JP3970465B2 - 画像出力方法および装置並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを例えばプリント出力する画像出力方法および装置並びに画像出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ等の画像出力装置において、カラープリントを行うものの需要が高まっている。このような画像出力装置において、比較的高解像度の電子写真方式の出力手段により白黒画像を形成するとともに、比較的低解像度ではあるものの安価なインクジェット方式の出力手段によりカラー画像を形成するようにした方法が提案されている(特開平8−69217号)。この方法によれば、所定解像度の画像データをモノクロ画像データとカラー画像データとに分離し、モノクロ画像データについては高解像度の画像データに変換して電子写真方式により画像形成を行い、カラー画像データについては所定解像度によりインクジェット方式にて画像が形成されることとなる。
【0003】
一方、画像データから自然画、文字画像のような画像種別を表す情報を抽出し、この情報に基づいて画像の解像度や階調を変更させて出力する方法が提案されている(特開平7−256936号)。この方法によれば、画像の種類に応じて適切な解像度あるいは階調となるように画像を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平8−69217号に記載された方法は、画像データがモノクロ画像を表すものかカラー画像を表すものかに応じて出力方式を選択するものであるため、画像データの種別に拘わらずいずれか一方の出力方式のみしか選択することができず、画像の種別に応じた解像度あるいは階調により画像を形成することができない。これに対して上記特開平7−256936号に記載された方法は、画像の種別に応じて適切な解像度あるいは階調となるように画像を出力することができる。しかしながら、この方法は、自然画と文字画像のように画像の種別が明確に異なる場合に適切に出力できるのみであり、風景画や宴会の写真等の画像のシーンのように画像の種別を明確に分類することができない場合には、シーンに応じた画質の画像を出力することができない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、画像のシーンに応じた処理能力により画像を出力することができる画像出力方法および装置並びに画像出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1の画像出力方法は、処理能力が異なる複数の画像出力手段から選択的に画像を出力する画像出力方法において、
前記画像を表す画像データから該画像のシーンに関する情報を抽出し、
該情報に基づいて一の前記画像出力手段を選択し、
該選択された画像出力手段により前記画像を出力することを特徴とするものである。
【0007】
ここで、「シーンに関する情報」としては、シーンの高周波成分の有無、高彩度画素数、ストロボ発光の有無、ノイズ量、色の分布、光源色等を表す情報が挙げられる。また、「処理能力が異なる」とは、解像度、出力分解能が異なること、電子写真方式やインクジェット方式のように出力方式が異なること、エッジ強調処理やノイズ低減処理等の画像処理能力が異なること、出力できる画像の色再現域が異なること、プリント速度、データ転送速度等の出力速度が異なること、単位時間あたりの処理画像数、処理コストが異なること等をいう。
【0008】
本発明による第2の画像出力方法は、異なる処理能力により画像を出力可能な画像出力手段により画像を出力する画像出力方法において、
前記画像を表す画像データから該画像のシーンに関する情報を抽出し、
該情報に基づいて処理能力を変更して前記画像を出力するよう前記画像出力手段を制御することを特徴とするものである。
【0009】
ここで、「情報に基づいて処理能力を変更する」とは、例えば高周波成分が多い場合には高解像度あるいは高出力分解能で出力できるように、画像出力手段の処理能力を変更して画質が異なる画像を出力することをいう。
【0010】
本発明による第1の画像出力装置は、処理能力が異なる複数の画像出力手段から選択的に画像を出力する画像出力装置において、
前記画像を表す画像データから該画像のシーンに関する情報を抽出する抽出手段と、
該情報に基づいて一の前記画像出力手段を選択する選択手段とを備え、
該選択された画像出力手段により前記画像を出力することを特徴とするものである。
【0011】
本発明による第2の画像出力装置は、異なる処理能力により画像を出力可能な画像出力手段により画像を出力する画像出力装置において、
前記画像を表す画像データから該画像のシーンに関する情報を抽出する抽出手段と、
該情報に基づいて処理能力を変更して前記画像を出力するよう前記画像出力手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
なお、本発明による画像出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明による第1の画像出力方法および装置によれば、画像データから画像のシーンに関する情報が抽出され、この情報に基づいて適切な処理能力を有する画像出力手段が選択され、選択された画像出力手段において画像が出力されることとなる。このため、画像のシーンに応じて適切な処理能力により画像を出力することができる。
【0014】
また、本発明による第2の画像出力方法および装置によれば、画像データから画像のシーンに関する情報が抽出され、この情報に基づいて、画像のシーンに適したものとなるように画像出力手段の処理能力が変更されて画像が出力される。このため、画像のシーンに応じて適切な処理能力により画像を出力することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による画像出力装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態による画像出力装置は、低解像度プリンタ1および高解像度プリンタ2に選択的に画像を出力するものであり、画像データS0により表される画像のシーンに関する情報に基づいて、出力する画像の解像度を判断する解像度判断手段3と、解像度判断手段3における判断結果Hに基づいて、画像データS0を低解像度プリンタ1および高解像度プリンタ2のいずれに出力するかを選択する選択手段4と、低解像度プリンタ1において画像を出力する場合に画像データS0の画素密度を変換して変換画像データS1を得る画素密度変換手段5とを備える。
【0016】
解像度判断手段3は、画像データS0により表される画像のシーンに関する情報を抽出し、この情報に基づいて出力する画像の解像度を判断する。具体的には、下記の表1に示すように、画像データS0により表される画像中の高周波成分量、高彩度画素数、色の分布および光源色の各項目について、高解像度出力の必要性を点数により判断し、点数の合計が所定値以上となった場合に、画像データS0を高解像度で出力すべきとの判断結果Hを出力するものである。また、点数の合計が所定値未満となった場合は、画像データS0を低解像度で出力すべきとの判断結果Hを出力する。ここで、高周波成分については、高周波成分が多いほど細かいシーンの可能性が大きいため高解像度である必要性が高く点数は5ポイントとなり、高周波成分が少ないほど細かなシーンではないため、高解像度である必要性は低く点数は−5ポイントとなる。また、高彩度の画素が多いほど鮮やかなシーンの可能性が大きいため、高解像度である必要性が高く点数は5ポイントとなり、高彩度の画素が少ないほど高解像度である必要性が低く点数は−5ポイントとなる。さらに、色の分布については、青系の色が多いほど風景画のシーンである可能性が大きいため高解像度である必要性が高く点数は5ポイントとなり、青系の色が少ない場合には室内のシーンである可能性が大きいため高解像度である必要性が低く点数は0ポイントとなる。また、光源色については、昼光色の場合は屋外撮影の可能性が大きいため高解像度である必要性が高く点数は10ポイントとなり、蛍光灯やストロボ光の光源色である場合には屋内撮影の可能性が大きいため高解像度である必要性が低く点数は−10ポイントとなる。
【0017】
【表1】
【0018】
なお、画像中の高周波成分については、例えば画像データS0に対してフーリエ変換を施して、比較的高周波帯域のレスポンスが所定値以上となっているか否かを判断することにより、高周波成分が多いか否かを判断すればよい。また、画像中の高彩度画素数については、画像データS0がRGBの三原色で表されている場合に、各画素のRGB値から彩度を求め、この彩度の値が所定値以上の画素が予め定められた閾値以上存在するか否かを判断することにより高彩度の画素が多いか否かを判断すればよい。また、色の分布については、RGB値から色相を求め、この色相に基づいて青系の色を有する画素が予め定められた閾値より多いか否かを判断することにより、青系の色が多いか否かを判断すればよい。さらに、光源色については、画像データS0のRGB値をCIE1931XYZ三刺激値X,Y,Zに変換するとともに、三刺激値X,Y,Zから下記の式(1)によりCIE1976uv色度値を求め、このuv色度値の平均値u0,v0を求め、この平均値から撮影光源の色温度を求め、この色温度により光源色を求めればよい。
【0019】
u=4X/(−2X+12Y+3Z)
v=9Y/(−2X+12Y+3Z) (1)
次いで、第1の実施形態の動作について説明する。図2は第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。まず画像データS0が解像度判断手段3に入力され、ここで画像データS0により表される画像を出力する際の解像度を判断する(ステップS1)。そして、解像度判断手段3の判断結果Hに基づいて選択手段4が画像データS0を低解像度プリンタ1および高解像度プリンタ2のいずれに出力するかを選択する(ステップS2)。低解像度プリンタ1が選択された場合には(ステップS3)、画像データS0は画素密度変換手段5に入力され、ここで低解像度プリンタ1の出力に適合するように画像データS0に対して画素密度変換がなされて変換画像データS1が得られる(ステップS4)。そして変換画像データS1を低解像度プリンタ1においてプリント出力して(ステップS5)、処理を終了する。一方、高解像度プリンタ2が選択された場合は画像データS0を高解像度プリンタ2においてプリント出力して(ステップS6)、処理を終了する。
【0020】
このように、第1の実施形態によれば、画像データS0により表される画像のシーンに応じて出力するプリンタを選択するようにしたため、例えば風景写真のように高価でも高画質で出力したい場合には高解像度プリンタ2において高解像度のプリント出力を行うことができ、宴会の写真のように安価で大量に出力したいような場合には低解像度プリンタ1において低解像度のプリント出力を行うことができる。したがって、画像のシーンに応じて適切な画質の画像を出力することができる。
【0021】
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図3は本発明の第2の実施形態による画像出力装置を適用した画像出力システムの構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、第2の実施形態による画像出力システムは、ユーザが有する画像データS0をラボにおいてプリント出力し、プリント出力された画像をユーザに配送するものであり、ユーザが有するパソコン11とネットワーク12を介して接続されたラボ13と、ラボ13とネットワーク20を介して接続されたラボ14とによりシステムが構成されてなるものである。なお、ラボ13は低解像度プリンタ21のみを有し、低解像度の画像のみしかプリント出力することができないものであり、ラボ14は高解像度プリンタ22のみを有し、高解像度の画像のみしかプリント出力することができないものである。
【0022】
ラボ13はパソコン11からネットワーク12を介して転送された画像データS0を読み込む読込手段16と、読込手段16において読み込まれた画像データS0により表される画像のシーンに関する情報に基づいて出力する画像の解像度を判断する解像度判断手段17と、解像度判断手段17における判断結果Hに基づいて、画像データS0をラボ13においてプリント出力するか、ラボ14においてプリント出力するかを選択する選択手段18と、ラボ13において画像を出力する場合に画像データS0の画素密度を変換して変換画像データS1を得る画素密度変換手段19とを備える。ラボ14はラボ13とネットワーク20を介して接続されており、ラボ13の選択手段18においてラボ14においてプリント出力すると判断された場合に、ラボ13からネットワーク20を介して転送された画像データS0を読み込む読込手段23を備える。
【0023】
なお、解像度判断手段17および選択手段18の構成については、上記第1の実施形態における解像度判断手段3および選択手段4と同一であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0024】
次いで、第2の実施形態の動作について説明する。図4は第2の実施形態の動作を示すフローチャートである。まずユーザのパソコン11から画像データS0がネットワーク12を介してラボ13に転送される(ステップS11)。ラボ13においては、読込手段16において画像データS0を読み込み(ステップS12)、解像度判断手段17において画像データS0により表される画像を出力する際の解像度を判断する(ステップS13)。そして、解像度判断手段17の判断結果Hに基づいて選択手段18が画像データS0をラボ13の低解像度プリンタ21およびラボ14の高解像度プリンタ22のいずれに出力するかを選択する(ステップS14)。ラボ13の低解像度プリンタ21が選択された場合には(ステップS15)、画像データS0は画素密度変換手段19に入力され、ここで低解像度プリンタ21の出力に適合するように画像データS0に対して画素密度変換がなされて変換画像データS1が得られる(ステップS16)。そして変換画像データS1を低解像度プリンタ21においてプリント出力し(ステップS17)、処理を終了する。一方、ラボ14の高解像度プリンタ22が選択された場合は、画像データS0はラボ14に転送され(ステップS18)、転送された画像データS0はラボ14の読込手段23において読み込まれる(ステップS19)。そして、画像データS0をラボ14の高解像度プリンタ22においてプリント出力して(ステップS20)、処理を終了する。なお、出力されたプリント画像はユーザに配送される。
【0025】
なお、上記第1および第2の実施形態においては、画像データS0により表される画像のシーンに基づいて、画像の解像度を判断して出力解像度が異なる複数のプリンタにて出力を行っているが、これに限定されるものではなく、画像のシーンに応じて出力分解能(例えば8ビット、16ビット)が異なるプリンタにおいて出力を行うようにしてもよい。すなわち、風景画のように高画質のプリントが必要な場合には高出力分解能のプリンタを選択し、宴会の写真のようにそれほど高画質である必要がない場合には低出力分解能のプリンタを選択すればよい。また、画像のシーンに応じて上記特開平8−69217号に記載されたように、電子写真方式のプリンタとインクジェット方式のように出力方式が異なるプリンタにおいて出力を行うようにしてもよい。さらに、エッジ強調処理やノイズ低減処理を行う機能を有するプリンタとこれらの機能を有さないプリンタを用いて、画像のシーンに応じて出力するプリンタを選択するようにしてもよい。この場合、画像データS0により表される画像のノイズ量を検出し、ノイズ量が所定値以上の場合にはノイズ低減処理を行うことが可能なプリンタにて出力を行えばよく、画像データS0により表される画像のノイズ量が所定値よりも低い場合には、画像がぼけている可能性が高いため、エッジ強調処理を行うことが可能なプリンタにて出力を行えばよい。また、プリントできる色空間の範囲が異なるプリンタを用いて、画像のシーンに応じて出力するプリンタを選択するようにしてもよい。この場合、画像データS0に基づいてシーンに用いられている色空間を判断し、この判断結果に基づいてその色空間を再現可能なプリンタにおいて出力を行えばよい。
【0026】
また、上記第1および第2の実施形態においては、画像のシーンに応じて画質が異なるように出力を行っているが、プリント速度、データ転送速度等の出力速度、時間あたりの処理画像数、プリント1枚あたりの処理コストが異なる複数のプリンタを用いて、画像のシーンに応じて出力速度、処理コスト等が異なるプリンタを選択して出力を行ってもよい。この場合、宴会の写真のように、安価で大量にプリントを行いたい場合には、出力速度および処理画像数が大きく、プリント1枚あたりの処理コストが低いプリンタにより出力を行えばよい。
【0027】
さらに、上記第1および第2の実施形態においては、低解像度および高解像度の2種類のプリンタにて出力を行っているが、さらに段階的に出力解像度が異なる複数のプリンタを用いて、解像度判断手段3,17における判断結果Hに基づいて、出力するプリンタを選択して出力するようにしてもよい。
【0028】
次いで、本発明の第3の実施形態について説明する。図5は本発明の第3の実施形態による画像出力装置の構成を示す概略ブロック図である。上記第1および第2の実施形態においては、低解像度プリンタ1,21および高解像度プリンタ2,22を備え、画像データS0により表される画像のシーンに応じて、出力するプリンタを選択しているが、第3の実施形態においては、画像の解像度を変更して出力可能な1台のプリンタ31のみを有し、解像度判断手段33における判断結果Hに基づいて、プリンタ31における出力解像度を設定する設定手段34を備え、設定手段34において設定された解像度によりプリンタ31において出力を行うようにした点が第1および第2の実施形態と異なるものである。なお、プリンタ31は例えば300dpiと600dpiの2種類の解像度により画像を出力可能なものである。
【0029】
第3の実施形態においては、解像度判断手段33において、画像データS0により表される画像を出力する際の解像度が判断され、この判断結果Hに基づいて設定手段34においてプリンタ31の出力解像度が300dpiか600dpiのいずれかに設定される。そして、画像データS0は設定された解像度によりプリンタ31においてプリント出力される。
【0030】
なお、第3の実施形態においては、出力解像度を変更可能なプリンタ31を用いているが、第1および第2の実施形態と同様に出力分解能、出力方式、画像処理能力、色再現域、出力速度等を変更可能なプリンタを用いて、画像のシーンに応じて処理能力を設定して出力を行うようにしてもよい。
【0031】
また、上記各実施形態においては、画像のシーンに応じてプリント出力を行っているが、これに限定されるものではなく、例えば画像データをCD−R等の記録メディアに書き込むサービスにおいても本発明を適用することができる。これは、画像のシーンに応じて異なる解像度により記録メディアに画像データを書き込むものである。すなわち、高解像度で書き込むように判断された場合は、例えば2000×2000の解像度によりデータの書き込みを行い、低解像度で書き込むように判断された場合は、例えば1000×1000の解像度によりデータの書き込みを行えばよい。さらに、この場合、画像データのシーンに応じてデータを書き込む記録メディアを変更するようにしてもよい。この場合、高解像度で書き込むように判断された場合は大容量のCD−RやMOにデータを記録するようにし、低解像度で書き込むように判断された場合はFDにデータを記録するようにすればよい。
