JP3993287B2 - New optical resolution method - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光学異性体の光学分割方法に関し、詳しくは、キャピラリー電気泳動法による光学異性体の光学分割方法に関するものであり、特に医薬品、食品、農薬、香料の分析において、高感度、微量、迅速分析を可能とする優れた光学異性体分析技術を提供するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
多くの有機化合物には光学異性体が存在する。こういった光学異性体の物理的、化学的性質、例えば沸点、融点、溶解度といった物性は全く同一であるが、これら光学異性体間で生理活性にしばしば差があることが広く知られている。従って、特に医薬品の分野においては、光学異性体でその薬効、毒性の点で顕著な差が見られる場合もある。
【0003】
このため、厚生省は1985年度版医薬品製造指針において、「当該薬物がラセミ体である場合には、それぞれの異性体について、吸収、分布、代謝、排泄動態を検討しておくことが望ましい。」と記載している。
【0004】
このような社会的な要請のもと、光学異性体の片方のみを製造する手段が広く検討されているが、これと同時に光学異性体を分析する技術も進歩した。先に述べたように光学異性体の物理的、化学的性質、例えば沸点、融点、溶解度といった物性は全く同一であるために、通常の分離手段では分析が行えない。
【0005】
そこでより広範種類の光学異性体の分離、分析手段として高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)による光学分割法が進展した。ここで用いているHPLC用カラムの固定相としては、不斉識別剤そのもの、あるいは不斉識別剤を適当な担体上に担持させたキラル固定相が使用されており、不斉識別剤としては例えば、光学活性ポリメタクリル酸トリフェニルメチル(特開昭57−150432号公報参照)、セルロース、アミロース誘導体(Y.Okamoto,M.Kawashima and K.Hatada,J.Am,Chem.Soc.,106,5337,1984) 、オボムコイド(特開昭63−307829号)等が開発されている。これらHPLC用キラル固定相の中でも、セルロース、アミロース誘導体をシリカゲル上に担持させた光学分割用カラムは、極めて幅広い化合物に対し、高い不斉識別能を有することが知られている。
【0006】
しかしながらこれらHPLC法を上述した微量分析である代謝研究等の分野で用いるには、分離の際にある程度の量(約0.1 μg以上)の試料が必要であること、分離に時間がかかること、移動相として用いる溶剤量が多いこと、さらに単位メートル当たりの理論段数が不十分であること等の欠点を持っていた。
【0007】
上述の欠点を解決するために、近年HPLC法とは分離手法の異なるキャピラリー電気泳動法(CE法)による光学分割技術の研究が進められている。キャピラリー電気泳動法とは、キャピラリーと呼ばれる細管を用い、両端に電圧を印加することで、電荷、サイズなどの違いにより試料を分離する技術である。従来CE法を用いた光学分割法は泳動液中にシクロデキストリンやその誘導体を添加して行うCZE(キャピラリーゾーン電気泳動)法、MEKC(ミセル動電クロマト)法が良く知られている(Journal of Chromatography A, 659, (1994)449) 。またシクロデキストリン以外にもヘパリン(Anal,Chem., 88(1984), 3064)、硫酸化多糖類であるガラクトサミン、グルクロン酸、フコース(特開平9−143202号)、デキストラン等(Journal of Chromatography A, 735, (1996)345) さらに抗生物質であるバンコマイシン、テイコプラミンを泳動液に添加した例(Chirality, 8, 88-107(1996))が報告されている。
【0008】
上記手法は、いずれも泳動液中に高価な不斉識別試薬を添加する手法である。このため水溶性でなければ、優秀な不斉識別能力を有する不斉識別剤であってもCE法に適用することは出来ない。また不斉識別剤それ自体にUV吸収がある場合には分析感度が低下し、CE法の特徴である高感度分析が達成できない場合がある。さらにHPLC法で十分に得られた不斉識別に関する知見が全く活かされないという欠点があった。
【0009】
従って、本発明の課題は、従来のCE法の欠点を改良し、高感度、微量、かつ迅速な分析を可能とした光学異性体の光学分割方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は鋭意検討を重ねた結果、特定の充填剤を充填したキャピラリーを用いたキャピラリー電気泳動法により上記課題が解決できることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0011】
すなわち本発明は、キャピラリー電気泳動により光学異性体を光学分割する方法において、キャピラリーとして、その内部に、多糖あるいはその誘導体を担体に担持させた充填剤を充填したものを用いることを特徴とする新規な光学異性体の光学分割方法を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】
本発明においては、キャピラリー電気泳動のキャピラリーとしてその内部に、多糖あるいはその誘導体を担体に担持させた充填剤を充填したものを用いる。ここで用いられる多糖とは、合成多糖、天然多糖及び天然物変成多糖のいずれかを問わず、光学活性であればいかなるものでもよいが、特に結合様式の規則性の高いものが望ましい。例示すればβ−1,4−グルカン(セルロース)、α−1,4−グルカン(アミロース、アミロペクチン)、α−1,6−グルカン(デキストラン)、β−1,6−グルカン(プスツラン)、β−1,3−グルカン(例えばカードラン、シゾフィラン等)、α−1,3−グルカン、β−1,2−グルカン(Crown Gall多糖)、β−1,4−ガラクタン、β−1,4−マンナン、α−1,6−マンナン、β−1,2−フラクタン(イヌリン)、β−2,6−フラクタン(レバン)、β−1,4−キシラン、β−1,3−キシラン、β−1,4−キトサン、α−1,4−N−アセチルキトサン(キチン)、プルラン、アガロース、アルギン酸等であり、アミロースを含有する澱粉も含まれる。これらの中では、高純度の多糖を容易に入手できるセルロース、アミロース、β−1,4−キシラン、β−1,4−キトサン、キチン、β−1,4−マンナン、イヌリン、カードラン等が好ましく、特にセルロース、アミロースが好ましい。
