここで、MIB発見エージェント308の動作を、図5および6を参照して説明する。全般的には、MIB発見エージェント308は、次のインターフェース・アドレスを未確定リスト320から反復して取り出し、そのインターフェース・アドレスに対応するルータと交信し、ルータの経路指定テーブルを処理し、次いでインターフェース・アドレスを未確定リスト320から完了リスト324に移動させる。不必要なネットワーク・トラフィックおよび計算資源の浪費を避けるために、MIB発見エージェントは好ましくは、ルータのある1つのインターフェースがうまく交信されると、そのルータの他のインターフェースがその後でMIB発見エージェントによって交信されないように構成される。
MIB発見エージェント308は、ステップ500で作成される。判断ブロック504で、MIB発見エージェント308は、未確定リスト320が空であるか判定する。リスト320が空である場合、エージェント308は動作をやめ、フェーズ・コントローラはOSPFデータ収集エージェント312を作成する。リスト320が空でない場合、エージェント308はステップ508に進み、未確定リスト320にある次のインターフェース・アドレスを入手する。
ステップ512で、エージェント308はインターフェース・アドレスに交信し、判断ブロック516で、エージェント308はそのアドレスが交信可能であったか判定する。アドレスが交信可能でなかった場合、エージェントはステップ520に進み、そこでインターフェース・アドレスが未確定リスト320から完了リスト324に移され、エージェントは判断504に戻ってループを再度反復する。アドレスがうまく交信されると、エージェント308は、図6を参照してさらに説明するように、ステップ524でルータを処理する。
ここで、図6を参照して、MIB発見エージェントによるルータの処理を説明する。
ステップ600で、MIB発見エージェント308は、アドレスがうまく交信されたことを示す、インターフェース・アドレスに関連づけられたフラグをセットする。このフラグは、未確定リストに含めることができる。
ステップ604で、エージェント308は、交信されたインターフェース・アドレスに対応するルータに接続されたインターフェース・アドレスのリストを取り出す。この情報は、ルータのSNMPテーブルに含まれる。エージェントによって取り出されたSNMPテーブルは、IETFのRFC1213標準において定義されるipAddrテーブル、ipAddrTableテーブル、ipRouteTableテーブル、およびipRouteEntryテーブル(「テーブル」)である。ipAddrテーブルは、ルータのインターフェースのIPアドレスを列挙することが理解されよう。ipRouteTableテーブルは、現在のルータにおける各インターフェースが、どのようにしてネットワーク内の別のルータにおけるインターフェース(次のホップのインターフェースとも呼ばれる)に接続されるか判定するのに使うことができる。このテーブルはまた、2つのルータ・インターフェースの間のリンク上に存在するOSPFなどの経路指定プロトコルを記述する。
ステップ608で、エージェントは、(処理中の)ルータに対応する次のインターフェース・アドレスを、処理するために取り出す。このアドレスを処理する前に、エージェントは、判断ブロック612で、取り出されたアドレスが未確定リスト320にあるか判定する。取り出されたアドレスが未確定リスト320にある場合、このアドレスは、ステップ616で、未確定リスト320から完了リスト324に移される。この後で、または取り出されたアドレスが未確定リスト320にない場合は、エージェント308は次いで、ステップ620に進む。
ステップ620で、エージェント308は、処理中のルータの現在のインターフェースに接続された、次のホップのインターフェースのアドレスを取り出す。次のホップのインターフェースに関連づけられた情報に基づいて、1つまたは複数のエントリが、ネットワーク・インターフェース・テーブル336、インターフェース・テーブル340、および/またはルータ・テーブル332に追加される。初期化が済んでいない場合、テーブルはエントリの追加の前に初期化される。
ステップ624でテーブル中の次のホップのインターフェース・アドレスを処理するために使われる技術は、SNMPを熟知している当業者には公知であろう。ipAddrTable::ipAdEntIfIndexは、ipAddrTableテーブル中の各インターフェース・アドレスの列挙へのキーとして作用することが理解されよう。図24に示すように、ipRouteEntryテーブルは、(ipRouteEntry::Instanceにおいて)ipRouteEntry::ipRouteIfIndexを外部キーとして用いて、ipAddrTableテーブルに結合される。この関係は、ipAddrTableとipRouteEntryテーブルの間の1対多の関係を表す。各ifAddrEntryごとに、どのネットワークにインターフェースが接続されるか、およびそのネットワークに到達するのにどのインターフェースが使われるかを(ipRouteEntry::ipRouteNextHopを用いて)記述する、0以上のipRouteEntryがある。ipRouteEntryがない場合、そのインターフェースは使われていない。
