JP3976495B2 - 液中モータポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、揚液管により地下の液中に吊下げられて設置される液中モータポンプに関し、特に比較的深い位置における大出力の封液式の液中モータポンプであって、地下岩盤内に備蓄された石油類の払出し用として好適な液中モータポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に液中モータには、内部がポンプ揚液に開放された開放式と内部がポンプ揚液から隔離された密閉式とが知られている。開放式モータは、ポンプ揚液の一部を内部に貫流させることができるので冷却が容易であるが、ポンプ揚液に導電性、腐食性、摩耗性、などがある場合には不向きであり、そのような場合は、密閉式が用いられる。
密閉式モータでは、ポンプ揚液をモータ内部に貫流させて冷却することができないので、モータの仕様に応じて別の適切な冷却方法が採用されている。
【0003】
最も簡単で一般的な方法は、モータケーシングの外側を流れるポンプ揚液でモータケーシングの外面から冷却する方法である。
この冷却方法は、伝熱面積がモータの表面積に限定されるので、冷却能力に限りがあり、小出力モータに適用されるが、大出力モータには適用できない。冷却能力は、モータケーシングの表面に冷却フインを付けて向上させることができるけれども、それでも適用モータ出力には限界がある。従って、大出力液中モータの冷却方式には、モータに熱交換器を付属させ、モータ内部に封入された冷却液をこの熱交換器とモータ内部との間に循環させる方式が採用されている。
【0004】
このように熱交換器を設けることは知られているが、その設置位置に関しては図5および図6に示すように、従来2つの方式が知られている。
すなわち、その1つは、図5に示す熱交換器51を含むモータ冷却ユニットを地上に設け、この冷却ユニットと地下のモータ2とを入口配管53および出口配管54で接続して、モータ内部と冷却ユニットとの間で冷却液をモータ冷却液循環ポンプ123で循環させる方式である。なお、図中、符号124および125はそれぞれ熱交換器2次冷却液入口配管および出口配管を示している。
この方式は、冷却ユニットや配管の設備比が高くなり、地上に冷却ユニット設置用スペースが必要である。そしてポンプのメンテナンス時に冷却配管の取外し再取付けが必要であり、メンテナンス作業が面倒になり、作業性が悪いという問題がある。
【0005】
もう1つは、熱交換器をモータの外周に設置してポンプ揚液で冷却する方式である。この場合、熱交換器を含めたモータ部分の外径が大きくなるため、井戸の内径を大きくする必要があり、井戸の建設費が高くなると言う問題がある。
【0006】
また、この方式には、熱交換器伝熱管面へのポンプ揚液の流し方に2通りある。
1つは、ポンプの上流側流路である井戸内面とモータ外面との間の環状流路に伝熱管外面を爆す方法である。この場合は、該環状流路がポンプの吸込み流路で有ることから、キャビテーションの発生を避けるため、流速を抑える必要があるので、充分な熱伝達率が得られないと言う問題がある。
【0007】
もう1つは、図6に示すように、2次冷却液として、ポンプ1の吐出し側または中間段からポンプ揚液の一部を配管124によりパイパスさせ、熱交換器51を通し、配管125で吸込み側に戻す方式である。
この場合、バイパス流量が大きいとポンプ効率が大きく低下するし、少ないと吸込み側に戻るポンプ揚液の温度上昇が大きくなって、ポンプ揚液が液化ガスなどの場合にキャビテーションを生じるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、冷却配管が簡単でしかも井戸の内径を大きくせず、しかもポンプ吸込み部での圧力低下や温度上昇によるキャビテーションの発生がなく、そして大出力に適する液中モータポンプを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、液中に設置される液中モータポンプにおいて、ポンプ部の下部の吸込み側に液中モータ部を設け、且つポンプ部の上部の吐出側に熱交換器を設けてある。
また本発明によれば、揚液管により、前記液中に吊下げられて設置されている。
【0010】
さらに本発明によれば、前記液中モータは冷却液を密閉して封入しており、そしてその内部に冷却液を循環させる羽根車を備え、前記熱交換器は上部が揚液管と接続されており、そして外面がポンプの吐出流れに接触する伝熱管を備え、その伝熱管には前記冷却液を循環させる羽根車からの冷却液が導かれている。
【0011】
そして本発明によれば、前記液中モータの内部に通じる2本の小径管を地上に導き、その1本を地上に設置した補給液タンクの液相部に連結し、他の1本を前記補給液タンクの気相部に連結するか又は大気に開放するように構成してある。
さらに本発明によれば、前記液中モータと地上の補給液タンクを連結する小径管に小ポンプを設置して、モータ冷却液のサンプリングを可能にしている。
【0012】
したがって、液中モータ部とポンプ部と熱交換器とは直列状態に配置されており、井戸の内径が小さくてすむ。そして冷却液を循環させる羽根車により冷却液は熱交換器の伝熱管を通るが、その際ポンプによって吸上げられる液で熱交換される。そたために効率もよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1および図2は本発明を実施した液中モータポンプを示し、本来は図1および図2は1つの図面で示すべきところ、縮尺の関係で不明瞭となるので上半分の液中モータ部2と熱交換器3とを図1に示し、下半分にポンプ部1を図2に示してある。
【0014】
ポンプ部1は複数段(図示の例では2段)のポンプユニットP1、P2よりなり、それらのケーシング11はボルト12で縦方向に直列に接続されており、それらのケーシング11の中にはそれぞれ羽根車13が収納されている。
【0015】
それらのケーシング11および羽根車13を貫通してポンプ軸14が延びており、そのポンプ軸14に羽根車13がキー15により固着され、ポンプ軸14の回転力が羽根車13に伝達されるようになっている。
なお、ポンプユニットの数は任意に選択できることは明らかである。
【0016】
図示の例において、1段目のケーシング11には吸込みカバー16がボルト12−1で取付けられており、この吸込みカバー16には吸込み口16−1およびモータ接続フランジに16−2が設けられている。そしてポンプ部1はモータ接続フランジ16−2で液中モータ部2と結合されて一体化されている。
【0017】
また、ポンプ軸14の下端は吸込みカバー16の内部に位置しており、この内部の位置で軸継手17によりモータ軸25の上端に接続され、以てモータ軸25の回転力がポンプ軸14に伝達されるようになっている。
【0018】
液中モータ部2は、内部に円筒状の固定子22を装着したモータケーシング21と、その固定子22の内部に半径方向の隙間23を有して半径方向内方に装着された回転子24で構成されている。
この回転子24は任意適宜の固定手段例えば焼嵌めによってモータ軸25に固定され、そのモータ軸25は上部ラジアル軸受28と下部ラジアル軸受29と上側スラスト軸受30と下側スラスト軸受31とで回転自在に支持されている。
【0019】
このモータケーシング21の上端部及び下端部には、それぞれ上部軸受ブラケット26及び下部軸受ブラケット27が設けられ、それらのブラケット26、27は、モータケーシンク21の両端部を閉止すると共に、上部ラジアル軸受28及び下部ラジアル軸受29を保持している。この下部軸受ブラケット27には下部スラスト軸受室27−1が形成され、その下端はスラスト受けカバー32で閉止されている。
【0020】
このスラスト軸受室27−1内には、スラストディスク33がモータ軸25に固定されており、このスラストディスク33を上下に挟むように上側スラスト軸受30及び下側スラスト軸受31に配設されている。これらの上側スラスト軸受30及び下側スラスト軸受31はスラスト軸受室27−1の上面及びスラスト受けカバー32にそれぞれ固定されている。
【0021】
このスラスト受けカバー32の下側には循環羽根車カバー34が取付けられ、両者の間に循環羽根車室34−2が形成されている。そしてモータ軸25の下端はスラスト受けカバー32を貫通して循環羽根車室34−2に達しており、この循環羽根車室34−2には循環羽根車35が取付けられている。
【0022】
前記モータケーシング21の上端には接続ケーシング37が設けられ、この接続ケーシング37はモータケーシング21の上部開口に差し込まれた上部軸受ブラケット26をモータケーシング21の内面上端部に設けた円周溝にはめ込まれた割りリング36を介してモータケーシング21に固定するフランジ部37−1及びモータ2とポンプ1とを接続するフランジ部37−2を備えている。
【0023】
また接続ケーシング37の内部で、モータ軸25が上部軸受ブラケット26を貫通する部分には、軸封装置38が装着されている。
