JP3993030B2 - デジタル映像復号装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタル映像復号装置に関し、特に、ブロック分割及び直交変換を用いてデジタル符号化されたデジタル映像の復号を行うデジタル映像復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像信号の圧縮に広く用いられているMPEG−2規格では、映像をブロック分割し各ブロックを2次元DCT(離散コサイン変換)により符号化している。
【0003】
図8は、従来のデジタル映像復号化装置の一例のブロック図を示す。同図中、符号化データは可変長符号復号部10に供給され、可変長符号の復号が行われ、これによって得られる量子化DCT係数は逆量子化部11で逆量子化され、DCT係数が得られる。こののち、逆直交変換部12で逆DCTが行われ、各ブロックの画像が復号される。更に、動き補償部13で動き補償が行われ、復号画像が得られる。
【0004】
DCT符号化をはじめとする直交変換を用いたデジタル符号化方式では、変換係数のレベルを量子化することによって符号化歪が発生する。代表的な直交変換であるDCTの場合、上記符号化歪によって復号画像のブロック境界が不連続になるブロック歪を発生する。
【0005】
例えば、任意の変換係数のレベルが「2+α」であったとして、これが「2」に量子化されると、量子化誤差「α」が発生して符号化歪となる。また、DCT符号化では、各DCTの基底ベクトルは両端の値が「+1」または「−1」であるために、復号時にブロック境界で上記符号化歪が大きく表れ、ブロック境界が不連続になるブロック歪を発生する。
【0006】
図9にブロック歪の一例を示す。図9(A)に示す元の画像に対して、DCT符号化データを復号して得た復号画像は図9(B)に示すように、ブロックが見える状態となる。
【0007】
従来、このブロック歪を低減するためには、復号画像のブロック境界において、復号画像の映像信号にフィルタ処理を施し、高周波成分を低減する方法を取ることが一般的であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、復号した映像信号のブロック境界においてフィルタ処理を施し高周波の歪を低減するものであるため、フィルタ処理のカットオフ周波数は固定されており画像の絵柄によってはボケ感が目立つなどの不自然な画質劣化が問題となっていた。また、フィルタ処理部を必要とし回路規模が大きくなるという問題があった。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、簡単な構成で、ボケなどの不自然な画質劣化が小さく、ブロック歪を低減できるデジタル映像復号装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、符号化時の基底ベクトルを補正して2次元逆離散コサイン変換を行い、
前記符号化時の基底ベクトルの補正は、前記基底ベクトルの両端とその近傍を低減補正することにより、
復号時のブロック境界で生じるブロック歪を軽減することができ、フィルタ処理部を必要とせず回路規模が小さくて済む。
【0012】
請求項に記載の発明は、符号化時の基底ベクトルの補正は、高周波成分の基底ベクトルであるほど補正量を大きくすることにより、
画像の絵柄によるボケなどの不自然な画質劣化を小さく抑えることができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、符号化時の基底ベクトルの両端とその近傍を低減補正する補正係数を格納した補正係数テーブルを有し、
符号化時の基底ベクトルに補正係数テーブルの補正係数を乗算して補正することにより、
量子化幅やピクチャタイプや走査形式等に応じて補正係数テーブルを切り換えることが可能となる。
【0014】
請求項に記載の発明では、デジタル符号化は、MPEG映像符号化であり、
符号化時の直交変換の基底ベクトルを補正して逆直交変換を行う第1逆直交変換部と、
符号化時の直交変換の基底ベクトルで逆直交変換を行う第2逆直交変換部と、
第2逆直交変換部で得た参照画像を基に、第1逆直交変換部で得た予測誤差と動きベクトルで動き補償を行い復号画像を得ることにより、
参照画像は符号化時と同一となり過補正による画質が劣化のおそれがなくなり、更に高品質の復号画像を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
