JP3983927B2 - ギヤの検査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ギヤの検査装置に関し、詳しくは、主ギヤのバックラッシを無くすための副ギヤを備える被検査ギヤに対して、副ギヤの作動を検査するギヤの検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エンジンのクランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達する際に設けられるカムギヤ等においては、一対のギヤをかみ合わせたとき、歯面間の遊びを無くすように構成された所謂ノーバックラッシギヤが採用されることが知られている。一般に、この種のノーバックラッシギヤは、主ギヤと該主ギヤと略同形状の副ギヤとが互いに重合され、該副ギヤが主ギヤに対して位相差をもって該主ギヤに回転自在に取り付けられている。該主ギヤと副ギヤとの間には、該副ギヤを前記主ギヤの歯溝を狭める方向に付勢するスプリングが収納されている。そして、この種のノーバックラッシギヤが他のギヤに歯合したとき、主ギヤの歯面と他のギヤの歯面との間のバックラッシに対応して、副ギヤの歯面が前記スプリングの付勢により他のギヤの歯面に弾発的に当接するので、ノーバックラッシによる歯合が可能となる。
【0003】
ところで、この種のノーバックラッシギヤは、主ギヤ、副ギヤ、及びスプリング等の各構成部品に加工不良が生じていたり、主ギヤと副ギヤとの間に不用意に異物が介入された場合には、副ギヤの円滑な作動が得られず、他のギヤとの円滑な歯合及び動力の伝達が阻害されるおそれがある。また、前記スプリングの組付け不良が生じている場合には、副ギヤに十分な付勢力を付与することができず、他のギヤの歯面への副ギヤの歯面の当接が維持できずにバックラッシを無くすことができないおそれがある。
【0004】
そこで、この種のノーバックラッシギヤについて前記副ギヤの正常な作動を容易に検査することができる検査装置が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、副ギヤの正常な作動を容易に検査することができ、ギヤの構成部品の加工不良や組付け不良を総合的に判断することができるギヤの検査装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、主ギヤと、該主ギヤのボスに枢支されて、該主ギヤの周方向に位相差をもって該主ギヤに重合された副ギヤと、該副ギヤを前記主ギヤの歯溝を狭める方向に付勢するスプリングとを備える被検査ギヤに対して、前記副ギヤの作動を検査するギヤの検査装置であって、前記被検査ギヤの主ギヤを位置決めする位置決め手段を備えて該被検査ギヤの副ギヤを回転自在に保持する保持手段と、前記保持手段によって保持された被検査ギヤに向かって移動自在の台座に回転自在に軸支され、該台座が被検査ギヤに向かって移動したとき前記副ギヤに歯合する検査ギヤと、前記台座を移動させることにより該検査ギヤを前記被検査ギヤの副ギヤに歯合させる移送手段と、前記副ギヤに歯合した前記検査ギヤを前記スプリングの付勢に対抗する方向に所定トルクで回転させる回転手段と、該回転手段によって回転された前記検査ギヤを介して前記副ギヤの回転角度を検出する副ギヤ回転角度検出手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明により被検査ギヤの検査を行うときには、先ず、前記保持手段により被検査ギヤを保持する。該保持手段に保持された被検査ギヤは、該保持手段に備える位置決め手段により主ギヤが位置決めされる。
【0008】
次いで、前記移送手段によって前記台座を被検査ギヤに向かう方向に移送し、前記検査ギヤを被検査ギヤの副ギヤに歯合させる。続いて、前記回転手段によって所定トルクで検査ギヤを回転する。これにより、検査ギヤに歯合されている副ギヤが前記スプリングの付勢に対抗する方向に回転され、該副ギヤの回転角度が前記副ギヤ回転角度検出手段により検出される。検査ギヤは前記回転手段によって所定トルクで回転されるので、このときのトルク値は副ギヤの作動トルクとすることができ、該作動トルクに応じた該副ギヤの回転角度を確認することができる。これによって、該作動トルクにおける副ギヤの回転角度が所定の範囲(許容範囲)に入っていれば、副ギヤの作動が正常であると判断することができる。
【0009】
