JP3987059B2 - 最適値探索支援装置、最適値探索支援方法、及び記録媒体 - Google Patents
最適値探索支援装置、最適値探索支援方法、及び記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3987059B2 JP3987059B2 JP2004223978A JP2004223978A JP3987059B2 JP 3987059 B2 JP3987059 B2 JP 3987059B2 JP 2004223978 A JP2004223978 A JP 2004223978A JP 2004223978 A JP2004223978 A JP 2004223978A JP 3987059 B2 JP3987059 B2 JP 3987059B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- factor
- value
- search
- characteristic
- level value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
図2は、第1の実施の形態に係る最適値探索支援方法を適用した最適値探索支援装置によってなされる処理の流れを示すフローチャートである。
(a,b,c,d,e,f,g)=(3,2,3,2,1,3,1)
が最も優れた特性を持つ場合、この組み合わせを1回目の要因の最適値とする。
(a,b,c,d,e,f,g)=(3,2,3,2,1,3,1)
を、図3(c)に示すように、この組み合わせを、以下のように水準の中央値に再設定する。
(a,b,c,d,e,f,g)=(3,2,3,2,1,3,1)
=(2,2,2,2,2,2,2)
そして、ステップS8では、再設定された最適値を割り付けることによって、図3(d)に示すような新しい直交表を作成し、その後、ステップS4の処理に戻って新たな直交表の組み合わせに基づいて特性値(特性−1)〜(特性−18)を求める。
(a,b,c,d,e,f,g)=(2,3,1,2,3,2,1)
が最も優れた特性を持つ場合、ステップS5では、この組み合わせを2回目の要因の最適値とする。
(a,b,c,d,e,f,g)=(2,3,1,2,3,2,1)
=(2,2,2,2,2,2,2)
そして、ステップS8では、この再設定された最適値を割り付けることによって、新しい直交表を作成し、その後、ステップS4の処理に戻って新たな直交表の組み合わせに基づいて特性値(特性−1)〜(特性−18)を求める。このようにステップS4からステップS8までの処理を繰り返すことによって最適値の探索を行う。
図5は、第2の実施の形態に係る最適値探索支援方法を適用した最適値探索支援装置によってなされる処理の流れを示すフローチャートである。
SN比=f((特性値)2/(標準偏差)2)
すなわち、SN比による最適化は、特性値のレベルの大小だけでなく、特性値の「ばらつき」の指標である標準偏差も考慮することに特徴がある。「ばらつき」の大きさは例えば各要因の公差を用いることができる。
図8は、第3の実施の形態に係る最適値探索支援方法を適用した最適値探索支援装置によってなされる処理の流れを示すフローチャートである。
W(n)=f(opt(n−1),opt(n−2))×W(n−1)
上記の例は2世代の最適値から水準幅を求める場合であるが、3世代以上の最適値から水準幅を決定することも可能である。
Claims (6)
- 特性に影響を及ぼす複数の要因を有する機器に関する設計または解析または試験を実施する場合に用いる最適値探索支援装置であって、
前記各特性と前記各要因との行列からなる2次元テーブルの各座標に、前記各要因の初期値から求められる水準値を設定した直交表と、
前記直交表における各特性から、同一の特性の各要因の水準値の組み合わせに基づいて得られる特性値の中から、最も優れた特性値となる前記組み合わせを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された組み合わせに対応した特性における各要因の水準値を、前記直交表に再設定する再設定手段と、
前記再設定手段による再設定後に、前記選択手段による選択を行うことを繰り返し行うことによって前記特性値の中から、最も優れた特性値である最適値を探索する探索手段とを備え、
前記探索毎に得られる最適値の変化量が、直前の探索で得られた最適値の変化量よりも大きい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも大きくし、前記直前の探索で得られた最適値の変化量よりも小さい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも小さくするようにした最適値探索支援装置。 - 特性に影響を及ぼす複数の要因を有する機器に関する設計または解析または試験を実施する場合に用いる最適値探索支援装置であって、
前記各特性と前記各要因との行列からなる2次元テーブルの各座標に、前記各要因の初期値から求められる水準値を設定した直交表と、
前記直交表における各特性から、同一の特性の各要因の水準値と、前記同一の特性の各要因の水準値による標準偏差とに基づく関数であるSN比が最も高くなるような前記各要因の水準値の組み合わせを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された組み合わせに対応した特性における各要因の水準値を、前記直交表に再設定する再設定手段と、
前記再設定手段による再設定後に、前記選択手段による選択を行うことを繰り返し行うことによって前記特性値の中から、最も優れた特性値である最適値を探索する探索手段とを備え、
前記探索毎に得られる最適値の変化量が、直前の探索で得られた最適値の変化量よりも大きい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも大きくし、前記直前の探索で得られた最適値の変化量よりも小さい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも小さくするようにした最適値探索支援装置。 - 特性に影響を及ぼす複数の要因を有する機器に関する設計または解析または試験を実施する場合に用いる最適値探索支援方法であって、コンピュータに、
前記各特性と前記各要因との行列からなる2次元テーブルの各座標に、前記各要因の初期値から求められる水準値を設定した直交表における各特性から、同一の特性の各要因の水準値の組み合わせに基づいて得られる特性値の中から、最も優れた特性値となる前記組み合わせを選択する選択段階と、
前記選択段階において選択された組み合わせに対応した特性における各要因の水準値を、前記直交表に再設定する再設定段階と、
前記再設定段階による再設定後に、前記選択段階による選択を行うことを繰り返し行うことによって前記特性値の中から、最も優れた特性値である最適値を探索する探索段階とを備え、
前記コンピュータにて、前記探索毎に得られる最適値の変化量が、直前の探索で得られた最適値の変化量よりも大きい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも大きくし、前記直前の探索で得られた最適値の変化量よりも小さい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも小さくするようにした最適値探索支援方法。 - 特性に影響を及ぼす複数の要因を有する機器に関する設計または解析または試験を実施する場合に用いる最適値探索支援方法であって、コンピュータに、
前記各特性と前記各要因との行列からなる2次元テーブルの各座標に、前記各要因の初期値から求められる水準値を設定した直交表における各特性から、同一の特性の各要因の水準値と、前記同一の特性の各要因の水準値による標準偏差とに基づく関数であるSN比が最も高くなるような前記各要因の水準値の組み合わせを選択する選択段階と、
前記選択段階において選択された組み合わせに対応した特性における各要因の水準値を、前記直交表に再設定する再設定段階と、
前記再設定段階による再設定後に、前記選択段階による選択を行うことを繰り返し行うことによって前記特性値の中から、最も優れた特性値である最適値を探索する探索段階とを備え、
前記コンピュータにて、前記探索毎に得られる最適値の変化量が、直前の探索で得られた最適値の変化量よりも大きい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも大きくし、前記直前の探索で得られた最適値の変化量よりも小さい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも小さくするようにした最適値探索支援方法。 - 特性に影響を及ぼす複数の要因を有する機器に関する設計または解析または試験を実施する場合に用いるプログラムであって、コンピュータに、
前記各特性と前記各要因との行列からなる2次元テーブルの各座標に、前記各要因の初期値から求められる水準値を設定した直交表における各特性から、同一の特性の各要因の水準値の組み合わせに基づいて得られる特性値の中から、最も優れた特性値となる前記組み合わせを選択する選択手順、
前記選択手順において選択された組み合わせに対応した特性における各要因の水準値を、前記直交表に再設定する再設定手順、
前記再設定手順による再設定後に、前記選択手順による選択を行うことを繰り返し行うことによって前記特性値の中から、最も優れた特性値である最適値を探索する探索手順、
前記探索手順において探索毎に得られる最適値の変化量が、直前の探索で得られた最適値の変化量よりも大きい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも大きくし、前記直前の探索で得られた最適値の変化量よりも小さい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも小さくする幅調整手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 特性に影響を及ぼす複数の要因を有する機器に関する設計または解析または試験を実施する場合に用いるプログラムであって、コンピュータに、
前記各特性と前記各要因との行列からなる2次元テーブルの各座標に、前記各要因の初期値から求められる水準値を設定した直交表における各特性から、同一の特性の各要因の水準値と、前記同一の特性の各要因の水準値による標準偏差とに基づく関数であるSN比が最も高くなるような前記各要因の水準値の組み合わせを選択する選択手順、
前記選択手順において選択された組み合わせに対応した特性における各要因の水準値を、前記直交表に再設定する再設定手順、
前記再設定手順による再設定後に、前記選択手順による選択を行うことを繰り返し行うことによって前記特性値の中から、最も優れた特性値である最適値を探索する探索手順、
前記探索手順において探索毎に得られる最適値の変化量が、直前の探索で得られた最適値の変化量よりも大きい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも大きくし、前記直前の探索で得られた最適値の変化量よりも小さい場合には、前記各要因の水準値の幅を、前記直前の探索における水準値の幅よりも小さくする幅調整手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223978A JP3987059B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 最適値探索支援装置、最適値探索支援方法、及び記録媒体 |
PCT/JP2005/011625 WO2006011328A1 (ja) | 2004-07-30 | 2005-06-24 | 最適値を探索する装置、方法、記録媒体、及びコンピュータプログラム製品 |
EP05765084A EP1783642A4 (en) | 2004-07-30 | 2005-06-24 | OPTIMUM VALUE SEARCHING DEVICE, METHOD, RECORDING MEDIUM, AND COMPUTER PROGRAM PRODUCT |
US11/624,230 US8195433B2 (en) | 2004-07-30 | 2007-01-18 | Optimum value search apparatus and method, recording medium, and computer program product |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223978A JP3987059B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 最適値探索支援装置、最適値探索支援方法、及び記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006048120A JP2006048120A (ja) | 2006-02-16 |
