JP3989267B2 - Ground improvement method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軟弱地盤、浚渫土砂等の地中に含まれる水を地中から排出させて硬質地盤に改良するために行われる地盤の改良工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の地盤の改良工法としては、例えば特許第3138909号公報に記載されたものがある。この公報の軟弱地盤の改良工法は、軟弱地盤の表面を気密シートで覆い、この気密シートと軟弱地盤の表面との間の水平排水用部材が、地盤上に突出した鉛直排水用部材の上端部と接続し、水平排水用部材に接続された真空ポンプにより地盤中の水を鉛直排水用部材及び水平排水用部材を通って軟弱地盤の外部に排出させる工法である。
【0003】
すなわち、図5に示すように、地盤Aに鉛直方向に延びるよう打設された鉛直ドレン材11の上端部が、地盤Aの上面から突出して折り曲げられ、この折り曲げ部に地盤Aの上面に横たわるように配置された水平ドレン材12を接触させる。この水平ドレン材12は、図6に示すように地盤の改良範囲M内に並べて複数配置され、これら複数の水平ドレン材12の各々の中央部には1本の通水管13が、水平ドレン材12から受け取った水を真空ポンプ15に向けて通すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の地盤の改良工法においては、図6における改良範囲Mの地盤AのC−C線断面を示す図7のように、地盤の改良範囲Mの幅方向の改良範囲Maにおいては、通水管13が通っている中央部が排水により沈下が著しく進むのに対し、改良範囲Maの両端部に行くに従って沈下が中央部より遅れる。
【0005】
これは、改良範囲Maの中央部においては地盤Aからの排水量に見合うだけの沈下が進むのに対し、改良範囲Maの両端部に行くに従って、排水しても地盤の改良範囲Maの外側に連続している地盤からの水も一緒に引いてしまうので、排水量に見合うだけの沈下が実現できないためである。
【0006】
このため、このように地盤の改良範囲Mの幅方向の改良範囲Maの中央部がその両端部よりも著しく沈下した状態のまま、その上に土砂を積み上げて道路を築造した場合は、地盤の改良範囲Maの両端部が時間の経過と共に後から中心部より遅れて沈下することになり、このため道路の両側も沈下を生じて道路の平面度が失われ、ひどい場合には道路を築造し直さなければならなくなるという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、地盤の改良工事の際に地盤の改良範囲の幅方向の中央部のみがその両端部よりも著しく沈下する不都合を防止することができる地盤の改良工法を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明による地盤の改良工法は、
地盤の改良範囲を外周部と中央部に区分けして排水系統を複数設け、
前記外周部の地盤に設けた排水系統を介して外周部の地盤からの排水を開始してこの地盤の圧密を先行させ、
所定時間経過後に前記中央部の地盤に設けた排水系統を介して中央部の地盤からの排水を開始して圧密することにより前記地盤の改良範囲の外周部と中央部がほぼ均一に沈下して前記外周部と中央部の地面の高さが同じ位となるようにし、
前記排水系統の各々に時間当りの排水量を調節できる開度可変バルブ及び時間当りの排水量を検出する流量計を設け、
前記開度可変バルブの開度を、前記流量計により検出した流量が他の排水系統の流量計により検出した流量と同等となるように制御するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
このような本発明の地盤の改良工法によれば、地盤の改良範囲の外周部に設けた排水系統を介して外周部の地盤からの排水を開始してこの地盤の圧密を先行させ、所定時間経過後に地盤の改良範囲の中央部に設けた排水系統を介してその中央部の地盤からの排水を開始することにより、地盤の改良範囲全体を均一に改良するようにしたので、その中央部の地盤から排水するときに外周部の地盤からの排水量を調節し、改良範囲の外側に連続している地盤から必要以上の水を一緒に引くことを防止できるため、地盤の改良工事の際に地盤の改良範囲の幅方向の中央部のみがその両端部よりも著しく沈下する不都合を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図4は、本発明による地盤の改良工法の一実施の形態について説明するために参照する図である。従来と同様の部材には同じ符号を用いて説明する。
【0011】
まず図1に示すように、地盤の改良範囲Mをその外周部Moと中央部Mcとに区分する。この地盤の改良範囲Mには、前記従来例の説明に記載した鉛直ドレン材11(図5参照)及び水平ドレン材12(図2参照)が既に設けられているものとする。
【0012】
次に、図2に示すように、地盤の改良範囲Mの外周部Moに相当する地盤上の左右に各々、周部に多数の孔が形成され、かつ全体としてコの字状に形成された多孔通水管23A,23Bが、各水平ドレン材12の両端部に接触するように配置されている。そして、地盤の改良範囲Mの中央部Mcに相当する地盤上の左右には各々、やはり周部に多数の孔が形成された、1本の直線状の多孔通水管23C,23Dが、各水平ドレン材12の中央部に接触するように配置されている。
【0013】
上記多孔通水管23A,23Bの、改良範囲Mの図中左右両端部側の、図中上下方向の中央部の外側には、真空ポンプ25に連結された、周部に多数の孔があいていない無孔通水管30の長い方の第1管部30A,30Bの先端部が連結されている。
【0014】
上記多孔通水管23C,23Dの長さ中央部には、上記無孔通水管30の第1管部30A,30Bより短くて細い方の第2管部30C,30Dに連結された第3管部30E,30Fが、その両端部の開口から多孔通水管23C,23Dからの水を吸引可能に連結されている。
【0015】
無孔通水管30の複数の排水系統を構成する第1管部30A,30B及び第2管部30C,30Dの途中には、時間当りの排水量を調節できる開度可変バルブ32、及び時間当りの排水量を検出する流量計34が設けられている。このような各部材が設けられた後で、気密シート(図示せず)を改良範囲Mの上から被せて気密シートの周縁部を気密処理する。
【0016】
このような設備を用いて実施される地盤の改良工法について、以下に説明する。
まず第1段階として、無孔通水管30の第2管部30C,30Dに設けられた開度可変バルブ32を閉じて、第1管部30A,30Bに設けられた開度可変バルブ32を開いた状態で真空ポンプ25を作動させることにより、多孔通水管23A,23B、水平ドレン材12及び鉛直ドレン材11を介して、地盤の改良範囲Mの外周部Moの地盤Ao(図3参照)中の水分の排水を開始する。
【0017】
このように地盤の改良範囲Mの外周部Moの地盤Aoの排水が開始されてから所定時間が経過すると、図3に示すように地盤Aoの地表が沈下すると共に、その地盤Aoは硬質化、難透水化して、地盤の改良範囲Mの外側の地盤Aからの水分Wが改良範囲Mの中央部Mcの地盤Ac内に入るのを遮るように作用するようになる。
【0018】
それから今度は第2段階として、無孔通水管30の第2管部30C,30Dに設けられた開度可変バルブ32を開いて、多孔通水管23C,23D、水平ドレン材12及び鉛直ドレン材11を介して、改良範囲Mの中央部Mcの地盤Ac中の水分の排水を開始する。このとき地盤Aoからの排水量を調節することにより所定時間が経過すると、図4に示すように、中央部Mcの地盤Acが均等に沈下してその地表が外周部Moの地表と同じくらいの高さになる。
【0019】
すなわち、多孔通水管23C,23Dにより上記中央部Mcの地盤Acの排水を行ったときに、地盤Aoの外側の地盤Aから水分Wが地盤Aoを通って地盤Acに入り難くなると共に、地盤Aoの排水量も制限するので前記従来の図7に示すように改良範囲Maの地盤Acの中央部のみがその両端部よりも著しく沈下するのを防止することができる。
【0020】
このため、地盤の改良範囲Mの外周部Mo,中央部Mcの地盤Ao,Acから均等に排水を行うことができるので、その改良範囲Mの地盤の上に土砂を積み上げて道路を築造した場合に、後で部分的に地盤の排水が進んで道路の平面度が失われたり、道路を築造し直さなければならなくなることを防止することができる。
【0021】
また、元々の地盤の水分の分布が不均一な場合は、水分の多い所からばかり排水されて他の所からの排水が進まなくなることがある。このため、無孔通水管30の第1管部30A,30B及び第2管部30C,30Dの各流量計34の検出値を見比べて、極端に検出値が大きい管部の開度可変バルブ32を絞ったり閉じたりするよう制御することにより、改良範囲Mの地盤の水分を均等に排水させて、図4に示すように地盤Ao,Acの地表を均等に沈下させることができる。
【0022】
また、無孔通水管30の第2管部30C,30Dよりも第1管部30A,30Bの方のパイプ断面積を大きくすることにより、改良範囲Mの外側の地盤Aと連続している外周部Moの地盤Aoからの排水を効果的に促進させることができる。
【0023】
なお、上記実施の形態においては各部材からなる設備の上に気密シートを被せて気密シート内を負圧にすることにより排水を行う地盤改良工法を実施する場合について説明したが、気密シートを用いないで他の気密処理を実施して排水を行うようにしてもよく、その場合は本発明の実施において気密シートは必ずしも必要ではない。
【0024】
また、上記実施の形態における開度可変バルブ32を遠隔操作可能とし、流量計34の検出値を通信回線を介して遠隔地に送信可能とすることにより、遠隔地から流量計34の検出値を監視して、その検出値に応じて開度可変バルブ32を遠隔地から開度可変操作できるようにすることもできる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の地盤の改良工法によれば、地盤の改良範囲の外周部に設けた排水系統を介して外周部の地盤からの排水を開始してこの地盤の圧密を先行させ、所定時間経過後に地盤の改良範囲の中央部に設けた排水系統を介してその中央部の地盤からの排水を開始することにより、地盤の改良範囲全体を均一に改良するようにしたので、その中央部の地盤から排水するときに外周部の地盤の難透水化を図ると共に、外周部からの排水量を調節することで改良範囲の外側に連続している地盤からの水を一緒に引くことを低減できるため、地盤の改良工事の際に地盤の改良範囲の幅方向の中央部のみがその両端部よりも著しく沈下する不都合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤の改良範囲Mの区分された外周部Moと中央部Mcを示す平面図である。
【図2】改良範囲Mの地盤の改良工法を実施するための各部材を示す平面図である。
【図3】地盤の改良工法の第1段階の実施による地盤Ao,Acを示す図1における改良範囲MのB−B線断面図である。
【図4】地盤の改良工法の第2段階の実施による地盤Ao,Acを示す図1における改良範囲MのB−B線断面図である。
【図5】従来の地盤の改良工法における地盤Aの断面図である。
【図6】従来の地盤の改良工法を実施するための各部材を示す平面図である。
【図7】従来の地盤の改良工法の実施による地盤Aの図6における改良範囲MのC−C線断面図である。
【符号の説明】
11 鉛直ドレン材
12 水平ドレン材
13 通水管
15 真空ポンプ
23A,23B,23C,23D 多孔通水管
25 真空ポンプ
30 無孔通水管
30A,30B 第1管部
30C,30D 第2管部
30E,30F 第3管部
32 開度可変バルブ
34 流量計
A,Ao,Ac 地盤
M,Ma 地盤の改良範囲
Mo 改良範囲の外周部
Mc 改良範囲の中央部
W 水分[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ground improvement method that is performed to drain water contained in the ground such as soft ground and dredged soil from the ground to improve it into a hard ground.
[0002]
[Prior art]
As a conventional ground improvement method, for example, there is one described in Japanese Patent No. 3138909. The improvement method for soft ground in this publication is that the surface of the soft ground is covered with an airtight sheet, and the horizontal drainage member between the airtight sheet and the surface of the soft ground is the upper end of the vertical drainage member protruding above the ground. And draining the water in the ground through the vertical drainage member and the horizontal drainage member to the outside of the soft ground by a vacuum pump connected to the horizontal drainage member.
[0003]
That is, as shown in FIG. 5, the upper end portion of the vertical drain material 11 placed on the ground A so as to extend in the vertical direction protrudes from the upper surface of the ground A and is bent, and the bent portion lies on the upper surface of the ground A. The
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional ground improvement method, in the improvement range Ma in the width direction of the ground improvement range M, as shown in FIG. In the central part through which the
[0005]
This is because subsidence corresponding to the amount of drainage from the ground A progresses in the center of the improved area Ma, but continues to the outside of the improved area Ma of the ground even if drained as it goes to both ends of the improved area Ma. This is because the water from the ground is also drawn together, so subsidence can not be realized to match the amount of drainage.
[0006]
For this reason, when the road is constructed by building up the earth and sand on the ground with the central part of the improvement area Ma in the width direction of the ground improvement area M submerged more than the both ends, Both ends of the improved area Ma will sink later than the center as time passes. For this reason, both sides of the road will also sink, and the flatness of the road will be lost. There was a problem that had to be fixed.
[0007]
Therefore, in view of the above problems, the present invention is a ground improvement method capable of preventing the disadvantage that only the center portion in the width direction of the ground improvement range sinks significantly more than both ends during ground improvement work. It is a problem to provide.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the ground improvement method according to the present invention is:
Dividing the ground improvement range into an outer peripheral part and a central part, providing multiple drainage systems,
Start drainage from the ground of the outer periphery through the drainage system provided in the ground of the outer periphery, and precede the consolidation of this ground,
After a predetermined time has elapsed, the drainage from the center ground is started and consolidated through a drainage system provided on the center ground, so that the outer periphery and center of the improved area of the ground sink substantially uniformly. The height of the ground on the outer periphery and the center is the same ,
Each of the drainage systems is provided with an opening variable valve that can adjust the amount of drainage per hour and a flow meter that detects the amount of drainage per hour,
The opening of the variable opening valve is controlled such that the flow rate detected by the flow meter is equivalent to the flow rate detected by a flow meter of another drainage system .
[0009]
According to the ground improvement method of the present invention as described above, drainage from the ground at the outer peripheral portion is started via the drainage system provided at the outer peripheral portion of the ground improvement range, and the consolidation of this ground is preceded, for a predetermined time. After the passage of time, by starting drainage from the ground at the center through the drainage system provided at the center of the ground improvement area, the entire ground improvement area was improved uniformly. When draining from the ground, the amount of drainage from the ground at the outer periphery can be adjusted to prevent drawing more water than necessary from the ground that continues outside the improved range. It is possible to prevent the inconvenience that only the central part in the width direction of the improved range sinks significantly more than the both end parts.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. FIGS. 1 to 4 are views referred to for explaining an embodiment of the ground improvement method according to the present invention. The same reference numerals are used for the same members as in the prior art.
[0011]
First, as shown in FIG. 1, the ground improvement range M is divided into an outer peripheral portion Mo and a central portion Mc. It is assumed that the vertical drain material 11 (see FIG. 5) and the horizontal drain material 12 (see FIG. 2) described in the description of the conventional example are already provided in the ground improvement range M.
[0012]
Next, as shown in FIG. 2, a large number of holes were formed in the peripheral portion on the left and right sides of the ground corresponding to the outer peripheral portion Mo of the ground improvement range M, and the overall shape was a U-shape. The porous water pipes 23 </ b> A and 23 </ b> B are arranged so as to contact both end portions of each
[0013]
The perforated
[0014]
At the center of the length of the
[0015]
In the middle of the
[0016]
The ground improvement method implemented using such facilities will be described below.
First, as a first stage, the
[0017]
Thus, when a predetermined time has elapsed since the drainage of the ground Ao of the outer peripheral portion Mo of the ground improvement range M is started, the ground surface of the ground Ao sinks as shown in FIG. 3 and the ground Ao is hardened. It becomes difficult to permeate and acts to block moisture W from the ground A outside the ground improvement range M from entering the ground Ac in the central portion Mc of the ground improvement range M.
[0018]
Then, as a second stage, the opening degree
[0019]
That is, when the ground Ac of the central portion Mc is drained by the
[0020]
For this reason, drainage can be performed evenly from the outer periphery Mo of the improved area M of the ground and the ground Ao, Ac of the central part Mc, and when a road is built by stacking earth and sand on the ground of the improved area M In addition, it is possible to prevent the ground from being partially drained later and the flatness of the road from being lost or having to rebuild the road.
[0021]
In addition, when the water distribution in the original ground is uneven, the water is drained only from a place with a lot of water, and drainage from other places may not proceed. For this reason, by comparing the detection values of the
[0022]
Further, by increasing the pipe cross-sectional area of the
[0023]
In the above embodiment, the case where the ground improvement method for draining water by putting an airtight sheet on the equipment composed of each member and making the inside of the airtight sheet negative pressure has been explained. However, other airtight treatment may be performed to drain water, and in that case, the airtight sheet is not necessarily required in the practice of the present invention.
[0024]
In addition, the opening degree
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the ground improvement method of the present invention, drainage from the ground at the outer peripheral portion is started via the drainage system provided at the outer peripheral portion of the ground improvement range, and the consolidation of this ground is preceded. Since the drainage from the ground in the central part is started through the drainage system provided in the central part of the ground improvement range after a predetermined time, the whole ground improvement range is improved uniformly. When draining from the ground in the central part, the water in the outer peripheral part is made difficult to permeate, and by adjusting the amount of drainage from the outer peripheral part, water from the ground that is continuous outside the improved range is drawn together Therefore, it is possible to prevent the inconvenience that only the center portion in the width direction of the ground improvement range sinks more than the both ends at the time of ground improvement work.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an outer peripheral portion Mo and a central portion Mc which are divided in a ground improvement range M;
FIG. 2 is a plan view showing each member for carrying out the improvement method of the ground in the improvement range M;
3 is a cross-sectional view taken along the line BB of the improved range M in FIG. 1 showing the ground Ao, Ac according to the first stage of the ground improvement method.
4 is a cross-sectional view taken along the line B-B of the improved range M in FIG. 1 showing the ground Ao, Ac according to the second stage of the ground improvement method.
FIG. 5 is a sectional view of ground A in a conventional ground improvement method.
FIG. 6 is a plan view showing each member for carrying out a conventional ground improvement method.
FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the line CC of the improvement range M in FIG. 6 of the ground A by performing the conventional ground improvement method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11
Claims (2)
前記外周部の地盤に設けた排水系統を介して外周部の地盤からの排水を開始してこの地盤の圧密を先行させ、
所定時間経過後に前記中央部の地盤に設けた排水系統を介して中央部の地盤からの排水を開始して圧密することにより前記地盤の改良範囲の外周部と中央部がほぼ均一に沈下して前記外周部と中央部の地面の高さが同じ位となるようにし、
前記排水系統の各々に時間当りの排水量を調節できる開度可変バルブ及び時間当りの排水量を検出する流量計を設け、
前記開度可変バルブの開度を、前記流量計により検出した流量が他の排水系統の流量計により検出した流量と同等となるように制御するようにした
ことを特徴とする地盤の改良工法。Dividing the ground improvement range into an outer peripheral part and a central part, providing multiple drainage systems,
Start drainage from the ground of the outer periphery through the drainage system provided in the ground of the outer periphery, and precede the consolidation of this ground,
After a predetermined time has elapsed, the drainage from the center ground is started and consolidated through a drainage system provided on the center ground, so that the outer periphery and center of the improved area of the ground sink substantially uniformly. The height of the ground on the outer periphery and the center is the same ,
Each of the drainage systems is provided with an opening variable valve that can adjust the amount of drainage per hour and a flow meter that detects the amount of drainage per hour,
A ground improvement method characterized in that the opening of the opening variable valve is controlled so that the flow rate detected by the flow meter is equal to the flow rate detected by a flow meter of another drainage system .
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