JP3947115B2 - Portal type davit type - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、救助艇や高速艇等の搭載艇を吊り下げて母船に搬入出する門型ダビット式揚艇装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダビット式揚艇装置は、母船に対して回動するダビットと呼ばれる構造物を備え、このダビットを介して吊り下げられる搭載艇を母船の内側から外側へと振出すようなっている。
【0003】
ダビットの先端部からワイヤロープが繰り出され、ワイヤロープに搭載艇が吊り下げられる。ワイヤロープはダビットに取り付けられたシーブに掛け回されてウィンチへと案内される。揚艇装置は、ダビットとウィンチをそれぞれ駆動してワイヤロープに吊り下げられる搭載艇を母船に搬入出する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−087377号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、搭載艇を前後から囲む門型ダビットを備える従来の門型ダビット式揚艇装置にあっては、ダビットが開断面のボックス構造をし、ワイヤロープやシーブ等の索具がダビット内に収められていたため、構造が複雑化し、軽量化することが難しいという問題点があった。
【0006】
また、搭載艇を揚降する際に、ワイヤロープに吊り下げられた搭載艇が揺れるような場合に、ワイヤロープがダビットの回動先端部に設けられた吊り点シーブの溝部やそのまわりの部材等にこすれて磨耗する可能性がある。
【0007】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、構造を簡素化して剛性を高められる門型ダビット式揚艇装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、船体に回動可能に支持される門型のダビットと、このダビットの回動先端部に支持される吊り点シーブと、この吊り点シーブを介して出入りするワイヤロープと、このワイヤロープを駆動するウィンチとを備え、ダビットを回動させてワイヤロープに吊り下げられる搭載艇を母船に搬入出する門型ダビット式揚艇装置に適用する。
【0009】
そして、ダビットを金属板を箱状に結合した閉断面のボックス構造とし、この吊り点シーブ及び案内シーブをダビットの側板から突出して設け、吊り点シーブ及び案内シーブに掛け回されるワイヤロープをダビットの外側に配置し、前記吊り点シーブを前記ダビットに対して揺動可能に支持し、吊り点シーブの揺動中心軸をダビット回動中心軸と略平行に配置し、ダビットの側板から突出する張出ブラケットを設け、ダビットが回動する過程で搭載艇を吊り下げるワイヤロープがダビットの回動中心軸と吊り点シーブの揺動中心軸を結ぶ線上を通過することを特徴とするものとした。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、ダビットからウィンチへと延びるワイヤロープをダビットの回動中心軸上を通るように案内する軸上案内シーブを設け、この軸上案内シーブをダビットの内側に配置したことを特徴とするものとした。
【0012】
第3の発明は、第1の発明において、ダビットからウィンチへと延びるワイヤロープをダビットの回動中心軸上を通るように案内する軸上案内シーブを設け、この軸上案内シーブをダビットの外側に配置し、ワイヤロープがダビットを貫通して延びる構成としたことを特徴とするものとした。
【0013】
【発明の作用および効果】
第1の発明によると、吊り点シーブ及び案内シーブをダビットの側板から突出して設け、ワイヤロープを吊り点シーブ及び案内シーブに掛け回しダビットの外側に配置することにより、従来装置のようにダビットの内側にワイヤロープやシーブを設ける必要がないため、ダビットを閉断面のボックス構造とすることができる。ダビットは、その外板を箱状に結合した閉断面のボックス構造とすることにより、その剛性を有効に高められ、各ワイヤロープから受ける荷重を支持する剛性を十分に確保できる。
【0014】
そして、吊り点シーブがワイヤロープの動きに追従して揺動することにより、ワイヤロープが吊り点シーブの溝部やダビット等に干渉することを防止できる。
【0015】
第2の発明によると、軸上案内シーブに案内されるワイヤロープがダビットの回動中心軸上を通ることにより、ダビットが回動してもワイヤロープが移動しないため、従来のようにワイヤロープの吊り点シーブから搭載艇までの長さを大きくする必要がなく、ダビットを高さ方向について小型化することができる。
【0016】
軸上案内シーブをダビットの内側に配置することにより、この軸上案内シーブやワイヤロープがダビットの外側に突出することがなく、これらが作業者の邪魔になることが回避される。
【0017】
第3の発明によると、軸上案内シーブがダビットの外側に配置されることにより、ダビットを前後方向についても小型化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図3に示すように、母船1の甲板2上には搭載艇4を載せる艇レスト11が設置され、この搭載艇4を吊り下げて搬入出する門型ダビット式揚艇装置5を備える。
【0020】
揚艇装置5は甲板2上から振出されるダビット6と、このダビット6を駆動する一対の油圧シリンダ8と、ダビット6の側部から繰り出される一対のワイヤロープ7と、各ワイヤロープ7を巻き取る1台のウィンチ9とを備える。各ワイヤロープ7の先端にはボール状のフックが結合され、このフックが搭載艇4の前後部に設けられたジョイント19に対して着脱可能に連結される。
【0021】
門型のダビット6は、その基端部が甲板2上に回動可能に連結される一対のポスト12と、各ポスト12の回動先端部を梁状に結ぶビーム13と備える。各ポスト12の基端部は甲板2上にダビット回動中心軸15を介して回動可能に支持される。