テーブルは、転送ネットワークとスタブ・ネットワークを区別するのに使うことができる。パケットが、交信されたインターフェースからそのネットワークに直接移ることができる(またはインターフェースがネットワークに直接接続される(これは、ipRouteTypeフィールドの「direct」という指定によって確認される))場合、そのネットワークは、スタブ・ネットワークであると仮定される。パケットが、別のネットワークに到達するために、交信されたインターフェースからネットワークを介して移らなければならない(または、そのインターフェースが、ipAddrTableテーブル中に列挙されたエンド・ポイント・ネットワークに間接的に接続される(これは、ipRouteTypeフィールドの「indirect」という指定によって確認される))場合、その中間にあるネットワークは転送ネットワークである。
番号のついていないインターフェースも検討しなければならない。番号のついていないインターフェースの場合、ipTable中に表れるがipAddressTable中に表れず、ipTable中に「動作可能」状況をもち、イーサネット(登録商標)・インターフェースではないという基準を満たさなければならない。番号のついていないインターフェースは、ポイント−リンク間を用いて別のルータに、および次のルータの番号のついていない別のインターフェースに常に接続される。この場合、現在のルータにおけるipRouteTableは、次のルータの任意の(番号つきの)インターフェース・アドレスとして、番号のついていないインターフェースの次のホップのアドレスをもつ。
図18〜21は、ipAddrTableテーブル、ipRouteEntryテーブル、およびipRouteTableテーブルを示す。図18は、ipAddrTableテーブルであり、各インスタンス1800ごとに、ipAdEntAddr(IDX)1804、ipAdEntIfIndex1806およびipAdEntNetMask1808を含む。「インスタンス」とは、インターフェースのIPアドレスの出現を指すことが理解されよう。図19は、ipRouteEntryテーブルであり、各インスタンス1900ごとに、ipRouteDest(IDX)1904、ipRouteIfIndex1908、ipRouteNextHop1912、ipRouteType1916、ipRouteProto1920すなわち対象のインターフェースと次のホップのアドレス1912の間の接続によってサポートされる経路指定プロトコル、およびipRouteMask1924を含む。図20は、ipAddrテーブルであり、各インスタンス2000ごとに、図18のipAddrTableテーブルと同じ変数を含む。最後に、図21は、ipRouteTableテーブルであり、各インスタンス2100ごとに、ipRouteEntryテーブルと同じ変数を含む。
上記のテーブルの使い方を説明するために、ここでいくつかの例を図18〜21のテーブルに基づいて説明する。ifAddrEntryテーブル(図18)中のインターフェース・アドレス192.168.34.1すなわちインスタンス1812は、4という索引をもち、ipRouteEntryテーブル(図19)中の3つの結合されたエントリ1902、1928および1929をもつ。エントリ1928を見ると、ネットワーク192.168.34.0は、192.168.34.1インターフェースから到達できることを示す。このことは、このインターフェース・アドレスが34.1で終わるクラスCアドレスであり、ipRouteTypeフィールドの値「Direct(3)」によって確認されるので論理的である。このインターフェースはしたがって、192.168.34.0ネットワークに直接接続され、それ以上の情報なしで、このネットワークはスタブ・ネットワークであると仮定される。第3のエントリ1929は、ネットワーク192.168.35.0は、インターフェース192.168.34.2を介して到達することができるが、エントリ1916で示されるように、ipRouteTypeフィールド「indirect(4)」によって指定されるように間接的にしか接続されないことを示す。このネットワークへの第1のホップであるルータは、ipRouteNextHopフィールドによって指定されるように、次のホップのインターフェース192.168.34.2によって到達することができる。192.168.35.0ネットワークに到達するためには、パケットは192.168.34.0ネットワークを介して移らなければならず、192.168.34.0ネットワークは転送ネットワークと定義される。34.0ネットワークはスタブ・ネットワークであると以前に仮定されたので、ここで転送ネットワークであると更新する必要がある。インターフェース192.168.34.2を有するルータにおけるifAddrEntryテーブル(図20を参照)およびifRouteEntryテーブル(図21を参照)の検査において、ルータは、192.168.35.1インターフェースを介して192.168.35.0ネットワークに接続される(図21の最後のエントリを参照)ことがわかる。これは、ifAddrEntry中の192.168.35.1インターフェース(図20のエントリ2002)およびifRouteEntry(ipRouteIndex=7)(図21のエントリ1908)中の対応する行によって判定される。ipRouteTypeフィールド1916は、この接続は「direct(3)」であると指定し、このインターフェースが35.0ネットワークに直接接続されることを示す。192.168.34.2ルータ・テーブル(図21)も、このルータはインターフェース192.168.17.2を介して17.0ネットワーク(図21の上から3番目のエントリを参照)に直接接続されることを示す。
図18に戻ると、やはり探索可能な他の3つのインターフェースがある。これらは、192.168.16.100(オリジナル・ゲートウェイ・インターフェース)、192.168.19.2および192.168.29.2インターフェースである。こうしたインターフェース用に結合される図19のipRouteEntryテーブルのエントリは、このルータが、(i)192.168.16.100インターフェースを介して直接192.168.16.0ネットワークに、(ii)192.168.19.2.インターフェースを介して直接192.168.19.0ネットワークに、(iii)192.168.19.2インターフェースを介して間接的に192.168.18.0ネットワークに(また、次のホップのインターフェースは新規に発見されたルータの192.168.19.1である)、および(iv)192.168.29.2インターフェースを介して直接192.168.29.0ネットワークにも接続されることを示す。
図18〜21の上述の分析に基づくネットワーク・トポロジを、図22に示す。
図6に再度戻ると、エージェント308は、ステップ628で、現在のインターフェースと次のホップのアドレスの間の接続がOSPFを使うかどうか判定する。これは、図19および/または21のipRouteProto1920エントリに基づいて判定される。接続がOSPFをサポートする場合、ステップ629でOSPFプロトコル識別子がルータ・テーブル332に追加され、ステップ630でインターフェース・アドレスが、OSPF発見フェーズにおける以降の探索のために初期ゲートウェイ・リスト328に追加される。どちらのイベントでも、エージェント308は次に判断ブロック632に進む。
判断ブロック632で、エージェント308は、次のホップのアドレスが未確定リスト320または完了リスト324にあるか判定する。次のホップのアドレスがどちらのリストにもない場合、次のホップのアドレスはステップ636で未確定リスト320に追加される。どちらのイベントでも、エージェント308は判断ブロック640に進む。
判断ブロック640で、エージェント308は、交信されるルータに接続された、まだ検討されていない別のインターフェース・アドレスがあるか判定する。別のアドレスがまだ検討されていない場合、エージェント308はステップ608に戻り、上記のステップをそのアドレスに対して繰り返す。検討すべきアドレスが残っていない場合、エージェント308は図5のステップ520に進む。
OSPFデータ収集エージェントおよびデータ分析エージェントの動作
ここで、OSPF分析収集エージェント312およびデータ発見エージェント316の動作を、図7を参照して説明する。一般に、初期ゲートウェイ・リスト328中のインターフェース・アドレスはそれぞれ、OSPF発見フェーズにおいて、OSPFデータ収集エージェント308用の初期ゲートウェイの開始点として使われる。前のOSPF発見の実行によって発見されたOSPFルータは、後に続くOSPFデータ収集エージェント312の実行における初期ゲートウェイの開始点として使う必要はない。
図7を参照すると、フェーズ・コントローラ304は、ステップ700で初期ゲートウェイ・リスト328を取り出し、ステップ704で、OSPF発見において処理するための、リスト328にある次のルータ(またはこのルータに接続された第1のインターフェース・アドレス)を入手する。フェーズ・コントローラは次いで、ステップ708でOSPF発見の初期ゲートウェイを第1のインターフェース・アドレスに設定し、ステップ712でOSPFデータ収集エージェント312を作成し、次いでステップ716でOSPFデータ分析エージェント316を作成する。データ収集エージェント312およびデータ分析エージェント316の動作は、どちらも参照によって本明細書に組み込まれる、本出願と同時に出願されたGoringeらの米国特許出願第10/127,967号「USING LINK STATE INFORMATION TO DISCOVER IP NETWORK TOPOLOGY」、および2001年9月6日出願のGoringeらの同じタイトルの米国特許仮出願第60/317,719号で説明されている。
上記の出願において説明されているように、データ収集エージェント312は、シード・インターフェースIPアドレスを使って選択された経路指定領域内のホスト・ルータと交信する、交信されたホスト・ルータのリンク状態データベース中のospfLsdbテーブルをダウンロードし、対象領域(群)の外のどのリンク状態広告も破棄し、区域境界ルータに関連づけられた各インターフェースのIPアドレスを区域境界ルータ・テーブルに追加し、対象領域(群)用のどのLSAもリンク状態広告テーブルに追加する。こうしたステップは、各区域境界ルータごとに繰り返される。
データ分析エージェント316は、リンク状態広告テーブルを横断してタイプ1およびタイプ2以外のすべてのリンク状態広告を破棄し、タイプ1およびタイプ2のリンク状態広告を使ってルータ・リスト344(図14)(これは、対象領域において発見されたすべてのOSPFルータを含む)、リンク・リスト348(図15)、ネットワーク・リスト352(図16)、および/またはインターフェース・リスト356(図17)を形成する。