JP3987059B2 true JP3987059B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=36026640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004223978A Expired - Fee Related JP3987059B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | 最適値探索支援装置、最適値探索支援方法、及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3987059B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4670826B2 (ja) * | 2007-03-26 | 2011-04-13 | トヨタ自動車株式会社 | 制御パラメータの実験計画設定方法、その実験計画設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
US20090125270A1 (en) * | 2007-11-07 | 2009-05-14 | O'shea Robert D | Method and Apparatus for Generating a Test Plan Using a Statistical Test Approach |
JP5861160B2 (ja) * | 2008-05-01 | 2016-02-16 | リコーインダストリアルソリューションズ株式会社 | 組合せレンズ装置の評価方法、プログラム及び記憶媒体 |
JP5440773B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2014-03-12 | マツダ株式会社 | 車両の企画支援システム |
CN106156505B (zh) * | 2016-07-05 | 2019-07-23 | 中国科学技术大学 | 一种基于正交匹配追踪算法的核磁共振t2谱反演方法 |
CN112214939B (zh) * | 2020-09-29 | 2023-04-04 | 国网福建省电力有限公司 | 一种基于正交试验设计的开关柜加热器安装方式优化方法 |
-
2004
- 2004-07-30 JP JP2004223978A patent/JP3987059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006048120A (ja) | 2006-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
MacCalman et al. | Second-order nearly orthogonal Latin hypercubes for exploring stochastic simulations | |
JP7206476B2 (ja) | 最適化装置、最適化装置の制御方法及び最適化装置の制御プログラム | |
Palar et al. | On efficient global optimization via universal Kriging surrogate models | |
KR20180091842A (ko) | 우선순위화된 경험 메모리를 사용한 신경 네트워크의 트레이닝 | |
Broekgaarden et al. | STROOPWAFEL: Simulating rare outcomes from astrophysical populations, with application to gravitational-wave sources | |
Koulinas et al. | Construction resource allocation and leveling using a threshold accepting–based hyperheuristic algorithm | |
JP4937608B2 (ja) | 指標推計装置、指標推計方法、及び指標推計プログラム | |
JP7007585B2 (ja) | 最適化装置、最適化装置の制御方法及び最適化装置の制御プログラム | |
WO2019176370A1 (ja) | 将来状態推定装置および将来状態推定方法 | |
CN110858062B (zh) | 目标优化参数的获取方法及模型训练方法、装置 | |
JP5071851B2 (ja) | 時間情報を用いた予測装置、予測方法、予測プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP5176895B2 (ja) | Sram形状パラメータ等の多目的最適化設計支援装置、方法、及びプログラム | |
JP5638503B2 (ja) | テキスト要約装置、方法及びプログラム | |
JP3987059B2 (ja) | 最適値探索支援装置、最適値探索支援方法、及び記録媒体 | |
JP7111966B2 (ja) | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 | |
JPWO2018088277A1 (ja) | 予測モデル生成システム、方法およびプログラム | |
JPWO2014087590A1 (ja) | 最適化装置、最適化方法および最適化プログラム | |
JP7219402B2 (ja) | 最適化装置、最適化装置の制御方法及び最適化装置の制御プログラム | |
JP7036128B2 (ja) | 制御装置、制御方法およびプログラム | |
TWI677799B (zh) | 模型構築系統及模型構築方法 | |
JP2007041784A (ja) | 最適値探索支援装置、最適値探索支援方法、及びプログラム | |
WO2019194128A1 (ja) | モデル学習装置、モデル学習方法、プログラム | |
JP2017134197A (ja) | パラメータ調整システム、パラメータ調整方法、プログラム | |
CN110928253B (zh) | 自动制造系统的动态加权启发式调度方法 | |
JP2004265190A (ja) | 階層型ニューラルネットワークの学習方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070611 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070710 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070711 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3987059 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |