JP3958025B2 - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般には、投影光学系に係り、特に、半導体ウェハ用の単結晶基板、液晶ディスプレイ(LCD)用のガラス基板などの被処理体を露光するのに使用される投影光学系、及び露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子機器の小型化及び薄型化の要請から、電子機器に搭載される半導体素子の微細化への要求はますます高くなってきている。半導体素子を製造するための焼付け(リソグラフィー)方法としては、投影露光装置が従来から使用されている。投影露光装置は、一般に、光源から出射された光束を利用してマスクを照明する照明光学系とマスクと被処理体との間に配置される投影光学系とを有する。
【0003】
投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くすればするほど解像度はよくなる。このため、近年の光源は、波長の短いKrFエキシマレーザー(波長約248nm)やArFエキシマレーザー(波長約193nm)が用いられ、Fエキシマレーザー(波長約157nm)やArエキシマレーザー(波長約126nm)の実用化も進んでいる。
【0004】
また、投影露光装置においては、スループット(単位時間当たり処理される枚数)の向上も要求されている。スループットの向上には、各被処理体に対する露光時間を短縮するため、露光光の照度、即ち、被処理体に照射される単位時間当たりの光量を増加させる必要がある。
【0005】
しかし、短波長化した露光光、即ち、真空紫外域に属する波長帯域が120乃至200nmの光束は、屈折部材(レンズやミラー等)に対する透過率が悪いため、かかる屈折部材により吸収されてしまう。また、露光光の光路雰囲気中に含まれる酸素、水蒸気、二酸化炭素、有機物、ハロゲン化物等の物質(以下、吸収物質という)による露光光のエネルギー吸収も極めて大きくなる。特に、吸収物質の酸素に関しては、波長200nm程度、即ち、真空紫外域に入る付近の露光光からエネルギー吸収が大きくなる。
【0006】
酸素によるエネルギー吸収を避けるためには、露光光路中の酸素平均濃度を1ppm程度以下に抑える必要があり、特に、投影露光装置の主要スペックである像性能に最も影響する投影光学系において酸素濃度を低く抑える必要がある。また、投影光学系内の雰囲気中に含まれる有機物等が真空紫外光を照射することで化学反応を起こして曇り物質(硫酸アンモニウム、二酸化ケイ素等)を生成する場合があり、かかる曇り物質が光学部材に付着すると露光光の光量はますます低下する。
【0007】
従って、ArFエキシマレーザー等の遠紫外線を光源とする投影露光装置の光学系の光路においては、エネルギー吸収の少ないガス(低吸収性ガス)によるパージ(置換)によって、光路中に存在する吸収物質を排除する方法がとられている。また、低吸収性ガスによるパージ性能を向上させるために、光学部材を保持する鏡筒と、かかる鏡筒を収納する筐体を備えた2重構造のパージ空間を形成して鏡筒内の吸収物質濃度を低く維持することが、例えば、公開特許平成9年162117号公報や公開特許2000年133585号公報において提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、公開特許平成9年162117号公報において提案されている構造によれば、高精度に組立調整された光学性能を維持したまま投影光学系を保持するため光学素子を保持する鏡筒及び投影光学系全体を保持する筐体を投影光学系の高精度な光学性能を維持可能な剛体で製作しなければならず、極めて大掛かりな構造となってしまう。
【0009】
一方、公開特許平成9年162117号公報において提案されている構造によれば、鏡筒を収納するチャンバー全体をパージ空間として形成するため高精度な光学調整が必要とされる投影光学系では、組立調節時に装置本体とは別にチャンバーパージ空間を形成しなければならない。チャンバーパージ空間を組立調整時と装置本体搭載時で別に形成した場合、組立調整を行っても組立調整時と装置本体搭載時でチャンバー内のパージ空間に状態差が発生し、高精度に組立調整された投影光学系の光学性能の装置本体上での再現が困難となる。更に、投影光学系全体をチャンバーで収納する場合には、必ずチャンバーとなる筐体にもシールガラス等の光学素子を保持しなければならず、高精度な組立調整を必要とする投影光学系への適用は困難である。
【0010】
また、組立調整から装置本体搭載までの間にチャンバーのパージ空間を開放する必要性を生じる。従って、異物が鏡筒内へ混入しやすい状態及び光学素子を保持する鏡筒自身に外力を受けやすい状態となり、高精度に組立調整された投影光学系の精度を悪化させてしまう。
【0011】
更に、チャンバー内のパージ空間は非常に大きな容積となり、低吸収性ガスの使用量が増大するため露光装置としてのランニングコストも大きくなってしまう。
【0012】
