JP3994311B2

JP3994311B2 - Roofing material

Info

Publication number: JP3994311B2
Application number: JP2001151244A
Authority: JP
Inventors: 将孝足立; 茂栗山
Original assignee: Toyobo Co Ltd
Current assignee: Toyobo Co Ltd
Priority date: 2001-05-21
Filing date: 2001-05-21
Publication date: 2007-10-17
Anticipated expiration: 2021-05-21
Also published as: JP2002339527A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の建物の勾配を有する屋根の施工に用いられる屋根下葺材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、屋根の施工においては、例えば屋根下葺材を野地材に釘やステープルを用いて固定し、屋根材をその上に乗せる。屋根下葺材としては、一般に、アスファルトを含浸させた紙や布等から成るアスファルトルーフィング材が用いられている他、ポリ塩化ビニルシートやポリエチレン樹脂シートが用いられている。そして、これらの屋根下葺材を用いることによって、屋根の防水性を高めている。
【０００３】
アスファルトルーフィング材は、屋根材の裏側に進入した雨水を遮断する優れた防水性を有しているが、湿気や水蒸気を自由に通過させる透湿性を有していない。従って、屋根裏の換気が不十分な場合や、寒冷地等における建物にて使用した場合、屋根材とアスファルトルーフィング材との間、あるいはアスファルトルーフィング材と野地材との間に結露が生じるという問題を有する。
【０００４】
また、アスファルトルーフィング材には、作業者がその上を歩行するとき、滑り易いといった問題もある。更には、夏場には高温のためアスファルトが軟化し、作業者の靴裏にべとつきが生じるといった問題もある。
【０００５】
また、アスファルトルーフィング材は、その性能が劣化し易く、長期間にわたって防水性を保持することが困難である。加えて、アスファルトルーフィング材を野地材に釘やステープルを用いて固定するが、アスファルトルーフィング材は寸法安定性が悪く収縮し易いので、釘穴やステープル穴が大きくなる傾向にあり、かかる釘穴やステープル穴から雨水等が屋根裏に侵入し、野地材や屋根材が腐食するといった問題がある。
【０００６】
ポリ塩化ビニルシートやポリエチレン樹脂シートを屋根下葺材として用いた場合にも、これらの材料は寸法安定性が悪く収縮し易いので、釘穴が大きくなる傾向にあり、かかる釘穴から雨水等が屋根裏に侵入するといった問題があり、さらに、これらの材料は滑り易い、湿気や水蒸気を自由に通過させる透湿性を有していないという問題もある。
【０００７】
また、特開平４−３０９６４９号公報には、アスファルトを用いない屋根下葺材として、フラッシュ紡糸法による不織布を用いて、釘穴シール性、特に釘軸廻り水密シール性を改善することを目的として、不織布の表面の釘打ち込み部分に伸縮性、粘着性の樹脂を塗布することが記載されている。しかしながら、この特許に開示された屋根下葺材は、樹脂を塗布し、乾燥する工程が煩雑であるとともに、樹脂の塗布量の低減化とそのコントロールに難点があり、得られた下地材も作業者が特に降雨時に滑り易いといった問題点を有する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、その目的は、防水性および透湿性を兼備し、釘孔シール性に優れ、しかも防滑性に優れるとともに作業者の靴裏にべとつきが生じ難い屋根下葺材を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、上記課題を解決するために次の構成とするものである。
（１）少なくとも一層の防水性および透湿性を有する透湿防水層と、フッ素系、シリコン系、ワックス系の少なくとも一種のはっ水剤により処理されたはっ水度が３以上で繊度が０.０１〜１０ｄｔｅｘの繊維からなる見かけ密度が０ . １５ｇ／ｃｍ ³ 以上の不織布層の少なくとも一層とが積層されてなり、耐水圧が３００ｍｍＨ₂Ｏ以上で、かつ透湿度が５００ｇ／ｍ²／２４ｈｒｓ以上であることを特徴とする屋根下葺材である。
（２）はっ水度が両面共に３以上であることを特徴とする前記（１）に記載の屋根下葺材である。
（３）片面もしくは両面に防滑層が存在することを特徴とする前記（１）又は（２）に記載の屋根下葺材である。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明は、上記課題、すなわち防水性および透湿性、釘孔シール性に優れ、しかも防滑性や作業者の靴裏にべとつきが生じ難い屋根下葺材を提供するために鋭意検討したところ、少なくとも不織布のはっ水度と見かけ密度をある特定の値以上にすることによって、釘孔シール性をより一層改善できることを見出した。以下、本発明について詳細に説明する。
