JP3981656B2 - アレーアンテナの制御方法及び制御装置 - Google Patents
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Description
送信局から受信局までのチャンネル伝送路の伝達関数hを測定する第1のステップと、
上記受信された各受信信号ylのシンボルslを検出し、所定の適応制御法を用いて所望波信号の方向に主ビームを形成するように適応制御するためのウェイトwlを計算し、計算されたウェイトwlと上記各受信信号のシンボルslとから合成信号zlを計算する第2のステップと、
上記計算された合成信号zlを復調することにより符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]を計算した後、上記符号化ビットをデインターリーブし、上記計算された符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]をMAP復号化法を用いて最大事後確率であるAPP値を有する符号化ビット及び情報ビットを計算する第3のステップと、
上記計算されたAPP値に基づいて情報ビットを選択的に識別して復号化する第4のステップと、
上記計算された符号化ビットに対するAPP値付きの符号化ビットを再度インターリーブし、上記インターリーブされた符号化ビットにおいてシンボルsl毎にAPP値Pr[sdl|zl]を計算した後、当該計算したAPP値Pr[sdl|zl]に基づいてシンボルsclを再構成し、当該再構成したシンボルsclに対して上記チャンネル伝送路の伝達関数hを乗算し、シンボル毎に、上記受信された各受信信号ylから上記乗算結果を減算してなる減算結果である各受信信号に基づき上記適応制御するためのウェイトwlを計算して上記第1と第2と第3のステップを反復して実行する第5のステップとを含むことを特徴とする。
送信局から受信局までのチャンネル伝送路の伝達関数hを測定する第1の制御手段と、
上記受信された各受信信号ylのシンボルslを検出し、所定の適応制御法を用いて所望波信号の方向に主ビームを形成するように適応制御するためのウェイトwlを計算し、計算されたウェイトwlと上記各受信信号のシンボルslとから合成信号zlを計算する第2の制御手段と、
上記計算された合成信号zlを復調することにより符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]を計算した後、上記符号化ビットをデインターリーブし、上記計算された符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]をMAP復号化法を用いて最大事後確率であるAPP値を有する符号化ビット及び情報ビットを計算する第3の制御手段と、
上記計算されたAPP値に基づいて情報ビットを選択的に識別して復号化する第4の制御手段と、
上記計算された符号化ビットに対するAPP値付きの符号化ビットを再度インターリーブし、上記インターリーブされた符号化ビットにおいてシンボルsl毎にAPP値Pr[sdl|zl]を計算した後、当該計算したAPP値Pr[sdl|zl]に基づいてシンボルsclを再構成し、当該再構成したシンボルsclに対して上記チャンネル伝送路の伝達関数hを乗算し、シンボル毎に、上記受信された各受信信号ylから上記乗算結果を減算してなる減算結果である各受信信号に基づき上記適応制御するためのウェイトwlを計算して上記第1と第2と第3の制御手段の処理を反復して実行する第5の制御手段とを備えたことを特徴とする。
[数式1]
σN 2>0
であり、INはN×Nの単位行列を示す。
Rcl=σb 2hh†+Rl (3)
[数式3]
wl †h=1
のもとでの線形結合された合成信号
[数式4]
zl=wl †yl
における信号対干渉プラス雑音比(SINR)を最大化する。
[数式5]
K=1+2D
であり、
[数式6]
Yi=yiyi †
である。
Yi=(yi−scih)(yi−scih)†
を使用して、次式のシンボルが選定される。
yi←yi−scih,i=1,2,…,L
[数式9]
zl=wl †yl
の合成演算を実行して合成信号zlをビット復調部9に出力する。
[数式10]
0<σb 2≦σS 2
であるものとする。
γl opt=h†Rl −1hσS 2 (8)
[数式12]
μ=(K+2−N)/(K+1)
α=σb 2/(σS 2γl opt+σb 2γl opt)
[数式14]
σb 2=σS 2
で表され、式(10)にほぼ一致することになり、3回の反復サイクル後は、理論上のSINRγ1 opt,…,γL optとの偏差が上述の所定値μに近づく。
(1)複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナ装置を用いて、一般的な適応制御ビームを形成するアレーアンテナの制御装置においては、ターボ符号化法ではなく,ビタビの畳み込み符号を用いる。
(2)また、一般的なターボ符号にMAP復号化法を適用するアンテナの制御装置においては、1つのアンテナ素子で受信した受信信号に対する信号処理装置でのみ用いられるために、アレーアンテナのウェイトや適応制御ビームの形成を行うことができない。
(3)本発明に係る実施形態によれば、上記2つの技術思想を合成しかつ、ビタビ復号化法の代わりにMAP符号化法を用いてその結果を適応ビーム形成部分にフィードバックさせることで適応ビーム形成性能を向上させるものである。ビタビ復号化アルゴリズムとMAP復号化法は誤り訂正の性能としてはほぼ同等であるが、ビタビ復号法の方が演算負荷が軽いため通常ビタビ復号化法を用いる。
(4)特に、本発明に係る実施形態においては、誤り訂正に例えばターボ符号化法を使用した場合に用いるMAP復号化法を、アレーアンテナを用いた適応ビーム形成機能に応用することを特徴としている。
2−1乃至2−N…A/D変換器、
3…バースト同期化部、
4…ベクトルチャンネル検出部、
5…信号メモリ、
6…信号ベクトル構成部、
7…適応制御ビーム形成器、
8…信号合成部、
9…ビット復調部、
10…デインターリーブ処理部、
11…APP値計算部、
12…情報ビット復号部、
13…再インターリーブ処理部、
14…APP値再計算部、
15…所望波シンボル再構成部
20−1乃至20−N…アンテナ素子、
100…アレーアンテナ装置。
Claims (2)
- 複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナによって受信され、所定の符号化法によりインターリーブ符号化された符号化ビットを含む複数の受信信号に基づいて、所望波信号の方向に主ビームを形成するように適応制御するアレーアンテナの制御方法において、
送信局から受信局までのチャンネル伝送路の伝達関数hを測定する第1のステップと、
上記受信された各受信信号ylのシンボルslを検出し、所定の適応制御法を用いて所望波信号の方向に主ビームを形成するように適応制御するためのウェイトwlを計算し、計算されたウェイトwlと上記各受信信号のシンボルslとから合成信号zlを計算する第2のステップと、
上記計算された合成信号zlを復調することにより符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]を計算した後、上記符号化ビットをデインターリーブし、上記計算された符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]をMAP復号化法を用いて最大事後確率であるAPP値を有する符号化ビット及び情報ビットを計算する第3のステップと、
上記計算されたAPP値に基づいて情報ビットを選択的に識別して復号化する第4のステップと、
上記計算された符号化ビットに対するAPP値付きの符号化ビットを再度インターリーブし、上記インターリーブされた符号化ビットにおいてシンボルsl毎にAPP値Pr[sdl|zl]を計算した後、当該計算したAPP値Pr[sdl|zl]に基づいてシンボルsclを再構成し、当該再構成したシンボルsclに対して上記チャンネル伝送路の伝達関数hを乗算し、シンボル毎に、上記受信された各受信信号ylから上記乗算結果を減算してなる減算結果である各受信信号に基づき上記適応制御するためのウェイトwlを計算して上記第1と第2と第3のステップを反復して実行する第5のステップとを含むことを特徴とするアレーアンテナの制御方法。 - 複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナによって受信され、所定の符号化法によりインターリーブ符号化された符号化ビットを含む複数の受信信号に基づいて、所望波信号の方向に主ビームを形成するように適応制御するアレーアンテナの制御装置において、
送信局から受信局までのチャンネル伝送路の伝達関数hを測定する第1の制御手段と、
上記受信された各受信信号ylのシンボルslを検出し、所定の適応制御法を用いて所望波信号の方向に主ビームを形成するように適応制御するためのウェイトwlを計算し、計算されたウェイトwlと上記各受信信号のシンボルslとから合成信号zlを計算する第2の制御手段と、
上記計算された合成信号zlを復調することにより符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]を計算した後、上記符号化ビットをデインターリーブし、上記計算された符号化ビットの確率Pr[bl (i)|zl]をMAP復号化法を用いて最大事後確率であるAPP値を有する符号化ビット及び情報ビットを計算する第3の制御手段と、
上記計算されたAPP値に基づいて情報ビットを選択的に識別して復号化する第4の制御手段と、
上記計算された符号化ビットに対するAPP値付きの符号化ビットを再度インターリーブし、上記インターリーブされた符号化ビットにおいてシンボルsl毎にAPP値Pr[sdl|zl]を計算した後、当該計算したAPP値Pr[sdl|zl]に基づいてシンボルsclを再構成し、当該再構成したシンボルsclに対して上記チャンネル伝送路の伝達関数hを乗算し、シンボル毎に、上記受信された各受信信号ylから上記乗算結果を減算してなる減算結果である各受信信号に基づき上記適応制御するためのウェイトwlを計算して上記第1と第2と第3の制御手段の処理を反復して実行する第5の制御手段とを備えたことを特徴とするアレーアンテナの制御装置。
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JP2003315631A JP3981656B2 (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | アレーアンテナの制御方法及び制御装置 |
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