JP3946557B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載される燃料タンクにおいて、その開口部から挿入して燃料タンク内に装着される燃料ポンプ等の第2ユニットと、前記開口部を閉塞する第1ユニットとを連結部材で連結し、先ず、第2ユニットを燃料タンクの開口部から挿入し、次で第1ユニットを装着する際に連結部材によって第2ユニットを前記の開口部位置より横方向に移動して所定位置に配設した後、第1ユニットを前記開口部に装着する燃料供給装置が種々提案されている。
【0003】
このような燃料供給装置において、従来図16に示すように、第1ユニット101と第2ユニット102を、回転可能に連結された第1リンク103と第2リンク104とからなる連結部材で連結するとともに、第1バネ105で第1リンク103を図16の状態より下方へ付勢し、第2バネ106で両リンク103,104を図16の状態より開き方向に付勢し、先ず、第2ユニット102を開口部107から燃料タンク108内へ挿入し、次で第1ユニット101を開口部107に装着することにより、第2バネ106の付勢力によって第2ユニット102が開口部107の位置より横方向へ押し移動されて所定位置に配設され、また、第1バネ105の付勢力によって第2ユニット102を燃料タンク108の内底面109に圧着するようにした燃料供給装置が、例えば特開平11−324843号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の燃料供給装置においては、前記第2リンク104が第2ユニット102の一方の側面に連結され、かつ、第1バネ105によって両リンク103,104が下方へ付勢されていることから、第2ユニット102が、その片側(図16において右側)で偏心的に下方へ押圧されるため、該第2ユニット102が搭載後に傾くおそれがあり、また、この傾きによりタンク内で振動音が発生するおそれがある。
【0005】
また、第2ユニット102が傾いた姿勢で開口部107から挿入されると、その後の第1ユニット101の装着時に第2ユニット102が片側で押されて横倒し状態になるおそれがある。
【0006】
そこで本発明は、前記のような第2ユニットを燃料タンクの所定の位置へ容易にかつ正常に配置できるとともに、搭載後における第2ユニットの傾きを防止できる燃料供給装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、第1ユニットと第2ユニットを連結して、第2ユニットを燃料タンクの開口部から燃料タンク内に挿入して装着し、第1ユニットを燃料タンクの開口部に装着する燃料供給装置において、
前記第1ユニットに、第1連結部材を、その上端部を支軸により前後方向に回転可能に連結して垂設し、前記第2ユニットに、その前後方向の略中央部に位置して第2連結部材を昇降可能に起立して設け、該第2連結部材と第2ユニット間には、第2ユニットを下方へ付勢する付勢手段を設け、前記第1連結部材の下端部と前記第2連結部材の上端部を相互に前後方向に回転するように連結軸により連結し、前記第1連結部材を、第2ユニットの底面を燃料タンクの内底面に載置した状態で第1ユニットを下方へ押圧した際に、第1連結部材の下端部に下方への押圧力と前方への押圧力が生じるように形成し、
前記第1ユニットには前記第1連結部材の後方への回転を規制するストッパを設け、第1連結部材の下端部を、該第1連結部材が前記ストッパに当接した状態において前記支軸より前方に位置するように設けたことを特徴とする燃料供給装置である。
【0008】
本発明において、第2ユニットを燃料タンクの開口部から燃料タンク内に挿入して燃料タンクの内底面に着底した後に第1ユニットを更に下方へ押圧すると、第1連結部材の下端部に生じる前方への押圧力によって第2ユニットが燃料タンク内において開口部より横方向へ離れた奥部に移動する。
【0009】
また、この第2ユニットの燃料タンク内での移動中及び所定位置に配置された後においては、第2連結部材の上端部が燃料タンクの天板の内面に当接して付勢手段の付勢力により第2ユニットが燃料タンクの内底面に押圧される。更に、その付勢手段による押圧作用は、第2ユニットの前後方向の略中央部で垂直方向に行われる。したがって、第2ユニットの移動中及び所定位置に配置された後において、第2ユニットの傾きが防止される。
【0011】
