JP3956520B2 - Icカードリーダライタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードとデータの授受を行うためのICカードリーダライタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、従業員証、定期券、テレホンカード等を磁気カード方式から非接触式ICカード方式とすることが試みられている。この種のICカードは電源を内蔵していないことから、リーダライタから電力用電波信号をICカードに送信することにより給電し、その給電状態でリーダライタがICカードとデータの授受を行うもので、リーダライタの共振回路の共振周波数は電力用信号の周波数と一致しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リーダライタにICカードが近接するに従ってコイルの電磁結合による相互誘導作用により共振回路の共振周波数が低下するという現象を生じる。また、カードリーダライタが複数枚のICカードと通信するような場合もICカードの互いの相互誘導作用により共振回路の共振周波数が低下するという現象を生じる。このため、このようにリーダライタの共振回路の共振周波数が低下するような場合は、共振周波数のずれによりアンテナ出力が大きく低下してICカードに対する給電電力が低下し、ICカードとの通信距離が低下したり、通信が行えなくなってしまうという欠点がある。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ICカードが接近した状態或いは枚数にかかわらずICカードと確実に通信することができるICカードリーダライタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、送信回路から共振回路に電力用信号が与えられると、共振回路から電力用電波信号が送信され、ICカードに給電されて当該ICカードとのデータの授受が可能となる。
【0006】
ここで、共振回路にICカードが接近する程、或いは通信するICカードが複数枚存在するような場合は、共振回路の共振周波数が低下するものの、共振回路の共振周波数は電力用信号の周波数よりも高く設定されているので、図3に示すように共振周波数が低くなったときはアンテナ出力は増大することになり、十分なアンテナ出力を確保してICカードと確実に通信することができる。
【0007】
ところで、共振周波数の低下に伴ってアンテナ出力が増大した場合は、それだけ共振回路の消費電力が大きくなるものの、図4に示すように電圧制限回路が共振回路の共振信号の振幅を抑制するので、共振回路の消費電力を抑制することができる。
【0008】
請求項2の発明によれば、送信回路から共振回路に与えられる電力用信号と基準電圧との電圧差が所定のクランプ電圧を超えたときは共振回路はクランプ回路によりクランプ電圧にクランプされるので、共振回路の共振信号の振幅がクランプ電圧を超えてしまうことはない。この場合、電圧制限回路をクランプ回路から構成することができるので、簡単に実施することができる。
【0009】
請求項3の発明によれば、送信回路から共振回路に与えられる電力用信号の電圧が基準電圧を超えたときは共振回路はダイオードにより基準電圧にクランプされるので、共振回路の共振信号の振幅が基準電圧を超えてしまうことはない。この場合、電圧制限回路をダイオードから構成することができるので、簡単に実施することができる。
【0010】
請求項4の発明によれば、ダイオードと抵抗とを直列接続することにより共振回路の共振信号の振幅を抵抗の電圧降下分だけ高めることができるので、抵抗値を変更することにより共振信号の振幅を任意に調整することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の概要を説明する。
図2は本発明の全体構成を概略的に示している。この図2において、リーダライタ1はアンテナコイル2を備えていると共に、ICカード3はアンテナコイル4を備えており、リーダライタ1のアンテナコイル2から電力用電波信号をICカード3のアンテナコイル4に送信した状態でリーダライタ1はICカード3とデータの授受を行うことができる。尚、アンテナコイル4はICカード3に内蔵されているのが一般的である。
【0012】
図1はリーダライタ1の共振回路を示している。この図1において、送信回路5は、所定周波数の電力用信号を出力する。送信回路5にはアンテナコイル2とコンデンサ6とからなる共振回路7が接続されており、共振回路7が発振状態となることによりアンテナコイル2から電力用電波信号が送信される。