【0014】
これら多糖の数平均重合度(1分子中に含まれるピラノースあるいはフラノース環の平均数)は6以上、好ましくは10以上であり、特に上限はないが、500 以下であることが取り扱いの容易さの点で望ましい。
【0015】
これら多糖の誘導体としては、脂肪族エステル、芳香族エステル、脂肪族あるいは芳香族エーテル、硝酸エステル、脂肪族あるいは芳香族カルバメート等の誘導体が挙げられ、特にはエステル誘導体、カルバメート誘導体が好ましい。
【0016】
また上記多糖あるいはその誘導体を担持させる担体としては、多孔質有機担体または多孔質無機担体が挙げられ、好ましくは多孔質無機担体である。
多孔質有機担体として適当なものは、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリアクリレート等からなる高分子物質であり、多孔質無機担体として適当なものは、シリカ、アルミナ、マグネシア、ガラス、カオリン、酸化チタン、ケイ酸塩、ヒドロキシアパタイトなどである。特に好ましい担体はシリカゲルであり、シリカゲルの粒径は0.1 μmから10mm、好ましくは1μm〜300 μmであり、平均孔径は10Å(オングストローム)から100 μm、好ましくは50Å〜50000 Åである。シリカゲルの表面は残存シラノールの影響を排除するために表面処理が施されていることが望ましいが、全く表面処理が施されていなくても問題ない。
本発明において、多糖あるいはその誘導体を担体に担持する方法は特に限定されず、物理的あるいは化学結合によって担持させることができる。
【0017】
本発明において、上記多糖あるいはその誘導体を担体に担持させた充填剤をキャピラリーに充填する方法としては、通常のHPLC用送液ポンプを使用し、スラリー法によって充填する方法が挙げられる。
【0018】
本発明のキャピラリー電気泳動に使用するキャピラリーは通常のキャピラリー電気泳動に使用されるものであれば、特に限定されない。キャピラリーの内径は1〜1000μmが好ましく、10〜200 μmが更に好ましい。またキャピラリーの長さはいかなる長さでも良いが、20〜100 cmのものが好ましく用いられる。
【0019】
キャピラリーの材質は電気泳動分析の使用に供されるものであれば、特に限定されないが、ガラスないしはシリカを含む材質が望ましく、現在電気泳動で多用されている溶融シリカ製のキャピラリーが最も好ましい。
【0020】
本発明のキャピラリー電気泳動に用いられる泳動液は通常のキャピラリー電気泳動に使用される泳動液であればよく、例えば、リン酸1水素2ナトリウム水溶液/アセトニトリル混合溶液、リン酸緩衝液/アセトニトリル混合溶液等が挙げられる。
【0021】
本発明の方法においては、まず、多糖あるいはその誘導体を担体に担持させた充填剤を内部に充填したキャピラリーに光学分割しようとする光学異性体混合物を注入する。光学異性体混合物の注入方法は、キャピラリー電気泳動において通常使用される方法であればいずれでもよく、例えば重力、電気、加圧、減圧注入法等が挙げられる。次にキャピラリーに高電圧を印加して電気泳動を行い、光学異性体混合物を光学分割する。分割後の光学異性体の検出はキャピラリー電気泳動法で通常使用されている装置を用いて行なうことができ、例えばUV吸収、蛍光、レーザー等を用いた検出法が挙げられる。
【0022】
本発明におけるキャピラリー電気泳動は、キャピラリー内に充填された、多糖あるいはその誘導体を担体に担持させた充填剤が分離媒体として作用するので、キャピラリーエレクトロクロマトグラフィーの分野に属するものである。
【0023】
本発明においては、キャピラリー内に、多糖あるいはその誘導体を担体に担持させた充填剤を充填したキャピラリーを用い、電気泳動法によって光学分割を行うことにより、不斉識別剤の水溶性、非水溶性を問わずCE法に適用可能となった。また不斉識別剤を泳動液に添加しないため、UV吸収を妨げることなく高感度分析が実施可能である。さらに分離モードが比較的HPLC法に近いため、優れた不斉識別剤であるHPLC用多糖誘導体系キラル固定相の知見を活かし易いという利点がある。
【0024】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳細に記載するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0025】
製造例1
〔セルロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)をシリカゲル上に担持させた充填剤を充填したキャピラリーの作製法〕
▲1▼ シリカゲル表面処理
多孔質シリカゲル(ダイソー(株)製、粒径;5μm、細孔径;1000Å)を特開平7−309784号、同8−59702号公報記載の方法により表面処理を行った。
即ち、多孔質シリカゲル20gを十分に脱水乾燥した後、窒素雰囲気下、トルエン還流中で、2−フェニルエチルジメチルクロロシラン10mlと20時間反応させた。グラスフィルターで濾取し、トルエン、塩化メチレンで洗浄した後、乾燥して、シリカゲルの表面処理を行った。
【0026】
▲2▼ セルロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)の合成
窒素雰囲気下、セルロース(メルク社、ミクロクリスタリンアビセル)10gを乾燥ピリジン100ml中、3,5−ジメチルフェニルイソシアネート42gと100℃、48時間加熱攪拌を行った後、メタノール2リットル中に注ぎ込んだ。析出した固体をグラスフィルターで濾取し、メタノールにて数回の洗浄後、真空乾燥(80℃、5時間)を行った。
【0027】
▲3▼ セルロース トリス(3,5−ジメチルフェニルカルバメート)のシリカゲルへの担持
