JP3996353B2 - 鉗子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡検査や内視鏡下手術等に用いられる把持鉗子や剥離鉗子といった鉗子に係り、特にそのハンドル部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば内視鏡手術において、組織の把持、剥離、切除などの作業を外科医の手の代わりとなって行うために鉗子が使用されている。一般に鉗子は、体内に挿入される細長いシャフト部と、シャフト部の先端部にあってリンク機構を有した先端作動部と、シャフト部の末端部にあって先端作動部を操作するためのハンドル部とを有しており、ハンドル部を操作することにより、シャフト部内のロッドを往復運動させることで先端作動部を作動させることができる。術中における用途に応じて、この先端作動部の形状が異なる多種類の鉗子があり、例えば、組織を把持するための把持鉗子や、剥離を行うための剥離鉗子などがある。把持鉗子は、胆嚢管摘出術を例にとると、カニューレから挿入し、胆嚢底部を把持し、腹側頭部へ肝臓とともに把持し又は牽引する作業などに使用し、剥離鉗子は、胆嚢管及び胆嚢動脈を剥離し又は露出していく作業などに使用される。
【0003】
このように、鉗子は、その種類によって用途が異なるために、求められる性能が異なっている。例えば、把持鉗子に求められるものは、把持力が強く一定の保持力が得られ、組織損傷性を十分に考慮することが要求され、剥離鉗子に求められるものは、鉗子軸の回転が容易に行えることや、平行開閉動作の範囲が小さいことが要求される。特開平5−285149号公報では、把持鉗子において、組織損傷性を考慮して操作部にロック部材とこのロック部材に係合する係合部材を備えたものを開示しており、この係合部材を取り外し可能として、耐久性の向上を図っている。また、特開平6−311986号公報では、術中に開閉する先端顎部の機構部にカバーをつけた鉗子を開示しており、機構部に血液や体液が固着することを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の鉗子では、その性能の向上の点からの開発は行われているものの、手術を行う際の個人個人への操作性という観点からは開発が余り行われていないという現状がある。当然のことではあるが、術者の手の大きさは千差万別である。従って同じ鉗子であっても、術者によって使いやすさの度合いが異なる。長時間の手術では、その鉗子が術者の手に適合していないと、術者に非常に負担がかかり、安全を要する手術に支障をきたす可能性も考えられる。また、モニターを見ながら手術を行う内視鏡手術ではカニューレを介して鉗子を挿入しているために、患部を処置する際に無理な体勢や角度をとる場合が考えられ、鉗子が使い難くなるという場合もある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、いかなる術者にも操作性を良好とすることができ、安定した操作性を有した鉗子を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シャフト部と、前記シャフト部の先端部にある先端作動部と、前記シャフト部の末端部にあって前記先端作動部を操作するためのハンドル部とを有し、さらに前記ハンドル部は、それぞれ操作部を備えて相対運動が可能となり、その相対運動によって前記先端作動部を作動させる2つのハンドルを有する、鉗子において、前記ハンドル部はさらに切欠部と該切欠部を開閉自在に覆うカバーとを有するケースを備えており、一方のハンドルは前記ケースに対して固定となっている一方で、他方のハンドルは、前記ケースに回動可能に軸着されその回動によって前記先端作動部を作動させる回動部と、前記操作部を備え前記回動部に対して連結及び解除可能で前記回動部とのなす角度を調整可能に連結された操作部材とからなり、前記操作部材は、前記カバーが前記切欠部を覆った際にその一部が覆われて前記回動部から解除不可能とされ、前記カバーを移動させて前記切欠部を露出させた際に前記一部が露出されて前記回動部材から解除可能とされ、前記一方のハンドルに対して接離方向に相対運動可能となっていることを特徴とする。
【0007】
かかる本発明によれば、操作部を備えた操作部材を回動部から取り外して、その回動部とのなす角度を調整した後、再び、操作部材を回動部に連結することにより、結果として、他方のハンドルの操作部の相対運動軌跡を、接離方向に調整可能とすることができ、2つの操作部間の距離を、術者の手の大きさに合わせて、または操作時における術者の体勢に応じて、調整することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記2つのハンドルの相対運動を一方向にのみ規制する移動規制手段をさらに備えることを特徴とする。他方のハンドルの操作部を調整する際に、移動規制手段によって2つのハンドルの相対運動が規制されているために、不用意に意図しない方向の相対運動が生じて先端作動部が作動することを防止することができる。従って、先端作動部の状態を維持し、または他方向の相対運動のみを許容した状態で、操作部を調整することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。尚、以下の実施形態は本発明を限定するものではない。
【0011】
図1は本発明に係る鉗子1の概略全体構成図を示した図であり、この鉗子1は、カニューレを介して体内に挿入されるシャフト部10と、シャフト部10の先端部にある先端作動部20と、シャフト部10の末端部にあって先端作動部20を操作するためのハンドル部30と、から構成されている。
【0012】
シャフト部10は、図2に示すように、主にステンレスなどの金属材料の中空管から形成されるシース13と、シース13内を往復動可能に貫通するロッド12と、シース13の外側を被覆する絶縁材料からなる被覆チューブ11とから構成される。
【0013】
先端作動部20は、リンク機構21と、リンク機構21に連結された一対の顎部22とを有している。一対の顎部22は、シース13の先端に支持ピン14によって回動可能に支持されている。リンク機構21は、ロッド12の一端に連結されており、ロッド12がシャフト部10内で往復運動するに応じて、リンク機構21が動作し、一対の顎部22の開閉が行われるようになっている。
【0014】
ハンドル部30は、主として、右ケース32と左ケース34とからなるケース36と、右ケース32と一体になった固定操作ハンドル40と、固定操作ハンドル40に対して相対的に可動となった可動操作ハンドル60と、から構成される。可動操作ハンドル60は、ケース36に対して回動可能に取り付けられており、右ケース32の下縁部に形成された切欠部32cの範囲で、固定操作ハンドル40に対して接離方向に相対移動可能となっている。
【0015】
図4に示したように、左ケース34には、カバー80が回動可能に軸着されており、カバー80は、左ケース34に形成された切欠部34aを覆う位置で軽く係止されている。即ち、カバー80には、ノブ部80aが形成されており、そのノブ部80aは、右ケース32に形成された第1係止部32aに軽く係止されている。また、ノブ部80aを第1係止部32aから外して、カバー80を回動して、右ケース32に同様に形成された第2係止部32bに軽く係止されることにより、左ケース34の切欠部34aを露出させることができる。
【0016】
固定操作ハンドル40には、術者の指を掛けるための操作部であるリング部40aが形成されている。一方、可動操作ハンドル60は、指掛リング62と、右ケース32に回動可能に軸着されると共に、指掛リング62が着脱可能に連結される回動部64の2部材から構成されている。図5及び図6に示すように、指掛リング62には、術者の指を掛けるための操作部であるリング部62aと、リング部62aと反対側端部に、側方に突出した円状凸部62bとが形成されており、円状凸部62bの外周面にはギヤが形成されている。また、指掛リング62には、円状凸部62bの中心部を通る中心孔62cが穿設されている。
【0017】
一方の回動部64は、その中央部に円状凹部64aが形成されており、この円状凹部64aの内周面には、前記円状凸部62bのギヤと噛み合い可能となったギヤが形成されている。また、回動部64には、円状凹部64aの中心部を通る中心孔64cが穿設されている。そして、指掛リング62の中心孔62cと回動部64の中心孔64cには、ピン66が貫通しており、ピン66の一端は右ケース32にねじ込まれて固定されている。指掛リング62の円状凸部62bが回動部64の円状凹部64aの中にはまり込んで、そのギヤ同士が噛み合うことにより、指掛リング62の中心孔62cを中心とする回動が、回動部64へと伝達するようになっている。さらに、回動部64にはリンク68の一端が連結されており、リンク68の他端はロッド12に連結されており、リンク68を介してロッド12を往復動させて、先端作動部20を作動させることができる。尚、指掛リング62と回動部64との連結は、この実施形態で示したようなギヤによる噛み合いに限るものではなく、例えばピンと円盤上に複数開けられた孔を用いて係合しても良いし、適当な摩擦力を用いても可能であり、任意の方法により、お互いが回り止めされる構成であればよい。
