JP3982688B2 - テンポラリ圧縮テーブルを用いた通信システム及び方法 - Google Patents
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Description
関連出願のクロスリファレンス
本願は、2000年11月16日に出願された米国特許出願第60/249643号(代理人包袋番号34645−524USPL)と、本願と同時に出願され、その名称が「バイナリ圧縮方法を使用する静的情報知識」である米国特許出願第09/814406号(代理人包袋番号34645−522USPT)と、本願と同時に出願され、その名称が「データ圧縮用のリクエスト−リプライ通信パターンを利用する通信システム及び方法」である米国特許出願第09/814407号(代理人包袋番号34645−523USPT)と、本願と同時に出願され、その名称が「共有コンテキスト圧縮用の通信システム及び方法」である米国特許出願第09/814434号(代理人包袋番号34645−525USPT)に関連し、かつその優先権を有しているものである。
【0002】
本発明の背景
本発明の技術分野
本発明は、データプロトコル、例えば、インターネットプロトコルを使用する通信におけるメッセージ圧縮に関するものである。
【0003】
本発明の背景及び目的
近年、公衆で広く使用されるようになった2つの通信技術に、セルラー電話とインターネットがある。セルラー電話によって享受されるいくつかの利点は、ユーザの位置に関わらず、満足のできるサービス品質で移動性とアクセス性に自由度があることである。近年までは、セルラー電話によって提供される主要なサービスは音声であった。これに対し、インターネットは、様々なタイプの用途に柔軟性を持たせながらも、固定通信と大量の端末がその主要な対象になっている。しかしながら、いくつかのサービス、例えば、インターネットテレフォニーの既存の品質は、一般的には、かなり低いものと見られている。
【0004】
いくつかのインターネットプロトコル(IP群)は、インターネットと他のネットワークを介する通信を提供するために開発されてきた。このようなインターネットプロトコルの一例にはセッション初期化プロトコル(SIP)があり、これは、マルチメディアセッションあるいは発呼の確立、変更及び終了用のアプリケーション層プロトコルである。これらのセッションには、インターネットマルチメディアカンファレンス、インターネットテレフォニー及び同様のアプリケーションが含まれる。この技術で理解されるように、SIPは、転送制御プロトコル(TCP)あるいはユーザデータグラムプロトコル(UDP)のどちらか一方を介して使用される。
【0005】
インターネットプロトコルの別の例には、リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)があり、これは、音声や動画データのようなリアルタイム属性を有するデータの配信制御用のアプリケーション層プロトコルである。RTSPも、UDP、TCPあるいはその他のプロトコルとともに、転送プロトコルとして使用されても良い。インターネットプロトコルの更に別の例には、セッション記述プロトコル(SDP)があり、これは、マルチメディアカンファレンスを公開し、かつカンファレンスアドレスとカンファレンスツール特定情報を通信するために使用される。SDPも、汎用リアルタイムマルチメディアセッション記述用に使用される。SDPは、SIP及びRTSPメッセージのメッセージ本体で搬送される。SIP、RTSP、SDPは、どれもが、UTF−8符号化におけるISO 10646キャラクタセットを使用するASCIIテキストに基づいている。
【0006】
新技術の発達により、インターネットとセルラー電話技術は併合されつつある。また、セルラー端末は、インターネットプロトコル(IP)スタックを含み、ボイスオーバIPをサポートし、更には、ウェブブラウジング、電子メール及びその他の所望のサービスをサポートすることになるであろう。「全IP」あるいは「全経路IP」の実現においては、インターネットプロトコルは、通信システムでエンドーツーエンドで使用される。セルラーシステムでは、これに、IPオーバーセルラーリンクと無線ホッピングを含むことになる。インターネットプロトコルは、音声あるいはストリーミングデータのようなユーザデータと、SIPあるいはRTSPデータのような制御データを含むあらゆるタイプのトラフィックに対して使用することができる。このような技術の併合は、セルラー技術の移動性の利点を持たせつつ、IPの柔軟性の利点を提供する。
【0007】
従来技術で理解されるように、SIP、RTSP及びSDPプロトコルは、類似の特性を共有しており、この特性は、セルラー無線アクセスでそれらを使用する場合に影響を与えるものである。これらの類似性の1つには、プロトコルの汎用リクエストとリプライ特性がある。典型的には、送信者がリクエストを送信する場合、送信者は、応答を受信するまでアイドル状態にある。別の類似性は、上述したように、SIP、RTSP及びSDPはすべて、UTF−8符号化におけるISO 10646キャラクタセットを使用するASCIIテキストに基づいている。その結果、同一情報のバイナリ表現で要求される以上のビット数を使用して、情報が通常表現される。これらのプロトコルで共有される更に別の特性には、これらのプロトコルは、セッション関係者に必要な情報を提供するためのサイズが通常大きいことである。
【0008】
IPの欠点は、大量のヘッダとテキストベースの信号処理プロトコルによって導入するIPプロトコルセットに相対的に大量のオーバヘッドが存在することである。これは、不十分な無線リソースを効果的な方法で使用するセルラーシステムではかなり重要なことである。セルラーシステムでは、セル単位で十分な数のユーザをサポートすることが重要であるが、実現及び動作コストは高くなる。周波数スペクトル、つまり、帯域幅は、セルラーリンクにおいてコストのかかるリソースであり、システムリソースを最大にするために効率的に使用されるべきである。
