JP3951259B2 - パチンコ式遊技機の球受け皿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ式遊技機の球受け皿に関し、更に詳しくは、パチンコ球を使用して所要のゲームを行ない得る遊技機の前側に装備されて、受入れた遊技球および賞球を、裏側の球処理装置側へ送出すると共に下方へ抜出し得る球受け皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機の代表例の一つである一般的なパチンコ機では、ゲーム開始操作に基づく打球発射装置と球送り装置との関連作動において、上球受け皿(上球皿)内の遊技球を1球ずつ機内の発射部位に送込み、これを遊技面内に打出してゲームを遂行し得るようになっている。そして、ゲーム中に発生したセーフ球に対する褒賞として、機裏側の機構セット盤に配設した賞球排出部から所定数のパチンコ球(賞球ともいう)が排出され、遊技者側に還元されるようになっている。このためパチンコ機は、パチンコ球の受入れおよび貯留に必要とされる球受け部材として、機体前面の中央において貯留,送出用として設置される前記上球皿と、下端部において貯留用として設置される下球受け皿(下球皿)とを備えている。そして、前記賞球排出部から排出された賞球については、機裏側の主排出路から上球皿へ優先的に通出されて遊技球として送出されたり貯留され、この上球皿の充満以後に溢れ出る余剰賞球は、主排出路から分岐連設された副排出路を介して下球皿へ排出されて貯留されるようになっている。
【0003】
また、前述した上球皿および下球皿には、遊技者が適時必要に応じて指先で開放操作し得る球抜き装置が付設されている。例えば上球皿に付設される球抜き装置については、各メーカ毎のパチンコ機において設置部位や形式等に差異があっても、その基本的な形態としては、上球皿の外郭体に露出されている操作部材の操作に伴い開閉弁部材が開放変位されることにより、上球皿の下流端の球送出口と球抜き路が互いに開放連通されて、同上球皿の貯留球を下球皿側へ抜出し得るようになっている。なお下球皿においては、操作部材の操作に伴い開閉弁部材が開放変位することにより、皿部底面の球抜き口が開放されて、同下球皿側の貯留球および上球皿側からの球を抜出して、下方に用意される球受け箱に排出するよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記上球皿に付設される球抜き装置は、操作部材と開閉弁部材およびこれら各部材同志を連繋する連繋部材等から構成されているが、これら各構成部材は、夫々が個別に上球皿の所定位置に組込まれるようになっていた。すなわち、上球皿の構成部材の所定位置に前記球抜き装置の各構成部材を順次組付けながら該上球皿全体を組立てることとなり、上球皿の組立工程および工数が多くなって組立作業に時間が掛かる問題があった。また、各構成部材の組付けに熟練を要するものであるから、組立作業の簡素化および簡単化を図り得ない課題を内在していた。しかも、上球皿の組立完了後にはじめて球抜き装置の作動状態を確認することができるため、万一組付け不良や成形不良等を起因とした作動不具合があった際には、上球皿全体の分解作業と再組立作業とを余儀なくされ、該上球皿の組立合理化およびコスト低減化等を図り得なかった。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を解決するべく新規に提案されたものであって、球抜き装置の構成の簡素化を図ると共に更使用を可能にして、球受け皿全体を楽にかつ安価に製作し得るようにしたパチンコ式遊技機の球受け皿を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るパチンコ式遊技機の球受け皿は、
遊技球を用いてゲームを展開し得ると共に、入賞成立に対して賞球を払出し得る遊技機の前側に装備されて、受入れた遊技球および賞球を、裏側の球処理装置側へ送出し得る一方、下方へ抜出し得る上球皿にあって、
球収容部および球送出口を含む形状に形成された皿本体と、上球皿の外郭形状に形成され、両端を曲面状にした流線形状の外郭体とを互いに着脱可能に組付けて皿主体部が構成されると共に、球送出口の近傍内部にケース単位で構成されて外側から操作し得る球抜き装置が着脱可能に組込まれ、
前記球抜き装置については、
上方へ全面開口する開口部および前記球送出口に対応して後壁に上方に開放して形成した開口を有する本体部材と、該本体部材の開口部に整合し得る形状に成形されて該開口部を上方から全面的に覆蓋する蓋部材とからなり、前記皿本体と外郭体との間における端部に形成した取着セット部に対して着脱可能に取着されるケース体と、
