JP3956994B2 - インクカートリッジ - Google Patents

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本発明は、カラーのインクジェット記録装置に用いるインクカートリッジに関する。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックといった各インクを用いて記録書込みを行う形式のプリンタ、特にカラーのインクジェットプリンタには、必要な数のインク収容室を区画形成したインクカートリッジが用いられる。
この種のインクカートリッジには、イエロー、マゼンタ、シアンといった各色のインクばかりでなく、必要によっては濃度多値化記録方式を採るべく、これらの色について濃淡2種のインクをも収容するようにしなければならないが、これらのインクを収容するインク収容室を一列に配置した場合には、インク供給口を小型にするのに限界があってインク収容室の巾を必要以上に狭めることができないため、インクカートリッジが極端に大型化してしまって、オンキャリッジ式のものではその搭載に問題をきたすほか、カートリッジの装填等に際しては巾方向に位置ずれを起こしてインク供給針を折損しかねない問題を惹起こす。
また、限られた大きさのインクカートリッジ内で各インク収容室の内容積を大きくしてゆくには隔壁等の肉厚を薄くしてゆく必要があるが、これには強度的な問題が発生し、また、記録装置側では、製造上及び管理上の観点からキャリッジを一定の大きさに揃える必要があるが、これに応えるべく、各種のインクカートリッジの外形を揃えると、装填ミスを起しかねない問題が派生し、さらには、キャリッジに搭載させるべく、インクカートリッジの外形寸法を小さくしていった場合には、使用量の少ないインクを収容するインク収容室の内容積がますます小さくなって、僅かなインクの蒸発によっても個々のインクの粘性に大きな違いが生じてきてしまうといった不都合が生じる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、インクの蒸発量をインクの収容量に応じて差を持たせることにより、それぞれのインクの粘性をほぼ均一に維持することのできる新たなインクカートリッジを提供することにある。
すなわち、本発明は係る課題を達成するためのインクカートリッジとして、内部に大小複数のインク収容室を区画形成したインクカートリッジの開口部を覆う蓋体に、一端が上記各インク収容室に、他端が外気に通じる各通気路のうち、上記小インク収容室に連通する通気路が上記大インク収容室に連通する通気路よりも流路抵抗が大きくなるように形成したこと。
蓋体に設ける通気路の抵抗を、小インク収容室に連通する通気路を大インク収容室に連通する通気路よりも大きくしたことにより、収容量の如何に拘りなくインクの粘性をほぼ均一に維持することができ、僅かな蒸発によっても粘性が大きく変化する小インク収容室内のインクの蒸発を可能な限り抑えて、長期にわたって安定した記録書込みを行わせることができる。
そこで以下に本発明の実施例について説明する。
図1は、濃度多値記録方式を採るインクジェット記録装置に用いる本発明の一実施例をなすインクカートリッジを示したものである。
このインクカートリッジ本体1には、マゼンタ、シアン、イエローの各インクと、マゼンタ、シアンの各淡いインクを収容する各インク収容室2a〜eと、これらよりも容量の大きなブラックのインクを収容するインク収容室2fがそれぞれ横の隔壁3hを介して区画形成されている。
このインクカートリッジ本体1には、その底面一側に、各インク収容室2a〜fに連通するインク供給口4a〜fが千鳥状に配列されていて、インクカートリッジ本体1の外形寸法を抑えるべく各インク収容室2a〜fを可能な限り薄く形成しても、それぞれのインク供給口4a〜fが互いに干渉し合わないように構成されている。
このように構成されたインクカートリッジ本体1を記録ヘッドpの背面に装着して、各インク供給口4a〜fに対応するインク供給針qを挿入すると、各インク収容室2a〜f内に収容された各インクは、インク流路rを経てノズルプレートsの各ノズルtのもとに供給されることになる。
この実施例では、インク供給口4a〜fの外径に促われることなく各インク収容室2a〜fを薄く形成することにより、インクカートリッジ本体1をその分小型に形成することができる。
