JP3972098B2 - S−アデノシルメチオニン高蓄積微生物の取得法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、S−アデノシルメチオニン(S−adenosylmethionine:以下、SAMということもある)高蓄積微生物の取得に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
S−アデノシルメチオニン(SAM)は、生体内の様々なメチル化反応のメチル基供与体として機能する。臨床的には、肝臓機能を高め、有害物質を体内から排出するのを助ける作用があり、従来から肝血症、過度脂血症、動脈硬化症などに対する治療効果があるといわれる。また、神経伝達物質の生成に関わり、集中力を高める働き、炎症・痛みを緩和させる機能を持った物質であり、近年では欧米などでうつ病、老人痴呆症、関節炎の治療に使われている。例えば、ヨーロッパでは処方箋薬として利用され、またアメリカではサプリメントとして利用されている。
【0003】
このSAMは幅広い調査の結果、あらゆる微生物の中で特に酵母でその生産能力の高いことが明らかとなっており、現在、世界的にSAMの工業的生産は酵母を使用することで行われている。酵母など微生物によるSAMの生産は、従来より、既存の菌株をそのまま用い、その菌での生産培地組成を検討することにより生産性の向上が計られてきた(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
【0004】
一方、SAM生産性微生物の中から、さらに生産性が向上した変異株を取得できれば大幅な生産性向上が計られるのであるが、そうした努力はほとんどなされていない。なぜなら、微生物の自然的に発生する自然変異、及び変異剤による処理により得られる何億分の1や何十万分の1の割合で存在するであろうSAM高生産変異株を、膨大な数の菌株の中から単離することが事実上不可能であったからである。
【0005】
【特許文献1】
特開昭58−146274号公報
【0006】
【非特許文献1】
「アグリカルチュラル アンド バイオロジカル ケミストリー(Agric.Biol.Chem.)」、第48巻(第9号)、p.2293〜2300、1984年
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、SAMの大量生産のため、従来主として行われていたSAM生産菌の培養システムの検討ではなく、微生物自体に着目し、非常に困難であったSAM高生産菌の取得にあえて挑戦したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、SAM高生産菌を新たに育種するにあたり、変異処理のみではなく、変異処理した後の変異株の選択処理に着目し、そこで本発明者らは、SAM高蓄積変異株を容易に濃縮、取得できる方法、つまり効率的なスクリーニング方法を開発するため鋭意研究し、その方法を開発するに至ったものである。
【0009】
本発明は、1)酵母のエルゴステロール生合成経路において、チモステロール(Zymosterol)からフェコステロール(Fecosterol)へのメチル化にSAMが関与し、消費されていること、2)ポリエン・マクロライド系抗真菌性抗生物質ナイスタチンは細胞膜中のエルゴステロールにくっつくことで膜構造に変化を与え、膜の透過性障害を起こし菌を死滅させる、との両知見にはじめて着目し、更に研究の結果、遂に完成に至ったものである。
【0010】
すなわち本発明は、正常な株が生育できないナイスタチンを含有する培地において生育可能となった株を取得することで、その中に高頻度でエルゴステロール生合成系に欠損を持ち、SAMを高蓄積する株を容易にポジティブスクリーニングすることができる、との新規着想に基づくものであって、この新規着想に基づき、実験をくり返し行った結果、この新規着想には再現性があることを確認し、本発明の完成に至ったものである。
【0011】
すなわち、本発明は、人工変異株、野生株その他の非人工変異株ないし天然の変異株を問わず、ナイスタチンに耐性を有する株を選択することによって、SAM高含有株を効率的に取得するものである。
【0012】
