JP3957860B2 - 照明装置付き巻尺 - Google Patents

照明装置付き巻尺 Download PDF

Info

Publication number
JP3957860B2
JP3957860B2 JP05415798A JP5415798A JP3957860B2 JP 3957860 B2 JP3957860 B2 JP 3957860B2 JP 05415798 A JP05415798 A JP 05415798A JP 5415798 A JP5415798 A JP 5415798A JP 3957860 B2 JP3957860 B2 JP 3957860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
light
lighting device
tape measure
measure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05415798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11237201A (ja
Inventor
毅 原
Original Assignee
原度器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 原度器株式会社 filed Critical 原度器株式会社
Priority to JP05415798A priority Critical patent/JP3957860B2/ja
Publication of JPH11237201A publication Critical patent/JPH11237201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3957860B2 publication Critical patent/JP3957860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Tape Measures (AREA)
  • Details Of Measuring Devices (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、テープを照明する照明装置付きの巻尺に関するものである。
【0002】
【従来技術と問題点】
従来、照明装置を備えている巻尺は多数提案されており、それらは、光源に一般に使用される豆電球を使用し、また、その電源に小型の乾電池を用いて、引き出したテープを照明している。
照明装置が設置される部位はケースの前壁が多く、その前壁に電源部を備えた照明装置を後付け状態で設置したり、前壁内部に電源部を備えた照明装置を設置しているものが多い。
そして、周囲の明暗状況に応じて照明装置を作動させ、引き出したテープを照明して測定作業を行っている。
【0003】
しかし、上述の照明装置は光源に一般の豆電球を使用していることから、巻尺を取り扱う際の振動や衝撃に極めて弱く、巻尺を道具箱等に入れての移動や使用中に他の物と接触したことによる振動や衝撃で電球が切れてしまうこともあり、また、電球の割れによる負傷の危険もあって、取り扱いに際しては慎重さが要求されていた。
また、電源には小型の乾電池が使用されており、小型とはいえ、巻尺の大きさと比較した場合それをケースに収納するとなるとかなりのスペースを必要とし、結果、巻尺の大きさそして重量が増加して、暗い場所での使用を可能にしているメリットがあるにも係わらず、その巻尺は極めて使い難い巻尺となってしまっていた。
【0004】
さらには、暗い場所での使用が連続して行われると電池の消耗が激しく、度々電池の交換を余儀なくされ経済的にも不利であり、また、スペアー電池を用意しておくのも面倒であった。
そして、テープを照明できる範囲は、豆電球を使用していることによりケースに近い範囲の照明しかできず、また、照射光はある角度をもってテープ面を照らしているため、テープを見る位置によっては照射光がテープ面に反射して見づらいものであった。
以上のことから、照明装置を備えている巻尺は作業環境にマッチしているものではなく、多くの改善を必要とするものであった。
【0005】
【目的】
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、従来の巻尺とほぼ同じ外形寸法及び自重のままで、安全且つ経済的にも優れた照明装置付き巻尺を提供することを目的とするものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、周囲の明暗を感知する光センサーと、テープが引き出しの有無を感知するセンサーとを備え、両センサーからの信号により、周囲が暗く、かつテープが引き出されている状態のときに光を照射するように構成した照明装置を設けてなる照明装置付き巻尺である。
【0007】
この巻尺をさらに詳しく説明すると、前記照明装置が巻尺ケースのテープ出入口に近設され、該照明装置から照射される光の光軸がテープの延出方向とほぼ平行をなすよう固定し、テープ面に照射光が反射しないように構成してある
本発明は上述の自動巻き込み式の巻尺に限定するものではなく、テープを手動のハンドルで巻き取る方式の巻尺も含むものである。
【0008】
照明装置は、照明光の照射方向がテープとほぼ平行にすることができれば、特にその部位を限定するものではなく、テープ出入口の背後のケース内部に設けたり、また、テープ出入口の上方のケース材と面一また内外部に設ければよい。
さらに、照明光を反射可能な部材によって適宜反射させて、ケースから出たときに照明光の照射方向がテープとほぼ平行にすることができれば、照明装置はケース内部のどの部位に設けてもよい。
【0009】
照明装置の光源は直進性のよい発光ダイオード(LED)を用いるのが望ましく好適なものを選択して用いればよい。
光源となる発光ダイオードは単数また複数用いてもよく、また、テープの塗料や塗色に応じて照明光の色を適宜選定すればよい。異なる色の発光ダイオードを組み合わせて用いてもよい。
【0010】
照明装置には起動用のスイッチの他に、周囲の明暗を感知する光センサー等を備え、そのセンサーが暗いと判断したときに照明装置を作動させるのがよい。
そして、このセンサーと共にテープが引き出されたことを感知するセンサー、例えばスイッチを利用したセンサーやフォトセンサー等を用いて、テープの引き出しの有無によって照明装置を作動させるのが望ましい。
【0011】
照明装置の電源は好適な電池を用いればよいが、望ましくはボタン型の電池を使用するのがよい。また、その電池の構成材料は特に限定するものではない。
そして、光源となる発光ダイオードの電力消費量に応じて、電池を交換可能に装備したり、また、電池の交換を不要とした埋め込み装備にしてもよい。
【0012】
本巻尺に用いる測定用のテープは、通常の塗料また塗色で印刷してもよいが、蓄光剤を含有する塗料や蛍光剤を含有する塗料で印刷するのが望ましい。
また、上記の塗料により印刷する部位も、テープ面・目盛り・数字の全ての部位やその一部、例えばテープ面のみであってもよい。蓄光剤や蛍光剤も好適なものを適宜選定して用いればよい。
【0013】
【作用】
本発明の照明装置付き巻尺は以上のような構造であることから、テープの目盛りが見え難くなったとき照明装置の起動用のスイッチを入れる。
これにより、照明装置から光が照射されて、テープが照らされると共にテープの印刷面がその光によって浮き上がるように見える。
【0014】
このとき、照明装置から照射される光はテープとほぼ平行に進み、テープ面はその照射光のまとまり、すなわち光軸から外れた周囲の光で照らされる。
これにより、テープ面に照射光が反射することがなく、蓄光剤または蛍光剤により印刷された部位がほのかに光る。
【0015】
【実施例】
本発明の照明装置付き巻尺の一実施例を図面に従って説明すると、図1は、本発明に係わる巻尺の一部切欠き側面図であり、1は照明装置2を設けた本発明に係わる巻尺、11は巻尺1のケース、12はテープの出入口、13は引き出したテープ3の制動操作部である。
2は起動スイッチ21・ボタン電池22・発光ダイオード(LED)23・光センサー24・フォトセンサー25を備える照明装置である。そして、光センサー24は周囲の明暗を感知するセンサーであり、フォトセンサー25はテープの引き出しの有無を感知するセンサーである。
【0016】
3は目盛り等が印刷された測定用のテープである。そして、照明装置2の起動スイッチ21が0Nされ、尚且つ、光センサー24が周囲を暗状態と判断すると共にフォトセンサー25がテープ3が引き出されていると判断することにより電気回路が閉じられ、ボタン電池22から電力が供給されて発光ダイオード(LED)23が発光しテープ3を照らす。そして、35はテープ3が引き込み状態であることを感知させる感知孔である。
【0017】
図2は、本発明に係わる巻尺の正面図であり、発光ダイオード(LED)23をテープの出入口12に近設して、その照射光の方向、すなわち光軸がテープ3とほぼ平行となるようにしている。
本実施例では、起動スイッチ21・ボタン電池22・光センサー24をケース11の前壁14に集約して設けているが、特にこの部位に限定するものではなくケース11の頂部15や後壁16または側面等に設けてもよい。
【0018】
図3は、巻尺のテープ出入口の部分拡大図であり、発光ダイオード(LED)23から照射された光(直進光4a)はテープ3とほぼ平行に進み、そして、テープ面31はそれから外れた周囲の光(拡散光4b)によって照らされる。
これにより、テープ面31に直進光4aが反射することなく、そして、蓄光剤または蛍光剤により印刷された目盛り32や数字33は拡散光4bによってほのかに光る。
【0019】
【効果】
本発明の照明装置付き巻尺は以上のような構造であることから、テープ面をより長い距離まで照らすことができると共にテープ面を直接照射がするわけではいので、反射無しに、目盛りや数字を鮮明且つ容易に読み取ることができる。
また、テープ面の目盛りや数字を、蓄光剤や蛍光剤を含有する塗料で印刷しているため、光で照らされると目盛りや数字等が浮き上がっているかのように見え、暗い場所は勿論のこと明るい場所でも目盛りや数字等の判読を容易にすることができる。
【0020】
そして、本巻尺は照明装置を備えない巻尺とほぼ同じ外形寸法であると共に自重も殆ど変わらず、また、発光ダイオードの使用により通常使用時の対衝撃性に優れていると共に照明時の電力消費量も少ない。さらに、周囲の明暗状態とテープの引き出し状態をセンサーで感知しているため、不必要な点灯を防止することもできる。
このことから、一般の巻尺と同様な取り扱いをすることができると共に、安全面や経済面にも優れている。また、高齢者が使用する際も目盛りや数字を容易に判読することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる巻尺の一部切欠き側面図
【図2】 本発明に係わる巻尺の正面図
【図3】 巻尺のテープ出入口の部分拡大図
【符号の説明】
1−巻尺,11−ケース,12−出入口,13−制動操作部,14−前壁,15−頂部,16−後壁,2−照明装置,21−起動スイッチ,22−ボタン電池,23−発光ダイオード(LED),24−光センサー,25−フォトセンサー,26−電池蓋,3−テープ,31−テープ面,32−目盛り,33−数字,34−係止片,35−感知孔,4a−直進光,4b−拡散光

Claims (5)

  1. 周囲の明暗を感知する光センサーと、テープが引き出しの有無を感知するセンサーとを備え、両センサーからの信号により、周囲が暗く、かつテープが引き出されている状態のときに光を照射するように構成した照明装置を設けてなる照明装置付き巻尺。
  2. 前記照明装置が巻尺ケースのテープ出入口に近設され、該照明装置から照射される光の光軸がテープの延出方向とほぼ平行をなすよう固定し、テープ面に照射光が反射しないように構成してなる請求項1に記載の照明装置付き巻尺。
  3. 前記照明装置の光源に発光ダイオードを用いることを特徴とする請求項1に記載の照明装置付き巻尺。
  4. 前記テープが、蓄光剤を含有する塗料で印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置付き巻尺。
  5. 前記テープが、蛍光剤を含有する塗料で印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置付き巻尺。
JP05415798A 1998-02-20 1998-02-20 照明装置付き巻尺 Expired - Fee Related JP3957860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05415798A JP3957860B2 (ja) 1998-02-20 1998-02-20 照明装置付き巻尺

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05415798A JP3957860B2 (ja) 1998-02-20 1998-02-20 照明装置付き巻尺

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11237201A JPH11237201A (ja) 1999-08-31
JP3957860B2 true JP3957860B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=12962723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05415798A Expired - Fee Related JP3957860B2 (ja) 1998-02-20 1998-02-20 照明装置付き巻尺

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3957860B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20313746U1 (de) 2003-09-02 2003-11-06 Can, Metin, 87452 Altusried Maßband
JP2006133066A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Hara Doki Kk 巻尺
JP5052034B2 (ja) * 2006-04-28 2012-10-17 原度器株式会社 照明付き巻尺
US7565751B2 (en) * 2006-10-16 2009-07-28 The Stanley Works Measuring device with fluorescent translucent material

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11237201A (ja) 1999-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4462160A (en) Illuminated locking tape measure device
US7134214B1 (en) Illuminated ruler
EP1789751B1 (en) Illuminated tape measure
US4516325A (en) Illuminated device employing printed circuit board switch
JP2006306305A (ja) 車両用室内灯
US4617821A (en) Gas detecting device
US8079742B2 (en) Illumination structure
US6315431B1 (en) Pull chain with light
SA08290550B1 (ar) محطة إنذار بالجذب حساسة للضوء
JP3957860B2 (ja) 照明装置付き巻尺
US6409358B1 (en) Illuminated stop sign
US20030021372A1 (en) Pedometer with an illumination lamp
JP4435349B2 (ja) 巻尺
JP3027463U (ja) 巻 尺
CN216944101U (zh) 储物盒
CN221242662U (zh) 具有氛围灯的纸巾盒
KR19980078286A (ko) 비상구의 표시방법 및 그 비상구 표시장치
KR200411684Y1 (ko) 차량용 발광 표시장치
JP2000292558A (ja) 目覚まし時計の表示装置
CN212463577U (zh) 自动感应照明装置
US10663161B2 (en) Illuminated dipstick
KR200154083Y1 (ko) 경고 표지판
KR200212526Y1 (ko) 컴퓨터 발광(發光) 전원 s/w보턴
KR200311244Y1 (ko) 조명 램프가 부착된 길이 측정용 줄자
JPS63176994U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees