JP3955802B2 - 約定情報提供装置、約定情報提供方法および約定情報提供プログラム - Google Patents

約定情報提供装置、約定情報提供方法および約定情報提供プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する約定情報提供装置、約定情報提供方法および約定情報提供プログラムに関し、特に、投資家が指し値注文をおこなう場合に、適正な指し値に係る情報を迅速かつ効率良く提供することができる約定情報提供装置、約定情報提供方法および約定情報提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、株の売買注文方式には、市場の動きに任せる成り行き注文と、ある値段でしか売買しない指し値注文とがある。かかる成り行き注文の場合には、注文の性格上ほとんどの場合に売買が成立するが、指し値注文の場合には、値段を指定しているために成り行き注文ほど売買が成立しないという特性がある。
【0003】
このため、最近では、どの程度の約定確率で指し値注文が成立するかを計算するツールが登場してきている。たとえば、株式会社エムスリー(日本トレードワークス)により提供される「指し値君」では、売りか買いかを選択し、コード番号、株数および希望指し値を入力して計算ボタンをクリックすると、その指し値の約定確率(値付き確率)を自動的に計算してリアルタイムで表示するものである。なお、この約定確率は、10分以内、1時間以内、2時間以内、本日の取引時間内(引け後の場合は翌取引日)といった形態で表示することができる。
【0004】
したがって、かかる「指し値君」に代表される従来の指し値注文ツールを用いると、希望指し値での約定確率が分かるので、指し値注文をおこなう際の売買成立の可能性を事前に予測することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来技術は、あくまでも「希望指し値」に対応する約定確率を算定するものにすぎないので、指し値注文をしようとする投資家のニーズを十分に反映したものであるとは言えないという問題がある。また、かかる従来技術は、約定確率の正確性を検証できるものではないので、算定した約定確率が妥当なものであるか否かを検証できないという問題もある。
【0006】
具体的には、投資家にとっては指し値は不変のものではなく、約定確率が高くなる「適正な指し値」こそが重要であるので、この従来技術のように、単に希望指し値の約定確率を算定するだけでは、適正な指し値がどの値段であるかを投資家自身が推測せざるを得ず、結局この従来技術が十分な情報を提供しているとは言えない。特に、算定した約定確率の正確性を検証できないようでは、この従来技術により提供される約定確率を投資家が信用することはできないので、情報の質にも不安が残る。
【0007】
なお、かかる希望指し値を繰り返し変更して適正な指し値らしきものを求める運用も考えられるが、株式銘柄を売買するための適正な指し値は時々刻々と変化するものであるので、かかる運用をおこなったとしても、適正な指し値が得られるとは限らない。
【0008】
これらのことから、投資家が指し値注文をおこなう場合に、適正な指し値を迅速かつ効率良く知るための情報をいかにして提供するかが極めて重要な課題となっている。
【0009】
この発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解決するためになされたものであって、投資家が指し値注文をおこなう場合に、適正な指し値に係る情報を迅速かつ効率良く提供することができる約定情報提供装置、約定情報提供方法および約定情報提供プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る約定情報提供装置は、所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する約定情報提供装置であって、各株式銘柄についての株価実績データおよび前記約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させる記憶手段と、前記株式銘柄および該株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段が受け付けた株式銘柄に対応する前記株価実績データを前記記憶部から読み出し、当該株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を前記所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、前記入力受付手段が受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出する指し値算出手段と、前記指し値算出手段が算出した各指し値を前記約定確率に対応付けた約定情報を、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供する約定情報提供手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
この請求項1の発明によれば、各株式銘柄についての株価実績データおよび約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶し、株式銘柄および株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付け、受け付けた株式銘柄に対応する株価実績データを記憶部から読み出し、読み出した株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、先に入力を受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出し、算出した各指し値を約定確率に対応付けた約定情報を、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供することとしたので、投資家などが約定確率算定期間における各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0012】
また、請求項2の発明に係る約定情報提供装置は、請求項1の発明において、前記入力受付手段は、前記株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、前記指し値算出手段は、前記約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、前記約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することを特徴とする。
【0013】
この請求項2の発明によれば、株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、先に入力を受け付けた約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することとしたので、適正な指し値を算出することができる。
【0014】
また、請求項3の発明に係る約定情報提供装置は、請求項1または2の発明において、前記約定情報提供手段は、前記記憶手段から読み出したハイパーテキストを用いることによって前記約定情報をグラフ化したグラフデータを含む前記ウインドウ画面を提供することを特徴とする。
【0015】
この請求項3の発明によれば、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって約定情報をグラフ化したグラフデータを含むウインドウ画面を提供することとしたので、指し値と約定確率との関係を把握しやすいグラフ形式で提供することによって投資家などが各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0016】
また、請求項4の発明に係る約定情報提供装置は、請求項1、2または3の発明において、前記指し値算出手段によって過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と前記株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションするシミュレーション実行手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】
この請求項4の発明によれば、過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションすることとしたので、予想した約定確率の適正さを投資家などが把握することができる。
【0018】
また、請求項5の発明に係る約定情報提供方法は、所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する約定情報提供装置による約定情報提供方法であって、前記約定情報提供装置は、各株式銘柄についての株価実績データおよび前記約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させる記憶手順と、前記株式銘柄および該株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付ける入力受付手順と、前記入力受付手順が受け付けた株式銘柄に対応する前記株価実績データを前記記憶部から読み出し、当該株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を前記所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、前記入力手順が受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出する指し値算出手順と、前記指し値算出手順が算出した各指し値を前記約定確率に対応付けた約定情報を、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供する約定情報提供手順とを実行することを特徴とする。
【0019】
この請求項5の発明によれば、約定情報提供装置は、各株式銘柄についての株価実績データおよび約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させ、株式銘柄および株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付け、受け付けた株式銘柄に対応する株価実績データを記憶部から読み出し、読み出した株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、先に入力を受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出し、算出した各指し値を約定確率に対応付けた約定情報を、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いてウインドウ画面に加工したうえで提供することとしたので、投資家などが約定確率算定期間における各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0020】
また、請求項6の発明に係る約定情報提供方法は、請求項5の発明において、記株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、前記指し値算出手順は、前記約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、前記約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することを特徴とする。
【0021】
この請求項6の発明によれば、株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、約定確率算出処理を先に入力を受け付けた約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することとしたので、適正な指し値を算出することができる。
【0022】
また、請求項7の発明に係る約定情報提供方法は、請求項5または6の発明において、前記約定情報提供工程は、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって前記約定情報をグラフ化したグラフデータを含む前記ウインドウ画面を提供することを特徴とする。
【0023】
この請求項7の発明によれば、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって約定情報をグラフ化したグラフデータを含むウインドウ画面を提供することとしたので、指し値と約定確率との関係を把握しやすいグラフ形式で提供することによって投資家などが各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0024】
また、請求項8の発明に係る約定情報提供方法は、請求項5、6または7の発明において、前記指し値算出手順によって過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と前記株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションするシミュレーション実行手順をさらに実行することを特徴とする。
【0025】
この請求項8の発明によれば、過去に算出された株式銘柄の約定確率と株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションすることとしたので、予想した約定確率の適正さを投資家などが把握することができる。
【0026】
また、請求項9の発明に係る約定情報提供プログラムは、所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する約定情報提供プログラムであって、各株式銘柄についての株価実績データおよび前記約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させる記憶手順と、前記株式銘柄および該株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付ける入力受付手順と、前記入力受付手順が受け付けた株式銘柄に対応する前記株価実績データを前記記憶部から読み出し、当該株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を前記所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、前記入力受付手順が受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出する指し値算出手順と、前記指し値算出手順が算出した各指し値を前記約定確率に対応付けた約定情報を、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供する約定情報提供順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】
この請求項9の発明によれば、各株式銘柄についての株価実績データおよび約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させ、株式銘柄および株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付け、受け付けた株式銘柄に対応する株価実績データを記憶部から読み出し、読み出した株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、先に入力を受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出し、算出した各指し値を約定確率に対応付けた約定情報を、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いてウインドウ画面に加工したうえで提供することとしたので、投資家などが約定確率算定期間における各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0028】
また、請求項10の発明に係る約定情報提供プログラムは、請求項9の発明において、前記入力受付手順は、前記株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、前記指し値算出手順は、前記約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、前記約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することを特徴とする。
【0029】
この請求項10の発明によれば、株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、先に入力を受け付けた約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することとしたので、適正な指し値を算出することができる。
【0030】
また、請求項11の発明に係る約定情報提供プログラムは、請求項9または10の発明において、前記約定情報提供手順は、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって前記約定情報をグラフ化したグラフデータを含む前記ウインドウ画面を提供することを特徴とする。
【0031】
この請求項11の発明によれば、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって約定情報をグラフ化したグラフデータを含むウインドウ画面を提供することとしたので、指し値と約定確率との関係を把握しやすいグラフ形式で提供することによって投資家などが各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0032】
また、請求項12の発明に係る約定情報提供プログラムは、請求項9、10または11の発明において、前記指し値算出手順によって過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と前記株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションするシミュレーション実行手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0033】
この請求項12の発明によれば、過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションすることとしたので、予想した約定確率の適正さを投資家などが把握することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る約定情報提供装置、約定情報提供方法および約定情報提供プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、インターネット上の分散システムの一つであるWWW(World Wide Web)上で動作する約定情報提供システムに本発明を適用した場合を示すこととする。
【0035】
まず、本実施の形態に係る約定情報提供システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る約定情報提供システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この約定情報提供システムは、各端末装置10a〜10cとWEBサーバ12とがインターネット11を介して接続された構成となる。
【0036】
端末装置10a〜10cは、HTTPサーバにアクセス可能なWEBブラウザを搭載したインターネット端末であり、プロバイダなどを介してインターネット上の各種サーバ装置にアクセスできる。
【0037】
WEBサーバ12は、本発明に係る装置であり、インターネット上の各種端末装置10a〜10cからアクセスを受け付けてホームページなどのウエブサービスを提供するHTTPサーバである。このWEBサーバ12は、単に一般的なウエブサービスを提供するだけではなく、所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する。具体的には、このWEBサーバ12では、従来技術のように単に希望指し値に対応する約定確率を呈示するのではなく、複数の値段ごとの約定確率をそれぞれ算定し、横軸を値段とし縦軸を約定確率としたグラフを提供することにより、投資家などに対してどの値段が適正な指し値であるかを迅速かつ効率良く把握できるようにしている。
【0038】
図1に示すように、このWEBサーバ12は、インターフェース部120、入力部121、表示部122、記憶部123および制御部124を有する。インターフェース部120は、インターネット11を介して端末装置10a〜10cとデータ授受するネットワークインターフェースであり、具体的にはTCP/IPプロトコルにしたがった処理をおこなう。
【0039】
入力部121は、キーボードやマウスなどの入力デバイスであり、表示部122は、液晶パネルやディスプレイなどの表示デバイスであり、記憶部123は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部12には、ハイパーテキスト123aと株価実績データ123bとが記憶されている。
【0040】
ハイパーテキスト123aは、端末装置10a〜10cに配信するウインドウ画面を形成するハイパーテキストであり、株価実績データ123bは、各種株式銘柄の株価の実績値を継続的に蓄積したデータである。この株価実績データ123bは、図示しない株価提供サーバから所定時間間隔で逐次株価データを取得して更新される。
【0041】
制御部124は、WEBサーバ12を全体制御する制御部であり、サーバ処理部124a、約定確率算定部124bおよびシミュレーション実行部124cを有する。
【0042】
サーバ処理部124aは、端末装置10a〜10cに対してHTTPサーバとしての機能を提供するための処理部であり、具体的には、端末装置10a〜10cからのアクセスを受け付けた際に、記憶部123に記憶したハイパーテキスト123aを読み出して、該当する端末装置10a〜10cに送信する処理などをおこなう。
【0043】
約定確率算定部124bは、株式銘柄および該株式銘柄に係る約定確率算定期間が指定された場合に、記憶部123bに記憶した当該株式銘柄の株価実績データ123bに基づいて複数の値段ごとの約定確率をそれぞれ算定する処理部である。ここで、この約定確率算定部124bは、従来技術のように「希望指し値」の入力を受け付けて約定確率を計算するものではないので、約定確率の算定対象となる複数の値段を特定する必要がある。このため、この約定確率算定部124bでは、株式銘柄の株価実績データ並びに算定範囲(たとえば百分率で表現された値段の範囲)に基づいて約定確率の算定対象となる複数の値段を特定する。ただし、株式銘柄の株価実績データのみに基づいて複数の値段を特定することもできる。
【0044】
なお、この約定確率算定部124bによる算定結果(各値段ごとの約定確率)は、横軸を値段とし縦軸を約定確率としたグラフとして端末装置10a〜10cに対して送信される。また、売り約定確率20%、売り約定確率50%、買い約定確率50%、買い約定確率20%とした場合の現時点以降の株価の推移を示すグラフも送信される。さらに、株価、終値からの乖離率、買い約定確率(売り約定確率)の関係を示す表データについても送信される。
【0045】
シミュレーション実行部124cは、約定確率算定部124bにより過去に算定された株式銘柄の約定確率と株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションする処理部であり、そのシミュレーション結果が、端末装置10a〜10cに対して送信される。
【0046】
次に、図1に示したWEBサーバ12が提供する約定確率ウインドウの一例について説明する。図2は、図1に示したWEBサーバ12が提供する約定確率ウインドウの一例を示す図である。同図に示すように、銘柄コードまたは銘柄名の入力枠21、期間の入力枠22および確率範囲の入力枠23を条件入力し、約定確率を計算するボタン24がクリックされると、各値段と約定確率(買い約定確率、売り約定確率)の関係を示すグラフ25が表示される。また、売り約定確率20%、売り約定確率50%、買い約定確率50%、買い約定確率20%とした場合の現時点以降の株価の推移を示すグラフ26が表示される。さらに、株価、終値からの乖離率、買い約定確率(売り約定確率)の関係を示す表27が表示される。
【0047】
かかる約定確率ウインドウ20を提供することにより、投資家などは、各値段ごとの約定確率を考慮して、適正な指し値を決定し、もって効率良く売買を成立させることが可能となる。
【0048】
図3は、図1に示したWEBサーバ12が提供する約定確率ウインドウ20の別の例を示す図である。同図に示すように、ここでは図2に示すものと比べて、グラフ28が追加されている。このグラフ28は、すでに説明したグラフ25と同様に各値段と約定確率(買い約定確率、売り約定確率)の関係を示すグラフである。
【0049】
実際に指し値注文をおこなう場合には、「約定確率を満たす指し値」を知りたいケースが多いため、かかるグラフ28を約定確率ウインドウ20に表示することにより、より効率良く適正な指し値を決定することもできる。
【0050】
次に、図2および図3に示したシミュレーションを実行するボタン28をクリックされた場合に表示される表示例について説明する。図4は、図2および図3に示したシミュレーションを実行するボタン28がクリックされた場合に表示される表示例を示す図である。
【0051】
同図に示すように、過去に算定された株式銘柄の約定確率(Forecast Probability)と株式銘柄の株価実績データ(Actual Probability)との対応関係を示すグラフ31が約定確率ウインドウ20上に表示される。ここで、このForecast Probabilityは、過去の予想的中確率を5%ごとに20個のグループに分けた値であり、Actual Probabilityは、各予想確率のグループで何%のケースが実際に株価が到達したかを計算した値である。このため、図中に示した破線32が実線33に近いほど予想の精度が高かったことを意味することになる。
【0052】
また、各確率のグループに属するサンプル(ケース)と、各確率のグループの中で実際に株価が到達したケースとの関係を示すグラフ34も約定確率ウインドウ20上に表示される。
【0053】
次に、図1に示した端末装置10aとWEBサーバ12との間でおこなわれる処理手順について説明する。図5は、図1に示した端末装置10aとWEBサーバ12との間でおこなわれる処理手順を示すフローチャートである。
【0054】
同図に示すように、端末装置10上でWEBブラウザを起動し、インターネット11を介してWEBサーバにアクセスしたならば(ステップS201)、WEBブラウザ12は、図示省略したメインメニューを提供して(ステップS202)、該メインメニューを端末装置10a上に表示する。
【0055】
そして、このメインメニュー上で約定確率計算が選択されたならば(ステップS203)、その旨がWEBサーバ12に通知されるので、WEBサーバ12は図2に示した約定確率ウインドウ20を提供し(ステップS204)、この約定確率ウインドウ20が端末装置10a上で表示される。
【0056】
ここで、投資家などが、この約定確率ウインドウ20上で銘柄コード、期間、確率範囲を入力して、約定確率計算を指示したならば(ステップS205)、WEBサーバ12の約定確率算定部124bが約定確率計算を実行する(ステップS206)。
【0057】
そして、この計算結果に基づいて表示データを作成し(ステップS207)、作成した表示データを端末装置10aに送信し(ステップS208)、端末装置10a上に当該表示データを表示する。
【0058】
次に、図5のステップS206に示した約定確率の実行手順をさらに詳細に説明する。図6は、図5のステップS206に示した約定確率の実行手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【0059】
同図に示すように、WEBサーバ12の約定確率算定部124bは、まず指定された銘柄の過去の株価データ123bを記憶部123から取得し(ステップS301)、過去の平均値幅を計算する処理と過去の値幅の標準偏差を計算する処理を各期間についておこなう(ステップS302〜S303)。
【0060】
そして、呼び値(株価変動の範囲)を取得した後に(ステップS304)、目標とする株価を設定し(ステップS305)、目標株価への変動率、過去の平均値幅、過去の値幅の標準偏差を確率密度関数に当てはめ(ステップS306)、約定確率を算定する処理を各期間についておこない(ステップS307)、最も高かった約定確率を採用し(ステップS308)、目標とする株価を変動させた後に(ステップS309)、ステップS306に移行して各目標株価について同様の処理をおこなう。上記一連の処理(ステップS301〜S309)を買いと売りの両方についておこなったならば、処理を終了する。
【0061】
上述してきたように、本実施の形態では、端末装置10a〜10c上で銘柄コード、期間および確率範囲が指定された際に、WEBサーバ12の約定確率算定部124bが、各値段についての約定確率をそれぞれ算出し、値段と約定確率の関係を示すグラフを端末装置10a〜10cに対して提供するよう構成したので、投資家などが約定確率算定期間における各値段と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0062】
なお、本実施の形態では、本発明をインターネット上のWWWを用いた場合に適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スタンドアロンのコンピュータを用いた場合や専用ネットワークを用いて実現することもできる。
【0063】
また、本実施の形態では、約定確率ウインドウ20上で一銘柄の指定のみをおこなう場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数銘柄を入力することもできる。この場合は、バスケットのバリューを求めることになるので、図2および図3に示すグラフ26の縦軸およびグラフ25の横軸が価格ではなく百分率表示となる。
【0064】
さらに、本実施の形態では、株価実績データ123bを記憶部123に記憶する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その都度インターネット11を介して株価実績データ123bを取得することもできる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各株式銘柄についての株価実績データおよび約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶し、株式銘柄および株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付け、受け付けた株式銘柄に対応する株価実績データを記憶部から読み出し、読み出した株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、先に入力を受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出し、算出した各指し値を約定確率に対応付けた約定情報を、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供することとしたので、投資家などが約定確率算定期間における各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0066】
また、本発明によれば、株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、先に入力を受け付けた約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することとしたので、適正な指し値を算出することができる。
【0067】
また、本発明によれば、記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって約定情報をグラフ化したグラフデータを含むウインドウ画面を提供することとしたので、指し値と約定確率との関係を把握しやすいグラフ形式で提供することによって投資家などが各指し値と約定確率の関係を迅速かつ効率良く把握することができる。
【0068】
また、本発明によれば、過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションすることとしたので、予想した約定確率の適正さを投資家などが把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る約定情報提供システムの構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 図1に示したWEBサーバが提供する約定確率ウインドウの一例を示す図である。
【図3】 図1に示したWEBサーバが提供する約定確率ウインドウの別の例を示す図である。
【図4】 図2および図3に示したシミュレーションを実行するボタンがクリックされた場合に表示される表示例を示す図である。
【図5】 図1に示した端末装置とWEBサーバとの間でおこなわれる処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 図5に示した約定確率の実行手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
【符号の説明】
10a〜10c 端末装置
11 インターネット
12 WEBサーバ
120 インターフェース部
121 入力部
122 表示部
123 記憶部
123a ハイパーテキスト
123b 株価実績データ
124 制御部
124a サーバ処理部
124b 約定確率算定部
124c シミュレーション実行部
20 約定確率ウインドウ

Claims (12)

  1. 所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する約定情報提供装置であって、
    各株式銘柄についての株価実績データおよび前記約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させる記憶手段と、
    前記株式銘柄および該株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段が受け付けた株式銘柄に対応する前記株価実績データを前記記憶部から読み出し、当該株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を前記所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、前記入力受付手段が受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出する指し値算出手段と、
    前記指し値算出手段が算出した各指し値を前記約定確率に対応付けた約定情報を、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供する約定情報提供手段と
    を備えたことを特徴とする約定情報提供装置。
  2. 前記入力受付手段は、前記株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、前記指し値算出手段は、前記約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、前記約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することを特徴とする請求項1に記載の約定情報提供装置。
  3. 前記約定情報提供手段は、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって前記約定情報をグラフ化したグラフデータを含む前記ウインドウ画面を提供することを特徴とする請求項1または2に記載の約定情報提供装置。
  4. 前記指し値算出手段によって過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と前記株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションするシミュレーション実行手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の約定情報提供装置。
  5. 所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する約定情報提供装置による約定情報提供方法であって、
    前記約定情報提供装置は、
    各株式銘柄についての株価実績データおよび前記約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させる記憶手順と、
    前記株式銘柄および該株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付ける入力受付手順と、
    前記入力受付手順が受け付けた株式銘柄に対応する前記株価実績データを前記記憶部から読み出し、当該株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を前記所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、前記入力手順が受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出する指し値算出手順と、
    前記指し値算出手順が算出した各指し値を前記約定確率に対応付けた約定情報を、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供する約定情報提供手順
    実行することを特徴とする約定情報提供方法。
  6. 前記入力受付手順は、前記株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、前記指し値算出手順は、前記約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、前記約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することを特徴とする請求項5に記載の約定情報提供方法。
  7. 前記約定情報提供手順は、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって前記約定情報をグラフ化したグラフデータを含む前記ウインドウ画面を提供することを特徴とする請求項5または6に記載の約定情報提供方法。
  8. 前記指し値算出手順によって過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と前記株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションするシミュレーション実行手順をさらに実行することを特徴とする請求項5、6または7に記載の約定情報提供方法。
  9. 所定の株式銘柄を指し値注文する際に用いられる該株式銘柄の約定確率に係る情報を提供する約定情報提供プログラムであって、
    各株式銘柄についての株価実績データおよび前記約定確率に係る情報から配信用のウインドウ画面を形成する際に用いるハイパーテキストを記憶部に記憶させる記憶手順と、
    前記株式銘柄および該株式銘柄に係る約定確率算定範囲について利用者の入力を受け付ける入力受付手順と、
    前記入力受付手順が受け付けた株式銘柄に対応する前記株価実績データを前記記憶部から読み出し、当該株価実績データから所定の指し値に対応する約定確率を算出する約定確率算出処理を前記所定の指し値を変更しながら繰り返すことによって、前記入力受付手順が受け付けた約定確率算定範囲にわたって各約定確率に対応する指し値を算出する指し値算出手順と、
    前記指し値算出手順が算出した各指し値を前記約定確率に対応付けた約定情報を、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いて前記ウインドウ画面に加工したうえで提供する約定情報提供順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする約定情報提供プログラム。
  10. 前記入力受付手順は、前記株式銘柄に係る約定確率算定期間の入力を受け付け、前記指し値算出手順は、前記約定確率算出処理を前記約定確率算定期間内で期間を変更しながら繰り返すことによって、前記約定確率算定期間について最も高い約定確率に対応する指し値を算出することを特徴とする請求項9に記載の約定情報提供プログラム。
  11. 前記約定情報提供手順は、前記記憶部から読み出したハイパーテキストを用いることによって前記約定情報をグラフ化したグラフデータを含む前記ウインドウ画面を提供することを特徴とする請求項9または10に記載の約定情報提供プログラム。
  12. 前記指し値算出手順によって過去に算出された前記株式銘柄の約定確率と前記株式銘柄の株価実績データとの対応関係をシミュレーションするシミュレーション実行手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9、10または11に記載の約定情報提供プログラム。
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