なお、本発明に係るナイスタチン耐性株選択によるSAM高含有株の効率的取得のメカニズムの詳細は今後の研究にまたねばならないが、現時点においては次のように考えられる、すなわちナイスタチンの酵母等真菌への抗菌性には、エルゴステロール(またはそれに近傍のステロール)を必要とするが、ステロール合成系に支障を持ちエルゴステロールを合成できなくなった株では、ナイスタチンの抗菌的機能に必要とされるエルゴステロールが無いか、または十分な量がないため、ナイスタチンに抵抗性を示すようになることが考えられる。また、エルゴステロール生合成系に欠損のある株においては、SAMがエルゴスデロールの合成に消費されることがないか少ないため、結果として菌体内にSAMを高蓄積することが考えられている。
【0013】
本発明によれば、突然変異処理した株、非突然変異処理株(人工的突然変異処理によることなく自然に突然変異した株)を問わず、ナイスタチン耐性株を選択すれば、目的とするSAM高生産株を効率的に取得することができる。
【0014】
突然変異は定法が適宜利用され、物理的方法及び化学的方法のいずれもが使用可能である。物理的方法としては、紫外線照射、放射線(例えばγ線)照射などがあり、化学的方法としては、例えば、亜硝酸、ナイトロジェンマスタード、アクリジン系色素、エチルメタンスルホン酸(EMS)、N−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン(NTG)などの変異剤の溶液に菌体を懸濁させる方法などがある。これらの方法は、適宜組み合わせて行うこともできる。
【0015】
本発明によれば、ナイスタチン耐性株を選択すれば、酵母、細菌、放線菌、糸状菌、担子菌、乳酸菌その他各種の微生物において、SAM高蓄積(又はSAM高含有)微生物を取得することができ、また、SAMを高濃度に菌体内に蓄積及び/又は菌体外に分泌する微生物も取得することができる。なお、これらの微生物を総称してSAM高蓄積微生物ということもある。
【0016】
糸状菌としては、Penicillium、Aspergillus、Rhizopus、Mucor属に属する微生物が例示され、酵母としては、Candida utilis、C.macedoniensis等のCandida属やSaccharomyces属に属する酵母等が例示される。後者においては、Saccharomyces cerevisiae、S.rouxii、S.uvarum、S.bayanus、S.chevalieri、S.bailli等が例示される。
【0017】
また、サッカロマイセス(Saccharomyces)属に属する各種の市販酵母、実用酵母、実験室酵母等も本発明の対象微生物であって、その非限定例として下記の微生物が挙げられる:清酒酵母(協会7号酵母、協会9号酵母、協会10号酵母等)、焼酎酵母(日本醸造協会焼酎用2号酵母等)、ワイン酵母(ブドウ酒1号酵母(日本醸造協会ブドウ酒1号酵母)、ブドウ酒3号酵母、ブドウ酒4号酵母等)、ビール酵母、パン酵母等。
【0018】
本発明においては、変異微生物の内、ナイスタチン耐性株を選択する点を重要な特色のひとつとして有するものであって、例えば選択培地としてナイスタチン含有培地を用い、生育してくる菌株を選別すればよい。このように本発明におけるスクリーニングは、ポジティブスクリーニングであるので、操作がシンプルでしかも結果判定が正確に行われるため、きわめて効率的である。ナイスタチンの添加は、固体培養、液体培養のいずれでもよく、清酒酵母の場合、1mlあたり5〜50μg、好ましくは10〜100μg、更に好ましくは例えば40〜60μg含有したYPDプレートが例示される。他の酵母、他の微生物については、上記数値範囲に基づき適宜定めればよい。
【0019】
このようにして、目的とするSAM高蓄積微生物を取得することができ、Saccharomyces cerevisiae K−9(協会9号酵母)及びS.cerevisiae X2180−A(実験室酵母)を親株として、それぞれ、目的変異株を取得するのに成功した。それらの内のひとつをKUN−22と命名し、独立行政法人 産業技術総合研究所 特許生物寄託センターにFERM P−19255として寄託した。
【0020】
このようにして分離育種したSAM高蓄積株を培養することによって培養物からSAMを大量に取得することができる。例えばK−9菌から選別された変異株は、酵母細胞乾物重量1gあたり、20mg以上、好ましくは35〜40mg以上のSAMを高蓄積し、50mg以上蓄積する可能性も充分に認められる。また、X2180−A由来の変異株は、同じく10mg以上、好ましくは12〜14mg以上のSAMを高蓄積し、20mg以上蓄積する可能性も充分に認められる。なお、本実施例によれば、親株の2〜6倍程度のSAMの蓄積が確認されたが、10倍以上の蓄積も充分可能である。
【0021】
本発明によれば、SAM高蓄積微生物(ナイスタチン耐性株)を培養して該微生物を増殖せしめ、増殖した微生物の培養物からSAMを抽出、取得することによってSAMを大量に取得することがはじめて可能となったのであるが、培養は常法にしたがって行えばよく、その際、親株と変異株との間の増殖特性には格別の相違は認められず、変異株の生育、増殖には親株に比して大きな遅れは認められなかった。なお、培養にあたり、メチオニン添加培地を使用すると更に有利であって、更なるSAMの大量取得が可能となる。メチオニンの添加量は、適宜でよいが、0.01%以上、好ましくは0.05%以上、0.1〜0.3%の範囲内が好適である。
【0022】
以下、本発明の実施例について述べる。
【0023】
【実施例1】
実験室酵母(Saccharomyces cerevisiae X2180−1A)及び清酒酵母K−9(Saccharomyces cerevisiae K−9:協会9号酵母)を親株とし、常法に基づき紫外線照射で変異処理を行った。生存率はおよそ4%であった。処理菌株を、ナイスタチン50マイクログラム/ml含有YPDプレートに塗布し、30℃で3日間培養し、生育してきたコロニーをピックアップして、ナイスタチン耐性株を選択、取得した。
【0024】
このようにしてナイスタチン耐性株として選択した株を、下記組成を有するメチオニン0.15%添加培地を5ml用いて、L−チューブ内で、38℃にて48時間振とう培養した。培養した菌体を、10%過塩素酸を用いてSAMを抽出し(室温、1時間)、上清を希釈し、キャピラリー電気泳動にてSAM蓄積量の分析を行った。
【0025】
Figure 0003972098
【0026】
このようにして、菌体中に蓄積されたSAMを抽出し、そのSAM蓄積量をキャピラリー電気泳動によって測定した。キャピラリー電気泳動は下記の条件にて行った。
【0027】
(分析装置)
キャピラリーイオンアナライザー(Waters)
(分析条件)
キャピラリー: 75μm×60cm Accusep fused silica
バッファー: 40mM Na-phosphate buffer (pH2.5)
voltage:positive、20kV
injection:hydrostatic、30sec
検出: 254 nm
温度: 25℃
【0028】
その結果、Saccharomyces cerevisiae X−2180−1Aにおいてはナイスタチン耐性株100株中8株で、また、清酒酵母K−9においては34株中3株で、親株より有意にSAM高蓄積の株が得られた。
【0029】
図1にX−2180 1A株より取得した5株(XUN2、XUN12、XUN15、XUN49、XUN89)、図2に清酒酵母K−9より取得した3株(KUN14、KUN18、KUN22)の菌体内SAM量をそれぞれ親株とともに示した。
S.cerevisiae X−2180 1Aにおいては、それぞれ4.2から5.5倍、清酒酵母K−9においては1.7から3倍のSAMが蓄積していた。なお、清酒酵母はもともとSAM蓄積量の極めて多い株として知られているが、さらにその3倍量を高蓄積する株が得られた。
【0030】
これらの変異株の内、KUN−22株をSaccharomyces cerevisiae KUN−22と命名し、KUN−22の記号表示にて(独)産業技術総合研究所特許生物寄託センターにFERM P−19255として寄託した。
【0031】
【実施例2】
上記によって取得したナイスタチン耐性のSAM高蓄積株がエルゴステロール合成に何らかの欠損があるか否かを確認するため、以下によりエルゴステロール合成の分析を行った。
【0032】
YNB培地(イーストナイトロジェンベース0.67%、グルコース2.0%)を用い、30℃で48時間振とう培養し、得られた菌体からエルゴステロールを抽出し、HPLCにて測定した。
【0033】
エルゴステロールの抽出は次のようにして行った。まず、菌体に、水1ml、20%KOH含有メタノール3ml、ピロガロール(酸化防止剤)0.1mgを加えて、N2置換後、85℃で2時間、加水分解・抽出した。ステロールを石油エーテルで抽出し(2ml石油エーテルで2回抽出)、石油エーテル層を乾固した。クロロホルムで再溶解した後、HPLCにてエルゴステロールを分析、定量した。
【0034】
得られた結果を図3及び図4に示した。図3は、Saccharomycescerevisiae X−2180 1A株より取得した5株(XUN2、XUN12、XUN15、XUN49、XUM89)、図4は清酒酵母K−9より取得した3株(KUN14、KUN18、KUN22)のエルゴステロール量をそれぞれ親株とともに示したものである。
【0035】
Saccharomyces X−2180 1A株由来の株では菌体よりエルゴステロールは検出されず、清酒酵母K−9ではエルゴステロールは存在するものの、親株よりエルゴステロール量が大幅に減少していた。なお、清酒酵母K−9の変異株においてはエルゴステロールがX−2180 1A株変異株のように完全に消失していない。これはX−2180 1A株が染色体数が1倍体であるのに対し、清酒酵母K−9は染色体数が2倍体であることで、X−2180 1A株では遺伝子の変異による形質変化が明確に出るのに対し、清酒酵母K−9など2倍体株では、多くの場合もう一対の遺伝子が健全であることで、変異による形質変化が明瞭でないことによるものと考えられる。
【0036】
【発明の効果】
本発明により、ナイスタチン耐性という選択方法を新たに開発し、これによって、エルゴステロール合成系に変異を持ち、SAMを高蓄積する親株を取得することが可能となった。このようにして育種したSAM高蓄積株を大量培養することによって、SAMを大量に且つ効率的に生産することが可能となった。また、その際、親株と変異株との間には、培養特性上格別の相違は認められず、変異株も親株に遅れることなく、親株と同時に生育していくことも確認された。
【0037】
本発明は、ナイスタチン耐性微生物はSAM高蓄積する微生物となり得るという新知見に基づくものである故、本発明は各種の微生物に広く適用することが可能である。
【0038】
酵母の場合における本発明の効果の1例を示すと次のとおりである。
(1)S.cerevisiae K−9、S.cerevisiae X2180−1Aからナイスタチン耐性によりSAM高蓄積株を取得した。
(2)S.cerevisiae K−9より取得したSAM高蓄積株は、親株と比較して1.7から3倍のSAMを蓄積した。
(3)S.cerevisiae X2180−1Aより取得したSAM高蓄積株は親株に比較して、4.2から5.5倍のSAMを蓄積した。
【図面の簡単な説明】
【図1】Saccharomyces cerevisiae X2180−1Aより取得したナイスタチン耐性株のSAM蓄積量を示す。
【図2】同K−9より取得したナイスタチン耐性株のSAM蓄積量を示す。
【図3】Saccharomyces cerevisiae X2180−1Aより取得したSAM高蓄積酵母のエルゴステロール量を示す。
【図4】同K−9より取得したSAM高蓄積酵母のエルゴステロール量を示す。

Claims (5)

  1. ナイスタチンを含有する選択培地で生育してくる、親株よりもS−アデノシルメチオニン(SAM)を1.7から5.5倍高蓄積する菌株を取得すること、を特徴とするSAMを高蓄積するSaccharomyces cerevisiaeの取得方法。
  2. 請求項1に記載の方法で取得してなるSAM高蓄積Saccharomyces cerevisiae。
  3. Saccharomyces cerevisiae KUN−22(FERM P−19255)。
  4. 請求項2〜3のいずれか1項に記載のSaccharomyces cerevisiaeを培養し、培養物からSAMを取得すること、を特徴とするSAMの大量取得方法。
  5. 培養に際し、メチオニン含有培地を使用すること、を特徴とする請求項4に記載の方法。
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