JP3956786B2 - 記憶装置の帯域制御装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶装置の帯域制御装置、帯域制御プログラム及びその方法に関する。特に、記憶装置と該記憶装置を利用する複数の情報機器とを含むネットワークに対する通信帯域制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ネットワーク通信における帯域保証の実現する帯域制御技術がある。
【0003】
通常、この帯域制御を実行するにあたって、ネットワーク管理者は、特定のトラフィックの閾値やパケット相互間の通信優先順位などのネットワークの通信帯域を保証するための情報をネットワークの接続関係を制御するスイッチ、ハブ等のネットワーク中継装置に対して指定しておき、ネットワーク中継装置はその指定された帯域保証要件情報と監視結果とに基づいて、送信するパケットのスケジューリング処理や、特定パケットの廃棄等による通信量の制限を行っている。
【0004】
尚、通信パケット自体に上述した帯域保証要件情報を含ませることにより、ネットワークの通信帯域制御を実行することもある。
【0005】
一方、SAN(Storage Are Network)等の近年ネットワーク性能の向上や各種アプリケーションが利用するデータサイズの拡大に伴い、ストレージ装置など大規模な記憶装置を直接ネットワークに接続し記憶領域として利用する製品や技術が急激に浸透してきている。ネットワークに接続される記憶装置は、一般的にネットワークとの接続コネクタであるネットワークインタフェースポートと、前記各ポートに接続される記憶領域であるディスクボリューム群により構成される。前記各ポートと前記各ディスクボリュームは、多対多の関係で自由に構成することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したネットワークを対象とした帯域制御は、あくまでも通信トラフィックやネットワーク上の情報機器の接続関係等に基づいて帯域保証を実行するものであり、ネットワーク上の情報機器の内部構成やネットワーク上で実測される性能値に基づいて帯域保証を実現するものではなかった。一方、記憶装置において各ポートおよび各ディスクボリュームにも、処理能力としての性能上の限界が存在する。
【0007】
従って、記憶装置又は記憶装置内の各構成装置の性能限界により生じるボトルネックにより、ネットワークの通信帯域の保証が図れない場合があった。
【0008】
本発明の目的は、記憶装置と記憶装置の格納領域を利用する複数の情報機器とを含むネットワークシステムにおける通信帯域の制御を保証することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の一実施形態であるネットワークシステムは、記憶装置と、前記記憶領域を利用する複数の情報機器とが接続されており、ネットワークの通信帯域保証に関する帯域保証要件情報と、記憶装置内の構成情報及び記憶装置の性能情報に従って、ネットワークの通信帯域制御を行うために必要な帯域制御情報を作成する。さらに、この帯域制御情報に従ってネットワークの通信帯域制御を実行するように、帯域制御実行装置に対して指示する。
【0010】
また、この一実施形態であるネットワークシステムにおいて、帯域制御指示装置に、さらに記憶装置内の構成情報と記憶装置の性能情報を取得する取得部とを有することが好ましい。
【0011】
また、この一実施形態であるネットワークシステムにおいて、帯域設定装置に、さらにネットワークに実行されている帯域制御が前記帯域保証要件情報に従っているかどうかを判定し、従っていない場合には、帯域制御情報作成部に対して、帯域制御情報を作成するように指示する判定部とを有することが好ましい。
【0012】
また、この一実施形態であるネットワークシステムにおいて、帯域設定装置の帯域制御情報作成部は、記憶装置内の構成又はネットワークの接続関係が変更された場合に、帯域制御情報を作成することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態であるネットワークシステムのシステム構成を示すネットワーク構成図である。
【0014】
1001は設定端末、1101はネットワーク中継装置、1201は記憶装置、1401はホスト端末、1301は設定用ネットワーク、1311はホスト端末1401とネットワーク中継装置1101を結ぶネットワーク、1321は記憶装置1201とネットワーク中継装置1101を結ぶネットワークである。尚、本図面では、説明を簡単にするために各構成要素を1つだけで説明するが、実際には各構成要素は複数存在しても構わない。
