JP3971910B2 - Packaging bag - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開封容易部の形成された包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、包装用袋に開封容易部を形成し、この開封容易部を開封の起点とし、包装用袋を開封容易部から切り裂くことで容易に開封できる包装用袋が知られている。従来から存在するこのような包装用袋としては、側縁にノッチや粗面部を形成したもの、袋体の上下端にジグザグに形成されたギャザーを形成したものがある。
【0003】
かかる包装用袋は、側縁や上下端等、袋体の周縁に開封容易部が形成されているため、極めて容易に包装用袋を開封できる点で優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような包装用袋は開封を容易にできる反面、誤って開封され、内容物が取り出されてしまう危険性もあった。例えば、薬品を収容している包装用袋の側縁に粗面部を形成した場合、幼児がこの包装用袋を悪戯していると、誤って開封されてしまうこともある。
【0005】
そこで、本発明では、容易に開封する機能自体はそのまま維持しつつ、誤って開封することを防止でできる包装用袋体を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明ではこの課題を解決するために、外周縁をなす4辺のうち対向する2辺又は1辺がフィルム材の折返し部からなり、その他の辺がシールされて密閉され、開封の起点となる開封容易部が形成された包装用袋において、前記開封容易部は微細な凹凸部からなる粗面により構成され、しかも、この包装用袋の前記折返し部からなる外周縁の近傍にて、この外周縁にかかることなくこの外周縁より内側に部分的に形成され、この包装用袋を構成する前記フィルム材は、前記開封容易部を前記折返し部からなる外周縁までたぐり寄せることを可能にした積層フィルムである包装用袋を採用した。また、かかる包装用袋において、前記フィルム材の折返し部はこの包装用袋の側縁をなしていることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、包装用袋の外周縁には、ノッチ、粗面部またはギャザー等の開封容易部が存在しない。そのため、単に包装用袋の周縁から引き裂くだけでは開封されない。開封容易部が周縁より内側の部分に形成されているので、故意に引き裂こうとしなければ開封することができず、誤って当該包装用袋を開封してしまうことを効果的に防止できる。
【0009】
本発明によれば、開封容易部を極めて容易に側縁の内側に形成できる。すなわち、側縁を外し、側縁より内側に開封容易部を形成するとなると、包装用袋の前面や背面を構成する平面部に形成することになる。包装用袋の内外を貫通させること無く平面部にギャザーやノッチを形成することはほとんど不可能である。その一方、平面部に微細な凹凸からなる粗面部を形成することは、前面部2を構成する基材にサンドペーパー等を押圧すれば容易である。
【0010】
このように、容易に開封容易部を容易に形成できる粗面部を設ける構成を採用することで、効率よく包装用袋を製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態にかかる包装用袋1を正面から見た斜視図であり、図2は包装用袋1を背面から見た斜視図である。包装用袋1は、袋体の正面をなす前面部2と、この前面部2と対向する背面部3とからなり、包装用袋1の上端部5及び下端部6がヒートシールされて密閉されている。
【0013】
前面部2は平坦な面に形成されており、その上部には側縁よりやや内側に入り込んだ部分に開封容易部としての粗面部7が形成されている。この粗面部7は、表面に複数の小さな不完全貫通孔が散在するようにして形成されたもので、後に説明するように、当該包装用袋1を開封する際、切り裂きの起点として作用する。なお、この粗面部7は、包装用袋1の側縁にかからないように、その端縁が包装用袋の側縁からある程度の離れた位置に形成されている(図1の場合には距離Aだけ離れている)。
【0014】
一方、背面部3には、左右方向の中央に包装用袋1の外側に張り出す背シール部4が、上下に伸びるようにして形成されている。この背シール部4は包装用袋1の材料である積層フィルムの側縁同士が互いにヒートシールされて形成されたものである。さらに、この背シール部4の一方の面には粗面部8が形成されている。この粗面部8は包装用袋1を開封する際、背シール部4にて開封が中断することのないように切り裂きを補助するものである。この粗面部8の形成される面は、包装用袋1の左右方向において、開封容易部としての粗面部7が設けられた位置と、逆側の側縁と対向する側の面に形成されている。そして、包装用袋1の上端部5及び下端部6には、端縁から所定幅を占める位置に包装用袋1を密閉するヒートシール部がそれぞれ形成されている。
【0015】
なお、この包装用袋1体の側縁には、開封容易部と機能するノッチは形成されていない。また、上端及び下端には、同じく開封容易部として機能してしまうジグザグのギャザーも形成されていない。これにより、包装用袋1が誤って開封されてしまうことを効果的に防止している。
【0016】
図3は、この包装用袋として形成される積層フィルム10の層構造の一例を示しすものである。この図3に示す積層フィルム10は、アルミ箔の層を含まないものを例に示したものであり、袋の外層側に積層フィルム10の基材となるPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム11が、内層側にPE(ポリエチレン)フィルム15が配され、これらが接着剤14で接着されて積層されている。外層をなすPETフィルム11の内面には、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)のコート12が施され、酸素バリヤー性を積層フィルム10に与えている。また、PVDCコート12の内側には、当該包装用袋1に文字や図柄を描くための印刷インキの層13が設けられている。PETフィルム11とPEフィルム15とを接着している接着剤14は印刷インキ層13とPEフィルム15との間に設けられている。
