JP3969248B2 - タイヤ空気圧監視システム及びタイヤ空気圧監視システムにおけるidコードの登録方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の各タイヤの空気圧の状態を監視するタイヤ空気圧監視システム及びそのタイヤ空気圧監視システムにおいて、各タイヤの空気圧を測定してその測定結果の送信を行なうセンサユニットに付与された固有のIDコードを、監視ユニットに登録する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両に設けられた各タイヤの空気圧を監視するシステムが種々、提案されている。その1つとして、タイヤ空気圧を検出するセンサ及びその空気圧の検出値を送信する送信機からなるセンサユニットを各タイヤに取り付けるとともに、そのセンサユニットから送信された信号を受信して、各タイヤの空気圧検出値が所定値以下の場合、警告を行なう監視ユニットを車体側に設けたタイヤ空気圧監視システムがある。
【0003】
このタイヤ空気圧監視システムにおいては、送信された信号が、自車両に取り付けられたタイヤのセンサユニットから送信されたものであるか否かを判別するために、各センサユニットに固有のIDコードを付与し、このIDコードをタイヤの空気圧検出値とともに送信させる。監視ユニットには、予め車両に取り付けられた各タイヤのセンサユニットのIDコードが登録されており、各センサユニットからの送信信号に含まれるIDコードと登録IDコードとが一致した場合、その送信信号に含まれる空気圧検出値が適正な値であるか否かを判別する。このようにして、各センサユニットに付与したIDコードを用いることにより、各タイヤの空気圧監視の信頼性を確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、各タイヤに設けられるセンサユニットのIDコードの監視ユニットへの登録は、以下のような手順で行なわれる。
【0005】
まず、所定のスイッチ操作等を行うことによって監視ユニットを監視モード(ノーマルモード)から登録モードに切り換える。そして、例えば、各タイヤの空気圧を急速に減圧して強制的に各センサユニットからIDコードを含む送信信号を送信させる。監視ユニットが登録モードのとき、各センサユニットからIDコードを含む送信信号を受信すると、そのIDコードが監視ユニットに登録される。
【0006】
しかしながら、従来のタイヤ空気圧監視システムにおいては、監視ユニットの登録モードへの切り換えや、各タイヤに設けられたセンサユニットのIDコードの登録の完了等は、車室内に設けられたディスプレイ(LED等の表示器を含む)に表示されるものであった。従って、例えば、各センサユニットのIDコードの登録を行なう作業者は、各タイヤのセンサユニットからIDコードを強制的に送信する毎に、実際に監視ユニットにIDコードの登録がなされたか否か車室内のディスプレイを確認する必要があった。このように、各センサユニットのIDコードの登録作業を行なう際、何度も車室内のディスプレイを確認する必要があったため、IDコードの登録作業の作業効率を悪化させていた。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、各タイヤに設けられたセンサユニットのIDコードの登録作業の作業効率を向上することが可能なタイヤ空気圧監視システム及びタイヤ空気圧監視システムにおけるIDコードの登録方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システムは、車両の各タイヤに設けられて、それぞれのタイヤの空気圧を測定するとともに、その空気圧測定値と固有のIDコードを含む送信信号を送信する複数のセンサユニットと、前記複数のセンサユニットからの送信信号を受信し、その送信信号に含まれるIDコード及び空気圧測定値に基づいて、各タイヤの空気圧の状態を監視する監視ユニットとを備えたタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記監視ユニットは、その動作モードが、各タイヤの空気圧の状態を監視する監視モードと、前記各タイヤに設けられた送信手段に付与された固有のIDコードを登録する登録モードとに切り換えられるものであり、
前記監視ユニットの動作モードが前記登録モードに切り換えらたときに、前記センサユニットから前記固有のIDコードを受信すると、その受信したIDコードをメモリに格納して、当該IDコードの登録を行なうものであって、
前記監視ユニットが前記IDコードの登録を行なったとき、車両の車室外から視覚によって動作状態を確認可能な補器類に所定の動作を行なわせて、前記IDコードの登録の完了を報知する報知制御手段を備え、
