JP3989907B2 - 物体間の連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、主として海・湖・河川に浮遊する浮体・船体同士を連結する連結構造あるいは浮体と岸壁との連結構造の技術であって、他に陸上の自動車等の走行体同士の連結構造、又は動揺の大きい地上装置を係留する連結構造に関する。
従来、海上に浮遊する大型浮体を連結する連結装置としては下記特許文献1に示されるものがある。この技術は、浮体の対向間に設けられる連鎖継手としてボールジョイントを用いたものである。ボールジョイントは回動の軸方向性がないから、海域での波浪による浮体の揺動に対して柔軟に応答できる効果を有している。
ところで、浮体は質量が大きいため、前記ボールジョイントによる連結を行う場合に用いる中心部の球体も荷重に耐え得るべく必然的に大型化する。大型の球体は製造が難しく高精度が求められて高コストであり、この球体の表面に沿って摺動させる摺動体の取り付けも困難であった。また、円滑な回動のために定期的に給油する必要があり、漏れた油が海洋を汚染する問題もあった。
これに対し、ユニバーサルジョイント(自在軸継手以下同様)を用いた浮体の連結技術が特許文献2〜4に開示されている。ユニバーサルジョイントは構成部品が全て旋盤等の加工機で容易且つ精度良く製作でき、組み立てや取り付けも容易で低コストにて実施でき、また給油の必要がないから海洋を汚染することがないというものである。
しかしながら、これらの技術はユニバーサルジョイントのヨークの基端部が浮体や岸壁に固着されるものであるから、上下左右方向の揺動に対しては応答するが、ロール方向の揺動に対してはモーメントが連結先へ伝達してしまい、度重なる波浪により固着部分に負荷が作用して耐久性が低下する問題があった。
特開2003−191888号公報 実公平6−10219号公報 実公平6−34235号公報 特許第2923174号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、上下左右方向のみならずロール方向の揺動に対してもモーメントを伝達せず、変位に対する自由度が高く且つ耐久性を長期に渡って維持でき、しかも連結作業が容易・迅速にできる物体間の連結構造を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に枢着し、同連結装置の他端にアームを取付け、同アームの先端に係止孔を設け、同アームの係止孔と他の浮体の周縁に設けた係止孔とを重ねる位置にして係止ピンを2つの係止孔を貫通させて係止し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、ワイヤロープ端をピストンロッドに結着し、シリンダーケースを物体に取付けたシリンダーを設け、同シリンダーのピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させてワイヤロープを引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造
2) 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に枢着し、同連結装置の他端にアームを取付け、同アームの先端に係止孔を設け、同アームの係止孔と他の浮体の周縁に設けた係止孔とを重ねる位置にして係止ピンを2つの係止孔を貫通させて係止し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、物体にピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させて作動させるシリンダーを設け、同シリンダーのピストンロッドの外端に滑車を取付け、張り渡したワイヤロープの端近くを同滑車に掛けてからワイヤロープ端を物体に止着させ、ワイヤロープを滑車を介して引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造
3) 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に取付け、同連結装置の他端に強度のあるブロック体を取付け、同ブロック体を他の物体の周縁に形成した凹部に水平に嵌入し、同ブロック体の凹部嵌入状態を解除可能なロック手段で保持し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、ワイヤロープ端をピストンロッドに結着し、シリンダーケースを物体に取付けたシリンダーを設け、同シリンダーのピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させてワイヤロープを引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造
4) 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に取付け、同連結装置の他端に強度のあるブロック体を取付け、同ブロック体を他の物体の周縁に形成した凹部に水平に嵌入し、同ブロック体の凹部嵌入状態を解除可能なロック手段で保持し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、物体にピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させて作動させるシリンダーを設け、同シリンダーのピストンロッドの外端に滑車を取付け、張り渡したワイヤロープの端近くを同滑車に掛けてからワイヤロープ端を物体に止着させ、ワイヤロープを滑車を介して引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造
5) ブロック体の嵌入前面に陥凹部を形成し、他の物体の凹部でブロック体の陥凹部と対向する面に凸部を設け、ブロック体が凹部に嵌入すると同時に凸部が陥凹部に嵌合するようにした前記3)又は4)記載の物体間の連結構造
6) ロック手段が、ブロック体に設けた嵌合溝と、同嵌合溝に先端が嵌合して係止する他の物体側に設けられたロック杆と、同ロック杆を嵌合溝方向に進退させるロック杆駆動部とからなる前記3)〜5)何れか記載の物体間の連結構造
7) ロック手段が、ブロック体と凹部の嵌合する嵌合面それぞれに長溝部を設け、両長溝部に股がるように差し込み体を深く挿入する構造である、前記3)〜5)何れか記載の物体間の連結構造
8) ロック手段が、ブロック体に貫通孔を設け、ブロック体が凹部に嵌入したときに貫通孔と対向する凹部位置に係止孔を設け、嵌合したブロック体の貫通孔と凹部側の係止孔とにロックピンを貫挿してブロック体を凹部側物体に係止する構造である、前記3)〜5)何れか記載の物体間の連結構造
9) 連結装置が、ユニバーサルジョイントの一方のヨークの基端を連結の一端となし、他方のヨークの基端部に後方向にのびる回転軸を突設し、同回転軸に取付フランジを回転自在に取付け、同取付フランジを連結装置の他端とした構造である、前記1)〜8)何れか記載の物体間の連結構造
10) 連結装置の連結作業用に、連結装置の他端に取付けた部分の支持と姿勢を制御する拘束装置を物体に設置させている、前記1)〜9)いずれか記載の物体間の連結構造
11) 拘束装置が、連結装置の他端に取付けた部分を物体に設置した複数のウインチ装置の複数のワイヤで支持してウインチ装置のワイヤ操作で他端部分を姿勢制御できるようにした構造である、前記10)記載の物体間の連結構造
12) 2つの物体がいずれも水面上を浮遊する浮体である、前記1)〜11)いずれか記載の物体間の連結構造
13) 2つの物体が水面上を浮遊する浮体と岸壁である、前記1)〜11)いずれか記載の物体間の連結構造
14) 2つの物体がいずれも陸上の走行車体である、前記1)〜11)いずれか記載の物体間の連結構造
15) 2つの物体の一つの物体が揺動する地上に設置される装置である、前記1)〜11)いずれか記載の物体間の連結構造
にある。
本発明によれば、3軸方向に対して揺動できる連結装置を用いることで、連結する物体間の3軸方向の揺動を許容してモーメントの伝達を遮断して連結し、連結部の負荷を軽減して耐久性が長期に渡って維持できるとともに、連結装置の一方物体への取付けを容易且つ迅速にできる。
連結装置に他端にブロック体を、他の物体に凹部を形成して嵌合してロックする形態の発明では、更に連結作業が容易で且つ取付強度が高くできる。
拘束装置を物体に設けた発明では連結装置の他端部分を支持して、その移動が行えて嵌合・取付作業が迅速且つ容易にできる。
本発明の連結装置としては、ユニバーサルジョイントの一方のヨークの基端に後方向にのびる回転軸を突設し、同回転軸に取付フランジを回転自在に取付け、同取付フランジを連結の他端とする構造とすることが、モーメントの伝達が少なく、耐久性があって且つ安価に製作して好ましい。
揺動が大きい浮体等の連結には、連結装置の他端に大きいブロック体を取付け、他方の物体の周縁に同ブロック体を嵌合する凹部を設け、大きなブロック体を大きな凹部に嵌合させることで、連結装置の他端を他の物体に取付けることを容易にし、しかも高い連結強度を得ることができるので好ましい。
本発明では、連結作業中では連結装置の他端に取付けた部分(他端部分)は自重で垂れ下がるようになるので、他端部分を水平に支持したり、取付位置・嵌合の凹部に嵌合できる姿勢・位置を制御できる拘束装置を物体に設置することが好ましい。
同拘束装置としては、ウインチ装置を複数台物体の一方又は両方に設置し、ウインチワイヤで連結装置の他端を保持する構造が小型で安価である。
図1〜7に示す実施例1は、海上に浮遊する大型の浮体間を連結する連結構造であり、連結装置の一端に長いヨークアームを取付け、そのアーム端を一方の浮体の周縁に起伏自在に枢支し、連結装置の他端にアームを取付け、同アームの先端に係止孔を設け、他の物体の周縁には同アームを取付ける一対の保持板を突設し、同保持板に係止孔を設け、アームを保持板間に挿入し、アームの係止孔と保持板の係止孔を重ね、それらの係止孔に連結ピンを挿入して他の物体に取付ける連結例である。又この連結装置はユニバーサルジョイントの一方のヨークの基端に長いヨークアームを取付けてそのアーム端を一端となし、他方のヨークの基端部に後方にのびる回転軸を突設し、同回転軸に取付フランジを回転自在に取付け、同取付フランジを連結装置の他端とした例である。
図1は、実施例1の連結構造を示す平面図である。
図2は、実施例1の連結構造を示す正面図である。
図3は、実施例1の連結装置を示す一部切欠斜視図である。
図4は、実施例1の連結装置を示す分解斜視図である。
図5は、実施例1の連結装置の平面図である。
図6は、実施例1の連結装置の正面図である。
図7は、実施例1の連結装置の断面図である。
図中、1,2は数十〜数千トンの重量の鋼製浮体、4はユニバーサルジョイント401を用いて上下,旋回,左右の3軸方向に揺動できるように連結する連結装置、5は連結装置4の一端の固定ヨーク403に取付けたヨークアーム、5aは同ヨークアームの先端、6は同ヨークアームの先端5aを浮体1に枢支する枢支部、7は連結装置4の他端の取付フランジ405に取付けたアーム、7aは同アームに設けた係止孔、8は他の浮体2の周縁に取付けた一対の保持板、8aは同保持板に設けた係止孔、9は係止孔7a,8aに挿入する係止ピンである。図中Aは係留アーム、Gは岸壁、Wは海を示す。
又、図中401〜408は連結装置4の構成部品を示すもので、401はユニバーサルジョイント、402は可動ヨーク、402aは回転軸、402bはピン穴、403は固定ヨーク、403aはピン穴、404はクロスピン、404aはクロスピンボディ、404bは軸穴、404cはピン、404dは球体、404eはエンドキャップ、405は取付フランジ、405aは取付ボルト、406はスラスト軸受、407はラジアル軸受、408は軸止フランジである。
実施例1のユニバーサルジョイント401は、図3〜6示すように基端部の後方に連結方向へ伸びる回転軸402aを備えた可動ヨーク402と固定ヨーク403をクロスピンボディ404aを介して対向配置し、独立したピン404cを可動ヨーク402のピン穴402bと固定ヨーク403のピン穴403aを通じてクロスピンボディ404aの軸穴404bに球体404dとともにそれぞれ軸挿し、エンドキャップ404eでピン穴402b,403aを封止して構成している。
図3〜6に示すように、上記ユニバーサルジョイント401の固定ヨーク403を一方の浮体1,2の外面に取付プレート409を介して固着し、反対側の可動ヨーク402の回転軸402aにスラスト軸受406及びラジアル軸受407を嵌挿するとともに取付フランジ405を介して軸止フランジ408を軸着し、取付フランジ405を他方の浮体Fの外面に取付プレート409を介して固着する。岸壁Gに隣接する浮体1,2は、岸壁G側に上記ユニバーサルジョイント401を取り付けた係留アームAを介装して係留する。なお、スラスト軸406及びラジアル軸受407は一般的に金属製を用いるが、樹脂系摺動材を採用することもある。樹脂系摺動材は金属製の軸受と比較して剛性が低いから浮体1,2の揺動による衝撃力を効果的に緩和できる。また、バネ等の付勢手段を採用することもできる。