即ち、前記回転手段によって検査ギヤを介して副ギヤが回転されたとき、副ギヤの回転角度が所定の範囲よりも大であった場合には、前記スプリングの付勢が十分に得られていない状態であるため、前記スプリングの組付け不良が生じている場合や、前記スプリングに割れや切れが生じている場合等が考えられ、副ギヤの作動不良を確実に判断することができる。また、副ギヤの回転角度が所定の範囲よりも小であった場合には、主ギヤに対する副ギヤの円滑な回転が得られない状態であるため、主ギヤと副ギヤとの間に異物が介入されている場合等が考えられ、副ギヤの作動不良を確実に判断することができる。
【0010】
また、本発明においては、前記検査ギヤと前記副ギヤとの歯合に先立って、前記保持手段によって位置決めされた前記主ギヤのの回転角度を検出する主ギヤ回転角度検出手段を設け、前記副ギヤ回転角度検出手段は、前記主ギヤ回転角度検出手段によって検出された前記主ギヤの回転角度に応じて前記副ギヤの回転角度を補正して検出することを特徴とする。
【0011】
例えば、前記保持手段によって被検査ギヤを保持した際に、位置決め手段と主ギヤとの間にガタつきが生じている場合、僅かな角度であっても主ギヤが回転可能な状態とされる。この状態で、前記回転手段によって検査ギヤが回転されたときには、該検査ギヤに歯合する副ギヤに追従して主ギヤも回転する。これは、被検査ギヤは、主ギヤと副ギヤとがスプリングを介して連結されているからである。
【0012】
一方、前記副ギヤ回転角度検出手段は検査ギヤを介して副ギヤの回転角度を検出する。しかし、副ギヤの回転角度を検出する際に、前述のガタつきによって主ギヤが回転された場合には、前記副ギヤ回転角度検出手段によって検出される回転角度に主ギヤの回転角度(ガタつき分)が含まれ、副ギヤのみの回転角度を検出することができないおそれがある。
【0013】
そこで、本発明においては、前記主ギヤ回転角度検出手段により、予め主ギヤの回転角度を検出する。そして、前記副ギヤ回転角度検出手段によって副ギヤの回転角度を検出する際、前記主ギヤ回転角度検出手段によって検出された前記主ギヤの回転角度に応じた補正を行う。即ち、前記副ギヤ回転角度検出手段が検出する検査ギヤの回転角度から主ギヤ回転角度検出手段によって検出された前記主ギヤの回転角度を取り除く。こうすることにより、位置決めされた主ギヤにガタつきが生じていても、副ギヤのみの回転角度を正確に検出することができ、被検査ギヤに対する高精度な検査を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の検査装置の要部を断面視した説明的側面図、図2は本実施形態の検査装置の要部を露出して示す説明的平面図、図3は位置決め手段を一部破断して示す図1のIII 矢示図、図4は本実施形態における被検査ギヤの構成を分解して示す説明的斜視図、図5は被検査ギヤを一部切り欠いて示す説明図、図6は本実施形態の検査装置による検査内容を示す線図である。
【0015】
先ず、本実施形態における被検査ギヤ1について図4及び図5を参照して説明する。本実施形態における被検査ギヤ1は、エンジンのクランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達する際に設けられるカムギヤ等に採用される所謂ノーバックラッシギヤである。
【0016】
該被検査ギヤ1は、図4及び図5に示すように、主ギヤ2と、該主ギヤ2のボス3に回転自在に枢支された副ギヤ4とを備えている。副ギヤ4は、主ギヤ2のボス3にサークリップ5を介して抜け止めされて支持されている。該サークリップ5と副ギヤ4との間には皿バネ6が設けられており、これによって副ギヤ4はフリクションが付与された状態で主ギヤ2に支持されている。該副ギヤ4は、主ギヤ2と同一形状であって該主ギヤ2より厚み(歯幅)が小とされたものであり、主ギヤ2の周方向に位相差をもって該主ギヤ2に重合されている。
【0017】
主ギヤ2には環状の凹部7が形成されており、該凹部7の内部には略C字状に形成されたスプリング8が収納されている。該スプリング8は、その一端部8aが主ギヤ2の凹部7内に突設された第1ピン9に連結支持され、他端部8bが副ギヤ4に設けられた第2ピン10に連結支持されている。該第1ピン9は、副ギヤ4に形成された長孔状の案内孔11に移動自在に挿着されており、前記第2ピン10は、主ギヤ2に形成された長孔状の案内孔12に移動自在に挿着されている。スプリング8の付勢力はその一端部8aと他端部8bとが互いに接近する方向に作用している。該スプリング8によって副ギヤ4は主ギヤ2の歯溝13(図5示)を狭める方向に付勢されている。
【0018】
次に、本実施形態の検査装置14について図1乃至図3を参照して説明する。本実施形態の検査装置14は、図1及び図2に示すように、前記被検査ギヤ1を保持する保持手段15と、該保持手段15に保持された被検査ギヤ1の副ギヤ4の作動を検査する装置本体16とを備えている。
【0019】
前記保持手段15は、被検査ギヤ1の主ギヤ2を位置決めする位置決め手段17と、該位置決め手段17によって位置決めされた主ギヤ2をクランプして固定するクランプ手段18とによって構成されている。位置決め手段17は、図1及び図3に示すように、支柱19の上端部に設けられた固定軸20と、支柱19に内臓されて該固定軸20の両側において突没自在に設けられた一対の位置決めピン21とを備えている。固定軸20は、被検査ギヤ1の主ギヤ2の軸孔22に挿入して該主ギヤ2を支持するものである。位置決めピン21は支柱19に内臓されたバネ23により突出方向に付勢されており、固定軸20に支持された主ギヤ2に形成されている位置決め孔24に挿着される。該位置決めピン21が主ギヤ2に形成されている位置決め孔24に係合することにより、主ギヤ2が周り止めされて位置決めされる。
【0020】
前記クランプ手段18は、レバー25の傾動操作によって揺動されるアーム26と、該アーム26の先端部に設けられた押圧部材27とを備えている。該押圧部材27は、レバー26の傾動操作によって主ギヤ2のボス3を押圧し、副ギヤ4の回転を阻止することなく主ギヤ2のみを位置決め手段17の支柱19上部に固定する。
【0021】
装置本体16は、図1に示すように、前記位置決め手段17に向かって延設されたレール28と、該レール28に沿って摺動自在に設けられた台座29と、該台座29をレール28に沿って移送する移送手段30とを備えている。該台座29は、軸受フレーム31にベアリング32を介して回転自在に軸支された回転軸33と、該回転軸33に一体に設けられた回転盤34に固定された検査ギヤ35と、該回転軸33と同軸にあって該回転軸33を介して検査ギヤ35を回転駆動する回転手段36とを備え、更に該台座29は、図2に示すように、副ギヤ回転角度検出手段37及び検査ギヤ35の回転を規制する回転規制コマ38とを備えている。
【0022】
前記移送手段30は、図1に示すように、支持フレーム39に螺合して支持されたボール螺子40を備え、該ボール螺子40の先端は前記軸受フレーム31に回転自在に連結され、該ボール螺子40の後端には回転操作する摘まみ部41が設けられている。更に、該支持フレーム39には、ボール螺子40に平行して延びる付勢ロッド42が設けられている。該付勢ロッド42は、その先端が前記軸受フレーム31に連結され、その後端部に備えるバネ部材43によって軸受フレーム31を介して台座29を位置決め手段17の方向に付勢している。該移送手段30は、摘まみ部41を回転操作することにより、ボール螺子40を所望の方向に回転させることにより、軸受フレーム31を介して台座29を移送することができる。そして、詳しくは後述するが、該移送手段30の操作によって台座29が前記位置決め手段17に接近する方向に移送されたとき、前記検査ギヤ35が前記被検査ギヤ1の副ギヤ4に歯合する。なお、本実施形態においては、回転操作によって台座29を移送するボール螺子40を採用したが、これに限るものではなく、例えば、図示しないが、台座29を側方から押圧して平行移動させるシリンダ等を設けてもよい。
【0023】
前記回転手段36は、図1に示すように、台座29に立設された支持フレーム44と、該支持フレーム44に支持されたモータ45と、該モータ45の回転軸46に設けられたトルクメータ47とによって構成されている。該トルクメータ47によって、前記検査ギヤ35の回転字のトルクを確認することができ、所定のトルクで該検査ギヤ35を回転することができるようになっている。なお、該検査ギヤ35は、図2に示す前記回転規制コマ38により所定角度の範囲においてのみ回転できるようになっている。
【0024】
前記副ギヤ回転角度検出手段37は、図2に示すように、回転角度検出ロッド48を備え、該回転角度検出ロッド48の進退方向の移動量によって検査ギヤ35の回転角度を検出するものである。即ち、該回転角度検出ロッド48はその先端が検査ギヤ35に固設された検出用パッド49に当接され、検査ギヤ35の回転に応じて検出用パッド49が回転角度検出ロッド48を押圧して該回転角度検出ロッド48が後退される。この時の該回転角度検出ロッド48の後退量から、検査ギヤ35の回転角度が検出される。
【0025】
また、図2に示すように、前記クランプ手段18の側方位置には主ギヤ回転角度検出手段50が設けられている。該主ギヤ回転角度検出手段50は位置決め手段17により位置決めされている主ギヤ2のガタつきによる歯の位相を回転角度として検出する。
【0026】
