JP3967808B2 - Water quality measuring device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川や湖沼、海などの水質調査や、養殖や液耕栽培における水質管理などに用いて好適な水質測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水質の測定対象としては、溶存酸素、導電率、酸化還元電位、水素イオン(以下、pH)、pH以外の各種イオン(塩化物イオンやフッ化物イオンなど)、濁度など多項目があり、併せて、測定時の水温や水深、更には、導電率を基にして演算される塩分濃度や密度の測定も行われる。
【0003】
これらの測定を個々に専用の測定装置で行うことは、コスト的な問題に加えて作業が煩雑になることから、本出願人は既に、水質の基本的な指標である導電率と、この導電率を基にして演算される塩分濃度と、pHと、濁度と、溶存酸素と、水温との合計六項目を同時に測定し、かつ、その測定値をメモリーできる水質測定装置を提案している。
【0004】
この場合、pH以外の各種イオンと酸化還元電位との測定に際しては、それ専用の装置を用意し、密度の測定に際しては密度計を用意して、それぞれの測定を行う必要があった。
【0005】
また、所定の水深での水質測定のためには、水質測定装置の吊り下げ保持ケーブルに目盛りを付して、または、沈降用の錘を備えたメジャーを用意して、目視によって水深を確認した上で、各種の水質測定を行わねばならず、測定操作が煩雑なものになっていたのである。
【0006】
そこで今般、上記した六項目の測定に加えて、酸化還元電位とpH以外の各種イオンと水深の測定、更に、密度の測定を、1台で行える水質測定装置を開発したのである。
【0007】
この際、水深測定チップとして圧力計をセンサ本体に設ける一方、導電率の測定チップに温度計を一体に備えさせて、この導電率の測定チップと、pHの測定チップと、pH以外の各種イオンの測定チップと、酸化還元電位の測定チップと、溶存酸素の測定チップと、濁度の測定チップのそれぞれを、コネクタを介して取り外し可能にセンサ本体に接続して、各種チップのメンテナンスを容易に行えるようにしたのである。
【0008】
更に、チップ接続用のコネクタ数を少なくして、pHと酸化還元電位ならびにpH以外の各種イオンの三種類の測定チップを、センサ本体に択一的に交換可能に接続するようにしたコンパクトな水質測定装置も開発しており、いずれの水質測定装置においても、上記三種類の測定チップのどれがセンサ本体に接続されているのかを識別させるために、この測定チップのコネクタとして、信号回路用の2極にチップ識別用の2極を加えた4極タイプのコネクタを用いるようにしている。
【0009】
導電率の測定チップについては、その導電率を四電極法によって測定するようにし、かつ、この測定チップには温度計を一体に備えさせているので、この測定チップの接続には6極タイプのコネクタを用いている。
【0010】
一方、溶存酸素の測定チップに用いるコネクタとしては、アノード用とカソード用の2極タイプのコネクタを用いればよいのであるが、例えば炭酸ガスや残留塩素などの測定に備えて、3極タイプのコネクタを用いている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記の各種コネクタを、所定の極数のコネクタピンを備えたコネクタ部分と、この極数に対応するピン受けを備えたコネクタ部分とから構成したのであるが、溶存酸素の測定チップに用いる3極タイプのコネクタ部分を、導電率の測定チップに用いる6極タイプのコネクタ部分に誤接続することがあり、溶存酸素の測定チップに用いるコネクタを2極タイプにした場合は、これをpHなどの測定チップに用いる4極タイプのコネクタ部分に誤接続することがあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる実情に鑑みて本発明は、簡単な改良によって異なる極数のコネクタどうしの誤接続を確実に回避できるようにした水質測定装置を提供することを目的としており、そのために本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。
【0013】
即ち、本発明の水質測定装置にあっては、温度計を一体に備えた導電率の測定チップと、酸化還元電位または各種イオンの測定チップと、溶存酸素の測定チップとを、互いに異なる極数のコネクタを介して、センサ本体に取り外し可能に接続してなる水質測定装置において、前記各コネクタは、当該コネクタ極の半数のピン受けを埋設し平坦面を有するピン受け埋設部分及び残り半数のコネクタピンを前記ピン受け埋設部分の平坦面に沿わせて突出させるピン突出部分をセツトにして形成されるセンサ本体側のコネクタ部分と、このセンサ本体側のコネクタ部分におけるコネクタピン及びピン受けに位相を合わせるようにして当該コネクタ極の半数のピン受けを埋設するピン受け埋設部分及び残り半数のコネクタピンを前記ピン埋設部分の平坦面に沿わせて突出させるピン突出部分をセットにして前記センサ本体側のコネクタ部分と同一形状に形成される測定チップ側のコネクタ部分とからなり、これら両コネクタ部分におけるピン受け埋設部分の平坦面どうしを接触させて両コネクタ部分を接続方向に相対的に移動させたとき、一方のコネクタ部分のピン受け埋設部分の先端面と他方のコネクタ部分のコネクタピン先端とが当接して相互に移動牽制されるように構成した点に特徴がある。
また、前記各コネクタは、それの信号回路用の1極とチップ識別回路に接続されている他のチップ識別用の極との電気的な非接続または接続の接続態様の選択により複数種類の 測定チップのいずれがセンサ本体に接続されたのかを識別させるように構成されていることが望ましい(請求項2)。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態による水質測定装置の斜視図を示し、図2は水質測定装置のブロック構成図を示している。
【0015】
これらの図において、図中の1はセンサ本体で、電源2と、メモリー機能部3aを有する演算部3と、演算された測定データを時系列的に記録するデータロガー4とを、耐圧構造の水密ケース5に内蔵して成る。
【0016】
6Aは水圧の検知に基づいて水深を測定する例えば圧力計による水深測定チップで、センサ本体1に埋設されている。6Bは導電率の測定チップで、その導電率に基づいて塩分濃度と密度とを演算するものであり、温度計7を一体に備えている。
【0017】
6Cは濁度の測定チップ、6Dは溶存酸素の測定チップで、このうちの導電率測定チップ6Bと濁度測定チップ6Cとについては、6極タイプのコネクタ8Aを介して、かつ、溶存酸素の測定チップ6Dについては、これを3極タイプのコネクタ8Bを介して、それぞれ取り外し可能にセンサ本体1に接続している。
【0018】
6Eは比較電極とガラス電極とを複合させたpHの測定チップ、6Fは酸化還元電位の測定チップ、6GはpH以外の例えば塩化物イオンの測定チップで、pH以外のイオン測定チップには、上記の塩化物イオンの測定チップ6Gの外に、フッ化物イオンの測定チップ6Hと、硝酸イオンの測定チップ6Iと、カルシウムイオンの測定チップ6Jと、シアンイオンの測定チップ6Kと、硫化物イオンの測定チップ6Lと、ヨウ素イオンの測定チップ6Mと、臭素イオンの測定チップ6Nと、銅イオンの測定チップ6Pと、カドミウムイオンの測定チップ6Qと、鉛イオンの測定チップ6Rと、チオシアンイオンの測定チップ6Sと、銀イオンの測定チップ6Tとがある。
【0019】
これらの測定チップ6G〜6Tと、pH測定チップ6Eと、酸化還元電位の測定チップ6Fとは、信号回路用の2極にチップ識別用の2極を加えた4極タイプのコネクタ8Cを介して、互換性を持たせてセンサ本体1側のコネクタ部分に取り外し可能に接続しており、測定チップ6A〜6Tのいずれもが、水没状態で応答部が接水するようにセンサ本体1に接続される。
【0020】
9はディスプレイ装置で、水質の測定データなどを表示するディスプレイ10の他に、電源キー11、機能キー12、測定の開始・終了キー13、校正キー14、セレクトキー15、アップダウンキー16,17などを備えており、このディスプレイ装置9とセンサ本体1とを、センサ本体1の吊り下げ保持を兼ねる防水タイプの通信ケーブル18によって連結している。
【0021】
上記構成の水質測定装置において、通信ケーブル18を操ってセンサ本体1を水没させると、各種測定チップからの出力に基づく測定データがメモリー機能部3aにメモリーされ、かつ、その測定値がディスプレイ10に表示される。
【0022】
更に、任意に機能キー12によってデータロガー4のデータの取り込みスイッチSを操作することで、測定データがデータロガー4にロギングされるもので、溶存酸素、導電率、酸化還元電位、pH、pH以外の各種イオン、濁度、測定時の水温、水深、更に、導電率を基にして演算される塩分濃度と密度の合計十項目の水質測定を、高精度で行うことができる。
【0023】
そして、各種の水質測定データと、その水質測定時の水深測定データとを、正確に関連させてメモリー機能部3aから呼び出せることは勿論、データロガー4の情報をプリンターに入力させることで、その測定データをプリントすることもできる。
【0024】
ここで、チップ接続用のコネクタ8A〜8Cは、それらに備えられるコネクタ極数が互いに異なるものの、構成的には同じものであって、例えばチップ識別用の2極を加えた4極タイプのコネクタ8Cは、図3に示すように構成されている。
【0025】
即ち、コネクタピン20とピン受け21とによる4極のコネクタ極のうち、半数2極のコネクタピン20と残り2極のピン受け21とをセットにして、これをセンサ本体側のコネクタ部分22にモールドし、測定チップ側のコネクタ部分23には、上記センサ本体側のコネクタ部分22におけるコネクタピン20とピン受け21とに位相を合わせるようにして、半数2極のピン受け21と残り2極のコネクタピン20とをセットにしてモールドさせているのである。
【0026】
より具体的には、コネクタ部分22,23のそれぞれを、ピン受け21を埋設し平坦面22c,23cを有するピン受け埋設部分22a,23aと、このピン受け埋設部分22a,23aの平坦面22c,23cに沿わせてコネクタピン20を突出させるピン突出部分22b,23bとから同一形状に形成されているとともに、このコネクタ部分22,23は、それぞれのピン受け21とコネクタピン20との位相が互いに合うようにモールドされているのである。
【0027】
6極タイプのコネクタ8Aは、図4に示すように、例えば半数3極のコネクタピン20と残り3極のピン受け21とをセットにして、これらをコネクタ部分22,23にモールドさせており、3極タイプのコネクタ8Bは、図5に示すように、例えば半数2極のコネクタピン20と残り1極のピン受け21とをセットにして、これらをコネクタ部分22,23にモールドさせている。
【0028】
従って、上記の構成によれば、両コネクタ部分22,23におけるピン受け埋設部分22a,23aの平坦面22c,23c同士を接触させて接続方向に相対的に移動させたとき、一方のコネクタ部分22(または23)のピン受け埋設部分22a(または23a)の先端面22d(または23d)と、他方のコネクタ部分23(又は22)のコネクタピン20の先端との当接によって両コネクタ部分22,23の移動が相互に牽制されることになり、これによって、異なる極数のコネクタ部分22,23どうしの誤接続が確実に防止されるのである。
【0029】
図6(A)〜(C)に示すように、4極タイプのコネクタ8Cのそれぞれにおいて、それの信号回路用の2極a,bを、演算部3に電気的に接続し、チップ識別用の2極c,dについては、これら2極c,dと信号回路用の1極(例えばグランド極)bとを、チップ側のコネクタ部分23において、チップ識別回路Aに電気的に非接続または接続して、pHと酸化還元電位ならびにpH以外の各種イオンのどの測定チップ(6Eか6Fまたは6G〜6T)が、センサ本体1のどのコネクタ部分22…に接続されたかを、演算部3のメモリー機能部3aに記憶させるようにし、接続されたチップによる水質測定データをディスプレイ10に表示させるようにしている。
【0030】
具体的には、上記の3極b,c,dを電気的に非接続または接続することで、四つの接続態様がとられるが、このうち任意の三つの接続態様を任意に選択するのであって、例えばpHの測定チップ6E側に設けるコネクタ部分23にあっては、信号回路用の1極bに対してチップ識別用の2極c,dをオープンにし、かつ、チップ識別用の2極c,dをショートさせる接続態様〔図6(A)を参照〕を選択している。
【0031】
酸化還元電位の測定チップ6F側に設けるコネクタ部分23にあっては、信号回路用の1極bとチップ識別用の2極c,dとを全てショートさせる接続態様〔図6(B)を参照〕を選択している。
【0032】
pH以外の各種イオンの測定チップ6G〜6T側に設けるコネクタ部分23にあっては、信号回路用の1極bとチップ識別用の2極c,dとを全てオープンにする接続態様〔図6(C)を参照〕を選択して、接続対象の三種類の測定チップ6E,6F,6G〜6Tを、チップ識別回路Aによって識別させるようにしている。
【0033】
そして、このチップ識別情報に基づいて、センサ本体1のどのコネクタ部分22…にどの測定チップ(6Eか6Fまたは6G〜6T)が接続されたかを、演算部3のメモリー機能部3aにメモリーさせ、それぞれの測定チップによる水質測定データをディスプレイ10に表示させるようにしているのである。
【0034】
図7に示すように、上記三種類の測定チップ6E,6F,6G〜6Tを、1個の4極タイプコネクタ8Cに択一的に接続するようにして、水質測定装置のコンパクト化を図る場合は、上記した四つの接続態様のうち三つの接続態様を選択して、接続対象の三種類の測定チップ6E,6F,6G〜6Tを識別させるようにし、その識別情報に基づいて、センサ本体1に択一的に接続されたチップが上記三種類の測定チップ(6Eか6Fまたは6G〜6T)のどれであるかを、演算部3のメモリー機能部3aに記憶させるようにし、それぞれの測定チップによる水質測定データをディスプレイ10に表示させればよいのである。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、水質測定に用いる複数種類の測定チップをセンサ本体に接続するための互いに異なる極数のコネクタとして、当該コネクタ極の半数のピン受けを埋設し平坦面を有するピン受け埋設部分及び残り半数のコネクタピンを前記ピン受け埋設部分の平坦面に沿わせて突出させるピン突出部分をセツトにして形成されるセンサ本体側のコネクタ部分と、このセンサ本体側のコネクタ部分におけるコネクタピン及びピン受けに位相を合わせるようにして当該コネクタ極の半数のピン受けを埋設するピン受け埋設部分及び残り半数のコネクタピンを前記ピン埋設部分の平坦面に沿わせて突出させるピン突出部分をセットにして前記センサ本体側のコネクタ部分と同一形状に形成される測定チップ側のコネクタ部分とからなり、これら両コネクタ部分におけるピン受け埋設部分の平坦面どうしを接触させて両コネクタ部分を接続方向に相対的に移動させたとき、一方のコネクタ部分のピン受け埋設部分の先端面と他方のコネクタ部分のコネクタピン先端とが当接して相互に移動牽制されるように構成されたものを用いることにより異なる極数のコネクタ部分どうしの誤接続が防止され、極数が互いに異なるコネクタ同士の誤接続を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水質測定装置の斜視図である。
【図2】 水質測定装置のブロック構成図である。
【図3】 4極タイプのコネクタの分離状態を示す斜視図である。
【図4】 6極タイプのコネクタの分離状態を示す斜視図である。
【図5】 3極タイプのコネクタの分離状態を示す斜視図である。
【図6】 (A)〜(C)は四つの接続態様から任意に選択した三つの接続態様を示す説明図である。
【図7】 他の実施の形態による水質測定装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1…センサ本体、6B…導電率の測定チップ、6D…溶存酸素の測定チップ、6E,6G〜6T…各種イオンの測定チップ、6F…酸化還元電位の測定チップ、7…温度計、8A〜8C…コネクタ、20…コネクタピン、21…ピン受け、22,23…コネクタ部分、22a,23a…ピン受け埋設部分、22b,23b…ピン突出部分。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water quality measuring device suitable for use in water quality surveys of rivers, lakes, and the sea, and in water quality management in aquaculture and liquid culture.
[0002]
[Prior art]
There are many items to measure water quality, such as dissolved oxygen, conductivity, redox potential, hydrogen ions (hereinafter referred to as pH), various ions other than pH (such as chloride ions and fluoride ions), and turbidity. Thus, the water temperature and water depth at the time of measurement, and also the salinity concentration and density calculated based on the conductivity are measured.
[0003]
Performing these measurements individually with a dedicated measuring device complicates the work in addition to the cost problem. Therefore, the present applicant has already determined the conductivity, which is a basic indicator of water quality, and this conductivity. We propose a water quality measurement device that can measure the total of six items of salinity, pH, turbidity, dissolved oxygen, and water temperature calculated based on the rate, and memorize the measured values. .
[0004]
In this case, when measuring various ions other than pH and the oxidation-reduction potential, it is necessary to prepare a dedicated device for the measurement and to prepare a density meter for measuring the density, and to perform each measurement.
[0005]
In addition, for measuring water quality at a predetermined water depth, a scale with a suspended holding cable of a water quality measuring device or a measure equipped with a sinking weight was prepared, and the water depth was confirmed visually. Above, various water quality measurements had to be performed, and the measurement operation was complicated.
[0006]
Therefore, in addition to the above six measurements, we have developed a water quality measuring device that can measure various ions other than the oxidation-reduction potential and pH, water depth, and density.
[0007]
At this time, a pressure gauge is provided in the sensor body as a water depth measuring chip, and a thermometer is integrally provided in the conductivity measuring chip, and the conductivity measuring chip, pH measuring chip, and various ions other than pH are provided. Each of the measurement chip, oxidation-reduction potential measurement chip, dissolved oxygen measurement chip, and turbidity measurement chip can be detachably connected to the sensor body via a connector to facilitate maintenance of various chips. I was able to do it.
[0008]
In addition, the number of connectors for chip connection is reduced, and the three types of measurement chips for pH, oxidation-reduction potential, and various ions other than pH are connected to the sensor body in an interchangeable manner. In order to identify which of the three types of measurement chips is connected to the sensor body in any of the water quality measurement devices, a measurement circuit connector is used as a connector for the signal circuit. A 4-pole type connector in which 2 poles for chip identification are added to 2 poles is used.
[0009]
For the conductivity measuring chip, the conductivity is measured by the four-electrode method, and the measuring chip is integrally provided with a thermometer. A connector is used.
[0010]
On the other hand, as a connector used for a dissolved oxygen measuring chip, a two-pole type connector for anode and cathode may be used. For example, a three-pole type connector is prepared for measurement of carbon dioxide gas or residual chlorine. Is used.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
Here, the various connectors described above are composed of a connector portion having connector pins having a predetermined number of poles and a connector portion having pin receptacles corresponding to the number of poles. The 3-pole type connector part used may be erroneously connected to the 6-pole type connector part used for the conductivity measuring chip. In some cases, connection to a 4-pole type connector portion used in a measurement chip such as the above is erroneously connected.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In view of such circumstances, the present invention has an object to provide a water quality measuring device that can reliably avoid erroneous connection between connectors having different numbers of poles by simple improvement, and the technology taken by the present invention for that purpose. The target means are as follows.
[0013]
That is, in the water quality measuring device of the present invention, the conductivity measuring chip integrally provided with the thermometer, the oxidation-reduction potential or various ions measuring chip, and the dissolved oxygen measuring chip have different numbers of poles. In the water quality measuring device detachably connected to the sensor body via the connector, each connector has a pin receiving embedded portion having a flat surface and a pin receiving embedded portion having a flat surface and the remaining half of the connectors. The sensor body side connector part formed by setting the pin protruding part that protrudes along the flat surface of the pin receiving embedded part, and the connector pin and the pin holder in the sensor body side connector part are phased. The pin receiving embedded portion for embedding half the pin receivers of the connector poles and the remaining half of the connector pins in the flat portion of the pin embedded portion. It consists of a connector part on the measuring chip side that is formed in the same shape as the connector part on the sensor body side, with a set of pin protruding parts that protrude along the surface, and a flat surface of the pin receiving embedded part in both these connector parts when what is moved relatively both connector portion in contact with the connecting direction, movement to and from the connector pin tip of the distal end surface and the other connector portion of the pin receiving embedded portion of the one connector part with contact It is characterized in that it is configured to be restrained.
In addition, each connector has a plurality of types of measurement by selecting a connection mode of electrical non-connection or connection between one pole for its signal circuit and another pole for chip identification connected to the chip identification circuit. It is desirable to be configured to identify which chip is connected to the sensor body.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of a water quality measuring device according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a block diagram of the water quality measuring device.
[0015]
In these figures,
[0016]
6A is a water depth measuring chip that measures the water depth based on detection of water pressure, for example, a pressure gauge, and is embedded in the
[0017]
6C is a turbidity measuring chip, 6D is a dissolved oxygen measuring chip, and the conductivity measuring
[0018]
6E is a pH measuring chip in which a comparative electrode and a glass electrode are combined, 6F is a redox potential measuring chip, 6G is a measuring chip for chloride ions other than pH, for example, and the ion measuring chip other than pH includes the above-mentioned In addition to the chloride
[0019]
The measurement chips 6G to 6T, the
[0020]
[0021]
In the water quality measuring apparatus having the above configuration, when the sensor
[0022]
Further, by arbitrarily operating the data acquisition switch S of the
[0023]
And various water quality measurement data and the water depth measurement data at the time of the water quality measurement can be accurately related to each other and called from the
[0024]
Here, the
[0025]
That is, of the four connector poles by the
[0026]
More specifically, each of the
[0027]
As shown in FIG. 4, the 6-
[0028]
Therefore, according to the above configuration, when the
[0029]
As shown in FIGS. 6A to 6C, in each of the four-
[0030]
Specifically, four connection modes can be taken by electrically disconnecting or connecting the above three poles b, c, and d. Of these, any three connection modes are arbitrarily selected. For example, in the
[0031]
In the
[0032]
In the
[0033]
Based on this chip identification information, which measurement chip (6E or 6F or 6G to 6T) is connected to which
[0034]
As shown in FIG. 7, when the three types of measuring
[0035]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is a pin having a flat surface in which half of the pin holders of the connector poles are embedded as connectors with different numbers of poles for connecting a plurality of types of measuring chips used for water quality measurement to the sensor body. A connector part on the sensor body side formed by setting a pin protruding part that protrudes the receiving embedded part and the remaining half of the connector pins along the flat surface of the pin receiving embedded part, and a connector part on the sensor body side A pin receiving embedded portion in which half of the connector pins of the connector pole are embedded so as to be in phase with the connector pin and the pin receiving portion, and a pin protruding portion that protrudes the remaining half of the connector pins along the flat surface of the pin embedded portion. A connector part on the measuring chip side that is formed in the same shape as the connector part on the sensor body side. When moved relatively both connector portion by contacting the flat surface each other of the pin receiving buried portion in these two connector portions in the connection direction, of the distal end surface and the other connector portion of the pin receiving embedded portion of the first connector portion connector pin and the tip is prevented abutment and configured misconnection each other connector part of the different number of poles by the use of those to be moved check to each other is, a misconnection of different connectors number of poles from each other It can be avoided reliably .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a water quality measuring device.
FIG. 2 is a block diagram of a water quality measuring device.
FIG. 3 is a perspective view showing a separated state of a 4-pole type connector.
FIG. 4 is a perspective view showing a separated state of a 6-pole type connector.
FIG. 5 is a perspective view showing a separated state of a three-pole type connector.
6A to 6C are explanatory diagrams showing three connection modes arbitrarily selected from four connection modes. FIG.
FIG. 7 is a block configuration diagram of a water quality measuring apparatus according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
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