JP3963059B2

JP3963059B2 - Grain dryer

Info

Publication number: JP3963059B2
Application number: JP22190399A
Authority: JP
Inventors: 茂大石
Original assignee: Shizuoka Seiki Co Ltd
Current assignee: Shizuoka Seiki Co Ltd
Priority date: 1999-08-05
Filing date: 1999-08-05
Publication date: 2007-08-22
Anticipated expiration: 2019-08-05
Also published as: JP2001050664A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は穀物乾燥機に係り、特に、バーナの着火ミスにより遠赤外線放射体内に放出された液体燃料を回収し得て、液体燃料による乾燥部内の穀物の汚染を防止し得る穀物乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
米麦等の穀物を乾燥させる穀物乾燥機には、精米前の籾状態の米や麦等の穀物を乾燥するものであり、循環型や平型等の穀物乾燥機がある。
【０００３】
循環型の穀物乾燥機は、乾燥機本体内に上部から順次に穀物の投入される貯留部と穀物を乾燥する乾燥部と乾燥した穀物を集める集穀部とを設け、穀物を上段の貯留部から中段の乾燥部を経て下段の集穀部に導いた後に前記上段の貯留部に戻して循環させる間に、前記乾燥部において熱風や遠赤外線により穀物を乾燥する。
【０００４】
このような穀物乾燥機としては、特開平８−１４７４６号公報、特開平９−１１３１４０号公報、特開平１０−８２５８６号公報に開示されるものがある。
【０００５】
特開平８−１４７４６号公報に開示されるものは、貯留槽内に、流下する穀物に対して遠赤外線放射熱及び熱風を下向きに放射、噴出させる遠赤外線放射室を設けたものである。特開平９−１１３１４０号公報に開示されるものは、遠赤外線放射体としての放熱管を熱風室内に設け、この放熱管の一端にバーナを設けるとともに、放熱管の他端を熱風室内に開口したものである。特開平１０−８２５８６号公報に記載のものは、穀物が流動する部位に遠赤外線放射体を対向して設け、この遠赤外線放射体を流動する穀物に対向する面が転換されるように回転させるものである。
【０００６】
【発明が解決しょうとする課題】
ところで、遠赤外線により穀物を乾燥する穀物乾燥機は、液体燃料を燃焼するバーナにより熱気を発生し、この熱気により遠赤外線放射体を加熱して遠赤外線を放出させ、穀物を乾燥している。
【０００７】
ところが、この穀物乾燥機は、液体燃料を供給されるバーナに着火ミスが生じた場合に、液体燃料が燃焼されずに遠赤外線放射体内に放出されてしまい、溜まってしまう問題がある。
【０００８】
このため、穀物乾燥機は、溜まった液体燃料が遠赤外線放射体のすきまから乾燥部内に落下してしまい、穀物に付着して汚染する不都合がある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、前後方向に長い乾燥機本体内に上段の貯留部と中段の乾燥部と下段の集穀部とを設け、前記乾燥部内に前記貯留部と集穀部とを連絡して前後方向に延びる流穀路を設けるとともにこの流穀路に隣接して前後方向に延びる遠赤外線放射室を設け、前記乾燥部外の乾燥機本体前側にバーナを設けるとともに前記乾燥機本体後側に排風機を設け、前記遠赤外線放射室内に前記バーナに一端側が連絡されるとともに他端側が前記排風機近傍に位置される略筒形状の遠赤外線放射体を設けた穀物乾燥機において、前記バーナの着火ミスにより前記遠赤外線放射体内に放出されて乾燥部内に落下する液体燃料を受ける燃料受け体を前記遠赤外線放射体の下側に設けたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】
この発明の循環型乾燥機は、バーナの着火ミスにより遠赤外線放射体内に放出されて乾燥部内に落下する液体燃料を遠赤外線放射体の下側に設けた燃料受け体によって受けることがき、乾燥部内に液体燃料が落下することを防止できる。
【００１１】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図１〜図７は、この発明の実施例を示すものである。図５〜図７において、２は循環型の穀物乾燥機、４は乾燥機本体、６は貯留部、８は乾燥部、１０は集穀部である。穀物乾燥機２は、前板１２と後板１４と側板１６とにより前後方向に長い乾燥機本体４を形成している。乾燥機本体４内には、上部から順次に、穀物の投入される貯留部６と穀物を乾燥する乾燥部８と乾燥した穀物を集める集穀部１０とを設けている。
【００１２】
この穀物乾燥機２は、乾燥機本体４の前板１２側に揚穀機１８を設け、貯留部６上方に揚穀機１８上部に連絡される上部搬送手段２０を設け、集穀部１０下方に揚穀機１８下部に連絡される下部搬送手段２２を設けている。
【００１３】
穀物乾燥機２は、揚穀機１８により揚上した穀物を上部搬送手段２０により貯留部６内に均分落下させ、乾燥部８において乾燥した後に集穀部１０に集め、下部搬送手段２２により揚穀機１８下部に搬送して再び揚上するという循環を繰返して穀物の乾燥を行う。
【００１４】
前記乾燥部８内には、貯留部６と集穀部８とを連絡して乾燥機本体４の前後方向に延びる流穀路２４を設けるとともに、この流穀路２４に隣接して乾燥機本体４の前後方向に延びる遠赤外線放射室２６を設けている。
【００１５】
この実施例においては、多孔板や網状部材等からなる通気性の通風部材２８により仕切られる２つの流穀路２４を幅方向に離間させて対称に設け、２つの流穀路２４の間に前後方向に延びる遠赤外線放射室２６を設け、２つの流穀路２４の外側のそれぞれ側板１６との間に前後方向に延びる排風室３０を設けている。
【００１６】
穀物乾燥機２は、乾燥部８外の乾燥機本体４前側に液体燃料を燃焼して熱気を発生するガンタイプのバーナ３２を設けるとともに、乾燥機８外の乾燥機本体４後側に排風室３０の熱気を吸引して排出する排風機３４を設けている。バーナ３２は、前板１２に取付けられている。排風機３４は、後板１４に取付けられている。
【００１７】
バーナ３２及び排風機３４は、前板１２に取付けられた制御部３６により制御される。制御部３６は、バーナ３２及び排風機３４を制御して穀物を乾燥させる熱気を発生させるとともに乾燥後の熱気を排出させ、また、揚穀機１８や上部搬送手段２０、下部搬送手段２０の各モータ（図示せず）を制御して穀物を循環させる。
【００１８】
この穀物乾燥機２は、遠赤外線放射室２６内にバーナ３２に一端側が連絡されるとともに他端側が排風機３４近傍に位置される略筒形状の遠赤外線放射体３８を設けている。
【００１９】
遠赤外線放射体３８は、図１〜図４に示す如く、一対の半円筒形状の各側放射体部４０・４０を対向配設し、各側放射体部４０・４０の各上側フランジ部４２・４２及び各下側フランジ部４４・４４を合わせて固着することにより、内部に放射体通路４６を有する略円筒形状に形成される。
【００２０】
遠赤外線放射体３８は、放射体通路４６を流れる熱気により各側放射体部４０・４０の表面に付設されたセラミック等の遠赤外線放射素材を加熱され、遠赤外線を放射する。
【００２１】
遠赤外線放射体３８は、一端側にバーナ３２に取付けられるバーナ用取付部４８を取付けて設け、このバーナ用取付部４８をバーナ３２に取付けている。バーナ用取付部４８には、バーナ３２からの熱気が流通する連通孔５０を設けている。遠赤外線放射体３８は、他端側に略円錐筒形状の絞り部５２を取付けて設け、絞り部通路５４を設けている。
【００２２】
絞り部５２には、上方に湾曲される略横Ｕ字筒形状の湾曲管５６の一端側を連結して設けている。湾曲管５６は、他端側を遠赤外線放射体３８の上方において遠赤外線放射体３８の一端側に指向するよう湾曲することにより、内部に湾曲管通路５８を有する略横Ｕ字筒形状に形成される。
【００２３】