【００１１】
本発明の屋根下葺材を構成する不織布の繊度は、０.０１〜１０ｄｔｅｘである。繊度が０.０１ｄｔｅｘより小さくなると、所望の力学特性が得られなかったり、不織布製造時に紡糸安定性の低下を招いたりするので好ましくない。一方、１０ｄｔｅｘより大きくなると、所望の釘孔シール性を得るためには目付をかなり大きくする必要があり、コスト高を招くので好ましくない。
【００１２】
本発明における不織布は、短繊維不織布あるいは長繊維不織布のどちらでもよいが、力学的特性の観点から長繊維不織布の方が好ましい。また、その製造法も特に限定されないが、好ましい方法としては、例えば短繊維不織布であれば、カーディング法やエアレイ法等が挙げられ、長繊維不織布であれば、スパンボンド法やメルトブロー法等が例示される。
【００１３】
不織布を構成する繊維は、熱可塑性樹脂からなる合成繊維が好ましいが、必要に応じて天然繊維や再生繊維、半合成繊維、無機繊維等を混綿あるいは混繊したものであってもよい。また、合成繊維についても繊維形成能を有するものであれば特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、イソフタル酸を共重合した低融点ポリエステル等のポリエステル類、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、プロピレンと他のα−オレフィンとの二〜三元共重合体等のポリオレフィン類、ナイロン６、ナイロン６６等のポリアミド類、もしくはこれらの混合物や共重合体などを用いることができる。また、単一成分系の合成繊維に限定されるものではなく、芯鞘型や偏心芯鞘型、並列型、海島型等の多成分系であってもよく、繊維断面の形状にも格別の制限はない。また、必要に応じて、例えば、艶消し剤や顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、結晶核剤、難燃剤などの各種添加剤を併用することも可能である。更に、釘孔シール性の改善を目的として、繊維に吸水性樹脂等を担持させてもよい。
【００１４】
不織布のはっ水度は、３以上である。好ましくは、４以上である。はっ水度が２以下となると、所望の釘孔シール性を得ることができない。
【００１５】
不織布のはっ水度を３以上とするためには、フッ素系やシリコン系、ワックス系などのはっ水剤を含浸法やスプレー法等の加工法を用いて処理した後、乾燥およびキュアリングを行えばよい。
【００１６】
本発明の屋根下葺材は、透湿防水層と不織布層とがそれぞれ少なくとも一層以上は存在し、例えば、透湿防水層／不織布層や透湿防水層／不織布層／透湿防水層、不織布層／透湿防水層／不織布層等が挙げられるが、これらに何ら限定されるものではない。
【００１７】
本発明における透湿防水層は、無孔タイプや微多孔タイプのどちらでもよく、例えば、無孔タイプの場合の透湿防水性樹脂としては、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等が挙げられ、公知のコーティング法やラミネート法、あるいは含浸法によって透湿防水層を形成することができ、これらに限定されるものではないが、透湿防水性樹脂を押し出しラミネート法によって無孔膜を形成させつつ積層する方法が簡便で生産性に優れているため好ましい。
【００１８】
本発明における不織布がはっ水性であるため、コーティング法あるいは含浸法によって透湿防水性樹脂を付与して透湿防水層を形成させる際には、不織布中への透湿防水性樹脂の浸透を抑制することができ、透湿防水性樹脂の付与量の低減化およびコントロールが容易になる。
【００１９】
また、炭酸カルシウム等の無機充填材を含んだ樹脂フィルムを延伸して微多孔膜としたものを透湿防水層としてもよい。また、必要に応じて、例えば、艶消し剤や顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、難燃剤などの各種添加剤を樹脂と併用することも可能である。更に、吸水性樹脂等を含有させ、その吸水時膨潤によって釘孔シール性を改善することも可能である。
【００２０】
本発明の屋根下葺材のはっ水度は、両面共に３以上であることが好ましい。より好ましくは、４以上である。はっ水度が２以下となると、釘孔シール性の低下を招く恐れがあるので好ましくない。
【００２１】
本発明の屋根下葺材のはっ水度を両面共に３以上とするためには、フッ素系やシリコン系、ワックス系などのはっ水剤を含浸法等の加工法を用いて処理した後、乾燥およびキュアリングを行えばよい。
【００２２】
本発明における不織布の見かけ密度は、０.１５ｇ／ｃｍ³以上であり、好ましくは、０.２０ｇ／ｃｍ³以上である。更に好ましくは、０.２５ｇ／ｃｍ³以上である。見かけ密度が０.１５ｇ／ｃｍ³より小さくなると、所望の釘孔シール性を得ることが難しくなるので好ましくない。
【００２３】
本発明における不織布の見かけ密度を０.１５ｇ／ｃｍ³以上とするためには、紡糸・延伸・開繊・捕集によって得られた不織ウェブをエンボスカレンダーやプレーンカレンダーで部分あるいは全面熱圧着した不織布を用いる方法や、不織ウェブにニードルパンチ加工および／または樹脂含浸加工を施したものを前記と同様にして部分あるいは全面熱圧着した不織布を用いる方法等が挙げられるが、これらに何ら限定されるものではない。
【００２４】
本発明の屋根下葺材は、耐水圧が３００ｍｍＨ₂Ｏ以上で、かつ透湿度が５００ｇ／ｍ²／２４ｈｒｓ以上である。好ましくは、耐水圧が５００ｍｍＨ₂Ｏ以上で、かつ透湿度が７００ｇ／ｍ²／２４ｈｒｓ以上である。耐水圧が３００ｍｍＨ₂Ｏより小さくなると、屋根下葺材としての防水性に劣る。また、透湿度が５００ｇ／ｍ²／２４ｈｒｓより小さくなると、結露を充分に抑えることが難しくなる。
【００２５】
本発明の屋根下葺材は、片面もしくは両面に防滑層が存在していることが好ましい。これによって勾配屋根の下葺材または上葺材の施工時に滑ることがなく、雨などで下葺材表面が濡れていても作業者が滑って事故となるようなことを防ぐことができる。具体的な防滑加工としては、例えば、骨材や発泡材、各種粉体などをバインダーを用いて接着させる方法、ホットメルト材等を熱溶融して接着性を発揮するものをドット状、あるいは筋状に接着させる方法等が挙げられるが、これらに何ら限定されるものではない。
【００２６】
【実施例】
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はもとより下記の実施例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。なお、下記実施例および比較例で用いた評価法は下記の通りである。
（１）ポリエチレンテレフタレートの極限粘度［ｄｌ／ｇ］
フェノールとテトラクロロエタンの６：４重量混合溶液を溶媒として、溶媒２５ｍｌに試料０.１ｇを溶解し、温度３０℃の条件で常法によって測定した。
（２）繊度［ｄｔｅｘ］
走査型電子顕微鏡で撮影した表面写真を用いて繊維径をｎ＝２０で測定し、密度補正を行って算出した。
【００２７】
（３）屋根下葺材の目付および不織布の目付［ｇ／ｍ²］
ＪＩＳＬ１９０６に準拠して測定した。
（４）不織布の厚さ［ｍｍ］
ＪＩＳＬ１９０６に準拠し、荷重２ｋＰａで測定した。
【００２８】
（５）見かけ密度［ｇ／ｃｍ³］
上記（３）、（４）で測定した不織布の目付および厚さを用いて、下記の式から算出した。
見かけ密度＝不織布の目付／（不織布の厚さ／１０³）／１０⁶
（６）はっ水度
ＪＩＳＬ１０９２はっ水度試験（スプレー試験）に準拠して測定した。
【００２９】
（７）耐水圧
ＪＩＳＬ１０９２耐水度試験（静水圧法）Ａ法（低水圧法）に準拠して測定した。
（８）透湿度
ＪＩＳＬ１０９９塩化カルシウム法に準拠して測定した。
【００３０】
（９）釘孔シール性
図１に模式的に示すように、１２ｍｍ厚の合板上に直径１００ｍｍの円形のろ紙を置き、このろ紙上に測定試料を置く。そして、特殊釘（直径３ｍｍ，長さ２５ｍｍ）を測定試料とろ紙の上から釘の頭が１０ｍｍ程度残るように合板に打ち込んだ後、内径４０ｍｍ、高さ１００ｍｍの塩化ビニル樹脂製パイプを測定試料の上に置く。そして、塩化ビニル樹脂製パイプの底部と測定試料との間から水が漏れないように接着剤でシーリングを行う。その後、塩化ビニル樹脂製パイプ内に高さ３０ｍｍまで着色水を注入し、２４時間放置する。そして、塩化ビニル樹脂製パイプ内の水位低下およびろ紙の着色状態を観察する。
【００３１】
（１０）引張強さ［Ｎ／５ｃｍ］
ＪＩＳＬ１９０６に準拠して測定した。
（１１）引裂強さ［Ｎ］
ＪＩＳＬ１９０６に準拠して測定した。
【００３２】
実施例１
極限粘度が０.６３のポリエチレンテレフタレートをスパンボンド法によって紡糸、冷却、延伸、開繊、捕集し、繊度２.２ｄｔｅｘの長繊維からなる目付１００ｇ／ｍ²の不織ウェブを製造し、これをエンボスロールとフラットロールからなる熱圧着装置を用いて部分的に熱圧着し、長繊維不織布を製造した。次に、該長繊維不織布に明成化学工業社製の撥水剤（商品名：アサヒガードＡＧ−７１０）を用いてパッド、ドライ、キュア処理を行い、撥水加工を行った。この時の撥水剤の付着量は３ｇ／ｍ²であった。さらに、該長繊維不織布に透湿防水層として東洋紡績社製のポリエステルエラストマー（商品名：ペルプレンＰ３０Ｂ）を厚さが２０μｍとなるように押し出しラミネート加工を行い、本発明の屋根下葺材を作製した。得られた屋根下葺材の特性を表１に示す。
【００３３】
実施例２
実施例１と同様の方法で、繊度２.２ｄｔｅｘの長繊維からなる目付１００ｇ／ｍ²の不織ウェブを製造し、これをエンボスロールとフラットロールからなる熱圧着装置を用いて部分的に熱圧着し、長繊維不織布を製造した。次に、該長繊維不織布に透湿防水層として東洋紡績社製のポリエステルエラストマー（商品名：ペルプレンＰ３０Ｂ）を厚さが２０μｍとなるように押し出しラミネート加工を行った後、明成化学工業社製の撥水剤（商品名：アサヒガードＡＧ−７１０）を用いてパッド、ドライ、キュア処理を行い、本発明の屋根下葺材を作製した。この時の撥水剤の付着量は４ｇ／ｍ²であり、得られた屋根下葺材の特性を表１に示す。
【００３４】
実施例３
実施例１と同様の方法で、繊度２.２ｄｔｅｘの長繊維からなる目付５０ｇ／ｍ²の不織ウェブを製造し、これをエンボスロールとフラットロールからなる熱圧着装置を用いて部分的に熱圧着し、長繊維不織布を製造した。次に、該長繊維不織布を２反用意し、その間に透湿防水層として東洋紡績社製のポリエステルエラストマー（商品名：ペルプレンＰ３０Ｂ）を厚さが２０μｍとなるようにサンドラミネート加工を行った後、明成化学工業社製の撥水剤（商品名：アサヒガードＡＧ−７１０）を用いてパッド、ドライ、キュア処理を行い、本発明の屋根下葺材を作製した。この時の撥水剤の付着量は４ｇ／ｍ²であり、得られた屋根下葺材の特性を表１に示す。
【００３５】
実施例４
実施例１と同様の方法で、繊度２.２ｄｔｅｘの長繊維からなる目付１０５ｇ／ｍ²の不織ウェブを製造し、これにニードルパンチ加工を行って三次元的に交絡させ、さらに、二組のフラットロールからなる熱圧着装置を用いて全面的に熱圧着し、目付１００ｇ／ｍ²の長繊維不織布を製造した。次に、該長繊維不織布に透湿防水層として東洋紡績社製のポリエステルエラストマー（商品名：ペルプレンＰ３０Ｂ）を厚さが２０μｍとなるように押し出しラミネート加工を行った後、明成化学工業社製の撥水剤（商品名：アサヒガードＡＧ−７１０）を用いてパッド、ドライ、キュア処理を行い、本発明の屋根下葺材を作製した。この時の撥水剤の付着量は４ｇ／ｍ²であり、得られた屋根下葺材の特性を表１に示す。
【００３６】
比較例１
撥水加工を行わなかったこと以外は、実施例１と同様の屋根下葺材を作製した。得られた屋根下葺材の特性を表１に示す。
【００３７】
比較例２
撥水加工を行わなかったこと以外は、実施例３と同様の屋根下葺材を作製した。得られた屋根下葺材の特性を表１に示す。
【００３８】
比較例３
実施例１と同様の方法で、繊度２.２ｄｔｅｘの長繊維からなる目付１０５ｇ／ｍ²の不織ウェブを製造し、これにニードルパンチ加工を行って三次元的に交絡させ、目付１００ｇ／ｍ²の長繊維不織布を製造した。次に、該長繊維不織布に透湿防水層として東洋紡績社製のポリエステルエラストマー（商品名：ペルプレンＰ３０Ｂ）を厚さが２０μｍとなるように押し出しラミネート加工を行った後、明成化学工業社ペルプレン製の撥水剤（商品名：アサヒガードＡＧ−７１０）を用いてパッド、ドライ、キュア処理を行い、屋根下葺材を作製した。この時の撥水剤の付着量は４ｇ／ｍ²であり、得られた屋根下葺材の特性を表１に示す。
【００３９】
【表１】

【００４０】
表１から明らかなように、実施例１〜４はいずれも本発明の請求範囲内にあり、防水性および透湿性に優れ、しかも優れた釘孔シール性を有していた。それに対し、比較例１および２ははっ水度が、比較例３は見かけ密度が本発明の請求範囲外にあり、釘孔シール性において劣るものであった。
【００４１】
【発明の効果】
本発明によれば、防水性および透湿性を有する透湿防水層と、はっ水度が３以上で、かつ繊度が０.０１〜１０ｄｔｅｘの繊維からなる不織布層とを少なくとも一層以上存在するため、優れた防水性と透湿性とを兼備し、かつ優れた釘孔シール性を有する屋根下葺材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】釘孔シール性の測定装置の概略を示す模式図である。
【符号の説明】
１…塩化ビニル樹脂製パイプ
２…着色水
３…釘
４…接着剤
５…測定試料（屋根下葺材）
６…円形ろ紙
７…合板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roof underlay material used for construction of a roof having a slope of a building such as a house.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in roof construction, for example, a roof underlaying material is fixed to a field material using nails or staples, and the roofing material is placed thereon. In general, asphalt roofing materials are used asphalt roofing materials made of paper or cloth impregnated with asphalt, as well as polyvinyl chloride sheets and polyethylene resin sheets. And the waterproofness of a roof is improved by using these roof underlay materials.
[0003]
The asphalt roofing material has excellent waterproof properties that block rainwater that has entered the back side of the roofing material, but does not have moisture permeability that allows moisture and water vapor to pass freely. Therefore, there is a problem that condensation occurs between the roofing material and the asphalt roofing material or between the asphalt roofing material and the field material when the attic is insufficiently ventilated or used in a building in a cold region. Have.
[0004]
In addition, asphalt roofing materials also have a problem that they are slippery when an operator walks on them. Furthermore, in summer, there is a problem that asphalt softens due to the high temperature and the shoe sole of the worker becomes sticky.
[0005]
Moreover, the performance of asphalt roofing materials is likely to deteriorate, and it is difficult to maintain waterproofness for a long period of time. In addition, asphalt roofing materials are fixed to field materials using nails and staples, but asphalt roofing materials are poor in dimensional stability and tend to shrink, so there is a tendency for nail holes and staple holes to become large. There is a problem that rainwater or the like enters the attic from the staple hole, and the field material and the roof material corrode.
[0006]
Even when polyvinyl chloride sheets or polyethylene resin sheets are used as roofing materials, these materials have poor dimensional stability and tend to shrink, so the nail holes tend to become large. Further, there is a problem that these materials are slippery and do not have moisture permeability that allows moisture and water vapor to freely pass therethrough.
[0007]
In addition, in JP-A-4-309649, as an underfloor roofing material that does not use asphalt, a non-woven fabric by flash spinning method is used to improve nail hole sealing performance, particularly watertight sealing performance around the nail axis. It describes that a stretchable and sticky resin is applied to a nail driving portion on the surface of a nonwoven fabric. However, the roof underlay disclosed in this patent has a complicated process of applying and drying the resin, and has a difficulty in reducing the amount of resin applied and controlling it. However, it has a problem that it is slippery especially in rain.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and its purpose is to combine waterproofness and moisture permeability, excellent nail hole sealing properties, excellent slip resistance, and stick to the shoe sole of the operator. It is to provide a roofing material that is difficult to cause.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention has the following configuration in order to solve the above problems.
(1) Water repellency of 3 or more and fineness of 0 treated with at least one moisture permeable waterproof layer having waterproofness and moisture permeability and at least one water repellant of fluorine, silicon or wax. apparent density 0 consisting of fibers of .01~10dtex. 15g / cm ³ or more nonwoven layers at least one layer and is being stacked, with water pressure resistance 300mmH ₂ O or more, and moisture permeability 500g / m ² / 24hrs It is the roof underlaying material characterized by the above.
(2) The roof underglazing material according to (1), wherein the water repellency is 3 or more on both sides.
(3) The roof underlaying material according to (1) or (2), wherein an anti-slip layer is present on one side or both sides.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention has been intensively studied to provide the above-mentioned problems, that is, waterproofing, moisture permeability, nail hole sealing properties, anti-slip properties, and less stickiness to the soles of workers, and at least non-woven fabric. It has been found that the nail hole sealability can be further improved by setting the water repellency and apparent density to a certain value or more. Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0011]
The fineness of the non-woven fabric constituting the roof underlay material of the present invention is 0.01 to 10 dtex. If the fineness is less than 0.01 dtex, the desired mechanical properties cannot be obtained, and the spinning stability is lowered during the production of the nonwoven fabric, which is not preferable. On the other hand, if it is larger than 10 dtex, it is necessary to make the basis weight considerably large in order to obtain a desired nail hole sealing property, and this is not preferable because the cost is increased.
[0012]
Although the nonwoven fabric in this invention may be either a short fiber nonwoven fabric or a long fiber nonwoven fabric, the long fiber nonwoven fabric is more preferable from the viewpoint of mechanical properties. Also, the production method is not particularly limited, and preferred methods include, for example, a carding method and an airlay method if they are short fiber nonwoven fabrics, and a spunbond method and a melt blow method if they are long fiber nonwoven fabrics. Illustrated.
[0013]
The fibers constituting the nonwoven fabric are preferably synthetic fibers made of a thermoplastic resin, but may be blended or mixed with natural fibers, regenerated fibers, semi-synthetic fibers, inorganic fibers or the like as necessary. The synthetic fiber is not particularly limited as long as it has fiber-forming ability, for example, polyethylene terephthalate, polytrimethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, polyesters such as low melting point polyester copolymerized with isophthalic acid, polypropylene, High density polyethylene, medium density polyethylene, low density polyethylene, linear low density polyethylene, polyolefins such as binary and ternary copolymers of propylene and other α-olefins, polyamides such as nylon 6 and nylon 66, Alternatively, a mixture or copolymer thereof can be used. Moreover, it is not limited to a single-component synthetic fiber, and may be a multi-component system such as a core-sheath type, an eccentric core-sheath type, a parallel type, or a sea-island type, and the shape of the fiber cross section is also exceptional. There is no limit. Moreover, it is also possible to use together various additives, such as a matting agent, a pigment, antioxidant, a ultraviolet absorber, a light stabilizer, a crystal nucleating agent, a flame retardant, as needed. Furthermore, a water absorbent resin or the like may be supported on the fiber for the purpose of improving the nail hole sealing property.
[0014]
The water repellency of the nonwoven fabric is 3 or more. Preferably, it is 4 or more. When the water repellency is 2 or less, a desired nail hole sealing property cannot be obtained.
[0015]
In order to increase the water repellency of the nonwoven fabric to 3 or more, after treatment with a water-repellent agent such as fluorine, silicon or wax using a method such as impregnation or spraying, drying and curing Can be done.
[0016]
The roof underlay material of the present invention includes at least one moisture permeable waterproof layer and a nonwoven fabric layer, for example, a moisture permeable waterproof layer / nonwoven fabric layer, a moisture permeable waterproof layer / nonwoven fabric layer / a moisture permeable waterproof layer, and a nonwoven fabric layer. / Moisture permeable waterproof layer / nonwoven fabric layer and the like, but are not limited thereto.
[0017]
The moisture-permeable waterproof layer in the present invention may be either a non-porous type or a microporous type. Examples of the moisture-permeable waterproof resin in the case of the non-porous type include urethane resins, acrylic resins, polyester resins, and polyvinyl resins. Alcohol-based resins and the like can be mentioned, and a moisture-permeable and waterproof layer can be formed by a known coating method, laminating method, or impregnation method. The method of laminating while forming a non-porous film is preferable because it is simple and excellent in productivity.
[0018]
Since the nonwoven fabric in the present invention is water-repellent, when the moisture-permeable waterproof resin is formed by applying the moisture-permeable waterproof resin by a coating method or an impregnation method, the moisture-permeable waterproof resin penetrates into the nonwoven fabric. The amount of moisture-permeable and waterproof resin applied can be reduced and controlled easily.
[0019]
Moreover, it is good also as a moisture-permeable waterproof layer what extended | stretched the resin film containing inorganic fillers, such as a calcium carbonate, and made it the microporous film. Moreover, it is also possible to use various additives, such as a matting agent, a pigment, antioxidant, a ultraviolet absorber, a light stabilizer, a flame retardant, together with resin as needed. Furthermore, it is possible to improve the nail hole sealing property by containing a water-absorbing resin or the like and swelling at the time of water absorption.
[0020]
It is preferable that the water repellency of the roof underfloor material of the present invention is 3 or more on both sides. More preferably, it is 4 or more. If the water repellency is 2 or less, the nail hole sealability may be deteriorated, which is not preferable.
[0021]
In order to set the water repellency of the underfloor roofing material of the present invention to 3 or more on both sides, after treating with a water repellent such as fluorine-based, silicon-based, or wax-based using a processing method such as an impregnation method, Drying and curing may be performed.
[0022]
The apparent density of the nonwoven fabric in the present invention is 0.15 g / cm ³ or more, and preferably 0.20 g / cm ³ or more. More preferably, it is 0.25 g / cm ³ or more. When the apparent density is less than 0.15 g / cm ^3, it is difficult to obtain a desired nail hole sealing property, which is not preferable.
[0023]
In order to set the apparent density of the nonwoven fabric in the present invention to 0.15 g / cm ³ or more, the nonwoven web obtained by spinning, stretching, opening and collecting is partially or entirely thermocompression bonded with an embossed calendar or a plain calendar. Examples include a method using a non-woven fabric and a method using a non-woven web that has been subjected to needle punching and / or resin impregnation processing and using a non-woven fabric that has been partially or wholly thermocompression bonded in the same manner as described above, but is not limited thereto. It is not something.
[0024]
Roof underlaying material of the present invention is water-resistant pressure 300mmH ₂ O or more, and moisture permeability 500g / m ² / 24hrs or more. Preferably, it is water-resistant pressure 500mmH ₂ O or more, and moisture permeability 700g / m ² / 24hrs or more. When the water pressure resistance is smaller than 300 mmH ₂ O, the waterproof property as a roof underlaying material is inferior. Further, when the moisture permeability is less than 500g / m ² / 24hrs, it is difficult to suppress sufficiently the condensation.