【0013】
ここで、共振回路7の共振周波数は、送信回路5から出力される電力用信号の周波数よりも高くなるように設定されている。つまり、共振回路7の共振周波数は1/(2・π・(LC)1/2 )で表すことができるので、斯様な式で表される共振周波数を電力用信号の周波数よりも高く設定しているのである。
【0014】
このように共振回路7の共振周波数を電力用信号の周波数よりも大きく設定した場合は、図3に実線で示すように電力用信号の周波数f0 におけるアンテナ出力はP1 となっている。
【0015】
さて、リーダライタ1にICカード3が接近するに従って、互いのアンテナコイル2,4の相互誘導作用によりリーダライタ1の共振回路7の共振周波数が低下するという現象を生じる。
【0016】
ここで、共振回路7の共振周波数が低下すると、図3から分るように共振周波数が電力用信号の周波数f0 と一致するに従ってアンテナ出力は徐々に増加し、一致したところで最大となる。そして、共振周波数が電力用信号の周波数f0 よりも低下するに従ってアンテナ出力は徐々に低下する。従って、リーダライタ1の共振回路7の共振周波数が低下するにしても、その共振周波数が過度に低くならない限りはアンテナ出力が十分な状態が継続されるので、リーダライタ1からICカード3に与えられる電力用電波信号の強度が低下することはなく、リーダライタ1はICカード3と確実にデータの授受を行うことができる。
【0017】
この場合、アンテナ出力が十分な強度が図3に示すP3 であるとすると、図3から分るように、ICカード3の接近に伴って共振周波数が比較的大きく低下してしまうにしてもアンテナ出力を十分に維持できることが分る。
【0018】
また、リーダライタ1が複数枚のICカード3と通信するような場合も、共振周波数が低下するという現象を生じるものの、この場合も、上述した場合と同様にして、アンテナ出力を十分に維持することができる。
【0019】
ところで、本発明では、上述したようにして共振周波数が低下した場合、アンテナ出力がICカード3との通信に要するアンテナ出力よりも過度に大きな状態となるので、共振回路7の消費電力が過度に大きくなったり、ICカード3との通信特性が変動する虞がある。
【0020】
そこで、本発明では、図1に示すように送信回路5に電圧制限回路8を接続して共振回路7の共振信号の振幅を制限するようにした。即ち、図4に示すように共振回路7の共振信号の共振周波数が低下して電力用信号の周波数f0 となったときは、電力用信号の周波数f0 におけるアンテナ出力はP2 となるものの、共振回路7の共振信号の振幅を制限することにより、共振回路7での消費電力を抑制すると共に、アンテナ出力を安定化してICカード3との通信特性の安定化を図るようにした。
【0021】
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態を図5乃至図8を参照して説明する。
図5はリーダライタ1の構成を示している。この図5において、送信回路5を含むリーダライタ本体は以下のように構成されている。即ち、CPU9はインタフェース10を介して上位機器本体11と接続されており、ROM12に記憶されたプログラムに従って動作すると共にRAM13にワーキングデータを記憶する。このCPU9は、発振器14からのクロック信号に基づいて動作するもので、所定タイミングでアンド回路15にハイレベル信号を出力する。このアンド回路15には発振器14からのパルス信号が与えられており、CPU9からハイレベル信号が与えられた状態でパルス信号を出力する。
【0022】
アンド回路15から出力されたパルス信号はインバータ回路16により波形成形されてからフィルタ17に与えられ、そのフィルタ17によりサイン波形に波形成形された状態で共振回路7に与えられる。この場合、アンド回路15、インバータ回路16及びフィルタ17から送信回路5が構成されている。
受信回路25は、共振回路7が受信した受信信号から信号を抽出してCPU9に与える。
【0023】
一方、電圧制限回路8は以下のように構成されている。即ち、送信回路5と電源ラインとの間には図示極性のツェナーダイオード18とダイオード19とからなるクランプ回路20が接続されていると共に、送信回路5とグランドラインとの間には図示極性のツェナーダイオード21とダイオード22とからなるクランプ回路23が接続されている。また、送信回路5と共振回路7との間には直流カット用コンデンサ24が接続されている。
【0024】
上記のように構成されたリーダライタ1は上位機器に内蔵されており、共振回路7のアンテナコイル2はICカード挿入用の図示しないホルダに対応して配設されている。
【0025】
図6はICカード3の電気回路を示している。この図6において、ICカード3は、電波信号を送受信するためのアンテナコイル4、共振コンデンサ26、整流回路27、受信回路28、変調回路29、ロジック回路30、平滑用コンデンサ31から構成されている。
【0026】
アンテナコイル4は共振コンデンサ26と並列に接続されて共振回路32を構成しており、その共振回路32においてリーダライタ1から所定周波数の電力用電波信号を受信して電力用信号に変換する。整流回路27は、共振回路32から出力された電力用信号を整流し、平滑用コンデンサ31により一定電圧の直流電力(動作用電力)に平滑化して各回路に供給する。
【0027】
リーダライタ1から送信されてくるデータなどの信号は、電力用電波信号に重畳して送信されるようになっており、その信号は、受信回路28により復調されてロジック回路30に与えられる。ロジック回路30は、受信回路28から入力される信号に応じた処理を実行し、処理データを変調回路29により変調してアンテナコイル4から電波信号として送信する。
【0028】
次に上記構成の作用について説明する。
図示しない上位機器のホルダにICカード3を挿入すると、上位機器本体11は、送信回路5に対してICカード3の読取りを指令する。すると、送信回路5のCPU9は上位機器本体11からの指令に応じてハイレベル信号をアンド回路15に出力するので、送信回路5からは所定周波数の電力用信号が共振回路7に出力され、それに伴って共振回路7のアンテナコイル2から電力用電波信号が送信される。
【0029】
このとき、図3に示すように共振回路7の共振周波数が低下することに伴ってアンテナ出力が増大するようになるものの、図7に示すように共振回路7に与えられる電力用信号の電圧が電源電圧からツェナー電圧Vz とダイオードの順方向電圧Vf との合成電圧を差引いた電圧よりも低くなったときは、ツェナーダイオード18にツェナー電流が流れるので、共振回路7の共振信号の電圧が電源電圧からツェナー電圧Vz とダイオードの順方向電圧Vf との合成電圧を差引いたクランプ電圧よりも低くなることはない。また、共振回路7に与えられる電力用信号の電圧がグランド電圧にツェナー電圧Vz とダイオードの順方向電圧Vf との合成電圧を加算した電圧よりも高くなったときは、ツェナーダイオード21にツェナー電流が流れるので、共振回路7の共振信号の電圧がグランド電圧にツェナー電圧Vz とダイオードの順方向電圧Vf との合成電圧を加算したクランプ電圧よりも高くなることはない。
【0030】
以上のような動作の結果、送信回路5から共振回路7に図7中に破線で示す電力用信号が与えられるにしても、共振回路7に流れる共振信号の振幅は、図中に実線で示すように電圧制限回路8の作用により電力用信号よりも小さな振幅に制限されるようになる。
【0031】
従って、リーダライタ1にICカード3が近接することにより共振回路7の共振周波数が低下するのに伴ってアンテナ出力が増大するにしても、共振回路7の共振信号の振幅が制限されることにより図4に示すようにアンテナ出力が抑制されるので、共振回路7の消費電力を抑制することができる。また、ICカード3に過度に大きな出力の電力用信号が与えられることはないので、ICカード3との通信特性が変動してしまうこともない。
【0032】
ところで、上位機器のホルダにはICカード3が複数枚挿入可能となっており、リーダライタ1は、ホルダに挿入された複数のICカード3を個別に識別して通信可能となっている。このようにリーダライタ1が複数枚のICカード3と通信を行う場合も、ICカード3のアンテナコイル4の相互誘導作用により共振回路7の共振周波数が低下するものの、上述した場合と同様にして、十分なアンテナ出力を確保しながら共振回路7の消費電力を抑制した状態で複数枚のICカード3と確実に通信することができる。
【0033】
このような実施の形態によれば、リーダライタ1の共振回路7の共振周波数を電力用信号の周波数よりも高く設定するようにしたので、ICカード3の接近或いは複数枚のICカード3との通信により共振回路7の共振周波数が低下するにしても、十分なアンテナ出力を確保してICカード3と確実に通信することができる。
【0034】
しかも、電圧制限回路8により共振回路7の共振信号の振幅を制限するようにしたので、ICカード3との通信に十分なアンテナ出力を確保しながら、共振回路7の消費電力を抑制することができる。