【0022】
ダビット6のポスト12及びビーム13は、金属板を箱状に結合した閉断面のボックス構造とし、所定の剛性を確保している。
【0023】
直方体の箱形をしたビーム13は、対の側板21,22と、各側板21,22の上下端部を結合する上下板23,24と、各側板21,22の前後端部及び上下板23,24の前後端部を結合する前後端板25,26とを備え、これらが溶接によって結合される。各側板21,22、上下板23,24はそれぞれ略平行に対峙し、前後端板25,26は各側板21,22、上下板23,24に略直交している。
【0024】
テーパ状の箱形をした各ポスト12は、対の側板31,32と、各側板31,32の前後端部を結合する前後端板25,26、端板33,34とを備え、これらが溶接によって結合される。前後端板25,26は下部からビーム13にかけてその幅が次第に大きくなるように形成され、各側板31,32は互いに傾斜している。各側板31,32の上端開口部はビーム13の下板24に塞がれ、各側板31,32、端板33,34の上端はビーム13の各側板21,22に溶接によって結合される。各側板31,32、前後端板25,26、端板33,34の下端は各ブロック35にそれぞれ溶接によって結合される。この各ブロック35にダビット回動中心軸15が摺動可能に嵌挿される。
【0025】
ダビット6を回動させる一対の油圧シリンダ21は各ポスト12と甲板2の間に並んで設けられる。各油圧シリンダ21はその伸縮作動によってダビット6を回動させる働きをするとともに、図3に2点鎖線で示す振出状態で伸びきって各ポスト12を甲板2に対して支持する働きをする。
【0026】
各油圧シリンダ21は甲板2と各接合フランジ部17の間に設けられる。各油圧シリンダ21はシリンダ25の基端部がピン52及びブラケット53を介して甲板2上に回動可能に連結され、ロッド26の先端部がピン54及びブラケット55を介してダビット6に連結される。このピン54を支持するブラケット55はダビット6の各側板32に溶接によって結合される。
【0027】
各油圧シリンダ21は図示しない油圧配管を介して油圧源からの作動油が導かれることによりそのシリンダ25からロッド26が突出して伸張し、作動油がタンクへと戻されることによりシリンダ25にロッド26が引き込まれて収縮する。
【0028】
搭載艇4の前後部に着脱可能に連結される各ワイヤロープ7は、各シーブ41〜45にそれぞれ掛け回され、ウィンチ9へと延びる。各ワイヤロープ7はシーブ41,42に渡ってダビット6の側部に沿って延び、案内シーブ42,43に渡ってダビット6の内側に沿って延び、案内シーブ43〜45,ウィンチ9に渡って甲板2に沿って延びる。
【0029】
各シーブ41,42はダビット6の側板21に取り付けられる。各ワイヤロープ7は各シーブ41,42に掛け回されることによりダビット6の側板21に沿って案内され、ダビット6の外側に配置される。
【0030】
図4、図5に示すように、搭載艇4へと延びる各ワイヤロープ7を吊り下げる各吊り点シーブ41は、ダビット6の側部にブラケット58、ピン56、ホルダ57を介して揺動可能に吊り下げられる。ダビット6の各側板31には張出ブラケット60が突出して設けられる。ブラケット58はこの張出ブラケット60に結合され、吊り点シーブ41の揺動支中心軸となるピン56をダビット6の各側板31から所定距離だけ離して支持する。
【0031】
ホルダ57は各吊り点シーブ41を挟むように配置され、各吊り点シーブ41を回転軸59を介して回転可能に支持する。ホルダ57の基端部はピン56を介して回動可能に支持される。
【0032】
各吊り点シーブ41の揺動中心軸となるピン56は、ダビット回動中心軸15と略平行に配置される。これにより、ダビット6が回動するのに伴って各吊り点シーブ41が同方向に回動し、ホルダ57やワイヤロープ7がダビット6等に当たることが回避され、ダビット6の回動位置によらず常に各ワイヤロープ7を円滑に案内することができる。
【0033】
各ポスト12の内側には軸上案内シーブ43が取り付けられ、この軸上案内シーブ43を経由してワイヤロープ7が各ポスト12の内側から甲板2上に沿って延びるように案内される。軸上案内シーブ43からシーブ44へと延びるワイヤロープ7がダビット6の回動中心軸上を通るように配置され、ダビット6が回動してもワイヤロープ7が移動しないようになっている。
【0034】
各シーブ44,45及びウィンチ9は甲板2上に取り付けられ、ダビット6の前後ポスト12の間に配置される。ワイヤロープ7及び各シーブ41〜45等で構成されるワイヤロープ7を駆動する機構が前後ポスト12の間に収められる。
【0035】
ウィンチ9はできるだけ前方に配置される一方、各シーブ45はできるだけ後方に配置される。こうしてウィンチ9から各シーブ45はできるだけ離されることにより、ウィンチ9から延びる各ワイヤロープ7の傾斜角度(フリートアングル)を小さく抑え、ウィンチ9によって各ワイヤロープ7を円滑に駆動することができる。
【0036】
ウィンチ9は各ワイヤロープ7を巻き取るドラム61,62を備え、各ドラム61,62は油圧モータ39によって駆動される。
【0037】
以上のように構成される本発明の実施の形態につき、次に作用を説明する。
【0038】
図3に2点鎖線で示す振出状態で、ワイヤロープ7に吊り下げられた搭載艇4は舷側3から外側に離れ、搭載艇4を海上で揚降することができる。
【0039】
ワイヤロープ7に吊り下げられた搭載艇4が横方向に揺れる場合に、吊り点シーブ41がワイヤロープ7の動きに追従して揺動し、ワイヤロープ7が吊り点シーブ41の溝部や支持部材42のサイドプレート48等にこすれることを防止できる。
【0040】
