JP3975684B2 - ディスク入出力スケジュール装置および方法 - Google Patents

ディスク入出力スケジュール装置および方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク装置への入出力要求を、入出力要求の種別毎にグループ分けし、グループ間で時分割してディスクを使用する、ディスク入出力スケジュール装置に関する。
【0002】
ハードディスクドライブ等のディスク装置を使用してデータを管理するストレージシステムにあっては、複数の種別の入出力、例えばOLTP業務(On Line Transaction Processing)のごとく、応答時間の保証が要求されるランダムアクセス系の入出力と、データベースバックアップ業務のごとく、単位時間当たりの処理量が重視されるシーケンシャルアクセス系の入出力を行う必要がある。
【0003】
特に、窓口業務のようなミッションクリティカルなOLTP業務では、入出力性能の要件として、平均応答時間の他に最大応答時間を保証することが要求される。
【0004】
しかし、種別の異なる入出力要求に対しては、最適スケジューリング方法が異なるため、通常はランダムアクセス系の業務とシーケンシャルアクセス系の業務が競合しないように時間帯を分け、それぞれに合わせたスケジューリング方法を切り換えて運用している。
【0005】
例えば、昼間は、OLTP業務を行うため、単位時間当たりの処理量は低下するが、応答時間を保証するスケジューリング方法を採用し、業務終了後の夜間には、データベースバックアップ業務を行うため、応答時間は保証できないが、単位時間当たりの処理量を重視したスケジューリング方法を採用している。
【0006】
しかし、業務の無停止化要求の増大に伴い、夜間といえどもOLTP業務を継続する必要があり、同一時間帯にOLTP業務と、データベースバックアップ業務の実行が必要となる。
【0007】
【従来の技術】
図5に、従来のディスク入出力スケジュール装置の構成例を示す。
【0008】
該従来例においては、入出力要求の種別を判別し、ランダムアクセス、シリアルアクセス等の入出力グループに分けると共に、各入出力グループには、それぞれディスク装置を連続して使用する時間「クオンタム」を割り当てる。
【0009】
ディスク入出力スケジュール装置が、入出力要求を受け付けた場合は、入出力要求の種別を判別し、入出力要求を、各入出力グループに分け、それぞれの処理順を表示するキューに格納する。
【0010】
入出力要求を処理する場合は、入出力要求処理手段が、入出力スケジュール手段が指示するキューを参照し、参照した入出力要求を入出力スケジュール手段とディスク装置とに送る。入出力スケジュール手段は、該キューに割り当てられたクオンタムを使い切るまでは、連続して同じキューを指示し、割り当てられたクオンタムを使い切ると、指示するキューを切り換える。これにより、各入出力グループ間で、時分割でディスク装置を使用している。
【0011】
入出力要求を、ランダムアクセスとシリアルアクセスの二つの入出力グループに分けてスケジューリングする場合の処理フローを図6をもって説明する。
【0012】
初期状態は、図7−a)に示すごとく、ランダムアクセスグループにはτ1=120ms、シリアルアクセスグループにはτ2=60msのクオンタムが割り当てられている。
【0013】
入出力要求は、ディスク入出力スケジュール装置53の入出力要求受付手段54を経て、入出力種別判別手段55に送られる。入出力種別判別手段55では、受け付けた入出力要求がランダムアクセスか、シリアルアクセスかを判別し、図7−b)に示すごとく、ランダムアクセス要求はキュー1に、シリアルアクセス要求はキュー2に格納する。
【0014】
入出力要求を処理する場合、入出力要求処理手段58は、はじめにキュー1を参照し、キュー1から入出力要求RQ11を取り出し、入出力要求を入出力スケジュール手段57とディスク装置51とに送る(S61)。
【0015】
入出力スケジュール手段57は、入出力要求を解析し、データのサイズと、リードあるいはライトを判別し、処理予測時間τrqを計算する。次に、残りのクオンタムΔτ(初期状態では、割り当てられたクオンタムτ1)からτrqを差し引き、残りのクオンタムΔτを求める(S62)。 次に、残りのクオンタムΔτの符号を判定し(S63)、Δτが正または0の場合、S61に戻り、現在参照しているキューから次の入出力要求を取り出し、同様に処理する。入出力要求RQ1nまで処理した後のクオンタムの状態を図7−c)に示す。
【0016】
図7−c)において、現在のクオンタムは、入出力グループ1に割り当てられた120msであり、RQ11〜RQ1nまでの処理で使用した時間は116msであるため、残りのクオンタムΔτ=4msとなる。
【0017】
次の入出力要求RQ1n+1の処理で、8ms使用する場合、残りのクオンタムΔτ=−4msとなり、S63からS64に進み、入出力要求処理手段に指示するキューをキュー2に切り換える。
【0018】
このようにして、同時間帯にランダムアクセス、シーケンシャルアクセス等の、種別の異なるアクセスを受け付けた場合のスケジューリングを行っている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ディスク入出力スケジュール装置の制御下にあるディスク装置が、単一のディスクドライブではなく、例えばRAID5のごとく、複数のディスクドライブにより構成されている場合、処理予測時間の誤差が大きくなる。
【0020】
図8は、ディスクドライブにデータを入出力する際の状況を示したものである。ディスクドライブでは、ディスク媒体上のデータを入出力する単位、すなわちストリップを定め、ストリップ単位でデータの入出力を行う。ここでは、ストリップサイズが60KBの場合の処理について説明する。
【0021】
データサイズが30KBの入出力要求があり、データが、
(a) ストリップの先頭から格納されている場合、データは1つのストリップにはいり、1 ディスクへのアクセスになるが、
(b) ストリップの40KB目から格納されている場合、データは2つのストリップに分割されている。この場合、2つ目のストリップは、1つ目のストリップと同じディスクドライブにあるとは限らないため、2 ディスクドライブへのアクセスになる場合がある。
【0022】
入出力の処理時間は、アクセスするディスクドライブが追加される毎に、増加する。従って、同じデータサイズの入出力要求でも、データが格納されている位置によって一つの入出力要求が実際には複数のディスクドライブへの入出力要求になり、処理時間が増加する場合がある。
【0023】
このため、ディスク装置が複数のディスクドライブで構成されている場合は、従来のディスク入出力スケジュール装置では、入出力処理予測時間の誤差が大きくなる。
【0024】
本発明の目的は、ディスク入出力スケジュール装置の制御下にあるディスク装置が複数のディスクドライブにより構成されている場合でも、精度の高い入出力処理時間の予測を行い、精度の高いスケジューリングを行うことにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスク装置への入出力要求を、入出力要求の種別に従って複数のグループに分ける入出力種別判別手段と、該グループ毎に割り当てられた入出力要求の処理順を表示するキューに入出力要求を格納するキュー制御手段と、割当時間制御手段の指示に従って入出力要求を該キューから読み出し、ディスク装置と処理時間予測手段とに入出力要求を発行する入出力要求処理手段と、ディスク装置から、該入出力要求に対応して使用するディスク構成を読み取り、判別する構成判別手段と、構成判別手段の判別結果に従って該入出力要求の処理時間の予測値を計算する処理時間予測手段と、該キュー毎にディスク装置を連続して使用する時間を割り当て、連続した該予測値の合計が、現在読み出しているキューに割り当てられた時間を超えるまで連続して、同一のキューの読み出しを入出力要求処理手段に指示し、割り当てられた時間を超えた場合は、入出力要求処理手段に指示するキューを順番に切り換える割当時間制御手段とを有することを特徴とする。
【0026】
本発明におけるディスク入出力スケジュール装置では、入出力要求受付手段が入出力要求を受け付け、入出力種別判別手段に送る。入出力種別判別手段は、受け付けた入出力要求の種別を判別し、各入出力要求の種別毎のグループに分け、各々のグループに対応するキューに格納する。
【0027】
入出力要求を処理する場合、入出力要求処理手段は、割当時間制御手段の指示するキューを参照し、入出力要求を処理時間予測手段とディスク装置とに送る。
【0028】
構成判別手段は、ディスク装置から該入出力要求に対応して使用するディスク構成を読み取り、該入出力要求で使用するディスク構成を判別し、処理時間予測手段に送る。
【0029】
ディスク構成を受け付けた処理時間予測手段は、該入出力要求の単位の処理予測時間とディスク構成から処理予測時間を求め、割当時間制御手段に送る。
【0030】
具体的な処理としては、例えば、ディスク構成から各入出力要求を処理するディスクドライブ数と入出力処理の単位であるストリップ数を判別し、該入出力要求に対応する各ディスクドライブ毎の処理予測時間を計算し、合算した値を処理予測時間とする。
【0031】
割当時間制御手段は、該キューに割り当てられたクオンタムから処理予測時間を差し引き、残りのクオンタムがゼロになるまで連続して同じキューを指示し、残りのクオンタムが負になると入出力要求処理手段に指示するキューを切り換えることで、ディスク構成に基づいたスケジューリングを行う。
【0032】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のディスク入出力スケジュール装置であって、処理時間予測手段は、入出力要求がリードかライトかを判別し、リード処理時間の予測と、ライト処理時間の予測とを個別に行うことを特徴とする。
【0033】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のディスク入出力スケジュール装置であって、構成判別手段は、入出力要求に対応して使用するディスクドライブ構成とストリップ構成とを判別することを特徴とする。
【0034】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のディスク入出力スケジュール装置であって、割当時間制御手段は、各グループ毎に、処理した入出力要求の実績を蓄積する入出力要求実績蓄積手段と、入出力要求の実績に従って、各グループがディスク装置を連続して使用する時間を定める、クオンタム長制御手段とを有することを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の構成例を示す。以下、本発明のディスク入出力スケジュール装置の制御下にあるディスク装置が、RAID5の構成の場合について、前記従来例と対比して以下の条件を例に説明する。
1.入出力要求グループ:入出力要求グループ1=ランダムアクセスの入出力要求、入出力要求グループ2=シリアルアクセスの入出力要求。
2.初期状態でのクオンタムサイズ:グループ1のクオンタムτ1=120ms×5=600ms、グループ2のクオンタムτ2=60ms×5=300ms
3.1単位のリード処理予測時間τr=4ms、1単位のライト処理予測時間τw=5ms。
【0036】
この場合の入出力要求処理の流れを図2に、各処理におけるクオンタム、およびキューの状態を図3に示す。
【0037】
初期状態では、各入出力グループに、図3−a)に示すクオンタムが割り当てられている。
【0038】
入出力要求受付手段4は、入出力要求部2からの入出力要求を入出力種別判別手段5に送る。入出力種別判別手段5では、受け付けた入出力要求の種別がランダムアクセスか、シリアルアクセスかを判別し、各々、キュー制御手段6のキュー1、キュー2に格納する(図3−b)。
【0039】
入出力要求の処理を、図2の処理フロー例をもって説明する。入出力要求処理手段8は、割当時間制御手段10が指示するキューを参照し、キューから入出力要求を取り出し、入出力要求を処理時間予測手段7とディスク装置1とに送る(S21)。
【0040】
処理時間予測手段7は、入出力要求がリード要求か、ライト要求かを判定し(S22)、入出力要求がリードの場合は、入出力要求の単位の処理予測時間τp=τr=4ms(S23)、入出力要求がライトの場合はτp=τw=5ms(S24)と設定する。
【0041】
構成判別手段は、ディスク装置から、該入出力要求に対応して使用するディスク構成、例えば、アクセスするディスクドライブとストリップを読み取る(S25)。
【0042】
処理時間予測手段7は、τpとディスク構成から処理予測時間τrqを求める(S26)。
【0043】
割当時間制御手段10は、残りのクオンタムΔτ(初期状態では、割り当てられたクオンタムτ1)からτrqを差し引き、残りのクオンタムΔτを計算する(S27)。
【0044】
次に、残りのクオンタムΔτの符号を判定し(S28)、Δτが正または0の場合、S21に戻り、Δτが負の場合、入出力要求処理手段に指示するキューをキュー2に切り換え(S29)、S21に戻る。
【0045】
入出力要求RQ1nまで処理した後の状態の例を図4−c)に示す。図4−c)において、現在のクオンタムは、入出力グループ1に割り当てられた600msで、RQ11〜RQ1nまでに消費した時間は596msであるため、残りのクオンタムΔτ=4msとなる。
【0046】
次に取り出した入出力要求RQ1n+1が、リード要求で、図10−a)のごとく1つのストリップに入る場合、例えばディスクドライブ数=1、ストリップ数=1が、ディスク構成となり、τrq=4ms、残りのクオンタムΔτ=4ms−4ms=0msとなり、S21に戻る。
【0047】
入出力要求が、図8−b)のごとく、2つのストリップに分かれ、かつ、2つのストリップが別のディスクドライブになる場合、例えばディスクドライブ数=2、ストリップ数=2が、ディスク構成となり、τrq=8ms、残りのクオンタムΔτ=4ms−8ms=−4msとなり、入出力要求処理手段8に指示するキューをキュー1からキュー2に切り換え(S29)、S21に戻る。
【0048】
なお、キュー2に入出力要求が格納されていない場合は、再度指示するキューをキュー1に切り換える。
【0049】
また、他の実施例として、割当時間制御手段10に、入出力要求実績蓄積手段11とクオンタム長制御手段12とを追加し、入出力要求の実績に従ってクオンタムを再配分する。
【0050】
例えば図4に示すごとく、初期状態で設定したクオンタム配分τ1:τ2=600ms:300msに対し、蓄積された入出力要求の実績がτ1:τ2=604ms:200msと偏っている場合、クオンタムをτ1:τ2=604ms:200msと再配分し、以降のスケジューリングを行う。
【0051】
なお、クオンタムの再配分値は、上記のごとく実績比例であっても、最大値固定、例えばτ1:τ2=600ms:200msであっても良い。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したごとく、本発明によれば、ディスク入出力スケジュール装置の制御下にあるディスク装置が複数のディスクドライブにより構成されている場合であっても、
1.入出力が実行されるディスク構成に基づいた処理時間予測を行う。
2.リード処理とライト処理とで個別に処理時間予測を行う。
ことで、精度の高い入出力処理時間の予測を行い、精度の高いスケジューリングを行う。
【0053】
また、入出力要求の実績を蓄積し、この実績に基づいてクオンタムを再配分することで、さらに精度の高いスケジューリングを行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成例
【図2】 本発明の入出力要求の処理フロー例
【図3】 本発明のクオンタム、およびキューの状態
【図4】 入出力グループ毎の入出力処理実績
【図5】 従来例の概略構成
【図6】 従来のディスク入出力スケジュール装置の処理フロー
【図7】 従来例のクオンタム、およびキューの状態
【図8】 入出力要求の処理例
【符号の説明】
1 ディスク装置
2 入出力要求部
3 ディスク入出力スケジュール装置
4 入出力要求受付手段
5 入出力種別判別手段
6 キュー制御手段
7 処理時間予測手段
8 入出力要求処理手段
9 構成判別手段
10 割当時間制御手段
11 入出力要求実績蓄積手段
12 クオンタム長制御手段

Claims (7)

  1. ディスク装置への入出力要求を、ランダムアクセスか、シリアルアクセスかを判別し、ランダムアクセス要求のグループとシリアルアクセス要求のグループに分ける入出力種別判別手段と、
    入出力要求を、該グループ毎に対応するキューに格納するキュー制御手段と、
    割当時間制御手段の指示に従って入出力要求を該キューから読み出し、ディスク装置と処理時間予測手段とに入出力要求を発行する入出力要求処理手段と、
    ディスク装置から、該入出力要求に対応して使用するディスク構成を読み取り、判別する構成判別手段と、
    構成判別手段の判別結果に従って該入出力要求に対する処理に要する処理時間の予測値を計算する処理時間予測手段と、
    該キュー毎にディスク装置を連続して使用する時間を割り当て、前記処理時間予測手段の計算結果を基に、連続した該入出力要求に要する処理時間の予測値の合計が、現在読み出しているキューに割り当てられた時間を超えるまで連続して、同一のキューの読み出しを入出力要求処理手段に指示し、割り当てられた時間を超えた場合は、入出力要求処理手段に指示するキューを順番に切り換える割当時間制御手段とを有することを特徴とするディスク入出力スケジュール装置。
  2. 請求項1に記載のディスク入出力スケジュール装置であって、
    処理時間予測手段は、入出力要求がリードかライトかを判別し、リード処理時間の予測と、ライト処理時間の予測とを個別に行うことを特徴とするディスク入出力スケジュール装置。
  3. 請求項1に記載のディスク入出力スケジュール装置であって、
    構成判別手段は、入出力要求に対応して使用するディスクドライブ構成とストリップ構成とを判別することを特徴とするディスク入出力スケジュール装置。
  4. 請求項1に記載のディスク入出力スケジュール装置であって、
    割当時間制御手段は、各グループ毎に、処理した入出力要求の実績を蓄積する入出力要求実績蓄積手段と、
    入出力要求の実績に従って、各グループがディスク装置を連続して使用する時間を定める、クオンタム長制御手段とを有することを特徴とするディスク入出力スケジュール装置。
  5. ディスク装置への入出力要求を、ランダムアクセスか、シリアルアクセスかを判別し、ランダムアクセス要求のグループとシリアルアクセス要求のグループに分ける入出力種別判別手順と、
    入出力要求を、該グループ毎に対応するキューに格納するキュー制御手順と、
    割当時間制御手順の指示に従って入出力要求を該キューから読み出し、ディスク装置と処理時間予測手順とに入出力要求を発行する入出力要求処理手順と、
    該入出力要求に対応して使用するディスク構成を、ディスク装置から読み取り判別する構成判別手順と、
    構成判別手順の判別結果に従って該入出力要求に対する処理に要する処理時間の予測値を計算する処理時間予測手順と、
    該キュー毎にディスク装置を連続して使用する時間を割り当て、前記処理時間予測手段の計算結果を基に、連続した該入出力要求に要する処理時間の予測値の合計が、現在読み出しているキューに割り当てられた時間を超えるまで連続して、同一のキューの読み出しを入出力要求処理手順に指示し、割り当てられた時間を超えた場合は、入出力要求処理手順に指示するキューを順番に切り換える割当時間制御手順と
    をコンピュータに実行させる事を特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. ディスク装置への入出力要求を、ランダムアクセスか、シリアルアクセスかを判別し、ランダムアクセス要求のグループとシリアルアクセス要求のグループに分け、
    入出力要求を、該グループ毎に対応するキューに格納し、
    該キュー毎にディスク装置を連続して使用する時間を割り当て、
    該入出力要求を処理する場合は、該キューから入出力要求を読み出し、ディスク装置と処理時間予測手段とに入出力要求を発行し、
    ディスク装置から、該入出力要求に対応して使用するディスク構成を読み取り、
    処理時間予測手段は、入出力要求と読み取ったディスク構成の判別結果とに従って該入出力要求に対する処理に要する処理時間の予測値を計算し、
    連続した該入出力要求に要する処理時間の予測値の合計が、現在読み出しているキューに割り当てられた時間を超えるまで連続して、同一のキューの読み出し、
    連続した該予測値の合計が、割り当てられた時間を超えた場合は、読み出すキューを順番に切り換えるスケジューリングを行うことを特徴とするディスク入出力スケジュール方法。
  7. ディスク装置への入出力要求を、ランダムアクセスか、シリアルアクセスかを判別し、ランダムアクセス要求のグループとシリアルアクセス要求のグループに分ける入出力種別判別手順と、
    入出力要求を、該グループ毎に対応するキューに格納するキュー制御手順と、
    割当時間制御手順の指示に従って入出力要求を該キューから読み出し、ディスク装置と処理時間予測手順とに入出力要求を発行する入出力要求処理手順と、
    該入出力要求に対応して使用するディスク構成を、ディスク装置から読み取り判別する構成判別手順と、
    構成判別手順の判別結果に従って該入出力要求に対する処理に要する処理時間の予測値を計算する処理時間予測手順と、
    該キュー毎にディスク装置を連続して使用する時間を割り当て、前記処理時間予測手段の計算結果を基に、連続した該入出力要求に要する処理時間の予測値の合計が、現在読み出しているキューに割り当てられた時間を超えるまで連続して、同一のキューの読み出しを入出力要求処理手順に指示し、割り当てられた時間を超えた場合は、入出力要求処理手順に指示するキューを順番に切り換える割当時間制御手順とをコンピュータに実行させる事を特徴とするプログラム。
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