図2は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4種のインクを用いたフルカラー記録対応のインクカートリッジとして構成したもので、同図(b)はブラックのインクを収容するインク収容室2dのみを分割構成したもので、これらも第1の実施例と同様に、各インク供給口4a〜dを千鳥状に配列することによりインク供給口4a〜dの外径に制約されることなくインクカートリッジ1の外形をその分小型に形成することができる。
図3は、濃淡多値記録方式を採るインクジェット記録装置に用いるインクカートリッジとして構成したものである。
同図(a)に示したインクカートリッジ本体1には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックについて各濃淡2種のインクを収容する合計8個のインク収容室2a〜hが、1つの縦の隔壁3υと3つの横の隔壁3hを介して左右に4個ずつ区画形成され、さらに、縦の隔壁3vを挟むようにしてその中央には、各インク収容室2a〜hと連通するインク供給口4a〜hが。記録ヘッドp側のインク供給針qの配列位置に合わせるようにして配設され、各インク収容室2a〜hを左右に振り分けることにより、各インク収容室2a〜hをさほど薄く形成しなくともインクカートリッジ本体1を小型化することができるとともに、インクカートリッジを装着する際の傾きをなくして、その装着をより容易に、かつより確実に行うことができる。
この実施例では、各インク収容室a〜hの内容積を同じにしたものであるが、図8(a)に示した実施例のように、使用量に応じて容量の大きなインク収容室と容量の小さなインク収容室を左右に振り分け配置することもでき、また、図3(b)に示したように、シアン、マゼンタについてはそれぞれの濃淡インクを収容する各インク収容室2a〜dを左右に振り分け配置する一方、使用量の大なるイエロー及びブラックの各インクを収容するインク収容室2e〜fについては、他のインク収容室2a〜dのように縦にぶんかつすることなく、インク供給口4e〜fのみを他のインク供給口4a、cと同列になるように一方に偏して配設するようにすることもできる。
これに対して図4に示した実施例は、8個の各インク収容室2a〜hをインクカートリッジ本体1の両側端に配列するようにしたもので、この実施例によれば、同図(a)に示したように、インク供給口4a〜hの位置を記録ヘッドpの各インク供給針qの位置に合わせ、単に縦の隔壁3υの位置のみをずらすだけで、自然画、人物画や写真のように、ハイライトの粒状性を意識した画像や、グラフ、テキストを主とした画像等、その用途に応じて各インク収容室2a〜hの容積を変えるようにすることもでき、また、同図(b)に示したように、インクカートリッジ本体1内を1枚の縦の隔壁3υで仕切ることにより、一方を容量の大きなインク収容室2a〜d、他方を容量の小さなインク収容室2e〜hとして振り分け配置するようにすることもでき、さらには、同図(c)に示したように、インク供給口4a〜fの位置を変えることなく、イエロー、ブラックの各インク収容室2efについては縦の隔壁3υを省くことによってこれらの大きな使用量に対処させることができる。
以上述べた実施例は、いずれもインク供給口4を2列に配列したものであるが、インク収容室2の数、あるいはインクカートリッジに要求される形状、寸法等によっては、インク供給口の列を3列あるいはそれ以上の列にすることもできる。
ところで、図5乃至図7に示した実施例は、限られた大きさのインクカートリッジの内部に複数のインク収容室を、インクカートリッジ自体の強度を弱めることなく、しかも可能な限り大きな収容容積を持たせるようにして、かつインクの粘性を均一に維持させるようにして、形成したものである。
このインクカートリッジ本体11は、水蒸気の透過度は低いが、強度的には若干劣るポリプロピレンを素材として、可能な限りのインクを収容し得るよう直方体状に形成され、その内部には、縦に1つの隔壁13υ、13υ、横に2つの隔壁13hを用いて、幅が等しく内容積が異なる2種6室のインク収容室12a〜fが3列2段に区画形成され、狭い方のインク収容室(以下小室という)12a〜cには、濃いマゼンタ、シアンの各インクとブラックのインクが、広い方のインク収容室(以下大室という)12d〜fには、中間色を出すことができるように、淡いマゼンタ及びシアンの各インクと、イエローのインクがそれぞれ収容されている。
このインクカートリッジ本体11には、その開口部周縁に、巾方向よりも長手方向の巾を広くした補強用のリブ15が張出し形成され、また、各側壁16には、検出器の度当りを兼ねた変形防止用のリブ17が深さ方向に突出形成され、さらに、これらの各側壁16のコーナ部分には、図6に示したように、開口部側と底面側の各肉厚をほぼ一定にしつつ、開口部側(同図a)から底面部側(同図b)へかけて内外の各アールr、Rを徐々に小さくするように形成されている。
一方、これら各インク収容室12a〜fは、可能な限り内容積が大となるように、各底面18をインクカートリッジ本体11の底面と同一面となるように形成され、かつ、これらの底面18には、小室12a〜cと大室12d〜fとにそれぞれ共通の位置決め溝19a、19dが凹設されていて、これらの溝19a、19d内には、各インク収容室12a〜fの底部と連通する円筒状のインク供給口20a〜20fが、端縁をインク収容室12a〜fの各底面18と同じ高さになるように突出形成されていて、これらの各開口部は共通のテープ22a、22dによって封止されている。
またこのインクカートリッジ11には、図7(b)に示したように、その長手方向一方の側壁16の、隣接するインク収容室12e、12fを区画する隔壁13hに誤装着防止用の溝24が設けられ、また、側壁16の上方にも誤装着防止用の隆条突起25が突出形成されていて、図示しないキャリッジに設けた突部と係合することができるか否かによって誤装着が防がれるように構成されている。
この実施例における誤装着防止用の溝24は、1番目と2番目のインク室12e、12fとを区画する隔壁13hの部分に1本設けられているが、機種毎に位置を変えたり溝24の数を複数にするなど、溝24の位置と数との組み合わせによって各種のインクカートリッジを識別して誤装着を防ぐことができるように構成され、このことは、側壁16の上部に設ける誤装着防止用の突起25についても同様のことが言える。
これに対して図中符号30は、インクカートリッジ本体11の開口部を封止する蓋体で、この蓋体30は、本体11の開口部に設けた補強用リブ15の外縁と同じ平面形状をなし、かつ、この内面には、図5(b)に示したように、インク収容室12a〜f内に収容したフォーム29を押圧する2列の縦リブ31、31が、各インク収容室12a〜f毎に設けられ、さらに、これらの縦リブ31、31はインク供給口20寄りの部分が他の部分よりも高く形成されていて、インク収容室12の内部に突出形成されたインク供給口20と協動してこの部分のフォーム29をより強く押圧して空孔を縮小することによって得られる強い毛細管作用により、フォーム29内に均一に吸収されたインクをインクの減少とともにインク供給口20の部分に集めることができるように構成さている。
他方、インクカートリッジ本体11の開口部を覆う蓋体30には、図8(b)に示したように、各インク収容室12a〜fに対応させてインクの充填と空気抜きを兼ねた通孔34a〜fが貫通形成され、またこの上面には、始端部が通孔34a〜fに連通し、末端が大室12d〜f側の上面に設けた通孔部36a〜fへ伸びるへび溝35が各インク収容室12a〜f毎に迷路状に形成され、かつ、大室12d〜fに連通するへび溝35d〜fよりも小室12a〜cに連通するへび溝35a〜cの方が遥かに長く形成されていて、フィルム38を引剥して各インク収容室12a〜f内を大気に開放した際に、小室12a〜c内のインクの蒸発量を大室12d〜fのインクの蒸発量よりも少なくするように構成されている。
これらのへび溝35については、また、図9(a)(b)に示したように、大室12d〜fに連通するへび溝35d〜fよりも小室12a〜cに連通するへび溝35a〜cの方の流路断面積を小さく形成して流路抵抗を大きくすることにより、小室12a〜c内のインクの蒸発量を大室12d〜fのインクの蒸発量よりも少なくするように構成することもできる。
これらのへび溝35の末端の通孔部36a〜fは一個所にまとめられた上、これらの通孔部36a〜fの1つ、この実施例では、通孔部36dが引剥し方向に頂点を形成するよう三角形状に配列することにより、フィルム38が容易に引剥せるように構成されている。
