JP4546004B2 - Motorcycle exhaust system - Google Patents
Motorcycle exhaust system Download PDFInfo
- Publication number
- JP4546004B2 JP4546004B2 JP2001235371A JP2001235371A JP4546004B2 JP 4546004 B2 JP4546004 B2 JP 4546004B2 JP 2001235371 A JP2001235371 A JP 2001235371A JP 2001235371 A JP2001235371 A JP 2001235371A JP 4546004 B2 JP4546004 B2 JP 4546004B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- silencer
- engine
- exhaust
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 60
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体略中央にV型エンジン搭載し、このエンジン下部をロアーカウルで覆い、車体下部後方をリヤカウルで覆った自動二輪車の排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車の排気装置として、例えば▲1▼実用新案登録第2513425号公報「自動二輪車における排気系の冷却装置」や▲2▼実公昭63−6417号公報「エンジンの排気装置」が知られている。
上記▲1▼は、同公報の第2図及び第3図によれば、リヤカウルCrの左右に膨出部3,3を形成し、これらの膨出部3,3の前方にそれぞれエア流入口5,5を形成し、膨出部3,3の後方にそれぞれエア排出口6,6を形成し、膨出部3,3にそれぞれ排気系Exのマフラ1,1を収納し、エア排出口6,6から排気系Exのテールパイプ2,2を臨ませたものである。
【0003】
上記▲2▼は、同公報の第1図及び第2図によれば、シリンダー8にエキゾーストパイプ14の一端を接続し、このエキゾーストパイプ14の他端にエキゾーストチャンバー15及びサイレンサ16をこの順で接続した排気装置13であって、これらのエキゾーストパイプ14、キゾーストチャンバー15及びサイレンサ16をエンジン6のクランクケースの下面に沿わすように、且つ円弧状に一巻きさせたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記▲1▼自動二輪車における排気系の冷却装置では、リヤカウルCrの左右に膨出部3,3を形成し、これらの膨出部3,3にそれぞれ排気系Exのマフラ1,1を収納することで、自動二輪車のデザインの向上を図ることはできるものの、排気系Exの長さ(例えば、エキゾーストパイプの長さ)をもっと長くしたい場合がある。
また、上記▲2▼のエンジンの排気装置では、エキゾーストパイプ14、エキスパンションチャンバー15及びサイレンサー16を円弧状に一巻きさせたので、排気系の長さは十分に長くできるものの、エゾーストパイプ14、エキスパンションチャンバー15及びサイレンサー16が露出しているので、デザイン的に好ましくない場合がある。また、自動二輪車の空気抵抗が増大することもある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、最適な排気装置の長さを得ることができるとともに、良好な整流効果を得ることのできる自動二輪車の排気装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の自動二輪車の排気装置は、前方に前シリンダを配置し後方に後シリンダを配置した状態で車体略中央に搭載したV型エンジンと、このエンジン下部を覆うロアーカウルと、車体上部後方を覆うリヤカウルとを有するとともに、ロアーカウル内に第1の消音器を配置し、リヤカウル内に第2の消音器を配置した自動二輪車の排気装置であって、エンジンの前シリンダに連結する排気管をロアーカウル内で、第1の消音器の周囲を囲むように円弧状に巻いた後に第1の消音器に連結し、エンジンの後シリンダに連結する排気管をリヤカウル内で円弧状に巻いた後に第2の消音器に連結したことを特徴とする。
【0007】
エンジンの前シリンダに連結する排気管をロアーカウルで円弧状に巻いた後に第1の消音器に連結し、エンジンの後シリンダに連結する排気管をリヤカウル内で、第1の消音器の周囲を囲むように円弧状に巻いた後に第2の消音器に連結することで、最適な排気管の長さを確保する。
【0008】
ロアーカウル内に第1の消音器を配置することで、第1の消音器をロアーカウルで覆うことができ、リヤカウル内に第2の消音器を配置することで、第2の消音器をリヤカウルで覆うことができるので、精悍な自動二輪車のデザインの実現を図ることができる。
ロアーカウル内に第1の消音器を配置し、リヤカウル内に第2の消音器を配置することで、自動二輪車の空気抵抗を低減させる。
請求項2は、前方に前シリンダを配置し後方に後シリンダを配置した状態で車体略中央に搭載したV型エンジンと、このエンジン下部を覆うロアーカウルと、エンジンの上部後方に配置されるシートと、車体上部後方を覆うリヤカウルとを有するとともに、ロアーカウル内に第1の消音器を配置し、リヤカウル内に第2の消音器を配置した自動二輪車の排気装置であって、エンジンの前シリンダに連結する排気管をロアーカウル内で円弧状に巻いた後に第1の消音器に連結し、エンジンの後シリンダに連結する排気管をリヤカウル内で、シート後方に立ち上がるように円弧状に巻いた後に第2の消音器に連結したことを特徴とする。
