JP3996058B2 - センサヘッド - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、発光素子からの光線を測定対象物体に照射し、この測定対象物体からの反射光を受光素子にて検出することにより該測定対象物体の物理量情報(位置、回転角、移動量等)を得るセンサヘッドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
第1図、第2図は特開平08−261793号公報に示された従来のエンコーダの説明図であり、第1図は斜視図、第2図は平面図である。図において、1はV字型に成形された半導体レーザ、2は2つのホトダイオード、3は屈折率の若干高いコア層32をクラッド層33で挟みこんだ3層導波路、5は半導体レーザ1から出射される光線、80は3層導波路3の垂直面に形成された全反射ミラー、83は導波路端面に形成された凸状端面、36は凸状端面83に形成された段差、51は凸状端面83から出射される平行光線、6はエンコーダ本体から離して配置されたスケールである。
【0003】
次に動作について説明する。
半導体レーザ1から出射される光線5は、3層導波路3のコア層32に入射し、途中で全反射ミラー80で反射した後、2次曲線で表わされるレンズ形状を持った凸状端面83でコリメートされ、第2図に示すような平行光線51として出射される。この平行光線51はエンコーダ本体と離して配置された回折格子型のスケール6に入射される。段差36以外は左右対称に形成されているため、3層導波路3からは2つの平行光線51が出射されるが、これらがスケール6で重なり、スケール6上で回折した1次回折光がホトダイオード2に入射される。
一方の3層導波路3の半分に段差36を設けることで、段差36側から出射される平行光線51は90度位相差を有した2種類の光線として出射され、スケール6上で回折するが、それぞれの+1次あるいは-1次回折光は段差36を有さない凸状端面83から出射され、前記スケール6で回折した-1次あるいは+1次回折光と干渉し、それぞれ異なるホトダイオード2に入射する。回折格子型のスケール6がピッチ形成方向に1ピッチだけ移動した場合、上述のような+1次回折光と−1次回折光の干渉信号は2周期分変化するため、1つのホトダイオード2の出力変化を観測することでスケール6の移動量が測定できる。また、両者のホトダイオードで得られる2つの正弦波信号の位相が90度異なることから、スケール6とエンコーダ本体の相対変位だけでなく方向も検出される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のエンコーダは以上のように構成されているので、基板面水平方向の集束機能を持つ3層導波路3を製作する際、コア層32とクラッド層33を交互に積み重ねるため、樹脂成形のような一括成形が不可能であり、製作コストが高くなる。また、コア層32の厚みは通常数μm〜数十μmと薄く、加えて基板垂直方向の集束機能を持たないため、測定対象物体からの反射光を再び3層導波路3に導入する場合、測定対象物体からの反射光を効率良く3層導波路3内に導入できないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、製作コストのかかる3層導波路を必要としない小型でかつ安価なセンサヘッドを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明に係るセンサヘッドは、発光素子からの光線を測定対象物体に照射し該測定対象物体からの反射光を受光素子にて検出して、上記測定対象物体の物理量情報を得るセンサヘッドにおいて、上記の発光素子および受光素子を備えた第一の基板と、第二の基板上に一体成形され、上記発光素子からの出射光と上記測定対象物体からの反射光を第二の基板面水平方向に集束する複数の基板面水平方向集束用光学素子(例えばミラーあるいはレンズ)を有する一層の光学構造体と、上記発光素子からの出射光と上記測定対象物体からの反射光を第二の基板面垂直方向に集束し、上記光学構造体と同等の厚みを持つ基板面垂直方向集束用レンズとを備えたことを特徴とする。
このことによって、第二の基板面水平方向に集束する複数の基板面水平方向集束用光学素子(例えばミラーあるいはレンズ)を光学構造体として一括成形で製作できるため、製作コストを低減でき、各基板面水平方向集束用光学素子の小型化と相対位置精度を高くできる。第一の基板あるいは第二の基板上で出射光あるいは検出光が反射すると光信号の損失に繋がるが、第二の基板面垂直方向に集束する基板面垂直方向集束用レンズを配置することで該基板上での反射は抑制できるため、信号対雑音比を向上させることができる等の効果がある。
