JP3963915B2 - 魚活き絞め機 - Google Patents
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Description
従来、魚の活き絞めは、作業員が一匹づつ活魚を刃物で絞めることが伝統的に行われてきたが、水揚げ直後の暴れまわる活魚を捕まえ一匹づつ魚の頭部にある延髄、いわゆる急所を突き刺していくのに熟練と体力を要し、大量の活魚を短時間の内に確実に処理するのは重労働となる問題があった。特に、体長が50cmを越えるような大型魚となるほど上記問題は顕著となっていた。
しかし、前者のベルトコンベヤを用いたものは、装置が大掛かりとなり、養殖生簀などに横付けするような小さな漁船などに搭載するのはとうてい不可能で、このような場合の実用には向かない。
図1は、この発明の魚活き絞め機を構成する筒状ガイドの要部斜視図、図2は図1のX−X線断面図、図3は魚活き絞め機の作動リンクを示した機構図である。
ケーシング10には、図3に示すように、電動モータ、小型内燃機関、油圧モータなどの小型駆動装置(図示せず)により駆動される主駆動軸20が設けられ、この主駆動軸20に対し、従動軸として、活け絞め用刃15を作動させる第1の回転軸22と、底板4を作動させる第2の回転軸23とがケーシングに軸支されている。
すなわち、円環状の輪郭を有する外輪24aと多角形状の輪郭を有する内輪24bとが同軸に軸支され、外輪24aと内輪24bとの間に、遊転ローラ24c、…、24cがトリップカムケージ24dに保持されて介挿されている。このトリップカムケージ24dは引っ張りばね24eによって常時一定方向へ付勢され、このばね24eの引っ張り力に抗してトリップカムケージ24dを逆方向へ移動させるための解除用係合部24fが外周部に設けられている。
そして、ばね24eにより引っ張られるトリップカムケージ24dによってローラ24c、…、24cが外輪24aと内輪24bとの隙間における狭い部分に嵌り込み、これによって外輪24aの回転が多角形状の内輪24bへと伝達されるようにされている。また、ばね24eの引っ張り力に抗して、解除用係合部24fに回転阻止方向の力Pを与えると、ローラ24c、…、24cを介して外輪24aからの回転力が伝達されていたトリップカムケージ24dの回転が止められ、それによって、図6において実線で示すように隙間における狭い部分に嵌り込んでいたローラ24c、…、24cが、仮想線で示すように隙間の大きい部分に移動させられ、これによって外輪24aと内輪24bとの間の伝動が遮断されるようにしたものである。
即ち、L字状レバー33は、図9に示すように、コネクティングロッド32に下端33aが連接された縦レバー33bと、この縦レバー33bの支点34と同じ軸に支持され、縦レバー33bとは別に独立して回動する横レバー33cと、横レバー33cの先端に取付けられる軸35と、縦レバー33bの側面から横レバー33cの下面に沿って延出されることで横レバー33cを支持可能なブラケット33dと、縦レバー33bの側面に基端部が固定されるとともに、この縦レバー33bから横レバー33cに沿ってこの横レバー33cよりも下方の位置において横レバー33cの中間部分にまで延出する副レバー33eと、副レバー33eの先端と横レバー33cの中間部分との間に架設される引張りばね33fとを備える。
即ち、第1の回転軸22が1回転し、その回転の終了間際にカム36Aが解除アーム36の側面を押すと、解除アーム36の段部36aが第2の回転軸23に設けられたワンウェイクラッチ24の係合部24から外れ、接続状態となったワンウェイクラッチ24の働きにより第2の回転軸23が1回転回転する。
そして、図2に示すように、このローラ付きアーム7が直立して底板4を下方から支持したとき、その支持位置を活き絞め用刃15直下とし、かつ支持軸線が活き絞め用刃15の出没する作用軸線の延長軸線上となるように配置することが望ましい。活き絞め用刃15が下降した時の魚2の支えとなるからである。
まず、駆動装置を回転駆動する。その駆動力は、駆動軸20のスプロケット21からチェーン27を介して、第1の回転軸22上のスプロケット25、第2の回転軸23上のスプロケット26を従動回転させる。
これによって、解除アーム18は、第1の回転軸22のワンウェイクラッチ24の解除用係合部24fから外れる。
ホィール28の回転運動は、コネクティングロッド30により活き絞め用刃15の上下往復動として伝えられ、またコネクティングロッド32により押さえ部材16に押さえ動作を起こさせるように伝達される。
これによって、第2の回転軸23のワンウェイクラッチ24の解除用係合部24fから係合部36aが外れ、第2の回転軸23が回転を始める。
そして、第2の回転軸23が1回転すれば、ローラ付きアーム7も1回転して底板4を元通りに閉め、解除アーム36の段部36aがワンウェイクラッチ24の解除用係合部24fに再び係合して、第2の回転軸23も停止し、次の魚2の投入待機状態となる。
1a 上部開口
2 魚
3 筒状ガイドの下方側
3a テーパ部
4 底板
7 ローラ付きアーム
8 ゲート部材
10 ケーシング
13 検知レバー
14 回転軸
15 活き絞め用刃
16 押さえ部材
18 解除レバー
20 主駆動軸
22 第1の回転軸
23 第2の回転軸
24 ワンウェイクラッチ
24f ワンウェイクラッチの解除用係合部
25 スプロケット
26 スプロケット
27 チェーン
36 解除レバー
36a 解除レバーの係合部
39 スリーブ
Claims (6)
- 底奥方が魚体頭部を受け止めるように構成され、前記魚体頭部を受け止めた後、魚を排出するために底板が開閉可能とされた筒状ガイドが設けられ、この筒状ガイドへ投入された魚体と接して作動する検知レバーが設けられ、前記筒状ガイドの天井部より魚体頭部付け根に対して出没自在な活き絞め用刃が設けられ、前記活き絞め用刃を往復作動させるクランクを回転駆動する第1の回転軸と、前記筒状ガイドから魚を排出させるための底板開閉用のアームを駆動する第2の回転軸とが設けられ、常時は空転しているが、ストッパが解除されれば回転を伝達するよう調整したワンウェイクラッチが前記第1及び第2の回転軸にそれぞれ設けられ、該ワンウェイクラッチを介してそれぞれの軸に駆動装置より回転力が伝達されるようにされ、前記検知レバーには前記第1の回転軸のワンウェイクラッチの空転を解除して第1の軸に回転を伝達させるための第1の解除アームが連接され、また、前記第1の回転軸には、該軸の回転作動により前記第2の回転軸のワンウェイクラッチの空転を解除して第2の回転軸に回転を伝達させるための第2の解除アームが連接され、前記駆動装置の動力が前記それぞれのワンウェイクラッチにより順次第1の回転軸から第2の回転軸へと切り替わって伝動されていくように構成したことを特徴とする魚活き絞め機。
- 筒状ガイド内を下降することにより魚体を押さえ付ける押圧部材が設けられ、該押圧部材が活き絞め用刃を往復作動させるクランクにリンクを介して連接されてなることを特徴とする請求項1記載の魚活き絞め機。
- 底板開閉用のアームは、底板を閉じたときにこの底板を支持可能とされるとともに、活き絞め用の刃に対向する位置に設けられて、底板の閉鎖時は前記活き絞め用刃に対向する位置における刃の延長軸線上で前記底板を支えるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の魚活き絞め機。
- 筒状ガイドは魚投入用の上端開口部を有し、この上端開口部を横断する方向に突出可能なゲート部材が出没自在に設けられ、該ゲート部材は、前記筒状ガイドの底板と連接され、魚体を排出するために底板が開放作動しているときに、前記開口部を横断する方向に突出して前記開口部を閉じるようにされてなることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の魚活き絞め機。
- 魚体に作用する尖り部を有することで、魚体頭部が筒状ガイドの底奥方に受け止められた後における尾側への魚体の戻りを防止するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の魚活き絞め機。
- ストッパは、魚体頭部が筒状ガイドの底奥方に送りこまれるときにこの魚体頭部に押される傾斜面を有することで、所定位置から移動して、魚体頭部がこのストッパの位置を通過可能なように構成されていることを特徴とする請求項5記載の魚活き絞め機。
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