この実施例1では、浮体1の周縁に連結装置4の固定ヨーク403にヨークアーム5を取付け、同ヨークアーム5の先端5aを一方の浮体1の周縁に枢支部6で起伏自在に取付けられている。連結装置4の他端の取付フランジ405にはアーム7が突出され、同アームの先端を他方の浮体2の一対の保持板8間に挿入し、アームの先端の係止孔7aと保持板8に設けた係止孔8aとを重ねて係止ピン8aを挿入して係止状態にする。この状態が外れないように係止ピン、又はボルトナットで更に係止してもよい。
連結装置4の2端間は更に2軸のヨークで起伏と旋回が可能であり、更に回転軸402aまわりの回転できて、3軸方向に揺動可能となっている。
このように浮体1,2間は連結装置4の3軸まわりの揺動と枢支部6による起伏と併せて、浮体間の揺動がなってもモーメントを伝達せず連結でき、連結部の破壊・損耗がなく耐久性のある連結を可能とする。
その連結作業も、水面の作業用小型浮台に連結装置をのせて、あるいは後記する拘束装置を用いて他端部分の可動ヨーク部とアーム7部分を支持して姿勢制御しながら連結させる。あるいは浮体1,2にクレーン装置を用いて連結作業をしてもよい。
図8,9で示す実施例2は、実施例1と同様に浮体1,2間の連結する構造で、連結装置4の2端である固定ヨーク403と取付フランジ405の一端を一方の浮体1にボルトナットで連結し、他端には大型の鋼製のブロック体20を設け、同ブロック体20の側面に嵌入溝20aを形成している。他の浮体2の周縁には凹部2aを設け、しかもその凹部2aの側方それぞれに、嵌入溝20aに嵌入するロック杆2bを設け、同ロック杆2bを進退させる油圧シリンダー2cを設けている。又、ブロック体20と凹部2aの下面は登り勾配面20bと上段部20cが形成されている。
図8は、実施例2を示す一部断面平面図である。
図9は、実施例2を示す正面図である。
この実施例2では一方の浮体1の周縁に連結装置4の一端の固定ヨーク403をボルト等で取付けた後、浮体1,2間をウインチ装置等を用いて引き寄せ、ブロック体20を他方の浮体2の凹部2aに挿入する。
ブロック体20の底面の勾配面20bは凹部2aの下面の登りの勾配面20bで案内されて容易に挿入され、上段部20cで収まるようにして嵌合する。
その後、油圧シリンダー2cを作動させロック杆2bを伸張して部体20の嵌入溝20aに嵌入して嵌合状態をロックする。
実施例2では、先細りで且つ底面が傾斜しているのでブロック体20の凹部2aへの挿入が容易であり、しかも大きなブロック体20を用いての連結であるので連結強度を高くできる。
図10,11に示す実施例3は、実施例1と実施例2の中間形態で、連結装置4の一端である固定ヨーク403をヨークアーム5と枢支部6を介して一方の浮体1に起伏自在に取付ける。この点は実施例1と同じである。
連結装置4の他端の取付フランジ405には箱形の鋼製ブロック体30を取付け、同ブロック体30の左右側面には長溝部30aを設け、他方の浮体2の凹部2aの左右側方には長溝部2fを設けている。
又、ブロック体30の上下面は傾斜し、先端にいく程に高さが低くなるようになっている。他方の浮体2の凹部2aの上下面も傾斜して凹部高さは奥にいく程に低くなるようになっている。
図10は、実施例3を示す平面図である。
図11は、実施例3を示す正面図である。
この実施例3は、実施例2同様にブロック体30は他の浮体2の凹部2aに挿入されるが、ブロック体30は先細りになっているので、凹部2aの上下面の傾斜面に沿って案内され、滑らかにブロック体30は凹部2aに挿入される。
ブロック体30が凹部2aの奥まで挿入されると、それぞれの長溝部30a,2fは対向し、その空間に差し込み体31を挿入してブロック体30の嵌合状態を係止してロックする。
他の構成・作用効果は実施例1,2と同様である。
図12,13で示す実施例4は、実施例2に近い実施例で、連結装置4の他端に取付けたブロック体40を設けている。このブロック体30は先端がやや縮巾して先細状となっている。しかもこの先端部は大きな陥凹部40aを形成し、一方浮体2の凹部2の奥面には同陥凹部40aと嵌合する先細りの凸部2hを設けている。更に連結装置4の他端部分(ブロック体30)を支持してその姿勢を制御する拘束装置として、ウインチ装置10とワイヤ10aを取付けた例である。