【0018】
ピン66の長さは、指掛リング62と回動部64の肉厚よりも大きく設定されており、指掛リング62は、ピン66の軸に沿ってスライド可能となっている。ピン66の他端にあるフランジ66aが指掛リング62の円状凸部62bに干渉して、指掛リング62のスライド限界となっており、ピン66から指掛リング62が抜け出るのが防止される。但し、図5の状態では、カバー80によって指掛リング62のスライドは禁止されている。これに対して、回動部64は、常時、ピン66の軸に沿ったスライドが禁止されている。
【0019】
図3に示すように、ケース36の前端下部には、移動規制手段が設けられている。移動規制手段は、ラチェット解放スイッチ50と、ラチェット52と、前記回動部64と一体となったロック53とから構成される。ラチェット解放スイッチ50は、ケース36に対して前後方向にスライド自在に設けられており、ラチェット解放スイッチ50のケース36内方側端には、押圧部50aが形成されている。また、右ケース32にラチェット52が回転自在に軸着されており、このラチェット52の1つの腕部52aは、ラチェット解放スイッチ50の押圧部50aと係り合い可能となっている。ラチェット52の他の腕部52bには、ケース36内に配設されるバネ54の一端が当接されて、ラチェット52は、図3の右方向に回転するように常時、付勢されており、ラチェット52のもう1つの腕部に形成されたラチェット歯52cが、ロック53に形成されたラチェット歯53aに噛み合う方向へと付勢されている。こうして、常時は、ロック53即ち回動部64の図3における右回りの方向の回動を許容し、左回りの方向の回動は規制されている。また、ラチェット解放スイッチ50をスライドさせることにより、その押圧部50aでラチェット52を左方向に回転させて、ラチェット52のラチェット歯52cとラチェット歯53aの噛み合いを解除して、上記回動部64の回動の規制を解除することができるようになっている。
【0020】
また、ハンドル部30の前端部には、シャフト部10及び先端作動部20をシャフト軸方向の回りで回転させるために、シャフト部10に連結される操作ノブ70が回転可能に取付けられている。この操作ノブ70によって、シャフト軸方向の回りで様々な向きで組織を把持・剥離することが可能である。
【0021】
ハンドル部30の上部には、端子71が後方に突出して設けられており、この端子は先端作動部20とシース13を介して電気的に接続されていて、端子71に図示しない外部電源から通電することにより、先端作動部20が把持・剥離している体内組織に電流を流し、止血等を行えるようになっている。
【0022】
以上のように構成される鉗子1においては、指掛リング62と回動部64との連結角度が可変となっており、術者は術前に自分が操作しやすい適応位置に指掛リング62を調整することができるようになっている。調整するためには、カバー80のノブ部80aを第1係止部32aから外して、カバー80を回動させて、ノブ部80aを第2係止部32bに係止させると、図7に示すように、指掛リング62がピン66の軸に沿ってスライド可能となるので、円状凸部62bを円状凹部64aから取り出すようにして指掛リング62をスライドさせて、指掛リング62と回動部64との連結を一旦解除する。これにより、指掛リング62は、ピン66の回りで回動自在となるので、指掛リング62を回動させて、固定操作ハンドル40に対して適当な位置に移動させる。次いで、その適当な位置で円状凸部62bを円状凹部64a内に挿入して、両者を噛み合わせた後、カバー80を先と反対に回動させて、そのノブ部80aを第1係止部32aに係止させると、指掛リング62がピン66の軸に沿ってスライド不能となり、回動部64から外れることはない。こうして、固定操作ハンドル40のリング部40aに対する指掛リング62のリング部62aの位置を、可動操作ハンドル60の固定操作ハンドル40に対する接離方向において調整することにより、術者が自己の手に適応させることができるようになる。
【0023】