請求項3は、V型エンジンが、前方に3気筒の前シリンダを有するとともに、後方に2気筒の後シリンダを有したことを特徴とする。
請求項4は、第1の消音器に接続される排気管は、ロアーカウル内で集合することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム12の前部にフロントフォーク13を介して取付けた前輪14と、車体フレーム12の後部にスイングアーム16を介して取付けた後輪15と、車体フレーム12の長手中央下部に取付けたエンジン17と、車体フレーム12の長手中央上部に取付けたエアクリーナ19、燃料タンク21並びにシート22とを備え、車体11をカウリング30で覆ったフルカウル式の自動二輪車である。
【0010】
エンジン17は、前方に前シリンダ24を位置させ、後方に後シリンダ25を位置させた状態で車体11の略中央に搭載したものであり、前シリンダ24は3気筒を有し、後シリンダ25は2気筒を有するV型エンジンである。26はエンジン17のクランク軸であり、エンジン17は車体フレーム12に横置きに搭載したことを示す。
また、本発明に係る自動二輪車の排気装置60(以下、「排気装置60」と略記する)は、側面視で前方に前3気筒及び後方に後2気筒が位置するようにV型5気筒エンジンの排気装置である。
【0011】
カウリング30は、車体11の前部上部を覆うフロントカウル31と、車体11前部中部を覆う左右のミドルカウル32,32(奥側の32は不図示)と、車体下部並びに排気装置60を覆う左右のロアーカウル33,33(奥側の33は不図示)と、車体11後部並びに排気装置60のを覆うを囲うリヤカウル34とからなる。
【0012】
フロントカウル31、左右のミドルカウル32,32及び左右のロアーカウル33,33は、ビス止めによって分割可能に結合したものであって、すなわち、カウリング30は、フロントカウル31の下部に対し左右のミドルカウル32,32の上部前部を分割可能に取付け、ミドルカウル32,32の下部後端部に対しロアーカウル33,33の前端部を分割可能に取付けたものである。
【0013】
フロントカウル31は、上部にウインドスクリーン35を備えるとともに、前部に左右一対のエア吸入口36,36(奥側の36は不図示)を備える。
ミドルカウル32は、下部後端に車体中心に向って窪み37を形成したものであり、ロアカウルは、前端に前面開口部38を形成し、この前面開口部38と窪み37とを合せることで、排気装置60を冷却するための導風口39を形成したものである。
【0014】
図中、44はヘッドパイプ、45は車体フレーム12のメインパイプ、46はフロントフェンダ、47はリヤフェンダ、48はハンドル、49はミラー、51はヘッドランプ、52はウインカである。
【0015】
図2は本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の要部斜視図であり、排気装置60は、エンジン17の前シリンダ24(図1参照)の排ガスを排出する第1排気系ユニット61と、エンジン17の後シリンダ25(図1参照)の排ガスを排出する第2排気系ユニット71とからなる。
【0016】
第1排気系ユニット61は、前シリンダ24(図1参照)に接続する排気管としての前排気管62と、この前排気管62に接続した第1の消音器63と、この第1の消音器63に接続した第1テールパイプ64とからなる。
前排気管62は、前シリンダ24に接続する前左パイプ65、前中央パイプ66及び前右パイプ67と、これらのパイプ65,66,67を集合させる前集合管68とからなり、この前集合管68をロアーカウル33内で円弧状に巻いた後に第1の消音器63に連結するようにしたものである。
【0017】
第2排気系ユニット71は、後シリンダ25(図1参照)に接続する排気管としての後排気管72と、この後排気管72に接続した第2の消音器73と、この第2の消音器73に接続した第2テールパイプ74とからなる。
後排気管72は、後シリンダ25に接続する後左パイプ75及び後右パイプ76と、これらのパイプ75,76を集合させる後集合管78とからなり、この後集合管78をリヤカウル34内で円弧状に巻いた後に第2の消音器73に連結するようにしたものである。
【0018】
図3は本発明に係る自動二輪車の排気装置の斜視図であり、排気装置60は、前方に前シリンダ24(図1参照)を配置し後方に後シリンダを配置した状態で車体11略中央に搭載したV型のエンジン17(図1参照)と、このエンジン17下部を覆うロアーカウル33と、車体11上部後方を覆うリヤカウル34とを有するとともに、ロアーカウル34内に第1の消音器63を配置し、リヤカウル34内に第2の消音器73を配置した自動二輪車10(図1参照)であって、エンジン17の前シリンダ24に連結する前排気管62をロアーカウル33内で円弧状に巻いた後に第1の消音器63に連結し、エンジン17の後シリンダ25(図1参照)に連結する後排気管72をリヤカウル34内で円弧状に巻いた後に第2の消音器73に連結したものであると言える。
【0019】
エンジン17の前シリンダ24(図1参照)に連結する前排気管62をロアーカウル33で円弧状に巻いた後に第1の消音器63に連結し、エンジン17の後シリンダ25に連結する後排気管72をリヤカウル34内で円弧状に巻いた後に第2の消音器73に連結することで、最適な前後排気管62,72の長さを確保する。この結果、排気ガスの圧力干渉を防ぐとともに、排気効率の向上を図ることができる。これをもってエンジン17の出力の向上を図ることができる。
【0020】
図4は本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の斜視図であり、排気装置60は、ロアーカウル33内に第1の消音器63を配置することで、第1の消音器63をロアーカウル33で覆うことができるとともに、リヤカウル34内に第2の消音器73を配置することで、第2の消音器73をリヤカウル34で覆うことができるので、精悍な自動二輪車10のデザインの実現を図ることができる。
また、ロアーカウル33内に第1の消音器63を配置し、リヤカウル34内に第2の消音器73を配置することで、自動二輪車10の空気抵抗を低減させることができる。この結果、整流効果を良好なものとすることのできる。
【0021】
以上に述べた排気装置60の作用を次に説明する。
図5は本発明に係る自動二輪車の排気装置の作用説明図であり、排気装置60のエンジン13(図1参照)への接続状態を示す。ここで、▲1▼〜▲5▼はエンジン13の気筒の番号を表し、▲1▼は1番気筒、▲5▼は5番気筒である。
すなわち、前左パイプ65は1番気筒に接続し、前中央パイプ66は3番気筒に接続し、前右パイプ67は5番気筒に接続し、後左パイプ75は2番気筒に接続し、後右パイプ76は4番気筒に接続したことを示す。
【0022】
また、エンジン17の前シリンダ24(図1参照)に連結する排気管をロアーカウル33で円弧状に巻いた後に第1の消音器63に連結し、エンジン17の後シリンダ25(図1参照)に連結する排気管をリヤカウル34内で円弧状に巻いた後に第2の消音器73に連結することで、最適な前後排気管62,72の長さを確保する。この結果、パイプ65〜67及びパイプ75,76同士の排気ガスによる圧力干渉を防ぎ、排気効率の向上を図ることができる。これをもってエンジン17の出力の向上を図ることができる。
【0023】
尚、実施例では図1に示すように、V型5気筒エンジンの排気装置について説明したが、エンジンは5気筒エンジンに限るものではなく、気筒の数は任意であり、例えば、気筒の数は2、3、4、6又は8であってもよい。
実施例では図3に示すように、前排気管62及び後排気管72を円弧状に巻いたが、これに限るものではなく、螺旋状、U字状、ヘアーピン状をも含む。すなわち、ロアーカウル又はリヤカウル内で排気管をループ状にしたものであればよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、エンジンの前シリンダに連結する排気管をロアーカウル内で、第1の消音器の周囲を囲むように円弧状に巻いた後に第1の消音器に連結し、エンジンの後シリンダに連結する排気管をリヤカウル内で円弧状に巻いた後に第2の消音器に連結したので、最適な排気管の長さを確保することができる。この結果、排気ガスの圧力干渉を防ぐとともに、排気効率の向上を図ることができる。これをもってエンジンの出力の向上を図ることができる。
また、ロアーカウル内に第1の消音器を配置したので、第1の消音器をロアーカウルで覆うことができるとともに、リヤカウル内に第2の消音器を配置することで、第2の消音器をリヤカウルで覆うことができるので、精悍な自動二輪車のデザインの実現を図ることができる。
さらに、ロアーカウル内に第1の消音器を配置し、リヤカウル内に第2の消音器を配置したので、自動二輪車の空気抵抗を低減させることができる。この結果、良好な整流効果を得ることができる。
請求項2では、エンジンの前シリンダに連結する排気管をロアーカウル内で円弧状に巻いた後に第1の消音器に連結し、エンジンの後シリンダに連結する排気管をリヤカウル内で、シート後方に立ち上がるように円弧状に巻いた後に第2の消音器に連結した。
請求項3では、V型エンジンが、前方に3気筒の前シリンダを有するとともに、後方に2気筒の後シリンダを有した。
請求項4では、第1の消音器に接続される排気管は、ロアーカウル内で集合した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の要部斜視図
【図3】本発明に係る自動二輪車の排気装置の斜視図
【図4】本発明に係る排気装置を搭載した自動二輪車の斜視図
【図5】本発明に係る自動二輪車の排気装置の作用説明図
【符号の説明】
10…自動二輪車、11…車体、17…エンジン、24…前シリンダ、25…後シリンダ、33…ロアーカウル、34…リヤカウル、62,72…排気管(前・後排気管)、63,64…第1・第2の消音器。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust device for a motorcycle in which a V-type engine is mounted substantially in the center of a vehicle body, the lower part of the engine is covered with a lower cowl, and the rear lower part of the vehicle body is covered with a rear cowl.
[0002]
[Prior art]
Known as exhaust systems for motorcycles are, for example, (1) Utility Model Registration No. 2513425 “Exhaust System Cooling Device for Motorcycles” and (2) Japanese Utility Model Publication No. 63-6417 “Exhaust System for Engines”. .
According to FIG. 2 and FIG. 3 of the publication, the above-mentioned (1) is formed with bulging portions 3 and 3 on the left and right sides of the rear cowl Cr, and air inlets in front of these bulging portions 3 and 3, respectively. 5 and 5 are formed, air discharge ports 6 and 6 are formed behind the bulging portions 3 and 3, respectively, and the mufflers 1 and 1 of the exhaust system Ex are accommodated in the bulging portions 3 and 3, respectively. The
[0003]
According to FIG. 1 and FIG. 2 of the publication, the above-mentioned (2) is connected to one end of the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described (1) exhaust system cooling apparatus for motorcycles, the bulging portions 3 and 3 are formed on the left and right sides of the rear cowl Cr, and the exhaust systems Ex mufflers 1 and 1 are respectively attached to the bulging portions 3 and 3. Although it is possible to improve the design of the motorcycle by storing it, there are cases in which it is desired to make the length of the exhaust system Ex (for example, the length of the exhaust pipe) longer.
In the engine exhaust system of (2), the
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an exhaust device for a motorcycle capable of obtaining an optimal exhaust device length and obtaining a good rectifying effect.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an exhaust system for a motorcycle according to claim 1 covers a V-type engine mounted substantially in the center of the vehicle body with a front cylinder disposed at the front and a rear cylinder disposed at the rear, and a lower portion of the engine. and a lower cowl, which has a rear cowl for covering a vehicle body upper portion rearward, the first muffler is disposed in the lower cowl, and an exhaust system for a motorcycle in which the second muffler is disposed in a rear cowl, the previous engine The exhaust pipe connected to the cylinder is wound in an arc shape around the first silencer in the lower cowl and then connected to the first silencer, and the exhaust pipe connected to the rear cylinder of the engine is placed in the rear cowl. It is characterized by being connected to a second silencer after being wound in an arc shape.
[0007]
The exhaust pipe connected to the front cylinder of the engine is wound in an arc shape with a lower cowl and then connected to the first silencer , and the exhaust pipe connected to the rear cylinder of the engine is surrounded by the rear cowl around the first silencer. In this way , the optimal length of the exhaust pipe is ensured by connecting it to the second silencer after being wound in an arc shape.
[0008]
By disposing the first silencer in the lower cowl, the first silencer can be covered with the lower cowl, and by arranging the second silencer in the rear cowl, the second silencer is covered with the rear cowl. Therefore, it is possible to realize a delicate motorcycle design.
By disposing the first silencer in the lower cowl and the second silencer in the rear cowl, the air resistance of the motorcycle is reduced.
The second aspect of the present invention provides a V-type engine mounted substantially in the center of the vehicle body with a front cylinder disposed at the front and a rear cylinder disposed at the rear, a lower cowl covering the lower portion of the engine, and a seat disposed at the upper rear of the engine. An exhaust system for a motorcycle having a rear cowl covering the upper rear of the vehicle body, a first silencer disposed in the lower cowl, and a second silencer disposed in the rear cowl, which is connected to a front cylinder of the engine The exhaust pipe to be connected is wound in an arc shape in the lower cowl and then connected to the first silencer, and the exhaust pipe connected to the rear cylinder of the engine is wound in the arc shape so as to stand up behind the seat in the rear cowl and then the second It is connected to a silencer.
According to a third aspect of the present invention, the V-type engine has a front cylinder of three cylinders in the front and a rear cylinder of two cylinders in the rear.
According to a fourth aspect of the present invention, the exhaust pipe connected to the first silencer is gathered in the lower cowl.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
FIG. 1 is a side view of a motorcycle equipped with an exhaust device according to the present invention. The
[0010]
The engine 17 is mounted substantially in the center of the
Further, an exhaust device 60 (hereinafter abbreviated as “
[0011]
The cowling 30 covers a
[0012]
The
[0013]
The
The
[0014]
In the figure, 44 is a head pipe, 45 is a main pipe of the
[0015]
FIG. 2 is a perspective view of a main part of a motorcycle equipped with the exhaust device according to the present invention. The
[0016]
The first
The
[0017]
The second
The
[0018]
FIG. 3 is a perspective view of an exhaust device for a motorcycle according to the present invention. The
[0019]
A
[0020]
FIG. 4 is a perspective view of a motorcycle equipped with an exhaust device according to the present invention. In the
Further, by arranging the
[0021]
Next, the operation of the
FIG. 5 is a diagram for explaining the operation of the exhaust device for a motorcycle according to the present invention, and shows a connection state of the
That is, the front
[0022]
Further, an exhaust pipe connected to the front cylinder 24 (see FIG. 1) of the engine 17 is wound in an arc shape by the
[0023]
In the embodiment, as shown in FIG. 1, the exhaust device of the V-type 5-cylinder engine has been described. However, the engine is not limited to the 5-cylinder engine, and the number of cylinders is arbitrary. For example, the number of cylinders is It may be 2, 3, 4, 6 or 8.
In the embodiment, as shown in FIG. 3, the
[0024]
【The invention's effect】
The present invention exhibits the following effects by the above configuration.
In claim 1, the exhaust pipe connected to the front cylinder of the engine is wound in an arc shape so as to surround the periphery of the first silencer in the lower cowl, and then connected to the first silencer. Since the exhaust pipe to be connected is wound in an arc shape in the rear cowl and then connected to the second silencer, the optimum length of the exhaust pipe can be ensured. As a result, pressure interference of exhaust gas can be prevented and exhaust efficiency can be improved. With this, the output of the engine can be improved.
In addition, since the first silencer is disposed in the lower cowl, the first silencer can be covered with the lower cowl, and the second silencer can be disposed in the rear cowl so that the second silencer is disposed in the rear cowl. This makes it possible to realize a vivid motorcycle design.
Further, since the first silencer is disposed in the lower cowl and the second silencer is disposed in the rear cowl, the air resistance of the motorcycle can be reduced. As a result, a good rectifying effect can be obtained.
In
In claim 3, the V-type engine has a front cylinder of three cylinders at the front and a rear cylinder of two cylinders at the rear.
In claim 4, the exhaust pipe connected to the first silencer is assembled in the lower cowl.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a motorcycle equipped with an exhaust device according to the present invention. FIG. 2 is a perspective view of a main part of a motorcycle equipped with an exhaust device according to the invention. FIG. 3 is an exhaust of a motorcycle according to the invention. FIG. 4 is a perspective view of a motorcycle equipped with an exhaust device according to the present invention. FIG. 5 is an operation explanatory diagram of a motorcycle exhaust device according to the present invention.
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記エンジンの前シリンダに連結する排気管を前記ロアーカウル内で、前記第1の消音器の周囲を囲むように円弧状に巻いた後に当該第1の消音器に連結し、前記エンジンの後シリンダに連結する排気管を前記リヤカウル内で円弧状に巻いた後に前記第2の消音器に連結したことを特徴とする自動二輪車の排気装置。A V-type engine mounted in a state of placing the front cylinder forward to place the rear cylinder behind the vehicle body substantially center, and a lower cowl covering the engine lower, which has a rear cowl for covering a vehicle body upper portion rearward, in the lower cowl the first muffler is disposed, an exhaust system for a motorcycle in which the second muffler is disposed in the rear cowl and the,
An exhaust pipe connected to the front cylinder of the engine in the lower cowl, connected to said first silencer after wound in an arc shape so as to surround the periphery of the first muffler, the cylinder after the engine An exhaust system for a motorcycle, wherein an exhaust pipe to be connected is wound in an arc shape in the rear cowl and then connected to the second silencer.
前記エンジンの前シリンダに連結する排気管を前記ロアーカウル内で円弧状に巻いた後に第1の消音器に連結し、前記エンジンの後シリンダに連結する排気管を前記リヤカウル内で、前記シート後方に立ち上がるように円弧状に巻いた後に前記第2の消音器に連結したことを特徴とする自動二輪車の排気装置。 An exhaust pipe connected to the front cylinder of the engine is wound in an arc shape in the lower cowl and then connected to the first silencer, and an exhaust pipe connected to the rear cylinder of the engine is connected to the rear cowl in the rear of the seat. An exhaust apparatus for a motorcycle, wherein the exhaust apparatus is connected to the second silencer after being wound in an arc shape so as to stand up.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235371A JP4546004B2 (en) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | Motorcycle exhaust system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235371A JP4546004B2 (en) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | Motorcycle exhaust system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003048591A JP2003048591A (en) | 2003-02-18 |
JP4546004B2 true JP4546004B2 (en) | 2010-09-15 |
Family
ID=19066828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001235371A Expired - Fee Related JP4546004B2 (en) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | Motorcycle exhaust system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4546004B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4727503B2 (en) * | 2006-05-31 | 2011-07-20 | 本田技研工業株式会社 | Exhaust pipe structure |
US8061468B2 (en) | 2006-11-15 | 2011-11-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vehicle |
US8302727B2 (en) * | 2007-09-12 | 2012-11-06 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Exhaust pipe for a vehicle |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6069230A (en) * | 1983-09-26 | 1985-04-19 | Yamaha Motor Co Ltd | Exhaust apparatus for motorcycle |
