JP3981828B2 - Hair cosmetics - Google Patents

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JP3981828B2
JP3981828B2 JP2003100881A JP2003100881A JP3981828B2 JP 3981828 B2 JP3981828 B2 JP 3981828B2 JP 2003100881 A JP2003100881 A JP 2003100881A JP 2003100881 A JP2003100881 A JP 2003100881A JP 3981828 B2 JP3981828 B2 JP 3981828B2
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chloride
mass
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fatty acid
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武利 伊藤
敦司 横幕
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Lion Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、損傷を受けた毛髪を修復して、毛髪に自然なツヤを付与することのできる毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に毛髪は、洗髪、ブラッシング、ドライヤーによる熱、パーマ、ヘアカラー、ブリーチ剤等によって引き起こされる損傷劣化によってつやを失い、乾燥によってパサツキ等が起こることがよく知られている。従来ツヤ付与剤としてはシリコーン類や油剤が広く知られているが、髪のべたつきや不自然なギラギラしたツヤなどの不具合点も指摘されている。また、パサツキを抑え、ツヤ、滑らかさを付与するためにポリフェノールやヒドロキシカルボン酸等の応用も提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。しかしながら、損傷前の健康で自然なツヤを取り戻すとともに、べたつきを生じない毛髪化粧料をもとめて更なる改善が望まれていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−301737号公報
【特許文献2】
特開平10−81614号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、損傷を受けた毛髪を修復して、損傷前の健康で自然なツヤを取り戻すとともに、かつべたつきを生じない優れた毛髪化粧料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明者らは、(A)没食子酸配糖体及び/又はロスマリン酸を毛髪化粧料中0.001〜10質量%、(B)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン、塩化ジミリスチルジメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム及び塩化パルミチルトリメチルアンモニウムから選ばれる陽イオン性界面活性剤、(C)非イオン性界面活性剤、及び(D)安息香酸、安息香酸塩、ソルビン酸、ソルビン酸塩及びベンザルコニウム塩から選ばれるイオン性の抗菌剤・殺菌剤を毛髪化粧料中0.01〜5質量%含有することを特徴とする毛髪化粧料を用いることにより、べたつきを生じずに損傷前の自然なツヤを実現できることを見出した。
【0006】
本発明における(A)は、没食子酸配糖体及び/又はロスマリン酸であり、これらの1種以上を組み合わせて用いることができる。配合量は0.001〜10質量%であり、好ましくは0.01〜5質量%である。配合量が0.001質量%未満では所望の効果が得られない場合があり、10質量%を超えるとフレーキングなどの不都合が生じる場合がある。
【0007】
陽イオン性界面活性剤としては、以下のものが例示される。本発明における陽イオン性界面活性剤(B)としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン、塩化ジミリスチルジメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム又は塩化パルミチルトリメチルアンモニウムを用いる。
(1)アミン塩、アンモニウム塩
【化1】

Figure 0003981828
[式中のR5,R6,R7及びR8は、いずれもアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、ポリアルキレンオキシド基又はベンジル基を表し、そのうち1つ又は2つは炭素数8〜24の直鎖または分岐アルキル基、ヒドロキシアルキル基又はアルケニル基であり、残りは水素原子、メチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(C24O)qH、−(C36O)rH(但し、q及びrはそれぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオキサイド基であるが、これは互いに同一であっても異なっていてもよい。Xは塩化塩、臭化塩、ヨウ化塩、硫酸塩、メチル硫酸塩、エチル硫酸塩、酢酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ピログルタミン酸塩、高級脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩等の無機もしくは有機酸から誘導されるアニオンを示す。]
【0008】
(2) グアニジン塩
【化2】
Figure 0003981828
[式中、R9は炭素数1〜21の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又はアルケニル基、Aは炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、tは1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各ブロック中のAは互いに異なってもよい。Xは上記と同様。]
【0009】
(3) ベンゼトニウム塩
【化3】
Figure 0003981828
[式中R9は上記と同様。R10とR11は水素原子、メチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(CO)qH、−(CO)rH(但し、q及びrはそれぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオキサイド基であるが、これは互いに同一であっても異なっていてもよい。Xは上記と同様。]
【0010】
(4) ピリジニウム塩
【化4】
Figure 0003981828
[式中R9、Xは上記と同様。]
【0011】
(5) ピロリドンカルボン酸塩
【化5】
Figure 0003981828
[式中R9、R10,R11、Xは上記と同様。]
【0012】
また、この他アミノ酸系カチオン界面活性剤として、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩を挙げることができる。この化合物を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ体でもよい。そのアシル基としては、炭素数が8〜22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これらは天然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステアロイル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基を採用することができる。低級アルキルエステル化合物としては、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエステルが好適である。また対イオンとしては、上記Xと同様のものが挙げられる。
【0013】
このような陽イオン性界面活性剤として具体的には、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジオレイルジメチルアンモニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン、酢酸ミリスチン酸アミドブチルグアニジン、酢酸パルミチン酸アミドブチルグアニジン、ジステアリルジメチルアンモニウムサルフェート、ステアリルエチルジヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフェート、N−ヤシ油脂肪酸L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、塩化ジポリオキシエチレンオレイルメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムなどが挙げられ、これらの1種以上を適宜組み合わせて使用することができる。これらの内、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレンオレイルメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジンが好ましく、更には、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレンオレイルメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムが特に好ましい。
配合量は特に限定されないが、好ましくは0.001〜10質量%、更に好ましくは0.01〜5質量%である。配合量が0.001質量%未満では所望の効果が得られない場合があり、10質量%を超えるとべたつきなどの不都合が生じる場合がある。
【0014】
本発明における非イオン性界面活性剤(C)としては、特に限定されないが、例えば、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンフィトステロールエーテル、硬化ヒマシ油、硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル等が挙げられ、これらの内、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ジイソステアリン酸デカグリセリル、ポリオキシエチレンステアリルエーテルが好ましく、これらの1種以上を組み合わせて用いることができる。
配合量は特に限定されないが、好ましくは0.01〜60質量%、更に好ましくは0.1〜50質量%である。配合量が0.01質量%未満では所望の効果が得られない場合があり、60質量%を超えるとべたつきなどの不都合が生じる場合がある。
【0015】
本発明におけるイオン性の抗菌剤・殺菌剤(D)は、安息香酸、安息香酸塩、ソルビン酸、ソルビン酸塩、ベンザルコニウム塩であり、これらの1種以上を組み合わせて用いることができる。配合量は特に限定されないが、0.01〜5質量%であり、好ましくは0.01〜3質量%である。配合量が0.001質量%未満では所望の効果が得られない場合があり、5質量%を超えるとフレーキングなどの不都合が生じる場合がある。
【0016】
本発明の毛髪化粧料は、所望により毛髪用化粧料に一般に配合される成分、例えば、両性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、シリコーン類、高分子化合物、蛋白加水分解物、金属封鎖剤、アルコール類、ポリオール類、油剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、酸化防止剤、色素、香料、非イオン性の抗菌剤、殺菌剤及び噴射剤等を含むことが出来る。
また、本発明の毛髪化粧料は、シャンプー、リンス、トリートメント、整髪料等として適用できる。
【0017】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。なお、各例中の%はいずれも質量%である。
【0018】
〔実施例1〜2、比較例1〜4〕
表1に示す組成の組成物を調製し、下記の方法で評価した。その結果を表1に示す。また、これらのべたつき性はいずれの下記パネラーにも許容された。
【0019】
髪のツヤの自然さ評価方法
染毛やパーマにより毛髪に損傷を受けたパネラー20名がそれぞれの毛髪化粧料を使用して、毛髪のツヤの自然さを使用前と比較し、下記評価基準に基づいて評価した。
<髪のツヤの自然さ評価基準>
◎:自然なツヤが得られたと解答したものが20名中16名以上
○:自然なツヤが得られたと解答したものが20名中10〜15名
△:自然なツヤが得られたと解答したものが20名中4〜9名
×:自然なツヤが得られたと解答したものが20名中3名以下
【0020】
【表1】
Figure 0003981828
【0021】
〔実施例3〕ディスペンサータイプのウォーター剤
下記処方のウォーター剤を調製し、紫外線吸収剤を練り込んだPET製ポンプディスペンサー容器に充填した。
Figure 0003981828
【0022】
〔実施例4〕ノンエアゾールポンプフォーム
下記処方のフォーム剤を調製し、紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製ポンプフォーム容器に充填した。なお、pHは4.5に調整した。
Figure 0003981828
【0023】
〔実施例5〕トリガータイプのヘアトリートメント
下記処方のヘアトリートメントを調製し、PET製トリガータイプ容器に充填した。なお、pHは4.3に調整した。
Figure 0003981828
【0024】
〔実施例6〕ジェル
下記処方のジェルを調製し、紫外線吸収剤を練り込んだPET製ポンプタイプ容器に充填した。なお、pHは4.4に調整し、粘度は1500〜3000Pa・sに調整した。
Figure 0003981828
【0025】
〔実施例7〕ポンプディスペンサーヘアミスト
下記処方のヘアミストを調製し、ポリエチレン製ポンプディスペンサー容器に充填した。なお、pHは5.0に調整した。
Figure 0003981828
*:カルナウバロウ5部、ポリオキシエチレン(15)ラウリルエーテル7部、精製水88部を90℃で乳化(平均粒子径100nm)
【0026】
〔実施例8〕エアゾールフォーム
下記処方のエアゾールフォームを製造した。なお、容器はアルミニウム製の耐圧缶を用いた。
(原液)
Figure 0003981828
【0027】
〔実施例9〕ヘアワックス
下記処方のヘアワックスを調製し、帯電防止剤および紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製のジャータイプ容器に充填した。
Figure 0003981828
【0028】
〔実施例10〕ジェル
下記処方のジェルを調製し、帯電防止剤および紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製チューブ容器に充填した。
Figure 0003981828
【0029】
〔実施例11〕シャンプー
下記処方のシャンプーを調製し、帯電防止剤および紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製ポンプ容器に充填した。
Figure 0003981828
【0030】
〔実施例12〕リンス
下記処方のリンスを調製し、帯電防止剤および紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製ポンプ容器に充填した。
Figure 0003981828
【0031】
〔実施例13〕ヘアクリーム
下記処方のクリームをA,Bを70℃でそれぞれ溶解し、BにAを加えて均一に乳化し、更に冷却しながらCを加えて調製し、アルミラミネートチューブに充填した。
(A油相部)
Figure 0003981828
【0032】
〔実施例14〕エアゾールフォーム
下記処方のエアゾールフォームを調製し、PET製耐圧容器に充填した。
(原液)
Figure 0003981828
【0033】
なお、上記各例で使用した香料組成物A,B,C,D,Eは、特願2001−288532号の表5〜19に記載した香料組成物A〜Eに準ずる。
【0034】
上記実施例3〜14について,上記実施例1と同様に毛髪のツヤを評価したところ、いずれも良好であった。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair cosmetic that can repair damaged hair and impart natural luster to the hair.
[0002]
[Prior art]
In general, it is well known that hair loses its gloss due to damage deterioration caused by hair washing, brushing, heat from a dryer, perm, hair color, bleaching agent, etc., and dryness and the like occur. Conventionally, silicones and oils are widely known as gloss-imparting agents, but problems such as stickiness of hair and unnatural glazing are also pointed out. In addition, applications such as polyphenols and hydroxycarboxylic acids have also been proposed in order to suppress looseness and impart gloss and smoothness (see, for example, Patent Documents 1 and 2). However, there has been a demand for a further improvement in search of a hair cosmetic that restores healthy and natural gloss before damage and does not cause stickiness.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-8-301737 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-81614
[Problems to be solved by the invention]
It is an object of the present invention to provide an excellent hair cosmetic that repairs damaged hair, restores healthy and natural gloss before damage, and does not cause stickiness.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventors have found that (A) gallic acid glycoside and / or rosmarinic acid is 0.001 to 10% by mass in hair cosmetics, and (B) stearyltrimethylammonium chloride. A cationic surfactant selected from distearyldimethylammonium chloride, ethyl lanolin sulfate fatty acid aminopropylethyldimethylammonium acetate, amide butylguanidine acetate, dimyristyldimethylammonium chloride, behenyltrimethylammonium chloride and palmityltrimethylammonium chloride, (C) a nonionic surfactant and (D) an ionic antibacterial agent / bactericide selected from benzoic acid, benzoate, sorbic acid, sorbate and benzalkonium salt in hair cosmetics. Hair containing 01 to 5% by mass The use of cosmetics, has been found to be able to achieve a natural luster of the pre-injury without causing stickiness.
[0006]
(A) in the present invention is a gallic acid glycoside and / or rosmarinic acid, and one or more of these can be used in combination. A compounding quantity is 0.001-10 mass%, Preferably it is 0.01-5 mass%. If the blending amount is less than 0.001% by mass, the desired effect may not be obtained, and if it exceeds 10% by mass, problems such as flaking may occur.
[0007]
Examples of the cationic surfactant include the following. Examples of the cationic surfactant (B) in the present invention include stearyl trimethyl ammonium chloride, distearyl dimethyl ammonium chloride, ethyl lanolin sulfate fatty acid aminopropyl ethyl dimethyl ammonium, lauric acid amide butyl guanidine, dimyristyl dimethyl ammonium chloride, chloride Use behenyl trimethyl ammonium or palmityl trimethyl ammonium chloride.
(1) Amine salt, ammonium salt
Figure 0003981828
[Wherein R5, R6, R7 and R8 all represent an alkyl group, a hydroxyalkyl group, an alkenyl group, a polyalkylene oxide group or a benzyl group, one or two of which is a straight chain having 8 to 24 carbon atoms. Or a branched alkyl group, a hydroxyalkyl group or an alkenyl group, and the rest are a hydrogen atom, a methyl group, an ethyl group, a benzyl group, or — (C 2 H 4 O) q H, — (C 3 H 6 O) r H (Wherein q and r are each an integer of 1 to 5), these may be the same as or different from each other. X is chloride, bromide, iodide, sulfate, methyl sulfate, ethyl sulfate, acetate, pyrrolidone carboxylate, glycolate, citrate, tartrate, p-toluenesulfonate, An anion derived from an inorganic or organic acid such as pyroglutamate, higher fatty acid salt or acidic amino acid salt. ]
[0008]
(2) Guanidine salt
Figure 0003981828
[Wherein R9 is a linear or branched alkyl group having 1 to 21 carbon atoms or an alkenyl group, and A is a linear or branched alkylene group having 1 to 10 carbon atoms or an alkenylene group. , T is an integer of 1 to 5, and when t is 2 or more, A in each block may be different from each other. X is the same as above. ]
[0009]
(3) Benzethonium salt
Figure 0003981828
[Wherein R9 is the same as above. R10 and R11 are hydrogen atom, a methyl group, an ethyl group, a benzyl group, or - (C 2 H 4 O) qH, - (C 3 H 6 O) rH ( where, q and r are each an integer of 1 to 5) These may be the same or different from each other. X is the same as above. ]
[0010]
(4) Pyridinium salt
Figure 0003981828
[Wherein R9 and X are the same as above. ]
[0011]
(5) Pyrrolidone carboxylate [Chemical formula 5]
Figure 0003981828
[Wherein R9, R10, R11 and X are the same as above. ]
[0012]
Other examples of the amino acid-based cationic surfactant include mono-N-long chain acyl basic amino acid lower alkyl ester salts. Examples of basic amino acids constituting this compound include natural amino acids such as ornithine, lysine and arginine. It is also possible to use synthetic amino acids such as α, γ-diaminobutyric acid. These may be optically active or racemic. The acyl group is a saturated or unsaturated higher fatty acid residue having 8 to 22 carbon atoms. These may be natural or synthesized. For example, single higher fatty acid residues such as lauroyl group, myristoyl group, palmitoyl group and stearoyl group, and natural mixed higher fatty acid residues such as coconut oil fatty acid residue and beef tallow higher fatty acid residue can be employed. As the lower alkyl ester compound, methyl ester, ethyl ester, propyl ester, butyl ester, pentyl ester, hexyl ester, heptyl ester and octyl ester are suitable. Moreover, as a counter ion, the same thing as said X is mentioned.
[0013]
Specific examples of such cationic surfactants include stearyl trimethyl ammonium chloride, cetyl trimethyl ammonium chloride, behenyl trimethyl ammonium chloride, distearyl dimethyl ammonium chloride, dioleyl dimethyl ammonium chloride, didecyl dimethyl ammonium chloride, lauric acetate Acid amide butyl guanidine acetate myristate amide butyl guanidine acetate palmitate amide butyl guanidine, distearyl dimethyl ammonium sulfate, stearyl ethyl dihydroxyethyl ammonium ethyl sulfate, N-coconut oil fatty acid L-arginine ethyl DL-pyrrolidone carboxylate, Dipolyoxyethylene oleyl methylammonium chloride, ethyl lanolin sulfate fatty acid aminopropylethyldimethyl Ammonium and the like, can be used in combination at least one kind of them appropriately. Of these, stearyltrimethylammonium chloride, distearyldimethylammonium chloride, dipolyoxyethyleneoleylmethylammonium chloride, lanolin fatty acid ethylpropylethyldimethylammonium sulfate, amidobutylguanidine acetate, and stearyltrimethylammonium chloride are preferred. Distearyldimethylammonium chloride, dipolyoxyethylene oleylmethylammonium chloride, and ethyl lanolin sulfate lanolin fatty acid aminopropylethyldimethylammonium are particularly preferred.
The blending amount is not particularly limited, but is preferably 0.001 to 10% by mass, and more preferably 0.01 to 5% by mass. If the blending amount is less than 0.001% by mass, the desired effect may not be obtained, and if it exceeds 10% by mass, problems such as stickiness may occur.
[0014]
The nonionic surfactant (C) in the present invention is not particularly limited. For example, sucrose fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, sorbitol fatty acid ester, glycerin fatty acid ester, polyglycerin fatty acid ester, polyoxyethylene alkyl ether, Polyoxyethylene phytosterol ether, polyoxyethylene polyoxypropylene alkyl ether, polyoxyethylene polyoxypropylene phytosterol ether, hydrogenated castor oil, hydrogenated castor oil fatty acid ester, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, polyoxyethylene polyoxypropylene hydrogenated castor oil , Polyoxyethylene hydrogenated castor oil fatty acid ester, polyoxyethylene polyoxypropylene hydrogenated castor oil fatty acid ester, and the like. Of these, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, polyoxyethylene polyoxypropylene glyceryl ether, monoisostearic acid polyoxyethylene hydrogenated castor oil, deisoglyceryl diisostearate, and polyoxyethylene stearyl ether are preferred, and one or more of these are used in combination. be able to.
The blending amount is not particularly limited, but is preferably 0.01 to 60% by mass, more preferably 0.1 to 50% by mass. If the amount is less than 0.01% by mass, the desired effect may not be obtained, and if it exceeds 60% by mass, problems such as stickiness may occur.
[0015]
The ionic antibacterial / bactericidal agent (D) in the present invention is benzoic acid, benzoate, sorbic acid, sorbate, or benzalkonium salt, and one or more of these can be used in combination. Although a compounding quantity is not specifically limited, It is 0.01-5 mass%, Preferably it is 0.01-3 mass%. If the blending amount is less than 0.001% by mass, the desired effect may not be obtained, and if it exceeds 5% by mass, problems such as flaking may occur.
[0016]
The hair cosmetic of the present invention is a component generally blended into hair cosmetics as desired, for example, amphoteric surfactants, anionic surfactants, silicones, polymer compounds, protein hydrolysates, metal sequestering agents. , Alcohols, polyols, oils, ultraviolet absorbers, pH adjusters, antioxidants, dyes, fragrances, nonionic antibacterial agents, bactericides, and propellants.
Moreover, the hair cosmetic composition of the present invention can be applied as a shampoo, rinse, treatment, hair styling agent and the like.
[0017]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example and a comparative example are given and this invention is demonstrated further more concretely, this invention is not limited to the following Example. In addition, all% in each example is the mass%.
[0018]
[Examples 1-2, Comparative Examples 1-4]
Compositions having the compositions shown in Table 1 were prepared and evaluated by the following methods. The results are shown in Table 1. Further, these stickiness properties were allowed for any of the following panelists.
[0019]
Hair gloss naturalness evaluation method 20 panelists whose hair was damaged by dyeing and perm use their hair cosmetics and compare their natural hair glossiness before use. Based on the evaluation.
<Evaluation criteria for naturalness of hair gloss>
◎: More than 16 out of 20 people answered that natural gloss was obtained ○: 10-15 out of 20 people answered that natural gloss was obtained Δ: Answered that natural gloss was obtained 4-9 out of 20 people ×: 3 or less out of 20 people answered that natural luster was obtained [0020]
[Table 1]
Figure 0003981828
[0021]
[Example 3] Dispenser-type water agent A water agent having the following formulation was prepared and filled in a pump dispenser container made of PET into which an ultraviolet absorber was kneaded.
Figure 0003981828
[0022]
Example 4 Non-Aerosol Pump Foam A foam agent having the following formulation was prepared and filled into a polypropylene pump foam container into which an ultraviolet absorber was kneaded. The pH was adjusted to 4.5.
Figure 0003981828
[0023]
[Example 5] Trigger type hair treatment A hair treatment having the following formulation was prepared and filled in a trigger type container made of PET. The pH was adjusted to 4.3.
Figure 0003981828
[0024]
[Example 6] Gel A gel having the following formulation was prepared and filled in a pump type container made of PET into which an ultraviolet absorber was kneaded. The pH was adjusted to 4.4, and the viscosity was adjusted to 1500 to 3000 Pa · s.
Figure 0003981828
[0025]
[Example 7] Pump dispenser hair mist A hair mist having the following formulation was prepared and filled in a polyethylene pump dispenser container. The pH was adjusted to 5.0.
Figure 0003981828
*: 5 parts of carnauba wax, 7 parts of polyoxyethylene (15) lauryl ether and 88 parts of purified water were emulsified at 90 ° C. (average particle size 100 nm)
[0026]
[Example 8] Aerosol foam An aerosol foam having the following formulation was produced. The container used was a pressure can made of aluminum.
(Stock solution)
Figure 0003981828
[0027]
[Example 9] Hair wax A hair wax having the following formulation was prepared and filled into a jar-type container made of polypropylene into which an antistatic agent and an ultraviolet absorber were kneaded.
Figure 0003981828
[0028]
[Example 10] Gel A gel having the following formulation was prepared and filled in a polypropylene tube container kneaded with an antistatic agent and an ultraviolet absorber.
Figure 0003981828
[0029]
[Example 11] Shampoo A shampoo having the following formulation was prepared and filled into a polypropylene pump container into which an antistatic agent and an ultraviolet absorber were kneaded.
Figure 0003981828
[0030]
[Example 12] Rinse A rinse of the following formulation was prepared and filled in a polypropylene pump container into which an antistatic agent and an ultraviolet absorber were kneaded.
Figure 0003981828
[0031]
[Example 13] Hair cream A cream of the following formulation was dissolved at 70 ° C., A was added to B, and the mixture was uniformly emulsified. did.
(A oil phase part)
Figure 0003981828
[0032]
Example 14 Aerosol Foam An aerosol foam having the following formulation was prepared and filled in a pressure-resistant container made of PET.
(Stock solution)
Figure 0003981828
[0033]
In addition, the fragrance | flavor composition A, B, C, D, and E used in each said example apply to the fragrance | flavor compositions A-E described in Tables 5-19 of Japanese Patent Application No. 2001-288532.
[0034]
About Examples 3-14, when the gloss of hair was evaluated in the same manner as in Example 1, all were good.

Claims (2)

(A)没食子酸配糖体及び/又はロスマリン酸を毛髪化粧料中0.001〜10質量%、(B)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン、塩化ジミリスチルジメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム及び塩化パルミチルトリメチルアンモニウムから選ばれる陽イオン性界面活性剤、(C)非イオン性界面活性剤、及び(D)安息香酸、安息香酸塩、ソルビン酸、ソルビン酸塩及びベンザルコニウム塩から選ばれるイオン性の抗菌剤・殺菌剤を毛髪化粧料中0.01〜5質量%含有することを特徴とする毛髪化粧料。  (A) 0.001 to 10% by mass of gallic acid glycoside and / or rosmarinic acid in hair cosmetics, (B) stearyltrimethylammonium chloride, distearyldimethylammonium chloride, ethyl lanolin sulfate fatty acid aminopropylethyldimethylammonium, A cationic surfactant selected from amidobutylguanidine acetate, dimyristyldimethylammonium chloride, behenyltrimethylammonium chloride and palmityltrimethylammonium chloride, (C) a nonionic surfactant, and (D) benzoic acid, A hair cosmetic comprising 0.01 to 5% by mass of an ionic antibacterial agent / bactericide selected from benzoate, sorbic acid, sorbate and benzalkonium salt. 毛髪へのツヤ付与用の請求項1記載の毛髪化粧料。  The hair cosmetic composition according to claim 1, which is used to give gloss to hair.
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