前記本体部材に左右方向に対向配置されて前後方向に延在する一対の案内リブに対し、左右の側面が当接すると共に、前記蓋部材の下面に形成した規制リブにより上方への移動を規制した状態で、前記ケース体に対し前後方向に移動可能に組付けられ、前後方向への移動につれて、前記開口を介して前記ケース体から後方側へ突出した状態および該ケース体に収納した状態となる舌片部で前記球送出口を開閉し得る開閉部材と、
円筒状の支点部と、該支点部の外周面上端から水平外方へ延出した第1アーム部と、支点部の外周面上端から第1アーム部と所要角度変位した水平外方へ延出した第2アーム部と、該第2アーム部の先端に形成した操作部とを一体成形し、前記本体部材の内底面に上方へ突出したボス状の支持部に対し支点部を外嵌することで、前記ケース体に旋回動可能に保持された操作部材とを備え、
前記第1アーム部の先端下面に突出するよう一体形成されたピンを、前記開閉部材の上面に形成した係合孔に対し分離可能に係合して、開閉部材および操作部材を連繋することで、該開閉部材の舌片部を前記球送出口の開閉位置に臨ませると共に、前記操作部を外郭体に形成した操作口の後側に臨ませ、
前記開閉部材および操作部材の少なくとも一方に付勢手段を付設して、該開閉部材を閉鎖方向に付勢保持し、
前記操作部は、前記支持部を中心とする前記外郭体の曲面に応じた所要の曲率半径で湾曲形成され、前記操作口を全面的に覆蓋するカバー板および該カバー板の左右両端縁に前方に夫々突出形成され、前記操作口の各側縁に後側に向けて突出形成された突部に対し整合し得る突縁部を有していることを特徴とする。
【0007】
【作用】
球抜き装置は、舌片部を有する開閉部材と、操作部を有する操作部材とを、ケース体に組込んでケース体単位のユニット部材として構成され、上球皿における皿本体と外郭体との間に着脱可能に組込まれる。そして、外郭体の表面側に臨んだ操作部に対する非操作時には、付勢手段による付勢力のもとに開閉部材が球送出口の閉鎖方向へ付勢され、舌片部が球送出口に位置することにより、上球皿内の貯留球は貯留状態に保持される。一方、付勢手段の付勢力に抗して前記操作部を所定方向へ傾動操作した際には、前記開閉部材が球送出口の開放方向へ移動し、舌片部が球送出口から退避することにより、上球皿内の貯留球が該球送出口から下球皿側へ抜出される。なお球抜き装置は、上球皿からケース体ごと容易に取外し得るので、他のパチンコ式遊技機へ再使用することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るパチンコ式遊技機の球受け皿につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお本実施例では、前枠の正面内部にパチンコ球用の遊技盤がセットされた一般的なパチンコ機の場合を主に示す。
【0009】
本実施例のパチンコ機は、その基本的構成の概要として、図1に略示するように、外枠Aの開口前面側に連結支持手段および施錠手段を利用して開閉および着脱が可能に組付けられる前枠Bの各部に、ガラス扉D付きの窓枠C、後述する上下の球受け皿E,Fおよび打球発射装置G等が装備されている一方、前枠Bの正面内部に所要の遊技盤Hが着脱交換可能にセットされており、そして前枠Bの裏側にアウト球、セーフ球、賞品球の各処理部を有する機構セット盤(図示せず)が着脱可能に装備されている。なお外枠Aは、上下および左右の各枠部材1,2,3,4が互いに枠組み連設された形態のものを例とし、少なくとも右と下の枠部材3,4を合成樹脂成形製のものとして交換することにより、一般に「関東枠、関西枠」と呼称区分されているタイプのものに変更し得るようになっている。
【0010】
(前枠について)
各種構成部材の搭載枠とされる前記前枠Bは、全体が合成樹脂成形されたものを例とし、基本的には図1に示すように、外枠Aの開口前面域に適合する外形枠サイズに成形されて内側に正面縦長方形の窓枠口6を開口した枠体5と、この枠体5の裏側に一体成形されて窓枠口6よりやや狭い開口面域を成形した収容保持枠8とが前後に連設された内外二重枠形態とされている。そして前記枠体5においては、窓枠口6の内周囲に窓枠Cを設置し得るようになっており、この窓枠口6の下部に下球皿Fや打球発射装置G等を設置するための前盤部7が成形され、また窓枠口6の上縁部および右縁部に亘り電光装飾部9が設置されている。なお収容保持枠8においては、窓枠口6の下部内側に位置する遊技補助盤10が一体成形され、この遊技補助盤10には、賞品球用の排出口11およびこぼれ球やファール球用の回収路12等が成形されていると共に、同盤の前側に発射レール13とスピーカ14等を組込んだ回収ケース15等がセットされている。
【0011】
(上球皿について)
前枠Bの下部前側に装備される上球受け皿(単に上球皿ともいう)Eは、窓枠Cにおけるガラス扉Dの下方面域に合わせて開閉および着脱可能に組付けセットされている。この上球皿Eは、図2および図3に示すように基本的な構成として、合成樹脂成形された基本構成部材である箱枠状の外郭体20と、同外郭体20の開口内側に嵌合セットされる皿本体21とをビス19で組付け整合して、全体が下面を水平にし両端を曲面状にした流線形状にユニット化されており、この両者20,21の裏面に合わせて、補強装飾用の補助部材22を前面に取着した薄肉金属成形製(または樹脂製)の開閉セット板23がビス18で取着されて単一化されている。そして外郭体20および補助部材22は、ともに同長に整合されて互いの右端部が開閉セット板23の右端から延出しており、また開閉セット板23は、窓枠Cの下部面域に整合する横長方形サイズにされて、各部に必要な口が成形されていると共に、その水平下端縁が外郭体20における水平底板部20aの下底面に対して平行位置に整合されている(図4参照)。
【0012】
そして、この上球皿Eの着脱開閉用の連結支持手段として、図1および図2に例示するように、前枠Bの前盤部7の左端部前面に固定された支持具16の支軸16aに対して、開閉セット板23の左端部前面に固定された受け具24の軸筒部25が軸孔26を介して上下方向へ抜脱可能に嵌挿連結し得るようになっている。また施錠手段として、図1に示すように、窓枠Cの右中央内側に設置された施錠具17の昇降施錠杆に対して、開閉セット板23の右側裏面に取着された掛け具27が係脱可能に係合できるようになっている。なお、前記受け具24の軸筒部25を含む前出部分は、外郭体20および皿本体21の左端部に成形された平面U字状の逃し口28内に位置するようになっており(図2参照)、そして軸筒部25と支軸16aとが適正な嵌合い公差を以って嵌挿される。
【0013】
前記皿本体21は、枠体部29に成形された皿部として、球収容部30と金属製のレール31を敷設した整列送出部32とが一連の勾配で成形されており、この送出部32の下流端に開口された球送出口33に対して後述する球抜き装置42が付設されるようになっている。一方前記補助部材22は、開閉セット板23の上縁に合わせて着脱交換可能に取着されており、その本体34の左端部には前枠B側の賞球用排出口11と皿本体21の球収容部30とを連絡する賞球給出用の連絡筒部35が成形されている。また開閉セット板23では、その上端縁に沿って成形された係合レール部36が、図4に示す如く、前記ガラス扉Dの下縁と噛合状態で整合し得るようになっている。なお、前述の上球皿Eにおけるその余の構成として、外郭体20における前記逃し口28の底面周囲と水平底板部20aの右部下底面とに、夫々水平姿勢保持用の支持座37が形成されている(図4参照)。
【0014】
また補助部材22では、一般的なパチンコ機の場合には標準タイプのものが、また球貸し型のパチンコ機の場合には、図1に示すように、球貸し操作部38を備えた別種タイプのものが夫々選択使用される。これら2種タイプの何れの補助部材22にあっても、球貸し操作部38の有無を除いて基本的には同様に構成されて、開閉セット板23に対して止め具(図示せず)を利用してビス着されている。そして前枠Bに対する上球皿Eの組付け状態において、補助部材22の本体34の右外端部が外郭体20の右外端部と共に窓枠Cの右側下部を覆蓋し得るようになっている。
【0015】
(球抜き部について)
前述した上球皿Eにおける球抜き部40は、皿本体21内のパチンコ球を下球皿Fへ直接的に抜出す形態のものであって、皿本体21と外郭体20との右側空間部内に組込まれている。すなわちこの球抜き部40では、図1および図4に示すように、皿本体21の枠体部29裏側に成形されて前記球送出口33と縦通した球抜き路41と、枠体部29前面に固定される球抜き装置42とから構成されている。そして、球送出口33の隣接部位に形成された取着セット部45に、球抜き装置42の後述する舌片部62の挿通を許容するスリット口43が形成されており、また球抜き路41の開口下端に合わせて外郭体20の水平底板部20aに出口44が開口されている。なお前記出口44は、下球皿Fに連通する球抜き通入部99の上端開口部99aに整合するようになっている。
【0016】
(球抜き装置について)
前記球抜き部40における球抜き装置42は、図3〜図7に示すように、所要形状に成形されたケース体46に、前記皿本体21の球送出口33を開閉し得る舌片部62を有する開閉部材60と、指先操作のための操作部74を有する操作部材70とを組込んだスライドレバー形式として構成され、該ケース体46単位のユニット部材として取扱い得るようになっている。そして、皿本体21に形成された前記取着セット部45に着脱可能に取付固定することにより、前記操作部材70の操作部74を外郭体20の表面側に形成した操作口80に臨ませた状態で、前記皿本体21と外郭体20との間に組込まれるようになっている。そこで次に、球抜き装置42の各構成部材につき詳細に説明する。
【0017】
(ケース体について)
前記ケース体46は、上方へ全面開口する開口部47aを有する略矩形状の本体部材47と、該本体部材47の開口部47aに整合し得る形状に成形されて該開口部47aを上方から全面的に覆蓋する蓋部材48とから構成されている。前記本体部材47では、内部右側に前記開閉部材60用の摺動室49が画成され、内部左側の左後隅角部に操作部材70用の支持部50が形成されている。そして、前記摺動室49に整合する後壁に、開閉部材60の舌片部62の移動を許容し得る大きさの開口51が形成され、また前壁の上縁中央に、操作部材70の第2アーム部73の旋回移動を許容するスリット口52が形成されている。また、本体部材47の左前隅角部と右後隅角部には上方に開口したビス孔53が夫々形成され、また蓋部材48の左前隅角部と右後隅角部には各ビス孔53に整合する通孔54が夫々形成されており、本体部材47と蓋部材48とを整合セットした状態で各通孔54に挿通したビス55をビス孔53に締付けることにより、中空体状のケース体46が形成される。更に図4および図6に示すように、本体部材47の下面後端部には、垂直下方へ延出した取付片56が該本体部材47に一体成形されると共に、蓋部材48の上面後端部には、垂直上方へ延出した取付片57が該蓋部材48に一体成形されており、これら取付片56,57の凹部56a,57aに整合させたビス58を皿本体21の枠体部29に締付けることにより、ケース体46全体が、該枠体部29の取着セット部45に組付けられるようになっている。なお前記各取付片56,57の背面には、位置決め用のボス59が形成されている。
【0018】
(開閉部材について)
前記開閉部材60は、図7に示すように、断面が倒伏コ字状に形成された樋状の本体61と、この本体61の後端面から後方へ略水平に延出する舌片部62と、前記本体61の右側面から右方に形成された係止片部63とが一体的に成形されている。この開閉部材60は、前記摺動室49に収納された状態において、該摺動室49の左側に形成された案内リブ64に対して本体61の左側面が当接し、右側に形成された案内リブ65に対して該本体61の右側面下端部が当接しており、これら案内リブ64,65に沿って前後方向へのスライド移動のみが可能となっている。また、蓋部材48の下面には規制リブ66が形成されており、開閉部材60は上方への移動が規制されている。そして、開閉部材60が摺動室49内の最も後方までスライド移動すると、前記舌片部62がケース体46の後方側へ突出した状態となり(図2または図3参照)、摺動室49内の最も前方までスライド移動すると、前記舌片部62がケース体46内に収納した状態となる(図5参照)。なお、摺動室49に面した前壁内側に、後方へ突出したボス67が一体成形され、このボス67と開閉部材60の本体61後壁との間にコイルばね(付勢手段)68が圧縮状態に配設されており、これにより開閉部材60は、常に摺動室49の後方側へ付勢されて前記舌片部62をケース体46の後方側へ延出させた状態に保持される。
【0019】
(操作部材について)
前記操作部材70は、上方へ突出したボス状の前記支持部50に外嵌される円筒状の支点部71と、この支点部71の外周面上端から水平右外方へ延出した第1アーム部72と、前記支点部71の外周面上端から第1アーム部72と所要角度(約80度)変位した水平前外方へ延出した第2アーム部73と、この第2アーム部73先端の操作部74とが一体成形され、前記支点部71を支持部50に対して上方から嵌合させることにより、該支持部50を中心とした旋回動が可能となっている。そして、前記第1アーム部72の先端下面には、垂直下方へ突出したピン(連繋手段)75が一体成形されており、前記開閉部材60の係止片部63の上面に形成した係合孔(連繋手段)76に、前記ピン75が上方から係合するようになっている。また第2アーム部73は、その略中央部で水平方向へ屈曲形成され、前記スリット口52を介してケース体46の外方へ延出するようになっている。前記係合孔76は、操作部材70の旋回動に伴うピン75の円弧動を許容するように、左右方向に所定長さの長孔となっている。なお、操作部材70の上下方向へのがたつきを防止するために、支点部71の上方から支持部50に対してビスを締付けるようにしてもよい。
【0020】
前記操作部材70の操作部74は、前記第2アーム部73の先端において、前記支持部50を中心とした所要の曲率半径で湾曲形成されたカバー板77と、このカバー板77の左右中央に前方へ突設された指掛片78とが、該第2アーム部73と一体成形されている。この操作部74は、図3および図5に示すように、ユニット化された球抜き装置42を取付固定した皿本体21と前記外郭体20とを組付けた際に、該外郭体20の前面右方に形成した横長矩形状の操作口80の後側に臨むように構成されている。そしてカバー板77は、操作部材70を旋回変位させても常に前記操作口80を全面的に覆蓋するようになっており、しかも前述のような曲率半径に形成されていることにより、常に該操作口80の開口端縁部に略密着した状態を保持されて隙間が画成されないようになっている。また指掛片78は、球抜き操作時に指先がフィットし易い曲面状に形成されている。なお、前記カバー板77の左右両端縁には、前方へ突出した突縁部79,79が形成されており、球抜きの非操作時には左側の突縁部79と、操作口80の左端縁に形成されて後方に突出する突部80aとが整合し(図3参照)、また球抜き操作時には右側の突縁部79と、操作口80の右端縁に形成されて後方に突出する突部80aとが整合し(図5参照)、これによりカバー板77と外郭体20との間から針金等の極細異物の侵入を阻止し得るようになっている。
【0021】
(球抜き装置の取付け)
前述のように構成された本実施例の球抜き装置42では、前記開閉部材60,コイルばね68および操作部材70を内部に収納セットしてユニット化されたケース体46が、前述したように、前記開閉部材60の舌片部62がスリット口43を介して球送出口33に整合した状態で、皿本体21における取着セット部45にビス58で固定される。そして、球抜き装置42を取付けた皿本体21と外郭体20とを組付けることにより、操作部材70の操作部74が外郭体20の操作口80に臨んだ状態となる。
【0022】
(球抜き装置の作動態様について)
前記皿本体21と外郭体20との間に組付けられた実施例の球抜き装置42は、前記操作部74に対する非操作状態においては、前記コイルばね68の伸び方向への付勢弾力のもとに、開閉部材60が摺動室49内を後方側へ移動し、舌片部62がスリット口43を介して球送出口33へ延出するので、該球送出口33は閉鎖状態に保持されて貯留球の球抜きがなされない(図3参照)。なおこの状態では、操作部材70が平面上で反時計方向へ旋回するので、操作部74は右方へ移動して操作口80の右側に位置するようになる。一方、前記操作部74を指先で左方へスライドさせると、操作部材70が平面上で時計方向へ旋回するので、開閉部材60がコイルばね68の付勢弾力に抗して摺動室49内を前方側へ移動し、舌片部62が球送出口33から退避するので、該球送出口33の開放に伴って貯留球の球抜きが行なわれるようになる。
【0023】
(球送り装置について)
そして、前述のように構成された上球皿Eの開閉セット板23裏面に、球送り装置(球処理装置)92がセットされている(図2および図3参照)。この球送り装置92は、打球発射装置G側の打球作動とタイミングを合わせて球送り作動を行ない得る電動制御形態のものであって、全体がカセット形式に構成・取扱い得るようになっている。そして開閉セット板23の裏面において、ケース93の送通路(図示せず)の入口を上球皿Eの前記球送出口33に合わせてビス止めセットされ、この送通路の出口を前記発射レール13の基部側に臨ませている。
【0024】
(下球皿について)
前枠Bの下段前側に装備される前記下球受け皿(単に下球皿ともいう)Fは、本来の賞品球貯留機能の他に、前記上球皿Eの載置保持機能をも奏し得るものとして、前盤部7の前面において上球皿Eの下面と整合する条件で設置されている。この下球皿Fは、図1に示すように基本的な構成として、合成樹脂成形された基本構成部材である箱枠状の外郭保護体95と、同保護体95の開口内側に嵌合セットされる皿本体96と、両者95,96の開口裏面に当接セットされる横長方形のセット板(図示せず)を組付け整合してユニット化されている。また、セット板と外郭保護体95との間には、前記上球皿Eに形成した球抜き路41の出口44と、下球皿Fにおける皿本体96の貯留皿部98とを連通する前記球抜き通入部99が配設され、前述したように、該球抜き通入部99の上端開口部99aが前記出口44に整合している。従って、前記球抜き装置42における球抜き操作により球送出口33から通出された上球皿Eの貯留球は、球抜き路41および球抜き通入部99を介して下球皿Eの貯留皿部98に通出されるよう構成されている。
【0025】
前記下球皿Eに対するその余の構成として、前記外郭保護体95の水平上板部95aの上面内側に沿って係合レール部97が成形され、上球皿Eにおける開閉セット板23の下端縁と噛合状態で整合し得るようになっている(図4参照)。そして打球発射装置Gにおける打球操作部100が、図3に示すように、外郭保護体95の右側斜状部において、平面外向きでかつ側面後下りの所要角度の斜状に設置されて、遊技者が長く楽に疲れず把持操作できるようになっている。また皿本体96における貯留皿部98の底部には、該貯留皿部98内の賞品球を抜出すための球抜き部101が設置され、該貯留皿部98の左方に灰皿102が設置されている。更に外郭保護体95における左側部には、パチンコ機におけるゲーム制御用、電気部材や電気制御機器に対するリセット用、あるいは遊技者による異常連絡用等に適宜選択して用いられるスイッチ操作部103が設置されている。
【0026】
【実施例の作用】
前述のように構成された本実施例のパチンコ機は、外枠Aに取付けられる前枠Bに、ガラス扉D付きの窓枠C、遊技盤H、機構セット盤の他に、前述した上下の球皿E,Fおよび打球発射装置G等が装備・セットされて1台単位に構成される。そしてゲームホール内の設置枠台に所定の傾き起立姿勢で設置された外枠Aに、前枠B全体が組付けられることにより、在来のパチンコ機と同様な縦型弾球遊技機として遊技に供し得る。このもとで通常の打球発射操作を行なうことにより、上球皿E内の遊技球を球送り装置92により1球ずつ発射レール13に送込み、打球発射装置Gの駆動に従動する打球杆で打出して、遊技盤H内で所要のパチンコゲームを展開し得る。そして、このゲーム中に発生したセーフ球に対して機構セット盤の賞球排出装置から払出された賞品球が、排出口11および連絡筒部35を介して上球皿E側へ優先的に排出されて球収容部30内に収容され、また上球皿E側の充満以後には下球皿F側へ排出されて貯留皿部98内に貯留される。
【0027】
そしてこのようなパチンコ機にあって、前記球抜き装置42の組立ておよび上球皿Eに対する組付けに関しては、ケース体46の本体部材47において、摺動室49内にコイルばね68および開閉部材60をセットすると共に、ピン75を開閉部材60の係合孔76に係合させた操作部材70を支持部50に配設する。そして、本体部材47に蓋部材48をセットしてビス55を締付けることにより、ケース体46単位でユニット化された球抜き装置42が形成される。そして、このように組立てられたケース体46は、後方に延出している舌片部62を、皿本体21における枠体部29の所定位置に形成したスリット口43に整合させた状態に位置決めし、ビス58を利用して該枠体部29の取着セット部45に組付固定する。このように実施例の球抜き装置42は、ケース体46単位で皿本体21にビス着されるので、その構成が簡素化されると共に組付作業が極めて簡単かつ容易であり、またビス58を弛み外すだけで皿本体21から簡単に取外すことも可能である。
【0028】
そして、球抜き装置42を組付固定した皿本体21と外郭体20は、同外郭体20の開口内側に該皿本体21を嵌合セットしてビス19を締付けることにより流線形状に一体化される。なお、両者20,21の組付けに際して、前記操作部74が外郭体20の操作口80に臨むようになる。そして、皿本体21の裏面に合わせて、補強装飾用の補助部材22を前面に取着した前記開閉セット板23を、ビス18を利用して取着することにより、単一ユニット化された上球皿Eが形成される。このように、前記球抜き装置42の構成の簡素化に伴い、上球皿E全体を極めて楽に製作することが可能となる。しかも、球抜き装置42は前もって組立てられてその作動確認がなされており、皿本体21には単にビス58で取付けるだけなので、組付不良等が発生することもない。
【0029】
前述のように組立てられた上球皿Eの前枠Bに対する組付けは、前記下球皿Fを前盤部7の前面に水平姿勢に固定セットした後において、該前枠Bに設置された窓枠Cのガラス扉Dを開放したもとで簡単に行ない得る。すなわち、上球皿Eの左端部をガラス扉Dと干渉しない所要の向きにしたまま、下球皿Fの上方に露出している前記支持具16の支軸16aを、開閉セット板23の受け具24における軸筒部25の軸孔26に差込むことにより、上球皿Eはガタ付きの少ない条件で連結支持され、また窓枠C側の施錠具17の昇降施錠杆に、開閉セット板23の掛け具27を係合して施錠される。そしてこの組付け状態において上球皿Eは、下球皿Fの水平上板部95a上に支持座37を当接した水平姿勢で安定良く載置セットされる。これにより皿本体21の皿部に係る球流れ勾配を設定通りに維持して良好な球流れを図り得、また球送り装置92を、発射レール13の発射位置や打球発射装置Gにおける打球杆の打球点位置に対して適正な位置,姿勢に保持して的確な球送りを図ることができる。
【0030】
そしてこのような上球皿Eでは、その開閉について、前記ガラス扉Dを開放すると共に前述の施錠具17を解錠したもとで、下球皿Fの水平上板部95aを載置台面として利用しながら、支持具16と受け具24の連結支点に基いて水平保持したまま円滑に開閉し得る。また着脱にあたっては、上球皿Eをガラス扉Dと干渉しない向きにしたもとで、前述の支持具16と受け具24との着脱を利用して簡単に組外し・組付けができるので、上球皿Eの新旧交換等に際しては、未熟練者でも手早く容易に、楽な姿勢で簡単に着脱することができる。しかもこの上球皿Eのセット状態においては、開閉セット板23の係合レール部36がガラス扉Dの下縁と噛合状態で整合すると共に、外郭体20および補助部材22の両右外端部が窓枠Cの右下部を覆蓋し、また下球皿F側の係合レール部97が開閉セット板23の下端縁と噛合状態で整合するので、針金や帯状片等の異物を遊技盤H内に侵入させようとする不正行為を積極的に防止することができる。
【0031】
そして、前述のように装備されて実施される上球皿Eにおいては、簡単な球抜き操作により貯留球および賞品球を速やかに下球皿F側へ抜出し得る。すなわち、前記球抜き装置42における操作部74を、指掛片78を利用して左方へスライドさせることにより、閉鎖位置の舌片部62が開放変位されて球送出口33と球抜き路41とが連絡保持される。これにより皿本体21内、更には連絡筒部35および排出口11内に亘り収容されている全ての貯留球および賞品球を、球送出口33から球抜き路41へ速やかに流通させ得、そのまま下球皿Fの球抜き通入部99内へ通入させて、最終的には下球皿Fの貯留皿部98に抜出し得る。なお下球皿Fでは、球抜き部101を開放操作することにより、貯留皿部98内に貯留されている全ての賞品球を皿外へ抜出すことができる。
【0032】
なお、前記実施例における球抜き装置42では、開閉部材60に直接的に付勢力を付加するコイルばね68により、該開閉部材60を球送出口33の閉鎖方向へ付勢するよう構成したが、この開閉部材60に対する付勢形態はこれに限定されるものではない。すなわち、前記操作部材70の支点部71に外装されると共に第1アーム部72または第2アーム部73の何れかに係止されるねじりばねを取付け、該操作部材70を反時計方向へ回動付勢するようにしても、ピン75および係合孔76の連繋下に、前記開閉部材60は球送出口33の閉鎖方向へ付勢される。更に、第1アーム部72と本体部材47の壁面とに間に、コイルばねを架設するよう構成してもよい。
【0033】
また前記実施例では、球送出口33から抜出された貯留球を、前枠Bの前面側に形成した球抜き路41および球抜き通入部99を介して下球皿F側へ直接的に抜出す形態の上球皿Eに、スライドレバー形式の球抜き装置42を組付けたものを例示したが、この球抜き装置42は、このような形態の上球皿に限らず、例えば貯留球を前枠Bの背面側に一旦排出した後に賞球の副排出路を介して下球皿に抜出す裏側排出形態の上球皿にも好適に実施し得る。
【0034】
一方、本実施例の球抜き装置42は、ケース体46単位で取扱われ、皿本体21に対する着脱を容易に行ない得るので、例えば当該パチンコ機の廃棄に際しては、上球皿Eから取外して他のパチンコ機へ再利用することができる。従って、上球皿E全体を楽にかつ安価に製作し得る。
【0035】
更に本実施例では、皿本体21の枠体部29に形成した取着セット部45に球抜き装置42を取付固定するよう構成したが、外郭体20の背面側に取着セット部を形成して、この外郭体20に球抜き装置42を取付固定するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係るパチンコ式遊技機の球受け皿によれば、上球皿に組付けられる球抜き装置を、ケース体単位にユニット化して構成を簡素化したことにより、上球皿の組立作業の合理化および簡単化,容易化が図られ、かつ組立時間の短縮による製作コストの低減化等を図り得る利点がある。しかも球抜き装置は、ケース体単位での取付け,取外しが可能であるから、当該パチンコ機の廃棄等に際しては、上球皿から取外して他のパチンコ機の上球皿に取付けて再利用することができ、これにより上球皿全体を楽にかつ安価に製作することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るパチンコ機全体を略示する正面図である。
【図2】 実施例の上球皿の各構成部材を分解した状態で示す平面図である。
【図3】 球抜き装置を組付けた上球皿の要部横断平面図である。
【図4】 球抜き装置の組付位置で破断した上球皿の縦断側面図である。
【図5】 上球皿に組付けた球抜き装置を一部破断して示す横断平面図である。
【図6】 球抜き装置を所定位置で破断した縦断正面図である。
【図7】 球抜き装置の各構成部材を分解状態で示す概略斜視図である。
【符号の説明】
20 外郭体
21 皿本体
30 球収容部
33 球送出口
42 球抜き装置
45 取着セット部
46 ケース体
60 開閉部材
62 舌片部
68 コイルばね(付勢手段)
70 操作部材
74 操作
75 ピ
76 係合孔
80 操作口
92 球送り装置(球処理装置)
47 本体部材
47a 開口部
48 蓋部材
50 支持部
51 開口
64 案内リブ
65 案内リブ
66 規制リブ
71 支点部
72 第1アーム部
73 第2アーム部
77 カバー板
79 突縁部
80 操作口
80a 突部

Claims (1)

  1. 遊技球を用いてゲームを展開し得ると共に、入賞成立に対して賞球を払出し得る遊技機の前側に装備されて、受入れた遊技球および賞球を、裏側の球処理装置(92)側へ送出し得る一方、下方へ抜出し得る上球皿にあって、
    球収容部(30)および球送出口(33)を含む形状に形成された皿本体(21)と、上球皿の外郭形状に形成され、両端を曲面状にした流線形状の外郭体(20)とを互いに着脱可能に組付けて皿主体部が構成されると共に、球送出口(33)の近傍内部にケース単位で構成されて外側から操作し得る球抜き装置(42)が着脱可能に組込まれ、
    前記球抜き装置(42)については、
    上方へ全面開口する開口部 (47a) および前記球送出口 (33) に対応して後壁に上方に開放して形成した開口 (51) を有する本体部材 (47) と、該本体部材 (47) の開口部 (47a) に整合し得る形状に成形されて該開口部 (47a) を上方から全面的に覆蓋する蓋部材 (48) とからなり、前記皿本体 (21) と外郭体 (20) との間における端部に形成した取着セット部 (45) に対して着脱可能に取着されるケース体 (46) と、
    前記本体部材 (47) に左右方向に対向配置されて前後方向に延在する一対の案内リブ (64,65) に対し、左右の側面が当接すると共に、前記蓋部材 (48) の下面に形成した規制リブ (66) により上方への移動を規制した状態で、前記ケース体 (46) に対し前後方向に移動可能に組付けられ、前後方向への移動につれて、前記開口 (51) を介して前記ケース体 (46) から後方側へ突出した状態および該ケース体 (46) に収納した状態となる舌片部 (62) で前記球送出口 (33) を開閉し得る開閉部材 (60) と、
    円筒状の支点部 (71) と、該支点部 (71) の外周面上端から水平外方へ延出した第1アーム部 (72) と、支点部 (71) の外周面上端から第1アーム部 (72) と所要角度変位した水平外方へ延出した第2アーム部 (73) と、該第2アーム部 (73) の先端に形成した操作部 (74) とを一体成形し、前記本体部材 (47) の内底面に上方へ突出したボス状の支持部 (50) に対し支点部 (71) を外嵌することで、前記ケース体 (46) に旋回動可能に保持された操作部材 (70) とを備え、
    前記第1アーム部 (72) の先端下面に突出するよう一体形成されたピン (75) を、前記開閉部材 (60) の上面に形成した係合孔 (76) に対し分離可能に係合して、開閉部材 (60) および操作部材 (70) を連繋することで、該開閉部材 (60) の舌片部 (62) を前記球送出口 (33) の開閉位置に臨ませると共に、前記操作部 (74) を外郭体 (20) に形成した操作口 (80) の後側に臨ませ、
    前記開閉部材 (60) および操作部材 (70) の少なくとも一方に付勢手段 (68) を付設して、該開閉部材 (60) を閉鎖方向に付勢保持し、
    前記操作部 (74) は、前記支持部 (50) を中心とする前記外郭体 (20) の曲面に応じた所要の曲率半径で湾曲形成され、前記操作口 (80) を全面的に覆蓋するカバー板 (77) および該カバー板 (77) の左右両端縁に前方に夫々突出形成され、前記操作口 (80) の各側縁に後側に向けて突出形成された突部 (80a,80a) に対し整合し得る突縁部 (79,79) を有している
    ことを特徴とするパチンコ式遊技機の球受け皿。
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