以上の構成からなる検査装置14によって被検査ギヤ1の副ギヤ4の作動を検査する場合には、先ず、図1に示すように、前記位置決め手段17によって被検査ギヤ1の主ギヤ2を位置決めし、前記クランプ手段18によって主ギヤ2を固定する。なお、この時には、図1中仮想線示するように、前記台座29はレール28の後端位置にあって、前記検査ギヤ35は位置決め手段17に位置決めされた被検査ギヤ1から離間されている。
【0027】
次いで、図2に示すように、前記主ギヤ回転角度検出手段50によって、位置決め手段17により位置決めされた主ギヤ2の回転角度を検出する。
【0028】
続いて、図1に示すように、前記移送手段30のボール螺子40を操作して、検査ギヤ35を被検査ギヤ1の副ギヤ4に歯合させる。そして、前記回転手段36によって所定のトルクで検査ギヤ35を回転させる。このときの検査ギヤ35の回転方向は、前記スプリング8による副ギヤ4の付勢方向に対抗する方向とする。副ギヤ4は検査ギヤ35の回転に追従して回転し、同時に該検査ギヤ35の回転角度が図2示の前記副ギヤ回転角度検出手段37によって検出される。該検査ギヤ35と副ギヤ4とは互いに歯合しているので、該検査ギヤ35の回転角度は副ギヤ4の回転角度とされる。そして、このとき、前記主ギヤ回転角度検出手段50によって検出された主ギヤのガタつきによる回転角度を、前記副ギヤ回転角度検出手段37によって検出された副ギヤ4の回転角度から除くことにより、所定トルクで回転したときの副ギヤ4のみの正確な回転角度が得られる。
【0029】
そして、該副ギヤ4のトルクと回転角度とを確認することによって、図6に示すように、副ギヤ4の回転角度が図中斜線示する所定の範囲(許容範囲)に入っていれば、副ギヤ4の作動が正常であると判断することができる。即ち、図6に示すように、スプリング8の付勢力の最大許容値Hと最小許容値Lとを予め定め、副ギヤ4のトルクを増加させて該副ギヤ4の回転角度の変位を確認する。図6中において、変位角度aは誤差(案内孔11や12・軸間・径のバラツキ)を排した角度であり、変位角度bは主ギヤ2と副ギヤ4の位相差0の中央値(主ギヤ2と副ギヤ4とが重なり合った時)、また、変位角度cは許容回転角の上限である。なお、変位角度bのトルク(kgfm)の中央値は2kgfmである。そして、副ギヤ4の回転角度が所定の範囲に入っていない場合には、例えば、図4に示したスプリング8の第1ピン9或いは第2ピン10との連結(組付け)不良、又は前記主ギヤ2の案内孔12や前記副ギヤ4の案内孔11への異物の詰まり等が考えられるため、副ギヤ4の作動不良を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の検査装置の要部を断面視した説明的側面図。
【図2】本実施形態の検査装置の要部を露出して示す説明的平面図。
【図3】位置決め手段を一部破断して示す図1のIII 矢示図。
【図4】本実施形態における被検査ギヤの構成を分解して示す説明的斜視図。
【図5】本実施形態における被検査ギヤを一部切り欠いて示す説明図。
【図6】本実施形態の検査装置による検査内容を示す線図。
【符号の説明】
1…被検査ギヤ、2…主ギヤ、3…ボス、4…副ギヤ、8…スプリング、14…ギヤの検査装置、15…保持手段、17…位置決め手段、29…台座、30…移送手段、35…検査ギヤ、36…回転手段、37…副ギヤ回転角度検出手段、50…主ギヤ回転角度検出手段。
Claims (2)
- 主ギヤと、該主ギヤのボスに枢支されて、該主ギヤの周方向に位相差をもって該主ギヤに重合された副ギヤと、該副ギヤを前記主ギヤの歯溝を狭める方向に付勢するスプリングとを備える被検査ギヤに対して、前記副ギヤの作動を検査するギヤの検査装置であって、
前記被検査ギヤの主ギヤを位置決めする位置決め手段を備えて該被検査ギヤの副ギヤを回転自在に保持する保持手段と、
前記保持手段によって保持された被検査ギヤに向かって移動自在の台座に回転自在に軸支され、該台座が被検査ギヤに向かって移動したとき前記副ギヤに歯合する検査ギヤと、
前記台座を移動させることにより該検査ギヤを前記被検査ギヤの副ギヤに歯合させる移送手段と、
前記副ギヤに歯合した前記検査ギヤを前記スプリングの付勢に対抗する方向に所定トルクで回転させる回転手段と、
該回転手段によって回転された前記検査ギヤを介して前記副ギヤの回転角度を検出する副ギヤ回転角度検出手段とを備えることを特徴とするギヤの検査装置。 - 前記検査ギヤと前記副ギヤとの歯合に先立って、前記保持手段によって位置決めされた前記主ギヤのの回転角度を検出する主ギヤ回転角度検出手段を設け、
前記副ギヤ回転角度検出手段は、前記主ギヤ回転角度検出手段によって検出された前記主ギヤの回転角度に応じて前記副ギヤの回転角度を補正して検出することを特徴とする請求項1記載のギヤの検査装置。
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