【0006】
この発明に係るセンサヘッドは、第一の基板と第二の基板上に作製した光学構造体が少なくとも2つ以上の微小球を介して組み立てたことを特徴とする。
このことによって、第一の基板と第二の基板を組み合わせる際に発光素子の発光点あるいは受光素子の受光面に対する光学構造体の相対位置精度の向上を容易にする効果がある。
この発明に係るセンサヘッドは、微小球は第二の基板の上に設けた円筒状のホルダーにより支持されたことを特徴とする。
この発明に係るセンサヘッドは、第一の基板上に成形された可動板上に発光素子を備えることを特徴とする。
このことによって、第一の基板と第二の基板を組み合わせた後に発光素子の発光点に対する光学構造体の相対位置を最適化し、センサヘッドより出射される光ビームの測定対象物体上のビームスポット形状、径を最適化することが可能であるという効果がある。
の発明に係るセンサヘッドは、光学構造体を樹脂成形する型と基板垂直方向集束用レンズを樹脂成形する型とを組み合わせ、上記の光学構造体とレンズを一括成形したことを特徴とする。
このことによって、光学構造体と第二の基板面垂直方向集束用レンズを一括成形するため、製作コストを低減することができ、各ミラーあるいはレンズの相対位置精度を高くできるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
実施の形態1.
第3図はこの発明の実施の形態1による光学式距離センサを示す斜視図、第4図はその側面図、第5図はその平面図である。例えばシリコンで作製された基板(第一の基板)101上には必要な電気配線110と共に、半導体レーザや発光ダイオードのような発光素子103が出射光線105aの光軸の高さと基板面垂直方向集束用レンズ107aの中心軸の高さが概略一致するように、スペーサ111を介して設けられ、PSD(Position Sensitive Device)や分割型フォトダイオードなどの位置検出型受光素子104がモノリシックに形成されている。
セラミックなどで作成された基板(第二の基板)102の下にはフォトリソグラフィ技術、あるいはそれにより派生する樹脂成形により一体成形された集光・偏向機能を持つ基板面水平方向集束用ミラー(基板面水平方向集束用光学素子)106a〜106fと光軸偏向用ミラー109を備えた光学構造体112が設けられている。
全てのミラー面は蒸着などにより反射膜を備えるとともに、光学構造体112の他の垂直壁にも外乱光や迷光を防ぐため、反射膜あるいは吸収膜が設けられている。また、出射光線105a、正反射光線401を基板面垂直方向に集束し、基板101、基板102にて反射、散乱しないように柱状体の基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bが設けられている。
【0008】
この基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの位置は基板面垂直方向集束用レンズ107aから出射された出射光線105aの測定対象物体108上での正反射光線401が、基板面垂直方向集束用レンズ107bに入射されるように配置されている。
この実施の形態1によるセンサヘッドによれば、測定対象物体108の法線方向の位置、変位と傾きを測定対象物体108からの正反射光線401を検出することにより測定する光てこ法を実現することができる。
次に動作について説明する。
発光素子103から出射された出射光線105aは基板面水平方向集束用ミラー106aと106bと基板面垂直方向集束用レンズ107aにより平行光、あるいは対象物体の測定範囲内で結像するような光線として測定対象物体108に照射される。
測定対象物体108で反射した光のうち、主に正反射光線401が基板面垂直方向集束用レンズ107bに入射する。正反射光線401は基板面垂直方向集束用レンズ107bと基板面水平方向集束用ミラー106c〜106fにより集束され、光軸偏向用ミラー109にて光軸を90度折り曲げられた後、位置検出型受光素子104に入射する。基板面垂直方向集束用レンズ107bの曲率と、基板面水平方向集束用ミラー106c〜106fの曲面形状と光軸に対する傾きは、正反射光線401が位置検出型受光素子104上で、位置検出型受光素子104の有効受光面に対し十分小さく集束されるように設定されている。
【0009】
測定対象物体108が第5図のように角度Φだけ回転すると、出射光線105aの測定対象物体108への照射位置付近では、測定対象物体108が距離Zだけセンサヘッドから遠方に移動する。このとき正反射光線401は正反射光線401'のように移動し、位置検出型受光素子104上への入射位置が距離Xだけ変化する。すなわち位置検出型受光素子104上の光線入射位置を検出すれば、測定対象物体108の回転角と移動量および位置を測定できる。
第6図は測定対象物体からの正反射光線を検出する光てこ法の原理説明図である。発光素子701から出射された出射光線704は測定対象物体703に照射され、正反射光線705は位置検出型受光素子702に入射する。測定対象物体703が図のように回転中心707を中心に角度Φだけ回転すると、位置検出型受光素子702上の入射位置が正反射光線706のようにXだけ変化する。角度Φの値が小さいとき、測定対象物体703の出射光線704による照射位置付近での移動量Zは(1)式のように近似することができる。
【数1】
Figure 0003996058
また、位置検出型受光素子702上の正反射光線入射位置移動量Xは(2)式のように書ける。
【数2】
Figure 0003996058
従って、測定対象物体703の回転角Φと照射位置付近での移動量Zは(3)式、(4)式のように書け、位置検出型受光素子702上の光線入射位置を検出すれば、測定対象物体703の回転角と移動量および位置を測定できる。
【数3】
Figure 0003996058
そして、この光てこ法の原理に基づくように基板面水平方向集束用ミラー曲面形状の曲率と光軸に対する傾きが設定されている。
【0010】
以上のように、この実施の形態1によれば、光学構造体112をフォトリソグラフィ技術、あるいはそれにより派生する樹脂成形により一体成形できるので、小型化が容易で、極めて高い相対的位置精度で複数の基板面水平方向集束用ミラー106a〜106fを形成することができる。また、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bは光学構造体112に設けられた垂直構造物の少なくとも2面に接するように配置されるため、位置決めが容易で基板面水平方向集束用ミラー106a〜106fに対する相対位置精度も高くできる。この結果、製作コストのかかる3層導波路を用いることなく、信号対雑音比を向上させたセンサヘッドを小型且つ安価に得ることができる。
第7図は光学構造体112の作製工程説明図である。材料にはフォトリソグラフィで使用されるレジスト材料、例えばPMMA(polymethyl methacrylate)が用いられている。厚膜レジストの精度良い露光にはX線を用いた露光が最適であり、LIGA(ドイツ語の頭文字、LI:Lithographie=リソグラフィー、G:Galvanoformung=電気鋳造、A:Abformung =成形)という名称で知られるプロセスが適用できる。X線の直進性が良いため正確な柱状構造体が数百μmから1mm程度の厚膜レジストに転写できる。
【0011】
第7図(a)において、基板102上にレジスト301が配置されている。マスク302には基板面水平方向集束用ミラー106a〜106fとその他の基板面垂直方向に形成される構造物を描写した金などのX線吸収膜303が備えられている。マスク302の上方には真鍮などのX線吸収材料で作製されたアパーチャー304が設けられ、さらに上方よりX線305が照射される。レジスト301のX線吸収膜303とアパーチャー304に隠れない部分、つまり露光エリア306のみがX線に照射される。
第7図(b)において、アパーチャー304をアパーチャー307に交換し、X線照射方向を45度傾け照射する。ここでは、露光エリア308のみがX線305に照射される。露光後、現像すれば露光エリア306、308は除去され、基板102上に第7図(c)に示す基板面水平方向集束用ミラー106a〜106fなどの垂直構造物と光軸偏向用ミラー109が一体成形される。
但し、光軸偏向用ミラー109を用いない光学式距離センサに対しては第7図(b)の工程は省かれる。PMMAは一般には透明樹脂であるので、このあと全てのミラー面は蒸着などにより反射膜を備え、他の垂直壁にも迷光を防ぐため反射膜あるいは吸収膜が設けられる。
【0012】
また、前記LIGAプロセスでは量産性を向上し、製作コストを低減するためにモールディングプロセスが導入可能である。この場合には、現像後の光学構造体112を装着した基板に電気鋳造を行って基板表面にNiなどの金属を堆積する。鋳造後前記金属を分離すれば該金属に該光学構造体112が転写されており、これを雌型として射出成形などの樹脂成形を行えば、樹脂の複製を多数得ることができる。
基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの作製に対しても上記LIGAプロセスを適用できる。本実施の形態では柱状体レンズを用いているので、X線露光は第7図に示した2回の露光とは異なり1回で良い。
基板面垂直方向に集束するレンズ107a,107bは光学構造体112に設けられた垂直構造物の少なくとも2面に接するように配置されるため、位置決めが容易で基板面水平方向集束用ミラー106a〜106fに対する相対位置精度も高い。固定には配置精度を維持するため粘性の低い紫外線硬化樹脂接着剤を用いるのが望ましい。
基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bを備えた光学構造体112および基板102は、発光素子103、位置検出型受光素子104を備えた基板101に位置決めマーク(図示はしていない)などを用いて組み合わされる。固定には配置精度を維持するため、粘性の低い紫外線硬化樹脂接着剤を用いるのが望ましい。
本実施の形態1においては基板面水平方向集束用ミラーの枚数は、出射光線105aの集束用に2枚、正反射光線401の集束用に4枚備えられているが、それぞれ1枚以上であればこれに限るものではない。また、凹面ミラーのみではなく、凹面ミラーと凸面ミラーとの組み合わせにより、全体として高精度の基板面水平方向集束用光学素子を構成するようにしても良い。
【0013】
実施の形態2.
第8図はこの発明の実施の形態2によるセンサヘッドを示す平面図である。基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの位置は基板面垂直方向集束用レンズ107aから出射された出射光線105aの測定対象物体802上での正反射光線401が、基板面垂直方向集束用レンズ107bに入射されるように配置されている。
この実施の形態2では、測定対象物体802は例えば矩形開口が備えられたスケール板であり、このスケール板の矢印方向の移動量、移動速度を測定することができる。スケール板は第9図に示すように、ガラスなどの透明板にクロムなどの反射膜803を塗布した後、電子描画技術によりエッチングされた開口804が設けられる。従って、照射光805の位置により反射光量、透過光量の比率が変化する。また、基板101に備えられる受光素子801は位置検出型ではなく、単一受光面を持つフォトダイオードやフォトトランジスタでも良い。
【0014】
次に動作について説明する。
発光素子103から出射された出射光線105aは、基板面水平方向集束用ミラー106aと106bと基板面垂直方向集束用レンズ107aとにより平行光、あるいは対象物体上で結像するような光線として測定対象物体802に照射される。このとき測定対象物体802に対する照射位置により正反射光線401の光量が変化する。
測定対象物体802としてのスケールからの正反射光線401は基板面垂直方向集束用レンズ107bと基板面水平方向集束用ミラー106c〜106fにより集束され、光軸偏向用ミラー109にて光軸を90度折り曲げられた後、受光素子801に入射する。基板面垂直方向集束用レンズ107bの曲率と、基板面水平方向集束用ミラー106c〜106fの曲面形状と光軸に対する傾きは、正反射光線401が受光素子801上で、受光素子801の有効受光面に対し十分小さく集束されるように設定されている。
【0015】
測定対象物体802の第8図中矢印方向への移動による正反射光線401の光量の変化は、受光素子801の出力信号で観測できる。この出力信号は矩形波あるいは擬似正弦波などの周期的な出力となる。出力信号の波数をM、測定対象物体802であるスケールの開口804の配列周期をPとした場合、移動量Zは(5)式のように書け、波数Mを測定すれば、移動量Zを測定できる。また、観測波の時間周期から移動速度が測定できる。
【数4】
Figure 0003996058
受光素子801が入射光線の位置情報と入射光量を同時に測定できる例えばPSDのような位置検出型受光素子の場合、測定対象物体802の移動方向に垂直方向のぶれ量を同時に測定することができる。
【0016】
第8図における測定対象物体802は長方形のスケール板であるが、同様に矩形開口804が円周方向に並んでいる円形スケール板を用いても良い。この場合は回転移動量と回転速度を検出することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、光学構造体112をフォトリソグラフィ技術、あるいはそれにより派生する樹脂成形により一体成形できるので小型化が容易で、極めて高い相対的位置精度で複数の基板面水平方向集束用ミラー106a〜106fを形成することができる。また、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bは光学構造体112に設けられた垂直構造物の少なくとも2面に接するように配置されるため、位置決めが容易で基板面水平方向集束用ミラーに対する相対位置精度も高くできる。
【0017】
実施の形態3.
第10図はこの発明の実施の形態3によるセンサヘッドを示す斜視図である。発光素子103を備えた基板901と受光素子801を備えた基板902を組み合わせた積層基板によって、実施の形態1,2に示した基板(第一の基板)101と同様な機能を実現している。基板901と基板902の電気的接続は金属ワイヤー113にて行っている。つまり、実施の形態1,2と異なり、受光素子801はモノリシック形成されなくとも良い。
また、ここでは発光素子103に半導体レーザを用いている。このとき光軸偏向ミラー109とフォトダイオードやフォトトランジスタのような受光素子903を加えることにより、出射光線105aと逆方向に進む光線904の光量を検出できる。出射光線105aの光量と光線904の光量は比例関係にあるので、光線904の光量を制御することでセンサヘッドから出射される出射光線105aの光量を制御することが可能となる。なお、上記受光素子801,903の高さは光学構造体112への接触を避けるため基板901より低く設定されている。
以上のように、この実施の形態3によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に、測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【0018】
実施の形態4.
第11図はこの発明の実施の形態4によるセンサヘッドを示す斜視図である。この実施の形態のセンサヘッドでは、発光素子103と受光素子801を備えた基板101は、光学構造体112を備えた基板102の側方から組み合わされており、発光素子103には垂直共振型の半導体レーザを用いている。
従って、光学構造体112中に実施の形態1,2に記載のような光軸偏向用ミラー109は必要ない。発光素子103と受光素子801の電気入出力は図示していないが、電気配線と金属ワイヤーにより行われる。また、外乱光を防ぐために光学構造体112上に基板102と同程度の大きさの、シリコンなどの板を被せても良い。垂直共振型の半導体レーザは一般に、光放射面積が広いためビーム放射角が狭く、また円形ビームを有するためビーム整形用の光学系設計が容易になる。
以上のように、この実施の形態4によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【0019】
実施の形態5.
第12図はこの発明の実施の形態5によるセンサヘッドを示す側面図である。発光素子103には垂直共振型の半導体レーザを用い、この発光素子103の上方に、光軸偏向用ミラー109が備えられ、発光素子103から出射した出射光線105aは光軸偏向ミラー109によりその進行方向を90度偏向するようになっている。
以上のように、この実施の形態5によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に、測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【0020】
実施の形態6.
第13図はこの発明の実施の形態6によるセンサヘッドを示す平面図である。光学構造体112には基板面水平方向集束用ミラー106a〜106f、光軸偏向用ミラー109と共に基板面水平方向に集光機能を持つ基板面水平方向集束用レンズ(基板面水平方向集束用レンズ)1201a,1201bが一体成形されている。本実施の形態6の場合、正反射光線401を基板面水平方向に集束する機能を主に基板面水平方向集束用レンズ1201a,1201bに持たせることが可能である。設定によっては基板面水平方向集束用ミラー106c〜106fの一部あるいは全部は平面ミラーであっても良い。
本実施の形態6の場合、光学構造体112は正反射光線401が透過するPMMAなどの透明樹脂が良い。基板面水平方向集束用ミラー106a〜106f、光軸偏向用ミラー109は蒸着などにより反射膜を備える必要があるが、反射膜作製時には基板面水平方向集束用レンズ1201a,1201bへの反射膜塗布を防ぐために、光学構造体112上に真鍮などで作製したマスクを備える必要がある。
【0021】
基板面垂直方向集束用レンズ107bから受光素子801までの光路長を長くする必要があるときは、基板面水平方向集束用ミラー106c〜106fは光学構造体112の小型化に有効であるが、上記光路長を長くする必要がないときなどは基板面水平方向集束用ミラー106c〜106fは必要なく、基板面水平方向集束用レンズ1201a,1201bのみで正反射光線401を基板面水平方向に集束することができる。また、出射光線105aを基板面水平方向に集束する基板面水平方向集束用ミラー106a,106bの代替として基板面水平方向集束用レンズを用いることも可能である。
以上のように、この実施の形態6によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【0022】
実施の形態7.
第14図はこの発明の実施の形態7によるセンサヘッドの組み付け工程説明図、第15図はその組み付け工程説明の分解斜視図、第16図は組み付け工程の説明図である。第14図のように例えばシリコンにて作製された基板901には、発光素子103の発光点1304を挟む対向地点に、ウエットエッチングなどで作製された正四角錐形状あるいは正円錐形状の溝1301が備えられ、第15図のように光学構造体112には円筒状の微小球ホルダー1303が備えられている。
溝1301の開口中心軸と対応する微小球ホルダー1303の開口中心軸は、所望の組み合わせを行ったときに一致するように設定されている。微小球ホルダー1303の内径は挿入される微小球1302の直径より若干小さく設定されているが、図示のように4箇所に割が入っているため、挿入時に微小球ホルダー1303の内径は微小球1302の直径まで広がると共に微小球1302を保持する力が均等に発生する。
まず、第16図(a)に示すように、溝1301に微小球1302が挿入される。このとき、微小球1302の大きさは微小球1302が溝1301の底面あるいは開口部ではなく、側面のみに接触するよう設定されている。従って、微小球1302の中心と溝1301の開口中心は基板901の基板面水平方向に対して位置が一致する。また、微小球1302の半分以上の高さが基板901表面から突き出た状態になっている。
【0023】
この後、第16図(b)に示すように、光学構造体112および基板102が微小球ホルダー1303に微小球1302が挿入されるよう組み合わされる。最後に第16図(c)に示すように、基板102上面から力を加えて組立てを完了する。
微小球ホルダー1303を構成する4個の構造物の寸法は全て等しいので、微小球1302挿入時の広がりはほぼ等しく、基板901の基板面水平方向の微小球1302の中心位置と微小球ホルダー1303の開口中心位置は概略一致する。従って、溝1301の開口中心軸と対応する微小球ホルダー1303の開口中心軸は概略一致し、発光素子103の発光点1304に対する光学構造体112の相対位置精度の向上を容易にする。
このように微小球1302を介して基板901と光学構造体112を組み合わせる場合、第16図(a)における基板901と光学構造体112の水平方向の相対位置ずれが多くとも微小球1302の半径未満であれば、光学構造体112と微小球1302の接触後、緩やかに押していけば微小球1302の球面に沿って、おのずと所望の位置に導かれ、センサヘッドの組立てを容易にする。
【0024】
本実施の形態7では微小球1302を先に溝1301に配置し、光学構造体112を組み合わせたが、微小球1302を先に微小球ホルダー1303に挿入しても同様の効果が得られる。ただし、微小球1302の微小球ホルダー1303からの突出高さは、予め設定されている溝1301への微小球1302の埋め込み深さより、長い必要がある。
溝1301、微小球1302、微小球ホルダー1303の対の数は2つ以上であればよい。また、微小球ホルダー1303に設けられる割の数も1つ以上であればよいが、微小球1302挿入時の微小球ホルダー1303の広がりが、その中心軸を中心に均等に広がる構造が望ましい。
本実施の形態7においては、発光素子103を備えた基板901と受光素子801,903を備えた基板902を組み合わせたセンサヘッドにて説明したが、実施の形態1のようにこれらが一体になった場合のセンサヘッドに対しても同様のことができる。
以上のように、この実施の形態7によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に、測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【0025】
実施の形態8.
第17図はこの発明の実施の形態8によるセンサヘッドを示す平面図、第18図は第17図のA−A'線に沿う拡大横断面図である。発光素子103はスペーサ111を介して可動板1404上に配置されている。可動板1404は固定部1402に接続された2本の梁1403によって保持されている。可動板1404付近にはある隙間を持って固定電極1401a、1401bが配置されている。それぞれの電極上面には金などの導電性薄膜1405が供えられている。基板101あるいは901は例えばシリコンなどの基礎基板1406と酸化シリコンなどの絶縁膜1407、不純物を充填した多結晶シリコンのような導電膜1408から構成されている。
固定部1402と固定電極1401a,1401bに導電性薄膜1405を介して、それぞれ適当な電位差を与えることで、固定電極1401a,1401bと可動板1404の間に働く静電力が発生し可動板1404を図中矢印方向に変位させることができる。
つまり、発光素子103が可動となるので、発光素子103の光学構造体112に対する相対位置精度の向上を容易にする。最適位置に発光素子103を固定した状態で、絶縁性接着剤を可動板1404に塗布し固定すれば上述電位差は必要ない。なお、図示していないが、導電性薄膜1405、発光素子103への電気入力は電気配線と金属ワイヤーなどにより行われる。
【0026】
次に本実施の形態8における固定部1402、固定電極1401a、1401b、梁1403、可動板1404の製造方法を説明する。基礎基板1406に絶縁膜1407、導電膜1408を設けて基板101あるいは901を構成する。そして、導電膜1408のみを反応性イオンエッチングなどでエッチングし、固定部1402、固定電極1401a、1401b、梁1403、可動板1404を絶縁膜1407上に形成する。
次にウエットエッチングにより絶縁膜1407の等方性エッチングを行い、梁1403および可動板1404下の絶縁膜1407が除去された時点でエッチングを終了する。梁1403の形状がばね状になっているため、可動板1404は基板水平方向に変位することが可能になる。
以上のように、この実施の形態8によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に、測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【0027】
実施の形態9.
第19図はこの発明の実施の形態9によるセンサヘッドを示す斜視図である。光学構造体112上には発光素子103の出射光線105aの光軸高さと基板面垂直方向集束用レンズ107aの中心軸の高さが概略一致するよう他構造体と同様に一体成形にて作製されたスペーサ1501と、電気入出力に必要な電気配線110とが設けられている。
発光素子103、受光素子801、903は光学構造体112に直接搭載され、前記実施の形態に記載の基板101あるいは901,902の機能を光学構造体112自体が保有している。基板101あるいは901,902が必要なくなるため、センサヘッドの小型化、製作コストを低減する事ができる。
外乱光を防ぐために光学構造体112上に基板102と同程度の大きさの、シリコンなどの板を被せても良い。また、光学構造体112上に発光素子103,受光素子801,903の位置決めを容易にする凹溝を設けても良い。
以上のように、この実施の形態8によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に、測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【0028】
実施の形態10.
第20図はこの発明の実施の形態10によるセンサヘッドの作製工程の説明図である。基板102上の光学構造体112と垂直方向集束用レンズ107a,107bは、樹脂成形にて別々に作製し組み合わせることもできるが、本実施の形態10においては、各々の樹脂成形用の型を組み合わせることで一括成形にて両者を作製する。
まず、第20図(a)において、基板102上には例えばPMMAなどの樹脂1603が備えられ、PMMAのガラス転移温度以上に加熱された後、光学構造体用の型1601を押しつける。このとき樹脂1603には離型を容易にするために離型剤を適量添加するのが望ましい。この方法はホットエンボッシング法として知られている。
次いで、第20図(b)のように垂直方向集束用レンズ用の型1602が基板側方から押しつけられると、第20図(c)に示されるように、2つの型1601と1602はそれぞれに設けられた凹凸構造によって精度良く位置決めされる。最後に樹脂1603を冷却、凝固させて型1602、1601を順次離型することにより、第20図(d)に示すように、光学構造体112と垂直方向集束用レンズ107a,107bが得られる。光学構造体112と垂直方向集束用レンズ107a,107bを一括成形するため、製作コストを低減することができ、各ミラーあるいはレンズの相対位置精度を高くできる。
【0029】
本実施の形態10によるセンサヘッドにおいては、垂直方向集束用レンズ107aおよび107bの形状は、型1601の離型を可能にするためにセンサヘッド内側は平面とし、センサヘッドから出射される光線、あるいは入射する光線を集束するために、センサヘッド外側は凸面に設定する。
ホットエンボッシング法の他に、樹脂の粘度を下げて雌型に樹脂を注入する射出成形も、雌型1601と1602を組み合わせることで適用することができ、本実施の形態10と同様に光学構造体112と垂直方向集束用レンズ107a,107bを一括成形できる。
以上のように、実施の形態10によれば、光学構造体112の形状、基板面垂直方向集束用レンズ107a,107bの形状を最適化することで、実施の形態1,2と同様に、測定対象物体の物理量情報を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
以上のように、この発明に係るセンサヘッドは、発光素子からの光線を測定対象物体に照射し、この測定対象物体からの反射光を受光素子にて検出することにより該測定対象物体の物理量情報を得るのに適している。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】 従来のエンコーダを示す斜視図である。
【図2】 その平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるセンサヘッドの斜視図である。
【図4】 その側面図である。
【図5】 その平面図である。
【図6】 実施の形態1によるセンサヘッドで測定対象物体からの正反射光線を検出する光てこ法の原理説明図である。
【図7】 光学構造体の作製工程の説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるセンサヘッドの平面図である。
【図9】 スケール板の正面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3によるセンサヘッドの斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態4によるセンサヘッドの斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態5によるセンサヘッドの側面図である。
【図13】 この発明の実施の形態6によるセンサヘッドの平面図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による組み付け工程の説明図である。
【図15】 光学構造体の組み付け工程の説明図である。
【図16】 組み付け工程の説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態8によるセンサヘッドの平面図である。
【図18】 第17図のA−A'線に沿う拡大横断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態9によるセンサヘッドの斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態10によるセンサヘッドの作製工程の説明図である。

Claims (5)

  1. 発光素子からの光線を測定対象物体に照射し該測定対象物体からの反射光を受光素子にて検出して、上記測定対象物体の物理量情報を得るセンサヘッドにおいて、
    上記の発光素子および受光素子を備えた第一の基板と、
    第二の基板上に一体成形され、上記発光素子からの出射光と上記測定対象物体からの反射光を第二の基板面水平方向に集束する複数の基板面水平方向集束用光学素子を有する一層の光学構造体と、
    上記発光素子からの出射光と上記測定対象物体からの反射光を第二の基板面垂直方向に集束し、上記光学構造体と同等の厚みを持つ基板面垂直方向集束用レンズを備えたことを特徴とするセンサヘッド。
  2. 第一の基板と第二の基板上に作製した光学構造体が少なくとも2つ以上の微小球を介して組み立てたことを特徴とする請求項1記載のセンサヘッド。
  3. 微小球は第二の基板の上に設けた円筒状のホルダーにより支持されたことを特徴とする請求項2記載のセンサヘッド。
  4. 第一の
    基板上に成形された可動板上に発光素子を備えることを特徴とする請求項1記載のセンサヘッド。
  5. 光学構造体を樹脂成形する型と基板垂直方向に集束する基板面垂直方向集束用レンズを樹脂成形する型とを組み合わせ、上記の光学構造体と基板面垂直方向集束用レンズを一括成形したことを特徴とする請求項1記載のセンサヘッド。
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