搭載艇4を海上から引き上げた後、ダビット6を図3に2点鎖線で示す振出位置から図2に実線で示す格納位置へと回動する。ワイヤロープ7がダビット6の回動中心軸上を通るように配置され、ダビット6が回動してもワイヤロープ7が移動しないため、従来のようにワイヤロープ7の吊り点シーブ41から搭載艇までの長さを大きくする必要がなく、ダビット6を高さ方向について小型化することができる。
【0041】
ダビット6を格納位置に保持し、ワイヤロープ7を繰り出すことにより、搭載艇4が艇レスト11に載せられる。格納時に搭載艇4は固縛索65によって保持される。
【0042】
各シーブ41,42をダビット6の側板21に取り付け、ワイヤロープ7をダビット6の側板21に沿って案内することにより、従来装置のようにダビットの内側にワイヤロープやシーブを設ける必要がないため、ダビット6を閉断面のボックス構造とすることができる。ダビット6は、その外板を箱状に結合した閉断面のボックス構造とすることにより、その剛性を有効に高められ、各ワイヤロープ7から受ける荷重を支持する剛性を十分に確保できる。
【0043】
また、ダビット6は、従来構造のように開断面のボックス構造に比べて部材の肉厚を小さくして軽量化がはかれる。さらに、ダビット6は、その表面積が削減され、塗装面積、すなわち腐食面積を減らして防錆性を高められる。
【0044】
各ポスト12の内側には軸上案内シーブ43が取り付けられ、この軸上案内シーブ43を経由してワイヤロープ7が各ポスト12の内側から甲板2上に沿って延びるように案内される構造のため、この軸上案内シーブ43やワイヤロープ7がダビット6の外側に突出することがなく、これらが作業者の邪魔になることが回避される。
【0045】
次に図6、図7に示す他の実施の形態を説明する。なお、前記実施の形態と同一構成部には同一符号を付す。
【0046】
軸上案内シーブ43が各ポスト12の外側に取り付けられ、ワイヤロープ7がこの軸上案内シーブ43を経由して各ポスト12の外側から甲板2上に沿って延びるように案内される。ダビッド回動中心軸15を穴67を有する中空構造とし、軸上案内シーブ43からシーブ44へと延びるワイヤロープ7が穴67を貫通して設けられる。
【0047】
この場合も、軸上案内シーブ43に掛け回されるワイヤロープ7がダビット6の回動中心軸上を通ることにより、ダビット6が回動してもワイヤロープ7が移動しないため、ワイヤロープ7の吊り点シーブ41から搭載艇までの長さを大きくする必要がなく、ダビット6を高さ方向について小型化することができる。
【0048】
軸上案内シーブ43が各ポスト12の外側に取り付けることにより、各ポスト12間に軸上案内シーブ43の介装スペースを設ける必要がなく、各ポスト12間の距離を短縮して、ダビット6を前後方向について小型化することができる。
【0049】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す門型ダビット式揚艇装置の側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】同じく吊り点シーブ等の正面図。
【図5】同じく吊り点シーブ等の側面図。
【図6】他の実施の形態を示す門型ダビット式揚艇装置の側面図。
【図7】同じく平面図。
【符号の説明】
1 母船
2 甲板
4 搭載艇
5 揚艇装置
6 ダビット
7 ワイヤロープ
9 ウィンチ
12 ポスト
13 ビーム
15 ダビット回動中心軸
41 吊り点シーブ
42 案内シーブ
43 軸上案内シーブ
56 ピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of the portal davit ShikiAge boat device loading and unloading the mother ship hanging the boat, such as rescue boats or high-speed boats.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a davit type boat raising apparatus includes a structure called a davit that rotates with respect to a mother ship, and a mounted boat that is suspended via the davit is swung out from the inside of the mother ship to the outside.
[0003]
The wire rope is fed out from the tip of the davit, and the mounted boat is suspended from the wire rope. The wire rope is routed around a sheave attached to the davit and guided to the winch. Lifting boats apparatus loading and unloading the boat to be suspended on wire rope drives davits and winches respectively mother ship.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-087377
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional gate-type davit-type boat raising device including the gate-type davit surrounding the mounted boat from the front and rear, the davit has a box structure with an open cross section, and rigging such as a wire rope and a sheave is accommodated in the davit. Therefore, there is a problem that the structure is complicated and it is difficult to reduce the weight.
[0006]
Further, when the Agefu the boat, when the boat hung on a wire rope shakes like, members of the groove and around the hanging point sheaves wire rope is provided to the rotating tip of the davit There is a possibility of abrasion due to rubbing.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a portal davit type boat raising apparatus that can simplify the structure and increase the rigidity.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A first invention includes a gate-shaped davit that is rotatably supported by a hull, a suspending point sheave supported by a rotating tip of the davit, a wire rope that enters and exits through the suspending point sheave, This invention is applied to a portal type davit-type boat raising apparatus that includes a winch that drives the wire rope and that carries a loaded boat that can be suspended from the wire rope by rotating the davit.
[0009]
The davit has a box structure with a closed cross-section in which a metal plate is connected in a box shape. The hanging sheave and guide sheave are provided so as to protrude from the side plate of the davit, and the wire rope that is hung around the hanging sheave and the guide sheave is davit. The suspending point sheave is supported so as to be swingable with respect to the davit, and the swinging center axis of the suspending point sheave is disposed substantially parallel to the davit rotation center axis and protrudes from the side plate of the davit. An overhanging bracket is provided, and the wire rope that suspends the mounted boat in the process of turning the davit passes through the line connecting the turning center axis of the davit and the swinging center axis of the hanging sheave . .
[0011]
According to a second invention, in the first invention, an on-axis guide sheave is provided for guiding a wire rope extending from the davit to the winch so as to pass on the rotation center axis of the davit, and the on-axis guide sheave is disposed inside the davit. It was characterized by having been arranged in.
[0012]
According to a third aspect, in the first aspect , an on-axis guide sheave is provided for guiding the wire rope extending from the davit to the winch so as to pass on the rotation center axis of the davit, and the on-axis guide sheave is disposed outside the davit. And the wire rope extends through the davit.
[0013]
Operation and effect of the invention
According to the first invention, the suspension sheave and the guide sheave are provided so as to protrude from the side plate of the davit, and the wire rope is arranged around the suspension sheave and the guide sheave so as to be arranged outside the davit. Since there is no need to provide a wire rope or sheave on the inside, the davit can be a box structure with a closed cross section. Since the davit has a closed cross-section box structure in which the outer plates are coupled in a box shape, the rigidity can be effectively increased, and sufficient rigidity to support the load received from each wire rope can be secured.
[0014]
Then , the suspending point sheave swings following the movement of the wire rope, so that the wire rope can be prevented from interfering with the groove portion or davit of the suspending point sheave.
[0015]
According to the second invention, since the wire rope guided by the on-axis guide sheave passes on the rotation center axis of the davit, the wire rope does not move even when the davit is rotated. Therefore, it is not necessary to increase the length from the suspension point sheave to the mounted boat , and the davit can be downsized in the height direction.
[0016]
By disposing the on-axis guide sheave inside the davit, the on-axis guide sheave and the wire rope do not protrude outside the davit, and it is avoided that they interfere with the operator.
[0017]
According to the third invention, the on-axis guide sheave is disposed outside the davit, so that the davit can be reduced in size in the front-rear direction.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0019]
As shown in FIGS. 1 to 3, a
[0020]
Winch boats apparatus 5 and the
[0021]
The gate-
[0022]
The
[0023]
A rectangular parallelepiped box-
[0024]
Each
[0025]
A pair of
[0026]
Each
[0027]
When each
[0028]
The
[0029]
Each
[0030]
As shown in FIGS. 4 and 5, each suspending
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
An on-
[0034]
The
[0035]
The winch 9 is arranged as far forward as possible, while each sheave 45 is arranged as far back as possible. Thus, each
[0036]
The winch 9 includes
[0037]
Next, the operation of the embodiment of the present invention configured as described above will be described.
[0038]
In drawer state shown by two-dot chain line in FIG. 3, the
[0039]
When the mounted
[0040]
After the mounted
[0041]
The mounted
[0042]
By attaching the
[0043]
Further, the
[0044]
An
[0045]
Next, another embodiment shown in FIGS. 6 and 7 will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same component as the said embodiment.
[0046]
An on-
[0047]
Also in this case, since the
[0048]
By attaching the on-
[0049]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is obvious that various modifications can be made within the scope of the technical idea.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a portal-type davit type boat raising apparatus showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is also a plan view.
FIG. 3 is a front view of the same.
FIG. 4 is a front view of a hanging point sheave and the like.
FIG. 5 is a side view of a hanging point sheave and the like.
FIG. 6 is a side view of a portal-type davit type boat raising apparatus showing another embodiment.
FIG. 7 is a plan view of the same.
[Explanation of symbols]
1
Claims (3)
前記ダビットを金属板を箱状に結合した閉断面のボックス構造とし、前記この吊り点シーブ及び案内シーブをダビットの側板から突出して設け、吊り点シーブ及び案内シーブに掛け回される前記ワイヤロープをダビットの外側に配置し、前記吊り点シーブを前記ダビットに対して揺動可能に支持し、前記吊り点シーブの揺動中心軸を前記ダビット回動中心軸と略平行に配置し、前記ダビットの前記側板から突出する張出ブラケットを設け、ダビットが回動する過程で搭載艇を吊り下げる前記ワイヤロープが前記ダビットの回動中心軸と前記吊り点シーブの揺動中心軸を結ぶ線上を通過することを特徴とする門型ダビット式揚艇装置。A gate-type davit that is rotatably supported by the hull, a suspending point sheave supported by the rotating tip of the davit, a wire rope that enters and exits through the suspending point sheave, and drives the wire rope In a portal type davit-type boat raising device that includes a winch and carries a loaded boat that can be hung on a wire rope by rotating the davit into and out of the mother ship,
The davit has a box structure with a closed cross-section in which metal plates are combined in a box shape, the hanging sheave and guide sheave projecting from the side plate of the davit, and the wire rope hung around the hanging sheave and guide sheave Arranged outside the davit, supporting the suspending point sheave so as to be swingable with respect to the davit, and oscillating central axis of the suspending point sheave arranged substantially parallel to the davit pivoting central axis, An overhanging bracket that protrudes from the side plate is provided, and the wire rope that suspends the mounted boat while the davit is rotating passes through a line connecting the rotation center axis of the davit and the oscillation center axis of the suspension point sheave. A portal-type davit-type boat raising device characterized by that.
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