[0025]
It is preferable that the anti-slip layer is present on one side or both sides of the roof underlay material of the present invention. As a result, it is possible to prevent the operator from slipping and causing an accident even if the surface of the lower roofing material is wet due to rain or the like, without slipping during construction of the lower roofing material or the upper roofing material of the gradient roof. Specific anti-slip processing includes, for example, a method in which aggregates, foams, various powders, and the like are bonded using a binder, a hot-melt material or the like that melts and exhibits adhesiveness in the form of dots or streaks. Although the method of making it adhere | attach on a shape is mentioned, It is not limited to these at all.
[0026]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples and comparative examples. However, the present invention is not limited by the following examples, and is appropriately within a range that can meet the purpose described above and below. It is also possible to carry out with modification, and they are all included in the technical scope of the present invention. The evaluation methods used in the following examples and comparative examples are as follows.
(1) Intrinsic viscosity [dl / g] of polyethylene terephthalate
Using a 6: 4 weight mixed solution of phenol and tetrachloroethane as a solvent, 0.1 g of a sample was dissolved in 25 ml of a solvent, and measurement was performed by a conventional method at a temperature of 30 ° C.
(2) Fineness [dtex]
The fiber diameter was measured at n = 20 using a surface photograph taken with a scanning electron microscope, and the density was corrected and calculated.
[0027]
(3) Weight per unit of roof underlay and nonwoven fabric [g / m ² ]
It measured based on JISL1906.
(4) Nonwoven fabric thickness [mm]
Based on JIS L 1906, the load was measured at 2 kPa.
[0028]
(5) Apparent density [g / cm ³ ]
Using the basis weight and thickness of the nonwoven fabric measured in the above (3) and (4), it was calculated from the following formula.
Apparent density = nonwoven fabric weight / (thickness of nonwoven fabric / 10 ³ ) / 10 ⁶
(6) Water repellency Measured according to JIS L 1092 water repellency test (spray test).
[0029]
(7) Water pressure resistance Measured according to JIS L 1092 water resistance test (hydrostatic pressure method) A method (low water pressure method).
(8) Moisture permeability Measured according to JIS L 1099 calcium chloride method.
[0030]
(9) Nail hole sealing property As schematically shown in FIG. 1, a circular filter paper having a diameter of 100 mm is placed on a 12 mm thick plywood, and a measurement sample is placed on the filter paper. A special nail (diameter 3 mm, length 25 mm) is driven into the plywood so that the head of the nail remains about 10 mm above the measurement sample and filter paper, and then a polyvinyl chloride resin pipe having an inner diameter of 40 mm and a height of 100 mm is measured. Put on the top. Then, sealing is performed with an adhesive so that water does not leak from between the bottom of the vinyl chloride resin pipe and the measurement sample. Thereafter, colored water is poured into the vinyl chloride resin pipe to a height of 30 mm and left for 24 hours. Then, the water level in the vinyl chloride resin pipe and the color of the filter paper are observed.
[0031]
(10) Tensile strength [N / 5cm]
It measured based on JISL1906.
(11) Tear strength [N]
It measured based on JISL1906.
[0032]
Example 1
Polyethylene terephthalate having an intrinsic viscosity of 0.63 is spun, cooled, stretched, opened, and collected by a spunbond method to produce a nonwoven web having a basis weight of 100 g / m ² made of long fibers having a fineness of 2.2 dtex. Was partially thermocompression-bonded using a thermocompression bonding apparatus consisting of an embossing roll and a flat roll to produce a long-fiber nonwoven fabric. Next, the long fiber nonwoven fabric was subjected to a pad, dry and curing treatment using a water repellent (trade name: Asahi Guard AG-710) manufactured by Meisei Chemical Industry Co., Ltd., and water repellent processing was performed. At this time, the amount of the water repellent adhered was 3 g / m ² . Further, a polyester elastomer (trade name: Perprene P30B) manufactured by Toyobo Co., Ltd. was extruded to a thickness of 20 μm as a moisture permeable waterproof layer to the long-fiber non-woven fabric, and laminate processing was performed to produce an underfloor roofing material of the present invention. . Table 1 shows the characteristics of the obtained roof covering material.
[0033]
Example 2
A non-woven web having a basis weight of 100 g / m ² made of long fibers having a fineness of 2.2 dtex was produced in the same manner as in Example 1, and this was partially heated using a thermocompression bonding device comprising an embossing roll and a flat roll. The long fiber nonwoven fabric was manufactured by pressure bonding. Next, a polyester elastomer (trade name: Perprene P30B) manufactured by Toyobo Co., Ltd. was extruded as a moisture permeable waterproof layer to the long fiber nonwoven fabric so as to have a thickness of 20 μm, and then laminated by Meisei Chemical Industry Co., Ltd. A pad, dry, and curing treatment was performed using a water repellent (trade name: Asahi Guard AG-710) to produce a roof underarm material of the present invention. The adhesion amount of the water repellent at this time is 4 g / m ² , and the characteristics of the obtained roof covering material are shown in Table 1.