上記▲2▼で得たセルロース誘導体2.5 gをテトラヒドロフラン(THF)20mlに溶解し、このポリマードープを均一に▲1▼のシリカゲルに塗布した。塗布後、十分にセルロース誘導体がシリカゲル細孔にしみ込むのを待って、THFを除去した。得られたセルロース誘導体担持シリカゲルをメタノールで洗浄後、真空乾燥(80℃/2時間)を行った。
【0028】
▲4▼ セルロース誘導体担持シリカゲルのキャピラリーへの充填
▲3▼で得たシリカゲルに担持したにセルロース誘導体からなる充填剤を2−プロパノールに分散後、アセトニトリルを加圧溶媒としてHPLC送液ポンプを用い、溶融シリカキャピラリー(全長33cm、内径100 μm、有効長23cm)に加圧(420 bar)充填した。
【0029】
実施例1〜8
製造例1で得られたセルロース誘導体をシリカゲル上に担持させた充填剤を充填したキャピラリー(長さ33cm、有効長23cm、内径100 μm)を用い、Hewlett-Packerd 社製HP3Dキャピラリー電気泳動システムを使用して、下記に示す8種類のラセミ化合物を下記泳動条件で光学分割した。結果を表1に示す。
【0030】
【化1】

Figure 0003993287
【0031】
<泳動条件>
泳動液:10mMリン酸1水素2ナトリウム水溶液/アセトニトリル混合溶液あるいは50mMリン酸緩衝液/アセトニトリル混合溶液
印加電圧:25kV
泳動液中に流れた電流:10〜30μA
試料注入法:電気的注入法
試料濃度:各試料 0.1mg/1ml(泳動液)
【0032】
【表1】
Figure 0003993287
【0033】
注)
*1 泳動液
A: 10mM Na2HPO4 水溶液/アセトニトリル=50/50(容量比)
B: 10mM Na2HPO4 水溶液/アセトニトリル=30/70(容量比)
C: 50mM リン酸緩衝液(pH=4)/アセトニトリル=30/70(容量比)
*2 理論段数計算式
理論段数= 5.54 ×(tR/W1/2)2
ここで、tRは試料の移動時間、W1/2 はピーク半値幅を示す。
【0034】
また図1〜8に実施例1〜8の光学分割によって得られたクロマトグラムをそれぞれ示す。
【0035】
上記の実施例1〜8の結果、8種のラセミ体サンプル中、5種が完全分割〜ほぼ完全分割し、残り3種が部分分割であったことから、本CE法の光学分割に対する有効性が示された。またHPLC法の分析時間が15分〜30分程度かかるのに対し、本CE法では5分〜10分以内に分析が終了し分析時間の迅速さが示された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の光学分割結果を示すクロマトグラムである。
【図2】 実施例2の光学分割結果を示すクロマトグラムである。
【図3】 実施例3の光学分割結果を示すクロマトグラムである。
【図4】 実施例4の光学分割結果を示すクロマトグラムである。
【図5】 実施例5の光学分割結果を示すクロマトグラムである。
【図6】 実施例6の光学分割結果を示すクロマトグラムである。
【図7】 実施例7の光学分割結果を示すクロマトグラムである。
【図8】 実施例8の光学分割結果を示すクロマトグラムである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical resolution method for optical isomers, and more particularly to an optical resolution method for optical isomers by capillary electrophoresis, and is particularly sensitive, trace, and rapid in the analysis of pharmaceuticals, foods, agricultural chemicals, and fragrances. The present invention provides an excellent optical isomer analysis technique that enables analysis.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Many organic compounds have optical isomers. The physical and chemical properties of these optical isomers, such as physical properties such as boiling point, melting point and solubility, are exactly the same, but it is widely known that there are often differences in physiological activity between these optical isomers. Therefore, particularly in the field of pharmaceuticals, optical isomers may show significant differences in their efficacy and toxicity.
[0003]
For this reason, the Ministry of Health and Welfare stated in the 1985 version of the pharmaceutical manufacturing guidelines that “if the drug is a racemate, it is desirable to examine the absorption, distribution, metabolism, and excretion kinetics of each isomer”. It is described.
[0004]