そして、固定子巻線39に電力を供給する口出し線40は、上部軸受ブラケット26に設けた穴から外部に引き出され、その貫通部はケーブルグランド41等により密封されている。
【0024】
前記循環羽根車カバー34には、モータ冷却液の吸込み穴34−1が設けられ、循環羽根車35はこの穴からモータ冷却液を吸込み、そのモータ冷却液は、スラスト受けカバー32の穴32−1、下部軸受ブラケット27の穴27−2、固定子22と回転子24との隙間23及び固定子22とモータケーシング21との間に設けた縦溝42を経て、上部軸受ブラケット26の穴26−1からモータの外部に送出されるようになってい。また、下部軸受ブラケット27には、モータ冷却液の充填穴27−3が設けられている。
【0025】
熱交換器3は、熱交換器ケーシング51と伝熱管52で構成されている。この熱交換器ケーシング51はほぼ円筒形で、下部にポンプケーシング接続フランジ51−1と、上部に揚液管接続フランジ51−2とを備えている。また、熱交換器ケーシング51の下部には、逆止弁室51−3が設けられ、その逆止弁室51−3内には逆止弁18が収納されている。
【0026】
この逆止弁18は、ポンプケーシング11に取付けられたガイド棒19に沿って上下に移動可能に設けられ、停止中は重力により下方に落下し、弁座20に着座してポンプ揚液の逆流を防止し、運転中はポンプ揚液の流れにより押し上げられて流路20−1が形成され、揚液が行われるようになっている。
【0027】
前記伝熱管52は、つる巻状に形成した細管で構成され、熱交換器ケーシング51の内部に装着されていて、上端に入口ノズル52−1が、そして下端に出口ノズル52−2が取付けられている。
前記入口ノズル52−1及び出口ノズル52−2は熱交換器ケーシング51を貫通して延び、両ノズルの先端は熱交換器ケーシング51の外に出ている。また、この貫通部は溶接で固定し、貫通部からの液漏れを防止している。
【0028】
前記熱交換器入口ノズル52−1は液中モータ2の上部軸受26の穴26−1と熱交換器入口配管53で接続され、熱交換器出口ノズル52−2は液中モータ2の循環羽根車カバー34の吸込み穴34−1に熱交換器出口配管54で接続されている。そして熱交換器入口配管53の熱交換器側管継手53−1の頂部には、空気抜き穴53−2が設けられている。
【0029】
次に図3を参照して本発明を実施した液中モータポンプの使用の態様の一例について説明する。なお、図3の実施例では4段ポンプが示されている。
【0030】
図3において、ポンプ1と液中モータポンプ部2と熱交換器3とからなる液中モータポンプは、井戸102内に挿入した揚液管101で吊下げられ、所定の位置に設置されている。
この揚液管101の最上端は地上の基礎面103に設置された井戸蓋104に固定されている。この井戸蓋104の地上側には吐出し管105が取付けられている。この井戸蓋104には揚液管101の内径とほぼ同径の穴が明いていて、揚液管101と吐出し管105の管路を連通させている。
【0031】
モータ冷却液補給タンク111は地上に設置されており、このモータ冷却液補給タンク111の底部とモータ冷却液充填穴27−3(図2参照)とは冷却液補給小径管109で連結されている。
また、熱交換器入口配管53の最上部の空気抜き穴には、空気抜き用小径管110が取付けられ、この空気抜き用小径管110は、井戸蓋104を貫通して地上まで導かれ、端部は冷却液補給タンクの気相部111−1に接続されている。しかしながら、地上において大気に開放してもよい。
【0032】
液中モータポンプの駆動電力は、地上給電線108からターミナルヘッダー107を経て、電力ケーブル106により液中モータ部2に供給されるようになっている。
この電力ケーブル106の一端は液中モータ部2の口出し線に接続され、他端は井戸蓋104に取付けられたターミナルヘッダー107に接続され、中間部は揚液管101に沿わせ、ケーブルバンド118により適当な間隔で冷却液補給小径管109及び空気抜き用小径管110と共に揚液管101に支持されている。
【0033】
熱交換器3の外面上部と液中モータ部2の外面下部には、それぞれ3ないし4個のラグ119、120が設けられ、各ラグにはガイドローラ121、122が取付けられている。このガイドローラ121、122は、液中モータポンプの据付け、引上げ時に井戸内壁に接触した時の摩擦を軽減してスムーズな据付け、引き上げを可能にするものである。
【0034】
次に熱交換器3による液中モータの冷却の態様について説明する。
