JP3961308B2 - 超電導エネルギー貯蔵装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、超電導コイルを用いて電気エネルギーを貯蔵する超電導エネルギー貯蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
超電導エネルギー貯蔵装置を構成する超電導コイルの配置としては、漏洩磁界低減の観点より、トロイダルコイル方式や、ソレノイドコイルを複数並列に配置したタイプのものが考案されている。トロイダルコイル方式の超電導エネルギー貯蔵装置においては、複数の円環状の超電導コイルを、ドーナッツ状に配置しており、外部への漏洩磁界を小さくすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
超電導エネルギー貯蔵装置は、電力系統の安定度向上、負荷変動の補償等の用途に用いられる。その際に必要となる装置の容量は、超電導エネルギー貯蔵装置を適用する電力系統毎に異なるのが一般的である。さて、前記トロイダルコイル方式の超電導エネルギー貯蔵装置において、定格容量の異なる装置を提供する場合には、超電導コイルの設計そのものから変更する必要があり、装置のコストアップの要因となっている。
【0004】
他方、ソレノイドコイル方式の場合には、ソレノイドコイル型の超電導コイルの数を増減することによって定格容量を比較的簡単に増減することができるが、漏洩磁界が大きくなりがちであるという問題がある。
そこで本発明は、漏洩磁界が小さくかつ、定格容量を容易に変更することのできる超電導エネルギー貯蔵装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明の超電導エネルギー貯蔵装置は、1個または複数の単位装置を備え、前記単位装置は、並行配置され超電導状態に保たれて互いに逆向きに励磁される2個のソレノイド状の本体コイルを備え直列に複数配置された本体ブロックと、ソレノイド状または円環状をなし超電導状態で励磁される端部コイルを備えこの端部コイルの軸心が前記2個の本体コイルの並行配置面上にあるように前記本体ブロックに隣接して配置された折返し端部ブロックおよび電流リード付き端部ブロックとを備え、前記本体ブロックは前記本体コイルを収容する低温容器を前記本体コイルの軸方向に移動させるスライド機構を備え、前記本体コイルおよび前記端部コイルによってレーストラック状の磁束が形成される構成とする。
【0006】
本発明によれば、本体コイルと端部コイルによって連続したレーストラック状の磁束が形成され熱侵入量および漏洩磁界が抑制される。また、単位装置あるいは本体ブロックの数を増減することによってエネルギー貯蔵容量を容易に変更することができる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、本体ブロックに備えられる2個の本体コイルは1個の前記低温容器に収容され、前記低温容器は1個の真空容器に収容されている構成とする。
本発明によれば、本体ブロックの構成を簡素にし、運転コストを低減することができる。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、本体コイルは金属製の前記低温容器に収容されている構成とする。
本発明によれば、低温容器の強度が増し、本体ブロックの信頼性を高めることができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、本体コイルの内側に、詰め物が充填されている構成とする。
本発明によれば、本体コイルを冷却する冷媒の量を低減することができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、本体ブロックは、本体コイルを冷却する冷却装置を備えている構成とする。
本発明によれば、個々の本体ブロックを他と独立して冷却することができるので、本体ブロックの保守点検や故障にたいして迅速に対応することができる。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、本体コイルおよび端部コイルは、磁性体からなる真空容器に収納されている構成とする。
本発明によれば、真空容器が磁気遮蔽作用をなすことにより、漏洩磁界を効果的に低減することができる。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1の発明において、本体ブロックと折返し端部ブロックと電流リード付き端部ブロックの表面に磁性体をとりつけた構成とする。
本発明によれば、漏洩磁界を所定のレベルまでほぼ確実に低減することができる。
【0015】
請求項8の発明は、請求項1の発明において、本体ブロックと折返し端部ブロックと電流リード付き端部ブロックの接続部を磁性体で覆った構成とする。
本発明によれば、大きくなりがちの各ブロック間の漏洩磁界を確実に低減することができる。
【0016】
請求項9の発明は、請求項1の発明において、系統の交流を直流に変換して本体コイルおよび端部コイルの励磁電流を供給するとともに前記本体コイルおよび端部コイルの蓄積エネルギーを系統へ回生する変換器と、この変換器と前記本体コイルおよび端部コイルのあいだに接続され前記変換器の不動作時に開路するヒューズ式の遮断器と、この遮断器が開路したときに前記蓄積エネルギーを吸収するエネルギー吸収抵抗とを備えた構成とする。
本発明によれば、安価でかつエネルギー貯蔵と回生の信頼度の高い超電導エネルギー貯蔵装置を提供することができる。
【0017】
請求項10の発明は、請求項9の発明において、変換器はIGBT素子によって構成されている構成とする。
本発明によれば、運転時の電圧、電流に生じる高調波成分を低減して外部に与える影響を小さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置の構成を図1に示す。すなわち本実施の形態においては、2個の超電導コイルである本体コイル1が、本体ブロック2に横向きに並列にて収容される。複数の本体ブロック2が直列に配置され、その端部においては、折返し端部ブロック3および電流リード付き端部ブロック4が配置される。
【0019】
本体ブロック2および端部ブロック3,4によって1つの単位装置5が構成される。端部ブロック3,4には、1個のソレノイド状の超電導コイルである端部コイル6が竪向きに収納されるが、単なる磁性体であってもよい。後述する電源によって本体コイル1と端部コイル6に電流を流し励磁することによってレーストラック状の磁束Φが形成される。
【0020】
本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置の運転制御のためのブロック図を図2に示す。すなわち、電源としてのIGBT変換器18と、このIGBT変換器18の出力端と本体コイル1および端部コイル6の電流リードの間に接続されたヒューズ遮断器19と、本体コイル1および端部コイル6の万一の場合のクエンチを検出するクエンチ検出器20と、本体コイル1および端部コイル6に接続されクエンチ時に電流を流すエネルギー吸収抵抗21と、このエネルギー吸収抵抗への電流の転流を確認する転流確認部22と、本体コイル1および端部コイル6を超電導状態に保つ冷却装置である冷凍機17と、これら各部を制御する運転操作部23とからなる。
【0021】
図2に示した構成によって、本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置の運転にあたっては、IGBT変換器18により交流と直流との変換を行う。運転時には、運転操作部23において、本体コイル1および端部コイル6における常電導発生を監視するクエンチ検出器20により異常の有無を監視する。異常発生時には、IGBT変換器18により、本体コイル1および端部コイル6に蓄積されているエネルギーを系統側へ回生し、本体コイル1および端部コイル6の保護を行う。IGBT変換器18が動作しないなどの緊急時には、ヒューズ遮断器19を動作させ、本体コイル1および端部コイル6に蓄積されたエネルギーをエネルギー吸収抵抗21に転流させる。転流の動作確認は転流確認部22にて行う。
【0022】
図1に示した本体ブロック2の構造は図3に示すようになっている。すなわち本体ブロック2は、外側にリブ7aを持つ真空容器7と、この真空容器7の内側に設けられた輻射シールド8と、この幅射シールド8の内に設けられた低温容器であるヘリウム容器9および、ヘリウム容器9内に設けられた2つの超電導コイルである本体コイル1により構成される。
【0023】
本体コイル1の巻線部10は、コイル巻枠11にソレノイド状に巻き付けられている。本体コイル1の中央の空間には、補強材12で補強された詰め物13が配置されている。ヘリウム容器9は、ヘリウム容器支持構造物14aにより真空容器7に支持されている。中央部には、本体ブロック2の長手方向にスライドするためのスライド機構15が取り付けられている。本体コイル1の端部には、電磁力を支持するためのスペーサー16が配置されている。また、真空容器7の上方に冷凍機17を取り付けてある。
【0024】
このような構造の本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置において、本体ブロック2に収納された2つの本体コイル1は互いに逆方向の磁束を発生する向きに接続されている。そのため、超電導エネルギー貯蔵装置の動作時においては、本体ブロック2の外では、漏洩磁界が小さくなる。また、本体ブロック2を直線状に多数配置するため、本体ブロック2の周辺における漏洩磁界は更に低減される。ただし、端部においては、磁束が比較的漏れやすいため、本実施の形態では、折返し端部ブロック3および電流リード付き端部ブロック4に、ソレノイド状の端部コイル6を配置し連続する磁束Φを形成して漏洩磁界を低減している。なお、図1には示していないが、各ブロック2,3,4間の隙間は、封止板にて覆い、気密を保持している。
【0025】
また図3に示すように、本実施の形態では真空容器7は外側にリブ7aを有する構造としているため、現地に搬入後、リブ7aで区切られた真空容器7外面に磁性体を取り付けて、磁気遮蔽の機能を付加することができる。本体コイル1の端部に配置したスペーサー16により、本体コイル1を励磁した際に発生する軸方向の吸引力を支持することができる。また、上下の本体コイル1間は、コイル間支持構造物14bにより支持されるが、コイル1間に働く力も吸引力であるため、このコイル間支持構造物14bを介して、互いに打ち消し合う。そのため、ヘリウム容器9には、大きな電磁力が働かず、真空容器7との間のヘリウム容器支持構造物14aを比較的簡略化でき、侵入熱を低減することができる。
【0026】
このように本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置は、複数の本体ブロック2と、折返し端部ブロック3と、電流リード付き端部ブロック4で構成された複数の単位装置5によって構成し、本体ブロック2は、互いに逆向きに励磁される並行配置の2つの本体コイル1を一つのヘリウム容器9と一つの真空容器7に収納している。
【0027】
本体ブロック2に収納される2つの本体コイル1は互いに逆向きに励磁されるコイルであり、その本体ブロック2を直線状に配置するので、本体ブロック2周辺における漏洩磁界を小さくすることができる。
【0028】
また、逆向きに励磁される2つの本体コイル1を一つのヘリウム容器9と一つの真空容器7に収納するので、ヘリウム容器9および真空容器7と鎖交する磁束をキャンセルすることができ、ヘリウム容器9および真空容器7で発生する交流損失を低減することができる。そのため、漏洩磁界が小さく、交流損失が小さい高効率な超電導エネルギー貯蔵装置が得られる。
【0029】
ヘリウム容器9および真空容器7と鎖交する磁束が小さく、励磁、消磁に伴う交流損失が小さいので、特に液体ヘリウム容器9を金属製にすることができる。また、真空容器7を鉄などの磁性体で構成することができ、真空容器7に磁気シールドの機能をもたせることができる。その結果、信頼度の高い超電導エネルギー貯蔵装置が得られる。
【0030】
本実施の形態においては、真空容器7の表面にリブ7aを有する構造としたので、軽量な装置となっている。装置を現地に設置したのちにリブ7aを利用して真空容器7表面に磁性体を取り付ける。このようにすることにより、十分な遮蔽能力を持つ磁性体を信頼度よく取り付けることができ、漏洩磁界のほとんど無い超電導エネルギー貯蔵装置が得られる。
【0031】
本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置においては、超電導コイルである本体コイル1の内側のスペースに詰め物13を充填してあるので、必要となる冷媒の量を低減することができ、冷却コストを低減することができる。
【0032】
また本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置においては、各本体ブロック2が冷凍機17を備えているので、いずれかの本体ブロック2の保守点検等において装置全体を停止する必要がない。また、一部の冷凍機17が故障した場合にも、他の本体ブロック2の冷凍機17により、運転を継続することもできる。
【0033】
本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置においては、ブロック2,3,4の相互間における漏洩磁界が比較的大きい。そのため、その接続部分のみに磁性体を貼りつけることにより、漏洩磁界を平均化することができる。こうしてピークの漏洩磁界強度を下げることができ、安価に漏洩磁界を低減することができる。
【0034】
本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置は、本体ブロック2を直線状に複数台ならべている。そのため、冷却時において、熱収縮により、各ブロック2間に隙間が発生する惧れがある。そこでヘリウム容器9を装置の長手方向にスライドするスライド機構を設けている。この構造で本体コイル1を励磁すると、本体コイル1間の吸引力により、各本体ブロック2間が密着するが、軸方向の圧縮力は、各本体ブロック2間につめたスペーサーにより支持される。これにより、本体コイル1の吸引力を、外側の真空容器7から支持する必要が無くなり、熱侵入量と漏洩磁界を低減することができる。
【0035】
本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置において、端部ブロック3,4に設けた端部コイル6は単位装置5における磁束Φの連続性を保つが、ここではコイル6が一つだけであり、支持構造等を簡略化できる。端部ブロック3,4の端部コイル6を磁性体で代用した場合には、重量は若干重くなるものの、本体ブロック2における本体コイル1によって発生する磁束Φの漏れを防ぐことができ、効率よく磁気遮蔽できるとともに、端部ブロック3,4の構造を更に簡略化することができる。
【0036】
本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置は複数の単位装置5からなり、単位装置5は複数の本体ブロック2からなる。本体ブロック2の数や単位装置5の数を増減することにより、超電導エネルギー貯蔵装置の容量を容易に変更することができる。
【0037】
本実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置は、保護装置として本体コイル1および端部コイル6の常電導転移を検出するクエンチ検出器20と、本体コイル1および端部コイル6の蓄積エネルギーを電力系統へ回生するIGBT変換器18と、エネルギー吸収抵抗21と、ヒューズ遮断器19を備えている。このような保護装置を備えることにより、通常時においては、本体コイル1および端部コイル6に蓄積されたエネルギーを系統へ回生することができるとともに、IGBT変換器18が故障したような場合には、ヒューズ遮断器19により回路を切断して、本体コイル1および端部コイル6に蓄積されたエネルギーをエネルギー吸収抵抗21によって消費させることができる。ここで、遮断器19をヒューズ式とすることにより、安価でかつ、エネルギー貯蔵と回生の信頼度の高い超電導エネルギー貯蔵装置となっている。
【0038】
さらに、電源のIGBT変換器18は変換素子としてIGBT素子を使用しているので、IGBT変換器18の運転スイッチング周波数を高めることができ、単相で受電するような場合における交流側での高調波成分を低減でき、外部へ与える影響を小さくすることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の超電導エネルギー貯蔵装置は熱侵入量および漏洩磁界が小さく、かつ、容量の変更が容易であり、異なる系統への導入に対しても比較的容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置の構成図。
【図2】本発明の実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置の制御ブロック図。
【図3】本発明の実施の形態の超電導エネルギー貯蔵装置における本体ブロックの構造を示し、(a)は(b)のa−a線に沿う断面図、(b)は(a)のb−b線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…本体コイル、2…本体ブロック、3…折返し端部ブロック、4…電流リード付き端部ブロック、5…単位装置、6…端部コイル、7…真空容器、7a…リブ、8…輻射シールド、9…ヘリウム容器、10…コイル巻線部、11…コイル巻枠、12…補強材、13…詰め物、14a…ヘリウム容器支持構造物、14b…コイル間支持構造物、15…スライド機構、16…スペーサー、17…冷凍機、18…IGBT変換器、19…ヒューズ遮断器、20…クエンチ検出器、21…エネルギー吸収抵抗、22…転流確認部、23…運転操作部、Φ…磁束。
Claims (10)
- 1個または複数の単位装置を備え、前記単位装置は、並行配置され超電導状態に保たれて互いに逆向きに励磁される2個のソレノイド状の本体コイルを備え直列に複数配置された本体ブロックと、ソレノイド状または円環状をなし超電導状態で励磁される端部コイルを備えこの端部コイルの軸心が前記2個の本体コイルの並行配置面上にあるように前記本体ブロックに隣接して配置された折返し端部ブロックおよび電流リード付き端部ブロックとを備え、前記本体ブロックは前記本体コイルを収容する低温容器を前記本体コイルの軸方向に移動させるスライド機構を備え、前記本体コイルおよび前記端部コイルによってレーストラック状の磁束が形成されることを特徴とする超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記本体ブロックに備えられる2個の本体コイルは1個の前記低温容器に収容され、前記低温容器は1個の真空容器に収容されていることを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記本体コイルは金属製の前記低温容器に収容されていることを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記本体コイルの内側に、詰め物が充填されていることを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記本体ブロックは、前記本体コイルを冷却する冷却装置を備えていることを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記本体コイルおよび前記端部コイルは、磁性体からなる真空容器に収納されていることを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記本体ブロックと折返し前記端部ブロックと前記電流リード付き端部ブロックの表面に磁性体をとりつけたことを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記本体ブロックと前記折返し端部ブロックと前記電流リード付き端部ブロックの接続部を磁性体で覆ったことを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 系統の交流を直流に変換して前記本体コイルおよび前記端部コイルの励磁電流を供給するとともに前記本体コイルおよび前記端部コイルの蓄積エネルギーを系統へ回生する変換器と、この変換器と前記本体コイルおよび前記端部コイルのあいだに接続され前記変換器の不動作時に開路するヒューズ式の遮断器と、この遮断器が開路したときに前記蓄積エネルギーを吸収するエネルギー吸収抵抗とを備えたことを特徴とする請求項1記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
- 前記変換器はIGBT素子によって構成されていることを特徴とする請求項9記載の超電導エネルギー貯蔵装置。
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