湾曲管５６の他端側には、熱風管６０の一端側を連結して設けている。熱風管６０は、一対の半円筒形状の各側熱風管部６２・６２を対向配設し、各側熱風管部６２・６２の各上側フランジ部６４・６４及び各下側フランジ部６６・６６を固着することにより、内部に熱風管通路６８を有する略円筒形状に形成される。熱風管６０は、遠赤外線放射体３８の上方に平行に配設され、他端側を遠赤外線放射体３８の一端側のバーナ用取付部４８近傍に熱風管通路６８の熱風出口７０を開口して設けている。
【００２４】
前記遠赤外線放射体３８の上部と熱風管６０の下部とは、連結体７２により平行に連結して設けている。熱風管６０の上部には、取付体７４により熱風管６０の長手方向に指向する断面逆Ｊ字形状の管側係合体７６を取付けて設けている。管側係合体７６は、乾燥部８の遠赤外線放射室２６内において前後方向に指向して取付けられた断面Ｊ字形状の本体側係合体７８に摺動可能に係合される。これにより、遠赤外線放射体３８は、管側係合体７６と本体側係合体７８とにより、乾燥部８の前板１２に形成した開口（図示せず）から遠赤外線放射室２６内に挿入・引き出しすることができる。
【００２５】
この穀物乾燥機２は、遠赤外線放射体３８の下側に燃料受け体８０を設けている。燃料受け体８０は、バーナ３２の着火ミスにより遠赤外線放射体３８内に放出されて乾燥部８内に落下する液体燃料を受ける。
【００２６】
燃料受け体８０は、断面Ｖ字樋形状に形成されて内部に燃料受け部８２を設けるとともに遠赤外線放射体３８の長手方向に指向して配設され、排風機３４側の上流端８０ａからバーナ３２側の下流端８０ｂに向かって下降するように水平線Ｌに対して角度θだけ傾斜させて、遠赤外線放射体３８の下側に取付けて設けている。
【００２７】
この燃料受け体８０は、バーナ３２側の下流端に液体燃料を乾燥機本体４外に排出する排出体８４を設けている。排出体８４は、バーナ取付部４８の後側に固設され、バーナ取付部４８との間に燃料排出空間８６を形成している。燃料排出空間８６の下部には、燃料排出開口８８を設けている。
【００２８】
次に作用を説明する。
【００２９】
穀物乾燥機２は、運転を開始すると、制御部３６によってモータ（図示せず）を駆動し、穀物を上段の貯留部６から中段の乾燥部８を経て下段の集穀部１０に導いた後に、再び揚上して循環させる。
【００３０】
穀物乾燥機２は、穀物の循環中に、制御部３６によってバーナ３２を着火燃焼させて熱気を発生し、この熱気を遠赤外線放射体３８の放射体通路４６に流して遠赤外線を放射させ、流穀路２４の穀物を乾燥する。また、前記遠赤外線放射体３８を加熱した熱気は、湾曲管５６の湾曲管通路５８から熱風管６０の熱風管通路６８を介して遠赤外線放射室２６内に流入し、排風機３４の吸引力により流穀路２４を通過して排風室３０に流れ、流穀路２４の穀物を乾燥して排風機３４により外部に排出される。
【００３１】
これにより、穀物乾燥機２は、貯留部６と乾燥部８と集穀部１０と循環させる間に、乾燥部８において熱気及び遠赤外線により穀物を乾燥する。
【００３２】
この穀物乾燥機２は、液体燃料を供給されるバーナ３２を設けている。穀物乾燥機２は、バーナ３２に着火ミスが生じ、液体燃料が燃焼されずに遠赤外線放射体３８内に放出されて溜まった場合に、この溜まった液体燃料が遠赤外線放射体３８を形成する各側放射体部４０・４０の各下側フランジ部４４・４４の合わせ部分から乾燥部８内に落下することがある。
【００３３】
この穀物乾燥機２は、遠赤外線放射体３８の下側に燃料受け体８０を設けていることにより、各側放射体部４０・４０の各下側フランジ部４４・４４の合わせ部分から落下する液体燃料を燃料受け体８０の燃料受け部８２によって受けることができ、乾燥部８内に液体燃料が落下することを防止できる。
【００３４】
このため、この穀物乾燥機２は、バーナ３２の着火ミスにより遠赤外線放射体３８内に放出された液体燃料を回収することができ、液体燃料による乾燥部８内の穀物の汚染を防止することができる。
【００３５】
また、燃料受け体８０は、遠赤外線放射体３８の下側に、排風機３４側の上流端８０ａからバーナ３２側の下流端８０ｂに向かって下降するように傾斜させて取付けて設けている。この燃料受け体８０のバーナ３２側の下流端には、液体燃料を乾燥機本体４外に排出する排出体８２を設けている。
【００３６】
これにより、この穀物乾燥機２は、燃料受け体８０に受けた燃料を排出体８４の燃料排出空間８６に流し、下部の燃料排出開口８８から乾燥機本体２の外部に導くことができる。
【００３７】
このため、この穀物乾燥機２は、バーナ３２の着火ミスにより遠赤外線放射体内に放出された液体燃料を回収して再利用することができ、液体燃料の有効利用を図ることができる。
【００３８】
また、遠赤外線放射体３８は、熱風管６０の上部の断面逆Ｊ字形状の管側係合体７６を、乾燥部８の断面Ｊ字形状の本体側係合体７８に摺動可能に係合させていることにより、燃料受け体８０とともに一体に遠赤外線室２６に挿入・引き出しをすることができ、保守性を向上することができる。
【００３９】
なお、この発明は、上述実施例に限定されるものではなく、種々応用改変が可能である。例えば、図８・図９に示す穀物乾燥機２は、断面Ｖ字樋形状に形成されて内部に燃料受け部８２を有するとともに遠赤外線放射体３８の下側に排風機３４側の上流端８０ａからバーナ３２側の下流端８０ｂに向かって下降するように傾斜させて取付けられる燃料受け体８０を設け、この燃料受け体８０のバーナ３２側の下流端８０ｂを、燃料受け部８２がバーナ用取付部４８下端から露出されるように配設して、乾燥機本体４外に位置させて設けたものである。
【００４０】
これにより、この穀物乾燥機２は、排出体８４を要せずに、バーナ３２の着火ミスにより遠赤外線放射体３８内に放出されて落下する液体燃料を回収して再利用することができ、部品点数を削減してコストダウンを果たすことがきる。
【００４１】
【発明の効果】
このように、この発明の循環型乾燥機は、バーナの着火ミスにより遠赤外線放射体内に放出されて乾燥部内に落下する液体燃料を燃料受け体によって受けることができ、乾燥部内に液体燃料が落下することを防止できる。
【００４２】
このため、この穀物乾燥機は、バーナの着火ミスにより遠赤外線放射体内に放出された液体燃料を回収することができ、液体燃料による乾燥部内の穀物の汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例を示す穀物乾燥機の遠赤外線放射体の側面図である。
【図２】遠赤外線放射体の正面図である。
【図３】図１の３−３線による断面図である。
【図４】図１の４−４線による断面図である。
【図５】穀物乾燥機の平面図である。
【図６】穀物乾燥機の一部破断側面図である。
【図７】穀物乾燥機の一部破断正面図である。
【図８】この発明の別の実施例を示す遠赤外線放射体の側面図である。
【図９】遠赤外線放射体の正面図である。
【符号の説明】
２穀物乾燥機
４乾燥機本体
６貯留部
８乾燥部
１０集穀部
２４流穀路
２６遠赤外線放射室
３０排風室
３２バーナ
３４排風機
３８遠赤外線放射体
５６湾曲管
６０熱風管
８０燃料受け体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a grain dryer, and more particularly, to a grain dryer that can recover liquid fuel released into a far-infrared radiator due to an ignition mistake of a burner and prevent contamination of the grain in the drying section by liquid fuel.
[0002]
[Prior art]
Grain dryers for drying grains such as rice and wheat are those for drying grains such as rice and wheat that are in a cocoon state before milling, and there are circulation type and flat type grain dryers.
[0003]
The circulation type grain dryer is provided with a storage part into which the grains are put in order from the top, a drying part for drying the grains, and a cereal collecting part for collecting the dried grains in the main body of the dryer. Then, the cereal is dried by hot air or far infrared rays in the drying section while being led to the lower cereal collecting section through the middle drying section and then returned to the upper storage section and circulated.
[0004]
As such grain dryers, there are those disclosed in JP-A-8-14746, JP-A-9-113140, and JP-A-10-82586.
[0005]
JP-A-8-14746 discloses a far-infrared radiation chamber for radiating and ejecting far-infrared radiant heat and hot air downward to a flowing grain in a storage tank. Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-113140 discloses a radiator tube as a far-infrared radiator provided in a hot air chamber, a burner provided at one end of the radiator tube, and the other end of the radiator tube opened in the hot air chamber. Is. Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-82586 has a far-infrared radiator facing a part where the grain flows, and rotates the far-infrared radiator so that the surface facing the flowing grain is changed. Is.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, a grain dryer that dries grains by far infrared rays generates hot air by a burner that burns liquid fuel, and heats far infrared radiators by the hot air to emit far infrared rays, thereby drying the grains.
[0007]
However, this grain dryer has a problem that, when an ignition error occurs in the burner to which the liquid fuel is supplied, the liquid fuel is not burned but discharged into the far-infrared radiator and accumulates.
[0008]
For this reason, the grain dryer has the disadvantage that the accumulated liquid fuel falls into the drying section from the gap of the far-infrared radiator and adheres to the grain and becomes contaminated.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in order to eliminate the above-described inconveniences, the present invention is provided with an upper storage unit, an intermediate drying unit, and a lower cereal collecting unit in a dryer main body that is long in the front-rear direction, and the storage unit in the drying unit. A flow path that extends in the front-rear direction is provided in communication with the grain collection unit, a far-infrared radiation chamber that extends in the front-rear direction is provided adjacent to the flow path, and a burner is provided on the front side of the dryer main body outside the drying unit. In addition, an exhaust fan is provided on the rear side of the dryer main body, and a far-infrared radiator having a substantially cylindrical shape with one end connected to the burner and the other end positioned in the vicinity of the exhaust fan is provided in the far infrared radiation chamber. In the grain dryer, a fuel receiver is provided below the far-infrared radiator for receiving liquid fuel that is discharged into the far-infrared radiator due to an ignition mistake of the burner and falls into the drying section.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The circulation dryer according to the present invention can receive the liquid fuel that is discharged into the far-infrared radiator due to an ignition error of the burner and falls into the drying unit by the fuel receiver provided below the far-infrared radiator, The liquid fuel can be prevented from falling.
[0011]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 to 7 show an embodiment of the present invention. 5-7, 2 is a circulation type grain dryer, 4 is a dryer main body, 6 is a storage part, 8 is a drying part, 10 is a grain collecting part. In the grain dryer 2, a dryer body 4 that is long in the front-rear direction is formed by the front plate 12, the rear plate 14, and the side plates 16. In the dryer main body 4, a storage unit 6 into which grains are charged, a drying unit 8 for drying the grains, and a cereal collecting unit 10 for collecting the dried grains are provided in order from the top.
[0012]
The grain dryer 2 is provided with a cerealing machine 18 on the front plate 12 side of the dryer body 4, an upper conveying means 20 connected to the upper part of the cerealing machine 18 is provided above the storage unit 6, and the lower part of the cerealing unit 10. The lower conveying means 22 connected to the lower part of the cerealing machine 18 is provided.
[0013]
The grain dryer 2 drops the grains lifted by the cerealing machine 18 equally into the storage unit 6 by the upper conveying means 20, collects them in the grain collecting unit 10 after drying in the drying unit 8, and collects them by the lower conveying means 22. Grain drying is performed by repeating the circulation of conveying to the lower part of the cerealing machine 18 and lifting again.
[0014]
In the drying section 8, there is provided a flowing grain path 24 that communicates the storage section 6 and the grain collecting section 8 and extends in the front-rear direction of the dryer body 4, and the drying machine main body is adjacent to the flowing grain path 24. 4 is provided with a far infrared radiation chamber 26 extending in the front-rear direction.
[0015]
In this embodiment, two flowing cereal paths 24 partitioned by a breathable ventilation member 28 made of a perforated plate, a net-like member, or the like are provided symmetrically spaced apart from each other in the width direction. A far-infrared radiation chamber 26 extending in the direction is provided, and a wind exhaust chamber 30 extending in the front-rear direction is provided between each side plate 16 outside the two flow passages 24.
[0016]
The grain dryer 2 is provided with a gun-type burner 32 that burns liquid fuel and generates hot air on the front side of the dryer body 4 outside the drying unit 8 and exhausts air on the rear side of the dryer body 4 outside the dryer 8. An exhaust fan 34 that sucks and discharges hot air from the chamber 30 is provided. The burner 32 is attached to the front plate 12. The exhaust fan 34 is attached to the rear plate 14.
[0017]
The burner 32 and the exhaust fan 34 are controlled by a control unit 36 attached to the front plate 12. The control unit 36 controls the burner 32 and the exhaust fan 34 to generate hot air for drying the grains and to discharge the hot air after drying, and each of the cerealing machine 18, the upper transport unit 20, and the lower transport unit 20. The grain is circulated by controlling a motor (not shown).
[0018]
This grain dryer 2 is provided with a far-infrared radiator 38 having a substantially cylindrical shape, one end of which is connected to the burner 32 and the other end of which is located near the exhaust fan 34 in the far-infrared radiation chamber 26.
[0019]
As shown in FIGS. 1 to 4, the far-infrared radiator 38 includes a pair of semi-cylindrical side radiator portions 40, 40 facing each other, and the upper flange portions 42 of the side radiator portions 40, 40. 42 and each lower flange portion 44 are fixed together to form a substantially cylindrical shape having a radiator passage 46 therein.
[0020]
The far-infrared radiator 38 heats far-infrared radiation materials such as ceramics attached to the surfaces of the side radiator portions 40 and 40 by hot air flowing through the radiator passage 46, and radiates far infrared rays.
[0021]
The far-infrared radiator 38 is provided with a burner attachment portion 48 attached to the burner 32 on one end side, and the burner attachment portion 48 is attached to the burner 32. The burner mounting portion 48 is provided with a communication hole 50 through which hot air from the burner 32 flows. The far-infrared radiator 38 is provided with a substantially conical cylindrical diaphragm 52 attached to the other end, and a diaphragm passage 54 is provided.
[0022]
One end side of a substantially horizontal U-shaped curved tube 56 that is curved upward is connected to the aperture 52. The bending tube 56 is bent in such a manner that the other end is directed above the far-infrared radiator 38 toward one end of the far-infrared radiator 38, thereby forming a substantially U-shaped tube having a bending tube passage 58 therein. Is done.
[0023]
One end of the hot air tube 60 is connected to the other end of the bending tube 56. The hot air pipe 60 is provided with a pair of semi-cylindrical hot air pipe parts 62 and 62 facing each other, and the upper and lower flange parts 64 and 64 and the lower flange parts 66 and 66 of the hot air pipe parts 62 and 62, respectively. Is fixed to form a substantially cylindrical shape having a hot air duct passage 68 inside. The hot air pipe 60 is disposed in parallel above the far infrared radiator 38 and opens the hot air outlet 70 of the hot air pipe passage 68 in the vicinity of the burner mounting portion 48 on one end side of the far infrared radiator 38 on the other end side. Provided.
[0024]
The upper part of the far-infrared radiator 38 and the lower part of the hot air tube 60 are connected in parallel by a connecting body 72. A tube-side engagement body 76 having a reverse J-shaped cross section oriented in the longitudinal direction of the hot air tube 60 is attached to the upper portion of the hot air tube 60 by an attachment body 74. The tube-side engagement body 76 is slidably engaged with a body-side engagement body 78 having a J-shaped cross section that is attached in the front-rear direction in the far-infrared radiation chamber 26 of the drying unit 8. Thereby, the far-infrared radiator 38 is inserted into the far-infrared radiation chamber 26 from the opening (not shown) formed in the front plate 12 of the drying unit 8 by the tube-side engaging body 76 and the main body-side engaging body 78. Can be pulled out.
[0025]
The grain dryer 2 is provided with a fuel receiver 80 below the far-infrared radiator 38. The fuel receiver 80 receives the liquid fuel that is discharged into the far-infrared radiator 38 due to an ignition mistake of the burner 32 and falls into the drying unit 8.
[0026]
The fuel receiver 80 is formed in a V-shaped cross section and is provided with a fuel receiver 82 in the interior thereof, and is disposed in the longitudinal direction of the far-infrared radiator 38, and is burnered from the upstream end 80a on the exhaust fan 34 side. Inclined by an angle θ with respect to the horizontal line L so as to descend toward the downstream end 80b on the 32 side, and is provided below the far-infrared radiator 38.
[0027]
The fuel receiver 80 is provided with a discharge body 84 for discharging the liquid fuel to the outside of the dryer body 4 at the downstream end on the burner 32 side. The exhaust body 84 is fixed to the rear side of the burner mounting portion 48 and forms a fuel discharge space 86 between the exhaust body 84 and the burner mounting portion 48. A fuel discharge opening 88 is provided in the lower portion of the fuel discharge space 86.
[0028]
Next, the operation will be described.
[0029]
When the grain dryer 2 starts operation, the controller 36 drives a motor (not shown) to guide the grain from the upper storage unit 6 to the lower grain collecting unit 10 through the middle drying unit 8. Then lift and circulate again.
[0030]
During the circulation of the grain, the grain dryer 2 ignites and burns the burner 32 by the control unit 36 to generate hot air, and flows this hot air through the radiator passage 46 of the far infrared radiator 38 to emit far infrared rays. The cereal in the cereal tract 24 is dried. Further, the hot air that has heated the far-infrared radiator 38 flows into the far-infrared radiation chamber 26 from the curved tube passage 58 of the curved tube 56 through the hot air tube passage 68 of the hot air tube 60, and the suction force of the exhaust fan 34. , It passes through the flow passage 24 and flows into the air discharge chamber 30, and the grain in the flow passage 24 is dried and discharged to the outside by the air discharger 34.
[0031]
Thereby, the grain dryer 2 dries the grains with hot air and far infrared rays in the drying unit 8 while circulating through the storage unit 6, the drying unit 8, and the grain collecting unit 10.
[0032]
The grain dryer 2 is provided with a burner 32 to which liquid fuel is supplied. In the grain dryer 2, when an ignition mistake occurs in the burner 32, and the liquid fuel is not burned but discharged and collected in the far infrared radiator 38, the accumulated liquid fuel forms the far infrared radiator 38. In some cases, the lower radiator portions 44 and 44 of the side radiator portions 40 and 40 may fall into the drying unit 8 from the mating portions of the lower flange portions 44 and 44.
[0033]
The grain dryer 2 is provided with the fuel receiving body 80 below the far-infrared radiator 38, so that the grain dryer 2 falls from the mating portions of the lower flange portions 44 and 44 of the side radiator portions 40 and 40. The liquid fuel can be received by the fuel receiving portion 82 of the fuel receiving body 80, and the liquid fuel can be prevented from falling into the drying portion 8.
[0034]
For this reason, this grain dryer 2 can collect the liquid fuel discharged into the far-infrared radiator 38 due to an ignition mistake of the burner 32, and prevents contamination of the grain in the drying section 8 by the liquid fuel. Can do.
[0035]
Further, the fuel receiver 80 is provided below the far-infrared radiator 38 so as to be inclined so as to descend from the upstream end 80a on the exhaust fan 34 side toward the downstream end 80b on the burner 32 side. A discharge body 82 for discharging the liquid fuel to the outside of the dryer main body 4 is provided at the downstream end of the fuel receiver 80 on the burner 32 side.
[0036]
Thereby, this grain dryer 2 can flow the fuel received by the fuel receiver 80 into the fuel discharge space 86 of the discharge body 84 and guide it to the outside of the dryer main body 2 from the lower fuel discharge opening 88.
[0037]
For this reason, the grain dryer 2 can collect and reuse the liquid fuel released into the far-infrared radiation body due to an ignition mistake of the burner 32, and can effectively use the liquid fuel.
[0038]
Further, the far-infrared radiator 38 slidably engages the tube-side engagement body 76 having an inverted J-shaped cross section at the top of the hot air tube 60 with the body-side engagement body 78 having a J-shaped section of the drying unit 8. Thus, the fuel receiver 80 and the far-infrared chamber 26 can be inserted and pulled out together, and maintainability can be improved.
[0039]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various application modifications are possible. For example, the grain dryer 2 shown in FIGS. 8 and 9 is formed in a V-shaped cross section and has a fuel receiving portion 82 inside, and an upstream end 80a on the side of the exhaust fan 34 below the far-infrared radiator 38. The fuel receiving body 80 is provided so as to be inclined so as to descend toward the downstream end 80b on the burner 32 side, and the fuel receiving portion 82 is attached to the downstream end 80b on the burner 32 side of the fuel receiving body 80. It is disposed so as to be exposed from the lower end of the section 48 and is provided outside the dryer body 4.
[0040]
Thereby, this grain dryer 2 can collect | recover and reuse the liquid fuel which is discharged | emitted in the far-infrared radiator 38 and falls by the ignition mistake of the burner 32, without requiring the discharge body 84, The cost can be reduced by reducing the number of parts.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, the circulation type dryer according to the present invention can receive the liquid fuel that is discharged into the far-infrared radiation body due to the ignition mistake of the burner and falls into the drying section, and the liquid fuel falls into the drying section. Can be prevented.
[0042]
For this reason, this grain dryer can collect | recover the liquid fuel discharged | emitted in the far-infrared radiation body by the ignition mistake of a burner, and can prevent the contamination of the grain in the drying part by liquid fuel.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a far-infrared radiator of a grain dryer according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a far-infrared radiator.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line 3-3 in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG.
FIG. 5 is a plan view of a grain dryer.
FIG. 6 is a partially cutaway side view of a grain dryer.
FIG. 7 is a partially broken front view of the grain dryer.
FIG. 8 is a side view of a far-infrared radiator showing another embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a front view of a far-infrared radiator.
[Explanation of symbols]
2 Grain dryer 4 Dryer body 6 Storage unit 8 Drying unit 10 Grain collecting unit 24 Flowing grain path 26 Far-infrared radiation chamber 30 Exhaust chamber 32 Burner 34 Exhaust device 38 Far-infrared radiator 56 Curved tube 60 Hot-air tube 80 Fuel receiver body

Claims

An upper storage part, an intermediate drying part, and a lower cereal collecting part are provided in the dryer main body that is long in the front-rear direction, and the cereal that extends in the front-rear direction by connecting the storage part and the cereal collecting part in the drying part A far-infrared radiation chamber extending in the front-rear direction is provided adjacent to the flow path, and a burner is provided on the front side of the dryer main body outside the drying unit, and a blower is provided on the rear side of the dryer main body, In a grain dryer provided with a far-infrared radiator having a substantially cylindrical shape whose one end is connected to the burner in the far-infrared radiation chamber and whose other end is located in the vicinity of the exhaust fan, the far-infrared radiation due to an ignition error of the burner A grain dryer characterized in that a fuel receiver for receiving liquid fuel that is discharged into a radiator and falling into a drying section is provided below the far-infrared radiator.

2. The fuel receiver according to claim 1, wherein the fuel receiver is provided to be inclined below the far-infrared radiator so as to descend from the upstream end on the exhaust fan side toward the downstream end on the burner side. The grain dryer described.

The grain dryer according to claim 2, wherein the fuel receiver is provided with a discharge body for discharging liquid fuel to the outside of the dryer main body at a downstream end on the burner side.

The grain dryer according to claim 2, wherein the fuel receiver is provided with a downstream end on the burner side positioned outside the main body of the dryer.