その後、シャフト部10及び先端作動部20を、カニューレを介して体内へと挿入し、組織の把持などの作業を行う。即ち、固定操作ハンドル40のリング部40a及び可動操作ハンドル60の指掛リング62のリング部62aにそれぞれ術者の指を掛けて、指掛リング62を固定操作ハンドル40に向かって回動させることにより、その指掛リング62の回動が回動部64に伝達されて、回動部64がリンク68を引っ張り、ロッド12がシャフト部10内で移動し、一対の顎部22の閉鎖が行われて、組織の把持などの作業を行うことができる。術者は鉗子1の可動操作ハンドル60が自分の好みに調節されているために、術中に安定した操作感を得ることができる。カバー80を切欠部34aを覆う位置に戻すことで、使用中すなわち手術中において、可動操作ハンドル60の回動部64と指掛リング62とが不用意に分離することはない。回動部64の回動に伴って、ロック53に形成されたラチェット歯53aがラチェット52のラチェット歯52cと噛み合いながら、ロック53が移動する。こうして、回動部64の戻り方向の回動が規制される。このように、回動部64の戻りが防止されているので、患部を把持したままの術中においても、可動操作ハンドル60を調整することができる。即ち、組織を把持中に、その体勢によってハンドル部30の持ち方を変えたい場合がある。そのような場合に、前記の手順と同様にカバー80を回動させて、指掛リング62をピン66の軸に沿ってスライドさせて、回動部64の円状凹部64aから円状凸部62bを取り外して、指掛リング62を所望の角度に移動させた後、指掛リング62の円状凸部62bを回動部64の円状凹部64aにはめ込み、カバー80を元の位置に戻すことで、固定操作ハンドル40のリング部40aに対する指掛リング62のリング部62aの位置を、可動操作ハンドル60の固定操作ハンドル40に対する接離方向において調整し、術者が術中の体勢に適応させることができるようになる。術者が無理な体勢になっても、即座に指掛リング62のリンク部62aの位置を変更することで、術者が無理な体勢を取る状況を回避することができる。このとき、回動部64の把持を解除する方向への回動がラチェット52によって阻止されるために、顎部22による把持を維持することができる。尚、把持を解除したい場合には、ラチェット解放スイッチ50を操作して、ラチェット52のラチェット歯52cをロック53のラチェット歯53aから離反させることによって、回動部64が把持を解除する方向へ回動することができるようになる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、操作部を操作する術者の手の大きさや、または、その操作時における術者の体勢に応じて、2つのハンドルの操作部の相対運動軌跡を調整することにより、術者ごとに千差万別の操作寸法を任意に調整可能となるために、術者毎にそれぞれ異なる製品を用意する必要が無く、多様な要求に対して単一の製品で対応することができる。こうして、製品/商品の管理等の手間を低減することができ、低コストで製品/商品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による鉗子の全体斜視図である。
【図2】先端作動部の拡大図である。
【図3】移動規制手段の拡大図である。
【図4】ハンドル部の分解斜視図である。
【図5】可動操作ハンドルの断面図である。
【図6】可動操作ハンドルの分解斜視図である。
【図7】調整時における可動操作ハンドルの断面図である。
【符号の説明】
10 シャフト部
20 先端作動部
30 ハンドル部
36 ケース
40 固定操作ハンドル
40a リング部(操作部)
50 ラチェット解放スイッチ
52 ラチェット
53 ロック
60 可動操作ハンドル
62a リング部(操作部)
64 回動部
Claims (2)
- シャフト部と、前記シャフト部の先端部にある先端作動部と、前記シャフト部の末端部にあって前記先端作動部を操作するためのハンドル部とを有し、さらに前記ハンドル部は、それぞれ操作部を備えて相対運動が可能となり、その相対運動によって前記先端作動部を作動させる2つのハンドルを有する、鉗子において、
前記ハンドル部はさらに切欠部と該切欠部を開閉自在に覆うカバーとを有するケースを備えており、一方のハンドルは前記ケースに対して固定となっている一方で、他方のハンドルは、前記ケースに回動可能に軸着されその回動によって前記先端作動部を作動させる回動部と、前記操作部を備え前記回動部に対して連結及び解除可能で前記回動部とのなす角度を調整可能に連結された操作部材とからなり、
前記操作部材は、前記カバーが前記切欠部を覆った際にその一部が覆われて前記回動部から解除不可能とされ、前記カバーを移動させて前記切欠部を露出させた際に前記一部が露出されて前記回動部材から解除可能とされ、前記一方のハンドルに対して接離方向に相対運動可能となっていることを特徴とする鉗子。 - 前記2つのハンドルの相対運動を一方向にのみ規制する移動規制手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の鉗子。
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