他方、この通孔34a〜fに通じるへび溝35の上面を封止するフィルム38は、リール材を単純にカットすれば形成することができるよう、一辺が蓋体30の巾に相当する寸法を有し、他辺が蓋体30の長さを越える寸法の長方形状をなしていて、その一側には、通孔部36を大気に開放することができるような切れ込み39が設けられている。
このようにして構成されたインクカートリッジ本体11は、蒸気の透過度は低いが、柔軟で強度的にも弱いポリプロピレンによって成形されているにも拘らず、開口部口縁に縦方向よりも横方向の巾を広くした補強用のリブ15によって、インクカートリッジ本体11の長手方向及び巾方向はほぼ均一に補強され、また、側壁16に設けた深さ方向のリブ17と、コーナー部分に開口部側から底面部側へ徐々に小さくなるように形成したアールR,rとにより、インクカートリッジ本体11の高さ方向も補強されることになって、その肉厚を可能な限り薄くしてインクの収容力を増大させると同時に、ポリプロピレンの持つ水蒸気の低透過率特性により、インクを劣化させることなく長期に保存することを可能にする。
しかも、インクカートリッジ本体11の側壁16に、底面18に達する深さ方向の誤装着防止用の溝24を隔壁13に沿わせるようにして設けたことにより、インク収容室12a〜d内のフォーム29に影響を与えることなく、キャリッジに設けた係合突部との間でその誤装着の防止を図りつつ、キャリッジへの安定的な載置を図ることができる。
ところで、図5乃至図9で示した実施例は、インク収容室12a〜fを左右に振り分け配置したインクカートリッジについての補強とインクの粘性の均一化に関するものであるが、これらの課題は、インク収容室の振り分け配置式のインクカートリッジに限らず図1に示した1列配置式のものにも適用し得ることは云うまでもなく、図10乃至12に示した実施例はこの種のインクカートリッジに関するものである。
このインクカートリッジ本体41には、マゼンタ、シアン及びイエローの各インクを収容するインク収容室42a〜cと、これらよりも巾の広いブラックのインクを収容するインク収容室42dとがそれぞれ隔壁43を介して区画形成されている。
このインクカートリッジ本体41には、その開口部周縁に、縦横の強度が等しくなるように、巾方向よりも長手方向の巾を大となした補強用のリブ45が張出し形成され、また、巾方向及び長手方向の各側壁46には、図11に示したように、検出器の度当りを兼ねた変形防止用のリブ47が深さ方向に突出形成され、さらに、これらの側壁46のコーナ部分には、開口部側と底面側の各肉厚をほぼ一定にした状態で、開口部側から底面部側へかけて内外のアールを徐々に小さくするように形成されている。
またさらに、このインクカートリッジ本体1には、その長手方向一端の側壁46に、底面48に達する誤装着防止用の溝54が隔壁に沿うように凹設され、また上方には誤装着防止用の隆条突起55が設けられていて、これらの誤装着防止用の溝54と隆条突起55を図示しないキャリッジの内部に突設した識別用の突起と凹部に係合させて、装着ミスをなくすように構成されている。
一方、これらのインク収容室42a〜dの各底面48は、図12(a)に示したように、それぞれの隔壁43‥‥に沿う溝49によって区画形成され、また、これらの底面の一端には、互いに結合し合った円筒状のインク供給口50a〜dが突出形成され、さらに、これらのインク供給口50a〜dは、外周を左右の枠52により短冊状に囲われた上、それぞれリブ51によって枠52に結合されている。
これらの、左右の枠52は、外側壁46よりも内側で、かつ両端のインク供給口50a、50dよりも若干突き出すような長さに形成されていて、これらの枠52からはみださないようにその上に1枚のテープ58を貼着して全てのインク供給口50a〜dを同時に封止した上、このテープ58を枠52の端部で切り取るように構成されており、さらに、この枠52の頂稜部には空気を逃がす切欠き53が設けられていて、テープ58を確実に貼着することができるように構成されている。
なお、図中符号56は、各インク供給口50a〜dに嵌込まれて記録ヘッドに連通するプラスチック製のインク供給針との気密な結合を図るシールゴムを示している。
これに対して、図中符号60はインクカートリッジ本体41の開口部を封止する蓋体で、この蓋体60の内面には、図10に示したように、インク収容室50a〜d内に収容したフォーム59を押圧する2条の縦リブ61、61が各インク収容室42a〜d毎に間隔をおいて突出形成されている。
この蓋体60には、図12(b)に示したように、その中央部とインク供給口50寄りの部分に、各インク収容室50a〜dに対応させてインク充填孔63と空気抜き孔64が貫通形成され、また、この蓋体60の上面には、始端部が空気抜き孔64に連通し、末端が蓋体60の上面他半に設けた通孔部66a〜dへと伸びるへび溝65が各インク収容室42a〜d毎に迷路状に形成され、インクカートリッジを使用するに際に、この上を被覆しているフィルム67の他半部を引剥すことによって、各インク収容室42a〜d内を大気に開放すると同時に、この長いへび溝65によりもたらす大きな流路抵抗によって内部のインクが蒸発するのを防ぐように形成されている。
さらに、これらのへび溝65の末端の通孔66a〜dは一個所にまとめられた上、これらの通孔部66a〜dのうちの最も突出した通孔部66b、cを引剥し方向の頂点をなすように配列することにより、フィルム67がこの部分で容易に引剥せるように構成されている。
本発明の一実施例をなすインクカートリッジの下面図と記録ヘッドとの関係を示した側面図である。 (a)(b)はいずれも本発明の他の実施例を示すインクカートリッジの底面図である。 (a)(b)はいずれも本発明のさらに別の実施例を示すインクカートリッジの底面図である。 (a)乃至(c)はいずれも本発明のさらに別の実施例を示すインクカートリッジの底面図である。 (a)(b)は本発明の他の実施例をなすインクカートリッジを断面で示した側面図と正面図である。 (a)(b)は同上インクカートリッジのコーナ部分を断面で示した図である。 (a)(b)は同上インクカートリッジの外側面を示した側面図と正面図である。 (a)(b)は同上インクカートリッジの底面と蓋を示した図である。 (a)(b)はいずれもへび溝の断面について示した図である。 (a)(b)は本発明のさらに別の実施例をなすインクカートリッジを断面で示した側面図と正面図である。 (a)(b)は同上インクカートリッジの外側面を示した側面図と正面図である。 (a)(b)は同上インクカートリッジの底面と蓋を示した図である。
符号の説明
1、11、41 インクカートリッジ本体
2a〜d、12a〜f、42a〜d インク収容室
3h、3υ、13h、13υ、43 隔壁
4a〜d、20a〜f、50a〜d インク供給口
30、60 蓋体
34a〜f、64a〜d 通孔
35a〜f、65 へび溝
38、67 フィルム

Claims (4)

  1. 内部に大小複数のインク収容室を区画形成したインクカートリッジの開口部を覆う蓋体に、一端が上記各インク収容室に、他端が外気に通じる各通気路のうち、上記小インク収容室に連通する通気路が上記大インク収容室に連通する通気路よりも流路抵抗が大きくなるように形成したことを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 一端が上記各インク収容室に、他端が外気に通じる上記各通気路のうち、上記小インク収容室に連通する通気路が上記大インク収容室に連通する通気路よりも長くなるように形成したことを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
  3. 一端が上記各インク収容室に、他端が外気に通じる上記各通気路のうち、上記小インク収容室に連通する通気路が上記大インク収容室に連通する通気路よりも流路断面積が小さくなるように形成したことを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
  4. 一端が上記各インク収容室に、他端が外気に通じる上記各通気路を、上記蓋体に形成した溝と上記蓋体の上面を覆うフィルムとによって形成するとともに、該フィルムに長尺フィルムを用いて、該長尺フィルムに上記通孔を外気に連通させるための切り込みを設けたことを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
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