Under such social demands, means for producing only one of the optical isomers has been widely studied, but at the same time, the technology for analyzing the optical isomer has also advanced. As described above, the physical and chemical properties of optical isomers, for example, the physical properties such as boiling point, melting point, and solubility, are exactly the same, and therefore analysis cannot be performed by ordinary separation means.
[0005]
Therefore, an optical resolution method by high performance liquid chromatography (HPLC) has been developed as a means for separating and analyzing a wider variety of optical isomers. As the stationary phase of the HPLC column used here, an asymmetric discriminating agent itself or a chiral stationary phase in which the asymmetric discriminating agent is supported on an appropriate carrier is used. , Optically active poly (triphenylmethyl methacrylate) (see JP-A-57-150432), cellulose, amylose derivatives (Y. Okamoto, M. Kawashima and K. Hatada, J. Am, Chem. Soc., 106, 5337). , 1984) and ovomucoid (Japanese Patent Laid-Open No. 63-307829) have been developed. Among these chiral stationary phases for HPLC, it is known that an optical resolution column in which cellulose and amylose derivatives are supported on silica gel has high asymmetric discrimination ability for a very wide range of compounds.
[0006]
However, in order to use these HPLC methods in the field of metabolic research, which is the above-described microanalysis, a certain amount of sample (about 0.1 μg or more) is required for the separation, separation takes time, movement There are disadvantages such as a large amount of solvent used as a phase and an insufficient number of theoretical plates per unit meter.
[0007]
In order to solve the above-mentioned drawbacks, research on optical resolution technology by capillary electrophoresis (CE method), which is different from the HPLC method in recent years, has been advanced. Capillary electrophoresis is a technique in which a sample is separated based on differences in charge, size, and the like by applying a voltage to both ends using a capillary tube called a capillary. Conventional optical resolution methods using the CE method are well known in the CZE (capillary zone electrophoresis) method and MEKC (micelle electrokinetic chromatography) method in which cyclodextrin or a derivative thereof is added to the electrophoresis solution (Journal of Chromatography A, 659, (1994) 449). In addition to cyclodextrins, heparin (Anal, Chem., 88 (1984), 3064), sulfated polysaccharides galactosamine, glucuronic acid, fucose (JP-A-9-143202), dextran, etc. (Journal of Chromatography A, 735, (1996) 345) An example in which antibiotics vancomycin and teicopramine are added to the electrophoresis solution (Chirality, 8, 88-107 (1996)) has been reported.
