JP3986329B2 - パイプコンベヤの磨耗監視構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パイプコンベヤの管路磨耗監視技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
パイプコンベヤ70の一般的な構成は、図7に示すように駆動部71から搬送経路に従って管路72が循環するように配設され、管路72の途中で被搬送物の投入口73と排出口74が設けられ、管路内には、適宜間隔でブレードまたはバケットを取り付けたエンドレスチェンまたはエンドレスワイヤが循環可能に掛け廻されている。
【0003】
上記パイプコンベヤにおいて、管路の湾曲部が激しく磨耗するので、その対策として、「パイプコンベヤのコーナー部交換構造」に関する先行技術として特願平3−155732号と特願平8−250090号がある。
【0004】
前者は、「コーナー部を有するパイプライン内に循環駆動される搬送手段を内装したパプコンベヤにおいて、パイプラインのコーナー部に開口部を設け、該開口部をパイプラインの延出方向に単一形状からなる複数のコーナー単位部材を並べて覆い、上記コーナー単位部材を開口部に着脱可能に固定してなる」ものである。
【0005】
また、後者は、「搬送用パイプの途中の曲り部に設けられて双方のパイプを接続するパイプジョイントを形成する長手方向に、かつその内側にウインドウを形成した外側エルボと該ウインドウに装着される内側エルボとを抑える抑えリングを回転することによって内側エルボに対する拘束を開放し、以て、無端状リンク・チェンから遠ざける方向に前記内側エルボあるいは/および外側エルボを取り外して交換を行う」ようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、湾曲部を耐磨耗性の交換部品で交換できる構造とするだけでは、どの程度、磨耗が進んでいるのか判断することができず、適時に部品の交換をできるようにしたものではなかった。
【0007】
そこで、パイプコンベヤの湾曲部の磨耗状況を監視する先行技術調査をしたところ、これに相当するものは見当たらなかった。
【0008】
上記の状況に鑑みこの発明は、パイプコンベヤの管路、取り分け磨耗の激しい湾曲部の磨耗状況を監視する簡易な手段を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明は、搬送経路に従って管路を循環するように配設し、管路の途中で被搬送物の投入口と排出口を設け、管路内に搬送手段を循環可能に掛け廻し、管路の湾曲部に耐磨耗性の交換部品を取り付けてなるパイプコンベヤにおいて、上記交換部品に磨耗量判定手段を装填してなる構成を採用したもので、具体的には、▲1▼上記磨耗量判定手段として、交換部品内に磨耗量判定ピンまたは磨耗量判定板を埋め込んでなるもの、▲2▼上記磨耗量判定手段として、交換部品をジャケット構造とし、このジャケット内を定圧力とし、上記ジャケットの内圧変動を検出する圧力検出器を付設したもの、▲3▼上記磨耗量判定手段として、交換部品内に、電気的遮断された状態で電極を配置し、この電極に低電圧を印加するようにしたもの、▲4▼上記磨耗量判定手段として、交換部品内に電気的遮断された導電体を埋め込み、この導電体の両端に抵抗を介して低電圧を印加するようにしたものである。
【0010】
上記の如く構成する▲1▼の発明によれば、磨耗量判定ピンを抜き取ることにより磨耗状況を判定することができ、磨耗量判定ピンの先端を交換部品内に後退させて埋め込むことにより、その先端が現れると磨耗が限界が来ていると判断することができる。
【0011】
▲2▼の発明によれば、管路の磨耗がジャケットの空間に至ると内圧が低下し、この圧力低下を圧力検出器が検出して磨耗を判定する。圧力を電圧(または電流)に変換して信号(警報)を発することもできる。
【0012】
▲3▼の発明によれば、被搬送物が導電体のときは電極間の導通、抵抗変化により判定でき、誘電体のときは電極間の容量変化により管路の磨耗を知ることができ、勿論、信号(または警報)を発することができる。
【0013】
▲4▼の発明によれば、磨耗により埋め込まれた導電体が断線することにより磨耗を検知することができる。
【0014】
なお、▲2▼〜▲4▼によれば管理センターで集中管理することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照しながらこの発明の実施形態を説明する。図2、図3は管路12が90度湾曲している状態を示しているが角度には拘束されない。
【0016】
上・下流側の管路12はフランジ15で接続され、湾曲部16の内側には交換部品17の取り付けマウント18が形成され、このマウント18に湾曲部の交換部品17が取れ付けられる。
【0017】
交換部品17には、磨耗量判定ピン19p がねじ込みによって埋め込まれている。磨耗の程度の判定は、パイプコンベヤ10の停止時に交換部品17を管路12から外し、磨耗量判定ピン19p を抜き取ってピンの残り長さでもって判定する。
【0018】
なお、この実施形態では、上記磨耗量判定ピン19p の先端を交換部品17の磨耗限界まで後退させて埋め込めば、磨耗のため磨耗量判定ピン19p の先端が見えるようになったときを磨耗と判定することもできる。
【0019】
図4は、交換部品17の内面から磨耗限界に相当する位置に磨耗量判定板19a を埋め込んだもので、上記磨耗量判定板19a の端縁は交換部品17の内面の円弧と等間隔になるようになっている。
【0020】
この実施形態では、磨耗によって磨耗量判定板19a の端縁が見えるようになったときを磨耗と判定する。
【0021】