MPEG−2映像符号化における復号過程を例に本発明の実施例を説明する。図1は、本発明のデジタル映像復号化装置の第1実施例のブロック図を示す。同図中、符号化データは可変長符号復号部20に供給される。この符号化データは、量子化DCT係数、動きベクトル、符号化モード情報を可変長符号化したものである。
【0016】
ところで、MPEG−2符号化では、画面を8画素×8画素のブロックに分割し、各ブロックに対して2次元DCTが用いられる。映像の水平方向をx軸、垂直方向をy軸とした場合のN×Nの画素f(x,y)に対し、周波数軸上での横方向位置u、縦方向位置vの2次元DCT係数F(u,v)は、(1)式のとおり定義される。
【0017】
【数1】
Figure 0003993030
逆DCTは、逆離散コサイン変換処理を表し、従来は、以下の(2)式で定義されている。
【0018】
【数2】
Figure 0003993030
図1において、符号化データは可変長符号復号部20に供給され、可変長符号の復号が行われ、量子化DCT係数、動きベクトル、符号化モード情報が得られる。量子化DCT係数は逆量子化部21で逆量子化され、DCT係数が得られる。こののち、逆直交変換部22で逆DCTが行われ、各ブロックの画像が復号される。更に、動き補償部24で動き補償が行われ、復号画像が得られる。
【0019】
本発明において、逆直交変換部22は可変長符号復号部20から量子化幅やピクチャタイプ等の情報が供給されており、例えば量子化幅が所定の閾値を超えた場合、補正係数テーブル23から読み出した補正係数を符号化時と同一のDCTの基底ベクトルに乗算してDCTの基底ベクトルを補正し、補正した基底ベクトルを用いて逆DCTを行う。なお、補正係数を符号化時と同一のDCTの基底ベクトルに乗算した補正済みのDCTの基底ベクトルをテーブルに格納する構成としても良い。
【0020】
図2に示す1次元逆DCTの構成図を用いて発明原理を説明する。同図中、乗算器30a〜30hで、8個のDCTの基底ベクトルと、それぞれに対応するDCT係数を乗算し、全ての乗算値を加算器32で加算する。なお、逆直交変換部22で行う2次元DCTでは、まず水平方向の逆DCTを行い、同様の回路で垂直方向の逆DCTを行うことにより画像を復号する。
【0021】
従来の復号装置では、図3(A)〜(H)に示す符号化時と同一のDCTの基底ベクトルを用いて逆DCTを行っている。これに対し、本発明では、例えば量子化幅が所定の閾値を超えた場合、図4(A)〜(H)に示すDCTの基底ベクトルを用いて逆DCTを行う。図4において、図4(A)の直流成分の基底ベクトルを除き、図4(B)〜(H)の各基底ベクトルは両端のレベルを実線で示すように低減補正する。なお、図4(B)〜(H)の破線は符号化時と同一のDCTの基底ベクトルを示している。
【0022】
本発明の逆直交変換部22で用いる逆DCT処理を(3)式に示す。
【0023】
【数3】
Figure 0003993030
(3)式で用いる基底ベクトルの補正係数g(x,u),h(y,v)の一実施例を図5(A),(B)に示す。この補正係数g(x,u),h(y,v)は予め補正係数テーブル23に格納されている。図5(A)の補正係数g(x,u)は、第1行の直流成分の基底ベクトルに対しては値が全て「1」とされ、補正を行わないことを示している。第2行の低周波成分の基底ベクトルに対してはx軸方向の両端の値が「0.9」でその内側の値が「0.95」とされ、端部ほど低減補正(補正量小)することを示している。更に、第4行〜第8行の高周波成分の基底ベクトルに対してはx軸方向の両端の値が「0.6」とされ、両端を低減補正(補正量大)することを示している。
【0024】
図5(B)の補正係数h(y,v)も補正係数g(x,u)と同様であるが、図5(B)における第4行〜第8行の高周波成分の基底ベクトルに対してはy軸方向の両端の値が「0.9」とされ、両端を低減補正(補正量小)することを示している。高周波成分に対する補正係数h(y,v)の補正量が補正係数g(x,u)のそれに対して小さいのは、ブロック歪みはラインと平行な歪みが目立ちにくく、インターレース走査では更に目立ちにくいからである。
【0025】
このように、x軸方向両端とその近傍、及びy軸方向両端とその近傍の基底ベクトルを低減補正することにより、復号時のブロック境界で生じるブロック歪を軽減することができ、フィルタ処理部を必要としないので回路規模が小さくて済む。また、基底ベクトルを低減補正は周波数毎に設定され、高周波成分であるほど低減補正の補正量を大とすることで、画像の絵柄によるボケなどの不自然な画質劣化を小さく抑えることができる。
【0026】
上記実施例では、量子化幅が所定の閾値を超えた場合に補正係数テーブル23を用いて基底ベクトルの補正を行っているが、ビットレートが小さいときにのみ固定的に基底ベクトルの補正を行っても良い。更に、ピクチャタイプがIピクチャであるときにのみ基底ベクトルの補正を行い、PピクチャやBピクチャでは基底ベクトルの補正を行わないようにしても良い。