[0008]
Any of the above methods is a method of adding an expensive asymmetric identification reagent to the electrophoresis solution. For this reason, if it is not water-soluble, even an asymmetric discriminating agent having an excellent asymmetric discriminating ability cannot be applied to the CE method. In addition, when the asymmetric identifier itself has UV absorption, the analysis sensitivity is lowered, and the high sensitivity analysis characteristic of the CE method may not be achieved. Furthermore, there is a drawback that the knowledge about asymmetric discrimination sufficiently obtained by the HPLC method is not utilized at all.
[0009]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an optical resolution method for optical isomers which improves the shortcomings of the conventional CE method and enables high-sensitivity, trace amount and rapid analysis.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies, the present inventor has found that the above problems can be solved by capillary electrophoresis using a capillary filled with a specific filler, and has completed the present invention.
[0011]
That is, the present invention provides a novel method for optically resolving optical isomers by capillary electrophoresis, wherein the capillary is filled with a filler in which a polysaccharide or a derivative thereof is supported on a carrier. An optical resolution method for optical isomers is provided.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
[0013]
In the present invention, as a capillary for capillary electrophoresis, a capillary filled with a filler in which a polysaccharide or a derivative thereof is supported on a carrier is used. The polysaccharide used here may be any optical activity, regardless of whether it is a synthetic polysaccharide, a natural polysaccharide, or a natural product-modified polysaccharide. However, a polysaccharide having a high regularity in the binding mode is particularly desirable. For example, β-1,4-glucan (cellulose), α-1,4-glucan (amylose, amylopectin), α-1,6-glucan (dextran), β-1,6-glucan (pustulan), β -1,3-glucan (eg, curdlan, schizophyllan, etc.), α-1,3-glucan, β-1,2-glucan (Crown Gall polysaccharide), β-1,4-galactan, β-1,4- Mannan, α-1,6-mannan, β-1,2-fructan (inulin), β-2,6-fructan (levan), β-1,4-xylan, β-1,3-xylan, β- 1,4-chitosan, α-1,4-N-acetylchitosan (chitin), pullulan, agarose, alginic acid and the like, and starch containing amylose is also included. Among these, cellulose, amylose, β-1,4-xylan, β-1,4-chitosan, chitin, β-1,4-mannan, inulin, curdlan and the like from which high-purity polysaccharides can be easily obtained. Cellulose and amylose are particularly preferable.
[0014]
The number average degree of polymerization (average number of pyranose or furanose rings contained in one molecule) of these polysaccharides is 6 or more, preferably 10 or more, and there is no particular upper limit, but 500 or less is easy to handle. Desirable in terms.
[0015]
Examples of these polysaccharide derivatives include derivatives such as aliphatic esters, aromatic esters, aliphatic or aromatic ethers, nitrate esters, aliphatic or aromatic carbamates, and ester derivatives and carbamate derivatives are particularly preferable.
[0016]
Examples of the carrier for supporting the polysaccharide or its derivative include a porous organic carrier and a porous inorganic carrier, and a porous inorganic carrier is preferable.
Suitable materials for the porous organic carrier are polymeric substances composed of polystyrene, polyacrylamide, polyacrylate, etc., and suitable materials for the porous inorganic carrier are silica, alumina, magnesia, glass, kaolin, titanium oxide, silica. Acid salts, hydroxyapatite, and the like. A particularly preferred carrier is silica gel, the particle size of the silica gel is 0.1 μm to 10 mm, preferably 1 μm to 300 μm, and the average pore size is 10 Å (angstrom) to 100 μm, preferably 50 Å to 50000 Å. The surface of the silica gel is desirably subjected to a surface treatment in order to eliminate the influence of residual silanol, but there is no problem even if the surface treatment is not performed at all.
In the present invention, the method for supporting a polysaccharide or a derivative thereof on a carrier is not particularly limited, and it can be supported by physical or chemical bonding.