【0015】
設定端末1001は、ホスト端末1401、記憶装置1201との間の通信における帯域保証を行うために必要な帯域制御情報を作成し、この帯域制御情報に従って通信帯域制御を実行するようにトネットワーク中継装置1101に対して指示するためのネットワーク管理者用の情報機器である。
【0016】
ネットワーク中継装置1101は、ネットワーク1311とネットワーク1321の通信中継を行う装置であり、必要によりホスト端末1401、ネットワーク接続型ストレージ1201間の通信における帯域保証を実現する。ネットワーク中継装置1101としては、例えばルータ、スイッチ(ファイバーチャネルスイッチ、IPスイッチ)である。
【0017】
記憶装置1201は、ネットワーク1321に接続され、ホスト端末1401の上で動作するアプリケーションやオペレーティングシステムが利用する記憶領域を保有する記憶装置である。記憶装置1201としては、例えばSANストレージ装置、NASストレージ装置である。
【0018】
ホスト端末1401は、ネットワークを介して記憶装置1201を記憶領域として利用する情報機器である。ホスト端末1401としては、例えば、SANホストコンピュータ、NASクライアントコンピュータがある。
【0019】
設定用ネットワーク1301、ネットワーク1311、1321としては、例えばファイバーチャネル、LANが該当する。
【0020】
本発明では、記憶装置1201内に存在する記憶領域と、それを利用するホスト端末1401間の通信において、その帯域保証をネットワーク中継装置1101の帯域保証技術を用いて実現するための手段と構成について、以下で詳細に説明を行う。
【0021】
図2は、本発明の第一の実施形態におけるネットワーク構成を示した図である。
【0022】
設定端末1001は、ネットワーク管理者が通信帯域保証に関して指定した情報を受付ける帯域保証指定部1011を有する。
【0023】
ネットワーク中継装置1101は、通信パケット解析部1111と、通信パケット帯域監視部1121と、帯域制御通信実行部1131とを有する。
【0024】
記憶装置1201は、ディスクボリューム1211と、ネットワークI/Fインタフェースポート1221と、帯域保証要件データ1232が記憶された帯域保証要件保存部1231と、記憶装置内構成/性能情報データ1242が記憶された記憶装置情報管理部1241と、帯域制御情報1261を作成する帯域制御情報作成部1251とを有する。
【0025】
尚、これら記憶装置1201の各構成要素として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され、磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。尚、プログラムを記録する媒体は、CD−ROM以外の他の記憶媒体でも良い。また、プログラムは、当該記憶媒体から記憶装置1201にインストールしても良いし、ネットワークを通じて当該記憶媒体にアクセスしてプログラムを使用するものとしても良い。
【0026】
尚、帯域保証要件保存部1231又は記憶装置情報管理部1241は、記憶装置1201内のメモリ、バッファのほか、ディスクに設けられていても良い。また、本図面では、説明を簡単にするために記憶装置内の構成要素であるディスクボリューム1211、ネットワークI/Fポート1221を1つだけで説明するが、実際には各構成要素は複数存在しても構わない。つまり前記ディスクボリューム1211と、ネットワークI/Fポート1221は1対1の関係で示してあるが、実際の装置内では、多対多の関係を構成することも可能である。
【0027】
帯域保証指定部1011は、管理者により設定画面を介して指定された通信帯域保証に関する帯域保証要件情報を受付ける。帯域保証指定部1011は、設定用ネットワーク1301を介して、記憶装置1201に対して、受付けた帯域保証要件情報を送信する。記憶装置1201は、帯域保証要件保存部1231に帯域保証要件データ1232として受付けた帯域保証要件情報を保存する。ここで、帯域保証要件データ1232とは、例えば、記憶装置1201の複数のディスクボリューム1211相互間におけるディスクボリューム1211各々の優先度と、複数のホスト端末1401相互間におけるホスト端末1401各々の優先比率を示す情報である。ここで、ディスクボリューム1211とは、データ格納領域の集合であって、物理的な単位であっても良いし、論理的な単位であっても良い。
【0028】
図3に、記憶装置内に記憶された帯域保証要件データ1232の一例を示す。
【0029】
帯域保証要件データ1232は、ディスクボリューム1211各々の優先度を示すデータ1233と、ディスクボリューム1211ごとのホスト端末1401の優先比率を表すデータ1234とからなる。なお、本実施例の帯域保証要件データ1232は、1233、1234の様な表示例を示したが、ディスクボリューム1211相互間の優先度関係を定義するデータと、ディスクボリューム1211ごとに利用するホスト端末1401の優先度関係を定義するデータであれば、その形式は問わない。
【0030】
記憶装置情報管理部1241には、記憶装置内の構成情報1242aと記憶装置の性能情報1242bが記録される。記憶装置内の構成情報1242aとしては、例えばディスクボリューム1211とネットワークI/Fポート1221との接続関係の情報と、ディスクボリューム1211とそれを利用するホスト端末1401との接続関係の情報とが含まれる。また、記憶装置の性能情報1242bは、例えば、単位時間あたりにアクセスされたディスクボリューム1211に対する通信量の測定値、単位時間あたりにアクセスされたネットワークI/Fポート1221の通信量の測定値である。ここで、記憶装置内の構成情報1242aは、設定者が指定端末1011を介してあらかじめ指定したタイミング又は定期的に、記憶装置内の最新情報が保持されるように、記憶装置1201により収集・更新される。
【0031】
図4に、記憶装置の情報管理部1241に記憶された記憶装置内構成/性能情報データ1242の一例を示す。
【0032】
記憶装置内構成/性能情報データ1242は、記憶装置内の構成情報1242aと記憶装置の性能情報1242bとからなる。記憶装置内の構成情報1242aには、記憶装置1201内のディスクボリューム1211とネットワークI/Fポート1221との接続関係を記した情報1243と、記憶装置1201内のディスクボリューム1211とそれを利用するホスト1401との接続関係を記したデータ1244とが含まれている。また、記憶装置の性能情報1242bには、ネットワークI/Fポート1221における通信処理性能値1245と、ディスクボリューム1211におけるアクセス処理性能値1246とが含まれている。尚、ディスクボリューム1211におけるアクセス処理性能値1246は、ネットワークI/Fポート1221とディスクボリューム1211との間にバッファが設けられている場合には、そのバッファによる性能も含めたアクセス性能であっても良い。
【0033】
ここで、通信処理性能値1245とアクセス処理性能値1246とは、記憶装置1201内の取得部(図示されていない。)により、実測した取得情報であって、記憶装置1201内に存在するタイマー機能を利用し、定期的に更新される。なお、本図では1243、1244、1245、1246の様な表示例を示したが、ディスクボリューム1211、ネットワークI/Fポート1221、ホスト端末1401間の接続関係を定義したデータと、記憶装置1201内のディスクボリューム1211、ネットワークI/Fポート1221の帯域制御に関する性能値を実測したデータであれば、その形式は問わない。尚、ネットワークI/Fポート1221における通信処理性能値1245は、通信トラフィック量の他、通信パケットサイズ、通信遅延率、パケットロス率などであっても良い。またディスクボリューム1211におけるアクセス処理性能値1246は、ディスクボリュームアクセス性能の他、I/Oエラー含むI/O関連統計情報、ボリューム稼働率などであっても良い。
【0034】
帯域制御情報作成部1251が実行する機能を説明する。帯域制御情報作成部1251の機能は、記憶装置1201内の制御部により動作するファームウェア、アプリケーションプログラムを実行することができる。
【0035】
帯域制御情報作成部1251は、帯域保証要件データ1232と記憶装置内構成/性能情報データ1242とに基づいて、ネットワーク中継装置1101に設定すべきホスト端末1401−ディスクボリューム1211間の帯域制御情報1261を作成する。
【0036】
帯域制御情報作成部1251は、作成された帯域制御情報1261を、設定用ネットワーク1301を介して、記憶装置1201の設定用インタフェースにより、ネットワーク中継装置1101に送信する。ネットワーク中継装置1101は、後述する帯域制御機能の実行することにより、ホスト端末1401ディスクボリューム1211間の帯域制御を実現する。
【0037】
また、帯域制御情報作成部1251は、記憶装置内構成/性能情報データ1242内の性能情報が定期的に更新されるタイミング、もしくは性能情報が定期的に更新されるタイミング以上のタイミングで、ネットワーク中継装置1101に設定されている帯域制御機能が帯域保証要件データ1232に従っているかどうかを判定する。
【0038】
図7により、帯域制御情報作成部1251により帯域制御情報1261を作成する手順を説明する。ここでは、図7で示すようなネットワーク構成において、ホスト端末1401、1402、ディスクボリューム間1211、1212の構成を持つ記憶装置1201間での帯域制御を実行する。例えば、帯域保証要件データ1232内の、1233の情報がディスクボリューム1の優先度1、ディスクボリューム2の優先度2であり、1234の情報が1201ディスクボリューム1に対する1401ホスト1の優先比率50%、1202ホスト2の優先比率50%、1212ディスクボリューム2に対する1401ホスト1の優先比率20%、1402ホスト2の優先比率80%であったとする。
【0039】
この場合、帯域保証要件データ1232から求められる帯域制御の要件は、1401ホスト1-1211ディスクボリューム1間で全帯域の(50/100)×((3−1)/3)=1/3となる。同様に1401ホスト1-1212ディスクボリューム2間で1/15、1402ホスト2-1211ディスクボリューム1間で1/3、1402ホスト2-1212ボリューム2間で4/15となる。また1401ホスト1−1221ネットワークI/Fポート1間での帯域制御の要件を求めると、(1/3)+(1/15)=2/5、1402ホスト2−1221ネットワークI/Fポート2間で3/5となる。
【0040】
記憶装置内構成/性能情報データ1242内の、1245のネットワークI/Fポートの通信性能や、1246のディスクボリュームのアクセス性能が、上記で算出した、期待される処理性能の比率と合致していれば良いわけだが、実際のシステムでは、各ハードウェア自身の性能限界、ネットワーク上のプロトコル衝突やパケットロスなどの様々な要因により、実際の帯域制御の設定をしたとしても期待した性能値の比率とは異なってくることが多い。
【0041】
例えば性能値として実測した値が、図7の1245、1246で示したデータであったとする。期待される各ネットワークI/Fポートの通信処理性能は、ネットワークI/Fポート全体の通信処理性能の合計が800MBpsであるので、1221ネットワークI/Fポート1は800×(1/3+1/15)=320MBps、1221ネットワークI/Fポート2は480MBpsとなる。また、期待される各ディスクボリュームに対するアクセス処理性能は、ディスクボリューム全体のアクセス性能は合計で750MBpsであるので、1211ディスクボリューム1は750×(1/3+1/3)=500MBps、1212ディスクボリューム2は250MBpsとなる。更に上記ディスクボリューム性能に基づいて、各ディスクボリュームが処理可能な各ネットワークI/Fポートでの通信処理性能は、ネットワークI/Fポート1では500×1/2+250×1/5=300MBps、ネットワークI/Fポート2では450MBpsとなる。この値は、先に求めた各ネットワークI/Fポートの通信処理性能より低い。つまり期待値としての、ディスクボリュームのアクセス処理性能がネットワークI/Fポートの通信処理性能値より低いことを意味し、システムとしてボトルネックを無くした帯域保証を行う為には、より低い処理性能値であるディスクボリュームのアクセス性能値に合わせた制御条件を設定する必要がある。無論、本例とは逆に、ネットワークI/Fポートの通信処理性能値がディスクアクセス処理性能より低い場合は、ネットワークI/Fポートの通信処理性能値に合わせ帯域を確保する。
【0042】
そこで、まず上記各値を元に、1251帯域制御情報作成部は、1401ホスト1から1221ネットワークI/Fポート1間の300MBps以上のパケットを、および1402ホスト2から1222ネットワークI/Fポート2間の450MBps以上のパケットを、制限するためのキュー制御処理などの情報を1261ネットワーク中継装置帯域制御情報として作成し、1101ネットワーク中継装置に設定する。
【0043】
上記設定した条件により、ネットワークI/Fポート、およびディスクボリューム各々の次に実測した性能値が変更され、期待した性能値と合致した場合は、制御条件が満たされたこととなる。しかし前述したように性能値は、種々の条件で異なってくるため、再度測定した値を元に改めて制御条件を算出し、制御条件を変更、調整していく。なお最終的な実測性能値は、期待した値とはぴったり一致することは希であるため、内部的な判定では閾値などを用い、実測値が期待値の誤差数%以内に入ったら、制御条件が合致したものと判定する。この閾値についてはあらかじめ内部判定として情報を持っても良いし、設定者等が帯域制御の要件として情報を入力することにしても良い。
【0044】
尚、図7で説明した制御条件の作成方法や判定方法は、あくまでも一例であり、前述した各種性能情報などを元に作成、判定することにしても良い。
【0045】
図2のネットワーク中継装置1101内の、通信パケット解析部1111、通信パケット帯域監視部1121、帯域制御通信実行部1131は、ネットワーク1131からネットワーク1321を中継する通信の帯域保証制御機能を実現する。以下に帯域制御の処理を説明する。
【0046】
まず、通信パケット解析部1111により、ネットワーク上を流れてくる通信パケットのヘッダ内容やデータ内容を解析し、パケットを送り元アドレス、宛先アドレス、プロトコル種類などの組み合わせで分類する。次に、通信パケット帯域監視部1121が、上記分類されたパケットを、あらかじめ設定されたトラフィックやパケット処理の優先順位などの帯域制御情報に従い監視する。最後に帯域制御通信実行部1131が、前記監視で条件を満たした場合に、キュー制御処理、スケジューラ処理などによりパケットの送信処理を制御し、場合によっては要求処理以上のパケットを廃棄する。
図5は、記憶装置1201により帯域制御情報1261を作成し、ネットワーク中継装置1101により帯域制御の設定を実行するフローチャートである。
【0047】
まず、帯域制御情報作成部1251は、記憶装置1201内のタイマーにより、帯域保証要件情報1232と記憶装置内構成/性能情報データ1242とを定期的に取得し、保存しておく(ステップ5001)。なお、前記定期的なタイミングは、一般的な性能統計情報を取得するタイミングと同一であり、数秒単位で取得することが多い。但し、前記はあくまでも目安であり、取得するタイミングは各システムにより性能値統計値を取得するタイミングより長ければ、どのタイミングで行っても良い。
【0048】
帯域制御情報作成部1251は、ステップ5001で取得した情報に基づき、ホスト端末1401とディスクボリューム1211間に設定すべき、ネットワーク中継装置1101の帯域制御の条件を算出し、帯域制御情報1261を作り出す(ステップ5002)。
ステップ5002で算出される条件の一例としては、前述した図7の記述が該当する。つまり、定期的なタイミングで更新される記憶装置内構成/性能情報データ1242と、帯域保証要件情報1232を組み合わせ、期待される性能値に基づく帯域制御の条件を作成する。
【0049】
帯域制御情報作成部1251は、ステップ5002で作成された帯域制御情報1261を、設定用ネットワーク1301を介して、ネットワーク中継装置1101に送付する。ネットワーク中継装置1101は、帯域制御情報1261に従って、ホスト端末1401とディスクボリューム1211間の帯域制御を実行する(ステップ5003)。
ステップ5003ネットワーク中継装置1101の帯域制御方法は、図2のネットワーク中継装置1101による帯域制御の処理で説明した処理に従う。なお、ネットワーク中継装置1101の帯域制御処理を実行する各処理部(通信パケット解析部1111、通信パケット帯域監視部1121、帯域制御通信実行部1131)は、ネットワーク中継装置1101内のメモリ上で動作するファームウェア、アプリケーションプログラムなどで実現される。
帯域制御情報作成部1251は、前述した性能情報を取得するタイミング、もしくは性能情報を取得するタイミング以上で、ステップ5003で設定された帯域制御が、帯域保証要件情報1232を満たすかどうかを、記憶装置内構成/性能情報データ1242と比べて判定する(ステップ5004)。
ステップ5004で判定する条件の一例としては、前述した図7の記述が該当する。つまり、定期的なタイミングで更新される記憶装置内構成/性能情報データ1242と、帯域保証要件情報1232を比較し、制御要件から作成された期待性能値と、実測された性能値の誤差がある閾値以内に入っているかどうかを判定する。
【0050】
もし、ステップ5004で要件を満たしていなければ、ステップ5002に戻り、再度ホスト端末1401とディスクボリューム1211間に設定すべき処理を繰り返す。逆に、ステップ5004で条件を満たしていれば、本処理を終了する(ステップ5005)。
【0051】
なお、本処理では記述していないが、ステップ5005で判定する前に、記憶装置1201で、内部構成などが変更されていれば、ステップ5005での比べるべき判定要件である記憶装置内構成/性能情報データ1242も変更されているため、前記同様にステップ5002に戻り、ホスト端末1401とディスクボリューム1211間に設定すべき、ネットワーク中継装置1101の帯域制御の条件を再度算出することになる。また、ステップ5004、ステップ5005の代わりに、随時測定されている性能値が、ステップ5002で作成した帯域制御情報を満たす為に必要な実測性能値のある閾値内を超えたときに要件を満たしていなものとして、ステップ5002に戻り、再度ホスト端末1401とディスクボリューム1211間に設定すべき処理を繰り返すようにしても良い。
【0052】
以上、図2、3、4、5で説明してきた構成、処理、データ例を使用することで、ネットワーク接続された記憶装置の各記憶領域と、それを利用する情報機器間での帯域保証を行うにために、これまで設定者が記憶装置内の構成情報や性能情報を調べた上で、設定者が記憶装置内に存在する各記憶領域と、前記記憶領域を利用する情報機器との全ての帯域制御に関する設定を検討し、ネットワーク中継装置に設定してみて、期待された帯域保証が実現できているかを見て調整していた作業を、自動的に設定、調整することが可能となる。
【0053】
また同様に、ネットワークに接続された記憶装置内の構成や、前記記憶装置内の記憶領域を利用する情報機器の構成を変更した場合も、ネットワーク接続される記憶装置の記憶領域と、前記記憶装置内の記憶領域を利用する情報機器間での帯域保証を行うにためのネットワーク中継装置の帯域制御に関する設定を、自動的に変更、更新することが可能となる。
【0054】
図6は、本発明の第二の実施形態におけるネットワーク構成を示した図である。
【0055】
設定端末1001は、帯域保証指定部1011のほかに、新たに記憶装置情報自動取得部1021を備えている点が異なる。また、第1の実施形態では、帯域保証要件データ1232を含む帯域保証要件保存部1231と、帯域制御情報作成部1251とを、記憶装置1201に備えていたが、帯域保証要件保存部1231と帯域制御情報作成部1251とを設定端末に備えている点も異なる。
【0056】
設定者が設定端末1001内の帯域保証指定部1011で、記憶装置1201に存在する複数のディスクボリューム1211間の優先度関係と、前記ディスクボリューム1211を利用する複数のホスト端末1401の優先比率の条件を指定すると、情報はホスト端末1401の図2の場合と同様に帯域保証要件保存部1231の帯域保証要件データ1232として保存される。
【0057】
一方、図2で説明したように記憶装置1201内の記憶装置情報管理部1241で管理される、記憶装置内構成/性能情報データ1242を、設定用ネットワーク1031を介して、記憶装置情報自動取得部1021で定期的に取得する。取得された情報は、図2の場合と同様に、帯域保証要件データ1232と組み合わせ、帯域制御情報作成部1251で利用され、ネットワーク中継装置1101で帯域制御するための条件を作り出す。あとの処理、構成、データ内容は図2の場合と同様である。尚、設定端末1001の各構成要素として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され、磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。尚、プログラムを記録する媒体は、CD−ROM以外の他の記憶媒体でも良い。また、プログラムは、当該記憶媒体から設定端末1001にインストールしても良いし、ネットワークを通じて当該記憶媒体にアクセスしてプログラムを使用するものとしても良い。
【0058】
以上、説明してきた図6の構成、処理、データでも、第一の実施形態と同様な効果が期待できる。更に第二の実施形態では、複数の記憶装置1201の記憶装置内構成/性能情報データ1242を管理することが可能になるため、各記憶装置1201間で、共通で繋がるホスト端末1401の為の帯域保証を実現する制御も可能となる。
【0059】
以上述べたように本発明によれば、ネットワークに接続される記憶装置内の記憶領域と、前記記憶領域を利用する情報機器間のネットワークにおける帯域保証をネットワーク中継装置で行うため、これまで設定者が記憶装置内の構成情報や性能情報を調べた上で検討し、ネットワーク中継装置に設定してみて、期待された帯域保証が実現できているかを見て調整していた作業内容を、自動的に帯域制御情報を作成し調整することが可能になる。
【0060】
更に、ネットワークに接続される記憶装置内の構成や、前記記憶装置内の記憶領域を利用する情報機器との接続関係が変更された場合も、ネットワーク接続される記憶装置の記憶領域と、それを利用する情報機器間での帯域保証を行うにためのネットワーク中継装置の帯域制御に関する設定を自動的に変更、更新することが可能となる。
【0061】