【0027】
なお、基底ベクトルの補正を行わない場合には、全ての補正係数を値「1」とした補正係数テーブルを用意しておき、図5に示す補正係数テーブルと切り換えて使用する。更に、補正量の異なる補正係数テーブルを複数の設け、量子化幅、ピクチャタイプ、走査形式(インターレースの有無)、動きベクトル、符号化モード等に応じて補正係数テーブルを切り換える構成としても良い。
【0028】
図6は、本発明のデジタル映像復号化装置の第2実施例のブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。符号化データは可変長符号復号部20に供給され、可変長符号の復号が行われ、量子化DCT係数、動きベクトル、符号化モード情報が得られる。量子化DCT係数は逆量子化部21で逆量子化され、DCT係数が得られる。
【0029】
逆直交変換部22は逆DCTを行って、各ブロックの画像を復号する。逆直交変換部22は可変長符号復号部20から量子化幅やピクチャタイプ等の情報を供給されており、例えば量子化幅が所定の閾値を超えた場合、補正係数テーブル23から読み出した補正係数をDCTの基底ベクトルに乗算してDCTの基底ベクトルを補正し、補正した基底ベクトルを用いて逆DCTを行う。
【0030】
また、逆直交変換部25は、ピクチャタイプを供給されており、IピクチャとPピクチャに対して、補正していない符号化時と同一のDCTの基底ベクトルを用いて逆DCTを行う。
【0031】
ここで、図7(A)に符号化入力の画像を示す。画像に付した数字は画像番号(入力順)を表し、I,B,Pは符号化時のピクチャタイプを表す。符号化出力の画像、即ちデジタル映像復号化装置入力の画像は図7(B)に示すように、画像の出力順がI,P,Bの順に変更されている。デジタル映像復号化装置はこの画像を復号化して図7(C)に示すように、符号化入力と同じ順で画像を出力する。
【0032】
動き補償部26は、2つの予測メモリ40,41を有している。逆直交変換部25の出力(基底ベクトル補正無し)を供給された加算部42の出力するIピクチャ1Iを参照画像としてスイッチ44から予測メモリ40に格納する。このとき、逆直交変換部22の出力(基底ベクトル補正有り)を供給された加算部43の出力する図7(C)に示すIピクチャ1Iがデジタル映像復号化装置から外部に出力される。
【0033】
次に、予測メモリ40からの参照画像(予測信号)1Iと逆直交変換部25出力のPピクチャ予測誤差4Pを加算部42で加算して得た参照画像4Pをスイッチ44から予測メモリ41に格納すると共に、予測メモリ40からの参照画像1Iと逆直交変換部22出力のPピクチャ予測誤差4Pを加算部43で加算して得た参照画像4Pを外部に出力する。なお、予測メモリ40から読出される参照画像のブロックは可変長符号復号部20から供給される動きベクトルに応じて決定される。
【0034】
こののち、予測メモリ40,41それぞれの参照画像1I,4Pと逆直交変換部22出力のBピクチャ予測誤差2Bを加算部43で加算して得た画像2Bを外部に出力し、同様にして予測メモリ40,41それぞれの参照画像1I,4Pと逆直交変換部22出力のBピクチャ予測誤差3Bを加算部43で加算して得た画像3Bを外部に出力する。なお、予測メモリ40,41から読出される参照画像のブロックは可変長符号復号部20から供給される動きベクトルに応じて決定される。
【0035】
次に、予測メモリ41の参照画像4Pと逆直交変換部25出力のPピクチャ予測誤差7Pを加算部42で加算して参照画像7Pを得て予測メモリ40に格納すると共に、予測メモリ41の参照画像4Pと逆直交変換部22出力のPピクチャ予測誤差7Pを加算部43で加算して得た参照画像7Pを外部に出力する。こののち、予測メモリ40,41それぞれの参照画像7P,4Pと逆直交変換部22出力のBピクチャ予測誤差5Bを加算部43で加算して得た画像5Bを外部に出力し、同様にして予測メモリ40,41それぞれの参照画像7P,4Pと逆直交変換部22出力のBピクチャ予測誤差6Bを加算部43で加算して得た画像6Bを外部に出力する。
【0036】
なお、可変長符号復号部20から供給される符号化モードに応じて、Pピクチャを復号する際にはスイッチ45でイントラ/順方向予測をマクロブロック毎に切り換え、Bピクチャを復号する際にはスイッチ45でイントラ/順方向予測/逆方向予測/双方向予測をマクロブロック毎に切り換える。
【0037】
参照画像(I,Pピクチャ)として基底ベクトルを補正した逆直交変換部22の出力する画像を用いて動き補償を行うと過補正により画質が劣化するおそれが有るが、この実施例では予測メモリ40,41に格納する参照画像(I,Pピクチャ)は符号化時と同一となるため上記過補正による画質が劣化のおそれがなくなり、更に高品質の復号画像を得ることができる。
【0038】
なお、逆直交変換部22が請求項記載の第1逆直交変換部に対応し、逆直交変換部25が第2逆直交変換部に対応する。
【0039】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明は、符号化時の基底ベクトルを補正して2次元逆離散コサイン変換を行い、
前記符号化時の基底ベクトルの補正は、前記基底ベクトルの両端とその近傍を低減補正することにより、復号時のブロック境界で生じるブロック歪を軽減することができ、フィルタ処理部を必要とせず回路規模が小さくて済む。
【0041】
請求項に記載の発明は、符号化時の基底ベクトルの補正は、高周波成分の基底ベクトルであるほど補正量を大きくすることにより、画像の絵柄によるボケなどの不自然な画質劣化を小さく抑えることができる。
【0042】
請求項に記載の発明は、符号化時の基底ベクトルの両端とその近傍を低減補正する補正係数を格納した補正係数テーブルを有し、符号化時の基底ベクトルに補正係数テーブルの補正係数を乗算して補正することにより、量子化幅やピクチャタイプや走査形式等に応じて補正係数テーブルを切り換えることが可能となる。
【0043】
請求項に記載の発明では、デジタル符号化は、MPEG映像符号化であり、符号化時の直交変換の基底ベクトルを補正して逆直交変換を行う第1逆直交変換部と、符号化時の直交変換の基底ベクトルで逆直交変換を行う第2逆直交変換部と、第2逆直交変換部で得た参照画像を基に、第1逆直交変換部で得た予測誤差と動きベクトルで動き補償を行い復号画像を得ることにより、参照画像は符号化時と同一となり過補正による画質が劣化のおそれがなくなり、更に高品質の復号画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル映像復号化装置の第1実施例のブロック図である。
【図2】1次元逆DCTの構成図である。
【図3】符号化時と同一のDCTの基底ベクトルを示す図である。
【図4】低減補正したDCTの基底ベクトルを示す図である。
【図5】基底ベクトルの補正係数g(x,u),h(y,v)の一実施例を示す図である。
【図6】本発明のデジタル映像復号化装置の第2実施例のブロック図である。
【図7】符号化入力,符号化出力,復号化出力それぞれの順序を説明するための図である。
【図8】従来のデジタル映像復号化装置の一例のブロック図である。
【図9】ブロック歪の一例を示す図である。
【符号の説明】
20 可変長符号復号部
21 逆量子化部
22,25 逆直交変換部
23 補正係数テーブル
24 動き補償部
30a〜30h 乗算器
32 加算器
40,41 予測メモリ
42,43 加算部
44,45 スイッチ

Claims (4)

  1. ブロック分割及び直交変換によりデジタル符号化されたデジタル映像の復号を行うデジタル映像復号装置において、
    符号化時の基底ベクトルを補正して2次元逆離散コサイン変換を行い、
    前記符号化時の基底ベクトルの補正は、前記基底ベクトルの両端とその近傍を低減補正することを特徴とするデジタル映像復号装置。
  2. 請求項1記載のデジタル映像復号装置において、
    前記符号化時の基底ベクトルの補正は、高周波成分の基底ベクトルであるほど補正量を大きくすることを特徴とするデジタル映像復号装置。
  3. 請求項1または2記載のデジタル映像復号装置において、
    前記符号化時の基底ベクトルの両端とその近傍を低減補正する補正係数を格納した補正係数テーブルを有し、
    前記符号化時の基底ベクトルに前記補正係数テーブルの補正係数を乗算して補正することを特徴とするデジタル映像復号装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか記載のデジタル映像復号装置において、
    前記デジタル符号化は、MPEG映像符号化であり、
    符号化時の直交変換の基底ベクトルを補正して逆直交変換を行う第1逆直交変換部と、
    符号化時の直交変換の基底ベクトルで逆直交変換を行う第2逆直交変換部と、
    前記第2逆直交変換部で得た参照画像を基に、前記第1逆直交変換部で得た予測誤差と動きベクトルで動き補償を行い復号画像を得ることを特徴とするデジタル映像復号装置。
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