JP3970413B2

JP3970413B2 - Synthetic resin flooring

Info

Publication number: JP3970413B2
Application number: JP05749098A
Authority: JP
Inventors: 雄一五味; 貴大河原
Original assignee: 株式会社タジマ
Priority date: 1998-02-23
Filing date: 1998-02-23
Publication date: 2007-09-05
Anticipated expiration: 2018-02-23
Also published as: JPH11241487A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製置敷床材に関する。
【０００２】
【従来技術】
オフィスなどで用いられる床材としては、大別して、合成樹脂製の表面化粧層を有する合成樹脂製床材と、繊維パイルが植設されたカーペットタイルとがある。カーペットタイルが使用される理由は、歩行音の発生が少ないなどの機能面の特徴にもあるが、一番の理由は豪華さが演出されるその外観にある。しかし一方において、カーペットタイルは、小さなゴミやホコリが溜りやすく充分な清掃が困難であり、また、価格的にも高価であるなどの問題を有している。
【０００３】
そこで、本出願人は先に特許第２，５９７，３４４号明細書および図面において、カーペット模様の植設パイルの頂部に該当する部分を明部に、その周辺部を相対的に暗部とした濃淡ないし陰影模様を印刷してなる透明ないし半透明の陰影フィルムあるいはシートを、着色合成樹脂基材上に積層するか、または、カーペット模様の植設パイルの頂部に該当する部分を明部に、その周辺部分を相対的に暗部とした濃淡ないし陰影模様を前記着色合成樹脂基材に直接印刷し、該濃淡ないし陰影模様を通して着色合成基材の色彩、模様を視認できるように構成し、さらに表面に、カーペット模様の植設パイルの直径とほぼ等しい大きさの直径の凸部が密に形成されるようにエンボス加工を施してなるカーペット調合成樹脂製床材に関する発明を提案した。
【０００４】
しかしながら、この床材はカーペット調意匠としては優れているものの、歩行感、置敷性および耐不陸性（床材の下部の凹凸が床材の表面に表われてくるのを抑制する性質）の点ではまだ満足するに至ってない。
【０００５】
一方、特許第２，６２４，４１８号の特許掲載公報によれば、表面が透明耐摩耗層で覆われた模様層を有してなる装飾層、上部補強層および下部補強層ならびに上部補強層と下部補強層とにより挾まれた繊維布を有して成り、繊維布には上部補強層または下部補強層を構成する樹脂が含浸されている、該装飾層の下に存在する補強部、補強部の下に存在する発泡樹脂層、ならびに該発泡樹脂層下に存在するバランスシートが積層されて成り、上部補強層より上のタイル部分の厚さと繊維布より下のタイル部分の厚さの割合が２５：７５〜４５：５５であることを特徴とする置敷タイルが開示されており、前記上部補強層および下部補強層は、いずれも厚さが０．４〜１．５ｍｍの非発泡性樹脂層よりなるものであり、また繊維布としては２０〜１００ｇ／ｍ²のガラス繊維織布や不織布が好ましいとされている。このように前述の特許発明は、上部補強層、繊維布および下部補強層という三層構造の補強部の存在により、椅子などのしごきに対する寸法安定性および形状安定性に優れた置敷タイルが得られる旨記載されている。
【０００６】
ところが、本発明者らの研究によれば、前記下部補強層の存在は実質的になんのメリットも生じないことが判明した。
【０００７】
そこで、本発明は特許第２，６２４，４１８号記載の技術を一層簡略化するとともに、本出願人の所有する特許第２，５９７，３４４号の更なる展開を意図するものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、耐不陸性、耐しごき性、置敷性および歩行感が改善されたカーペット調合成樹脂製置敷床材を提供する点にある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、模様層、厚さが０．３〜１．０ｍｍの合成樹脂シートからなる上部バランスシート、補強層、発泡シートおよび厚さが０．２〜１．０ｍｍの合成樹脂シートからなる下部バランスシートからなり、補強層より上の表面側と補強層を含む下層側との厚みの割合は１：１．５〜２．５であり、床材全体の厚さが４．５〜６．０ｍｍであることを特徴とする合成樹脂製置敷床材に関する。
【００１０】
前記模様層はカーペット調模様を有する層であり、カーペット調の模様は、合成樹脂層上にカーペットのパイル模様を印刷することにより得られるが、その印刷物から想像されるパイルの長さは２〜７ｍｍぐらいであるのが丁度よい。そして、このときイメージ上のパイルとパイルの境界部を印刷手段で相対的に暗部とすることにより、よりいっそうカーペットライクになる。そしてこのような効果は、予め明暗を印刷した前記陰影フィルムを重ねることにより、簡便に達成できる。この陰影フィルムは、例えば塩化ビニル樹脂１００重量部、可塑剤４０〜６０重量部、安定剤若干量の組成よりなるものが適している。
カーペット調の模様は、パイル大（約２〜７ｍｍ）の異なる色に着色された合成樹脂チップを加熱、加圧などにより一部チップの形状を残しつつ緊密に一体化したチップ集合体であってもよい。この場合、前記チップとして発泡粒子を用いると一層カーペットの質感が向上する。発泡粒子は発泡倍率１．２〜４．０（好ましくは１．５〜２．５）とするのが好ましい。また、発泡粒子を構成する樹脂組成物としては例えば塩化ビニル樹脂１００重量部、可塑剤３０〜１００重量部、充填剤４０〜２００重量部の組成物を挙げることができる。なお前記塩化ビニル樹脂としては、平均重合度＝８５０以上とすることが下地の発現性、耐凹み性等が良好になるので好ましい。模様層の厚みは０．５〜２．０ｍｍとするのがよい。
【００１１】
前記透明ないし半透明の陰影合成樹脂フィルム上にはさらに耐摩耗性透明合成樹脂層を積層することができる。いずれにしても最上層となる層は耐摩耗性の合成樹脂を用いることが好ましく、例えば架橋ＰＶＣ、アクリル樹脂、ポリカーボネートなどを用いることができる。
【００１２】
なお、より一層のカーペット感を与えるためには、さらにその表面にカーペット模様上の植設パイルの直径とほぼ等しい大きさの凸部が密に形成されるようにエンボス加工を施すという本出願人の特許第２，５９７，３４４号の技術を適用することもできる。
【００１３】
上部バランスシートとしては、通常合成樹脂シートを使用することができ、その厚さは０．３〜１．０ｍｍ程度で充分目的を達成することができる。このバランスシートは、この層より下の層とのバランスを取り、カーリングを防止して置敷性を付与し、下地の段差等が表面に発現するのを防止する役割を担っている。バランスシートの例としては、塩化ビニル樹脂１００重量部、可塑剤３０〜６５重量部、充填剤５０〜２００重量部、安定剤若干量よりなる組成物を挙げることができる。
【００１４】
補強層は、ガラス繊維などの無機繊維、あるいはポリエステルやポリアミドなどの合成繊維で代表される有機繊維などより形成された織布あるいは不織布、とくに好ましくはガラス繊維織布または不織布であり、通常こちらの繊維材料に、その上下の層と親和性のある合成樹脂および／または合成ゴムよりなる組成物を含浸し、予備乾燥したものを積層用材料として使用する。これにより接着剤を使用しなくても補強層を他の層と接着することを可能としている。
【００１５】
発泡シートは、不陸性および椅子などのしごきに対して抵抗性を発揮させるため、独立気泡のものであることが好ましく、かつその発泡倍率は１．２〜４．０倍程度とすることが好ましい。また、独立気泡であると下からの湿気を吸いとることもなく、上から浸入した水を吸いとることもないから、この点においても大きな効果を発揮する。発泡シートの例としては、塩化ビニル樹脂１００重量部、可塑剤３０〜１００重量部、充填剤０〜５０重量部、安定剤適量よりなる組成物を挙げることができる。
【００１６】
本発明においては、発泡シートの下層にさらにバランスシートを設けて、一層カーリングを防止することができる。この下部バランスシートは、通常合成樹脂シートを使用することができ、その厚さは０．２〜１．０ｍｍ、とくに０．３〜１．０ｍｍ程度のものを使用することにより充分目的を達成することができる。
【００１７】
本発明においては、補強層より上の表面側と補強層を含む下層側との厚みの割合は１：１．５〜２．５であることが好ましく、床材全体の厚みとしては４．５〜６．０ｍｍ程度とすることが好ましい。
【００１８】
また、床材を帯電防止性とするためには、何れか一層に帯電性を付与することにより達成することができる。そのためには、例えば上部バランスシートや下部バランスシートあるいは補強層を構成する樹脂組成物中に金属粉やカーボンブラックのような導電性粉末あるいは界面活性剤をブレンドしたり、補強層に用いる繊維に金属繊維や炭素繊維あるいは金属被覆繊維を用いたり、混合したりすることができる。通常これらの層の体積固有抵抗値が１０¹¹以下、好ましくは１０⁸以下程度にすれば充分目的を達成することができる。
【００１９】
【実施例】
まず、ガラス繊維不織布（目付量３０ｇ／ｍ²）にＰＶＣペーストを含浸、固化させ、この上側に厚さ０．５ｍｍの上部バランスシート（ＰＶＣ１００重量部、可塑剤４０重量部、充填剤１００重量部）を熱圧で積層した。次いで、この上にＰＶＣペースト接着剤を０．１ｍｍ厚に塗布し、ＰＶＣ発泡性粒子（粒径約１．０ｍｍ）を散布固着し、その上に陰影フィルム（厚さ０．３ｍｍ）を重ね、加熱して発泡性粒子を発色させる（発泡倍率２．０、発泡粒子よりなる模様層厚２．０ｍｍ）と同時に、陰影フィルムをラミネートした。最後に発泡層（厚み２．０ｍｍ）および下部バランスシート（厚さ０．２ｍｍ）を前記不織布の裏面に熱圧でラミネートし、５００ｍｍ×５ｍｍに裁断して、置敷床材を得た。このものは、カーペット調の質感や歩行感に優れており、耐下地発現性、耐カーリング性も良好であり、置敷床材として好適であった。
【００２０】
【効果】
本発明により、耐不陸性、耐しごき性、置敷性および歩行感が改善されたカーペット調合成樹脂製置敷床材を提供することができた。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a synthetic resin flooring material.
[0002]
[Prior art]
Floor materials used in offices and the like are roughly classified into synthetic resin floor materials having a synthetic resin surface decorative layer and carpet tiles in which fiber piles are planted. The reason why carpet tiles are used is due to their functional features such as low generation of walking sounds, but the most important reason is their appearance that creates luxury. However, on the other hand, carpet tiles have problems such as small dust and dust easily accumulating, and being difficult to clean sufficiently and expensive in price.
[0003]
Therefore, the applicant of the present application previously described in Japanese Patent No. 2,597,344 and drawings in which the portion corresponding to the top of the carpet-patterned pile is a light portion and the surrounding portion is a relatively dark portion. Or a transparent or translucent shadow film or sheet printed with a shading pattern is laminated on a colored synthetic resin base material, or the portion corresponding to the top of the carpet patterning pile is used as a light part. A shade or shade pattern with a relatively dark portion at the periphery is printed directly on the colored synthetic resin substrate, and the color and pattern of the colored synthetic substrate can be visually recognized through the shade or shade pattern. Proposes an invention related to carpet-like synthetic resin flooring that is embossed so that convex portions with a diameter approximately equal to the diameter of the carpet-patterned pile are densely formed It was.
[0004]
However, although this flooring material is excellent as a carpet-like design, it has a feeling of walking, laying property, and resistance to unevenness (a property that suppresses unevenness of the lower part of the flooring material from appearing on the surface of the flooring material). I have not been satisfied with the point yet.
[0005]
On the other hand, according to the patent publication of Japanese Patent No. 2,624,418, a decorative layer having a pattern layer whose surface is covered with a transparent wear-resistant layer, an upper reinforcing layer, a lower reinforcing layer, and an upper reinforcing layer; Reinforcing part, reinforcing part existing under the decorative layer, comprising a fiber cloth sandwiched between a lower reinforcing layer and impregnated with resin constituting the upper reinforcing layer or the lower reinforcing layer. The foamed resin layer existing under the foamed resin layer and the balance sheet present under the foamed resin layer are laminated, and the ratio of the thickness of the tile portion above the upper reinforcing layer and the thickness of the tile portion below the fiber cloth is 25:75 to 45:55 is disclosed, and the upper reinforcing layer and the lower reinforcing layer are both non-foaming resin layers having a thickness of 0.4 to 1.5 mm. And 20 as a fiber cloth. Glass fiber woven fabric or nonwoven fabric of 100 g / m ² is preferred. As described above, according to the above-described patented invention, a laying tile excellent in dimensional stability and shape stability against ironing such as a chair can be obtained due to the presence of the reinforcing portion having a three-layer structure of the upper reinforcing layer, the fiber cloth, and the lower reinforcing layer. It is stated.
[0006]
However, according to the study by the present inventors, it has been found that the existence of the lower reinforcing layer substantially does not produce any merit.
[0007]
Accordingly, the present invention intends to further simplify the technology described in Japanese Patent No. 2,624,418 and further develop Patent No. 2,597,344 owned by the present applicant.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a carpet-like synthetic resin flooring material with improved land resistance, ironing resistance, flooring property and walking feeling.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a pattern layer, an upper balance sheet made of a synthetic resin sheet having a thickness of 0.3 to 1.0 mm , a reinforcing layer, a foamed sheet, and a lower portion made of a synthetic resin sheet having a thickness of 0.2 to 1.0 mm. It consists of a balance sheet, The ratio of the thickness of the surface side above a reinforcement layer and the lower layer side containing a reinforcement layer is 1: 1.5-2.5, and the thickness of the whole flooring is 4.5-6. The present invention relates to a synthetic resin flooring material characterized by being 0 mm .
[0010]
The pattern layer is a layer having a carpet-like pattern, and the carpet-like pattern can be obtained by printing a carpet pile pattern on the synthetic resin layer. It is just about 7mm. At this time, the boundary between the piles on the image is made relatively dark by the printing means, so that it becomes more like a carpet. Such an effect can be easily achieved by superimposing the shading films on which light and dark are printed in advance. As this shadow film, for example, a film composed of 100 parts by weight of a vinyl chloride resin, 40 to 60 parts by weight of a plasticizer and a slight amount of a stabilizer is suitable.
The carpet-like pattern is a chip assembly in which synthetic resin chips colored in different colors of pile size (about 2 to 7 mm) are tightly integrated while leaving some chip shapes by heating, pressing, etc. Also good. In this case, the use of foam particles as the chip further improves the texture of the carpet. The expanded particles preferably have an expansion ratio of 1.2 to 4.0 (preferably 1.5 to 2.5). Moreover, as a resin composition which comprises foamed particle, the composition of 100 weight part of vinyl chloride resin, 30-100 weight part of plasticizers, and 40-200 weight part of fillers can be mentioned, for example. In addition, as said vinyl chloride resin, it is preferable that average polymerization degree = 850 or more from the standpoint of developing the foundation, dent resistance, and the like. The thickness of the pattern layer is preferably 0.5 to 2.0 mm.
[0011]
A wear-resistant transparent synthetic resin layer can be further laminated on the transparent or translucent shade synthetic resin film. In any case, it is preferable to use a wear-resistant synthetic resin for the uppermost layer. For example, crosslinked PVC, acrylic resin, polycarbonate, or the like can be used.
[0012]
In addition, in order to give a further carpet feeling, the present applicant further applies embossing so that convex portions having a size almost equal to the diameter of the pile pile on the carpet pattern are formed densely on the surface. The technology of Japanese Patent No. 2,597,344 can also be applied.
[0013]
As the upper balance sheet, a synthetic resin sheet can usually be used, and its thickness can be sufficiently achieved with a thickness of about 0.3 to 1.0 mm. This balance sheet plays a role of balancing with a layer below this layer, preventing curling, providing laying properties, and preventing the formation of a step or the like on the surface. As an example of a balance sheet, a composition comprising 100 parts by weight of a vinyl chloride resin, 30 to 65 parts by weight of a plasticizer, 50 to 200 parts by weight of a filler, and a slight amount of a stabilizer can be given.
[0014]
The reinforcing layer is a woven or non-woven fabric formed from inorganic fibers such as glass fibers, or organic fibers represented by synthetic fibers such as polyester and polyamide, particularly preferably a glass fiber woven or non-woven fabric. A fiber material impregnated with a composition made of synthetic resin and / or synthetic rubber having affinity with the upper and lower layers and pre-dried is used as a material for lamination. This makes it possible to bond the reinforcing layer to other layers without using an adhesive.
[0015]
The foamed sheet is preferably closed-celled in order to exhibit resistance to unevenness and ironing such as a chair, and the foaming ratio is about 1.2 to 4.0 times. preferable. In addition, if it is a closed cell, it will not absorb moisture from below, nor will it absorb water that has entered from above, so it will also be very effective in this respect. Examples of the foam sheet include a composition comprising 100 parts by weight of a vinyl chloride resin, 30 to 100 parts by weight of a plasticizer, 0 to 50 parts by weight of a filler, and an appropriate amount of a stabilizer.
[0016]
In the present invention, further provided balance sheet under the foamed sheet, it can be prevented even curling. As this lower balance sheet, a synthetic resin sheet can be usually used, and the thickness thereof is 0.2 to 1.0 mm, particularly about 0.3 to 1.0 mm, and the object is sufficiently achieved. be able to.
[0017]
In the present invention, the thickness ratio between the surface side above the reinforcing layer and the lower layer side including the reinforcing layer is preferably 1: 1.5 to 2.5, and the thickness of the entire flooring is 4.5. It is preferable to be about ~ 6.0 mm.
[0018]
Moreover, in order to make a flooring antistatic property, it can achieve by providing electrification property to any one layer. For this purpose, for example, the upper balance sheet, the lower balance sheet or the resin composition constituting the reinforcing layer is blended with a conductive powder or a surfactant such as metal powder or carbon black, or the fibers used in the reinforcing layer are made of metal. Fibers, carbon fibers, or metal-coated fibers can be used or mixed. Usually, when the volume resistivity value of these layers is about 10 ¹¹ or less, preferably about 10 ⁸ or less, the object can be sufficiently achieved.
[0019]
【Example】
First, a glass fiber nonwoven fabric (weight per unit area 30 g / m ² ) is impregnated with PVC paste and solidified, and an upper balance sheet (PVC 100 parts by weight, plasticizer 40 parts by weight, filler 100 parts by weight) on the upper side thereof. ) Was laminated by hot pressure. Next, a PVC paste adhesive is applied to this to a thickness of 0.1 mm, and PVC foamable particles (particle size: about 1.0 mm) are spread and fixed thereon, and a shadow film (thickness: 0.3 mm) is laminated thereon, The shadowed film was laminated simultaneously with heating to develop foamable particles (foaming ratio 2.0, thickness of pattern layer made of foamed particles 2.0 mm). Finally, a foamed layer (thickness 2.0 mm) and a lower balance sheet (thickness 0.2 mm) were laminated to the back surface of the nonwoven fabric by hot pressure, and cut into 500 mm × 5 mm to obtain a flooring material. This material was excellent in carpet-like texture and walking feeling, had good ground resistance and curling resistance, and was suitable as a flooring material.
[0020]
【effect】
INDUSTRIAL APPLICABILITY According to the present invention, it is possible to provide a carpet-like synthetic resin laying floor material having improved land resistance, ironing resistance, laying property, and walking feeling.

Claims

It consists of a pattern layer, an upper balance sheet made of a synthetic resin sheet having a thickness of 0.3 to 1.0 mm , a reinforcing layer, a foam sheet, and a lower balance sheet made of a synthetic resin sheet having a thickness of 0.2 to 1.0 mm. The ratio of the thickness between the surface side above the reinforcing layer and the lower layer side including the reinforcing layer is 1: 1.5 to 2.5, and the total thickness of the flooring is 4.5 to 6.0 mm. Synthetic resin flooring material.

2. The synthetic resin flooring according to claim 1, wherein the pattern layer is a chip assembly obtained by tightly integrating a plurality of types of synthetic resin chips having different colors while leaving a part of the shape of the chips.

2. The synthesis according to claim 1, wherein the pattern layer is a foamed particle aggregate obtained by heating and foaming a plurality of types of synthetic resin foamable particles having different colors and closely integrating a part of the shape of the particles. Resin flooring material.