【0017】
外層をなすPETフィルム11は膜厚が12μmに形成された2軸延伸のPETが使用され、約3μmの膜厚のPVDCがPETフィルム11の内面にコートされている。一方、内層をなすPEフィルム15は膜厚が70μmのPEが使用されている。そして、外層と内層とを接着している接着剤14は、ドライラミネート接着剤または無溶剤の接着剤が使用されている。
【0018】
この図3ではPETフィルム11の内層側にPVDCコート12を施したものを示したが、PVDCコート12に換えてAl2O3、SiO2等の金属をPETフィルム11の内面に蒸着して蒸着層を設けても高いバリヤー性を得ることができる。なお、図3には、アルミ箔の層を含まない積層フィルム10を例に示しているが、これには限定されず、構成する層中にアルミ箔の層を備えた積層フィルムを使用して包装用袋1を構成しても構わない。アルミ箔の層を含む積層フィルムを用いて包装用袋を形成すれば、バリヤー性の極めて高い包装用袋を形成できる。
【0019】
この図3に示された積層フィルム10の外層から所定の深さの凹部9…9は、粗面部7を構成する個々の不完全貫通孔である。粗面部7に対応する位置には、この凹部9…9が複数散在している。
【0020】
図4は包装用袋1を構成する積層フィルムを形成するための装置の概略を示している。この積層フィルム形成装置20は基材としての帯状PETフィルム50の片面50aを印刷する印刷装置21と、印刷された面50aと逆側の面50bに粗面部7を形成する粗面形成装置25と、この帯状PETフィルム50に内層としての帯状PEフィルム51を積層して接着するラミネート装置29とから構成されている。基材として使用される帯状PETフィルム50は帯状のフィルムシートであり、この帯状PETフィルム50をその長手方向に搬送させて印刷、粗面形成及びラミネートが順に行われる。
【0021】
図4の左側から送られた帯状PETフィルム50は、先ずその片面50aに文字や図柄が印刷装置21により印刷される。使用されている印刷装置21はグラビア印刷装置であり、上部に位置する圧胴ローラー23と、タンク22内のインキに浸漬された版胴ローラー24との間を通過する間に印刷される。
【0022】
片面が印刷された帯状PETフィルム50は、その後、乾燥装置30を通過し、ガイドローラー31,32に案内されて粗面形成装置25へ搬送される。粗面形成装置25は、図5に示すように、上部に配されたゴム胴ローラー26と、このゴム胴ローラー26の下端に上端が接している粗面形成ローラー27とから構成されている。粗面形成ローラー27の周面には、ローラーの軸方向3箇所に所定間隔毎に矩形状のサンドペーパー28‥28が貼りつけられている。
【0023】
粗面形成装置25に搬送された帯状PETフィルム50は、印刷された面50aと逆側の面50bが粗面形成ローラー27の周面と接触してこの粗面形成ローラー27の下側から巻き付けられる。そして、帯状PETフィルム50は本図において反時計回りに粗面形成ローラー27の周面に沿って案内され、粗面形成ローラー27の上端でゴム胴ローラー26との間に挟み込まれる。粗面形成ローラー27が回転してこのローラー27に設けられたサンドペーパー28‥28が上端に達したときに、帯状PETフィルム50がサンドペーパー28‥28とゴム胴ローラー26の周面とに挟み込まれ、その片面50bに粗面部7が形成される。このため、帯状PETフィルム50の片面50bには、その幅方向の所定の位置に、フィルムの長手方向について一定の間隔ごとに粗面部7が形成される。
【0024】
なお、粗面形成ローラーに取付けるサンドペーパーとしては、溶融アルミナが散在されて形成されたもので、その粒度が#100〜#120のサンドペーパーを使用するよい。溶融アルミナの他、炭化珪素、炭化ホウ素、エメリー粉、砂等で微細な突起を複数散在させたものを用いてもよい。また、粗面部7を形成するための部材はサンドペーパーに限定されるものではなく、微細な不貫通孔を散在するように形成できるものであれば、例えば、複数の突起が表面に形成された金属板を粗面形成ローラー27の周面に部分的に取付ける等、その他の部材を用いても構わない。
【0025】
帯状PETフィルム50の片面50bに粗面部7が形成された後、この帯状PETフィルム50は案内ローラー31,32に案内されてラミネート装置29に搬送される。搬送された帯状PETフィルム50は、印刷された面50aが、別ルートから搬送された帯状PEフィルム51と重ね合わされ、これらが層を成すようにして接合されて1枚の帯状の積層フィルムが形成される。
【0026】
積層フィルム52は、その後切断スリット工程に搬送され、その幅方向において三等分にスリットされる。図6は積層フィルム52が切断スリットされる様子を示している。切断スリットは、この図6に示すように、搬送されている積層フィルム52の幅方向に円盤状のカッター70,70が配され、これらカッター70,70により積層フィルム52が切断スリットされる。この際、粗面部7が、スリットされた積層フィルム53…53の側端部54a…54aから所定の距離Lにそれぞれ位置するようにスリットされる。この所定距離Lの位置は、包装用袋1が形成された際に袋の側縁からやや内側に入り込んだ位置に対応している。スリットされた積層フィルム53…53は、図7に示すように、その両側端54,54が突き合わされるようにして丸められる。そして、側端部54,54が合掌貼りになるように両側縁から一定幅、積層フィルム53の長手方向に沿ってヒートシールされ、長い筒体60が形成される。ヒートシールされた部分4は、形成された筒体60の半径方向外側に張り出している。
【0027】
その後、図8に示すように、筒体60は、その長手方向の一定間隔毎に上下からプレスされるようにして背面部3と前面部2とがヒートシールされる。このヒートシールは、各粗面部7…7のやや先方の位置で筒体60の軸方向に直交するように行われる。このようにして形成されたヒートシール部が、形成される包装用袋1の下端部6…6となる。
【0028】
以上の工程を経た後、各包装用袋1の長さに対応する位置にて筒体60は裁断され、次いで、各包装用袋1に内容物が収容される。その後、包装用袋1の上端がヒートシールされて図1及び図2に示す包装用袋1が完成される。
【0029】
かかる包装用袋1は、通常の状態では図1及び図2に示すように、開封容易部としての粗面部7は包装用袋1の側縁よりやや内側に位置している。このため、この図1及び図2に示す状態では当該包装用袋1を側縁から切り裂くことは困難である。このため、幼児などが誤って包装用袋1を開封してしまうことを効果的に防止できる。
【0030】
この包装用袋1は、図9に示すようにしてその上部が切り裂かれて開封される。
【0031】
まず、包装用袋1の上部について、前面部2を背面部3に対して左右方向に相対的に移動させ(図9(a)の状態)、側縁よりやや内側の位置に形成された粗面部7を包装用袋1の側縁までたぐり寄せる(図9(b)の状態)。これにより、当該粗面部7を起点として、包装用袋1の上部を容易に切り裂くことが可能となる。粗面部7を包装用袋1の側縁の位置までたぐり寄せた後に、この粗面部7を起点に包装用袋1の上部について、上端部5を袋本体から分離するように引き裂いて開封する(図9(c)の状態)。
【0032】
また、粗面部7の近傍を指でつまみ、粗面部7をねじるようにして折り曲げ、折り曲げられた粗面部7を起点として引き裂いて包容用袋1を開封してもよい。
【0033】
なお、この包装用袋1には背面部3に背シール部4が存在する。この背シール部4は前面部2や背面部3の素材部分と比べ肉厚が厚く、しかも硬い。このため、開封の途中で切り口の先端が背シールの位置まで到達すると、この背シール部4が開封の妨げとなってしまう。この包装用袋1では、かかる不都合を効果的に防止するために、開封補助部としての粗面部8を背シール部4に形成している。この粗面部8が厚くしかも硬く形成された背シール部4の切断を容易ならしめている。なお、この背シール部4に形成された粗面部8は、開封容易部としての粗面部7が形成された側縁と逆側の側縁と対向するよう面に形成されている。すなわち開封の進行方向に形成されているので、開封を効果的に補助する。
【0034】
以上、背面部に背シール部の形成された包装用袋を例に説明したが、包装用袋の形態はこれに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、三方向シールの包装用袋80に本発明を適用することもできる。
【0035】
図10に示す包装用袋80は、矩形状のシート材を二つ折りし、重なり合った周縁の三辺81,82,83をヒートシールすることで形成されている。そして、折り込みの部分の端縁84からやや内側に入り込んだ部分に開封容易部としての粗面部85が形成されている。この粗面部85も包装用袋80の端縁84にかかることの無いようにして形成されている。また、包装用袋80の周縁81,82,83,84には開封容易部として機能するノッチやギャザーが形成されておらず、誤って包装用袋が開封されてしまうことを効果的に防止している。
【0036】
この包装用袋80についても、開封する場合には図9に示した場合と同様に、粗面部85を包装用袋80の端縁84の位置まで移動させ、この粗面部85を起点として開封する。
【0037】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、包装用袋の外周縁には、ノッチ、粗面部またはギャザー等の開封容易部が存在しない。そのため、単に包装用袋の周縁から引き裂くだけでは開封されず、誤って当該包装用袋を開封してしまうことを効果的に防止できる。また、開封容易部は微細な凹凸部からなる粗面であり、この粗面を包装用袋の側縁にかかることなく側縁より内側に形成したので、開封容易部を容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる包装用袋を正面から見た斜視図。
【図2】図1に示す包装用袋を背面から見た斜視図。
【図3】図1に示す包装用袋を構成する積層フィルムの層構造を示す図。
【図4】図3に示す積層フィルムを形成する積層フィルム形成装置の構成図。
【図5】積層フィルムに粗面部を形成するための粗面形成装置を示す図。
【図6】包装用袋を構成する積層フィルムを所定幅に切断スリットする工程を示す図。
【図7】切断スリットされた積層フィルムを筒状に形成する工程を示す図。
【図8】図7に示す筒体を包装用袋の下端部に対応する位置にてヒートシールする工程を示す図。
【図9】図1及び図2に示す包装用袋を開封する手順を示す図。
【図10】図1及び図2に示す包装用袋とは別の実施形態にかかる包装用袋を示す図。
【符号の説明】
1,80 包装用袋
2 前面部
3 背面部
4 背シール部
7,85 粗面部(開封容易部)
8 粗面部
10 積層フィルム
20 積層フィルム形成装置
25 粗面形成装置
28 サンドペーパー
52,53 積層フィルム
60 筒体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a packaging bag having an easy-to-open portion.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a packaging bag that can be easily opened by forming an easy-opening portion in a packaging bag, using the easy-opening portion as a starting point for opening, and tearing the packaging bag from the easy-opening portion is known. Such conventional packaging bags include those in which notches and rough surface portions are formed on the side edges, and those in which gathers are formed in a zigzag manner on the upper and lower ends of the bag body.
[0003]
Such a packaging bag is excellent in that the packaging bag can be opened very easily because the easy-to-open portion is formed on the peripheral edge of the bag body such as the side edge and the upper and lower ends.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a packaging bag can be easily opened, but there is a risk that the packaging bag is accidentally opened and the contents are taken out. For example, when a rough surface portion is formed on the side edge of a packaging bag containing a medicine, if the infant is mischievous with the packaging bag, it may be unintentionally opened.
[0005]
Therefore, the present invention provides a packaging bag body that can be prevented from being unintentionally opened while maintaining the function of easily opening it as it is.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to solve this problem, of the four sides forming the outer peripheral edge, two or one side facing each other is formed of a folded portion of the film material, and the other side is sealed and sealed, which becomes a starting point for opening. In the packaging bag in which the easy-to-open part is formed, the easy-to-open part is constituted by a rough surface consisting of fine uneven parts, and in addition, in the vicinity of the outer peripheral edge consisting of the folded part of the packaging bag, The film material that is partially formed on the inner side of the outer peripheral edge without being applied to the peripheral edge and that constitutes the packaging bag enables the easy opening portion to be squeezed to the outer peripheral edge including the folded portion. A film packaging bag was adopted. In the packaging bag, the folded portion of the film material forms a side edge of the packaging bag.
[0007]
According to the present invention, there is no easy opening portion such as a notch, a rough surface portion, or a gather on the outer peripheral edge of the packaging bag. Therefore, it is not opened only by tearing from the periphery of the packaging bag. Since the easy-to-open portion is formed on the inner side of the periphery, it cannot be opened unless it is intentionally torn, and it is possible to effectively prevent the packaging bag from being accidentally opened.
[0009]
According to the present invention, the easy-open portion can be formed very easily inside the side edge. That is, when the side edge is removed and the easy-to-open portion is formed inside the side edge, it is formed on the flat portion constituting the front surface and the back surface of the packaging bag. It is almost impossible to form a gather or notch in the flat surface without penetrating the inside and outside of the packaging bag. On the other hand, it is easy to form a rough surface portion composed of fine irregularities on the flat surface portion by pressing sandpaper or the like against the base material constituting the
[0010]
Thus, the packaging bag can be efficiently manufactured by adopting the configuration in which the rough surface portion that can easily form the easy-opening portion is provided.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 is a perspective view of a
[0013]
The
[0014]
On the other hand, a
[0015]
In addition, the notch which functions as an easy-to-open part is not formed in the side edge of this
[0016]
FIG. 3 shows an example of the layer structure of the laminated
[0017]
As the
[0018]
In FIG. 3, the PVDC coating 12 is provided on the inner layer side of the
[0019]
[0020]
FIG. 4 shows an outline of an apparatus for forming a laminated film constituting the
[0021]
In the belt-
[0022]
Thereafter, the strip-
[0023]
The belt-
[0024]
In addition, as a sandpaper attached to a rough surface formation roller, it is good to use the sandpaper which the fusion | melting alumina was scattered and formed and the particle size is # 100- # 120. In addition to fused alumina, silicon carbide, boron carbide, emery powder, sand or the like in which a plurality of fine protrusions are scattered may be used. Further, the member for forming the
[0025]
After the
[0026]
The
[0027]
Thereafter, as shown in FIG. 8, the
[0028]
After the above steps, the
[0029]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0030]
As shown in FIG. 9, the upper portion of the
[0031]
First, with respect to the upper portion of the
[0032]
Alternatively, the
[0033]
The
[0034]
As described above, the packaging bag having the back seal portion formed on the back surface has been described as an example, but the form of the packaging bag is not limited to this. For example, as shown in FIG. 10, the present invention can be applied to a
[0035]
The
[0036]
In the case of opening the
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, there are no notch, rough surface portions, gather-opening easy portions such as gathers on the outer peripheral edge of the packaging bag. Therefore, it is not opened simply by tearing from the peripheral edge of the packaging bag, and it is possible to effectively prevent the packaging bag from being accidentally opened. Further, the easy-opening portion is a rough surface composed of fine uneven portions, and since this rough surface is formed on the inner side of the side edge without being applied to the side edge of the packaging bag, the easy-opening portion can be easily formed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a packaging bag according to an embodiment of the present invention as seen from the front.
FIG. 2 is a perspective view of the packaging bag shown in FIG. 1 as viewed from the back.
3 is a view showing a layer structure of a laminated film constituting the packaging bag shown in FIG. 1. FIG.
4 is a configuration diagram of a laminated film forming apparatus that forms the laminated film shown in FIG. 3;
FIG. 5 is a view showing a rough surface forming apparatus for forming a rough surface portion on a laminated film.
FIG. 6 is a diagram showing a step of cutting and slitting a laminated film constituting a packaging bag to a predetermined width.
FIG. 7 is a view showing a step of forming a cut-slit laminated film into a cylindrical shape.
8 is a view showing a process of heat-sealing the cylindrical body shown in FIG. 7 at a position corresponding to the lower end portion of the packaging bag.
FIG. 9 is a diagram showing a procedure for opening the packaging bag shown in FIGS. 1 and 2;
10 is a view showing a packaging bag according to another embodiment different from the packaging bag shown in FIGS. 1 and 2. FIG.
[Explanation of symbols]
1,80
8
Claims (2)
前記開封容易部は微細な凹凸部からなる粗面により構成され、しかも、この包装用袋の前記折返し部からなる外周縁の近傍にて、この外周縁にかかることなくこの外周縁より内側に部分的に形成され、
この包装用袋を構成する前記フィルム材は、前記開封容易部を前記折返し部からなる外周縁までたぐり寄せることを可能にした積層フィルムであることを特徴とする包装用袋。 In the packaging bag in which the two sides or one side facing each other among the four sides forming the outer peripheral edge are formed of a folded portion of the film material, the other sides are sealed and sealed, and an opening easy portion serving as a starting point of opening is formed. ,
The easy-to-open portion is constituted by a rough surface composed of fine irregularities, and in the vicinity of the outer peripheral edge consisting of the folded portion of the packaging bag, it is a part inside the outer peripheral edge without applying to the outer peripheral edge. to be formed,
The packaging bag, wherein the film material constituting the packaging bag is a laminated film that enables the easy-to-open portion to be pulled up to the outer periphery composed of the folded portion .
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