液中モータポンプの運転中は、熱交換器3で冷却されたモータ冷却液は、熱交換器出口配管54を経て、循環羽根車カバー34の冷却液吸込み穴34−1から循環羽根車35に吸込まれる。
この冷却液は、循環羽根車35のポンプ作用により、穴32−1及び穴27−2を経てモータケーシング21内に入り、固定子22と回転子24との隙間23及び固定子22とモータケーシング21との間に設けた縦溝42を上向きに流れて固定子22及び回転子24で発生する熱を奪う。そして、上部軸受ブラケット26に設けられた穴26−1から熱交換器入口配管53を経て熱交換器3の伝熱管52内に入る。
【0035】
伝熱管52の外面は、ポンプの吐出し流れに爆されているので、液中モータ内部を通過する間に昇温した冷却液は、伝熱管52内を通過する間にポンプ揚液により冷却されて低温になり、熱交換器出口配管54に送り出される。以上のようにモータ冷却液が循環されることにより、固定子22及び回転子24の温度を適切に維持することができる。
【0036】
図4は、本発明の他の実施例を示す系統図であり、冷却液補給小径管109の途中に小ポンプ112を設置し、空気抜き用小径管を分岐してサンプリングパイプ117を取付けたものである。このサンプリングパイプ117を分岐した部分の冷却液補給タンク側とサンプリングパイプ側の各々に止め弁113、114が設けられている。また、冷却液補給小径管109には、小ポンプ112のバイパス管115及びバイパス弁116が配設されている。
【0037】
この実施例においては、作動に際し、バイパス弁116と止め弁113を閉じ、止め弁114を開いて、小ポンプ112を運転すると、冷却液補給タンク111内の冷却液を強制的に液中モータ内に送り込み、液中モータ内に封入されていた冷却液をサンプリングパイプ117から取出すことができる。
【0038】
したがって、モータ冷却液を定期的にサンプリングして、劣化の度合いを検査することができるので、冷却液の交換時期を適切に計画することができる。なお、冷却液サンプリング時以外に、バイパス弁116及び止め弁113を開き、止め弁114を閉じ、小ポンプ112は停止しておけばよい。
【0039】
以上の通り、液中モータ部2とポンプ部1と熱交換器3とが直列に配置されているので、冷却関係の配管が比較的に簡単となり、また小径化が可能で井戸の内径を小さくできる。そして熱交換器3がポンプ部1の吐出し側に設けているので、ポンプ部からの液は自然に熱交換器3を通過して揚液管101に流れるので、吸込み側の圧力損失や吸込み温度の上昇等の弊害がないばかりでなく、ポンプ部の吐出し液のエネルギー損失がない。
【0040】
また、冷却液補給タンク111、冷却液補給小径管109及び空気抜き用小径管110を設けることにより、次の効果が得られる。
すなわち、液中モータ部2の内部は、冷却液補給タンク111の液位111−2からのヘッド差圧が作用するため、井戸の内圧より高くなり、そのため、液中モータ部2の冷却液が軸封装置38から井戸側に漏洩することがあるが、井戸内のポンプ揚液が液中モータ中に侵入して不具合を起こす恐れが無い。なお、井戸内圧力が高く、地面からのヘッド差だけで液中モータの内圧を井戸内圧より高くできない場合は、冷却液補給タンクの設置位置を井戸内圧に見合った高い位置にするか、又は冷却液補給液タンクの液面を窒素などのガスで適切に加圧すればよい。
【0041】
また液中モータ部2の冷却液が上記のように外部に漏洩した場合、冷却液は、冷却液補給タンク111から冷却液補給小径管109を経て自動的に補給されるので、冷却液の不足による不具合を防止できる。
【0042】
さらに冷却液補給小径管109は冷却液の循環用ではなく補給用であり、空気抜き用小径管110はその補給を容易にするための空気抜き用であるから、いずれも小径のもので充分であり、ローラ巻きの長い管を使用できる。このように長い管を使用すれば、途中に管継手が無いため、メンテナンスの作業性がよく、漏洩に対する信頼性も向上する。
【0043】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば下記のすぐれた効果を奏する。
(a) 地上の液中モータ冷却ユニット及びこの冷却ユニットと液中モータ間の配管が不要で、かつ井戸径を大きくする必要の無い大出力液中モータを得ることができる。
(b) 液中モータ部の内圧を外圧より高くして、ポンプ揚液の液中モータ内への侵入を防止し、モータ内冷却液が外部に漏出したときは、地上の冷却液補給タンクから自動的に液中モータ内に冷却液が補給できる。
(c) 冷却液補給小径管及び空気抜き用小径管はロール巻きが可能な長い細管を使用できるので、メンテナンスの作業性がよく、漏洩に対する信頼性が向上する。
(d) 冷却液の定期的サンプリングができるので、冷却液の交換時期を適切に計画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した液中モータポンプの上半分のポンプ部および熱交換器を示す縦断面図。
【図2】図1で示した液中モータポンプの下半分の液中モータ部を示す縦断面図。
【図3】本発明を実施した液中モータポンプの据付けの態様を示す断面図。
【図4】本発明の別の実施例を示す地上部の系統図。
【図5】従来例を示す説明図。
【図6】他の従来例を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・ポンプ
2・・・液中モータ
3・・・熱交換器
11・・・ケーシング
12・・・ボルト
12−1・・・ボルト
13・・・羽根車
14・・・ポンプ軸
15・・・キー
16・・・吸込みカバー
16−1・・・吸込み口
16−2・・・モータ接続フランジ
17・・・軸継手
18・・・逆止弁
19・・・ガイド棒
20・・・弁座
20−1・・・流路
21・・・モータケーシング
22・・・固定子
23・・・隙間
24・・・回転子
25・・・モータ軸
26・・・上部軸受ブラケット
26−1・・・穴
27・・・下部軸受ブラケット
27−1・・・スラスト軸受室
27−2・・・穴
27−3・・・充填穴
28・・・上部ラジアル軸受
29・・・下部ラジアル軸受
30・・・上側スラスト軸受
31・・・下側スラスト軸受
32・・・スラスト受けカバー
32−1・・・穴
33・・・スラストディスク
34・・・循環羽根車カバー
34−1・・・吸込み穴
34−2・・・循環羽根車室
35・・・循環羽根車
36・・・割りリング
37・・・接続ケーシング
37−1・・・フランジ部
37−2・・・フランジ部
38・・・軸封装置
39・・・固定子巻線
40・・・口出し線
41・・・ケーブルグランド
42・・・縦溝
51・・・熱交換器ケーシング
51−1・・・ポンプケーシング接続フランジ
51−2・・・揚液管接続フランジ
51−3・・・逆止弁室
52・・・伝熱管
52−1・・・入口ノズル
52−2・・・出口ノズル
53・・・熱交換器入口配管
53−1・・・熱交換器側管継手
53−2・・・空気抜き穴
54・・・熱交換器出口配管
101・・・揚液管
102・・・井戸
103・・・基礎面
104・・・井戸蓋
105・・・吐出し管
106・・・電力ケーブル
107・・・ターミナルヘッダー
108・・・地上給電線
109・・・冷却液補給小径管
110・・・空気抜き用小径管
111・・・冷却液補給タンク
111−1・・・気相部
111−2・・・液位
112・・・小ポンプ
113・・・止め弁
114・・・止め弁
115・・・バイパス管
116・・・バイパス弁
117・・・サンプリングパイプ
118・・・ケーブルバンド
119・・・ラグ
120・・・ラグ
121・・・ガイドローラ
122・・・ガイドローラ
123・・・モータ冷却液循環ポンプ
124・・・熱交換器2次冷却液入口配管
125・・・熱交換器2次冷却液出口配管
Claims (5)
- 液中に設置される液中モータポンプにおいて、ポンプ部の下部の吸込み側に液中モータ部を設け、且つポンプ部の上部の吐出側に熱交換器を設けたことを特徴とする液中モータポンプ。
- 揚液管により、前記液中に吊下げられて設置されることを特徴とする請求項1に記載の液中モータポンプ。
- 前記液中モータは冷却液を密閉して封入しており、そしてその内部に冷却液を循環させる羽根車を備え、前記熱交換器は上部が揚液管と接続されており、そして外面がポンプの吐出流れに接触する伝熱管を備え、その伝熱管には前記冷却液を循環させる羽根車からの冷却液が導かれていることを特徴とする請求項2に記載の液中モータポンプ。
- 前記液中モータの内部に通じる2本の小径管を地上に導き、その1本を地上に設置した補給液タンクの液相部に連結し、他の1本を前記補給液タンクの気相部に連結するか又は大気に開放するように構成した請求項3に記載の液中モータポンプ。
- 前記液中モータと地上の補給液タンクを連結する小径管に小ポンプを設置して、モータ冷却液のサンプリングを可能にした請求項4に記載の液中モータポンプ。
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