JP3970529B2 - Motorcycle exhaust system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マフラ内での異常燃焼の発生を防止し、製造コストを低減するのに好適な自動二輪車の排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車の排気装置としては、例えば、特開平8−303236号公報「内燃機関の排気浄化装置」が知られている。
上記公報の図3には、エンジンに結合した第1排気管11の端部に第2排気管12を結合し、第2排気管12の端部に消音器側に延びる第3排気管13を結合し、第2排気管12内に多孔板で構成するとともに貴金属を壁面に付着させた内管14を配置した排気装置5が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、車両が急減速した場合に、急減速直後の混合気が濃くなり、燃焼室で燃焼しない未燃成分が排気管に排出されることがある。そして、この未燃成分(未燃ガス)がマフラ内で異常燃焼を起こし騒音を発生することがある。
【0004】
上記公報の技術では、例えば、排気装置5内に多量の未燃成分を含んだ排気ガスが流れこんだ場合、未燃成分中の浄化すべき特定成分は取り除くことはできるが、異常燃焼を抑えることは難しい。
また、内管4は貴金属を付着させたものであるため、高価であり、排気装置5の製造コストを増大させる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、自動二輪車の排気装置における異常燃焼の発生を防止するとともに、製造コストを低減することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、筒壁を貫通する複数個の孔を開けた内筒と、孔を覆うように内筒の外周に被せられ、孔と孔との中間にて溶接された金網と、内筒の外面から所定間隔を保って内筒に被せた外筒とからなる排気ガス反応室を、排気管の途中に設けたことを特徴とする。
【0007】
特に急減速後等に、一時的に排気管内を通過する多量の未燃成分を含む排気ガスを排気ガス反応室内の高温になった金網に接触させることで燃焼させることができ、排気ガスが下流のマフラ内で燃焼することを防止することができる。従って、排気装置から発生する騒音を防止することができる。
また、金網の溶接箇所によって、孔を通過する排気ガスの流れを妨げることがない。
【0008】
請求項2は、金網の幅を、内筒の外周長と同一とし、金網の端部同士を溶接したことを特徴とする。
金網の端部同士を溶接したことで、金網を内筒に容易に固定することができる。
【0009】
請求項3は、金網の溶接位置を内筒の長手方向のほぼ中央とし、金網における内筒の先端側の端部及び他の端部を、外筒で押さえていることを特徴とする。
溶接箇所を少なくすることができ、金網を内筒に容易に固定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11の前部にヘッドパイプ12を取付け、このヘッドパイプ12にハンドル13及びフロントフォーク14を繰舵可能に取付け、このフロントフォーク14に前輪15を取付け、車体フレーム11の後部に上端を取付けたリヤクッションユニット17と車体フレーム11の中間部とでパワーユニット18を懸架し、このパワーユニット18の後端に後輪21を取付け、パワーユニット18の前部を構成するエンジン22のシリンダヘッド23に吸気管24を介してキャブレタ25を連結し、このキャブレタ25にエアクリーナ26を連結し、同じくシリンダヘッド23に排気装置27を取付けたスクータ型車両である。
【0011】
ここで、31はフロントカバー、32はフロントインナカバー、33はフロントフェンダ、34はフロアステップ、35はシート、36はボディカバー、37はスペアタイヤ、38はリヤフェンダ、39はスタンドである。
【0012】
図2は本発明に係る排気装置の側面図であり、排気装置27は、前端をシリンダヘッド23(図1参照)に取付ける排気管43と、この排気管43の後端に連結したマフラ44とからなる。
マフラ44は、パワーユニット18(図1参照)に取付ける取付ブラケット45,46を設けたものである。
【0013】
図3は本発明に係る排気装置の平面図であり、排気装置27の排気管43は、シリンダヘッド23(図1参照)に取付けるためのフランジ部48と、このフランジ部48に連結した外筒51と、この外筒51に連結した内筒としての曲がり管52とを備える。
マフラ44は、側面に遮熱板53を取付けたものである。
【0014】
図4は図3の4−4線断面図であり、排気管43は、フランジ部48と、J字状に形成した外筒51と、この外筒51の内側に端部を配置した曲がり管52と、これらの外筒51及び曲がり管52のぞれぞれの間に介在させた金網55とからなる。
【0015】
フランジ部48は、シリンダヘッド23(図1参照)へ取付けるための取付孔48a,48a(図3参照)を開けたフランジ板56と、このフランジ板56の内側に取付けた筒状のカラー57とからなり、このカラー57を外筒51の端部に挿入し、外筒51にフランジ板56を溶接することで、外筒51にフランジ部48を取付ける。
外筒51は、J字状に曲げた円筒を長手方向にほぼ半分に切断した形状の筒半体51a,51bを合せたものである。
また、外筒51は、フランジ部48を溶接するためのスリット部(不図示)を4ヶ所備える。
【0016】
曲がり管52は、壁の内側と外側とを連通させる孔としての連通孔58・・・(・・・は複数個を表わす。以下同様。)を端部に近い位置に開けたものである。
金網55は、曲がり管52に取付けたものであり、連通孔58・・・を覆うものである。
61は曲がり管52の外面から外筒51の内面を所定間隔C離して形成した排気ガス反応室である。(詳細は後述する。)
【0017】
図5は図3の5−5線断面図であり、筒半体51bは、縁部51c,51cを外側に広げ、これらの縁部51c,51cを筒半体51aの縁部51d,51dに重ね、溶接することで外筒51を形成したものである。
【0018】
金網55は、幅W(図7(a)参照)を曲がり管52の外周長と同一とし、曲がり管52に巻いて端部同士を溶接したものである。金網55の端部同士は、曲がり管52の外周面と共に溶接してもよい。
曲がり管52の連通孔58は、周方向に90°毎に開けたものである。
【0019】
図6は本発明に係る排気装置の内部を説明する斜視図であり、曲がり管52及び金網55を示す。
本発明は、広げた金網55の幅W(図7(a)参照)を、曲がり管52の外周長と同一とし、金網55の端部55a,55b同士を、連通孔58と連通孔58との中間にて溶接したことを特徴とする。63は金網55の端部55a,55b同士の溶接箇所である。
【0020】
上記した溶接位置を、金網55の長さL(曲がり管52の長手方向に沿う寸法)のほぼ中央とすれば、金網55における曲がり管55の先端側の端部55c及び他の端部55dは、溶接しなくても図4に示したように外筒51で押さえることができるため、溶接箇所を少なくすることができ、金網55を曲がり管52に容易に固定することができる。
また、連通孔58と連通孔58との中間にて溶接したことで、金網55の溶接箇所63によって、連通孔58を通過する排気ガスの流れを妨げることがない。
【0021】
本実施の形態では、図6において、曲がり管52の連通孔58は、曲がり管52の周方向に90°毎に、且つそれぞれ曲がり管52の長手方向に沿って6ヶ所ずつ(合計24ヵ所)開けたものであり、連通孔58の総断面積SHは、連通孔58の内径をdとすると、SH=π×d2/4×24=6×π×d2となる。
また、曲がり管52の金網55を被せた部分の表面積SBは、曲がり管52の外径をD、金網55の長さをLとすると、SB=π×D×Lとなる。
【0022】
従って、金網55を被せた曲がり管52の表面積SBに対する連通孔58の総断面積SHの割合、即ち曲がり管52の連通孔開口率Rは、R=(SH/SB)=((6×π×d2)/(π×D×L))となり、R=((6×d2)/(D×L))となる。
ここで、一例として、d=5mm、D=20mm、L=70mmとすると、Rは約10%になる。
このように、本発明の曲がり管52は、一般的に使用される開口率の大きな多孔板から管を形成した場合よりも連通孔開口率Rを小さくしたものである。
【0023】
上記した多孔管を排気管に用いれば、多数の孔によって排気管内を排気ガスが通過する際の抵抗が増加し、排気管の排圧が上昇してエンジン性能、特にエンジン出力に影響を及ぼすことになる。
【0024】
本実施の形態では、連通孔開口率Rを小さくするとともに、連通孔58を曲がり管52の長手方向に並べて配置することで、上記した抵抗を小さくすることができ、エンジン性能を維持することができる。
更に、金網55を曲がり管52の外周側に配置することで、金網55を曲がり管52の内周側に配置するよりも、上記した抵抗を小さくすることができる。
【0025】
以上に述べた排気装置27の組立要領を次に説明する。
図7(a)〜(d)は本発明に係る排気装置の組立要領を説明する作用図である。
(a)において、まず、曲がり管52の連通孔58・・・を覆うように、曲がり管52の端部に幅がWの金網55を巻き、(b)において、金網55の端部55a,55b同士を溶接箇所63で溶接する。
【0026】
(c)において、曲がり管52に固定した金網55に筒半体51aを当て、筒半体51aの端部51eを曲がり管52に溶接する。
(d)において、筒半体51aの縁部51d,51d(奥側の符号51dは不図示)に筒半体51bの縁部51c,51c(奥側の符号51cは不図示)を重ねるとともに、重ねた筒半体51a,51bの端部にフランジ部48のカラー57を挿入し、縁部51c,51cと筒半体51aの外面とを溶接する。
(e)において、重ねた筒半体51a,51bの端部にフランジ部48のフランジ板56を溶接して、排気管43の組立が完了する。
【0027】
図8は本発明に係る排気装置の作用を説明する作用図である。
エンジンの燃焼室から排出された排気ガスは、排気管内を図中の矢印のように流れる。
即ち、排気ガスは、各連通孔58で金網55に接触する、あるいは金網55を通過して排気ガス反応室61内に流れる。この結果、排気ガス中の未燃ガスは、高温になった金網55に触れることよって燃焼する。
この場合の燃焼は、比較的表面積が大きく且つ各連通孔58に臨む金網55によって、排気管43内の広い範囲で進行するため、マフラ内での異常燃焼とはならない。
【0028】
金網55が高温になるのは、以下に述べることによる。
内筒である曲がり管52の温度は、外筒51に覆われている部分では、外気に触れている外筒51の温度よりも高い。
しかし、曲がり管52の外筒51に覆われていない部分(図4に示した範囲A)は外気に触れているために曲がり管52の外筒51に覆われている部分の温度は、その影響を受け、排気ガス温度と比べて低くなる。
【0029】
金網55の連通孔58に臨んでいない部分は、温度がほぼ曲がり管52の外筒51に覆われている部分にほぼ等しいが、金網55の連通孔58に臨む部分は、直接排気ガスに触れ、しかも金網55を構成する線径の小さい線材の熱容量が小さいために、ほぼ排気ガスの温度に近い高温となる。これによって、排気ガス中の未燃成分の燃焼を促進する。
金網55が無く、連通孔58を開けた曲がり管52だけの場合には、曲がり管52の温度は上記したように高くならないので、排気ガス中の未燃成分は燃焼しにくい。
【0030】
異常燃焼は、排気ガスがスムーズに流れる排気管43内よりも、排気ガスが澱みやすくしかも閉空間を形成するマフラ44(図3参照)内で発生することが多い。
従って、排気管43の途中に設けた金網55で排気ガス中の未燃成分を燃焼させておけば、排気管43の下流にあるマフラ44内で異常燃焼が発生するのを防止することができる。
【0031】
以上の図3及び図4で説明したように、本発明は、筒壁を貫通する複数個の連通孔58を開けた曲がり管52と、連通孔58を覆うように曲がり管52の外周に被せた金網55と、曲がり管52の外面から所定間隔Cを保って曲がり管52に被せた外筒51とからなる排気ガス反応室61を、排気管43の途中に設けたことを特徴とする。
【0032】
特に急減速後等に、一時的に排気管43内を通過する多量の未燃成分を含む排気ガスを排気ガス反応室61内の高温になった金網55に接触させることで燃焼させることができ、排気ガスが排気管43内又は下流のマフラ44内で燃焼することを防止することができる。従って、排気装置27から発生する騒音を防止することができる。
【0033】
また、排気装置27の金網55としては市販されているものを用いることができ、また、排気装置27への金網55の組付けも容易にできるので、排気装置27の製造コストを抑えることができる。
【0034】
尚、図6に示した本実施の形態の連通孔58は、図6に示したように曲がり管52の周方向に90°毎に開けたが、これに限らず、60°毎、180°毎や他の角度毎に開けてもよく、また、連通孔58の個数は24個に限らない。
更に、金網55は、図5に示したように曲がり管52の外周に被せたが、これに限らず、排気ガス反応室61内に配置すれば、曲がり管52の外周面から離してもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の自動二輪車の排気装置は、筒壁を貫通する複数個の孔を開けた内筒と、孔を覆うように内筒の外周に被せられ、孔と孔との中間にて溶接された金網と、内筒の外面から所定間隔を保って内筒に被せた外筒とからなる排気ガス反応室を、排気管の途中に設けたので、特に急減速後等に、一時的に排気管内を通過する未燃成分を含む排気ガスを排気ガス反応室内の高温になった金網に接触させることで燃焼させることができ、排気ガスが排気管内又は下流のマフラ内で燃焼することを防止することができる。従って、排気装置から発生する騒音を防止することができる。また、金網の溶接箇所によって、孔を通過する排気ガスの流れを妨げることがない。
【0036】
請求項2の自動二輪車の排気装置は、金網の幅を、内筒の外周長と同一とし、金網の端部同士を溶接したので、金網を内筒に容易に固定することができる。
【0037】
請求項3の自動二輪車の排気装置は、金網の溶接位置を内筒の長手方向のほぼ中央とし、金網における内筒の先端側の端部及び他の端部を、外筒で押さえているので、溶接箇所を少なくすることができ、金網を内筒に容易に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排気装置を備えた自動二輪車の側面図
【図2】 本発明に係る排気装置の側面図
【図3】 本発明に係る排気装置の平面図
【図4】 図3の4−4線断面図
【図5】 図3の5−5線断面図
【図6】 本発明に係る排気装置の内部を説明する斜視図
【図7】 本発明に係る排気装置の組立要領を説明する作用図
【図8】 本発明に係る排気装置の作用を説明する作用図
【符号の説明】
10…自動二輪車、43…排気管、51…外筒、52…内筒(曲がり管)、55…金網、55a,55b…金網の端部、55c…金網における内筒の先端側の端部、55d…金網における内筒の他の端部、58…孔(連通孔)、61…排気ガス反応室、63…金網の溶接箇所、C…所定間隔、W…金網の幅。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust device for a motorcycle that is suitable for preventing the occurrence of abnormal combustion in a muffler and reducing the manufacturing cost.
[0002]
[Prior art]
As an exhaust device for a motorcycle, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 8-303236 “Exhaust gas purification device for an internal combustion engine” is known.
In FIG. 3 of the above publication, the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
For example, when the vehicle suddenly decelerates, the air-fuel mixture immediately after the sudden deceleration becomes thick, and unburned components that do not burn in the combustion chamber may be discharged to the exhaust pipe. This unburned component (unburned gas) may cause abnormal combustion in the muffler and generate noise.
[0004]
In the technique of the above publication, for example, when exhaust gas containing a large amount of unburned components flows into the exhaust device 5, specific components to be purified in the unburned components can be removed, but abnormal combustion is suppressed. It ’s difficult.
Further, since the
[0005]
In its this, an object of the present invention is to prevent the occurrence of abnormal combustion in the exhaust system for a motorcycle is to reduce the manufacturing cost.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an inner cylinder having a plurality of holes penetrating the cylinder wall, and an outer periphery of the inner cylinder that covers the hole, and is welded between the hole and the hole. An exhaust gas reaction chamber composed of the formed wire mesh and an outer cylinder that covers the inner cylinder at a predetermined interval from the outer surface of the inner cylinder is provided in the middle of the exhaust pipe.
[0007]
In particular, after sudden deceleration, etc., exhaust gas containing a large amount of unburned components that temporarily passes through the exhaust pipe can be combusted by bringing it into contact with a hot metal mesh in the exhaust gas reaction chamber. It is possible to prevent combustion in the muffler. Therefore, noise generated from the exhaust device can be prevented.
Further, the flow of exhaust gas passing through the hole is not obstructed by the welded portion of the wire mesh.
[0008]
Claim 2, the width of the wire mesh, and the same as the outer peripheral length of the inner cylinder, characterized in that contact dissolve the ends of the wire mesh.
By in contact dissolve the ends of the wire mesh, Ru can be easily fixed to the inner cylinder of wire netting.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, the welding position of the wire mesh is set to substantially the center in the longitudinal direction of the inner cylinder, and the end of the inner cylinder on the wire mesh and the other end are pressed by the outer cylinder.
The number of welds can be reduced, and the wire mesh can be easily fixed to the inner cylinder.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
FIG. 1 is a side view of a motorcycle equipped with an exhaust device according to the present invention. A
[0011]
Here, 31 is a front cover, 32 is a front inner cover, 33 is a front fender, 34 is a floor step, 35 is a seat, 36 is a body cover, 37 is a spare tire, 38 is a rear fender, and 39 is a stand.
[0012]
FIG. 2 is a side view of the exhaust device according to the present invention. The
The
[0013]
FIG. 3 is a plan view of the exhaust device according to the present invention. An
The
[0014]
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG. 3, and the
[0015]
The
The
Further, the
[0016]
The
The
[0017]
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 in FIG. 3, and the
[0018]
The
The communication holes 58 of the
[0019]
FIG. 6 is a perspective view for explaining the inside of the exhaust device according to the present invention, and shows a
In the present invention, the expanded width W (see FIG. 7A) of the
[0020]
If the above-mentioned welding position is set to the approximate center of the length L of the wire mesh 55 (the dimension along the longitudinal direction of the bent tube 52), the
Further, since welding is performed in the middle between the
[0021]
In the present embodiment, in FIG. 6, the communication holes 58 of the
The surface area SB of the portion of the
[0022]
Therefore, the ratio of the total cross-sectional area SH of the
Here, as an example, if d = 5 mm, D = 20 mm, and L = 70 mm, R is about 10%.
As described above, the
[0023]
If the above-mentioned perforated pipe is used for the exhaust pipe, the resistance when the exhaust gas passes through the exhaust pipe due to a large number of holes increases, and the exhaust pressure of the exhaust pipe rises, affecting the engine performance, particularly the engine output. become.
[0024]
In the present embodiment, the above-described resistance can be reduced and engine performance can be maintained by reducing the communication hole opening ratio R and arranging the communication holes 58 side by side in the longitudinal direction of the
Furthermore, by arranging the
[0025]
The procedure for assembling the
7 (a) to 7 (d) are operation diagrams for explaining the assembly procedure of the exhaust device according to the present invention.
In (a), first, a
[0026]
In (c), the
In (d), the
In (e), the
[0027]
FIG. 8 is an operation diagram for explaining the operation of the exhaust device according to the present invention.
Exhaust gas discharged from the combustion chamber of the engine flows in the exhaust pipe as indicated by the arrow in the figure.
That is, the exhaust gas is brought into contact with the
The combustion in this case does not cause abnormal combustion in the muffler because the surface area is relatively large and proceeds in a wide range in the
[0028]
The reason why the
The temperature of the
However, since the portion of the
[0029]
The portion of the
In the case of only the
[0030]
Abnormal combustion often occurs in the muffler 44 (see FIG. 3) in which the exhaust gas is more likely to stagnate and forms a closed space than in the
Therefore, if unburned components in the exhaust gas are burned by the
[0031]
As described above with reference to FIGS. 3 and 4, the present invention covers the
[0032]
In particular, after sudden deceleration or the like, the exhaust gas containing a large amount of unburned components that temporarily passes through the
[0033]
In addition, as the
[0034]
In addition, although the communicating
Further, the
[0035]
【The invention's effect】
The present invention exhibits the following effects by the above configuration.
The exhaust device for a motorcycle according to claim 1 is covered with an inner cylinder having a plurality of holes penetrating the cylinder wall, and an outer periphery of the inner cylinder so as to cover the holes, and is welded between the holes and the holes. An exhaust gas reaction chamber consisting of a metal mesh and an outer cylinder that covers the inner cylinder at a predetermined distance from the outer surface of the inner cylinder is provided in the middle of the exhaust pipe. The exhaust gas containing unburned components passing through the pipe can be combusted by contacting with a hot metal mesh in the exhaust gas reaction chamber, and the exhaust gas is prevented from burning in the exhaust pipe or in the downstream muffler. be able to. Therefore, noise generated from the exhaust device can be prevented. Further, the flow of exhaust gas passing through the hole is not obstructed by the welded portion of the wire mesh.
[0036]
Exhaust system for a motorcycle according to claim 2, the width of the wire mesh, and the same as the outer peripheral length of the inner cylinder, since the contact dissolve the ends of the wire mesh, Ru can be easily fixed to the inner cylinder of gold network .
[0037]
In the exhaust device for a motorcycle according to claim 3, since the welding position of the wire mesh is set to substantially the center in the longitudinal direction of the inner cylinder, the end on the tip side of the inner cylinder and the other end of the wire mesh are pressed by the outer cylinder. The number of welding points can be reduced, and the wire mesh can be easily fixed to the inner cylinder.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a motorcycle provided with an exhaust device according to the present invention. FIG. 2 is a side view of the exhaust device according to the present invention. FIG. 3 is a plan view of the exhaust device according to the present invention. Fig. 5 is a sectional view taken along line 4-4 of Fig. 5. Fig. 6 is a sectional view taken along line 5-5 of Fig. 3. Fig. 6 is a perspective view illustrating the inside of the exhaust device according to the invention. FIG. 8 is an operation diagram for explaining the operation of the exhaust device according to the present invention.
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記金網における内筒の先端側の端部及び他の端部は、前記外筒で押さえられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の排気装置。 The exhaust device for a motorcycle according to claim 1 or 2, wherein an end portion and other end portions of the inner cylinder in the wire mesh are held by the outer cylinder.
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