データ収集エージェント312およびデータ分析エージェント316の動作が完了した後、フェーズ・コントローラ304は、ステップ720で、発見されたすべてのOSPFルータを初期ゲートウェイ・リスト328から削除する。データ収集エージェント312は、発見された各OSPFルータごとに、フラグをセットできることが理解されよう。
ステップ724で、フェーズ・コントローラは、データ収集エージェント312およびデータ分析エージェント316によって見つけられたすべてのルータ・インターフェース・アドレスを取り出して、MIB発見フェーズ動作がさらに必要か確かめる。この判定は、OSPF発見中に発見されMIB発見では発見されなかったどのルータ・インターフェース・アドレスのMIB発見エージェント308による検討も確実にするために行われる。この目的のために、フェーズ・コントローラ304は、ステップ728で、取り出した次のインターフェース・アドレスを入手し、ステップ732で、取り出したインターフェース・アドレスが未確定リスト320または完了リスト324にあるか判定する。アドレスが未確定リスト320にも完了リスト324にもない場合、ステップ736で、コントローラはそのアドレスを未確定リストに追加する。判断ブロック740で、コントローラ304は次いで、検討するインターフェース・アドレスがさらにあるか判定する。ある場合、コントローラはステップ728に戻って上記のステップを繰り返す。ない場合、コントローラは判断ブロック744に進み初期ゲートウェイ・リスト328中にさらにOSPFルータがあるかどうか判定する。リスト328中にさらにOSPFルータがある場合、コントローラはステップ704に戻り、さらにOSPF発見フェーズ動作を行う。リスト328中にそれ以上ルータがない場合、コントローラは図4のステップ436に進む。
様々な出力テーブルおよびリストは、いくつかの方法でマージして統合ネットワーク・トポロジ・モデルを形成することができる。「標準的な(as you go)」手法では、ネットワーク・モデルは知識リポジトリである。発見アルゴリズムは命題方法によってそうしたモデルを扱う。すなわち、アルゴリズムがモデルに、アルゴリズムが何を見つけたか知らせ、それをどうするかはモデルに任せる。ネットワークやルータなどに関する以前取得された情報は不完全であることを示す情報がプロトコルから受け取られると、付加情報がモデルに追加される。すべての情報は、競合する情報の識別を助けるためにどのプロトコルが提供されるか、印をつけられる。異なる2つのプロトコルからの情報が矛盾する場合、MIB2経路指定テーブルからのトポロジ情報が好まれる。この情報は、適切な経路指定プロトコルによって矛盾するとの印がつけられ、経路指定プロトコル情報が保存される。
本発明のいくつかの変形形態および変更形態を使うことができる。本発明の他の特徴を示さずに、一部の特徴を示すことが可能であろう。
たとえば一代替実施形態では、OSPF以外のプロトコル、共通管理情報プロトコルすなわちCMIPなどの非SNMPネットワーク管理プロトコル、および/またはMIB情報のアクセスに依拠しない発見技術に対してアルゴリズムが使われる。こうしたアルゴリズムはどの距離ベクタ経路指定プロトコルもリンク状態経路指定プロトコルもサポートするどのルータも発見するのに使うことができる。
別の代替実施形態では、アルゴリズムは、複数の経路指定プロトコルに対して同時に使われる。図23は、本実施形態を示す。ステップ2400(ゲートウェイ・ルータが交信されるとき)で、システム300は、ターゲット・ネットワーク上で使われている経路指定プロトコルを検出する。一部の構成では、ゲートウェイ・ルータは複数の経路指定プロトコルを使っていてよい。ステップ2404、2408および2412で、検出された各経路指定プロトコルごとに異なるアルゴリズムを用いてトポロジ発見が実施される。図23では、OSPF、RIP、およびEIGRP経路指定プロトコルそれぞれに対して異なるアルゴリズムが使用される。RIPおよびEIGRP用のアルゴリズムは上で説明したアルゴリズムを変更した形であるが、この変更は当業者には明らかであろう。複数の経路指定プロトコルが使われている場合、複数の経路指定トポロジがあり得る。本発明のネットワーク・モデルは、異なる経路指定トポロジを共通モデルにマージすることはできない。その場合、各経路指定トポロジは単一のデータ構造で同時に表される。
別の代替実施形態では、どのような経路指定プロトコルをルータがサポートするかに依存して、様々な発見エージェントがルータバイルータ・ベースで呼び出される。たとえば、トポロジ発見の間、OSPFは第1のOSPFルータを発見することができ、次いでRIPエージェントが呼び出されて、RIPをサポートするがOSPFをサポートしない次のルータを発見することができる。
別の代替実施形態では、MIB発見フェーズおよびOSPF発見フェーズを逆の順序で実施することができる。すなわち、OSPF発見をMIB発見の前に実施することができる。
別の代替実施形態では、MIB発見フェーズおよびOSPF発見フェーズは、並行してまたは同時に行われる。