一方の浮体上にウインチ装置10を2台設置し、そのウインチ装置10のワイヤ端を上記のブロック体40の左右上端で止着している。
図12は、実施例4を示す平面図である。
図13は、実施例4を示す説明図である。
この実施例4では、まず連結装置4の一端を一方の浮体1の周縁に取付け、連結装置4の他端の部分であるブロック体40をウインチ装置10のワイヤ10aによって水平に保持しながら、浮体1,2間を引き寄せて(他のウインチ装置又は曳航船によって動かして)、ブロック体40の陥凹部40aを凹部2aの凸部2hに挿入できるようにブロック体40の姿勢をウインチ装置10のワイヤ操作で制御し、ブロック体40を凹部2aに嵌入しながら凸部2hを陥凹部40aに嵌入するように二重の嵌合を行う。その後ボルト等の手段でブロック体40の嵌合状態を止着してロックする。
このブロック体40の挿入に際し、ブロック体40の底面、凹部2aの下面及び陥凹部40a、凸部2gの上下面に傾斜があるため、円滑に案内されて容易に嵌入できるものとなっている。
以上の様に、この実施例4も実施例2と同様に連結が容易且つ迅速にでき、しかも取付強度は高いものとなっている。
更に拘束装置のウインチ装置10、ワイヤ10aで他端部分を支持して姿勢が制御できるので更に作業性は良好である。本装置は他の実施例でも採用できるものである。
図14,15で示す実施例5は、ブロック体20に垂直な貫通孔20kを2つを設け、浮体2の凹部2aの底面に係止孔2mを設け、ブロック体20を凹部2aに嵌入後、ロックピン50を各貫通孔20kと係止孔2mに貫挿してブロック体20を凹部2aに嵌合状態で浮体2に係止してロックする。連結装置4の浮体に取付け構造は実施例2に、又ブロック体20を設け、凹部2aに嵌合してロック手段で係止してロックする点では実施例3に同様である。連結装置4は実施例1のものと同じである。
図14は、実施例5を示す平面図である。
図15は、実施例5を示す正面図である。
図16,17を示す実施例6は、浮体1,2間の実施例1と同じ連結装置4まわりの大きな相対的回動を抑止する手段を設けた例であり、浮体1にワイヤロープ60の一端を結着し、同ワイヤロープ60の他端を浮体2上に設置したアキュムレータ62の流体圧で加圧するシリンダー61のシリンダーロッド61aに結着させ、同シリンダーでもってワイヤロープ60を緊張させた例である。
この実施例6では、浮体1,2の周縁間に連結装置4の両端が直接取付けられている。従って、浮体1,2は連結装置4の3軸まわりの回転自由度を有し、連結装置4まわりに回動するが、浮体1,2間には2本のワイヤロープ60が緊張状態に張架されているため、浮体1,2が大きく回動するのを一方のワイヤロープ60が規制して抑止する。又ワイヤロープ60の緊張力は、通常の回動・揺動に対する緩衝力としても機能する。
図16は、実施例6を示す平面図である。
図17は、実施例6を示す正面図である。
図中、61bはシリンダー61のシリンダーケースであって浮体2と枢着されている。62aはアキュムレータ62のブラダ、62bは作動液、62cはブラダ62a中の圧縮空気、62dは作動液タンクである。
図18に示す実施例は、実施例6の近似した他の実施例で、実施例6でワイヤロープ60の他端部分がピストンロッド61aに結着されず、ピストンロッド61aの先端に取付けた滑車63に掛けてから浮体2に結着される例である。この例では、シリンダーロッド61aのストロークの2倍のワイヤロープ60の移動量を可能とし、短いシリンダー61を使用できる効果がある。他の構成・作用効果は図16,17に示す実施例6と同様である。
図18は、実施例6の他の構造例を示す説明図である。
図19,20,21で示す実施例7は、浮体1,2間に実施例6同様に連結装置4を取付けるとともに、浮体1,2の連結装置4まわりの大きな相対的回動に対して接触しがちの浮体周縁位置(周縁の左右端,上下端位置)に肉厚のゴム質の緩衝材70を設けた例である。この実施例7では、浮体1,2が実施例1と同じ連結装置4まわりに大きく相対的回転をして、浮体の周縁同士が直接衝突するのをゴム質緩衝材70が接触して防止するとともに接触の衝撃を緩和する。
図19,20の実施例7は、浮体の周縁の最左,最右と上端下端に直方体状緩衝材70と円柱状緩衝材70を対向するように設けている。
図19は、実施例7を示す平面図である。
図20は、実施例7を示す正面図である。
図21に示す実施例は、図19,20の実施例7の変形例で、緩衝材70は連結装置4に近い上下、左右位置に設け、しかも浮体1の左右周縁部分を切欠71して後退させた構造とし、浮体1,2の周縁の直接接触を更に避けるようにした例である。
図21は、実施例7の他の構造例を示す平面図である。
図22に示す実施例8は、浮体1,2の連結装置4の左右の周縁の左右部分を切欠して後退した形とした例であり、浮体1,2が回動しても接触する周縁部分が後退80しているので大きな回動角でなければ接触せず、接触しにくくしている。連結装置4の構造・機能は実施例1の通りである。
図22は、実施例8を示す平面図である。
本発明は、海上の大型の浮体同士の連結・船体同士の連結、浮体・船体を岸壁に係留するときの連結、地上を走行する車体間の連結に有用に使用できる。
実施例1の連結構造を示す平面図である。 実施例1の連結構造を示す正面図である。 実施例1の連結装置を示す一部切欠斜視図である。 実施例1の連結装置を示す分解斜視図である。 実施例1の連結装置の平面図である。 実施例1の連結装置の正面図である。 実施例1の連結装置の断面図である。 実施例2を示す一部断面平面図である。 実施例2を示す正面図である。 実施例3を示す平面図である。 実施例3を示す正面図である。 実施例4を示す平面図である。 実施例4を示す説明図である。 実施例5を示す平面図である。 実施例5を示す正面図である。 実施例6を示す平面図である。 実施例6を示す正面図である。 実施例6の他の構造例を示す説明図である。 実施例7を示す平面図である。 実施例7を示す正面図である。 実施例7の他の構造例を示す平面図である。 実施例8を示す平面図である。
符号の説明
1,2 浮体
2a 凹部
2b ロック杆
2c 油圧シリンダー
2f 凹部
2g 傾斜面
2h 凸部
2m 係止孔
4 連結装置
5 ヨークアーム(ヨークリンク)
6 枢支部
7 アーム
7a 係止孔
8 保持板
9 係止ピン
10 ウインチ装置
10a ワイヤ
20 ブロック体
20a 嵌入溝
20k 貫通孔
30 ブロック体
30a 長溝部
31 差し込み体
40 ブロック体
40a 陥凹部
50 ロックピン
60 ワイヤロープ
61 シリンダー
61a シリンダーロッド
61b シリンダーケース
62 アキュムレータ
62a ブラダ
62b 作動液
62c 圧縮空気
62d 作動液タンク
63 滑車
70 緩衝材
71 切欠
80 後退

Claims (15)

  1. 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に枢着し、同連結装置の他端にアームを取付け、同アームの先端に係止孔を設け、同アームの係止孔と他の浮体の周縁に設けた係止孔とを重ねる位置にして係止ピンを2つの係止孔を貫通させて係止し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、ワイヤロープ端をピストンロッドに結着し、シリンダーケースを物体に取付けたシリンダーを設け、同シリンダーのピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させてワイヤロープを引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造。
  2. 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に枢着し、同連結装置の他端にアームを取付け、同アームの先端に係止孔を設け、同アームの係止孔と他の浮体の周縁に設けた係止孔とを重ねる位置にして係止ピンを2つの係止孔を貫通させて係止し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、物体にピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させて作動させるシリンダーを設け、同シリンダーのピストンロッドの外端に滑車を取付け、張り渡したワイヤロープの端近くを同滑車に掛けてからワイヤロープ端を物体に止着させ、ワイヤロープを滑車を介して引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造。
  3. 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に取付け、同連結装置の他端に強度のあるブロック体を取付け、同ブロック体を他の物体の周縁に形成した凹部に水平に嵌入し、同ブロック体の凹部嵌入状態を解除可能なロック手段で保持し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、ワイヤロープ端をピストンロッドに結着し、シリンダーケースを物体に取付けたシリンダーを設け、同シリンダーのピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させてワイヤロープを引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造。
  4. 少なくとも一方が動く物体である2つの物体間の連結構造であって、ユニバーサルジョイントを用いて2端間を3軸方向に揺動可能に連結する連結装置の一端を一方の物体の周縁に取付け、同連結装置の他端に強度のあるブロック体を取付け、同ブロック体を他の物体の周縁に形成した凹部に水平に嵌入し、同ブロック体の凹部嵌入状態を解除可能なロック手段で保持し、2つの物体間に複数のワイヤロープを張り渡し、同ワイヤロープを緊張させる緊張手段を設け、緊張した複数のワイヤロープで物体間の大きな相対的回動運動を抑止するように連結し、緊張手段が、物体にピストンをアキュムレータの流体圧で加圧させて作動させるシリンダーを設け、同シリンダーのピストンロッドの外端に滑車を取付け、張り渡したワイヤロープの端近くを同滑車に掛けてからワイヤロープ端を物体に止着させ、ワイヤロープを滑車を介して引張して緊張させる構造とした、物体間の連結構造。
  5. ブロック体の嵌入前面に陥凹部を形成し、他の物体の凹部でブロック体の陥凹部と対向する面に凸部を設け、ブロック体が凹部に嵌入すると同時に凸部が陥凹部に嵌合するようにした請求項3又は4記載の物体間の連結構造。
  6. ロック手段が、ブロック体に設けた嵌合溝と、同嵌合溝に先端が嵌合して係止する他の物体側に設けられたロック杆と、同ロック杆を嵌合溝方向に進退させるロック杆駆動部とからなる請求項3〜5何れか記載の物体間の連結構造。
  7. ロック手段が、ブロック体と凹部の嵌合する嵌合面それぞれに長溝部を設け、両長溝部に股がるように差し込み体を深く挿入する構造である、請求項3〜5何れか記載の物体間の連結構造。
  8. ロック手段が、ブロック体に貫通孔を設け、ブロック体が凹部に嵌入したときに貫通孔と対向する凹部位置に係止孔を設け、嵌合したブロック体の貫通孔と凹部側の係止孔とにロックピンを貫挿してブロック体を凹部側物体に係止する構造である、請求項3〜5何れか記載の物体間の連結構造。
  9. 連結装置が、ユニバーサルジョイントの一方のヨークの基端を連結の一端となし、他方のヨークの基端部に後方向にのびる回転軸を突設し、同回転軸に取付フランジを回転自在に取付け、同取付フランジを連結装置の他端とした構造である、請求項1〜8何れか記載の物体間の連結構造。
  10. 連結装置の連結作業用に、連結装置の他端に取付けた部分の支持と姿勢を制御する拘束装置を物体に設置させている、請求項1〜9いずれか記載の物体間の連結構造。
  11. 拘束装置が、連結装置の他端に取付けた部分を物体に設置した複数のウインチ装置の複数のワイヤで支持してウインチ装置のワイヤ操作で他端部分を姿勢制御できるようにした構造である、請求項10記載の物体間の連結構造。
  12. 2つの物体がいずれも水面上を浮遊する浮体である、請求項1〜11いずれか記載の物体間の連結構造。
  13. 2つの物体が水面上を浮遊する浮体と岸壁である、請求項1〜11いずれか記載の物体間の連結構造。
  14. 2つの物体がいずれも陸上の走行車体である、請求項1〜11いずれか記載の物体間の連結構造。
  15. 2つの物体の一つの物体が揺動する地上に設置される装置である、請求項1〜11いずれか記載の物体間の連結構造。
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