【0032】
さらに、上記各実施形態においては、出力する画像の解像度を変更して出力を行っているが、低解像度で出力すると判断された場合に、原画像のサイズのまま出力を行うと低解像度プリンタの規格サイズよりも大きくなってしまう場合がある。このような場合は、画像中の所望とする範囲をプリンタの規格サイズに適合するようにトリミングして出力すればよい。例えば、画像のサイズが1500×1000画素であり、低解像度プリンタの規格サイズが1000×800画素である場合には、画像中の所望とする位置(例えば中心位置)を基準とした1000×800画素の範囲をトリミングし、このトリミングされた範囲のみをプリント出力すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像出力装置の構成を示す概略ブロック図
【図2】第1の実施形態の動作を示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施形態による画像出力装置を適用した画像出力システムの構成を示す概略ブロック図
【図4】第2の実施形態の動作を示すフローチャート
【図5】本発明の第3の実施形態による画像出力装置の構成を示す概略ブロック図
【符号の説明】
1,21 低解像度プリンタ
2,22 高解像度プリンタ
3,17,33 解像度判断手段
4,18 選択手段
5,19 画素密度変換手段
11 パソコン
12,20 ネットワーク
13,14 ラボ
16,23 読込手段
31 プリンタ
34 設定手段
Claims (6)
- 処理能力が異なる複数の画像出力手段から選択的に画像を出力する画像出力方法において、前記画像を表す画像データから、該画像中の高彩度画素数、該画像中の色の分布、および該画像における光源色のうちの1つ以上からなるシーンに関する情報を抽出し、該情報に基づいて一の前記画像出力手段を選択し、該選択された画像出力手段により前記画像を出力することを特徴とする画像出力方法。
- 異なる処理能力により画像を出力可能な画像出力手段により画像を出力する 画像出力方法において、前記画像を表す画像データから、該画像中の高彩度画素数、該画像中の色の分布、および該画像における光源色のうちの1つ以上からなるシーンに関する情報を抽出し、該情報に基づいて処理能力を変更して前記画像を出力するよう前記画像出力手段を制御することを特徴とする画像出力方法。
- 処理能力が異なる複数の画像出力手段から選択的に画像を出力する画像出力装置において、前記画像を表す画像データから、該画像中の高彩度画素数、該画像中の色の分布、および該画像における光源色のうちの1つ以上からなるシーンに関する情報を抽出する抽出手段と、該情報に基づいて一の前記画像出力手段を選択する選択手段とを備え、該選択された画像出力手段により前記画像を出力することを特徴とする画像出力装置。
- 異なる処理能力により画像を出力可能な画像出力手段により画像を出力する画像出力装置において、前記画像を表す画像データから、該画像中の高彩度画素数、該画像中の色の分布、および該画像における光源色のうちの1つ以上からなるシーンに関する情報を抽出する抽出手段と、該情報に基づいて処理能力を変更して前記画像を出力するよう前記画像出力手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像出力装置。
- 処理能力が異なる複数の画像出力手段から選択的に画像を出力する画像出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前記プログラムは、前記画像を表す画像データから、該画像中の高彩度画素数、該画像中の色の分布、および該画像における光源色のうちの1つ以上からなるシーンに関する情報を抽出する手順と、該情報に基づいて一の前記画像出力手段を選択する手順と、該選択された画像出力手段により前記画像を出力する手順とを有することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒体。
- 異なる処理能力により画像を出力可能な画像出力手段により画像を出力する画像出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前記プログラムは、前記画像を表す画像データから、該画像中の高彩度画素数、該画像中の色の分布、および該画像における光源色のうちの1つ以上からなるシーンに関する情報を抽出する手順と、該情報に基づいて処理能力を変更して前記画像を出力するよう前記画像出力手段を制御する手順とを有することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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