前記IDコードの登録工程において、車両に取り付けられた各タイヤのセンサユニットに対して、前記IDコードの登録順序が予め定められており、前記IDコードの登録が完了する毎に、その登録順序に従って、登録対象となるセンサユニットを有するタイヤの取付け位置が更新されるとともに、
前記IDコードの登録の完了を報知する工程において、前記登録対象となるセンサユニットのタイヤの取付け位置に応じた態様で前記補器類を動作させることにより、登録対象となっているセンサユニットのタイヤ取付け位置を報知することを特徴とする。
【0009】
このように、請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システムにおいては、監視ユニットがセンサユニットのIDコードの登録を行なったとき、車両の車室外から確認可能な補器類に所定の動作を行なわせて、IDコードの登録の完了を報知するので、作業者は、タイヤの車両への取付け位置に居ながら、監視ユニットへのIDコードの登録が完了したことを確認することができる。従って、センサユニットのIDコードの登録作業の作業効率を大幅に向上することができる。
また、前記監視ユニットは、車両に取り付けられる各タイヤのセンサユニットに対して、前記IDコードの登録順序を予め定めており、前記IDコードの登録が完了する毎に、その登録順序に従って、登録対象となるセンサユニットを有するタイヤの取付け位置が更新されることが好ましい。このように、登録が完了する毎に、登録対象となるセンサユニットを有するタイヤ取付け位置が自動的に更新されるようにすれば、IDコードの登録作業の作業効率を一層向上することができる。
そして、前記報知制御手段は、前記登録対象となるセンサユニットのタイヤの取付け位置に応じた態様で前記補器類を動作させることにより、登録対象となっているセンサユニットのタイヤ取付け位置を報知することが好ましい。これにより、センサユニットの登録を行なう前に、作業者は、登録対象となっているセンサユニットのタイヤ取付け位置を確認することができるため、誤った位置にタイヤを取り付けることが防止でき、結果として、作業効率の向上につながる。
【0010】
請求項2に記載したように、前記監視ユニットは、前記IDコードの登録時に、前記センサユニットに付与されたIDコードを、そのセンサユニットが設けられたタイヤの取付け位置に関連付けて記憶するものであり、前記報知制御手段は、前記監視ユニットに登録されたIDコードに関連付けられたタイヤの取付け位置に応じて、前記補器類の動作態様を変更することが好ましい。
【0011】
監視ユニットが、センサユニットに付与されたIDコードを、そのセンサユニットが設けられたタイヤの取付け位置に関連付けて記憶することにより、タイヤ空気圧の異常が生じた場合に、どのタイヤに異常が生じたかを即座に特定することができる。そして、報知制御手段が、監視ユニットに登録されたIDコードに関連付けられたタイヤの取付け位置に応じて、補器類の動作態様を変更することにより、監視ユニットにおけるIDコードとタイヤ取付け位置との関連付けが正しいか否かを容易に確認することができる。
【0012】
ここで、補器類の動作態様を変更する場合、例えば4輪乗用車においては、左右輪の区別を左右どちらかのウインカーを点滅することによって行い、かつ、前後輪の区別は、車両のフロントガラスもしくはリアガラスに設けられたワイパーを作動させることによって行なうことができる。すなわち、例えば左前輪の位置にあるタイヤのIDコードを登録した場合には、左側のウインカーが点滅するとともに、フロントワイパーが作動する。ただし、補器類の動作態様の変更例は、これに限られず、例えば前後輪を区別するためにヘッドライトとブレーキランプを利用することもできるし、ウインカーが車両の四隅に設けられかつそれぞれ単独で点滅制御が可能である場合は、ウインカーのみの点滅動作によってタイヤ取付け位置を報知することもできる。このように、各タイヤの取付け位置と車両の補器類の動作態様との対応関係を予め定めておくことにより、その補器類の動作態様から、監視ユニットにおけるIDコードとタイヤ取付け位置との関連付けが正しいか否かを容易に確認することができるのである。
【0013】
請求項3に記載したように、前記報知制御手段は、車両に取り付けられた全てのタイヤに設けられたセンサユニットに関して、前記IDコードの登録が完了したときに、それを示す態様で前記補器類を動作させることが好ましい。
【0014】
これにより、作業者は、車両に取り付けられた全てのタイヤのセンサユニットに関して、それらのIDコードの登録が全て完了したことを容易に確認できる。なお、登録対象とするセンサユニットを備えるタイヤとして、スペアタイヤを含んでも含まなくても良い。また、全てのセンサユニットに関してIDコードの登録が完了したことを示す補器類の動作態様としては、ハザードランプを点滅したり、全てのライト類を所定時間点灯したり、フロント及び/又はリヤワイパーを所定回数作動させる等、種々の動作態様を採用することができる。
【0017】
請求項4に記載したように、前記センサユニットに対して所定の動作を行なった時に、当該センサユニットが前記IDコードを前記監視ユニットに送信する。所定の動作として、センサユニットが検出するタイヤの空気圧を急激に変化(急増、急減)させたり、センサユニットに対して、無線による所定のトリガ信号を出力することで、センサユニットからIDコードを含む送信信号を送信させることができる。このように、センサユニットに対して所定の動作を行なったときにIDコードを送信させることにより、各センサユニットのIDコードをタイヤの取付け位置に正確に関連付けて登録することができる。また、このようにタイヤの取付け位置における作業によってIDコードを含む送信信号を送信させるからこそ、その位置で監視ユニットにおけるIDコードの登録が完了したことを確認できるメリットが大きいのである。
【0018】
請求項5〜請求項8に記載した発明は、上述したタイヤ空気圧監視システムにおけるIDコードの登録方法に関するものである。ただし、各請求項に記載した発明の作用・効果については、上述したタイヤ空気圧監視システムの作用・効果と同様であるため、説明を省略する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。なお、本実施形態においては、タイヤ空気圧監視システムを4輪乗用車に適用した例について説明するが、本発明によるタイヤ空気圧監視システムは、トラックやバス等にも適用することができる。
【0020】
図1は、本実施形態によるタイヤ空気圧監視システムの概略の構成を示す構成図である。また、図2は、タイヤ空気圧監視システムの機能ブロック図を示す。図1及び図2に示すように、タイヤ空気圧監視システム1においては、タイヤの空気圧を測定する空気圧センサ11,21,31,41と測定した空気圧及び固有のIDコードを含む送信信号を電波にて送信する送信機12,22,32,42とからなるセンサユニット10,20,30,40が、前後左右輪の各タイヤ15,25,35,45に設けられている。このセンサユニット10,20,30,40は、例えば、タイヤバルブと一体的に構成され、タイヤのディスクホイールに取り付けられる。なお、センサユニット10,20,30,40として、空気圧センサに加えて、温度を測定する温度センサを設けても良い。これにより、タイヤ空気圧の状態を判定する際に、温度変化によるタイヤ空気圧の変動を考慮することが可能になる。
【0021】
受信アンテナ13,23,33,43は、車両の各ホイールハウスに設けられ、送信機12,22,32,42からの送信信号を受信する。受信アンテナ13,23,33,43によって受信された受信信号は、それぞれの受信機52,53に送られ、受信信号の増幅等の処理が行なわれる。その後、各受信信号は、空気圧モニターECU50に送られ、受信信号に含まれる空気圧測定値に基づいて各タイヤ15,25,35,45の空気圧の状態が判定される。なお、図1においては、簡略化のため、受信機52,53の表示が省略されている。
【0022】
また、受信アンテナ13,23,33,43及び受信機52,53は、各センサユニット10,20,30,40に対して個別に設けずに、共通の受信アンテナ及び受信機を設け、その共通の受信アンテナ及び受信機によって各センサユニット10,20,30,40からの送信信号を受信するようにしても良い。
【0023】
空気圧モニターECU50における、各タイヤ15,25,35,45の空気圧の状態の判定結果は、車室内のインストルメンタルパネルに設けられた表示器(ディスプレイ)70に表示される。この表示器70は、図2に示すように、各タイヤ15,25,35,45の取付け位置に応じた、LED等からなる表示部71を備えている。そして、空気圧モニターECU50によってタイヤ空気圧が所定圧以下に低下していると判定した場合には、その空気圧が低下したタイヤに対応する表示部71を点灯させ、ドライバーにタイヤの空気圧が低下したことを報知する。
【0024】
なお、表示器70における表示部71は、各タイヤ15,25,35,45の取付け位置に対応した数だけ設けずに、例えば1個のみのウォ―ニングランプを設け、1つ以上のタイヤの空気圧が低下した場合、そのウォーニングランプを点灯することによってタイヤ空気圧の低下を報知しても良い。また、表示器70として各タイヤ15,25,35,45の測定した空気圧を直接表示可能なディスプレイを用いても良い。
