JP3978766B2 - バンド部付きセラミックス基複合部材とその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フランジ部を有するセラミックス基複合部材とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
セラミックスは耐熱性が高いが脆い欠点があるため、これをセラミックス繊維で強化したセラミックス基複合部材(Ceramic Matrix Composite:以下、CMCと略称する)が開発されている。すなわち、セラミックス基複合部材(CMC)はセラミックス繊維とセラミックスマトリックスとからなる。なお、一般にCMCはその素材により、セラミックス繊維/セラミックスマトリックス(例えば、両方がSiCからなる場合、SiC/SiC)と表示される。なお、以下、セラミックス基複合部材(CMC)について詳述するが、本発明は、これに限定されず、炭素系複合材(C/C)、C/SiC、SiC/C等にも同様に適用することができる。
【0003】
CMCは、軽量で耐熱性に優れるため、ジェットエンジン部品(例えば、タービン翼、燃焼器、アフターバーナ部品等)へ適用することによりエンジンの重量削減および燃料消費率の低減が期待される有望な材料である。
【0004】
しかし、従来のCMCは、気密性を保持することができず、かつ耐熱衝撃性が低い問題点があった。すなわち、従来のCMCは、所定の形状をセラミックス繊維で構成したのち、いわゆるCVI処理(Chemical Vapor Infiltration:気相含浸法)で繊維の隙間にマトリックスを形成するが、このCVIで繊維間の隙間を完全に埋めるには実用不可能な長期間(例えば1年以上)を要する問題点があった。また、このように形成した従来のCMCを高温で試験等すると、激しい熱衝撃(例えば温度差が900℃以上)が作用した場合に、強度低下が激しく、再使用がほとんどできない問題点があった。
そのため、従来のセラミックス基複合部材(CMC)は、タービン翼、燃焼器のような気密性と耐熱衝撃性を要する部品には実質的に使用できなかった。
【0005】
本発明の発明者等は、上述した問題点を解決するために、気密性と耐熱衝撃性を大幅に高めることができ、これによりスラストチャンバ等にも実用可能な「セラミックス基複合部材及びその製造方法」(特開2000−219576号)を創案し出願した。この発明は、成形した繊維織物の表面にSiCマトリックス層を形成するCVI処理を行った後に、そのマトリックス層の隙間に有機珪素ポリマーを基材として含浸し焼成するPIP処理を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したCMCは、軽量で耐熱性に優れるため、ジェットエンジンのガスタービン部品、例えば、タービン静翼や排気ディフューザベーン)へ適用することが検討されている。しかし、タービン静翼や排気ディフューザベーンは、図5に示すように、翼部1の両端にフランジ部2(バンド部と呼ぶ)を有する構造であり、このバンド部を有する翼形状をCMCで一体成形することは、従来、困難であった。
【0007】
すなわち、バンド部2は平板状又は円弧面であるのに対して、翼部1は翼形の中空筒形であるため、全体をCMCの一体成形体とするには、平織りしたセラミックス繊維で翼部及びバンド部を成形し、これにマトリックスを含浸してセラミックス基複合部材(CMC)を製造する必要があった。
この場合、全体の一体成形化はできるものの、翼部1に繊維の縫い目があり、翼部に作用するフープ応力に弱く、縫い目から亀裂が入りやすい問題点があった。また、平織りのセラミックス繊維で翼部を成形するのは、技術的に困難であり、コストがかかる問題点もあった。
【0008】
そこで、翼部1のみをCMCで製造し、バンド部は別部品で組み立てる分割式のCMC翼が、例えば、US5074749(図6)、US5630700(図7)等に提案されている。
しかし、かかる分割式のCMC翼は、翼部1とバンド部2とのシール性が不十分であり、かつ両者を連結して一体化するために余分な部品(ボルト、フランジ等)を必要とし、CMCを用いた重量低減(軽量化)のメリットが失われてしまう問題点があった。
【0009】
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、バンド部と翼部を一体成形でき、かつ翼部がフープ応力に強く、翼部とバンド部とのシール性を高めることができるバンド部付きセラミックス基複合部材とその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、翼形筒状の翼部と、該翼部の端部に連続して形成された平板状又は円弧状のバンド部とからなり、前記翼部は、セラミックス繊維のブレード織りで成形され、かつ翼部端の張出部が折曲げられて、バンド部内に挟持されており、前記バンド部は、セラミックス繊維の複数の平織り板が積層した積層体であり、該複数の平織り板の間に前記張出部が挟持されており、前記翼部は、前記複数の平織り板のうち翼部両端のバンド部間の空間側を構成する平織り板を貫通しており、更に、前記翼部の折曲げられた張出部と平織り板は、バンド部を貫通するセラミックス繊維で一体に縫い合わされている、ことを特徴とするバンド部付きセラミックス基複合部材が提供される。
【0011】
また、本発明によれば、翼形筒状の翼部を翼部端の張出部と共にブレード織りで成形する翼部成形ステップと、平板状又は円弧状のバンド部を構成する複数の平織り板を成形するバンド部成形ステップと、前記平織り板に前記翼部の両端を貫通させ、翼部端の張出部を折曲げ、前記翼部が貫通した平織り板と別の平織り板との間に前記張出部を挟持し、バンド部を貫通するセラミックス繊維で張出部と平織り板を一体に縫い合わす一体化ステップとを備える、ことを特徴とするバンド部付きセラミックス基複合部材の製造方法が提供される。
【0012】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記翼部成形ステップにおいて、治具の表面にセラミックス繊維をブレード織りし、次いでその表面にマトリックスを含浸させて翼部を成形する。
【0013】
上記本発明の構造及び方法によれば、翼形筒状の翼部の翼部端の張出部を折曲げて、バンド部を構成する複数の平織り板の間に挟持し、かつ翼部の折曲げた張出部と平織り板が、バンド部を貫通するセラミックス繊維で一体に縫い合わされるので、翼部とバンド部との境目には、折曲げられバンド部内に挟持された翼部の張出部が翼部と連続して存在する。従って、翼部とバンド部は、ブレード織りの織物と平織り板とが実質的に一体化され、かつ境目に隙間が全くできないので高いシール性を得ることができる。
【0014】
また、翼部は、セラミックス繊維のブレード織りで成形されるので、フープ応力に対し強い強度を得ることができる。更に、一体で作られた静翼のため、従来の分割式のCMCや一体式のCMCに比較して構造がシンプルであり、大幅なコストダウンが可能である。更にまた、ブレード織りと平織りをそれぞれ独立に最適化することにより、繊維の体積割合の高い高強度織物構造とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0016】
図1は、本発明のバンド部付きセラミックス基複合部材の分解斜視図であり、図2は、その完成後の全体斜視図である。
図1及び図2に示すように、本発明のバンド部付きセラミックス基複合部材10は、翼形筒状の翼部1と、翼部1の端部に連続して形成された平板状又は円弧状のバンド部2とからなる。
【0017】
翼部1は、フープ応力に対し強いセラミックス繊維のブレード織りで成形されている。「ブレード織り」とは、図3に模式的に示すように、中央糸に組み糸を交互に斜めに織り込む織物であり、治具の表面に効率的に織物を成形できると共に、フープ応力に対し強い特徴を有する。
また、翼部端の張出部1aは、翼部1と共にブレード織りで成形された後、一部に切り込みを入れて水平に折曲げられ、バンド部内に挟持されている。
【0018】
バンド部2は、セラミックス繊維により2次元又は3次元に織られた平織り板2aからなる複数の積層体である。この平織り板2aは、縦糸と横糸からなる通常の平織りの他、ロービングを一方向に並列したプリプレグシート、或いは3軸織物でも良い。また、この平織り板2aには、翼部1の翼形に対応した開口2bが設けられている。なお、この開口2bは、バンド部2の外面に使用する平織り板2aの場合には省略することもできる。
【0019】
更に、翼部の折曲げられた張出部1aと平織り板2aは、バンド部2を厚さ方向に貫通するセラミックス繊維3で一体に縫い合わされている。この縫い合わせは、図2に示すように、縦方向と横方向に複数行い、繊維密度を十分に高めるのがよい。
【0020】
本発明のバンド部付きセラミックス基複合部材10は、上述のように成形した繊維織物の表面にSiCマトリックス層を形成するCVI処理を行った後に、そのマトリックス層の隙間に有機珪素ポリマーを基材として含浸し焼成するPIP処理を行ったものである。
【0021】
図4は、本発明によるバンド部付きセラミックス基複合部材の製造方法の模式図である。この図に示すように、本発明の製造方法は、翼部成形ステップ(A)、バンド部成形ステップ(B)及び一体化ステップ(C)を有する。
【0022】
翼部成形ステップ(A)は、治具の表面にセラミックス繊維をブレード織りする翼部ブレード織り工程S11と、ブレード織りした織物の表面にCVIで0.1〜0.2μm程度のカーボンをコーティングするC−CVD工程S12と、更にその繊維表面にCVIによりSiCのマトリックスを含浸させるSiC−CVI工程S13とからなる。セラミックス繊維には、例えば宇部興産株式会社製のチラノZMI繊維を用いる。
この翼部成形ステップ(A)では、翼形筒状の翼部1を翼部端の張出部1aと共にブレード織りで成形する。また、SiC−CVI工程S13におけるマトリックスの含浸量は、一体化ステップ(C)における翼部1の加工が容易にできる程度に抑える。
【0023】
バンド部成形ステップ(B)は、平板状又は円弧状の平織り板2aを平織りするバンド部平織り工程S21と、平織りした織物の表面にCVIで0.1〜0.2μm程度のカーボンをコーティングするC−CVD工程S22と、更にその繊維表面にCVIによりSiCのマトリックスを含浸させるSiC−CVI工程S23とからなる。
C−CVD工程S22とSiC−CVI工程23は、C−CVD工程S12とSiC−CVI工程S13と実質的に同一である。
平織り板2aの翼部1の翼形に対応した開口2bは、工程S21で加工してもよく、或いは、SiC−CVI工程S13の後で加工してもよい。また、通常の平織りの代わりに、ロービングを一方向に並列したプリプレグシート、或いは3軸織物を用いてもよい。
【0024】
一体化ステップ(C)は、翼部1と共にブレード織りで成形された翼部端の張出部1aの一部にカッター等で切り込みを入れ、次いで張出部1aを図1で水平に折曲げる翼部の端部加工工程S31と、折曲げた翼部端の張出部1aを複数の平織り板2aの間に挟持し、バンド部を貫通するセラミックス繊維3で張出部1aと平織り板2aを一体に縫い合わせる縫合わせ工程S32とからなる。
【0025】
縫合わせ工程S32が完了すると、図2に示すようなバンド部付きセラミックス基複合部材の織物が完成する。次いで、織物の繊維表面にCVIによりSiCのマトリックスを再度含浸させるSiC−CVI工程S41、マトリックス層の隙間に有機珪素ポリマーを基材として含浸し焼成するPIP工程S42を行った後、機械加工(S43)し、最後に再度SiC−CVI工程S44を行って目的とするバンド部付きセラミックス基複合部材10が完成する。
【0026】
翼部成形ステップ(A)において使用した治具(例えばカーボン製)は、最終形状を保持できる限りで、どの工程において外してもよいが、SiC−CVI工程13の後、或いはSiC−CVI工程S41の後で外すのが好ましい。
【0027】
上述した本発明の構造及び方法によれば、翼形筒状の翼部1の翼部端の張出部1aを折曲げて、バンド部を構成する複数の平織り板2aの間に挟持し、かつ翼部の折曲げた張出部1aと平織り板2aが、バンド部を貫通するセラミックス繊維3で一体に縫い合わされるので、翼部とバンド部との境目には、折曲げられバンド部内に挟持された翼部1の張出部1aが翼部と連続して存在する。従って、翼部とバンド部は、ブレード織りの織物と平織り板とが実質的に一体化され、かつ境目に隙間が全くできないので高いシール性を得ることができる。
【0028】
また、翼部1は、セラミックス繊維のブレード織りで成形されるので、フープ応力に対し強い強度を得ることができる。更に、一体で作られた静翼のため、従来の分割式のCMCや一体式のCMCに比較して構造がシンプルであり、大幅なコストダウンが可能である。
更にまた、ブレード織りと平織りをそれぞれ独立に最適化することにより、繊維の体積割合の高い高強度織物構造とすることができる。
【0029】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
上述したように本発明のバンド部付きセラミックス基複合部材とその製造方法は、一体で作られた静翼のため、複雑な構造を必要としない、シール性に優れる、コストメリットがある、織り構造を組み合わせて最適化することで、繊維体積割合の高い高強度織物構造とできる、等の特徴を有する。
【0031】
従って、本発明のバンド部付きセラミックス基複合部材とその製造方法は、バンド部と翼部を一体成形でき、かつ翼部がフープ応力に強く、翼部とバンド部とのシール性を高めることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバンド部付きセラミックス基複合部材の分解斜視図である。
【図2】本発明のバンド部付きセラミックス基複合部材の全体斜視図である。
【図3】ブレード織りの模式図である。
【図4】本発明によるバンド部付きセラミックス基複合部材の製造方法の模式図である。
【図5】バンド部付きセラミックス基複合部材の模式図である。
【図6】従来の分割式CMC翼の模式図である。
【図7】従来の分割式CMC翼の別の模式図である。
【符号の説明】
1 翼部、1a 翼部端の張出部、
2 バンド部、2a 平織り板、
3 セラミックス繊維、
10 バンド部付きセラミックス基複合部材

Claims (3)

  1. 翼形筒状の翼部と、該翼部の端部に連続して形成された平板状又は円弧状のバンド部とからなり、
    前記翼部は、セラミックス繊維のブレード織りで成形され、かつ翼部端の張出部が折曲げられて、バンド部内に挟持されており、
    前記バンド部は、セラミックス繊維の複数の平織り板が積層した積層体であり、該複数の平織り板の間に前記張出部が挟持されており、
    前記翼部は、前記複数の平織り板のうち翼部両端のバンド部間の空間側を構成する平織り板を貫通しており、
    更に、前記翼部の折曲げられた張出部と平織り板は、バンド部を貫通するセラミックス繊維で一体に縫い合わされている、ことを特徴とするバンド部付きセラミックス基複合部材。
  2. 翼形筒状の翼部を翼部端の張出部と共にブレード織りで成形する翼部成形ステップと、
    平板状又は円弧状のバンド部を構成する複数の平織り板を成形するバンド部成形ステップと、
    前記平織り板に前記翼部の両端を貫通させ、翼部端の張出部を折曲げ、前記翼部が貫通した平織り板と別の平織り板との間に前記張出部を挟持し、バンド部を貫通するセラミックス繊維で張出部と平織り板を一体に縫い合わす一体化ステップとを備える、ことを特徴とするバンド部付きセラミックス基複合部材の製造方法。
  3. 前記翼部成形ステップにおいて、治具の表面にセラミックス繊維をブレード織りし、次いでその表面にマトリックスを含浸させて翼部を成形する、ことを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
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