【0009】
UMTS及びEDGE移動通信システム及び、GSMやIS−95のような第2世代システムの次のリリースでは、多くの信号処理トラフィックが、インターネットプロトコルを使用して実行されることになるであろう。しかしながら、上述したように、ほとんどのインターネットプロトコルは、相対的に固定されたブローバンド接続に対して開発されてきている。ナローバンドセルラーリンクを介するアクセスが発生する場合には、プロトコルメッセージの圧縮が、セットアップ時間や遅延のようなサービス要求品質を満足するために必要となる。典型的には、全通信経路に渡って圧縮は必要ではない。しかしながら、無線ユーザ端末からコアネットワークへのような無線リンクを介するトラフィックの圧縮が非常に望ましい。
【0010】
レンペル−ジブ(Lempel-Ziv)やハフマン符号化のような標準バイナリ圧縮方法は、圧縮対象のデータ構造の明確な情報を利用しない場合には、かなり一般的な方法である。例えば、SIPやRTSPのようなインターネットプロトコルに対してこの方法を使用することは、通信メッセージの効率的な圧縮に対して困難性を伴う。今日、利用可能な標準バイナリ圧縮方法は、大量のデータファイル用に通常は設計されている。その結果、いくつかの連続ストリングを有する小メッセージあるいはメッセージ群の圧縮にこの方法を使用することは、圧縮パフォーマンスはかなり貧弱なものとなる。事実、圧縮対象のメッセージが小さい及びいくつかの連続ストリングを含んでいるのいずれか一方である場合、いくつかの標準圧縮方法を使用しても、オリジナルの未圧縮パケットより予想に反して大きい圧縮パケットとなり、逆効果となってしまう。
【0011】
バイナリ圧縮スキームを実現する1つの方法には、バイナリコードツリーを使用するものがある。バイナリコードツリーの場合、圧縮対象のシンボルあるいはストリングは、それぞれのシンボルを別々に復号可能な可変数ビットによるツリー構造で表現される。典型的には、入力データで生じる可能性の高いシンボルは、生じる可能性の低いシンボルよりもより少ないビット数で表現される。バイナリコードツリーの構築においては、個々のシンボルは、バイナリツリーに接続されているリーフノードのストリングとして配置される。生じる可能性の高いシンボルは、ツリーのより短いブランチとして表現され、その結果、それらを表現するために必要とされているビット数はより少なくなる。逆に、生じる可能性の低いシンボルは、ビット表現数をより多く必要とするツリーのより長いブランチとして表現される。入力データのストリングが、圧縮器のバイナリーコードツリーのシンボルと一致する場合、シンボルのコードがシンボル自身の代りにデータ圧縮状態で送信される。そのコードを受信する解凍器は、同一のバイナリコードツリーを使用してオリジナルのシンボルあるいはストリングを再構築する。
【0012】
バイナリコードツリー圧縮スキームの一例には、ハフマン符号化圧縮スキームがある。ハフマン圧縮は、ASCIIファイルの圧縮を主要に意図されている一般的な圧縮方法である。ファイル中に頻繁に発生する文字は、より短いコードに置き換えられる、即ち、ASCIIコードによって使用される8ビット以下のコードに置き換えられる。ハフマン圧縮は、圧縮対象のファイルが相対的に大きく、かつ相対的に少ない文字が使用されるファイルに対して効果を発揮する。
【0013】
データ圧縮の別の方法には、辞書ベースの圧縮技術の使用がある。一般的に、辞書圧縮スキームは、入力データ中で検出されるシンボルのストリングを記憶するために、辞書として知られているデータ構造を使用している。このスキームは、入力データを読み出して、辞書中でこれと一致するシンボルのストリングを参照する。一致するストリングが検出される場合、そのストリングの位置に対するポインタあるいはインデックスが出力され、ストリングの代りに送信される。インデックスが置き換えられたストリングよりも小さい場合、圧縮が達成されている。解凍器は、圧縮器の辞書の表現を含んでいるので、オリジナルのストリングを受信したインデックスから再現することができる。辞書圧縮方法の一例には、レンペル−ジブ(LZ77)アルゴリズムがある。このアルゴリズムは、直前の状態を参照して、ファイル中で直前に発生している文字ストリングを置き換える動作を行う。もちろん、この方法は、繰り返しているストリングが共通にあるファイルで特に有効である。
【0014】
辞書圧縮スキームは、静的あるいは動的のどちらか一方として一般的にカテゴリ化することができる。静的辞書は、圧縮を行う前に構築されて、圧縮処理中の変更しない予め定義された辞書である。静的辞書は、典型的には、使用する前に圧縮器及び解凍器のどちらか一方に記憶される、あるいは圧縮動作の開始前にメモリに送信され、記憶される。
【0015】
一方、動的あるいは適応的辞書スキームは、辞書の内容を、圧縮中に変更することを許容する。一般的には、動的辞書スキームは、辞書がないあるいはデフォルトの所定辞書のどちらか一方を有している状態で開始し、圧縮処理中に辞書に新規のストリングを追加する。入力データのストリングが辞書中に検出されない場合、そのストリングは、新規の位置で辞書に追加され、新規のインデックス値が割り当てられる。新規のストリングは解凍器に送信されるので、解凍器の辞書にも追加することができる。新規のストリングの位置は送信されないので、解凍器は新規のストリングを受信したことを認識すると、圧縮器の辞書で追加された位置と同一の位置で解凍器の辞書にストリングを追加することになる。この方法では、入力データ中で将来発生するストリングを、更新された辞書を使用することで圧縮することができる。その結果、圧縮器と解凍器での辞書は、圧縮が発生する毎に動的に構築され、かつ更新される。
【0016】
上述のバイナリ圧縮アルゴリズムを使用する圧縮が有効となる一般基準は、圧縮対象のファイルがかなり大きいことである。ハフマン圧縮用のコードは、圧縮されるファイルに比べてかなり大きくなってはならない。標準レンペル−ジブ圧縮に対しては、圧縮対象のファイルは、効果的な圧縮を達成するために繰り返されるストリングをかなり十分に持っている必要がある。上述のプロトコルによって生成されるメッセージは、たいていが数百バイトであり、メッセージ単位でメッセージに上述のアルゴリズムを用いて効果的な圧縮を可能にするほどには十分大きくない。
【0017】
つまり、従来のシステムにおいては、通信プロトコルを使用する帯域幅が制限されている通信リンクを介する通信エンティティ間で送信されるメッセージを圧縮するために使用することができる、辞書圧縮方法の有効性を向上する方法及び装置が必要とされている。圧縮及び解凍辞書の更新は、できる限り高速に実行されるべきである、これは、辞書のサイズが圧縮効率においてより大きく貢献するからである。加えて、この方法は耐性を持たせるべきであり、そうすることによって、損失パケットで、連続メッセージの圧縮と解凍が不可能になることがなくなる。
【0018】
本発明の要約
本発明は、帯域幅制限のある通信リンクを介するエンティティ間の通信用プロトコルを使用するメッセージの圧縮の有効性及び耐性を向上する方法、システム及び装置に関するものである。本発明の一構成によれば、辞書圧縮方法は、通信エンティティ間のメッセージの圧縮及び解凍を行うために使用される。各通信エンティティは、静的辞書、動的辞書、テンポラリ受信機辞書及びテンポラリ送信機テーブルを含んでいる。メッセージの圧縮中は、各エンティティの圧縮器は、静的辞書、動的辞書及びテンポラリ受信機辞書を圧縮辞書として使用する。メッセージの解凍中は、各エンティティの解凍器は、静的辞書、動的辞書及びテンポラリ送信機テーブルを解凍辞書として使用する。
【0019】
本発明の詳細説明
本発明は、図面を参照してより完全に説明することになり、ここでは、本発明の実施形態が示される。本発明は、様々な形態で実施することができるが、本明細書で説明される実施形態で制限されるものとして見なされるべきでなく、むしろ、これらの実施形態は、その開示が完全かつ完成される、かつ当業者に本発明の範囲が完全に伝わるように提供されている。
【0020】
図1は、本発明に従う通信システムの例を示している。移動端末110は、通信プロトコルを使用して、例えば、無線リンクである通信リンク115を介して基地局120と通信する。基地局120は、通信リンク125を介して、PTSNのような固定ネットワーク130と通信する。固定ネットワーク130は、通信リンク135を介して、基地局140と通信する。基地局140は端末150と通信し、この端末150は、通信リンク145を使用する、移動端末あるいは固定端末である。
【0021】
本発明の実施形態に従えば、移動端末110は、通信リンク115を介して、圧縮メッセージを使用して基地局120と通信する。同様に、基地局140は、圧縮通信メッセージを使用して端末150と通信することができる。図1のシステムの構成要素、例えば、移動端末110と基地局140には、メモリ160と、圧縮及び解凍アルゴリズムを実現するソフトウェア命令を記憶し、実行するプロセッサ155を含んでいることが理解されるであろう。本発明が他の通信システム、例えば、圧縮が要求されるリンクを介して通信プロトコルを使用するセルラーネットワークで使用されても良いことが理解されるべきである。
【0022】
図2は、本発明に従う実施形態を示している。この実施形態では、辞書方法のようなバイナリデータ圧縮方法が使用されることが好ましい場合に、エンティティA(210)は、通信プロトコルを用いる通信リンク(250、255)を使用して、エンティティB(230)と通信する。図2に示されるように、エンティティA(210)は、通信リンク250を介して、エンティティB(230)に送信するデータを圧縮する圧縮器215と、通信リンク255を介してエンティティB(230)から受信するデータを解凍する解凍器225を含んでいる。また、エンティティA(210)は、圧縮器215と解凍器225に関連付けられている、いくつかの辞書群/テーブル群220を含んでいる。圧縮器及び解凍器の少なくとも一方は、プロセッサと、圧縮/解凍アルゴリズム(群)用の命令を自身に記憶しているメモリを使用して実現されても良いことが理解されるべきである。通信エンティティは、いくつかの通信デバイスを構成しても良いことも理解されるべきである。例えば、エンティティAは移動端末であっても良く、かつエンティティBは基地局であっても良い。
【0023】
動作中では、圧縮器215と解凍器225は、メッセージの圧縮及び解凍用の辞書群/テーブル群220を使用する。図2に更に示されるように、エンティティB(230)は、通信リンク255を介して受信するデータを解凍する解凍器235と、通信リンク255を介して送信されるデータを圧縮する圧縮器245を含んでいる。また、エンティティB(230)は、解凍器230及び圧縮器245に関連付けられている、いくつかの辞書群/テーブル群240を含んでいる。以下でより詳細に説明するように、動作中は、解凍器235と圧縮器245は、通信メッセージの圧縮及び解凍用の辞書群/テーブル群240を使用する。
【0024】
図3の図面を参照すると、ここでは、本発明に従う通信エンティティの一例が示されている。一例である通信エンティティ310は、例えば、図2のエンティティA(210)やエンティティB(230)で使用されても良く、送信メッセージを圧縮する圧縮器315、受信メッセージを解凍する解凍器325及びいくつかの辞書群/テーブル群(ここでは、参照番号320で示される)を含んでいる。辞書群/テーブル群320は、例えば、辞書圧縮方法のようなバイナリ圧縮方法を使用して、メッセージの圧縮及び解凍のために、通信エンティティ310によって使用される。本発明に従えば、辞書/テーブル群320は、静的辞書(SD)330、動的辞書(DD)335、テンポラリ受信機辞書(TRD)340及びテンポラリ送信機テーブル(TST)345を含んでいる。
【0025】
静的辞書(SD)330は、各通信エンティティ(210、310)の圧縮器及び解凍器の両方によって認識される予め定義されている圧縮/解凍辞書である。静的辞書は、圧縮前に構築され、かつ現在のあるいは次の圧縮処理中は変更しない。静的辞書は、使用する前に通信エンティティに記憶されていても良く、あるいは通信セッションの開始前にエンティティに送信され、記憶されても良い。静的辞書は、メッセージあるいはメッセージの一部、即ち、ストリングを含んでいても良く、これは、通信セッション中の通信メッセージあるいはパケットで生じても良い。すべてのメッセージが、静的辞書に記憶されている必要はない。圧縮で有益となるメッセージの一部あるいはストリングのみを記憶することが好ましいことが理解されるべきである。
【0026】
動的辞書(DD)335は、各通信エンティティの圧縮器及び解凍器の両方によって認識されるメッセージあるいはメッセージの一部を含む動的辞書である。動的辞書(DD)335は、本発明の技術に従って通信セッション中に更新され、かつ連続圧縮及び解凍動作用の辞書として使用される。本発明と以下の更なる説明に従えば、動的辞書(DD)335は、テンポラリ受信機辞書(TRD)340あるいはテンポラリ送信機テーブル(TST)345から動的辞書(DD)335へエントリが移動することによって更新されても良い。
【0027】
テンポラリ受信機辞書(TRD)340は、通信リンクを通るメッセージあるいはメッセージの一部を含むテンポラリ辞書である。テンポラリ受信機辞書(TRD)中のメッセージは、メッセージの圧縮のためにも使用される。メッセージあるいはストリングの指示は、圧縮器によって使用されているメッセージを示すために、送信エンティティから受信エンティティへ送信される。この指示は、送信対象のメッセージパケットのヘッダに含まれていても良い。
【0028】
そして、テンポラリ送信機テーブル(TST)345は、更に辞書の使用が有益となるかが判定されるリンクを介して送信されるメッセージあるいはメッセージの一部を含むテンポラリテーブルである。
【0029】
通信エンティティ310が圧縮動作を実行する場合、圧縮器315は、静的辞書(SD)330、動的辞書(DD)335及びテンポラリ受信機辞書(TRD)340を圧縮辞書として使用し、現在のメッセージを圧縮する。テンポラリ受信機辞書(TRD)340に記憶されているメッセージが圧縮処理で使用される場合、どのTRDメッセージが使用されているかを受信側辞書へ示すための指示が通信パケットヘッダに含まれる。
【0030】
通信エンティティ310が解凍動作を実行する場合、解凍器325は、静的辞書(SD)330、動的辞書(DD)335及びテンポラリ送信機テーブル(TST)345を解凍辞書と使用し、現在の受信メッセージを解凍する。しかしながら、テンポラリ送信機テーブル(TST)中のエントリは、解凍対象であるパケットのヘッダが、受信側エンティティのTSTに記憶されているメッセージが送信側エンティティでそのメッセージを圧縮するために使用されていることを示している場合にのみ使用される。
【0031】
辞書及びテーブルの検索順は、特定の通信方法によって判定される、あるいは標準的な順序で実現される、これにより、圧縮器と解凍器は異なる辞書あるいはテーブルを参照しない。特定の一致が検出される場合、より長い一致のための検索が、使用されている特定圧縮アルゴリズムに依存して更に実行されても良い。例えば、レンペル−ジブ圧縮アルゴリズムに対しては、検索は、ルックアヘッドバッファの長さによって制限されても良い。
【0032】
図4は、本発明に従うデータ圧縮方法の一例、ここでは、参照番号400で示される、を示している。図4の一例では、それぞれが上述の移動局110と基地局120を構築することができる、エンティティA(210)とエンティティB(230)が、通信プロトコルの使用を介して、通信リンク(250、255)を介する圧縮メッセージを使用して通信する。エンティティA(210)は、圧縮及び解凍辞書群/テーブル群220を含み、これには、静的辞書(SD)402、動的辞書(DD)404、テンポラリ受信機辞書(TRD)406及びテンポラリ送信機テーブル(TST)408が含まれる。同様に、エンティティB(230)は、圧縮及び解凍辞書群/テーブル群240を含み、これには、静的辞書(SD)412、動的辞書(DD)414、テンポラリ受信機辞書(TRD)416及びテンポラリ送信機テーブル(TST)418が含まれる。
【0033】
図4の例では、フローの矢印は、通信セッション中のエンティティA(210)とエンティティB(230)間のメッセージM1−M5のフローを示している。エンティティA(210)のカラムSD(402)、DD(404)、TRD(406)及びTST(408)と、エンティティB(230)のカラムSD(412)、DD(414)、TRD(416)及びTST(418)は、通信セッション中に与えられているインスタンスでの各辞書及びテーブルの内容を示している。表記Mnは、番号nの特定メッセージあるいはメッセージの一部に対応する。表記C(SD、M1、...)は、静的辞書(SD)とメッセージM1等を含む辞書群あるいはテーブル群を使用する送信側エンティティによる現在のメッセージの辞書圧縮を示している。受信側エンティティの各解凍は同一の静的辞書及びメッセージを使用して実行されることになることが理解されるべきである。表記I(Mn)は、テンポラリ受信機辞書(TRD)の特定メッセージMnが圧縮中に使用されていることを示す圧縮メッセージのヘッダ中の識別情報の送信を示している。
【0034】
上述したように、通信エンティティが圧縮動作を実行する場合、エンティティの圧縮器は、自身の静的辞書(SD)、動的辞書(DD)及びテンポラリ受信機辞書を圧縮辞書として使用して、現在のメッセージを圧縮する。
【0035】
また、上述したように、通信エンティティが解凍動作を実行する場合、エンティティの解凍器は、自身の静的辞書(SD)、動的辞書(DD)及びテンポラリ送信機テーブル(TST)を解凍辞書として使用して、現在の受信メッセージを解凍する。しかしながら、テンポラリ送信機テーブル(TST)のエントリは、解凍対象のパケットのヘッダが、受信側エンティティのTSTに記憶されているメッセージが送信側エンティティのメッセージを圧縮するために使用されていることを示す識別情報を含んでいる場合にのみ使用される。
【0036】
通信セッションを開始する前に、エンティティA(210)とエンティティB(230)は、各エンティティのそれぞれの圧縮器(215、245)と解凍器(225、235)による使用のために、同一の静的辞書(SD)(402、412)で開始する。エンティティAは、静的辞書(SD)402を使用してM1を圧縮し、テンポラリ送信機テーブル(TST)408を記憶することによって、第1メッセージM1をエンティティBへ送信するための準備を行う(ステップ420)。次に、圧縮メッセージM1とM1メッセージIDが、エンティティB(230)へ送信される(ステップ422)。エンティティB(230)による圧縮メッセージM1の受信後、エンティティB(230)は、その圧縮メッセージを解凍し、自身のテンポラリ受信機辞書(TRD)416にM1を記憶する(ステップ424)。M1の指示であるI(M1)は、M1指示を搬送するメッセージがエンティティAによって受信されたことを示すエンティティA(210)からの指示を受信するまで、エンティティB(230)によってメッセージが送信される毎に含められる。
【0037】
更に、図4の方法例の図においては、エンティティB(230)は、第2メッセージM2をエンティティA(210)へ送信するための準備を行う。エンティティBは、SD及びM1を含む辞書群を使用してM2を圧縮し、自身のテンポラリ送信機テーブル(TST)418にM2を記憶する(ステップ426)。圧縮メッセージM2、M2メッセージID及びM1の指示I(M1)は、エンティティB(230)によってエンティティA(210)へ送信される(ステップ428)。エンティティA(210)による圧縮メッセージM2の受信後、エンティティA(210)は、圧縮メッセージを解凍し、自身のテンポラリ受信機辞書(TRD)406にM2を記憶する(ステップ430)。次に、エンティティA(210)は、M1を自身のTST(408)から自身の動的辞書(DD)404に移動する(ステップS432)。
【0038】
エンティティ間の通信における厳格なリクエスト−リプライが、本発明に従う方法を使用する場合には必須である必要はないことが理解されるべきである。図4の方法例で更に示されるように、エンティティB(230)は、第3メッセージM3をエンティティA(210)へ送信するための準備を行う。エンティティBは、SDとM1を含む辞書群を使用してM3を圧縮し、自身のテンポラリ送信機テーブル(TST)418にM3を記憶する(ステップ434)。次に、圧縮メッセージM3、M3メッセージID及びM1の指示であるI(M1)は、エンティティB(230)によってエンティティA(210)に送信される(ステップ436)。エンティティA(210)による圧縮メッセージM3の受信後、エンティティA(210)は、圧縮メッセージを解凍し、自身のテンポラリ受信機辞書(TRD)406にM3を記憶する(ステップS438)。エンティティA(210)は、ステップ432で、M1を自身のTST408から自身のDD404に既に移動しているので、このステップを再度実行する必要はない。
【0039】
更に、図4の方法例の図においては、エンティティA(210)は、第4メッセージをエンティティB(230)へ送信するための準備を行う。エンティティAは、SDとM1、M2及びM3を含む辞書群を使用してM4を圧縮し、自身のテンポラリ送信機テーブル(TST)408にM4を記憶する(ステップ440)。次に、圧縮メッセージM4、M4メッセージID及びM2、M3の指示であるI(M2、M3)は、エンティティA(210)によってエンティティB(230)に送信される(ステップ442)。エンティティB(230)による圧縮メッセージM4の受信後、エンティティB(230)は、圧縮メッセージを解凍し、自身のテンポラリ受信機辞書(TRD)416にM4を記憶する(ステップS444)。次に、エンティティB(230)は、M2及びM3を、自身のTST418から自身の動的辞書(DD)414へ移動する(ステップS446)。エンティティB(230)は、M1も自身のDDに移動する(ステップ448)、これは、M1がM2メッセージ通信で指示されている、つまり、エンティティA(210)とエンティティB(230)の両方がM1に関与しているからである。その結果、M1は、エンティティB(230)から送信されるメッセージでこれ以上指示される必要はない。
【0040】
更に、図4の方法例の図においては、エンティティB(230)は、第5メッセージM5をエンティティA(210)へ送信するための準備を行う。エンティティBは、SD、M1、M2、M3、M4及びM5を含む辞書群を使用してM5を圧縮し、自身のテンポラリ送信機テーブル(TST)418にM5を記憶する(ステップ450)。次に、圧縮メッセージM5、M5メッセージID及びM4の指示であるI(M4)は、エンティティB(230)によってエンティティA(210)に送信される(ステップ452)。エンティティA(210)による圧縮メッセージM5の受信後、エンティティA(210)は、圧縮メッセージを解凍し、自身のテンポラリ受信機辞書(TRD)406にM5を記憶する(ステップS454)。次に、エンティティA(210)は、M4を自身のTST(408)から自身の動的辞書(DD)404へ移動する(ステップS456)。また、エンティティA(210)は、M2とM3を自身のDDに移動する(ステップ458)、これは、M2とM3が、M4メッセージ通信で指示されている、つまり、エンティティA(210)とエンティティB(230)の両方がM2とM3に関与しているからである。その結果、M2とM3は、エンティティA(210)からのメッセージでこれ以上指示される必要はない。
【0041】
図5は、本発明に従うメッセージヘッダの例を、ここでは、参照番号500で示される、を示している。本発明に従えば、メッセージ識別(ID)番号510と圧縮器によって使用されるTRDメッセージを指示するための指示520は、メッセージヘッダ500として圧縮メッセージとともに送信される。本実施形態では、メッセージヘッダ500は、テンポラリ受信機辞書(TRD)に配置されない、即ち、通信セッション中のパケットを圧縮するために使用されない。本発明に従うメッセージヘッダの例では、メッセージID番号(510)は4つのビットからなり、メッセージ指示(520)は12ビットのビットマスクからなる。4ビットのメッセージIDは16のメッセージ番号を可能にし、一方、12ビットのビットマスクは、12個の受信メッセージの指示が可能である。残りの4つのコードポイントは、メッセージヘッダ(500)の他の情報を指示するために使用しても良い。
【0042】
メッセージのすべてが、本発明の静的辞書群、動的辞書群、テンポラリ受信機辞書群あるいはテンポラリ送信機テーブルに記憶される必要がないことが理解されるべきである。むしろ、圧縮で有用とされるメッセージの一部だけを記憶する必要がある。例えば、レンペル−ジブあるいは他の辞書圧縮方法に対しては、辞書あるいはテーブルに予め記憶されていないストリングだけを追加すれば良い。これは、必要とされるメモリと処理能力を最小に維持するという効果をもたらす。
【0043】
本発明の辞書群あるいはテーブル群の任意あるいはすべてがバイナリコードツリーに置き換えられてもよいことが理解されるべきである。例えば、静的辞書は静的バイナリーコードツリーに置き換えられても良く、かつ/あるいは動的辞書は動的コードツリーに置き換えられても良い。また、静的辞書は、本発明から省略しても良いことが理解されるべきである。
【0044】
本発明のシステム、方法及び装置の効果の1つは、データプロトコルを使用する通信セッション中に効果的なメッセージ圧縮、かつ圧縮及び解凍辞書群の更新を提供することである。通信プロトコルの双方向性は、圧縮処理で使用される直前のメッセージを許容することによって各通信エンティティの圧縮及び解凍辞書群を高速に更新するために使用される。
【0045】
また、本発明のシステム、方法及び装置は、圧縮通信メッセージの使用の耐性を改善する。圧縮器から送信されるメッセージ中のメッセージIDと指示情報は、メッセージが正しく受信されたかを示すために解凍器によって使用される、つまり、圧縮辞書群を更新するために使用されるメッセージの損失を防止する。
【0046】
本発明の方法、システム及び装置の様々な実施形態を図面と上述の詳細説明で説明しているが、本発明が開示される実施形態に限定されるものではなく、添付の請求項によって説明され、かつ定義される本発明の範囲から逸脱しない範囲で様々な再構成、変形、置換が可能であることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う通信システムの例を示す図である。
【図2】 本発明に従う実施形態を示す図である。
【図3】 本発明に従う通信エンティティの例を示す図である。
【図4】 本発明に従うデータ圧縮方法の例を示す図である。
【図5】 本発明に従うメッセージヘッダの例を示す図である。
Claims (28)
- 通信プロトコルを使用して、メッセージを通信する通信装置であって、
第1通信装置である当該通信装置から第2通信装置へ送信する通信メッセージを圧縮する圧縮器と、
当該第1通信装置と前記第2通信装置それぞれの圧縮器及び解凍器の両方によって認識される通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、かつ前記圧縮器と通信する少なくとも1つの辞書と、
前記第2通信装置から受信する通信メッセージを記憶し、かつ前記圧縮器と通信する受信機辞書と、
前記第2通信装置へ送信する通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、かつ前記圧縮器と通信する送信機テーブルとを備え、
前記圧縮器は、第1通信メッセージの圧縮に対し、前記少なくとも1つの辞書と前記受信機辞書との内の任意の辞書から該第1通信メッセージに対応する第1圧縮情報を検索することで、前記第1圧縮情報と、前記受信機辞書に記憶されている以前に前記第2通信装置から受信した1つ以上の通信メッセージを示す指示メッセージとを含む第2圧縮情報を生成し、
前記第2圧縮情報の前記第2通信装置への送信後、該第2通信装置から、前記第1通信メッセージが該第2通信装置で受信されたことを示す指示メッセージを含む受信通信メッセージを受信した場合、前記送信機テーブルに記憶している前記第1通信メッセージに対応する第1圧縮情報を前記少なくとも1つの辞書に移動する
ことを特徴とする通信装置。 - 前記第1圧縮情報は、前記第2圧縮情報と実質的に同一である
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記少なくとも1つの辞書は、通信セッション中にその内容が更新される動的辞書を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記少なくとも1つの辞書は、予めその内容が定義された少なくとも1つの静的辞書と、通信セッション中にその内容が更新される少なくとも1つの動的辞書を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記少なくとも1つの辞書と前記送信機テーブルと通信する、前記受信通信メッセージを解凍するための解凍器を更に備え、
前記解凍器は、前記受信通信メッセージの解凍に対し、前記少なくとも1つの辞書と前記送信機テーブルとの任意の辞書から前記受信通信メッセージに対応する第3圧縮情報を検索する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、移動端末である
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、基地局である
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記第2圧縮情報は、前記第1通信メッセージの一部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記第2圧縮情報は、更に、前記圧縮器で圧縮した前記第1通信メッセージを示すメッセージ識別情報を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 通信プロトコルを使用してメッセージを通信する通信装置であって、
第2通信装置から第1通信装置である当該通信装置で受信する通信メッセージを解凍する解凍器と、
当該第1通信装置と前記第2通信装置それぞれの圧縮器及び解凍器の両方によって認識される通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、かつ前記解凍器と通信する少なくとも1つの辞書と、
前記第2通信装置へ送信する通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、かつ前記解凍器と通信する送信機テーブルと、
前記第2通信装置から受信する通信メッセージを記憶し、かつ前記解凍器と通信する受信機辞書とを備え、
前記解凍器は、第1通信メッセージの解凍に対し、前記少なくとも1つの辞書と前記送信機テーブルの内の任意の辞書から、該第1通信メッセージに対応する第1圧縮情報を検索することで、該第1通信メッセージを解凍し、
前記解凍後の第1通信メッセージに、該第1通信メッセージの受信前に前記第2通信装置へ送信した第2通信メッセージが該第2通信装置で受信されたことを示す指示メッセージが含まれる場合、前記受信機辞書に既に記憶している通信メッセージを前記少なくとも1つの辞書に移動する
ことを特徴とする通信装置。 - 前記少なくとも1つの辞書は、通信セッション中にその内容が更新される動的辞書を有する
ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。 - 前記少なくとも1つの辞書は、予めその内容が定義された少なくとも1つの静的辞書と、通信セッション中にその内容が更新される少なくとも1つの動的辞書を有する
ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。 - 前記圧縮情報は、前記通信メッセージの一部を有する
ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。 - 前記少なくとも1つの辞書と前記受信機辞書と通信する、送信通信メッセージを圧縮する圧縮器を更に備え、
前記圧縮器は、前記送信通信メッセージの圧縮に対し、前記少なくとも1つの辞書と前記受信機辞書の任意の辞書から前記送信通信メッセージに対応する圧縮情報を検索する
ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。 - 前記圧縮情報は、更に、前記圧縮器で圧縮した前記送信通信メッセージを示すメッセージ識別情報を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、移動端末である
ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、基地局である
ことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。 - 通信メッセージの圧縮及び解凍を行う第1通信装置あるいは第2通信装置として機能する通信装置であって、
前記第1通信装置から前記第2通信装置へ送信する送信通信メッセージを圧縮する圧縮器と、
前記第2通信装置から前記第1通信装置で受信する受信通信メッセージを解凍する解凍器と、
前記圧縮器及び前記解凍器と通信する、予めその内容が定義された静的辞書と、
前記第1通信装置と前記第2通信装置それぞれの圧縮器及び解凍器の両方によって認識される通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、かつ前記圧縮器及び前記解凍器と通信する、通信セッション中にその内容が更新される動的辞書と、
前記第2通信装置から受信した前記受信通信メッセージを記憶し、かつ前記圧縮器と通信する受信機辞書と、
前記第2通信装置へ送信する前記送信通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、かつ前記解凍器と通信する送信機テーブルを備え、
前記送信通信メッセージの圧縮に対し、前記圧縮器は、前記静的辞書、前記動的辞書及び前記受信機辞書の任意の辞書から該送信通信メッセージに対応する第1圧縮情報を検索することで、前記第1圧縮情報と、前記受信機辞書に記憶されている以前に前記第2通信装置から受信した1つ以上の前記受信通信メッセージを示す指示メッセージとを含む第2圧縮情報を生成し、
前記受信通信メッセージの解凍に対し、前記解凍器は、前記静的辞書、前記動的辞書、前記送信機テーブルの任意の辞書から、該受信通信メッセージに対応する圧縮情報を検索することで、該受信通信メッセージを解凍し、
前記送信通信メッセージに対応する圧縮情報の前記第2通信装置への送信後、該第2通信装置から、該送信通信メッセージが該第2通信装置で受信されたことを示す指示メッセージを含む前記受信通信メッセージを受信した場合、前記送信機テーブルに記憶している前記送信通信メッセージに対応する前記第1圧縮情報を前記動的辞書に移動し、
前記解凍後の受信通信メッセージに、該受信通信メッセージの受信前に前記第2通信装置へ送信した送信通信メッセージが該第2通信装置で受信されたことを示す指示メッセージが含まれる場合、前記受信機辞書に既に記憶している受信通信メッセージを前記動的辞書に移動する
ことを特徴とする通信装置。 - 前記通信装置は、移動端末である
ことを特徴とする請求項18に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、基地局である
ことを特徴とする請求項18に記載の通信装置。 - 前記圧縮情報は、更に、前記送信通信メッセージを示すメッセージ識別情報を有する
ことを特徴とする請求項18に記載の通信装置。 - 通信装置による圧縮メッセージの通信方法であって、
第1圧縮通信メッセージを生成するために、少なくとも1つの辞書及び受信機辞書の任意の辞書の第1圧縮情報を使用して、第1通信メッセージを圧縮する工程と、
前記第1圧縮通信メッセージに対応する前記第1圧縮情報を送信機テーブルに記憶する工程と、
前記第1圧縮通信メッセージを、第1通信装置である前記通信装置から前記2通信装置に送信する工程と、
前記第2通信装置から第2圧縮通信メッセージを前記第1通信装置で受信する工程と、
前記第1圧縮情報を前記送信機テーブルから前記少なくとも1つの辞書へ転送する工程とを備え、
前記少なくとも1つの辞書は、前記第1通信装置と前記第2通信装置それぞれの圧縮器及び解凍器の両方によって認識される通信メッセージに対応する圧縮情報を前記第1圧縮情報として記憶し、
前記受信機辞書は、前記第2通信装置から受信した通信メッセージを記憶し、
前記送信機テーブルは、前記第2通信装置へ送信する通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、
前記圧縮する工程は、前記第1通信メッセージの圧縮に対し、前記少なくとも1つの辞書と前記受信機辞書との内の任意の辞書から該第1通信メッセージに対応する第1圧縮情報を検索することで、前記第1圧縮通信メッセージと、前記受信機辞書に記憶されている以前に前記第2通信装置から受信した1つ以上の前記第2圧縮通信メッセージを示す指示メッセージとを含む第2圧縮情報を生成し、
前記送信する工程で、前記第2圧縮情報の前記第2通信装置への送信後、前記受信する工程で、該第2通信装置から、前記第1圧縮通信メッセージが前記第2通信装置で受信されたことを示す指示メッセージを含む前記第2圧縮通信メッセージを受信した場合、前記転送する工程は、前記送信機テーブルに記憶している前記第1圧縮通信メッセージに対応する前記第1圧縮情報を前記少なくとも1つの辞書に転送する
ことを特徴とする方法。 - 前記第2圧縮情報は、前記第1通信メッセージの一部を有する
ことを特徴とする請求項22に記載の方法。 - 前記少なくとも1つの辞書と前記送信機テーブルの任意の辞書から前記第2圧縮通信メッセージに対応する第3圧縮情報を使用して前記第2圧縮通信メッセージを解凍する工程を更に備える
ことを特徴とする請求項22に記載の方法。 - 通信装置によって圧縮通信メッセージを通信する方法であって、
第2通信装置から第1圧縮通信メッセージを第1通信装置である前記通信装置で受信する工程と、
第1通信メッセージを生成するために、少なくとも1つの辞書と送信機テーブルの任意の辞書から、前記第1圧縮通信メッセージに対応する前記第1圧縮情報を検索することで、、該第1圧縮通信メッセージを解凍する工程と、
前記第1通信メッセージを受信機辞書に記憶する工程と、
前記第2通信装置へ第2通信メッセージを前記第1通信装置から送信する工程と、
前記第2通信装置から第3通信メッセージを前記第1通信装置で受信する工程と、
前記第3通信メッセージの受信に続いて、前記第1通信メッセージを前記受信機辞書から前記少なくとも1つの辞書へ転送する工程と
前記少なくとも1つの辞書は、前記第1通信装置と前記第2通信装置それぞれの圧縮器及び解凍器の両方によって認識される通信メッセージに対応する圧縮情報を前記第1圧縮情報として記憶し、
前記送信機テーブルは、前記第2通信装置へ送信する通信メッセージに対応する圧縮情報を記憶し、
前記受信機辞書は、前記第2通信装置から受信した通信メッセージを記憶し、
前記解凍後の前記第1圧縮通信メッセージに、該第1圧縮通信メッセージの受信前に前記第2通信装置へ送信した通信メッセージが前記第2通信装置で受信されたことを示す指示メッセージが含まれる場合、前記転送する工程は、前記受信機辞書に既に記憶している前記通信メッセージを前記少なくとも1つの辞書に移動する
ことを特徴とする方法。 - 前記第2通信メッセージは、前記第2通信装置からの前記第1圧縮通信メッセージの受信の応答確認を有する
ことを特徴とする請求項25に記載の方法。 - 前記第3通信メッセージは、前記第2通信装置による前記第2通信メッセージの受信の潜在応答確認を有する
ことを特徴とする請求項25に記載の方法。 - 前記第1圧縮情報は、前記第1通信メッセージの一部を有する
ことを特徴とする請求項25に記載の方法。
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