そこで、本発明は、簡易な構成で低吸収性ガスによるパージを効率よく行うこと、且つ、高精度に組立調整された投影光学系の光学性能を装置本体搭載後も維持することが可能な投影光学系、該投影光学系を有する露光装置、デバイス製造方法及びデバイスを提供することを例示的目的とする。
【0013】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての投影光学系は、物体面上のパターンを像面上に投影する投影光学系を備える露光装置であって、光学素子を保持する鏡筒と、前記鏡筒を含み外部と異なる雰囲気の第1の空間を形成する筐体と、前記鏡筒を支持する支持部とを備え、前記筐体は、前記支持部に取り付けられることを特徴とする露光装置。かかる投影光学系によれば、高精度に組立調整された投影光学系の光学性能を保持したまま輸送したり、装置に搭載したりすることができる。前記鏡筒は、前記光学素子を保持する保持部材を更に有する。これにより、筐体では直接光学素子を保持しない構造とすることができる。前記筐体は、前記鏡筒側面を収納する。前記鏡筒は複数の鏡筒が連結してなり、複数の前記鏡筒が連結している連結部を収納する。これにより、投影光学系内のパージに必要なガスを最小限に抑えることができる。前記鏡筒は、最も物体側にある前記光学素子及び最も像面側にある前記光学素子によって外部と異なる雰囲気の第2の空間を形成可能であって、前記第2の空間の雰囲気を置換するためのガスが供給される第1の供給口と、前記ガスを排出する第1の排出口とを有し、前記筐体は、前記第1の排出口を介して前記第1の空間の雰囲気を置換するための前記ガスが供給される第2の供給口と、前記ガスを排出する第2の排出口とを有し、前記第1の供給口、前記第1の排出口、前記第2の供給口、前記第2の排出口を順次連結することで連続した流路を形成する。前記流路は、前記ガスを前記第2の空間から前記第1の空間に流す。これにより、投影光学系を第1の空間及び第2の空間の2重構成にし、第2の空間の雰囲気を置換するために用いたガスを第1の空間の置換にも用いてガスの使用効率を高めることができる。前記鏡筒は、前記流路の一部を形成する。前記流路は、前記ガスを排出する側に当該ガスを吸引する吸引手段を有してもよい。前記流路は、前記ガスの流量を調節する調節手段を有してもよい。前記ガスは、ヘリウムガスである。前記ヘリウムガスは、前記第1及び第2の空間の上部から下部に流れる。これにより、ガスが淀むことなく効率的に第1及び第2の空間をパージすることができる。
【0014】
本発明の更に別の側面としての露光装置は、紫外光、遠紫外光及び真空紫外光を露光として利用し、当該露光光を、上述の投影光学系を介して被処理体に照射して当該被処理体を露光する。かかる露光装置も上述の投影光学系と同様の作用を奏し、ランニングコストを抑えることが可能となる。
【0015】
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて前記被処理体を投影露光するステップと、前記投影露光された前記被処理体に所定のプロセスを行なうステップとを有する。上述の露光装置の作用と同様の作用を奏するデバイス製造方法の請求項は、中間及び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。また、かかるデバイスは、LSIやVLSIなどの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄膜磁気ヘッドなどを含む。
【0016】
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の一態様である露光装置1について説明する。但し、本発明はこれらの実施例に限定するものではなく、本発明の目的が達成される範囲において、各構成要素が代替的に置換されてもよい。ここで、図1は、本発明の露光装置1の概略断面図である。露光装置1は、図1で示すように、回路パターンが形成されたマスク又はレチクル(本出願ではこれらの用語を交換可能に使用する)200を照明する照明装置100と、プレート400を支持するステージ450と、照明されたマスクパターンから生じる回折光をプレート400に投影する投影光学系300とを有する。
【0018】
露光装置1は、例えば、ステップアンドリピート方式やステップアンドスキャン方式でマスク200に形成された回路パターンをプレート400に露光する投影露光装置である。かかる露光装置は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグラフィ工程に好適であり、以下、本実施形態ではステップアンドスキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる)を例に説明する。ここで、「ステップアンドスキャン方式」は、マスクに対してウェハを連続的にスキャンしてマスクパターンをウェハに露光すると共に、1ショットの露光終了後ウェハをステップ移動して、次のショットの露光領域に移動する露光方法である。「ステップアンドリピート方式」は、ウェハのショットの一括露光ごとにウェハをステップ移動して次のショットを露光領域に移動する露光方法である。
【0019】
照明装置100は、転写用の回路パターンが形成されたマスク200を照明し、光源部110と照明光学系120とを有する。
【0020】
光源部110は、例えば、光源としてレーザーを使用する。レーザーは、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザー、波長約157nmのFレーザーなどを使用することができるが、レーザーの種類はエキシマレーザーに限定されず、例えば、YAGレーザーを使用してもよいし、そのレーザーの個数も限定されない。例えば、独立に動作する2個の固体レーザーを使用すれば固体レーザー相互間のコヒーレンスはなく、コヒーレンスに起因するスペックルはかなり低減する。さらにスペックルを低減するために光学系を直線的又は回転的に揺動させてもよい。また、光源部110にレーザーが使用される場合、レーザー光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザー光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光学系を使用することが好ましい。また、光源部110に使用可能な光源はレーザーに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。
【0021】
照明光学系120は、マスク200を照明する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグレーター、絞り等を含む。例えば、コンデンサーレンズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で整列する等である。照明光学系120は、軸上光、軸外光を問わず使用することができる。ライトインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラーレンズ)板を重ねることによって構成されるインテグレーター等を含むが、光学ロッドや回折素子に置換される場合もある。
【0022】
マスク200は、例えば、石英製で、その上には転写されるべき回路パターン(又は像)が形成され、図示しないマスクステージに支持及び駆動される。マスク200から発せられた回折光は投影光学系300を通りプレート400上に投影される。プレート400は、ウェハや液晶基板などの被処理体でありレジストが塗布されている。マスク200とプレート400とは共役の関係にある。スキャナーの場合は、マスク200とプレート400を走査することによりマスク200のパターンをプレート400上に転写する。ステッパーの場合は、マスク200とプレート400を静止させた状態で露光が行われる。
【0023】
投影光学系300は、図2に示すように、光学素子G1乃至G9と、保持部材310a乃至310iと、第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dと、第1及び第2の筐体340a及び340bと、パージ手段370とを有する。ここで、図2は、図1に示した投影光学系300の概略断面図である。
【0024】
光学素子G1乃至G9は、後述する保持部材310a乃至310iに搭載され、反射、屈折及び回折等を利用して光を結像させる。光学素子G1乃至G9は、保持部材310a乃至310iの円周に亘って接着によって固定保持されている。但し、光学素子G1乃至G9の固定方法に関しては、図示しない板バネや押さえ環等を用いてもよい。光学素子G1乃至G9は、例えば、レンズ、平行平板ガラス、プリズム、ミラー及びフレネルゾーンプレート、キノフォーム、バイナリオプティックス、ホログラム等の回折光学素子を含む。
【0025】
保持部材310a乃至310iは、光軸を中心とする円環状板部材であり、3点において保持部材310a乃至310iを支持する3点スペーサ(光軸を中心として120°ピッチで等分配置されている)315a乃至315e及び第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dに保持され、押さえ環317a乃至317dによって第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dに固定されている。
【0026】
第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dは、郡間スペーサ330a乃至330を挟んで図示しないボルト等で連結され、連結部332a乃至332cを有する。本実施例において、第3の鏡筒320cは支持部322cを有し、かかる支持部332cは床等に設置されたベースフレーム上にダンパを介して支持される鏡筒定盤500上に投影光学系300を保持する。
【0027】
ここで、露光装置における投影光学系は、要求される高精度な光学性能を満足する必要があるため、光学部材や鏡筒構造の製造エラー等で発生する収差を組立調整工程において補正を行なう。例えば、投影光学系を構成する複数の光学素子の間隔を調節したり、複数ある光学素子のうち、特定の光学素子を回転させたりすることによって収差を補正することができる。例えば、光学素子G1と光学素子G2の間隔を調整する場合は3点スペーサ315aの高さを、光学素子G2と光学素子G3の間隔を調節する場合は郡間スペーサ330aの高さを変更する。同様に、3点スペーサ315a乃至315e及び郡間スペーサ330a乃至330cの高さを変更することで光学素子G1乃至G9の全ての間隔を調節することができる。
【0028】
また、光学素子G1の位相を変更する場合は、押さえ環317aを外し、保持部材310aと一体で第1の鏡筒320aに対して回転させる。また、第1の鏡筒320aを第2の鏡筒320bとの連結を外して回転させることにより、光学素子G1及び光学素子G2を一体として位相を変更することも可能である。即ち、第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dは、投影光学系300として高精度な光学性能を達成するための組立調節手段を含む構造となっている。
【0029】
第1乃至第4の鏡筒320a乃至320d内(即ち、投影光学系300内の光路)は、最も物体面側にある光学素子G1と最も像面側にある光学素子G9によってほぼ密封構造となり、外部と異なる雰囲気の鏡筒空間Lが形成されている。ここで、ほぼ密封構造としたのは、鏡筒空間Lの雰囲気を置換するための低吸収ガスが後述するパージ手段370を介して供給される供給口322aを第1の鏡筒320aに、供給された低吸収ガスを排出する排出口322dを第4の鏡筒320dに設けているためである。また、保持部材310a及び310iを除く第1の空間L内の保持部材310b乃至310hは、貫通孔312b乃至312hが形成され、かかる貫通孔312b乃至312hによって光学素子G1乃至G9間の空間が連通されている。
【0030】
鏡筒空間Lにおいて、酸素濃度を1ppm以下に保つことができるような密封構造にすることは、第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dと郡間スペーサ330a乃至330cの連結する場所が発生するため非常に困難である。第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dと郡間スペーサ330a乃至330cの連結する場所にOリング等のシール手段を設けて密封度を上げることも考えられるが、かかるシール手段によって保持部材310a乃至310iを介して光学素子G1乃至G9に応力を与えることになり、光学素子を保持する鏡筒の構造としては好ましくない。また、特に、露光中等に発生する収差の補正のために光学素子G1乃至G9の間隔を変動駆動させる図示しない光学素子駆動手段や、投影光学系300の開口数(NA)を調節する図示しないNA絞り駆動手段を投影光学系300に配置した際には、上述のシール手段によるシール性と光学素子及びNA絞り駆動手段の駆動に必要なセンサー等のメンテナンス性を両立することが非常に困難となる。
【0031】
第1及び第2の筐体340a及び340bは、第3の鏡筒320cの支持部322cに図示しないボルト等によって取付けられ、第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dを収納する。第1及び第2の筐体340a及び340bは第1乃至第4の鏡筒320a乃至320dを含み、ゴムシール350a及び350b、押さえ部材355a乃至355dによってほぼ密封構造となり、外部と異なる雰囲気の筐体空間M及びNを形成する。ここで、ほぼ密封構造としたのは、筐体空間M及びNの雰囲気を置換するための低吸収ガスが鏡筒空間Lの排出口322dを介して供給される供給口342aを第1の筐体340aに、供給された低吸収ガスを排出する排出口342bを第2の筐体340bに設けているためである。また、押さえ部材355a及び355bは、ゴムシール350a及び350bを挟み込んで図示しないボルト等によって第1及び第4の鏡筒320a及び320dに、押さえ部材355c及び355dは、ゴムシール350a及び350bを挟み込んで図示しないボルト等によって第1及び第2の筐体340a及び340bに取付けられている。ここで、密封構造の鏡筒空間L、筐体空間M及びNを作成するためにゴムシール350a及び350bを使用するのは、上述したように、露光装置における投影光学系として光学素子の間隔を調整する必要があるからである。即ち、本実施形態においては、光学素子G1乃至G9の間隔を調整することで、第1の鏡筒320aの最上面(ゴムシール350aの取付け面)や第4の鏡筒320dの最下面(ゴムシール350bの取付け面)の高さ位置が、第3の鏡筒320cの支持部322cに対して変動し、第1の鏡筒320aと第1の筐体340aの最上面、第4の鏡筒320dと第2の筐体340bの最下面に高さのギャップが生じる。第1及び第2の筐体340a及び340bを第1及び第4の鏡筒320a及び320d側のゴムシール350a及び350bの取付け面に合わせて加工することも可能であるが、ゴムシール350a及び350bを使用することにより第1の鏡筒320aと第1の筐体340aの最上面、第4の鏡筒320dと第2の筐体340bの最下面における高さのギャップを調整せずにシール部材を取付けることができる。換言すれば、第1の鏡筒320aと第1の筐体340bの最上面、第4の鏡筒320dと第2の筐体340bの最下面における高さのギャップを緩和できる方法、手段であれば如何なるものを用いてもよい。
【0032】
次に、鏡筒空間L、筐体空間M及びNにおける低吸収ガスの流路について説明する。配管360は、第1の鏡筒320aの供給口322aに接続し、後述するパージ手段370から供給される低吸収ガスを鏡筒空間Lに導入する。配管362は、第3の鏡筒320cに設けられた配管用孔部324cを通って上部側へ配管され、第4の鏡筒320dの排出口322dと第1の筐体340aの供給口342aとを接続する。配管364は、第2の筐体340bの排出口342bに接続され、供給された低吸収ガスを外部に排気する。
【0033】
まず、後述するパージ手段370から供給された低吸収ガスは、配管360を通って第1の鏡筒320aの供給口322aに導入される(流路A)。第1の鏡筒320a内に導入された低吸収ガスは、保持部材310b乃至310hの貫通孔312b乃至312hを介して鏡筒空間Lを通り(流路B)、最も像面側にある光学素子G9の上から第4の鏡筒320dの排出口322dから鏡筒外に排気される(流路C)。第4の鏡筒320dの排出口322dから排気された低吸収ガスは、配管362を通り第1の筐体340aの供給口342aから筐体空間Mへ供給される(流路D)。筐体空間Mに供給された低吸収ガスは、その後、第3の鏡筒320cに形成された一部の流路326cを通り、筐体空間Nへ供給される(流路E)。筐体空間Nへ供給された低吸収ガスは、最終的に第2の筐体340bの排出口342bに接続された配管364を介して外部に排気される(流路F)。
【0034】
パージ手段370は、低吸収ガスを投影光学系300に供給する供給手段372と、供給した低吸収ガスを排気する排気手段375とを有し、投影光学系300内の鏡筒空間L、筐体空間M及びNの雰囲気を低吸収ガスに置換する。低吸収ガスとしては、例えば、ヘリウム、窒素等の不活性ガスが用いられる。特に、ヘリウムガスを用いた場合は、大気に対して密度が小さいため、パージ空間の上部から下部へと流れる流路とすると置換がしやすくなる。
【0035】
供給手段372については、圧力流量調整手段373にて投影光学系300へ供給する低吸収ガスの圧力及び流量をコントロールする。具体的には、マスフローコントローラやレギュレータ等を使用する。また、圧力流量調節手段373は、低吸収ガスの流量を切換えることができるようになっており、露光装置1の状態により低吸収ガスの流量を切換える。例えば、露光装置1の立ち上げ直後においては、低吸収ガスの流量を大流量とし、投影光学系300内の雰囲気を短時間で低吸収ガスに置換することは有効な手段であるが、常時低吸収ガスの流量を大流量とするとランニングコストが高くなる。また、露光中は、大流量の低吸収ガスを供給すると投影光学系300内の圧力が上がり、光学性能に悪影響を与えてしまう。そこで、圧力流量調節手段373は、露光中以外では低吸収ガスの流量を大流量に、露光中には低吸収ガスの流量を小流量に切換えることができるようになっている。圧力流量調節手段373の後段にある開閉手段374は、例えば、バルブ等で構成されて投影光学系300内の雰囲気を維持する。例えば、開閉手段374は、投影光学系300の輸送時等に鏡筒空間L(筐体空間M及びN)を外部から遮断し、内部の雰囲気を維持する。
【0036】
排出手段375は、圧力調節手段376と、測定手段377とを有する。投影光学系300から排気された低吸収ガスは、圧力調節手段376を通り外部に排気される。圧力調節手段376は、投影光学系300内の圧力をコントロールし、例えば、投影光学系300内の圧力を上げるには圧力調整バルブ等が用いられ、反対に投影光学系300内の圧力を下げるには吸引ポンプ等が用いられる。また、圧力調節手段376は、供給手段372の開閉手段374と同様に、投影光学系300内の雰囲気を維持するための機能を有する。圧力調節手段376の後段には、投影光学系300内のパージ性能を保証するための酸素濃度計等の測定手段377が配置されている。測定手段377は、圧力調節手段376から排気された低吸収ガスの酸素濃度を測定することで、投影光学系300内の酸素濃度をモニタする。かかる酸素濃度によって低吸収ガスの流量を切換えるタイミングを判断する。例えば、酸素濃度が露光可能と判断されたときに供給する低吸収ガスの流量を大流量から小流量に切換えて露光を行なう。また、露光中の不慮の事故等により、投影光学系300内の酸素濃度が上がった場合は露光を中止する。
【0037】
従って、投影光学系300は、鏡筒空間L(光路中)を低吸収ガスに置換して酸素濃度を低く維持することができる。即ち、鏡筒構造自体を完全なる密封構造としなくても、鏡筒構造外部も低吸収ガスで置換して酸素濃度を低く維持することで鏡筒内部に与える影響を非常に小さいものとしている。
【0038】
また、第3の鏡筒320cの支持部322cにて投影光学系300全体を支持することにより、筐体が無理な応力をかけずに鏡筒を収納し、簡易な構成でパージ空間(鏡筒空間及び筐体空間)を2重構造とすることができる。また、低吸収ガスの供給口及び排出口にパージ空間を閉鎖可能な開閉手段や圧力調整手段を設けることにより、高精度に組立調節された投影光学系のパージ空間を維持したまま鏡筒定盤等に搭載できる。即ち、投影光学系内への異物混入を防止し、更に、組立調節された後の輸送等による環境変化にも影響を受けることなく光学性能を維持することができる。また、パージ空間の上部から下部に低吸収ガスが流れるように流路を形成することで、特に、ヘリウムガス等の大気より密度の小さい気体を用いた場合、淀みも少なく効率的にパージ空間をパージすることができる。
【0039】
次に、図3を参照して、投影光学系300の変形例である投影光学系300Aを説明する。投影光学系300Aは、投影光学系300と同様の機能を有するが、筐体に関して異なる。なお、投影光学系300と同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。ここで、図3は、図2に示す投影光学系300の変形例である投影光学系300Aの概略断面図である。
【0040】
投影光学系300Aは、第1乃至第4の鏡筒320a乃至320が郡間スペーサ330a乃至330cを挟んで連結された連結部332a乃至332cのみを収納する第1乃至第3の筐体380a乃至380cを有する。第1の筐体380aは、第1の鏡筒320aと第2の鏡筒320bが連結する連結部332aを収納し、第2の筐体380bは、第2の鏡筒320bと第3の鏡筒320cが連結する連結部332bを収納し、第3の筐体380cは、第3の鏡筒320cと第4の鏡筒320dが連結する連結部332cを収納する。
【0041】
低吸収ガスの流路は、投影光学系300とほぼ同様だが、第1の筐体380aと第2の筐体380bとを結ぶ配管390と、第2の筐体380bと第3の筐体380cとを結ぶ配管392によって、第1乃至第3の筐体380a乃至390c間が一気通関で低吸収ガスの流路を形成している。
【0042】
従って、投影光学系300Aは、鏡筒の連結部(即ち、鏡筒空間において最もリークする可能性が高い箇所)を確実に筐体で収納し、筐体空間の容積を必要最小限に抑えることができるため低吸収ガスの使用量も最小限にすることができる。即ち、2重構成のパージ空間を有する投影光学系において、鏡筒を収納する筐体を簡易な構造にすることができ、且つ、低吸収ガスの使用量を最小限にすることで装置のランニングコストを抑えることができる。
【0043】
再び、図1に戻って、プレート400にはフォトレジストが塗布されている。フォトレジスト塗布工程は、前処理と、密着性向上剤塗布処理と、フォトレジスト塗布処理と、プリベーク処理とを含む。前処理は、洗浄、乾燥などを含む。密着性向上剤塗布処理は、フォトレジストと下地との密着性を高めるための表面改質(即ち、界面活性剤塗布による疎水性化)処理であり、HMDS(Hexamethyl−disilazane)などの有機膜をコート又は蒸気処理する。プリベークは、ベーキング(焼成)工程であるが現像後のそれよりもソフトであり、溶剤を除去する。
【0044】
ステージ450は、プレート400を支持する。ステージ450は、当業界で周知のいかなる構成をも適用することができるので、ここでは詳しい構造及び動作の説明は省略する。例えば、ステージ450は、リニアモーターを利用してXY方向にプレート400を移動することができる。マスク200とプレート400は、例えば、同期走査され、ステージ450と図示しないマスクステージの位置は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。ステージ450は、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるステージ定盤上に設けられる。
【0045】
露光において、光源部110から発せられた光束は、照明光学系120によりマスク200を、例えば、ケーラー照明する。マスク200を通過してマスクパターンを反映する光は投影光学系300又は300Aによりプレート400に結像される。露光装置1が使用する投影光学系300又は300Aは、上述したように、露光中投影光学系300又は300A内を低吸収ガスの雰囲気に維持することができるので、紫外光、遠赤外光及び真空紫外光を高い透過率で透過するので、高いスループットで経済性よくデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。
【0046】
次に、図4及び図5を参照して、上述の露光装置1を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図4は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィ技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
【0047】
図5は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置1によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
【0048】
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれらに限定されずその要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、簡易な構成で低吸収性ガスによるパージを効率よく行い、且つ、高精度に組立調整された投影光学系の光学性能を装置本体搭載後も維持することができる。また、筐体を鏡筒の連結部のみに限定して収納することで低吸収ガスの使用量を最小限に抑えながら投影光学系内の光路部をパージすることができるので装置のランニングコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の露光装置の概略断面図である。
【図2】 図1に示す投影光学系の概略断面図である。
【図3】 図2に示す投影光学系の変形例を示す概略断面図である。
【図4】 本発明の露光装置を有するデバイス製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図5】 図4に示すステップ4の詳細なフローチャートである。
【符号の説明】
1 露光装置
300、300A 投影光学系
310a乃至310i 保持部材
312b乃至312h 貫通孔
315a乃至315e 3点スペーサ
317a乃至317d 押さえ環
320a乃至320d 鏡筒
322a、342a 供給口
322d、342b 排出口
330a乃至330c 郡間スペーサ
332a乃至332c 連結部
340a、340b、380a乃至380c 筐体
350a、350b ゴムシール
355a乃至355d 押さえ部材
360、362、364、390、392 配管
370 パージ手段

Claims (13)

  1. 物体面上のパターンを像面上に投影する投影光学系を備える露光装置であって、
    光学素子を保持する鏡筒と、
    前記鏡筒を含み外部と異なる雰囲気の第1の空間を形成する筐体と、
    前記鏡筒を支持する支持部とを備え、
    前記筐体は、前記支持部に取り付けられることを特徴とする露光装置。
  2. 前記鏡筒は、前記光学素子を保持する保持部材を更に有する請求項1記載の露光装置。
  3. 前記筐体は、前記鏡筒側面を収納する請求項1記載の露光装置。
  4. 前記鏡筒は複数の鏡筒が連結してなり、複数の前記鏡筒が連結している連結部を収納する請求項1記載の露光装置。
  5. 前記鏡筒は、最も物体側にある前記光学素子及び最も像面側にある前記光学素子によって外部と異なる雰囲気の第2の空間を形成可能であって、
    前記第2の空間の雰囲気を置換するためのガスが供給される第1の供給口と、
    前記ガスを排出する第1の排出口とを有し、
    前記筐体は、
    前記第1の排出口を介して前記第1の空間の雰囲気を置換するための前記ガスが供給される第2の供給口と、
    前記ガスを排出する第2の排出口とを有し、
    前記第1の供給口、前記第1の排出口、前記第2の供給口、前記第2の排出口を順次連結することで連続した流路を形成する請求項1記載の露光装置。
  6. 前記流路は、前記ガスを前記第2の空間から前記第1の空間に流す請求項5記載の露光装置。
  7. 前記鏡筒は、前記流路の一部を形成する請求項5記載の露光装置。
  8. 前記流路は、前記ガスを排出する側に当該ガスを吸引する吸引手段を有する請求項5記載の露光装置。
  9. 前記流路は、前記ガスの流量を調節する調節手段を有する請求項5記載の露光装置。
  10. 前記ガスは、ヘリウムガスである請求項5記載の露光装置。
  11. 前記ヘリウムガスは、前記第1及び第2の空間の上部から下部に流れる請求項10記載の露光装置。
  12. 紫外光、遠紫外光及び真空紫外光を露光光として利用し、当該露光光を、投影光学系を介して被処理体に照射して当該被処理体を露光する請求項1乃至11のうちいずれか一項記載の露光装置。
  13. 請求項12記載の露光装置を用いて被処理体を投影露光するステップと、
    前記投影露光された前記被処理体に所定のプロセスを行なうステップとを有するデバイス製造方法。
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