また、電圧制限回路8をツェナーダイオードとダイオードとを組合わせたクランプ回路20,23から構成したので、簡単な構成で実施することができる。
【0035】
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を図8及び図9を参照して説明するに、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分に符号を付して説明する。この第2の実施の形態は、電圧制限回路8を1個のダイオードから構成したことを特徴とする。
【0036】
リーダライタ1の電気回路を示す図8において、電圧制限回路8は、送信回路5とグランドラインとの間に図示極性のダイオード33と抵抗34とを接続して構成されている。
この場合、送信回路5は、電力用信号としてグランド電圧よりも低くなる振幅を出力するようになっている。
【0037】
さて、送信回路5から共振回路7に与えられる電力用信号の電圧がグランド電圧よりも低下したときはグランドラインからダイオード33を介して電流が共振回路7に供給されるので、共振回路7の共振信号の振幅がグランド電圧よりも低下することはなく、共振信号の振幅は抑制されるようになる。この場合、ダイオード33に抵抗34が直列接続されているので、抵抗34の電圧降下分が共振回路7の共振信号に重畳することになり、実際には、共振回路7の共振信号の振幅は図9に示すようにグランド電圧からダイオード33の順方向電圧と抵抗34の電圧降下分とを加算した電圧だけ増大する。
【0038】
この第2の実施の形態によれば、電圧制限回路8を1個のダイオード33から構成するようにしたので、第1の実施の形態に比較して、簡単な構成で実施することができる。
【0039】
また、ダイオード33と直列接続した抵抗34により共振回路7の共振信号の振幅を任意に調整することができるので、共振回路7の共振信号の振幅調整を低コストで実施することができる。
【0040】
本発明は、上記各実施の形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
第2の実施の形態において、電源ラインにダイオードを用いてクランプすることにより共振信号の振幅を抑制するようにしてもよい。
また、ダイオード33と直列接続する抵抗34は省略するようにしてもよいし、ダイオード33と可変抵抗器とを直列接続するようにしてもよい。
用途としては、従業員証、定期券、テレホンカードに応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共振回路を示す概略図
【図2】全体構成を示す概略図
【図3】カードの接近または枚数増加に伴う共振周波数の変化とアンテナ出力との関係を示す特性図
【図4】電圧制限時を示す図3相当図
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるリーダライタを示す電気回路図
【図6】ICカードを示す電気回路図
【図7】共振回路の共振信号の振幅を示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す図5相当図
【図9】図7相当図
【符号の説明】
1はリーダライタ、2はアンテナコイル、3はICカード、4はアンテナコイル、5は送信回路、7は共振回路、8は電圧制限回路、20,23はクランプ回路、32は共振回路、33はダイオード、34は抵抗である。
Claims (4)
- 送信回路から共振回路に電力用信号を出力することにより当該共振回路からICカードへの電力用電波信号による給電状態でデータを授受するICカードリーダライタにおいて、
前記共振回路の共振周波数は、前記電力用信号の周波数よりも高く設定され、
前記共振回路の共振信号の振幅を前記電力用信号よりも抑制する電圧制限回路を備えたことを特徴とするICカードリーダライタ。 - 前記電圧制限回路は、前記送信回路から前記共振回路に与えられる電力用信号と基準電圧との電圧差が所定のクランプ電圧を超えたときは前記共振回路を上記クランプ電圧にクランプするクランプ回路から構成されていることを特徴とする請求項1記載のICカードリーダライタ。
- 前記電圧制限回路は、前記送信回路から前記共振回路に与えられる電力用信号の電圧が基準電圧を超えたときは前記共振回路を上記基準電圧にクランプするダイオードであることを特徴とする請求項1記載のICカードリーダライタ。
- 前記ダイオードと直列接続された調整用の抵抗を備えたことを特徴とする請求項3記載のICカードリーダライタ。
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