また、ネットワークに接続される記憶装置が複数存在し、各記憶装置間で共通に接続される情報機器が存在する場合も、1つの記憶装置の場合と同様に、ネットワーク中継装置の帯域制御情報を自動的に作成し、調整することが可能となる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によると、記憶装置と記憶装置の格納領域を利用する複数の情報機器とを含むネットワークシステムにおける通信帯域の制御を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるシステム構成を示す図
【図2】帯域保証を実現する第一の実施例の構成を示す図
【図3】帯域保証要件データの一例を示す図
【図4】記憶装置内構成/性能情報データの一例を示す図
【図5】本発明の第一の実施例における帯域制御に関する設定調整処理の流れ図
【図6】帯域保証を実現する第二の実施例の構成を示す図
【図7】帯域制御情報を作成する手順を示すためのネットワーク構成図
【符号の説明】
1001…設定端末、1011…帯域保証指定部、1021…記憶装置情報自動取得部、1101…ネットワーク中継装置、1111…通信パケット解析部、1121…通信パケット帯域監視部、1131…帯域制御通信実行部、1201…記憶装置、1211…ディスクボリューム、1221…ネットワークインタフェースポート、1231…帯域保証要件保存部、1232…帯域保証要件データ、1241…記憶装置情報管理部、1242…記憶装置内構成/性能情報データ、1251…帯域制御情報作成部、1261…帯域制御情報
Claims (4)
- ネットワークに接続されるポートと前記ポートに接続される記憶領域とを有する記憶装置と、前記記憶領域を利用する計算機と、前記計算機と前記記憶装置とにネットワークを介して接続される中継装置と、を有するネットワークシステムであって、
複数の記憶領域における各々の記憶領域に関する第一の帯域割当優先度とある記憶領域へのホスト計算機からのアクセスに対する第二の帯域割当優先度とを含む帯域保証要件情報を保存する帯域保証要件保存部と、
ポートと記憶領域との接続関係及び前記計算機に対する記憶領域との割当状況を含む構成情報と前記ポートの通信処理性能及び前記記憶領域に対するアクセス処理性能を含む性能情報とを管理する装置情報管理部と、
前記ホスト計算機と前記ポートを介する前記ホスト計算機からアクセス可能にするために割り当てられた記憶領域との間のデータ経路ごとに前記帯域保証要件情報と前記構成情報とに基づいて前記中継装置における前記データ経路に関する帯域を設定する帯域制御情報設定部と、を有するネットワークシステム。 - 請求項1記載のネットワークシステムであって、
前記ホスト計算機と前記記憶装置と前記中継装置とに管理ネットワークを介して接続される管理計算機をさらに有し、
前記管理計算機は、前記帯域保証要件保存部と前記装置情報管理部と前記帯域制御情報設定部とを備え、
前記装置情報管理部は、前記記憶装置から前記管理ネットワークを介して前記構成情報及び性能情報を取得し、
前記帯域制御情報設定部は、前記管理ネットワークを介して前記データ経路に関する帯域を設定する指示を前記中継装置に送信する、ことを特徴とする、ネットワークシステム。 - 請求項2記載のネットワークシステムであって、
前記管理計算機は、第一の帯域割当優先度及び前記第二の帯域割当優先度の入力をユーザーから受け付ける帯域保証指定部をさらに備え、
前記帯域保証要件保存部は、前記受け付けた前記第1の帯域割当優先度及び前記第二の帯域割当優先度を保存する、ことを特徴とする、ネットワークシステム。 - データを格納する記憶領域と前記記憶領域に接続されるポートとを有する記憶装置と、前前記データを利用する計算機と、前記計算機と前記記憶装置とに接続される中継装置とをデータ通信するためのデータネットワークにより構成されるネットワークシステムを管理する管理計算機であって、
前記記憶装置から、前記データを前記データネットワークで通信するためのポートと前記データが格納される記憶領域との接続関係及び前記計算機が利用可能なデータが格納される記憶領域と前記計算機との関係を含む構成情報と、前記ポートのデータ通信処理性能及び前記記憶領域に対するアクセス処理性能を含む性能情報と、を取得する取得部と、
ユーザーからの入力により複数の記憶領域におけるいずれか一の記憶領域ごとに対応する第一の帯域優先度及びいずれか一の記憶領域に対して複数の計算機におけるいずれか一の計算機ごとに対応する第二の帯域優先度含む帯域保証要件情報をメモリに保存する帯域保証要件保存部と、
前記構成情報と前記性能情報と前記帯域保証要件情報とに基づいて前記中継装置における前記計算機と前記記憶領域間のデータ経路に対する帯域を設定する指示を前記中継装置に行う帯域設定指示部と、を有する
管理計算機。
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