JP3978448B2 - 表の作成方法、作成装置及び作成プログラム - Google Patents
表の作成方法、作成装置及び作成プログラム Download PDFInfo
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A={0}
a(0,0,0)=0
とすると、2次元表示では、図16に示すようになり、3次元座標で表示すると、図17に示すようになる。
a(0,0,0)=0、 a(0,1,0)=1
a(1,0,0)=1、 a(1,1,0)=0
a(0,0,1)=1、 a(0,1,1)=0
a(1,0,1)=0、 a(1,1,1)=1
とすると、2次元表示では、図18に示すようになり、この2つの表(Z=0とZ=1)を重ねて、3次元座標で表示すると、図19に示すようになる。
A={0,1,2,3}
とすると、0,1,2,3をX軸の1番目の並びの配列要素とし、2番目以降の並びは1番目の配列要素を一つずつずらしたものをY軸及びZ軸方向の配列要素との値として、ラテン方体を作成していたが、これではラテン方体の作成が難しく、かつ、面倒であるばかりでなく、作成できるラテン方体の数が制限されるため、ラテン方体の利用範囲を狭めると共に、ラテン方体の利用価値及び利用効果を高めることができない、という問題があった。
コンピュータに、
記憶用配列に記憶された表の中に存在し、かつ、直方体又は立方体となる配置におけるX軸、Y軸及びZ軸の座標(X,Y,Z)で表される配置位置の記号をE(X,Y,Z)で表したとき(ただし、X、Y、Zはそれぞれ1以上n−1以下の自然数)、直方体又は立方体となる配置の8つの角の配置位置における要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)の組(ただし、α、β、γはそれぞれ1以上、n−1以下の自然数)を順次に読み出す第1のステップと、第1のステップで読み出された直方体又は立方体となる配置の8つの要素の記号のうち、直方体又は立方体となる配置の同じ面上で対角線上にある全部で4つの第1の要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)が互いに等しく、かつ、同じ面上で第1の要素に隣接する対角線上にある残りの4つの第2の要素の記号E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)が互いに等しいかどうか判定する第2のステップと、第2のステップにより、4つの第1の要素の記号が互いに等しく、かつ、4つの第2の要素の記号が互いに等しいとの判定結果が得られたときには、記憶用配列に記憶されている、第1の要素の記号と第2の要素の記号を互いに入れ替える第3のステップとを実行させることを特徴とする。
E(X ,Y ,Z )=E(X+α,Y+β,Z )
=E(X+α,Y ,Z+γ)=E(X ,Y+β,Z+γ)
E(X+α,Y ,Z )=E(X ,Y+β,Z )
=E(X ,Y ,Z+γ)=E(X+α,Y+β,Z+γ)
となる要素の記号が存在する場合、この8箇所の要素の二種類の記号は互いの要素の種類を入れ替える方法により新たなラテン方体Rを作成する方法である(ただし、X,Y,Zは1以上、n−1以下の自然数、α、β、γは1以上、n−1以下の自然数)。
E(0,0,0)=0、E(0,0,1)=1、E(0,1,0)=1、
E(0,1,1)=0、E(1,0,0)=1、E(1,0,1)=0、
E(1,1,0)=0、E(1,1,1)=1
であり、
E(0,0,0)=E(1,1,0)=E(1,0,1)=E(0,1,1)=0
E(1,0,0)=E(0,1,0)=E(0,0,1)=E(1,1,1)=1
というように、対角線上の頂点の8箇所のうち、4箇所の要素の各記号が「0」で等しく、かつ、残りの4箇所の各記号が「1」で等しいので、本発明の方法の入れ替えの条件を満足することから、
E(0,0,0)=E(1,1,0)=E(1,0,1)=E(0,1,1)=1
E(1,0,0)=E(0,1,0)=E(0,0,1)=E(1,1,1)=0
として、新たなラテン方体Rの作成が可能である。
E(X ,Y ,Z )=E(X+α,Y+β,Z )
=E(X+α,Y ,Z+γ)=E(X ,Y+β,Z+γ)
と、残りの対角線上にある4つの頂点の位置の値が等しいという第2の条件
E(X+α,Y ,Z )=E(X ,Y+β,Z )
=E(X ,Y ,Z+γ)=E(X+α,Y+β,Z+γ)
の両方を同時に満足するという交換の条件かどうか判定する。もし、交換の条件に一致しない場合にはステップS6に進み、交換の条件に一致するならステップS4に進み、ステップS4では要素の入れ替えを行いステップS5で処理を終了する。
E(I ,J ,K )=E(II,JJ,K )
=E(II,J ,KK)=E(I ,JJ,KK)
という第1の条件と
E(II,J ,K )=E(I ,JJ,K )
=E(I ,J ,KK)=E(II,JJ,KK)
という第2の条件の両方を同時に満足するかどうか判定することになる。
E(I ,J ,K )=E(1,1,1)=1,
E(II,JJ,K )=E(2,2,1)=3,
E(II,J ,KK)=E(2,1,2)=3,
E(I ,JJ,KK)=E(1,2,2)=3
であるから上記の第1の条件を満足せず、また、
E(II,J ,K )=E(2,1,1)=2,
E(I ,JJ,K )=E(1,2,1)=2,
E(I ,J ,KK)=E(1,1,2)=2,
E(II,JJ,KK)=E(2,2,2)=4
であるから上記の第2の条件を満足しない。従って、ステップS3では交換条件に一致しないとの判定が得られるため、ステップS6に進む。制御部3は、ステップS6では、Z軸方向の要素の位置が最後の要素の位置かどうかを、KK<Nの不等式を満足するかどうかにより判定する。ここでは、KK=2であり、Nはラテン方体の次数で4であるので、KKはNより小さく、よって、Z軸方向の要素の位置KKが最後の要素の位置でないと判定し、ステップS7に進み、現在のZ軸方向の要素の位置KKに1を加算することで次の位置(KK=3)にして、再びステップS3に進む。
E(I ,J ,K )=E(1,1,1)=1,
E(II,JJ,K )=E(2,2,1)=3,
E(II,J ,KK)=E(2,1,3)=4,
E(I ,JJ,KK)=E(1,2,3)=4
であるから上記の第1の条件を満足せず、また、
E(II,J ,K )=E(2,1,1)=2,
E(I ,JJ,K )=E(1,2,1)=2,
E(I ,J ,KK)=E(1,1,3)=3,
E(II,JJ,KK)=E(2,2,3)=1
であるから上記の第2の条件を満足しない。従って、交換条件に一致しないため、制御部3は、ステップS6に進み、ここでは、KK=3であるからKKはNより小さいと判定し、ステップS7でKKの位置3を次の位置4にして、ステップS3の処理(すなわち、直方体あるいは立方体の8つの頂点の位置のうちの対角線上にある4つの頂点の位置の値が等しいという第1の条件を満足し、かつ、残りの4つの頂点の位置の値が等しいという第2の条件を満足するか否かを判定する処理)を再び行う。
E(1,1,1)=1,E(2,2,1)=3,E(2,1,4)=1,E(1,2,4)=1
であるから上記の第1の条件を満足せず、また、
E(2,1,1)=2,E(1,2,1)=2,E(1,1,4)=4,E(2,2,4)=2
であるから上記の第2の条件を満足しない。従って、制御部3は交換条件に一致しないとの判定結果が得られるので、再びステップS6に進みKKとNとを比較する。この時点では、KK=4であり、Nと等しいので、制御部3は、Z軸方向の要素の位置KKが最後の要素の位置であると判定し、今度はステップS8に進む。
E(1,1,1)=1,E(2,3,1)=4,E(2,1,2)=3,E(1,3,2)=4
であるから上記の第1の条件を満足せず、また、
E(2,1,1)=2,E(1,3,1)=3,E(1,1,2)=2,E(2,3,2)=1
であるから上記の第2の条件を満足せず、交換条件に一致しないため、ステップS6に進みKKとNとを比較する。この時点では、KK=2であるからKKはNより小さいので、ステップS7に進んでKKの位置2を次の位置3にして、ステップS3に進む。
E(1,1,1)=1,E(2,3,1)=4,E(2,1,3)=4,E(1,3,3)=1
であるから上記の第1の条件を満足せず、また、
E(2,1,1)=2,E(1,3,1)=3,E(1,1,3)=3,E(2,3,3)=2
であるから上記の第2の条件も満足せず、よって交換条件に一致しないため、ステップS6に進みKKとNとを比較する。この時点では、KK=3からKKはNより小さいのでステップS7に進んでKKの位置3を次の位置4にして、ステップS3に再び進む。
E(1,1,1)=1,E(2,3,1)=4,E(2,1,4)=1,E(1,3,4)=2
であるから上記の第1の条件を満足せず、また、
E(2,1,1)=2,E(1,3,1)=3,E(1,1,4)=4,E(2,3,4)=3
であるから上記の第2の条件も満足せず、よって交換条件に一致しないため、ステップS6に進みKKとNとを比較する。この時点では、KK=4であるからKKはNと等しいのでステップS8に進み、制御部3はKKの位置をK+1、すなわち先頭の位置2に戻し、ステップS9でJJは3でNより小さいので、ステップS10に進み、Y軸方向の要素の位置JJを次の位置の4にしてステップS3に進む。以下、上記と同様にしてステップS3、S6、S7の処理が繰り返され、Z軸の最後の位置までステップS3の処理を行っても交換条件に一致しないときには、Z軸の位置をステップS8で先頭の位置に戻してから、Y軸の位置をステップS9で最後の位置かどうか判定する。
E(1,1,1)=1,E(3,2,1)=4,E(3,1,2)=4,E(1,2,2)=3
であるから上記の第1の条件を満足せず、また、
E(3,1,1)=3,E(1,2,1)=2,E(1,1,2)=2,E(3,2,2)=1
であるから上記の第2の条件も満足せず、交換条件に一致しないため、ステップS6に進みKKとNとを比較する。この時点ではKK=2であるからKKはNより小さいので、ステップS7でKKの位置2を次の位置3にして、ステップS3に進む。以下、同様の動作が繰り返され、I=J=K=1、II=JJ=KK=3となると、ステップS3において、
E(1,1,1)=1,E(3,3,1)=1,E(3,1,3)=1,E(1,3,3)=1となり、また、
E(3,1,1)=3,E(1,3,1)=3,E(1,1,3)=3,E(3,3,3)=3となり、これにより
E(1,1,1)=E(3,3,1)=E(3,1,3)=E(1,3,3)=1
E(3,1,1)=E(1,3,1)=E(1,1,3)=E(3,3,3)=3
と交換条件が満足されると判定される。これにより、要素の入れ替えが可能となる。
E(1,1,1)=E(3,3,1)=E(3,1,3)=E(1,3,3)=3
E(3,1,1)=E(1,3,1)=E(1,1,3)=E(3,3,3)=1
とデータを入れ替えた後、処理を終了する(図6のステップS5)。このデータ入替時は制御部3は、図1の入替位置要素記憶部11に記憶されている上記の要素E(1,1,1)、E(3,3,1)、E(3,1,3)、E(1,3,3)の記号「1」を、設定用要素記憶部7を介してラテン方体記憶用配列10の4つの要素E(3,1,1)、E(1,3,1)、E(1,1,3)、E(3,3,3)を記憶している4つの記憶素子に記憶し、かつ、要素E(3,1,1)、E(1,3,1)、E(1,1,3)、E(3,3,3)の記号「3」を、ラテン方体記憶用配列10の4つの要素E(1,1,1)、E(3,3,1)、E(3,1,3)、E(1,3,3)を記憶している4つの記憶素子に記憶する。
E(1,1,1)=1,E(3,3,1)=1,E(3,1,3)=1,E(1,3,3)=1となり、また、
E(3,1,1)=3,E(1,3,1)=3,E(1,1,3)=3,E(3,3,3)=3となり、
E(1,1,1)=E(3,3,1)=E(3,1,3)=E(1,3,3)=1
E(3,1,1)=E(1,3,1)=E(1,1,3)=E(3,3,3)=3
と交換条件が満足されるので、要素の入れ替えが可能となる。
E(1,1,1)=E(3,3,1)=E(3,1,3)=E(1,3,3)=3
E(3,1,1)=E(1,3,1)=E(1,1,3)=E(3,3,3)=1
とデータを入れ替える。しかし、この実施の形態では、データ入替後は、処理を終了するのではなく、更にデータ入替が可能であるかどうかを探索するため、ステップS6に進み、不等式KK<Nを満足するかどうか、すなわち、Z軸方向の要素の位置KKが最後の位置かどうか判定する。この時点ではKK=3であり、N=4より小さいのでステップS7に進んでZ軸方向の要素の位置KK=3を次の位置4にして、ステップS3に進み、再び交換の条件に一致するかどうかの判定を行う。
E(1,1,2)=E(3,3,2)=E(3,1,4)=E(1,3,4)=2
E(3,1,2)=E(1,3,2)=E(1,1,4)=E(3,3,4)=4
となり、前記第1の条件と第2の条件の両方を同時に満足する交換条件が満足されるので、要素の入れ替えが可能となる。
E(1,1,2)=E(3,3,2)=E(3,1,4)=E(1,3,4)=4
E(3,1,2)=E(1,3,2)=E(1,1,4)=E(3,3,4)=2
とデータを入れ替えた後、ステップS6の処理に進む。このデータ入れ替え後のラテン方体記憶用配列10に記憶された表をZ軸方向の各位置のそれぞれについて、X軸とY軸の値を2次元表示すると図14(A)〜(D)に示される。同図中、アンダーラインを付した要素の記号がデータ交換した記号を示す。
2 ラテン方体作成部
3 制御部
4 X軸位置指定用記憶部
5 Y軸位置指定用記憶部
6 Z軸位置指定用記憶部
7 設定用要素記憶部
8 比較用要素記憶部
9 入替位置要素比較部
10 ラテン方体記憶用配列
11 入替位置要素記憶部
Claims (12)
- X軸(縦)方向、Y軸(横)方向、及びZ軸(奥行き)方向にそれぞれn個ずつ計n3個の要素を持つ立方体の各要素に、互いに異なるn個の記号が前記X軸、Y軸及びZ軸の各方向で同じ記号が1度ずつ現れるように配置された、ラテン方体である既存の3次元の次数nの表を記憶装置である記憶用配列に記憶し、コンピュータを用いて前記記憶用配列に記憶された特定の要素の記号を、別の要素の記号に入れ替える入れ替え処理を行うことで、ラテン方体である新たな3次元の表を前記記憶用配列に作成する表の作成方法であって、
前記記憶用配列に記憶された前記表の中に存在し、かつ、直方体又は立方体となる配置における前記X軸、Y軸及びZ軸の座標(X,Y,Z)で表される配置位置の記号をE(X,Y,Z)で表したとき(ただし、X、Y、Zはそれぞれ1以上n−1以下の自然数)、前記直方体又は立方体となる配置の8つの角の配置位置における要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)の組(ただし、α、β、γはそれぞれ1以上、n−1以下の自然数)を順次に読み出す第1のステップと、
前記第1のステップで読み出された前記直方体又は立方体となる配置の前記8つの要素の記号のうち、前記直方体又は立方体となる配置の同じ面上で対角線上にある全部で4つの第1の要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)が互いに等しく、かつ、同じ面上で前記第1の要素に隣接する対角線上にある残りの4つの第2の要素の記号E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)が互いに等しいかどうか判定する第2のステップと、
前記第2のステップにより、前記4つの第1の要素の記号が互いに等しく、かつ、前記4つの第2の要素の記号が互いに等しいとの判定結果が得られたときには、前記記憶用配列に記憶されている、前記第1の要素の記号と前記第2の要素の記号を互いに入れ替える第3のステップと
を含む処理を、前記コンピュータが順次に行って前記記憶用配列に新たな3次元の表を作成することを特徴とする表の作成方法。 - 前記コンピュータは、前記第2のステップにより、前記4つの第1の要素の記号が互いに等しく、かつ、前記4つの第2の要素の記号が互いに等しいとの判定結果が、予め定めた回数得られるまで、前記第1のステップ乃至第3のステップの処理を繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の表の作成方法。
- 前記コンピュータは、前記記憶用配列に設定されている前記既存の3次元の次数nの表の全ての要素について、前記第1のステップ乃至第3のステップの処理を繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の表の作成方法。
- 前記コンピュータは、前記記憶用配列に設定されている前記既存の3次元の次数nの表のうち、予め定めた任意の位置の要素から別の任意の位置の要素までについて、前記第1のステップ乃至第3のステップの処理を繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の表の作成方法。
- X軸(縦)方向、Y軸(横)方向、及びZ軸(奥行き)方向にそれぞれn個ずつ計n3個の要素を持つ立方体の各要素に、互いに異なるn個の記号が前記X軸、Y軸及びZ軸の各方向で同じ記号が1度ずつ現れるように配置された、ラテン方体である既存の3次元の次数nの表が予め記憶されると共に更新記憶可能な記憶装置である記憶用配列と、
前記記憶用配列における前記表の中の8つの要素の位置と、その要素の記号とを対応して記憶する要素記憶部と、
前記要素記憶部に記憶された8つの要素の記号を比較する要素比較部と、
前記記憶用配列に設定された前記表の中に存在し、かつ、直方体又は立方体となる配置における前記X軸、Y軸及びZ軸の座標(X,Y,Z)で表される配置位置の記号をE(X,Y,Z)で表したとき(ただし、X、Y、Zはそれぞれ1以上n−1以下の自然数)、前記直方体又は立方体となる配置の8つの角の配置位置における要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)の組(ただし、α、β、γはそれぞれ1以上、n−1以下の自然数)を順次に読み出して、該8つの要素の位置と記号を前記要素記憶部に記憶した後、前記要素比較部により、前記直方体又は立方体となる配置の前記8つの要素の記号のうち、前記直方体又は立方体となる配置の同じ面上で対角線上にある全部で4つの第1の要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)が互いに等しく、かつ、同じ面上で前記第1の要素に隣接する対角線上にある残りの4つの第2の要素の記号E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)が互いに等しいかどうか比較させ、該要素比較部から前記4つの第1の要素の記号が互いに等しく、かつ、前記4つの第2の要素の記号が互いに等しいとの比較結果が得られたときには、前記記憶用配列に記憶されている、前記第1の要素の記号と前記第2の要素の記号を互いに入れ替える更新記憶処理を行う制御部と
を有し、新たな3次元の表を前記記憶用配列に作成することを特徴とする表の作成装置。 - 前記制御部は、前記要素比較部から、前記4つの第1の要素の記号が互いに等しく、かつ、前記4つの第2の要素の記号が互いに等しいとの比較結果が、予め定めた回数得られた時点で処理を終了することを特徴とする請求項5記載の表の作成装置。
- 前記制御部は、前記記憶用配列に設定されている前記既存の3次元の次数nの表の全ての要素について、前記記憶用配列の各要素の記号の読出し処理と、前記要素比較部への記号の記憶処理と、前記要素比較部からの比較結果の判定処理とを繰り返し行うことを特徴とする請求項5記載の表の作成装置。
- 前記制御部は、前記記憶用配列に設定されている前記既存の3次元の次数nの表のうち、予め定めた任意の位置の要素から別の任意の位置の要素までについて、前記記憶用配列の各要素の記号の読出し処理と、前記要素比較部への記号の記憶処理と、前記要素比較部からの比較結果の判定処理とを繰り返し行うことを特徴とする請求項5記載の表の作成装置。
- X軸(縦)方向、Y軸(横)方向、及びZ軸(奥行き)方向にそれぞれn個ずつ計n3個の要素を持つ立方体の各要素に、互いに異なるn個の記号が前記X軸、Y軸及びZ軸の各方向で同じ記号が1度ずつ現れるように配置された、ラテン方体である既存の3次元の次数nの表を記憶装置である記憶用配列に記憶し、コンピュータを用いて前記記憶用配列に記憶された特定の要素の記号を、別の要素の記号に入れ替える入れ替え処理を行うことで、ラテン方体である新たな3次元の表を前記記憶用配列に作成する表の作成プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記記憶用配列に記憶された前記表の中に存在し、かつ、直方体又は立方体となる配置における前記X軸、Y軸及びZ軸の座標(X,Y,Z)で表される配置位置の記号をE(X,Y,Z)で表したとき(ただし、X、Y、Zはそれぞれ1以上n−1以下の自然数)、前記直方体又は立方体となる配置の8つの角の配置位置における要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)の組(ただし、α、β、γはそれぞれ1以上、n−1以下の自然数)を順次に読み出す第1のステップと、
前記第1のステップで読み出された前記直方体又は立方体となる配置の前記8つの要素の記号のうち、前記直方体又は立方体となる配置の同じ面上で対角線上にある全部で4つの第1の要素の記号E(X,Y,Z)、E(X+α,Y+β,Z)、E(X,Y+β,Z+γ)、E(X+α,Y,Z+γ)が互いに等しく、かつ、同じ面上で前記第1の要素に隣接する対角線上にある残りの4つの第2の要素の記号E(X+α,Y,Z)、E(X,Y+β,Z)、E(X,Y,Z+γ)、E(X+α,Y+β,Z+γ)が互いに等しいかどうか判定する第2のステップと、
前記第2のステップにより、前記4つの第1の要素の記号が互いに等しく、かつ、前記4つの第2の要素の記号が互いに等しいとの判定結果が得られたときには、前記記憶用配列に記憶されている、前記第1の要素の記号と前記第2の要素の記号を互いに入れ替える第3のステップと
を実行させることを特徴とする表の作成プログラム。 - 前記コンピュータに、前記第2のステップにより、前記4つの第1の要素の記号が互いに等しく、かつ、前記4つの第2の要素の記号が互いに等しいとの判定結果が、予め定めた回数得られるまで、前記第1のステップ乃至第3のステップの処理を繰り返し実行させることを特徴とする請求項9記載の表の作成プログラム。
- 前記コンピュータに、前記記憶用配列に設定されている前記既存の3次元の次数nの表の全ての要素について、前記第1のステップ乃至第3のステップの処理を繰り返し実行させることを特徴とする請求項9記載の表の作成プログラム。
- 前記コンピュータに、前記記憶用配列に設定されている前記既存の3次元の次数nの表のうち、予め定めた任意の位置の要素から別の任意の位置の要素までについて、前記第1のステップ乃至第3のステップの処理を繰り返し実行させることを特徴とする請求項9記載の表の作成プログラム。
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