[0034]
Example 3
A non-woven web having a basis weight of 50 g / m ² made of long fibers having a fineness of 2.2 dtex was produced in the same manner as in Example 1, and this was partially heated using a thermocompression bonding device comprising an embossing roll and a flat roll. The long fiber nonwoven fabric was manufactured by pressure bonding. Next, after two long-fiber nonwoven fabrics were prepared, and between them, a polyester elastomer (trade name: Perprene P30B) manufactured by Toyobo Co., Ltd. as a moisture-permeable waterproof layer was subjected to sand lamination so as to have a thickness of 20 μm. Then, padding, drying, and curing treatment were performed using a water repellent (trade name: Asahi Guard AG-710) manufactured by Meisei Chemical Industry Co., Ltd., and the roof underlay material of the present invention was produced. The adhesion amount of the water repellent at this time is 4 g / m ² , and the characteristics of the obtained roof covering material are shown in Table 1.
[0035]
Example 4
In the same manner as in Example 1, a non-woven web having a basis weight of 105 g / m ² made of long fibers having a fineness of 2.2 dtex was manufactured, and this was subjected to needle punching to be entangled three-dimensionally. A long-fiber nonwoven fabric having a basis weight of 100 g / m ² was manufactured using a thermocompression bonding apparatus composed of a flat roll. Next, a polyester elastomer (trade name: Perprene P30B) manufactured by Toyobo Co., Ltd. was extruded as a moisture permeable waterproof layer to the long fiber nonwoven fabric so as to have a thickness of 20 μm, and then laminated by Meisei Chemical Industry Co., Ltd. A pad, dry, and curing treatment was performed using a water repellent (trade name: Asahi Guard AG-710) to produce a roofing roof material of the present invention. The adhesion amount of the water repellent at this time is 4 g / m ² , and the characteristics of the obtained roof covering material are shown in Table 1.
[0036]
Comparative Example 1
A roof underglazing material similar to that of Example 1 was produced except that the water repellent treatment was not performed. Table 1 shows the characteristics of the obtained roof covering material.
[0037]
Comparative Example 2
A roof underglazing material similar to that of Example 3 was produced except that the water repellent treatment was not performed. Table 1 shows the characteristics of the obtained roof covering material.
[0038]
Comparative Example 3
A non-woven web having a basis weight of 105 g / m ² made of long fibers having a fineness of 2.2 dtex was produced in the same manner as in Example 1, and this was subjected to needle punching to be entangled three-dimensionally, resulting in a basis weight of 100 g / m. ² long fiber nonwoven fabrics were produced. Next, a polyester elastomer (trade name: Perprene P30B) manufactured by Toyobo Co., Ltd. was extruded to a thickness of 20 μm as a moisture permeable waterproof layer on the long-fiber nonwoven fabric, and then laminated to Meisei Chemical Industry Co., Ltd. Padded, dried, and cured using a water repellent (trade name: Asahi Guard AG-710) to produce a roofing roof material. The adhesion amount of the water repellent at this time was 4 g / m ² , and the characteristics of the obtained roof covering material are shown in Table 1.
[0039]
[Table 1]

[0040]
As is clear from Table 1, Examples 1 to 4 were all within the scope of the present invention, and were excellent in waterproofness and moisture permeability, and had excellent nail hole sealing properties. On the other hand, Comparative Examples 1 and 2 had water repellency, and Comparative Example 3 had an apparent density outside the claimed range of the present invention, and was inferior in nail hole sealability.
[0041]
【The invention's effect】
According to the present invention, at least one moisture permeable waterproof layer having waterproofness and moisture permeability and a nonwoven fabric layer made of fibers having a water repellency of 3 or more and a fineness of 0.01 to 10 dtex exist. Thus, it is possible to provide a roof underlaying material which has both excellent waterproofness and moisture permeability and has excellent nail hole sealing properties.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an outline of a measuring device for nail hole sealability.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Vinyl chloride resin pipe 2 ... Colored water 3 ... Nail 4 ... Adhesive 5 ... Measurement sample (roof roofing material)
6 ... Circular filter paper 7 ... Plywood

Claims

A water-repellent water-repellent layer having a water-repellent degree of 3 or more treated with at least one water-repellent waterproof and moisture-permeable layer made of a polyester-based resin and at least one water-repellent agent of fluorine, silicon, or wax. Is formed by laminating at least one non-woven fabric layer having an apparent density of 0.15 g / cm ³ or more, which is made of polyester fiber of 0.01 to 10 dtex, a water pressure resistance of 300 mmH ₂ O or more, and a moisture permeability of 500 g / roof underlaying material, characterized in that at m ² / 24hrs or more.

The degree of water repellency is 3 or more on both sides, and the roof underlaying material according to claim 1.

3. The roof underlaying material according to claim 1 or 2, wherein a non-slip layer is present on one side or both sides.