JP3980661B2 - Communication method and apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば、シリアルバスを介してSCSI機器とコマンドやデータの送受信を行う場合に用いて好適な通信方法または装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略記する)は、RS232C等のシリアルバスとのインタフェースを備えている。このシリアルバスは、通常、1200乃至19200ビット/秒程度の中低速の伝送速度を有しており、モデムやプリンタなどとの通信を行う場合に使用されている。
【0003】
また、このシリアルバスは、デバイス技術の発達により、あるいは平衡伝送を使用する(2本の信号線を用いて、それぞれ互いに極性が逆の信号を伝送する)ことにより、十数メガビット/秒の伝送速度を有するようになってきている。
【0004】
シリアルバスに比較して高速な伝送速度を有するパラレルバス(例えばSCSI(Small Computer System Interface)バス)と、シリアルバスを比較すると、シリアルバスには次のような利点がある。即ち、データの伝送に必要な信号線の数が少ないため、それらの信号線を束ねたケーブルを細くすることができ、それを機器間で取り回すのが容易である。また、信号線の数が少ないため、コネクタを小さくすることができる。さらに、規格上、ノイズに強く、比較的長いケーブルを介してのデータ伝送が可能である。
【0005】
このような利点を有するシリアルバスを、例えば、電子手帳やノート型パソコン等の小型の携帯情報機器に用いるようにすることにより、この携帯情報機器の携帯性をさらに促進することができる。
【0006】
一方、パソコンの周辺機器、特に、ハードディスク、CD−ROM等の二次記憶装置において、現在主流となっているのは、SCSI規格に対応したものである。
【0007】
また、上述した携帯情報機器においては、処理能力の向上により、扱う情報量が多くなったため、データの保存が不可欠になってきている。
【0008】
このような状況において、シリアルバスを介して送信された信号を、SCSIバス用の信号に変換したり、あるいは、SCSIバスを介して送信された信号をシリアルバス用の信号に変換する変換装置を用いて、シリアルバスを介して、SCSI規格等のパラレルバス(SCSIバス)を有する周辺機器との間でコマンドやデータの送受信を行うことができるようにすることが考えられている。
【0009】
図5は、上述した変換装置を応用したパソコンシステムの一例の構成を示すブロック図である。ホストコンピュータとしてのパソコン1は、シリアルバス31を介して変換インタフェース11と接続されている。変換インタフェース11は、SCSIバス32を介してSCSI周辺機器(SCSI機器)21と接続されている。
【0010】
次に、図6と図8のフローチャート、および図7のタイムチャートを参照して、パソコン1により、SCSI機器21から所定のデータが読み出される場合の動作について説明する。ここで、図6は、パソコン1の処理内容を説明するためのフローチャートであり、図8は、変換インタフェース11の処理内容を説明するためのフローチャートである。
【0011】
最初に、ステップS1において、パソコン1より、変換インタフェース11に対して、シリアルバス31を介して所定のSCSI機器をセレクトするためのセレクト命令が送信される(図7の時刻T1)。
【0012】
変換インタフェース11は、パソコン1からのセレクト命令を受信すると、図8(a)のステップS21において、SCSIバス32を介して所定の制御信号をSCSI機器21に送信し、SCSI機器21をセレクトする(図7の時刻T2)。セレクトが成功すると、セレクトされたSCSI機器21は、変換インタフェース11に対して選択成功を示す所定の信号をSCSIバス32を介して送信する(図7の時刻T3)。変換インタフェース11は、SCSI機器21より送信されたこの選択成功を示す所定の信号を、シリアルバス用に変換した後、パソコン1にシリアルバス31を介して送信する(図7の時刻T4)。
【0013】
この後、SCSI機器21は、メッセージインフェーズに遷移する。そして、ステップS22において、変換インタフェース11により、SCSI機器21がメッセージインフェーズに遷移したか否かが判定される。SCSI機器21がメッセージインフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS22の処理が繰り返され、SCSI機器21がメッセージインフェーズに遷移したと判定された場合、ステップS23に進み、SCSI機器21がメッセージインフェーズに遷移したことが、シリアルバス31を介してパソコン1に通知される。
【0014】
一方、パソコン1側では、ステップS2において、パソコン1により、SCSI機器21のセレクトが正常に終了し、SCSI機器21がメッセージインフェーズに状態遷移したことを知らせる通知が、変換インタフェース11よりシリアルバス31を介して伝送されてきたか否かが判定される。この通知が、変換インタフェース11よりシリアルバス31を介して伝送されてきていないと判定された場合、ステップS2におけるこの判定処理が繰り返される。
【0015】
一方、この通知が、変換インタフェース11よりシリアルバス31を介して伝送されてきたと判定された場合、ステップS3に進み、パソコン1により、メッセージバイト送出命令とメッセージバイトが、シリアルバス31を介して変換インタフェース11に送信される(図7の時刻T5)。
【0016】
図8(b)のステップS31において、変換インタフェース11は、パソコン1からのメッセージバイトを受信する。そして、ステップS32に進み、SCSI機器21にSCSIバス32を介してメッセージバイトを送信する(図7の時刻T6)。このメッセージバイトを受信したSCSI機器21は、コマンドフェーズに遷移する。そして、コマンドフェーズに遷移したことを、変換インタフェース11に通知する(図7の時刻T7)。
【0017】
次に、ステップS33において、変換インタフェース11により、SCSI機器21がコマンドフェーズに遷移したか否かが判定される。SCSI機器21がコマンドフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS33の処理が繰り返される。この場合、SCSI機器21がコマンドフェーズに遷移したと判定され、ステップS34に進み、パソコン1にSCSI機器21がコマンドフェーズに遷移したことをシリアルバス31を介して通知する(図7の時刻T8)。
【0018】
パソコン1においては、図6のステップS4に進み、変換インタフェース11から、SCSI機器21がコマンドフェーズに状態遷移したことを知らせる通知が送信されてきたか否かが判定される。この通知が送信されてきていないと判定された場合、ステップS4の判定処理が繰り返される。一方、この通知が送信されてきたと判定された場合、ステップS5に進む。
【0019】
ステップS5においては、パソコン1は、変換インタフェース11に、SCSI命令送出命令とSCSI命令(この場合、例えばRead(6)命令(6バイトの長さを持ったRead命令))をシリアルバス31を介して送信する(図7の時刻T9)。
【0020】
変換インタフェース11は、図8(c)のステップS41において、パソコン1よりシリアルバス31を介して送信されたSCSI命令を受信する。そして、ステップS42に進み、それをSCSI用の信号に変換した後、SCSIバス32を介してSCSI機器21に送信する(図7の時刻T10)。SCSI機器21は、変換インタフェース11より送信されたこの命令を実行すると、データインフェーズに遷移することになる。そして、SCSI機器21より、変換インタフェース11に、SCSIバス32を介して、SCSI機器21がデータインフェーズに遷移したことが通知される(図7の時刻T11)。
【0021】
次に、ステップS43に進み、変換インタフェース11により、SCSI機器21がデータインフェーズに遷移したか否かが判定される。SCSI機器21がデータインフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS43の判定処理が繰り返される。一方、SCSI機器21がデータインフェーズに遷移したと判定された場合、ステップS44に進み、変換インタフェース11により、SCSI機器21がデータインフェーズに遷移したことが、シリアルバス31を介してパソコン1に通知されることになる(図7の時刻T12)。
【0022】
そして、図6のステップS6において、パソコン1により、変換インタフェース11より、SCSI機器21がデータインフェーズに遷移したことを知らせる通知が送信されてきたか否かが判定される。変換インタフェース11より、この通知が送信されてきていないと判定された場合、ステップS6の判定処理が繰り返される。一方、変換インタフェース11より、この通知が送信されてきたと判定された場合、ステップS7に進む。
【0023】
ステップS7においては、パソコン1により、変換インタフェース11に対して、SCSI機器21から所定のデータを読み出すためのデータ読み出し命令が、シリアルバス31を介して送信される。変換インタフェース11は、この命令を受信すると、図8(d)のステップS51において、SCSI機器21より所定のデータを読み出す。読み出したデータは、シリアルバス31を介してパソコン1に送信される。
【0024】
パソコン1においては、図6のステップS8に進み、変換インタフェース11よりデータが送信されてきたか否かが判定される。変換インタフェース11より、データが送信されてきていないと判定された場合、ステップS8の処理が繰り返される。一方、データが送信されてきたと判定された場合、ステップS9に進み、変換インタフェース11よりデータが読み出される。
【0025】
次に、ステップS10に進み、既に、ステップS5において、パソコン1より変換インタフェース11に送信されたSCSI命令(この場合、Read(6))によって指定されたデータ数だけ、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21よりデータの読み出しが行われたか否かが判定される。指定されたデータ数だけ、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21よりデータの読み出しが行われていないと判定された場合、ステップS7に戻り、ステップS7乃至S10の処理が繰り返される。
【0026】
一方、図8(d)のステップS51において、変換インタフェース11により、SCSI機器21より、指定された個数分のデータが読み出されると、SCSI機器21は、ステータスフェーズに遷移し、そのことが通知される(図7の時刻T15)。そして、ステップS52に進み、変換インタフェース11は、SCSI機器21がステータスフェーズに遷移したことを、シリアルバス31を介してパソコン1に通知する(図7の時刻T16)。
【0027】
パソコン1は、変換インタフェース11より、SCSI機器21がステータスフェーズに遷移したことを知らせる通知を受信すると、SCSI機器21からステータスバイトを読み出すよう指示する命令を、シリアルバス31を介して変換インタフェース11に送信する。変換インタフェース11は、パソコン1からの命令に従って、SCSI機器21からSCSIバス32を介してステータスバイトを読み出し、それをシリアルバス31を介してパソコン1に送信する。
【0028】
次に、ステップS11に進み、SCSI機器21の接続解除を指示するディスコネクト命令が、シリアルバス31を介して、変換インタフェース11に送信される(図7の時刻T19)。変換インタフェース11は、パソコン1からのディスコネクト命令に従って、図8(e)のステップS61において、SCSI機器21をディスコネクトするための命令(ディスコネクト命令)を、SCSI機器21にSCSIバス32を介して送信し、SCSI機器21をディスコネクトする(図7の時刻T20)。
【0029】
このようにして、パソコン1は、シリアルバス31、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21より所定のデータを読み出すことができる。
【0030】
次に、図9のフローチャートを参照して、パソコン1が、SCSI機器21に、所定のデータを書き込む場合のパソコン1側の処理について説明する。この場合、変換インタフェース11側の処理の説明は省略するが、図8を参照して上述した、SCSI機器21から所定のデータを読み出す場合と基本的に同様である。即ち、図8(c)において、ステップS43の「データインフェーズになったか」とあるのを、「データアウトフェーズになったか」とし、図8(d)において、ステップS51の「SCSI機器からデータを読み出す」とあるのを、「SCSI機器にデータを書き込む」とすればよい。
【0031】
最初に、ステップS71において、パソコン1は、SCSI機器セレクト命令を、変換インタフェース11にシリアルバス31を介して送信する。この命令を受信した変換インタフェース11は、SCSI機器セレクト命令を、SCSIバス用の信号に変換し、SCSIバス32を介して、この場合、SCSI機器21に送信する。
【0032】
これにより、SCSI機器21はセレクトされ、メッセージインフェーズに遷移する。SCSI機器21は、そのことを変換インタフェース11にSCSIバス32を介して通知する。SCSI機器21からのこの通知を受信した変換インタフェース11は、SCSI機器21がメッセージインフェーズに遷移したことを、シリアルバス31を介してパソコン1に通知することになる。
【0033】
次に、ステップS72に進み、パソコン1により、変換インタフェース11より、SCSI機器21の状態がメッセージインフェーズに遷移したことを知らせる通知が送信されてきたか否かが判定される。変換インタフェース11より、SCSI機器21のメッセージインフェーズへの状態遷移を知らせる通知が送信されてきていないと判定された場合、ステップS72の処理が繰り返される。一方、変換インタフェース11より、SCSI機器21のメッセージインフェーズへの遷移を知らせる通知が送信されてきたと判定された場合、ステップS73に進む。
【0034】
ステップS73においては、パソコン1は、変換インタフェース11にメッセージバイト送出命令と、メッセージバイトをシリアルバス31を介して送出する。変換インタフェース11は、受信したメッセージバイト送出命令に基づいて、SCSIバス用に変換したメッセージバイトをSCSIバス32を介してSCSI機器21に送出する。
【0035】
SCSI機器21は、変換インタフェース11からのメッセージバイトを受信すると、コマンドフェーズに遷移し、そのことを変換インタフェース11に通知する。変換インタフェース11は、この通知により、SCSI機器21がコマンドフェーズに遷移したことを認識すると、SCSI機器21がコマンドフェーズに遷移したことを、シリアルバス31を介してパソコン1に通知する。
【0036】
次に、ステップS74に進み、パソコン1により、変換インタフェース11からのSCSI機器21の状態遷移の通知が送信されてきたか否かが判定される。変換インタフェース11より、SCSI機器21の状態遷移の通知が送信されてきていないと判定された場合、ステップS74の処理を繰り返す。一方、変換インタフェース11より、SCSI機器21の状態遷移の通知が送信されてきたと判定された場合、ステップS75に進む。
【0037】
ステップS75において、パソコン1は、変換インタフェース11に対して、SCSI命令送出命令とSCSI命令(この場合、SCSI機器21にデータを書き込むように指示する命令であるWrite(6)命令)を送信する。変換インタフェース11は、パソコン1からのSCSI命令送出命令とSCSI命令を受信すると、SCSI命令送出命令に従って、受信したSCSI命令をSCSI用の信号に変換し、SCSIバス32を介してSCSI機器21に送信する。
【0038】
SCSI機器21は、変換インタフェース11よりSCSIバス32を介して送信されてきたSCSI命令に従って、所定の処理を実行し、データアウトフェーズに遷移する。そして、そのことを変換インタフェース11に通知する。変換インタフェース11は、この通知により、SCSI機器21がデータアウトフェーズに遷移したことを認識すると、SCSI機器21がデータアウトフェーズに遷移したことを、シリアルバス31を介してパソコン1に通知する。
【0039】
次に、ステップS76において、パソコン1により、変換インタフェース11より、SCSI機器21がデータアウトフェーズに遷移したことを知らせる通知が送信されてきたか否かが判定される。変換インタフェース11より、SCSI機器21の状態がデータアウトフェーズに遷移したことを知らせる通知が送信されてきていないと判定された場合、ステップS76の処理を繰り返す。
【0040】
一方、変換インタフェース11より、SCSI機器21の状態がデータアウトフェーズに遷移したことを知らせる通知が送信されてきたと判定された場合、ステップS77に進み、パソコン1は、変換インタフェース11に対して、SCSI機器21に所定のデータを書き込むことを指示する書き込み命令と、データバイトを送信する。
【0041】
次に、ステップS78に進み、パソコン1により、変換インタフェース11より、データが送信されてきたか否かが判定される。変換インタフェース11より、データが送信されてきていないと判定された場合、ステップS78の処理が繰り返される。一方、変換インタフェース11より、データが送信されてきたと判定された場合、ステップS79に進む。
【0042】
ステップS79において、パソコン1は、SCSI機器21に書き込むデータを、変換インタフェース11にシリアルバス31を介して送信する。変換インタフェース11は、パソコン1よりシリアルバス31を介して受信したデータを、SCSI用の信号に変換した後、SCSI機器21にSCSIバス32を介して送信する。SCSI機器21は、変換インタフェース11よりSCSIバス32を介して受信したデータを内蔵するディスクに書き込む(例えば、SCSI機器21がハードディスクの場合)。
【0043】
そして、ステップS80において、パソコン1により、SCSI命令により指定したバイト数分のデータの書き込みが終了したか否かが判定される。指定したバイト数分のデータの書き込みが終了していないと判定された場合、ステップS77乃至S80の処理が繰り返され、指定したバイト数分のデータの書き込みが終了したと判定された場合、ステップS81に進むことになる。
【0044】
また、SCSI機器21は、指定された個数分のデータの書き込みが終了した場合、ステータスフェーズに遷移し、そのことをSCSIバス32を介して、変換インタフェース11に通知する。
【0045】
変換インタフェース11は、この通知により、SCSI機器21がステータスフェーズに遷移したことを検出すると、そのことをシリアルバス31を介してパソコン1に通知する。パソコン1は、変換インタフェース11からの通知を受信し、SCSI機器21がステータスフェーズに遷移したことを認識すると、SCSI機器21からステータスバイトを読み出すように指示するための命令を、変換インタフェース11にシリアルバス31を介して送信する。
【0046】
変換インタフェース11は、パソコン1からの命令に従って、SCSI機器21から、SCSIバス32を介してステータスバイトを読み出し、それをシリアルバス31を介して、パソコン1に送信する。
【0047】
次に、ステップS81において、パソコン1は、変換インタフェース11に、SCSI機器21をディスコネクトするよう指示する命令を送信する。変換インタフェース11は、パソコン1からの命令に従って、SCSI機器21をディスコネクトする。
【0048】
このようにして、パソコン1は、シリアルバス31、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21に所定のデータを書き込むことができる。
【0049】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置においては、このように、SCSI機器21を制御する命令のすべてを、パソコン1から変換インタフェース11に、シリアルバス31を介して、逐一送信するようにしているため、汎用性が高く、種々のSCSI機器の制御が可能である。
【0050】
しかしながら、その反面、ホストコンピュータとしてのパソコン1、変換インタフェース11、およびSCSI機器21間のデータ転送の頻度が多くなった場合、システム全体の動作速度が遅くなる課題があった。
【0051】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、パソコン1は、複数の命令を1つにまとめたマクロコマンドを、変換インタフェース11に送信し、変換インタフェース11は、マクロコマンドに従って、順次SCSI機器21を制御するようにすることにより、パソコン1と変換インタフェース11の間で行うデータの送受信の回数を減少させ、システム全体の処理を高速化することができるようにするものである。
【0052】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の通信方法は、高速なシリアルバス(例えば図1のシリアルバス31)を有する情報処理装置(例えば図1のパソコン1)と、パラレルバス(例えば図1のSCSI(Small Computer System Interface)バス32)を有する周辺機器(例えば図1のSCSI機器21)との間に接続され、その間の通信を制御する通信装置(例えば図1の変換インタフェース11)の通信方法であって、複数の命令を1つにまとめたマクロコマンドを情報処理装置から受信した場合、周辺機器をセレクトするようパラレルバスを介して指令し、指令によりセレクトされた周辺機器がメッセージインフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器に所定のメッセージバイトを送信し、メッセージバイトを受信した周辺機器がコマンドフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器に所定の命令を送信し、命令を受信した周辺機器がデータフェーズに遷移したと判定された場合、マクロコマンドに従って、指定された回数分のデータの読み出しまたはデータの書き込みを繰り返すように、周辺機器とのインターフェースおよび情報処理装置とのインターフェースを制御することを特徴とする。
命令は、Read命令またはWrite命令とすることができる。
【0053】
請求項3に記載の通信装置は、高速なシリアルバス(例えば図1のシリアルバス31)を有する情報処理装置(例えば図1のパソコン1)と、パラレルバス(例えば図1のSCSIバス32)を有する周辺機器(例えば図1のSCSI機器21)との間に接続され、その間の通信を制御する通信装置であって、複数の命令を1つにまとめたマクロコマンドを情報処理装置から受信した場合、周辺機器をセレクトするようパラレルバスを介して指令する指令手段(例えば、図2のステップS111の処理を実行する図1のCPU12a)と、指令によりセレクトされた周辺機器がメッセージインフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器への所定のメッセージバイトの送信を制御する第1の送信制御手段(例えば、図2のステップS113の処理を実行する図1のCPU12a)と、メッセージバイトを受信した周辺機器がコマンドフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器への所定の命令の送信を制御する第2の送信制御手段(例えば、図2のステップS115の処理を実行する図1のCPU12a)と、命令を受信した周辺機器がデータフェーズに遷移したと判定された場合、マクロコマンドに従って、指定された回数分のデータの読み出しまたはデータの書き込みを繰り返すように、周辺機器とのインターフェースおよび情報処理装置とのインターフェースを制御する制御手段(例えば、図2のステップS117の処理を実行する図1のCPU12a)とを備えることを特徴とする。
【0054】
また、パラレルバスは、SCSIバスとすることができる。
さらに、命令は、Read命令またはWrite命令とすることができる。
【0055】
【作用】
請求項1または3に記載の通信方法または装置においては、複数の命令を1つにまとめたマクロコマンドを情報処理装置から受信した場合、周辺機器をセレクトするようパラレルバスを介して指令され、指令によりセレクトされた周辺機器がメッセージインフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器に所定のメッセージバイトが送信され、メッセージバイトを受信した周辺機器がコマンドフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器に所定の命令が送信される。そして、命令を受信した周辺機器がデータフェーズに遷移したと判定された場合、マクロコマンドに従って、指定された回数分のデータの読み出しまたはデータの書き込みを繰り返すように、周辺機器とのインターフェースおよび情報処理装置とのインターフェースが制御される。
請求項2に記載の通信方法においては、命令は、Read命令またはWrite命令とされる。従って、周辺機器からのデータの読み出し、または周辺機器へのデータの書き込みが可能となる。
【0056】
請求項4に記載の通信装置においては、パラレルバスは、SCSIバスとされる。従って、SCSI機器の制御が可能となる。
請求項5に記載の通信装置においては、命令は、Read命令またはWrite命令とされる。従って、周辺機器からのデータの読み出し、または周辺機器へのデータの書き込みが可能となる。
【0057】
【実施例】
図1は、本発明の通信装置を適用したパソコンシステムの一実施例の構成を示すブロック図である。このパソコンシステムは、ホストコンピュータとしてのパーソナルコンピュータ(以下パソコンと略記する)1と、変換インタフェース11、およびSCSI(Small Computer System Interface)周辺機器(SCSI機器)21より構成され、パソコン1と変換インタフェース11との間のデータのやり取りは、RS232CまたはRS422等のシリアルバス31を介して行われ、変換インタフェース11とSCSI機器21の間のデータのやり取りは、SCSIバス32を介して行われるようになされている。
【0058】
パソコン1において、記憶部3を構成するROM3aは、所定のシステムプログラムを記憶する。また、RAM3bは、所定のアプリケーションプログラムを記憶するようになされている。
【0059】
演算部2は、CPU2aにより構成され、ROM3a、またはRAM3bに記憶されているシステムプログラムまたはアプリケーションプログラムに基づいて、所定の演算、または処理を行うようになされている。
【0060】
シリアル通信部4は、演算部2よりシステムバス5を介して供給された所定のデータを、シリアルバス31を介して送信し、変換インタフェース11を構成する後述するシリアル通信部14との間で所定のデータのやり取りを行うようになされている。
【0061】
変換インタフェース11においては、記憶部13を構成するROM13aは、所定のシステムプログラムを記憶する。また、RAM13bは、所定のアプリケーションプログラムを記憶するようになされている。
【0062】
演算部12は、CPU12aにより構成され、ROM13a、またはRAM13bに記憶されているシステムプログラムまたはアプリケーションプログラムに基づいて、所定の演算、または処理を行うようになされている。
【0063】
シリアル通信部14は、演算部12よりシステムバス15を介して供給された所定のデータを、シリアルバス31を介して送信し、パソコン1のシリアル通信部4との間で所定のデータのやり取りを行うようになされている。
【0064】
SCSI制御部16は、SCSIバス32を介して、SCSI機器21に所定の命令またはデータを送信する。また、SCSI機器21からのデータをSCSIバス32を介して受信するようになされている。
【0065】
SCSI機器21は、例えばハードディスクやCD−ROM等により構成され、変換インタフェース11より、SCSIバス32を介して送信された所定のデータをハードディスクに書き込んだり、あるいはハードディスクまたはCD−ROMより読みだした所定のデータを、SCSIバス32を介して、変換インタフェース11に送信する。
【0066】
次に、図2のフローチャート、および図3のタイムチャートを参照して、この実施例において、パソコン1が、シリアルバス31を介して、SCSI機器21より所定のデータを読み出す場合の動作を説明する。ここで、図2(a)は、ホスト側、即ちパソコン1の動作を説明するためのフローチャートであり、図2(b)は、変換インタフェース11側の動作を説明するためのフローチャートである。
【0067】
最初に、図2(a)のステップS101において、パソコン1を構成するCPU2aは、所定のアプリケーションプログラムに従って、シリアル通信部4に対して、変換インタフェース11に、インタフェース用命令、例えば、SCSI機器21のブロックn番からmブロック分だけデータを読み出す命令を送信するよう指令する。
【0068】
シリアル通信部4は、CPU2aからの指令に従って、変換インタフェース11に、SCSI機器21のブロックn番からmブロック分だけデータを読み出す命令を、シリアルバス31を介して送信する(図3の時刻T31)。
【0069】
一方、図2(b)のステップS111において、変換インタフェース11のシリアル通信部14は、シリアルバス31を介して、シリアル通信部4より送信された命令を受信し、それをCPU12aに供給する。CPU12aは、シリアル通信部14を介して受信した、パソコン1からの命令に従って、SCSI制御部16に対して、最初、SCSI機器21をセレクトするようシステムバス15を介して指令する。
【0070】
SCSI制御部16は、CPU12aからの命令に従って、SCSI機器21をセレクトするよう指示する制御信号を発生し、SCSIバス32を介して、SCSI機器21に送信する(図3の時刻T32)。これにより、SCSI機器21がセレクトされ、SCSI機器21は、メッセージインフェーズに遷移する。そして、SCSI機器21は、メッセージインフェーズに遷移したことを変換インタフェース11に通知する(図3の時刻T33)。
【0071】
次に、ステップS112において、変換インタフェース11のCPU12aにより、SCSI機器21がメッセージインフェーズに遷移したか否かが判定され、SCSI機器21がメッセージインフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS112の処理を繰り返す。一方、SCSI機器21が、メッセージインフェーズに遷移したと判定された場合、ステップS113に進む。
【0072】
ステップS113においては、変換インタフェース11のSCSI制御部16は、CPU12aの制御により、所定のメッセージバイトを、SCSIバス32を介してSCSI機器21に送信する(図3の時刻T34)。
【0073】
SCSI機器21は、SCSI制御部16より送信されたメッセージバイトを受信すると、コマンドフェーズに遷移し、そのことを変換インタフェース11に通知する(図3の時刻T35)。そして、ステップS114において、CPU12aにより、SCSI機器21がコマンドフェーズに遷移したか否かが判定される。
【0074】
SCSI機器21が、コマンドフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS114の処理が繰り返される。一方、SCSI機器21が、コマンドフェーズに遷移したと判定された場合、ステップS115に進む。
【0075】
ステップS115においては、変換インタフェース11より、所定のSCSI命令、例えば、所定のデータを読み出すように指示するRead(6)命令が、SCSIバス32を介して、SCSI機器21に送信される(図3の時刻T36)。この命令を受信したSCSI機器21は、データインフェーズに遷移し、そのことを変換インタフェース11に通知する(図3の時刻T37)。
【0076】
次に、ステップS116において、変換インタフェース11のCPU12aにより、SCSI機器21がデータインフェーズに遷移したか否かが判定される。SCSI機器21がデータインフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS116の処理が繰り返される。一方、SCSI機器21がデータインフェーズに遷移したと判定された場合、ステップS117に進む。
【0077】
ステップS117においては、変換インタフェース11のCPU12aは、パソコン1より供給されたマクロコマンド(マクロ命令)に従って、SCSI制御部16を制御し、SCSI機器21より、SCSIバス32を介して、所定のデータを読み出す(図3の時刻T38)。
【0078】
次に、ステップS118に進み、CPU12aは、ステップS117において、SCSI機器21より読み出したデータを、シリアル通信部14、シリアルバス31を介して、パソコン1に送信する(図3の時刻T39)。
【0079】
一方、パソコン1においては、ステップS102において、CPU2aにより、変換インタフェース11より、シリアルバス31を介してデータが送信されてきたか否かが判定される。データが送信されてきていないと判定された場合、ステップS102の処理が繰り返される。一方、データが送信されてきたと判定された場合、ステップS103に進み、送信されてきたデータが読み込まれる。
【0080】
次に、ステップS104において、マクロコマンドにより指定した回数分だけデータが読み出されたか否かが判定される。指定した回数分のデータの読み出しが終了していないと判定された場合、ステップS102乃至S104の処理が繰り返される。
【0081】
また、変換インタフェース11においては、ステップS119に進み、CPU12aにより、SCSI制御部16、SCSIバス32を介して、SCSI機器21より、パソコン1より供給されたマクロコマンドにより指定された回数分だけ、データが読み出されたか否かが判定される。
【0082】
指定された回数分だけ、データを読み出していないと判定された場合、CPU12aは、ステップS117に戻り、ステップS117乃至S119の処理を繰り返す。これにより、パソコン1においても、上述したように、ステップS102乃至S104の処理が繰り返されることになる。一方、指定された回数分だけ、データを読み出したと判定された場合、ステップS120に進むことになる。
【0083】
変換インタフェース11により、SCSI機器21より、指定された回数分のデータが読み出されると、SCSI機器21はステータスフェーズに遷移し、そのことを変換インタフェース11に通知する(図3の時刻T40)。
【0084】
一方、パソコン1においても、ステップS104において、指定した回数分のデータの読み出しが終了したと判定され、処理を終了する。
【0085】
そして、変換インタフェース11は、SCSI機器21より、SCSIバス32を介してステータスバイトを読み出し(図3の時刻T41)、必要であれば、それをパソコン1に送信する。
【0086】
次に、ステップS120に進み、変換インタフェース11は、SCSI機器21に対して、SCSIバス32を介してディスコネクト命令を送信し、SCSI機器21をディスコネクトする。
【0087】
このようにして、パソコン1は、シリアルバス31を介して変換インタフェース11に所定のマクロコマンドを1回だけ送信することにより、以降、変換インタフェース11との間でコマンドのやり取りを行うことなく、SCSI機器21から、所定のデータを読み出すことができる。このように、マクロコマンドを使用することにより、パソコン1と変換インタフェース11との間でやり取りされるコマンド、またはデータの送信回数、およびデータ量を減少させることができる。
【0088】
次に、図4に示したフローチャートを参照して、この実施例において、パソコン1が、シリアルバス31を介して、SCSI機器21に所定のデータを書き込む場合の動作を説明する。ここで、図4(a)は、ホスト側、即ちパソコン1の動作を説明するためのフローチャートであり、図4(b)は、変換インタフェース11側の動作を説明するためのフローチャートである。
【0089】
最初に、図4(a)のステップS131において、パソコン1を構成するCPU2aは、所定のアプリケーションプログラムに従って、シリアル通信部4に対して、変換インタフェース11に、インタフェース用命令、例えば、SCSI機器21のブロックn番からmブロック分だけ所定のデータを書き込む命令を送信するよう指令する。
【0090】
シリアル通信部4は、CPU2aからの指令に従って、変換インタフェース11に、SCSI機器21のブロックn番からmブロック分だけデータを書き込む命令を、シリアルバス31を介して送信する。
【0091】
一方、図4(b)のステップS141において、変換インタフェース11のシリアル通信部14は、シリアルバス31を介して、シリアル通信部4より送信された命令を受信し、それをCPU12aに供給する。CPU12aは、シリアル通信部14を介して受信した、パソコン1からの命令に従って、SCSI制御部16に対して、SCSI機器21をセレクトするようシステムバス15を介して指令する。
【0092】
SCSI制御部16は、CPU12aからの命令に従って、SCSI機器21をセレクトするよう指示する制御信号を発生し、SCSIバス32を介して、SCSI機器21に送信する。これにより、SCSI機器21がセレクトされ、SCSI機器21は、メッセージインフェーズに遷移し、そのことをSCSIバス32を介して、変換インタフェース11に通知する。
【0093】
次に、ステップS142において、変換インタフェース11のCPU12aにより、SCSI機器21がメッセージインフェーズになったか否かが判定され、SCSI機器21がメッセージインフェーズになっていないと判定された場合、ステップS142の処理が繰り返される。一方、SCSI機器21が、メッセージインフェーズになったと判定された場合、ステップS143に進む。
【0094】
ステップS143においては、変換インタフェース11のSCSI制御部16は、CPU12aの制御により、所定のメッセージバイトを、SCSIバス32を介してSCSI機器21に送信する。
【0095】
SCSI機器21は、SCSI制御部16より送信されたメッセージバイトを受信すると、コマンドフェーズに遷移し、それを変換インタフェース11に通知する。そして、ステップS144において、CPU12aにより、SCSI機器21がコマンドフェーズに遷移したか否かが判定される。
【0096】
SCSI機器21が、コマンドフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS144の処理が繰り返される。一方、SCSI機器21が、コマンドフェーズに遷移したと判定された場合、ステップS145に進む。
【0097】
ステップS145においては、変換インタフェース11より、所定のSCSI命令、例えば、所定のデータを書き込むように指示するWrite(6)命令が、SCSIバス32を介して、SCSI機器21に送信される。この命令を受信したSCSI機器21は、データアウトフェーズに遷移し、そのことを変換インタフェース11に通知する。
【0098】
次に、ステップS146において、変換インタフェース11のCPU12aにより、SCSI機器21がデータアウトフェーズに遷移したか否かが判定される。SCSI機器21がデータアウトフェーズに遷移していないと判定された場合、ステップS146の処理が繰り返される。一方、SCSI機器21がデータアウトフェーズに遷移したと判定された場合、ステップS147に進む。
【0099】
一方、パソコン1においては、ステップS132において、CPU2aにより、例えばRAM3bに記憶されているSCSI機器21に書き込むべき所定のデータが読み出され、シリアル通信部4、シリアルバス31を介して変換インタフェース11に送信される。
【0100】
次に、ステップS133に進み、CPU2aにより、マクロコマンドによって指定した回数分だけデータを書き込んだか否かが判定される。指定した回数分のデータの書き込みが終了していないと判定された場合、ステップS132,S133の処理が繰り返される。
【0101】
また、変換インタフェース11においては、ステップS147において、CPU12aは、パソコン1より供給されたマクロコマンドに従って、シリアル通信部14を制御し、パソコン1より、シリアルバス31を介して、SCSI機器21に書き込むべき所定のデータを受信する。
【0102】
次に、ステップS149に進み、CPU12aにより、SCSI制御部16、SCSIバス32を介して、SCSI機器21に、パソコン1より供給されたマクロコマンドにより指定された回数分だけ、データを書き込んだか否かが判定される。
【0103】
指定された回数分だけ、データを書き込んでいないと判定された場合、ステップS147に戻り、ステップS147乃至S149の処理が繰り返される。これにより、パソコン1においても、上述したように、ステップS132,S133の処理が繰り返されることになる。一方、指定された回数分だけ、データを書き込んだと判定された場合、ステップS150に進むことになる。
【0104】
一方、パソコン1においても、ステップS133において、指定した回数分のデータの書き込みが終了したと判定され、処理を終了する。
【0105】
SCSI機器21は、指定された個数分だけ、データの書き込みを行うと、ステータスフェーズに遷移し、そのことを変換インタフェース11に通知する。そして、変換インタフェース11は、SCSI機器21より、SCSIバス32を介してステータスバイトを読み出す。必要であれば、それをパソコン1に送信する。
【0106】
次に、ステップS150に進み、変換インタフェース11は、SCSI機器21に対して、SCSIバス32を介してディスコネクト命令を送信し、SCSI機器21をディスコネクトする。
【0107】
このようにして、パソコン1は、シリアルバス31を介して変換インタフェース11に所定のマクロコマンドを1回だけ送信することにより、それ以降、変換インタフェース11との間で、コマンドまたはデータのやり取りを行うことなく、SCSI機器21に、所定のデータを書き込むことができる。このように、マクロコマンドを使用することにより、パソコン1と変換インタフェース11との間でやり取りされるコマンド、またはデータの送信回数、およびデータ量を減少させることができる。
【0108】
なお、上記実施例においては、本発明の通信方法および装置を、パソコンにより構成されたパソコンシステムに適用した場合について説明したが、パソコンに限らず、小型の携帯情報端末や電子手帳等のように、マイコンを登載した電子機器に適用することも可能である。
【0109】
また、上記実施例においては、シリアルバスを介して、SCSIバス規格に対応したSCSI機器との間でデータやコマンドの送受信を行う場合について説明したが、これに限らず、他の規格のパラレルバスに対応した電子機器との間で、シリアルバスを介してデータやコマンドの送受信を行うようにすることも可能である。
【0110】
【発明の効果】
請求項1または3に記載の通信方法または装置によれば、複数の命令を1つにまとめたマクロコマンドを情報処理装置から受信した場合、周辺機器をセレクトするようパラレルバスを介して指令し、指令によりセレクトされた周辺機器がメッセージインフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器に所定のメッセージバイトを送信し、メッセージバイトを受信した周辺機器がコマンドフェーズに遷移したと判断された場合、周辺機器に所定の命令を送信し、命令を受信した周辺機器がデータフェーズに遷移したと判定された場合、マクロコマンドに従って、指定された回数分のデータの読み出しまたはデータの書き込みを繰り返すように、周辺機器とのインターフェースおよび情報処理装置とのインターフェースを制御するようにしたので、情報処理装置は、シリアルバスを介して周辺機器を制御することができる。また、シリアルバスを介して、1つのマクロコマンドを送信するだけで、マクロコマンドに対応する複数のコマンドを、パラレルバスを介して順次周辺機器に送信し、周辺機器を制御することができる。従って、SCSI機器を制御する場合、装置間で通信される回数やデータ量を削減することができ、処理を簡単にし、かつ高速化することが可能となる。これにより、処理効率を向上させることが可能となる。
請求項2に記載の通信方法においては、命令を、Read命令またはWrite命令としたので、周辺機器から所定のデータを読み出したり、あるいはそこに所定のデータを書き込むことが可能となる。
【0111】
請求項4に記載の通信装置によれば、パラレルバスを、SCSIバスとしたので、SCSI機器の制御が可能となる。
請求項5に記載の通信装置によれば、命令を、Read命令またはWrite命令としたので、周辺機器から所定のデータを読み出したり、あるいはそこに所定のデータを書き込むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信方法および装置を適用したパソコンシステムの一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例において、パソコン1により、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21より所定のデータが読み出される場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】パソコン1により、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21より所定のデータが読み出される場合のタイムチャートである。
【図4】パソコン1により、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21に、所定のデータが書き込まれる場合の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】従来のパソコンシステムの一例の構成を示すブロック図である。
【図6】図5のパソコンシステムにおいて、パソコン1により、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21より所定のデータが読み出される場合の、パソコン1側の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】図5において、パソコン1により、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21より所定のデータが読み出される場合のタイムチャートである。
【図8】図5のパソコンシステムにおいて、パソコン1により、変換インタフェース11を介して所定のデータが読み出される場合の、変換インタフェース11側の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図9】図5のパソコンシステムにおいて、パソコン1により、変換インタフェース11を介して、SCSI機器21に所定のデータが書き込まれる場合の、パソコン1側の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パソコン
2 演算部
2a CPU
3 記憶部
3a ROM
3b RAM
4 シリアル通信部
5 システムバス
11 変換インタフェース
12 演算部
12a CPU
13 記憶部
13a ROM
13b RAM
14 シリアル通信部
15 システムバス
16 SCSI制御部
21 SCSI機器
31 シリアルバス
32 SCSIバス[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a communication method or apparatus suitable for use in, for example, transmission / reception of commands and data with a SCSI device via a serial bus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, personal computers (hereinafter abbreviated as personal computers) have an interface with a serial bus such as RS232C. This serial bus usually has a medium to low transmission speed of about 1200 to 19,200 bits / second, and is used when communicating with a modem, a printer, or the like.
[0003]
In addition, this serial bus is capable of transmitting several tens of megabits per second by developing device technology or using balanced transmission (using two signal lines to transmit signals of opposite polarities to each other). Has come to have speed.
[0004]
When comparing a serial bus with a parallel bus (for example, a SCSI (Small Computer System Interface) bus) having a higher transmission speed than the serial bus, the serial bus has the following advantages. That is, since the number of signal lines required for data transmission is small, a cable in which these signal lines are bundled can be made thin, and it is easy to route them between devices. Further, since the number of signal lines is small, the connector can be made small. Furthermore, according to the standard, it is resistant to noise and can transmit data via a relatively long cable.
[0005]
By using a serial bus having such advantages in a small portable information device such as an electronic notebook or a notebook personal computer, the portability of the portable information device can be further promoted.
[0006]
On the other hand, what is currently mainstream in peripheral devices for personal computers, particularly secondary storage devices such as hard disks and CD-ROMs, is compatible with the SCSI standard.
[0007]
Further, in the above-described portable information device, the amount of information to be handled has increased due to the improvement of processing capability, and thus data storage has become indispensable.
[0008]
In such a situation, a conversion device that converts a signal transmitted through the serial bus into a signal for the SCSI bus or converts a signal transmitted through the SCSI bus into a signal for the serial bus. It is considered that commands and data can be transmitted / received to / from peripheral devices having a parallel bus (SCSI bus) such as a SCSI standard via a serial bus.
[0009]
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of an example of a personal computer system to which the above-described conversion device is applied. A
[0010]
Next, an operation when predetermined data is read from the
[0011]
First, in step S1, a selection command for selecting a predetermined SCSI device is transmitted from the
[0012]
When receiving the select command from the
[0013]
Thereafter, the
[0014]
On the other hand, on the
[0015]
On the other hand, if it is determined that this notification has been transmitted from the
[0016]
In step S31 of FIG. 8B, the
[0017]
Next, in step S33, the
[0018]
In the
[0019]
In step S5, the
[0020]
The
[0021]
In step S43, the
[0022]
In step S6 of FIG. 6, it is determined whether or not the
[0023]
In step S <b> 7, the
[0024]
In the
[0025]
Next, the process proceeds to step S10, and the number of data specified by the SCSI command (in this case Read (6)) transmitted from the
[0026]
On the other hand, in step S51 of FIG. 8D, when the specified number of data is read from the
[0027]
When the
[0028]
Next, the process proceeds to step S11, and a disconnect command instructing disconnection of the
[0029]
In this way, the
[0030]
Next, processing on the
[0031]
First, in step S <b> 71, the
[0032]
Thereby, the
[0033]
Next, the process proceeds to step S72, where it is determined whether or not the
[0034]
In step S <b> 73, the
[0035]
When the
[0036]
Next, the process proceeds to step S74, where it is determined whether or not the
[0037]
In step S75, the
[0038]
The
[0039]
Next, in step S76, it is determined whether or not the
[0040]
On the other hand, if it is determined that the notification indicating that the state of the
[0041]
In step S78, the
[0042]
In step S <b> 79, the
[0043]
In step S80, the
[0044]
Further, when the writing of the designated number of data is completed, the
[0045]
When the
[0046]
The
[0047]
Next, in step S <b> 81, the
[0048]
In this way, the
[0049]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional apparatus, since all the commands for controlling the
[0050]
However, when the frequency of data transfer between the
[0051]
The present invention has been made in view of such a situation, and the
[0052]
[Means for Solving the Problems]
The communication method according to
The instruction can be a Read instruction or a Write instruction.
[0053]
The communication apparatus according to
[0054]
Also,Parallel bus and SCSI buscan do.
Further, the instruction can be a Read instruction or a Write instruction.
[0055]
[Action]
4. The communication method or apparatus according to
In the communication method according to the second aspect, the command is a Read command or a Write command. Accordingly, it is possible to read data from the peripheral device or write data to the peripheral device.
[0056]
Claim 4In the communication device described inThe parallel bus is a SCSI bus. Therefore, the SCSI device can be controlled.
In the communication device according to the fifth aspect, the command is a Read command or a Write command. Accordingly, it is possible to read data from the peripheral device or write data to the peripheral device.
[0057]
【Example】
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an embodiment of a personal computer system to which a communication apparatus of the present invention is applied. This personal computer system includes a personal computer (hereinafter abbreviated as a personal computer) 1 as a host computer, a
[0058]
In the
[0059]
The calculation unit 2 includes a CPU 2a, and performs a predetermined calculation or process based on a system program or an application program stored in the
[0060]
The
[0061]
In the
[0062]
The
[0063]
The
[0064]
The
[0065]
The
[0066]
Next, with reference to the flowchart of FIG. 2 and the time chart of FIG. 3, in this embodiment, the operation when the
[0067]
First, in step S101 of FIG. 2A, the CPU 2a constituting the
[0068]
The
[0069]
On the other hand, in step S111 of FIG. 2B, the
[0070]
The
[0071]
Next, in step S112, the CPU 12a of the
[0072]
In step S113, the
[0073]
When the
[0074]
When it is determined that the
[0075]
In step S115, the
[0076]
Next, in step S116, the CPU 12a of the
[0077]
In step S117, the CPU 12a of the
[0078]
In step S118, the CPU 12a transmits the data read from the
[0079]
On the other hand, in the
[0080]
Next, in step S104, it is determined whether or not data has been read as many times as specified by the macro command. When it is determined that the reading of data for the designated number of times has not been completed, the processes of steps S102 to S104 are repeated.
[0081]
In the
[0082]
When it is determined that the data has not been read by the designated number of times, the CPU 12a returns to step S117 and repeats the processes of steps S117 to S119. Thereby, also in the
[0083]
When the
[0084]
On the other hand, in the
[0085]
The
[0086]
In step S120, the
[0087]
In this way, the
[0088]
Next, the operation when the
[0089]
First, in step S131 of FIG. 4A, the CPU 2a constituting the
[0090]
The
[0091]
On the other hand, in step S141 of FIG. 4B, the
[0092]
The
[0093]
Next, in step S142, the CPU 12a of the
[0094]
In step S143, the
[0095]
When the
[0096]
When it is determined that the
[0097]
In
[0098]
Next, in step S146, the CPU 12a of the
[0099]
On the other hand, in the
[0100]
Next, proceeding to step S133, the CPU 2a determines whether or not data has been written as many times as specified by the macro command. When it is determined that the data writing for the designated number of times has not been completed, the processes in steps S132 and S133 are repeated.
[0101]
In the
[0102]
Next, proceeding to step S149, whether or not the CPU 12a has written data to the
[0103]
When it is determined that data has not been written for the designated number of times, the process returns to step S147, and the processes of steps S147 to S149 are repeated. Thereby, also in the
[0104]
On the other hand, in the
[0105]
When the
[0106]
In step S150, the
[0107]
In this way, the
[0108]
In the above embodiment, the communication method and apparatus according to the present invention is applied to a personal computer system configured by a personal computer. However, the present invention is not limited to a personal computer, but a small portable information terminal, an electronic notebook, or the like. It is also possible to apply to an electronic device in which a microcomputer is mounted.
[0109]
In the above-described embodiments, the case where data and commands are transmitted / received to / from a SCSI device compatible with the SCSI bus standard via a serial bus has been described. However, the present invention is not limited to this, and parallel buses of other standards are used. It is also possible to send and receive data and commands to and from an electronic device that supports the above via a serial bus.
[0110]
【The invention's effect】
According to the communication method or apparatus according to
In the communication method according to the second aspect, since the instruction is a Read instruction or a Write instruction, predetermined data can be read from or written to the peripheral device.
[0111]
Claim 4According to the communication device described inParallel bus and SCSI busSoThe SCSI device can be controlled.
According to the communication device of the fifth aspect, since the command is the Read command or the Write command, the peripheral deviceIt is possible to read predetermined data or write predetermined data to the predetermined data.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an embodiment of a personal computer system to which a communication method and apparatus of the present invention is applied.
FIG. 2 is a flowchart for explaining a processing procedure when predetermined data is read from a
FIG. 3 is a time chart when predetermined data is read from the
FIG. 4 is a flowchart for explaining a processing procedure when predetermined data is written to a
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of an example of a conventional personal computer system.
6 is a flowchart for explaining a processing procedure on the
FIG. 7 is a time chart when predetermined data is read from the
8 is a flowchart for explaining a processing procedure on the
9 is a flowchart for explaining a processing procedure on the
[Explanation of symbols]
1 PC
2 Calculation unit
2a CPU
3 storage unit
3a ROM
3b RAM
4 Serial communication part
5 System bus
11 Conversion interface
12 Calculation unit
12a CPU
13 Memory unit
13a ROM
13b RAM
14 Serial communication part
15 System bus
16 SCSI controller
21 SCSI equipment
31 Serial bus
32 SCSI bus
Claims (5)
複数の命令を1つにまとめたマクロコマンドを前記情報処理装置から受信した場合、前記周辺機器をセレクトするよう前記パラレルバスを介して指令し、
前記指令によりセレクトされた前記周辺機器がメッセージインフェーズに遷移したと判断された場合、前記周辺機器に所定のメッセージバイトを送信し、
前記メッセージバイトを受信した前記周辺機器がコマンドフェーズに遷移したと判断された場合、前記周辺機器に所定の命令を送信し、
前記命令を受信した前記周辺機器がデータフェーズに遷移したと判定された場合、前記マクロコマンドに従って、指定された回数分のデータの読み出しまたはデータの書き込みを繰り返すように、前記周辺機器とのインターフェースおよび前記情報処理装置とのインターフェースを制御する
ことを特徴とする通信方法。A communication method of a communication device that is connected between an information processing device having a high-speed serial bus and a peripheral device having a parallel bus and controls communication therebetween,
When a macro command that combines a plurality of instructions into one is received from the information processing apparatus, the peripheral device is instructed to be selected via the parallel bus,
When it is determined that the peripheral device selected by the command has transitioned to the message in phase, a predetermined message byte is transmitted to the peripheral device,
When it is determined that the peripheral device that has received the message byte has transitioned to the command phase, a predetermined command is transmitted to the peripheral device,
When it is determined that the peripheral device that has received the command has transitioned to the data phase, the interface with the peripheral device and the data are repeatedly read or written a specified number of times in accordance with the macro command, and A communication method comprising controlling an interface with the information processing apparatus.
ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。The communication method according to claim 1, wherein the command is a Read command or a Write command.
複数の命令を1つにまとめたマクロコマンドを前記情報処理装置から受信した場合、前記周辺機器をセレクトするよう前記パラレルバスを介して指令する指令手段と、
前記指令によりセレクトされた前記周辺機器がメッセージインフェーズに遷移したと判断された場合、前記周辺機器への所定のメッセージバイトの送信を制御する第1の送信制御手段と、
前記メッセージバイトを受信した前記周辺機器がコマンドフェーズに遷移したと判断された場合、前記周辺機器への所定の命令の送信を制御する第2の送信制御手段と、
前記命令を受信した前記周辺機器がデータフェーズに遷移したと判定された場合、前記マクロコマンドに従って、指定された回数分のデータの読み出しまたはデータの書き込みを繰り返すように、前記周辺機器とのインターフェースおよび前記情報処理装置とのインターフェースを制御する制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。A communication device that is connected between an information processing device having a high-speed serial bus and a peripheral device having a parallel bus and controls communication therebetween,
Command means for instructing via the parallel bus to select the peripheral device when a macro command in which a plurality of instructions are combined into one is received from the information processing apparatus;
First transmission control means for controlling transmission of a predetermined message byte to the peripheral device when it is determined that the peripheral device selected by the command has transitioned to the message in phase;
A second transmission control means for controlling transmission of a predetermined command to the peripheral device when it is determined that the peripheral device that has received the message byte has transitioned to a command phase;
When it is determined that the peripheral device that has received the command has transitioned to the data phase, the interface with the peripheral device and the data are repeatedly read or written a specified number of times in accordance with the macro command, and And a control means for controlling an interface with the information processing apparatus.
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。The communication device according to claim 3, wherein the parallel bus is a SCSI bus.
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。The communication device according to claim 3, wherein the command is a Read command or a Write command.
Priority Applications (1)
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JP29635594A JP3980661B2 (en) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Communication method and apparatus |
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JPH08153063A JPH08153063A (en) | 1996-06-11 |
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JP (1) | JP3980661B2 (en) |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29635594A patent/JP3980661B2/en not_active Expired - Lifetime
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