JPS614686B2 (en) * | 1979-06-06 | 1986-02-12 | Honda Motor Co Ltd | |
JPS61201813A (en) * | 1985-03-05 | 1986-09-06 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust pipe arrangement for motorcycle engine |
JPS636417Y2 (en) * | 1981-09-29 | 1988-02-23 | ||
JPS63212194A (en) * | 1988-02-15 | 1988-09-05 | 本田技研工業株式会社 | Exhaust-pipe arrangement structure of motorcycle |
JPH0361188A (en) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle |
JPH0365484A (en) * | 1989-07-31 | 1991-03-20 | Honda Motor Co Ltd | Wind introducing device of motorcycle |
JPH0365483A (en) * | 1989-07-31 | 1991-03-20 | Honda Motor Co Ltd | Windscreen of motorcycle |
JPH03134216A (en) * | 1989-10-18 | 1991-06-07 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust structure in saddle-ride type vehicle |
JPH03271088A (en) * | 1990-03-20 | 1991-12-03 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle cowling |
JPH0411593A (en) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle |
JPH0435989U (en) * | 1990-07-24 | 1992-03-25 | ||
JP2513425Y2 (en) * | 1990-03-29 | 1996-10-09 | 本田技研工業株式会社 | Exhaust system cooling system for motorcycles |
-
2001
- 2001-08-02 JP JP2001235371A patent/JP4546004B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614686B2 (en) * | 1979-06-06 | 1986-02-12 | Honda Motor Co Ltd | |
JPS636417Y2 (en) * | 1981-09-29 | 1988-02-23 | ||
JPS6069230A (en) * | 1983-09-26 | 1985-04-19 | Yamaha Motor Co Ltd | Exhaust apparatus for motorcycle |
JPS61201813A (en) * | 1985-03-05 | 1986-09-06 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust pipe arrangement for motorcycle engine |
JPS63212194A (en) * | 1988-02-15 | 1988-09-05 | 本田技研工業株式会社 | Exhaust-pipe arrangement structure of motorcycle |
JPH0361188A (en) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle |
JPH0365484A (en) * | 1989-07-31 | 1991-03-20 | Honda Motor Co Ltd | Wind introducing device of motorcycle |
JPH0365483A (en) * | 1989-07-31 | 1991-03-20 | Honda Motor Co Ltd | Windscreen of motorcycle |
JPH03134216A (en) * | 1989-10-18 | 1991-06-07 | Honda Motor Co Ltd | Exhaust structure in saddle-ride type vehicle |
JPH03271088A (en) * | 1990-03-20 | 1991-12-03 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle cowling |
JP2513425Y2 (en) * | 1990-03-29 | 1996-10-09 | 本田技研工業株式会社 | Exhaust system cooling system for motorcycles |
JPH0411593A (en) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle |
JPH0435989U (en) * | 1990-07-24 | 1992-03-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003048591A (en) | 2003-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3235714B1 (en) | Saddle-ride vehicle | |
US8584788B2 (en) | Exhaust system for motorcycle | |
JP2528288B2 (en) | Air cleaner device for motorcycles | |
JP4149614B2 (en) | Air cleaner arrangement structure for motorcycles | |
JP3889236B2 (en) | Exhaust system structure of motorcycle | |
JP5017194B2 (en) | Vehicle exhaust control device | |
JP3497443B2 (en) | Engine exhaust system for vehicles | |
JP4546004B2 (en) | Motorcycle exhaust system | |
JP2000248924A (en) | Secondary air feed device for motorcycle engine | |
JP5033721B2 (en) | V-type 4-cylinder engine exhaust system | |
JP2008303787A (en) | Exhaust system of motorcycle | |
JP4028691B2 (en) | Motorcycle cowling structure | |
JP2004026007A (en) | Exhaust device for motorcycle | |
JP3835115B2 (en) | Secondary air supply device for exhaust of forced air-cooled engine | |
JP3727641B2 (en) | Motorcycle exhaust system | |
JP2005225383A (en) | Lower structure of motorcycle body | |
JP6638776B1 (en) | Motorcycle | |
JPS6215462Y2 (en) | ||
JPS58220916A (en) | Exhaust gas purifier for motor-cycle | |
JP7119734B2 (en) | motorcycle | |
JP2598913B2 (en) | Exhaust system for motorcycle | |
JPS59143722A (en) | Motorcycle | |
JP6720326B2 (en) | Exhaust system for saddle type vehicles | |
JPS6240119Y2 (en) | ||
JPH0418129B2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100629 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100701 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140709 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |