JP3970653B2 - Fixed screw hole reinforcement panel - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は耐荷重性に優れたパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般住宅においては木造軸組構造の場合、その外壁面は、表面を吹き付けによって塗装された木やモルタルによって仕上げられるのが一般的である。この場合、モルタルの養生期間や塗料の乾燥期間が必要であり、そのためこの構法は湿式構法と呼ばれる。また、間柱に合板やパネルを釘付けし、その外側に窯業系サイディングボードを釘付けしたり、タイル等を横レールに引っかけるなどのプレハブ構法、ツーバイフォー構法と呼ばれる構法による住宅も一般的であり、これらの構法は乾式構法と呼ばれている。
【0003】
上記湿式構法は、例えば、外壁面に吹き付けによる塗装を行った場合、近隣家屋への塗料液微粉の飛散や塗料中の有機溶剤の揮散による環境負荷の増大が問題となるばかりでなく、塗装仕上げによる外壁面は約10年で色調や表面樹脂層が劣化して外壁面の見栄えが悪くなり、そのため再塗装を必要とするという問題もあった。また、レンガ、タイル等をモルタルを介して積み重ねたり、貼り付けたりする構法でもやはり、養生のため長い工期を要するという問題があった。
【0004】
一方、乾式構法においては、例えば特開平5−209454号公報に開示されているような窯業系サイディングボードやタイル等を用いる場合、これらの単位面積当たりの重量は重く、重量が過大である事が多く、設計の段階から大きな重量に耐えうる設計をしなければならなかった。特に木造軸組構造の家屋のうち、築後10年以降のいわゆる中古住宅の外壁の改装(リフォーム)を再塗装によらずに実施しようとして窯業系サイディングボードやタイル等を用いようとした場合には、既存の外壁材や柱の設計強度を越えることになり、これらの大きな重量の窯業系サイディングボードやタイル等は使用できない場合が多い。窯業系サイディングボードや該タイル等を用いた家屋そのもののリフォームであっても、既存の外壁材や柱の設計荷重を越えないようにするための、既存外壁材の除去や柱の増強等の別工事を必要とすることが多く、リフォーム工事の施工上極めて不便であった。
【0005】
また、窯業系サイディング材の施工では、通常3尺×6尺(約90cm×約180cm)板の大平面のパネルを釘打ちで固定していくため、重量物である該パネルの運搬や壁面での位置決め作業の際に施工者にかかる負担も大きい。
そのため、近年、軽量外壁材として、金属サイディング等の軽量サイディング材が開発されてきているが、これは、表層を構成するアルミニウム等の金属薄板表面にエンボス状凹凸をつけ、その内層をウレタンフォーム等とした構造であり、これを釘打ちによって既存外壁面に取り付ける構法が採用されている。この構法は、例えば、特開昭63−125770号公報に開示されている。
【0006】
しかしながら、該アルミニウム表面の凹凸形状は光沢感が出過ぎるため外観の高級感に欠けることが多い。またアルミニウムは、その融点が660℃であるため、火災等によって外壁表面に裸火が激しく接するような場合、表面が溶融破壊され、防火性の面で問題があった。
同じく軽量外壁材として、熱可塑性樹脂を主原料としてパネル状に成形したものが特開平7−217059号公報に開示されている。しかしながら熱可塑性樹脂系のサイディング材は防火性に乏しく、防火地域に指定された地区では外壁材として使用することができないといった問題点があった。
【0007】
また、これらの乾式施工においては通常、パネルを外壁にビス止めすることが必要とされ、そのため、ビス止め部に十分な強度を持たせる為、ビス止め部をある程度厚くするなどしなければならなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の事情を背景に、一般住宅の外壁に釘やビスなどで容易に取り付けられ、優れた耐荷重性を有するパネルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、パネルの固定ビス穴の内周面に沿って例えば金属材からなる管状体を補強材としてはめ込むことにより、ビス取り付け部がパネル自重により劣化、損傷することを防ぐことが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は下記の通りである。
【0010】
(1) 少なくともフェノール樹脂、無機フィラー及び無機繊維を含有する成形用樹脂組成物を用いて成形された、固定ビス穴を有する建築用パネルであって、該固定ビス穴の形状が、短辺の幅が2mm以上、10mm以下、長辺の長さが10mm以上、200mm以下、深さが1mm以上、10mm以下の楕円形又は長方形のビス穴であり、且つ該固定ビス穴の内周面に沿って、セラミック、鉄合金、ステンレス及び銅合金の群から選ばれた材料からなる、厚みが0.1mm以上、10mm以下の管状の補強材がはめ込まれていることを特徴とするパネル。
(2) 無機フィラーが水酸化アルミニウムとカオリンクレイの混合物を主たる成分としていることを特徴とする(1)に記載のパネル。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明について、特に好ましい実施態様を中心に、評細に説明する。
本発明における固定ビス穴はビスを用いてパネルを外壁部に取り付ける為にビスを打ち込む穴であって、該固定ビス穴の形状はビスにより容易に固定が可能であり、かつ、固定部位が一定幅で選択可能なものであれば良いが、固定ビス穴の形状が楕円形、又は長方形であることがビスを容易に固定できる点、固定部位に自由度を持たせ、固定場所の選択が可能であることから好ましい。固定ビス穴の形状の一例を図1に示す。
【0012】
本発明における固定ビス穴の短辺の幅は、ビスの固定を容易にする点から、1mm以上、20mm以下が好ましく、より好ましくは2mm以上、10mm以下である。該固定ビス穴に差込み、固定に用いるビスも該固定ビス穴の短辺の幅にあわせた大きさのものを用いることが必要であり、幅が1mm以上の固定ビス穴であれば該固定ビス穴にあわせたビスの耐荷重性が十分なものが得られ、幅が20mm以下であればパネルの意匠性を損なうこともない。ここでいう固定ビス穴の短辺の幅とは図1に例示した固定ビス穴においては、aの幅にあたり、形状に変化がある場合には、狭い方の最大幅とする。
【0013】
また、本発明における固定ビス穴の長辺の長さは、5mm以上、300mm以下が好ましく、より好ましくは10mm以上、200mm以下である。固定ビス穴の長辺の長さが5mm以上であればパネル施工時のビスによる固定位置に十分な自由度が得られ、300mm以下であれば、パネルの耐荷重性に悪影響を与えることもなく、耐荷重性の点で満足いくパネルが得られる。ここでいう固定ビス穴の長辺の長さとは図1に例示した固定ビス穴においては、bの幅にあたり、形状に変化がある場合には長いほうの最大幅とする。
【0014】
本発明における固定ビス穴の深さは0.5mm以上、20mm以下が好ましく、より好ましくは1mm以上、10mm以下である。固定ビス穴の深さが0.5mm以上あれば十分な耐荷重性が得られ、20mm以下であればパネルの外観を損なうこともない。
本発明における固定ビス穴の補強材の材料としてはセラミック、鉄合金、金、銀、銅、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス、銅合金のような合金など、通常パネルのビスに用いられているものであればいずれでも良いが、強度、経済性の点からセラミック、鉄合金、ステンレス、銅合金がより好ましい。尚、固定ビス穴と同型とは該固定ビス穴にはめ込みが可能である程度の同型でよく、厳密に同型である必要はない。
【0015】
本発明における固定ビス穴の補強材は、その外周面が固定ビス穴の内周面に沿った管状の形状が好ましく、その厚みは0.1mm以上、10mm以下が好ましい。厚みが0.1mm以上であれば十分な補強効果が得られ、10mm以下であればパネルの美的外観を損なうこともない。補強材の高さ(パネル肉厚方向の幅)は、パネルの肉厚にほぼ一致することが好ましい。
管状補強材の取り付け例を図2に示す。補強材は、パネルに接着剤等により固定されることが望ましいが、必ずしも完全に固定する必要はない。ビスによるパネルの固定例を図3に示す。
【0016】
本発明におけるフェノール樹脂としては、レゾール系フェノール樹脂であっても、ノボラック系フェノール樹脂であってもよく、また、これらの樹脂に、必要に応じて重合度を高める目的で、レゾール型フェノール樹脂では酸触媒、ノボラック型フェノール樹脂では塩基性触媒を添加して用いても良いが、常温で液状を示すレゾール系フェノール樹脂を無触媒で用いることが成型加工が容易にできる点、および生産性が上げられる点から好ましい。
【0017】
また、パネル中のフェノール樹脂の含有量は、外壁材としての耐久性の点から10wt%以上が好ましく、防火性の点から60wt%以下であることが好ましい。フェノール樹脂の含有量が10wt%以上であれば、成形したパネルが脆くなることもなく、耐久性の点で満足いく外壁材が得られる。また、フェノール樹脂の含有量が60wt%以下であれば、充分な防火性を有する外壁材が得られることから、外壁材として使用できる地域範囲が限定されることもない。さらに好ましいパネル中のフェノール樹脂の含有量は、15wt%以上、30wt%以下である。
【0018】
本発明に用いられる無機フィラーとしては、カオリンクレー、水酸化アルミニウム、ドーソナイト、アルミン酸カルシウム、ホウ酸亜鉛、炭酸カルシウム、タルク、マイクロバルーン、硫化バリウム、無水ケイ酸、珪藻土、ガラスパウダー、マイカ、炭酸マグネシウム、三酸化アンチモン、ゾノトライト、トバモライト、ワラストナイト、けい砂、石膏等が挙げられる。中でもカオリンクレー、水酸化アルミニウム、ドーソナイト、アルミン酸カルシウム、ホウ酸亜鉛など、200℃から600℃の温度領域に吸熱ピークを有する無機フィラーはパネルの防火性を高める効果が大きく好ましい。特にカオリンクレー、水酸化アルミニウム、ホウ酸亜鉛はパネルの防火性を高める効果がより大きいため好ましい。
パネルに含まれる無機フィラーの全含量は、防火性やコストの点から20wt%以上が好ましく、また、パネルの成形性の点から80wt%以下が好ましい。より好ましくは40wt%以上、60wt%以下である。
【0019】
本発明において、無機フィラーとして単一種類の無機フィラーを用いるよりも、燃焼時の形状保持性、パネル成形時の成形性の観点から、2種以上の無機フィラーを混合して用いることが好ましい。特に、カオリンクレーのみを用いると成形性の低下が見られる傾向がある。本発明においては、カオリンクレーと水酸化アルミニウムを混合して用いることが最も好ましい。200℃から600℃の範囲に吸熱ピークを有する無機フィラーの中でもカオリンクレーと水酸化アルミニウムを混合して用いると、燃焼の際の発熱が抑制されるばかりでなく、燃焼の際にパネルに亀裂が発生することもなく、極めて優れた防火性能を発現することができる。また、成形時の成形性の低下もない。この場合の混合比は、質量比で、カオリンクレイ:水酸化アルミニウムが1:5〜5:1の範囲が好ましく、より好ましくは1:3〜3:1の範囲である。また、本発明において、水酸化アルミニウムとカオリンクレイの混合物を主たる成分とするとは、該混合物が無機フィラーの60%以上含有することである。
【0020】
本発明のパネルは無機繊維を含むことが好ましい。無機繊維とはガラス繊維、金属繊維、鉱物繊維等を指し、これらを単独または混合して用いることができる。中でもガラス繊維は高い強度を持ちコスト的にも有利なため好ましい。ガラス繊維の種類としてはE−ガラス、C−ガラス、T−ガラス、AR−ガラス、D−ガラスのいずれの種類のガラスを用いても良いが、コスト面などからE−ガラスが好ましい。
【0021】
また、ガラス繊維の繊維径は3〜30μmの繊維径のものが好ましく、より好ましくは6〜15μmである。ガラス繊維の繊維長は0.1〜100mmであることが好ましく、3〜30mmであることがより好ましい。ガラス繊維の繊維径が3μm以上で、かつ繊維長が0.1mm以上であれば、該ガラス繊維による補強効果が発揮され、結果として成形物は充分な曲げ強度を得ることができる。ガラス繊維径が30μm以下で、かつガラス繊維長が100mm以下であれば、ガラス繊維と、無機フィラーおよびフェノール樹脂とからなる成形用樹脂組成物の流動性が低下して成形性に劣るということもない。
【0022】
パネル中のガラス繊維の含有量としては、パネルの強度の点から3wt%以上が好ましく、成形性の点から40wt%以下が好ましい。より好ましくは8wt%以上、25wt%以下である。
本発明パネルの製造に際しては、防火性、耐候性、成形時の離型性等を付与するために防火剤、紫外線吸収剤、内部離型剤、増粘剤等の添加剤を加えることが好ましい。特に成形性を向上させるために内部離型剤を添加することが好ましい。内部離型剤の添加量は、パネル中の含有量として好ましくは0.1wt%以上、10wt%以下、より好ましくは0.5wt%以上、5wt%以下となるように添加する。内部離型剤としては脂肪族炭化水素系のもの、高級脂肪族アルコール系のもの、脂肪酸アマイド系のもの、金属石けん系のもの、リン酸系のものなどが挙げられ、中でもステアリン酸亜鉛、中和性リン酸アルコールは離型効果が高く好ましい。
【0023】
また、無機フィラーとして水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムを含んでいない場合は、成形時の成形性を良好にするため増粘剤として水酸化カルシウムを添加するのが好ましい。この場合、水酸化カルシウムの添加量は、パネル中の含量として好ましくは0.1wt%以上、5wt%以下、より好ましくは0.2wt%以上、3wt%以下となるよう添加する。
本発明におけるパネルとは、表面が平坦な平板、表面にパネル用成形樹脂組成物によって型取られた意匠を有するもの、または塗装によって装飾を施されたパネル状の成形体を指す。本発明によって得られるパネルは外壁材、内壁材、床材、屋根材、天井素材等の建築用素材として利用可能であるが、その耐久性、防火性、意匠性から特にリフォーム用の外壁材として好適である。このためパネルの構造を工夫してより簡易に施工でき、かつ頑健なものとすることが好ましい。
【0024】
パネルの厚みは薄すぎると燃焼後のパネルの形状保持、強度低下が顕著になるため、パネルの平均厚みは0.5mm以上、20mm以下が好ましく、より好ましくは1mm以上、5mm以下である。また、作業性の点から、パネル一枚の大きさを0.1m2以上、4m2以下が好ましく、より好ましくは0.2m2以上、1m2以下である。また、パネル一枚の質量は0.1kg以上、10kg以下が好ましく、より好ましくは0.5kg以上、6kg以下であり、パネルの上下左右部に嵌合構造を持たせることなども推奨される。なおここで嵌合構造とはパネルの一部分に凸部、別のパネルの一部分に凹部を持たせて2枚のパネルの凸部と凹部をはめ込んでパネルを継ぎ足していくことができる構造を指す。
【0025】
本発明のパネルの製造法としては、目的のパネル形状をなした上下分離可能な金型を準備し、金型に上述した成形用樹脂組成物を必要な量だけ注入し、加熱加圧し、その後金型を開き目的のパネル成形体を取り出すという通常のプレス成形法または射出成形法によりパネル成形体を製造し、その後パネルの固定ビス穴部に該固定ビス穴の内周面に沿って金属補強材を差し込むことにより製造することができる。
【0026】
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【実施例1】
レゾール系フェノール樹脂(昭和高分子(株)製、商標「BRL−240」)20.0質量部、増粘剤として水酸化カルシウム(関東化学(株)製 試薬特級)0.3質量部、内部離型剤としてステアリン酸亜鉛(関東化学(株)製 試薬一級)1.0質量部、水酸化アルミニウム(昭和電工(株)製、商標「ハイジライトH32」)35.0質量部、カオリンクレイ(ENGELHARD社製、商標「ASP−400P」)35.0質量部、繊維長3mm、繊維径10μmのガラス繊維(日東紡績(株)製、商標「CS−3SK」)10.0質量部をオムニミキサー(千代田技研工業(株)製、商標「OM−5」)にて約1分間、混合撹拌して成形用樹脂組成物を得た。180℃に加熱した加圧プレスに装着された表面クロムメッキ仕上げの鋼製金型へ、該成形用樹脂組成物を素早くチャージし、金型を閉めて加熱加圧(180℃、1.17×107Pa)したところ、金型内形状と同型のパネル成形体を得た。このパネルの形状を図1(a)及び(b)に示す。平均厚みは2mm、単位面積当たりの質量が5kg/m2、横幅900mm、縦幅350mmであり、上部に固定ビス穴を6つ有するものである。また、ビス穴の形状は長辺の長さ80mm、短辺の幅8mmである。
【0027】
このパネル成形体の固定ビス穴部に該固定ビス穴の内周面と同型の外周面を有するステンレス製管状補強材(平均厚み0.3mm、高さ2mm)をはめ込み接着剤で固定し、評価用のパネルを得た。
このパネル成形体のビス穴部にビスを通し、ビスの両端を引っ張り試験機(ミネベア(株)製、商標「TCM−500型万能引張圧縮試験機」)の上部に固定しパネル下部を引っ張り試験機の下部に固定し引っ張り試験を行うことにより、ビス穴部に荷重を加え、耐荷重試験を3回行ったが、いずれのパネルにもひび割れ、亀裂等は生じなかった。
【0028】
【比較例1】
補強材をはめ込まないパネルにおいて同様の耐荷重試験を3回行ったところ、2つのパネルにおいてビス止め部にひび割れが発生した。
【0029】
【発明の効果】
本発明により、耐荷重性に優れたパネルの提供が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施例を示すパネルの平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A’断面図である。
【図2】補強材の取り付け例を示す斜視説明図である。
【図3】図3(a)はパネルをビスどめした状態の例を示す平面図であり、図3(b)は図3(a)のB−B’断面図である。
【符号の説明】
1 パネル
2 固定ビス穴
3 補強材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a panel having excellent load resistance.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a general house, in the case of a wooden frame structure, the outer wall surface is generally finished with wood or mortar whose surface is painted by spraying. In this case, a curing period of mortar and a drying period of paint are necessary, and this construction method is called a wet construction method. In addition, houses with a construction method called a two-by-four construction method such as nailing a plywood or panel to a stud and nailing a ceramic siding board to the outside or hooking a tile etc. to a horizontal rail are also common. The construction method is called the dry construction method.
[0003]
The above-mentioned wet construction method, for example, when painting by spraying on the outer wall surface, is not only a problem of increased environmental burden due to scattering of paint liquid fine powder to neighboring houses and volatilization of organic solvent in the paint, but also paint finish The outer wall surface due to has deteriorated the color tone and the surface resin layer in about 10 years, so that the appearance of the outer wall surface deteriorates, and therefore there is a problem that repainting is required. In addition, the construction method in which bricks, tiles and the like are stacked or pasted through mortar also has a problem that a long construction period is required for curing.
[0004]
On the other hand, in the dry construction method, for example, when using ceramic siding boards or tiles as disclosed in JP-A-5-209454, the weight per unit area is heavy and the weight may be excessive. Many designs had to be able to withstand a large weight from the design stage. In particular, in a wooden framed house, when trying to use ceramic siding boards or tiles to renovate the outer walls of so-called second-hand houses after the 10th year of construction without repainting. However, it will exceed the design strength of existing outer wall materials and pillars, and ceramic heavy siding boards and tiles, which are heavy in weight, are often not usable. Even if the house itself is remodeled using ceramic siding boards or tiles, it is necessary to remove existing outer wall materials and reinforce pillars so as not to exceed the design load of existing outer wall materials and columns. Construction was often necessary, and it was extremely inconvenient for the renovation work.
[0005]
Also, in the construction of ceramic siding materials, a large flat panel, usually 3 x 6 (about 90 cm x about 180 cm), is fixed by nailing. The burden placed on the installer during the positioning work is large.
Therefore, in recent years, lightweight siding materials such as metal siding have been developed as lightweight outer wall materials, which are embossed unevenness on the surface of a thin metal plate such as aluminum constituting the surface layer, and the inner layer is urethane foam or the like The construction method of attaching this to the existing outer wall surface by nailing is adopted. This construction method is disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 63-125770.
[0006]
However, the uneven shape of the aluminum surface often lacks a high-quality appearance because it is too glossy. Further, since aluminum has a melting point of 660 ° C., when an open flame is violently in contact with the surface of the outer wall due to a fire or the like, the surface is melted and destroyed, and there is a problem in terms of fire resistance.
Similarly, as a lightweight outer wall material, a panel molded from a thermoplastic resin as a main raw material is disclosed in JP-A-7-217059. However, thermoplastic resin-based siding materials have poor fire resistance, and there is a problem that they cannot be used as outer wall materials in areas designated as fire prevention areas.
[0007]
Also, in these dry constructions, it is usually necessary to screw the panel to the outer wall, so it is necessary to make the screw stopper part thick to some extent in order to give the screw stopper part sufficient strength. It was.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a panel that is easily attached to an outer wall of a general house with nails, screws, or the like and has excellent load resistance.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
As a result of diligent research to solve the above-mentioned problems, the present inventors have fitted a tubular body made of, for example, a metal material as a reinforcing material along the inner peripheral surface of the fixing screw hole of the panel, so that the screw mounting portion is a panel. It has been found that it is possible to prevent deterioration and damage due to its own weight, and the present invention has been completed.
That is, the present invention is as follows.
[0010]
(1) A building panel having a fixed screw hole , molded using a molding resin composition containing at least a phenol resin, an inorganic filler, and inorganic fibers , wherein the fixed screw hole has a short side An elliptical or rectangular screw hole having a width of 2 mm to 10 mm, a long side length of 10 mm to 200 mm, a depth of 1 mm to 10 mm, and along the inner peripheral surface of the fixed screw hole A panel comprising a material selected from the group consisting of ceramic, iron alloy, stainless steel, and copper alloy and having a thickness of 0.1 mm or more and 10 mm or less .
( 2 ) The panel according to ( 1 ), wherein the inorganic filler is mainly composed of a mixture of aluminum hydroxide and kaolin clay.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail focusing on particularly preferred embodiments.
The fixing screw hole in the present invention is a hole into which a screw is driven in order to attach the panel to the outer wall portion using a screw, and the shape of the fixing screw hole can be easily fixed by the screw, and the fixing portion is constant. Any width can be selected, but the shape of the fixing screw hole is oval or rectangular so that the screw can be easily fixed, and the fixing part has a degree of freedom and the fixing location can be selected. Therefore, it is preferable. An example of the shape of the fixing screw hole is shown in FIG.
[0012]
The width of the short side of the fixing screw hole in the present invention is preferably 1 mm or more and 20 mm or less, more preferably 2 mm or more and 10 mm or less from the viewpoint of facilitating fixing of the screw. It is necessary to use a screw that is inserted into the fixed screw hole and is fixed in size according to the width of the short side of the fixed screw hole. If the fixed screw hole has a width of 1 mm or more, the fixed screw is used. If the load resistance of the screw matched to the hole is sufficient, and the width is 20 mm or less, the design of the panel is not impaired. The width of the short side of the fixed screw hole here refers to the width of a in the fixed screw hole illustrated in FIG. 1, and when the shape is changed, it is set to the narrowest maximum width.
[0013]
Further, the length of the long side of the fixing screw hole in the present invention is preferably 5 mm or more and 300 mm or less, more preferably 10 mm or more and 200 mm or less. If the length of the long side of the fixing screw hole is 5 mm or more, sufficient freedom is obtained in the fixing position by the screw at the time of panel construction, and if it is 300 mm or less, the load resistance of the panel is not adversely affected. A panel that is satisfactory in terms of load resistance can be obtained. The length of the long side of the fixed screw hole here refers to the width of b in the fixed screw hole illustrated in FIG. 1, and when the shape changes, the longer maximum width is used.
[0014]
The depth of the fixing screw hole in the present invention is preferably 0.5 mm or more and 20 mm or less, more preferably 1 mm or more and 10 mm or less. If the depth of the fixing screw hole is 0.5 mm or more, sufficient load resistance is obtained, and if it is 20 mm or less, the appearance of the panel is not impaired.
In the present invention, the fixing screw hole reinforcing material is a ceramic, iron alloy, gold, silver, copper, aluminum, aluminum alloy, stainless steel, copper alloy, etc. Any of them may be used, but ceramic, iron alloy, stainless steel, and copper alloy are more preferable from the viewpoint of strength and economy. The fixed screw hole and the same type may be of the same type that can be fitted into the fixed screw hole, and need not be exactly the same type.
[0015]
The reinforcing member for the fixed screw hole in the present invention preferably has a tubular shape whose outer peripheral surface is along the inner peripheral surface of the fixed screw hole, and its thickness is preferably 0.1 mm or more and 10 mm or less. If the thickness is 0.1 mm or more, a sufficient reinforcing effect is obtained, and if it is 10 mm or less, the aesthetic appearance of the panel is not impaired. It is preferable that the height of the reinforcing material (width in the panel thickness direction) substantially matches the thickness of the panel.
An example of attachment of the tubular reinforcing material is shown in FIG. The reinforcing material is desirably fixed to the panel with an adhesive or the like, but is not necessarily fixed completely. An example of fixing the panel with screws is shown in FIG.
[0016]
The phenolic resin in the present invention may be a resol type phenolic resin or a novolac type phenolic resin. In addition, for the purpose of increasing the degree of polymerization to these resins as necessary, For acid catalysts and novolak-type phenol resins, basic catalysts may be added, but resol-type phenol resins that are liquid at room temperature can be used without a catalyst, and the productivity can be increased. It is preferable from the point of being.
[0017]
Further, the content of the phenol resin in the panel is preferably 10 wt% or more from the viewpoint of durability as an outer wall material, and preferably 60 wt% or less from the viewpoint of fire resistance. When the content of the phenol resin is 10 wt% or more, the molded panel does not become brittle, and an outer wall material that is satisfactory in terms of durability can be obtained. Moreover, if content of a phenol resin is 60 wt% or less, since the outer wall material which has sufficient fire prevention property is obtained, the area range which can be used as an outer wall material is not limited. Further, the content of the phenol resin in the panel is preferably 15 wt% or more and 30 wt% or less.
[0018]
Examples of the inorganic filler used in the present invention include kaolin clay, aluminum hydroxide, dosonite, calcium aluminate, zinc borate, calcium carbonate, talc, microballoon, barium sulfide, anhydrous silicic acid, diatomaceous earth, glass powder, mica, carbonic acid. Examples thereof include magnesium, antimony trioxide, zonotlite, tobermorite, wollastonite, silica sand, gypsum and the like. Among them, an inorganic filler having an endothermic peak in a temperature range of 200 ° C. to 600 ° C. such as kaolin clay, aluminum hydroxide, dosonite, calcium aluminate, and zinc borate is preferable because it has a large effect of improving the fire resistance of the panel. In particular, kaolin clay, aluminum hydroxide, and zinc borate are preferable because they have a greater effect of improving the fire resistance of the panel.
The total content of the inorganic filler contained in the panel is preferably 20 wt% or more from the viewpoint of fire resistance and cost, and is preferably 80 wt% or less from the viewpoint of moldability of the panel. More preferably, it is 40 wt% or more and 60 wt% or less.
[0019]
In the present invention, it is preferable to use a mixture of two or more inorganic fillers from the viewpoint of shape retention during combustion and moldability during panel molding, rather than using a single type of inorganic filler as the inorganic filler. In particular, when only kaolin clay is used, the moldability tends to be reduced. In the present invention, it is most preferable to use a mixture of kaolin clay and aluminum hydroxide. Among inorganic fillers having an endothermic peak in the range of 200 ° C. to 600 ° C., using a mixture of kaolin clay and aluminum hydroxide not only suppresses heat generation during combustion but also causes cracks in the panel during combustion. Without generating, extremely excellent fireproof performance can be expressed. Further, there is no decrease in moldability during molding. The mixing ratio in this case is preferably a mass ratio of kaolin clay: aluminum hydroxide in the range of 1: 5 to 5: 1, more preferably in the range of 1: 3 to 3: 1. In the present invention, the main component of the mixture of aluminum hydroxide and kaolin clay is that the mixture contains 60% or more of the inorganic filler.
[0020]
The panel of the present invention preferably contains inorganic fibers. Inorganic fibers refer to glass fibers, metal fibers, mineral fibers, and the like, and these can be used alone or in combination. Among these, glass fiber is preferable because it has high strength and is advantageous in terms of cost. As a kind of glass fiber, any kind of glass such as E-glass, C-glass, T-glass, AR-glass, and D-glass may be used, but E-glass is preferable from the viewpoint of cost.
[0021]
Moreover, the fiber diameter of a glass fiber has a preferable fiber diameter of 3-30 micrometers, More preferably, it is 6-15 micrometers. The fiber length of the glass fiber is preferably 0.1 to 100 mm, and more preferably 3 to 30 mm. When the fiber diameter of the glass fiber is 3 μm or more and the fiber length is 0.1 mm or more, the reinforcing effect by the glass fiber is exhibited, and as a result, the molded product can obtain sufficient bending strength. If the glass fiber diameter is 30 μm or less and the glass fiber length is 100 mm or less, the fluidity of the molding resin composition comprising the glass fiber, the inorganic filler and the phenol resin is lowered and the moldability is inferior. Absent.
[0022]
The glass fiber content in the panel is preferably 3 wt% or more from the viewpoint of the strength of the panel, and preferably 40 wt% or less from the viewpoint of formability. More preferably, it is 8 wt% or more and 25 wt% or less.
In the production of the panel of the present invention, it is preferable to add additives such as fire retardant, ultraviolet absorber, internal mold release agent, thickener, etc., in order to impart fire resistance, weather resistance, mold release properties, etc. . In particular, it is preferable to add an internal release agent in order to improve moldability. The internal mold release agent is added so that the content in the panel is preferably 0.1 wt% or more and 10 wt% or less, more preferably 0.5 wt% or more and 5 wt% or less. Examples of the internal mold release agent include aliphatic hydrocarbons, higher aliphatic alcohols, fatty acid amides, metal soaps, and phosphates. Among them, zinc stearate, A compatible phosphate alcohol is preferable because of its high release effect.
[0023]
Moreover, when calcium hydroxide and magnesium hydroxide are not included as an inorganic filler, it is preferable to add calcium hydroxide as a thickener in order to improve moldability during molding. In this case, the amount of calcium hydroxide added is preferably 0.1 wt% or more and 5 wt% or less, more preferably 0.2 wt% or more and 3 wt% or less as the content in the panel.
The panel in the present invention refers to a flat plate having a flat surface, a surface having a design molded by a molding resin composition for a panel, or a panel-shaped molded body decorated by painting. The panel obtained by the present invention can be used as a building material such as an outer wall material, an inner wall material, a flooring material, a roofing material, a ceiling material, etc., but particularly as an outer wall material for renovation because of its durability, fire resistance, and design. Is preferred. For this reason, it is preferable that the structure of the panel can be devised to make it easier and more robust.
[0024]
If the thickness of the panel is too thin, the shape retention and strength reduction of the panel after combustion become remarkable, so the average thickness of the panel is preferably 0.5 mm or more and 20 mm or less, more preferably 1 mm or more and 5 mm or less. From the viewpoint of workability, the size of one panel is preferably 0.1 m 2 or more and 4 m 2 or less, more preferably 0.2 m 2 or more and 1 m 2 or less. Further, the mass of one panel is preferably 0.1 kg or more and 10 kg or less, more preferably 0.5 kg or more and 6 kg or less, and it is also recommended to have a fitting structure on the upper, lower, left and right parts of the panel. Here, the fitting structure refers to a structure in which a convex portion is provided in a part of a panel and a concave portion is provided in a part of another panel, and the convex portions and the concave portions of two panels are fitted and the panels can be added.
[0025]
As a method for producing the panel of the present invention, a mold which can be separated into upper and lower parts having a target panel shape is prepared, and the molding resin composition described above is injected into the mold in a necessary amount, heated and pressurized, and thereafter A panel molded body is manufactured by a normal press molding method or injection molding method in which a mold is opened and a target panel molded body is taken out, and then metal reinforcement is performed along the inner peripheral surface of the fixed screw hole in the fixed screw hole portion of the panel. It can be manufactured by inserting a material.
[0026]
Hereinafter, the present invention will be described based on examples.
[Example 1]
20.0 parts by mass of a resole phenolic resin (trade name “BRL-240” manufactured by Showa Polymer Co., Ltd.), 0.3 parts by mass of calcium hydroxide (reagent special grade manufactured by Kanto Chemical Co., Ltd.) as a thickener, inside As a mold release agent, zinc stearate (
[0027]
A stainless steel tubular reinforcing material (average thickness 0.3 mm,
Screws are passed through the screw holes of this panel molded body, and both ends of the screws are fixed to the upper part of a tensile testing machine (trademark “TCM-500 universal tensile compression testing machine” manufactured by Minebea Co., Ltd.), and the lower part of the panel is pulled. By fixing to the lower part of the machine and performing a tensile test, a load was applied to the screw hole and a load resistance test was performed three times. However, no cracks, cracks, etc. occurred in any panel.
[0028]
[Comparative Example 1]
When the same load resistance test was performed three times on the panel in which the reinforcing material was not fitted, cracks occurred in the screw fixing portions in the two panels.
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a panel having excellent load resistance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (a) is a plan view of a panel showing an embodiment of the present invention, and FIG. 1 (b) is a cross-sectional view taken along line AA ′ of FIG. 1 (a).
FIG. 2 is a perspective explanatory view showing an example of attaching a reinforcing material.
3A is a plan view showing an example of a state in which the panel is screwed, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along the line BB ′ of FIG. 3A.
[Explanation of symbols]
1
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