別の実施形態では、上で説明したソフトウェア・モジュールはどれも、全体的にまたは部分的に、特定用途向け集積回路または他のどのタイプの論理回路としても実施することができる。
本発明は、様々な実施形態において、本明細書で十分に示し説明した構成要素、方法、処理、システムおよび/または機器を含み、様々な実施形態、その下位組合せおよびサブセットを含む。本開示を理解すれば、本発明の作成法および使用法が当業者には理解されよう。本発明は、様々な実施形態において、本明細書またはその様々な実施形態で示さなかったかつ/または説明しなかった項目がないとき、たとえば以前の装置または処理において使うことができたこのような項目がないときに、たとえば性能を向上し、簡便さを達成し、および/又は実装コストを削減する装置および処理の提供を含む。
以上、本発明を例示および説明の目的で説明した。上記の説明は、本明細書で開示した形に本発明を限定することを意図するものではない。本明細書の説明は1つまたは複数の実施形態および特定の変形形態および変更形態の説明を含むが、たとえば当該分野における技術および知識の範囲内であるように、本開示を理解すれば他の変形形態および変更形態も本発明の範囲内である。代替実施形態を許容される範囲まで含み、代替的な、互いに交換可能なかつ/又は等価な構造、機能、範囲またはステップが本明細書で開示されるかどうかに関わらず、このような代替的な、互いに交換可能なかつ/または等価な構造、機能、範囲またはステップを特許請求の範囲に含む権利の取得を意図するものであり、どの特許可能な対象も公に特定用途とすることを意図していない。
従来技術による単純なネットワーク・トポロジを示す図である。 従来技術による別の単純なネットワーク・トポロジを示す図である。 本発明の実施形態による計算機アーキテクチャを示すブロック図である。 フェーズ・コントローラの動作を示すフロー図である。 MIB発見エージェントの動作を示すフロー図である。 MIB発見エージェントの動作を示す別のフロー図である。 OSPF発見エージェントの動作を示すフロー図である。 MIB発見エージェントによって出力されるルータ・テーブルを示す図である。 MIB発見エージェントによって出力されるインターフェース・テーブルを示す図である。 MIB発見エージェントによって出力されるネットワーク・インターフェース・テーブルを示す図である。 フェーズ・コントローラによって維持される初期ゲートウェイ・リストを示す図である。 フェーズ・コントローラによって維持される未確定リストを示す図である。 フェーズ・コントローラによって維持される完了リストを示す図である。 OSPF発見エージェントによって出力されるルータ・リストを示す図である。 OSPF発見エージェントによって出力されるリンク・リストを示す図である。 OSPF発見エージェントによって出力されるネットワーク・リストを示す図である。 OSPF発見エージェントによって出力されるインターフェース・リストを示す図である。 典型的なipAddrTableテーブルを示す図である。 典型的なipRouteEntryテーブルを示す図である。 典型的なipAddrテーブルを示す図である。 典型的なipRouteテーブルを示す図である。 図18〜19および21のipAddrTable、ipRouteEntry、およびipRouteテーブルにおいて選択されたエントリに基づくネットワーク・トポロジを示す図である。 本発明の別の実施形態による複数経路指定プロトコル・アーキテクチャを示すフロー図である。 ipAddrEntryテーブルとipRouteEntryテーブルの間の関係を示す図である。

Claims (16)

  1. 分散処理ネットワークのトポロジを発見する方法であって、
    (a)第1の組のルータから、前記第1の組のルータの各ルータに格納された第1のタイプの情報を取り出すステップと、
    (b)第2の組のルータから、前記第2の組のルータの各ルータに格納された第2のタイプの情報を取り出すステップであって、前記第1および第2の組のルータが異なり、前記第1および第2のタイプの情報が異なるようなステップと、を含み、前記ステップ(a)は、
    (a1)選択されたルータおよび/又はインターフェースに関連づけられた次のホップのインターフェース・アドレスを取り出すサブステップと、
    (a2)前記次のホップのアドレスによってサポートされる経路指定プロトコルを判定するサブステップと、
    (a3)前記選択されたルータおよび/またはインターフェースと前記次のホップのインターフェース・アドレスとの少なくとも1つに、前記経路指定プロトコルを指すプロトコル識別子を割り当てるサブステップとを含む方法。
  2. 前記第1の組のルータが前記第2の組のルータの少なくともいくつかのルータを含み、
    前記第1のタイプの情報が管理情報ベース中の1つまたは複数の変数を含み、前記第2のタイプの情報が経路指定プロトコルによって定義される1つまたは複数の変数を含む、請求項1に記載の方法。
  3. (c)交信するステップ(a)および(b)の間に、交信されていないルータおよび/またはルータ・インターフェースの未確定リストを維持するステップと、
    (d)前記交信する工程(a)および(b)の間に、交信されたルータおよび/またはルータ・インターフェースの完了リストを維持するステップと、
    (e)交信するステップ(b)において使用するために、交信するステップ(a)中に初期ゲートウェイ・リストを維持するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記取り出すステップ(a)が、
    (a4)共通の自主的なシステムの一部である前記第1の組のルータ内の各ルータと交新するサブステップと、
    (a5)前記第1の組のルータ内の交信されたルータについて、ネットワーク管理プロトコルによって定義される第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数から成る前記第1のタイプの情報にアクセスするサブステップであって、各インターフェース・アドレスが別のルータの次のホップ・インターフェースにどのように接続されるかに関する、前記交信されたルータに対応するインターフェース・アドレスの一覧表、および前記交信されたルータと、前記対応する次のホップ・インターフェースの間の各リンク上に存在する内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルを識別する内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコル識別子からなるようなサブステップと、
    (a6)前記第1の組のルータ内の各交信されたルータについて、前記第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数を処理して、各次のホップ・インターフェースについて識別し、前記交信されたルータに対応するインターフェースがどのように選択された次のホップ・インターフェースに接続されるかを識別し、および前記交信されたルータの対応するインターフェースと、前記選択された次のホップ・インターフェースの間の各リンク上の内部ゲートウェイを識別する内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコル識別子を処理するサブステップと、
    (a7)前記第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数に基づいて、第1の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルを用いて自律システムである前記第2の組のルータを決定するサブステップとを含み、前記ステップ(b)が
    (b1)前記第2の組のルータ内の各ルータと交信するサブステップと、
    (b2)前記第2の組のルータ内の各交信された各ルータについて、前記第2の組のタ イプの情報において、前記第1の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルにより定義された、前記第2の組のルータに対応するインターフェース・リンクおよび/又はネットワーク・アドレスの一覧表から成る第2の組のオブジェクトおよび/又は変数にアクセスするサブステップとを含み、そして前記方法が、さらに
    (c)前記第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数に基づいて、前記第1の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルとは異なる第2の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルを用いて、自律システム内にある第3の組のルータを決定するステップと、
    (d)前記第3のセットのルータ内の各ルータと交信するステップと、
    (e)前記第3の組のルータ内の各交信されたルータについて、前記第2の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルにより定義される第3の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数であって、前記第3の組のルータのメンバーに対応するインターフェース、リンクおよび/又はネットワーク・アドレスの一覧から成る第3の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数をアクセスするステップと、を含み、このステップ(e)において前記第1、第2および第3の組のオブジェクトおよび/又は変数が処理されて、ネットワーク・トポロジ・モデルを提供し、前記第1および第2のルータのメンバーが異なっている請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1および第2のタイプの情報の少なくとも1つに基づいて、前記分散処理ネットワークに関連づけられたインターフェース・オブジェクト、ルータ・オブジェクト、およびネットワーク・オブジェクトの1つまたは複数を識別するステップをさらに含み、
    取り出しステップ(a)において、前記第1のタイプの情報がネットワーク管理プロトコルによって定義され、取り出しステップ(b)において、前記第2のタイプの情報が経路指定プロトコルによって定義される、請求項1に記載の方法。
  6. (c)前記第1の組のルータの前記ルータの少なくとも1つを処理するステップをさらに含み、
    (d)前記処理されたルータに格納されたインターフェース・アドレスのリストを取り出すステップであって、インターフェース・アドレスの前記リスト中の各インターフェース・アドレスごとに、
    (i)選択されたインターフェース・アドレスに接続された次のホップのインターフェースのアドレスを選択するステップと、
    (ii)前記選択されたインターフェース・アドレスに関連づけられたルータ・オブジェクト、インターフェース・オブジェクト、ネットワーク・オブジェクト、およびリンク・オブジェクトの少なくとも1つを識別するステップと、
    (iii)前記選択された次のホップのインターフェースに関連づけられたプロトコルを識別するステップと、
    (iv)前記選択されたインターフェース・アドレスに関連づけられた次の各ホップのインターフェースごとに、ステップ(i)〜(iii)を繰り返すステップとを反復して実施するステップを少なくとも実施することによって前記処理が行われる、請求項1に記載の方法。
  7. (c)前記企業ネットワークで使われる少なくとも1つの経路指定プロトコルを識別するステップと、
    (d)ステップ(a)および(b)の少なくとも1つにおいてネットワーク・トポロジ情報を集めるために、前記識別された経路指定プロトコルに基づいて、複数のデータ収集エージェントから1つのデータ収集エージェントを選択するステップであって、前記複数のデータ収集エージェントがそれぞれ、異なる経路指定プロトコルをサポートするように構成されるステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. (c)ネットワーク情報の前記第1の組を第1のネットワーク・モデルに形成し、ネットワーク情報の前記第2の組を第2の異なるネットワーク・モデルに形成するステップと、
    (d)前記第1および第2のネットワーク・モデルを単一のネットワーク・モデルにマージするステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. (a)第1の組のルータから、前記第1の組のルータの各ルータに格納された第1のタイプの情報を取り出す第1の手段と、
    (b)前記第1の組のルータとは異なる第2の組のルータから、前記第2の組のルータの各ルータに格納された第2のタイプの情報を取り出す第2に手段と
    (c)前記第1および第2のタイプの情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記分散処理ネットワークと関連づけられた1つもしくはそれより多くのインターフェース・オブジェクト、ルータ・オブジェクトおよびネットワーク・オブジェクトを識別する第3の手段と、を備え、
    前記第1のタイプの情報がネットワーク管理プロトコルにより定義され、および前記第2のタイプの情報がルーティング・プロトコルにより定義されるものである、分散処理ネットワークのトポロジを発見するシステム。
  10. 前記第1の組のルータが前記第2の組のルータの少なくともいくつかのルータを含み、
    前記第1のタイプの情報が管理情報ベース中の1つまたは複数の変数を含み、前記第2のタイプの情報が経路指定プロトコルによって定義される1つまたは複数の変数を含む、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記第1および第2の手段によって実施される交信動作中に、交信されていないルータおよび/またはルータ・インターフェースの未確定リストを維持する第の手段と、
    前記第1および第2の手段によって実施される交信動作中に、交信されたルータおよび/またはルータ・インターフェースの完了リストを維持する第の手段と、
    前記第1および第2の手段によって実施される前記交信動作中に、初期ゲートウェイ・リストを維持する第の手段とをさらに備える、請求項9に記載のシステム。
  12. 選択されたルータおよび/またはインターフェースに関連づけられた次のホップのインターフェース・アドレスを取り出す第の手段と、
    前記次のホップのアドレスによってサポートされる経路指定プロトコルを判定する第の手段と、
    前記選択されたルータおよび/またはインターフェースと前記次のホップのインターフェース・アドレスとの少なくとも1つに、前記経路指定プロトコルを指すプロトコル識別子を割り当てる第の手段とをさらに含む、請求項9に記載のシステム。
  13. 前記第1のおよび/又は第3の手段が、
    (i)自律システムである前記第1の組のルータ内の各ルータと交信し、
    (ii)前記第1の組のルータ内の各交信されたルータについて、ネットワーク管理プロトコルにより定義される第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数であって、各インターフェース・アドレスが別のルータの次のホップ・インターフェースにどのように接続されるかに関する前記交信されたルータに対応するインターフェース・アドレスの一覧表、および前記交信されたループのインターフェースと、前記対応する次のホップ・インターフェースの間の各リンク上に存在する内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルを識別する内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコル識別子から成る第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数から成る前記第1のタイプの情報をアクセスし、
    (iii)前記第1の組のルータ内の各交信したルータについて、前記第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数を処理して、各次のホップ・インターフェースについて前記交信したルータの対応するインターフェースがどのように選択された次のホップ・インターフェースに接続されるかを識別し、および前記交信したルータの前記対応するインターフェースと、前記選択された次のホップ・インターフェースの間の各リンク上に存在する内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルを識別する内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコル識別子を処理し、
    (iv)前記第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数に基づいて、第1の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルを用いて自律システム内にある前記第2の組のルータを決定するよう動作するものであり、前記第2の手段が
    (i)前記第2の組のルータ内の各ルータと交信し、
    (ii)前記第2の組のルータ内の各交信されたルータについて、該第1の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルにより定義される第2の組のオブジェクトおよび/又は変数であって、前記第2の組のルータのメンバーに対応するインターフェース、リンクおよび/又はネットワーク・アドレスから成る第2の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数を、前記第2のタイプの情報内においてアクセスし、
    (iii)前記第1の組の管理されたオブジェクトおよび/又は変数に基づいて、該第1の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルとは異なる第2の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルを用いて自律システム内の第3のルータを決定し、
    (iv)前記第3の組のルータ内の各ルータと交信し、および
    (v)前記第3のルータ内の各交信されたルータについて、該第2の内部ゲートウェイ・ルーティング・プロトコルにより定義される第3の組のオブジェクトおよび/又は変数であって、前記第3の組のルータのメンバーに対応するインターフェース、リンクおよび/又はネットワーク・アドレスの一覧表である第3の組のオブジェクトおよび/又は変数をアクセスするよう動作し、前記第1、第2および第3の組のオブジェクトおよび/又は変数が処理された、ネットワーク・トポロジ・モデルを提供するようにし、前記第1および第2のルータのメンバーシップが異なるものである請求項9に記載のシステム。
  14. (c)前記第1の組のルータの前記ルータの少なくとも1つを処理する第の手段をさらに含み、
    前記処理されたルータに格納されたインターフェース・アドレスのリストを取り出す動作であって、インターフェース・アドレスの前記リスト中の各インターフェース・アドレスごとに、
    (i)選択されたインターフェース・アドレスに接続された次のホップのインターフェースのアドレスを選択する部分動作と、
    (ii)前記選択されたインターフェース・アドレスに関連づけられたルータ・オブジェクト、インターフェース・オブジェクト、ネットワーク・オブジェクト、およびリンク・オブジェクトの少なくとも1つを識別する部分動作と、
    (iii)前記選択された次のホップのインターフェースに関連づけられたプロトコルを識別する部分動作と、
    (iv)前記選択されたインターフェース・アドレスに関連づけられた次の各ホップのインターフェースごとに、部分動作(i)〜(iii)を繰り返す部分動作とを反復して実施する部分動作を少なくとも実施する動作によって前記処理が行われる、請求項9に記載のシステム。
  15. (d)前記企業ネットワークで使われる少なくとも1つの経路指定プロトコルを識別する第の手段、ならびに
    前記識別された経路指定プロトコルに基づいて、前記処理(a)および(b)の少なくとも1つのネットワーク・トポロジ情報を収集するために複数のデータ収集エージェントから1つのデータ収集エージェントを選択する第の手段をさらに含み、前記複数のデータ収集エージェントがそれぞれ、異なる経路指定プロトコルをサポートするように構成される、請求項9に記載のシステム。
  16. 前記第1の組のネットワーク情報を第1のネットワーク・モデルに形成し、前記第2の組のネットワーク情報を第2の異なるネットワーク・モデルに形成する第6の手段と、
    (g)前記第1および第2のネットワーク・モデルを単一のネットワーク・モデルにマージする第の手段とをさらに含む、請求項15に記載のシステム。
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