【0025】
本実施形態におけるタイヤ空気圧監視システムは、さらにモード切換スイッチ(SW)60を備えている。このモード切換SW60は、車体側に設けられたタイヤ空気圧監視ユニットの中心的役割を果たす空気圧モニターECU50の動作モードを、各タイヤ15,25,35,45の空気圧の状態を監視する監視モードから、各センサユニット10,20,30,40に付与された固有のIDコードを登録する登録モードへ切り換えるものである。
【0026】
また、空気圧モニターECU50は、本発明における報知制御手段に相当する車両補器制御装置80に接続されている。ここで、車両補器制御装置80とは、その動作状態が車両の車室外から確認可能なヘッドライト、ウインカー、フロントワイパー、リヤワイパー及びブレーキランプ、ホーン等の車両補器類の動作状態を制御する制御装置をいう。この車両補器制御装置80は、空気圧モニターECU50からの指示に基づいて、車両補器類を所定の態様にて作動させる。
【0027】
次に、上記の構成を備えるタイヤ空気圧監視システムにおいて実行される演算処理の流れについて、図3及び図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0028】
まず、図3のステップS10にて、空気圧モニターECU50の動作モードの判定が行なわれる。例えば、モード切換SW60がプッシュスイッチとして構成された場合、そのモード切換SW60が押下されることにより、空気圧モニターECU50の動作モードが登録モードに切り換えられる。ステップS10では、このようなモード切換SW60によって、動作モードが登録モードに切り換えられたか否かを判定する。
【0029】
ステップS10において、動作モードが登録モードに切り換えられていない、すなわち、空気圧モニターECU50の動作モードが監視モードであると判定されると、ステップS20において公知のタイヤ空気圧監視ルーチンが実行される。すなわち、各空気圧センサ11,21,31,41が各タイヤ15,25,35,45の空気圧を測定するとともに、各送信機12,22,32,42が、各センサユニット10,20,30,40に付与された固有のIDコードと空気圧測定値とを含む送信信号を所定の時間間隔で送信する。送信された信号が受信アンテナ13,23,33,43及び受信機52,53を介して空気圧モニターECU50に入力されると、空気圧モニターECU50はまず、受信したIDコードと自身に登録されているIDコードとを照合して、両者が一致する等所定の関係を満足しているか否か判定する。この判定により、自車両に取り付けられたタイヤ15,25,35,45のセンサユニット10,20,30,40から送信されたものであることが確認された場合、その受信信号に含まれる空気圧検出値が適正な値であるか否かを判定する。このように、各センサユニット10,20,30,40に付与したIDコードを用いることにより、他車両からの信号等に基づいて誤ったタイヤ空気圧の判定を行なうことが防止でき、タイヤ空気圧の監視の信頼性を向上できる。
【0030】
さらに、各センサユニット10,20,30,40に付与されたIDコードは、それらセンサユニット10,20,30,40が配置されたタイヤの取付け位置と関連付けて空気圧モニターECU50に登録されている。このため、空気圧モニターECU50が受信信号に含まれる空気圧検出値が所定圧よりも低いと判定した場合には、IDコードからその空気圧が低下したタイヤの取付け位置を特定し、そのタイヤ取付け位置に対応する表示部71を点灯させる。これにより、ドライバーは、車両のどのタイヤの空気圧が低下しているのか即座に把握することができる。
【0031】
一方、ステップS10において、空気圧モニターECU50の動作モードが登録モードに切り換えられたと判定された場合には、ステップS30に進み、IDコード登録ルーチンを実行する。以下、このIDコード登録ルーチンについて、図4に基づいて詳細に説明する。なお、このIDコード登録ルーチンは、車両の工場出荷前やタイヤの交換時に、各センサユニット10,20,30,40に付与されたIDコードを、監視ユニットを構成する空気圧モニターECU50に登録するために実施されるものである。
【0032】
まず、ステップS31では、モード切換SW60の操作時間が所定時間以上であるか否かを判定する。その操作時間が所定時間以上であると判定されると、処理は、ステップS32に進む。ステップS32では、IDコードの登録対象となるセンサユニット10,20,30,40を備えるタイヤの取付け位置の変更処理を行なう。この変更処理について以下に説明する。
【0033】
登録対象となるセンサユニット10,20,30,40を備えるタイヤ15,25,35,45の取付け位置は、登録が完了する毎に所定の順序(例えば、左前輪→右前輪→右後輪→左後輪)で更新されるように予め設定されている。従って、この例の場合、変更処理を行なう前は、まずは左前輪のタイヤ25のセンサユニット20が登録対象となる。
【0034】
そして、IDコードの登録対象となるセンサユニット10,20,30,40のタイヤの取付け位置は、表示器70の表示部71を点滅させることによって報知される。従って、左前輪のタイヤ25のセンサユニット20が登録対象となっている場合、左前輪に対応する表示部71が点滅する。
【0035】
ここで、登録対象となるセンサユニット10,20,30,40を備えるタイヤ15,25,35,45の取付け位置は、モード切換SW60の操作によって変更が可能である。モード切換SW60によって取付け位置の変更が行なわれた場合には、その変更後の取付け位置に対応する表示部71が点滅するとともに、その変更後の取付け位置が内部のメモリに記憶される。具体的には、ステップS31においてモード切換SW60を押下する毎に、上述した所定の順序に従って、登録対象となるセンサユニット10,20,30,40を備えるタイヤ15,25,35,45の取付け位置が進み、登録対象となるセンサユニットのタイヤ取付け位置を所望のタイヤ取付け位置へ変更することができる。そして、取付け位置が進む毎に、点滅する表示部71の位置も対応して進む。すなわち、ステップS32は、少なくとも1本のタイヤ15,25,35,45を交換する際に、その交換すべきタイヤ取付け位置に、登録対象位置を変更処理して、その交換タイヤのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録を可能とするものである。
【0036】
なお、ステップS32の処理において、登録対象となるセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置を変更するスイッチとして、モード切換SW60を利用したが、他のスイッチを使用しても良いことは言うまでもない。また、ステップS32の変更処理が終了すると、IDコードの登録ルーチンを一旦終了する。
【0037】
ステップS31にてモード切換SW60の操作時間が所定時間より短いと判断された場合、ステップS34の処理が行なわれる。ステップS34では、ステップS32と同様に、IDコードの登録対象となるセンサユニット10,20,30,40を備えるタイヤの取付け位置を、表示器70の表示部71を点滅させることによって表示する。この場合、ステップS32にて登録対象とするセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置が変更され、内部のメモリにその変更後のタイヤ取付け位置が記憶されていると、その変更後のタイヤ取付け位置に対応した表示部71が点滅することになる。一方、登録対象とするセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置が変更されていない場合には、上述した所定の順序に従って、最初に登録対象となるセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置に対応する表示部71が点滅される。
【0038】
ステップS35では、車外にてセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録作業を行なう作業者に対して、その動作状態が車外で確認可能なヘッドライト、ウインカー、フロントワイパー、リヤワイパー及びブレーキランプ等の車両補器類を、登録対象となっているセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置に応じた態様で作動させる。
【0039】
例えば、左右輪の区別を左右どちらかのウインカーを点滅することによって行い、かつ、前後輪の区別は、車両のフロントガラスもしくはリアガラスに設けられたワイパーを作動させることによって行なう。すなわち、例えば左前輪の位置にあるタイヤ25に取り付けたセンサユニット20のIDコードを登録する場合には、左側のウインカーが点滅するとともに、フロントワイパーが作動する。このように、各タイヤ15,25,35,45の取付け位置に応じた態様で車両の補器を作動させることにより、車外にいながらも、登録対象となっているセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置を確認することができる。これにより、センサユニット10,20,30,40の登録を行なう前に、作業者は、登録対象となっているセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置を確認することができるため、誤った位置にタイヤ15,25,35,45を取り付けることが防止でき、結果として、作業効率の向上につながる。
【0040】
なお、上記の車両の補器類の作動態様は単なる一例であって、例えば前後輪を区別するためにヘッドライトとブレーキランプを利用することもできるし、ウインカーが車両の四隅に設けられかつそれぞれ単独で点滅制御が可能である場合は、ウインカーのみの点滅動作によってタイヤ取付け位置を報知することもできる。さらに、例えばハザードランプの点滅回数とタイヤ取付け位置とを対応させる等の手法も採用できる。また、上記のライト、ランプ及びワイパーの作動とともに、ホーンによる警告音を発生させても良い。要するに、車両の補器類の作動態様とタイヤ取付け位置との対応関係が予め定められ、その定められた作動態様によって車両の補器類を作動させることによって、作業者は登録対象となっているセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置を確認することができる。
【0041】
次にステップS36では、登録対象となっているタイヤ位置におけるセンサユニット10,20,30,40に対して所定の動作を行なうことにより、そのセンサユニット10,20,30,40からIDコードを含む信号を送信させる。つまり、センサユニット10,20,30,40が検出するタイヤ15,25,35,45の空気圧を急激に変化(急増、急減)させたり、センサユニット10,20,30,40に対して、無線による所定のトリガ信号を与えることで、センサユニット10,20,30,40からIDコードを含む送信信号を送信させる。
【0042】
空気圧モニターECU50の動作モードが登録モードに切り換えらた状態で、上述したように、センサユニット10,20,30,40からIDコードを含む信号を受信すると、そのセンサユニット10,20,30,40を備えたタイヤ取付け位置と関連付けて、その受信したIDコードを内部のメモリ等に格納して、当該IDコードの登録を行なう。このように、センサユニット10,20,30,40に対して所定の動作を行なったときにIDコードを送信させることにより、各センサユニット10,20,30,40のIDコードをタイヤの取付け位置に正確に関連付けて空気圧モニターECU50に登録することができる。
【0043】
ステップS37では、表示器70において、IDコードの登録が完了したセンサユニット10,20,30,40を備えるタイヤの取付け位置に対応した表示部71を、例えば所定時間点灯することによって、そのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録の完了を報知する。さらに、ステップS38では、上述したステップS35と同様にして、IDコードの登録が完了したセンサユニット10,20,30,40のタイヤ位置に応じた態様で車両の補器類を作動させる。これにより、IDコードの登録作業を行なっている作業者が、タイヤの取付け位置等の車外にいた場合でも、その位置において、IDコードの登録がタイヤ取付け位置と正確に関連づけて行なわれたことを容易に確認することができる。これにより、IDコードの登録作業の作業効率が向上できる。
【0044】
このように、空気圧モニターECU50が、センサユニット10,20,30,40に付与されたIDコードを、そのセンサユニット10,20,30,40が設けられたタイヤの取付け位置に関連付けて記憶することにより、タイヤ空気圧の異常が生じた場合に、どのタイヤ15,25,35,45に異常が生じたかを即座に特定することができる。
【0045】
ステップS39では、上述した所定の順序に従って、登録対象となるセンサユニット10,20,30,40のタイヤ取付け位置を1つ更新する。このように、登録が完了する毎に、登録対象となるセンサユニット10,20,30,40を有するタイヤ取付け位置が自動的に更新されるので、IDコードの登録作業の作業効率を一層向上することができる。
【0046】
ステップS40では、全てのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録が完了したか否かを判定する。そして、全てのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録が完了していない場合には、ステップS34からステップS39までの処理を繰り返す。このようにして、全てのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録が全て完了すると、ステップS40からステップS41に処理が進む。なお、例えば1輪のタイヤを交換した場合等は、そのタイヤのセンサユニットのIDコードを登録した時点で、残りのセンサユニットのIDコードは登録済みであるため、全てのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録が完了したと判断される。
【0047】
また、このステップS40にて、登録モードが開始されてからの経過時間を所定時間(例えば1時間)と比較する処理を追加しても良い。これにより、空気圧モニターECU50が登録モードに切り換えられながら、何らかの理由で、登録作業が中断されたままとなる状態を回避することができる。なお、経過時間が所定時間よりも長くなったと判定した場合には、以後のステップS41、S42に示す処理を実行することなく、図4に示す登録ルーチンを終了する。
【0048】
ステップS41では、表示器71に全てのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録が完了した旨を表示する。例えば、表示器70において、タイヤの取付け位置に対応した全ての表示部71を、例えば所定時間点灯することによって、全センサユニット10,20,30,40のIDコードの登録の完了を報知する。さらに、ステップS42では、全てのセンサユニット10,20,30,40のIDコードの登録が完了したことを示す態様で車両の補器類を作動させて、車外の作業者に報知する。これにより、作業者は、車両に取り付けられた全てのタイヤ15,25,35,45のセンサユニット10,20,30,40に関して、それらのIDコードの登録が全て完了したことを容易に確認できる。
【0049】
なお、登録対象とするセンサユニット10,20,30,40を備えるタイヤとして、スペアタイヤを含んでも含まなくても良い。また、全てのセンサユニット10,20,30,40に関してIDコードの登録が完了したことを示す補器類の動作態様としては、ハザードランプを点滅したり、全てのライト類を所定時間点灯したり、フロント及び/又はリヤワイパーを所定回数作動させる等、種々の動作態様を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるタイヤ空気圧監視システムの概略の構成を示す構成図である。
【図2】タイヤ空気圧監視システムの機能ブロック図である。
【図3】空気圧モニターECU50が実行する制御内容を示すフローチャートである。
【図4】センサユニット10,20,30,40に付与されたIDコードの登録ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 タイヤ空気圧監視システム
10,20,30,40 センサユニット
11,21,31,41 空気圧センサ
12,22,32,42 送信機
13,23,33,43 受信アンテナ
15,25,35,45 タイヤ
50 空気圧モニターECU
52,53 受信機
60 モード切換スイッチ
70 表示器
80 車両補器制御装置
Claims (8)
- 車両の各タイヤに設けられて、それぞれのタイヤの空気圧を測定するとともに、その空気圧測定値と固有のIDコードを含む送信信号を送信する複数のセンサユニットと、
前記複数のセンサユニットからの送信信号を受信し、その送信信号に含まれるIDコード及び空気圧測定値に基づいて、各タイヤの空気圧の状態を監視する監視ユニットとを備えたタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記監視ユニットは、その動作モードが、各タイヤの空気圧の状態を監視する監視モードと、前記各タイヤに設けられた送信手段に付与された固有のIDコードを登録する登録モードとに切り換えられるものであり、
前記監視ユニットの動作モードが前記登録モードに切り換えらたときに、前記センサユニットから前記固有のIDコードを受信すると、その受信したIDコードをメモリに格納して、当該IDコードの登録を行なうものであって、
前記監視ユニットが前記IDコードの登録を行なったとき、車両の車室外から視覚によって動作状態を確認可能な補器類に所定の動作を行なわせて、前記IDコードの登録の完了を報知する報知制御手段を備え、
前記監視ユニットは、車両に取り付けられる各タイヤのセンサユニットに対して、前記IDコードの登録順序を予め定めており、前記IDコードの登録が完了する毎に、その登録順序に従って、登録対象となるセンサユニットを有するタイヤの取付け位置が更新されるとともに、
前記報知制御手段は、前記登録対象となるセンサユニットのタイヤの取付け位置に応じた態様で前記補器類を動作させることにより、登録対象となっているセンサユニットのタイヤ取付け位置を報知することを特徴とすることを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。 - 前記監視ユニットは、前記IDコードの登録時に、前記センサユニットに付与されたIDコードを、そのセンサユニットが設けられたタイヤの取付け位置に関連付けて記憶するものであり、前記報知制御手段は、前記監視ユニットに登録されたIDコードに関連付けられたタイヤの取付け位置に応じて、前記補器類の動作態様を変更することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 前記報知制御手段は、車両に取り付けられた全てのタイヤに設けられたセンサユニットに関して、前記IDコードの登録が完了したときに、それを示す態様で前記補器類を動作させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 前記センサユニットに対して所定の動作を行なった時に、当該センサユニットが前記IDコードを前記監視ユニットに送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視システム。
- 車両の各タイヤに設けられて、それぞれのタイヤの空気圧を測定するとともに、その空気圧測定値と固有のIDコードを含む送信信号を送信する複数のセンサユニットと、
前記複数のセンサユニットからの送信信号を受信し、その送信信号に含まれるIDコード及び空気圧測定値に基づいて、各タイヤの空気圧の状態を監視する監視ユニットとを備えたタイヤ空気圧監視システムにおけるIDコードの登録方法であって、
前記監視ユニットの動作モードを、各タイヤの空気圧の状態を監視する監視モードから、各タイヤに設けられたセンサユニットに付与された固有のIDコードを登録する登録モードに切り換える工程と、
前記センサユニットから前記固有のIDコードを送信させる工程と、
前記送信されたIDコードが前記監視ユニットによって受信されたとき、前記監視ユニットのメモリにIDコードを格納することにより、当該IDコードの登録を行なう工程と、
前記IDコードの登録が行なわれたとき、車両の車室外から視覚によって動作状態を確認可能な補器類に所定の動作を行なわせて、前記IDコードの登録の完了を報知する工程とを備え、
前記IDコードの登録工程において、車両に取り付けられた各タイヤのセンサユニットに対して、前記IDコードの登録順序が予め定められており、前記IDコードの登録が完了する毎に、その登録順序に従って、登録対象となるセンサユニットを有するタイヤの取付け位置が更新されるとともに、
前記IDコードの登録の完了を報知する工程において、前記登録対象となるセンサユニットのタイヤの取付け位置に応じた態様で前記補器類を動作させることにより、登録対象となっているセンサユニットのタイヤ取付け位置を報知することを特徴とするタイヤ空気圧監視システムにおけるIDコードの登録方法。 - 前記IDコードの登録工程において、前記センサユニットに付与されたIDコードは、そのセンサユニットが設けられたタイヤの取付け位置に関連付けて記憶され、前記IDコードの登録の完了を報知する工程において、登録されたIDコードに関連付けられたタイヤの取付け位置に応じて、前記補器類の動作態様を変更することを特徴とする請求項5に記載のタイヤ空気圧監視システムにおけるIDコードの登録方法。
- 前記IDコードの登録の完了を報知する工程において、車両に取り付けられて全てのタイヤのセンサユニットに関してIDコードの登録が完了したときに、それを示す態様で前記補器類を動作させることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のタイヤ空気圧監視システムにおけるIDコードの登録方法。
- 前記センサユニットから前記固有のIDコードを送信させる工程において、前記センサユニットに対して所定の動作を行なうことにより、当該センサユニットに前記IDコードを送信させることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視システムにおけるIDコードの登録方法。
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