図5は、交換部品17に電気的に浮かせた電気導体20を配設し、この電気導体20に抵抗体を介して低電圧を印加することにより、磨耗が限界を越えたとき電気導体20が断線して回路が開いて信号(警報)を発する。
【0022】
図5で判るように、交換部品17に電極(図示せず)を電気的に浮かせ、先端を磨耗限界まで後退させて埋め込んで、電極に低電圧を印加すると電極間または電極とアース間が導通して閉回路を構成し信号(警報)が発せられる。
【0023】
図6は、交換部品17を凹溝21を設けたジャケット状22とし、ジャケット22内を陽圧または負圧として圧力計23を取り付ける。この実施形態では、磨耗が進行してジャケット22が破れると圧力計23はそれを検出して磨耗したことを判定する。
【0024】
この実施形態では、ジャケット22を図示しない一定の圧力源に繋ぎ、接点付き圧力計や圧力センサーを取り付けることにより磨耗の信号(警報)を発することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、パイプコンベヤにおいて磨耗の激しい湾曲部に着脱する湾曲部の交換部品に磨耗判定手段を装填することにより管路の磨耗限界を正確に把握することが可能になり、パイプコンベヤの保守・保全を合理的に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を採用したパイプコンベヤの(a)正面図、(b)側面図
【図2】第一実施形態の(a)フランジ部側面図、(b)同軸方向断面図、(c)図(b)のA−A断面図
【図3】図2の要部拡大の(a)縦断面図、(b)(a)図の矢視図
【図4】第二実施形態の(a)縦断面図、(b)(a)図の矢視図
【図5】第三実施形態の(a)縦断面図、(b)(a)図の矢視図
【図6】第四実施形態の(a)縦断面図、(b)(a)図の矢視図
【図7】一般的なパイプコンベヤの斜視図
【符号の説明】
10,70 パイプコンベヤ
11,71 駆動部
12,72 管路
13,73 投入口
14,74 排出口
15 フランジ
16 湾曲部
17 交換部品
18 マウント
19p 磨耗量判定ピン
19a 磨耗量判定板
20 電気導体
21 凹溝
22 ジャケット
23 圧力計

Claims (4)

  1. 搬送経路に従って管路(12)を循環するように配設し、管路(12)の途中で被搬送物の投入口(13)と排出口(14)を設け、管路(12)内に搬送手段を循環可能に掛け廻し、管路(12)の湾曲部(16)における内側のコーナー部に沿って耐磨耗性の交換部品(17)を取り付けてなるパイプコンベヤ(10)において、
    上記交換部品(17)に磨耗量判定手段を装填し、その磨耗量判定手段として、前記交換部品(17)内に磨耗量判定ピン(19p)を上記湾曲部(16)における管路(12)の周方向に沿って並列して埋め込んでなることを特徴とすパイプコンベヤの磨耗監視構造。
  2. 搬送経路に従って管路(12)を循環するように配設し、管路(12)の途中で被搬送物の投入口(13)と排出口(14)を設け、管路(12)内に搬送手段を循環可能に掛け廻し、管路(12)の湾曲部(16)における内側のコーナー部に沿って耐磨耗性の交換部品(17)を取り付けてなるパイプコンベヤ(10)において、
    上記交換部品(17)に磨耗量判定手段を装填し、その磨耗量判定手段として、前記交換部品(17)内に磨耗量判定板(19a)を埋め込み、その磨耗量判定板(19a)の縁が上記湾曲部(16)における管路(12)の周方向に沿って前記交換部品(17)内に入り込むようにしてなることを特徴とすパイプコンベヤの磨耗監視構造。
  3. 搬送経路に従って管路(12)を循環するように配設し、管路(12)の途中で被搬送物の投入口(13)と排出口(14)を設け、管路(12)内に搬送手段を循環可能に掛け廻し、管路(12)の湾曲部(16)における内側のコーナー部に沿って耐磨耗性の交換部品(17)を取り付けてなるパイプコンベヤ(10)において、
    上記交換部品(17)に磨耗量判定手段を装填し、その磨耗量判定手段として、上記交換部品(17)をジャケット構造とし、その交換部品(17)の管路(12)内に向く面の反対側の面に、上記湾曲部(16)における管路(12)の周方向に伸びる凹溝(21)を形成し、このジャケット(22)内を定圧力とし、記ジャケット(22)の内圧変動を検出する圧力検出器(23)を付設し、その交換部品(17)の摩耗が限界を越えたとき前記凹溝(21)を介して前記ジャケット(22)が破れると、前記圧力検出器(23)は、そのジャケット(22)内の内圧変動により前記交換部品(17)の摩耗が限界を越えたことを検出することを特徴とすパイプコンベヤの磨耗監視構造。
  4. 搬送経路に従って管路(12)を循環するように配設し、管路(12)の途中で被搬送物の投入口(13)と排出口(14)を設け、管路(12)内に搬送手段を循環可能に掛け廻し、管路(12)の湾曲部(16)における内側のコーナー部に沿って耐磨耗性の交換部品(17)を取り付けてなるパイプコンベヤ(10)において、
    上記交換部品(17)に磨耗量判定手段を装填し、その磨耗量判定手段として、交換部品(17)内に電気的遮断された電気導体(20)を埋め込み、その電気導体(20)は上記湾曲部(16)における管路(12)の周方向に沿って設けられてこの電気導体(20)に抵抗を介して低電圧を印加することにより、その交換部品(17)の摩耗が限界を越えたとき前記電気導体(20)が断線すると、その断線により前記低電圧を印加した回路が開いて前記交換部品(17)の摩耗が限界を越えたこと検出することを特徴とすパイプコンベヤの磨耗監視構造。
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