[0017]
In the present invention, as a method of filling the capillary with the filler having the polysaccharide or its derivative supported on a carrier, a method of filling by a slurry method using an ordinary HPLC liquid feeding pump can be mentioned.
[0018]
The capillary used for the capillary electrophoresis of the present invention is not particularly limited as long as it is used for normal capillary electrophoresis. The inner diameter of the capillary is preferably 1-1000 μm, and more preferably 10-200 μm. The length of the capillary may be any length, but preferably 20 to 100 cm.
[0019]
The material of the capillary is not particularly limited as long as it can be used for electrophoretic analysis. However, a material containing glass or silica is desirable, and a capillary made of fused silica that is frequently used in electrophoresis is most preferable.
[0020]
The electrophoretic solution used in the capillary electrophoresis of the present invention may be an electrophoretic solution used in ordinary capillary electrophoresis. For example, a monobasic sodium hydrogen phosphate aqueous solution / acetonitrile mixed solution, a phosphate buffer / acetonitrile mixed solution. Etc.
[0021]
In the method of the present invention, first, an optical isomer mixture to be optically resolved is injected into a capillary filled with a filler having a polysaccharide or its derivative supported on a carrier. The injection method of the optical isomer mixture may be any method commonly used in capillary electrophoresis, and examples thereof include gravity, electricity, pressurization, and reduced pressure injection methods. Next, electrophoresis is performed by applying a high voltage to the capillary to optically resolve the optical isomer mixture. Detection of the optical isomer after the separation can be performed using an apparatus usually used in capillary electrophoresis, and examples include detection methods using UV absorption, fluorescence, laser, and the like.
[0022]
Capillary electrophoresis in the present invention belongs to the field of capillary electrochromatography because a filler packed in a capillary and having a polysaccharide or its derivative supported on a carrier acts as a separation medium.
[0023]
In the present invention, by using a capillary filled with a filler in which a polysaccharide or a derivative thereof is supported in a capillary, and performing optical resolution by electrophoresis, the water-soluble and water-insoluble of the asymmetry discrimination agent is obtained. Regardless of whether it is applicable to the CE method. In addition, since an asymmetric discrimination agent is not added to the electrophoresis solution, highly sensitive analysis can be performed without interfering with UV absorption. Furthermore, since the separation mode is relatively close to the HPLC method, there is an advantage that it is easy to make use of the knowledge of the polysaccharide derivative-based chiral stationary phase for HPLC, which is an excellent asymmetric discrimination agent.
[0024]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not limited to these Examples.
[0025]
Production Example 1
[Method for producing capillary filled with filler in which cellulose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) is supported on silica gel]
(1) Silica gel surface treatment Porous silica gel (manufactured by Daiso Co., Ltd., particle size: 5 μm, pore size: 1000 kg) was subjected to surface treatment by the method described in JP-A-7-309784 and 8-59702.
That is, 20 g of porous silica gel was sufficiently dehydrated and dried, and then reacted with 10 ml of 2-phenylethyldimethylchlorosilane for 20 hours in a reflux of toluene under a nitrogen atmosphere. The solution was collected by filtration with a glass filter, washed with toluene and methylene chloride, and then dried to perform silica gel surface treatment.
[0026]
(2) Synthesis of cellulose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) Under a nitrogen atmosphere, 10 g of cellulose (Merck, Microcrystalline Avicel) in 42 ml of 3,5-dimethylphenyl isocyanate in 100 ml of dry pyridine, 100 ° C., 48 hours After stirring with heating, it was poured into 2 liters of methanol. The precipitated solid was collected by filtration with a glass filter, washed several times with methanol, and then vacuum-dried (80 ° C., 5 hours).
[0027]
(3) Loading of cellulose tris (3,5-dimethylphenylcarbamate) on silica gel 2.5 g of the cellulose derivative obtained in (2) above was dissolved in 20 ml of tetrahydrofuran (THF), and this polymer dope was uniformly dissolved in (1). Applied to silica gel. After coating, the THF was removed after the cellulose derivative had sufficiently absorbed into the silica gel pores. The obtained cellulose derivative-supporting silica gel was washed with methanol and then vacuum-dried (80 ° C./2 hours).
[0028]
(4) Filling the capillary with the cellulose derivative-supported silica gel After dispersing the filler composed of the cellulose derivative supported on the silica gel obtained in (3) in 2-propanol, using an HPLC liquid feed pump with acetonitrile as the pressurized solvent, A fused silica capillary (total length 33 cm, inner diameter 100 μm, effective length 23 cm) was pressurized (420 bar).
[0029]
Examples 1-8
A HP 3D capillary electrophoresis system manufactured by Hewlett-Packerd was used using a capillary (length 33 cm, effective length 23 cm, inner diameter 100 μm) filled with a filler in which the cellulose derivative obtained in Production Example 1 was supported on silica gel. In use, eight kinds of racemic compounds shown below were optically resolved under the following electrophoresis conditions. The results are shown in Table 1.
[0030]
[Chemical 1]
Figure 0003993287
[0031]
<Electrophoretic conditions>
Electrophoresis: 10 mM dihydrogen phosphate sodium / acetonitrile mixed solution or 50 mM phosphate buffer / acetonitrile mixed solution Applied voltage: 25 kV
Current flowing in the electrophoresis solution: 10-30 μA
Sample injection method: Electrical injection method Sample concentration: 0.1 mg / 1 ml of each sample (electrophoresis solution)
[0032]
[Table 1]
Figure 0003993287
[0033]
note)
* 1 Electrophoresis solution A: 10 mM Na 2 HPO 4 aqueous solution / acetonitrile = 50/50 (volume ratio)
B: 10 mM Na 2 HPO 4 aqueous solution / acetonitrile = 30/70 (volume ratio)
C: 50 mM phosphate buffer (pH = 4) / acetonitrile = 30/70 (volume ratio)
* 2 Theoretical plate number calculation formula Theoretical plate number = 5.54 × (t R / W 1/2 ) 2
Here, t R represents the moving time of the sample, and W 1/2 represents the peak half width.
[0034]
Moreover, the chromatogram obtained by the optical resolution of Examples 1-8 is each shown in FIGS.
[0035]
As a result of the above Examples 1-8, among the 8 racemic samples, 5 were completely resolved to almost completely partitioned, and the remaining 3 were partially partitioned. It has been shown. Moreover, while the analysis time of the HPLC method takes about 15 minutes to 30 minutes, in this CE method, the analysis was completed within 5 minutes to 10 minutes, and the rapid analysis time was shown.
[Brief description of the drawings]
1 is a chromatogram showing the results of optical resolution in Example 1. FIG.
2 is a chromatogram showing the results of optical resolution in Example 2. FIG.
3 is a chromatogram showing the result of optical resolution in Example 3. FIG.
4 is a chromatogram showing the result of optical resolution in Example 4. FIG.
FIG. 5 is a chromatogram showing the results of optical resolution in Example 5.
FIG. 6 is a chromatogram showing the result of optical resolution in Example 6.
7 is a chromatogram showing the result of optical resolution in Example 7. FIG.
FIG. 8 is a chromatogram showing the result of optical resolution in Example 8.

Claims (4)

キャピラリー電気泳動により光学異性体を光学分割する方法において、キャピラリーとして、その内部に、多糖あるいはその誘導体を担体に担持させた充填剤を充填したものを用いることを特徴とする新規な光学異性体の光学分割方法であり、
前記多糖あるいはその誘導体が、セルロース、アミロースあるいはそのエステル誘導体又はカルバメート誘導体であることを特徴とする光学分割方法。
In a method of optical resolution of optical isomers by capillary electrophoresis, a novel optical isomer characterized by using a capillary filled with a filler in which a polysaccharide or a derivative thereof is supported on a carrier. An optical resolution method ,
The optical resolution method, wherein the polysaccharide or a derivative thereof is cellulose, amylose, an ester derivative or a carbamate derivative thereof .
充填剤が、水溶性又は非水溶性の多糖あるいはその誘導体を担体に物理的あるいは化学結合によって担持させた充填剤であることを特徴とする請求項1記載の光学分割方法。  2. The optical resolution method according to claim 1, wherein the filler is a filler in which a water-soluble or water-insoluble polysaccharide or a derivative thereof is supported on a carrier by physical or chemical bonding. 担体がシリカゲルである請求項1又は2記載の光学分割方法。The optical resolution method according to claim 1 or 2 , wherein the carrier is silica gel. キャピラリー電気泳動が、溶融シリカ製キャピラリー内に上記充填剤を充填したキャピラリーエレクトロクロマトグラフィーであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の光学分割方法。The optical resolution method according to any one of claims 1 to 3 , wherein the capillary electrophoresis is capillary electrochromatography in which a fused silica capillary is filled with the filler.
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