また、第1ユニットに設けたストッパにより、第1連結部材が所定の垂下状態から後方へ回動することが阻止されるため、第1連結部材により第2ユニットを前方へ移動させることが一層確実、かつスムーズに行われる。
【0012】
請求項2記載の第2の発明は、前記第1の発明において、前記第1連結部材を、前記支軸により支持された上端部から垂下する直線部と、該直線部の下部から後方へ湾曲させるとともにその下端部を前記支軸より前方に位置させた湾曲部とで形成した燃料供給装置である。
【0013】
本発明においては、第1連結部材により第2ユニットを前方へ移動させることがより一層確実、かつスムーズに行われる。
【0014】
請求項3記載の第3の発明は、前記第1又は第2の発明において、前記第1連結部材の前方への回動量を規制するストッパを設けた燃料供給装置である。
【0015】
本発明においては、第2ユニットを燃料タンク内の所定位置に配置した状態において、第1連結部材の下端部及び第2連結部材の上端部が燃料タンクにおける天板の下面に当接しないように第1連結部材の回転量をストッパで規制することができる。したがって、第1連結部材又は第2連結部材が天板に接触しながら第2ユニットを移動させる場合に比べて摩擦抵抗を少なくし、第2ユニットの移動が更にスムーズに行える。
請求項4記載の第4の発明は、第1ユニットと第2ユニットを連結して、第2ユニットを燃料タンクの開口部から燃料タンク内に挿入して装着し、第1ユニットを燃料タンクの開口部に装着する燃料供給装置において、
前記第1ユニットに、第1連結部材を、その上端部を支軸により前後方向に回転可能に連結して垂設し、前記第2ユニットに、その前後方向の略中央部に位置して第2連結部材を昇降可能に起立して設け、該第2連結部材と第2ユニット間には、第2ユニットを下方へ付勢する付勢手段を設け、前記第1連結部材の下端部と前記第2連結部材の上端部を相互に前後方向に回転するように連結軸により連結し、前記第1連結部材を、第2ユニットの底面を燃料タンクの内底面に載置した状態で第1ユニットを下方へ押圧した際に、第1連結部材の下端部に下方への押圧力と前方への押圧力が生じるように形成し、更に、前記第1連結部材の前方への回動量を規制するストッパを設けたことを特徴とする燃料供給装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態について図1乃至図15に示す実施例に基づいて説明する。
【0017】
図1及び図11は第1実施例を示す。
【0018】
第1ユニット1は、キャニスタ、圧力弁、フューエルカットオフバルブなどを構成する部材で、該第1ユニット1は、図4に示す燃料タンク2の開口部3から挿入できる直径に形成されている。該第1ユニット1の上部には蓋4が固設され、該蓋4には燃料供給ポート5及び電極コネクタ6などが設けられている。
【0019】
前記第1ユニット1の両側面1a,1aは、図3に示すように前後方向に沿った平面に形成されている。該両側面1a,1aには第1連結部材7,7が、その上端部を水平の支軸8により第1ユニット1に回転可能に連結して垂設されており、この一対の第1連結部材7,7が、その支軸8を中心として、両側面1a,1aの平面に沿って、図1の垂設状態から前方(矢印A方向を前方とする)へ回動できるようになっている。したがって、一対の第1連結部材7,7は両側面1a,1aの平面に案内されて、左右方向(図1における紙面と直交する方向)へのガタつきがなく前進できるようになっている。
【0020】
前記第1ユニット1の両側面1a,1aには、前記第1連結部材7,7の図1に示す垂下状態において、第1連結部材7,7の後面が当接するストッパ9が突設され、連結部材7,7が図1の垂下状態より後方へ回動しないように規制している。
【0021】
前記両第1連結部材7,7は、前記支軸8部から垂下する直線部7aと、該直線部7aの下部から後方へ湾曲するとともに下端部(先端部)7cが前記支軸8を通る垂線X1より前方へ突出した形状の湾曲部7bとからなり、その下端部7cに設けた連結軸10の中心X2が、第1連結部材7,7における直線部7aの垂下状態において、前記支軸8の中心X1よりも所定の距離L1分前方に位置するように設定されている。
【0022】
前記両第1連結部材7,7の連結軸10,10は前記支軸8と同方向の水平方向に設けられ、該連結軸10,10には第2連結部材11,11が回転可能に連結されて備えられている。該両第2連結部材11,11の下部には支柱11a,11aが形成されており、該支柱11a,11aは第2ユニット12の前後方向の略中央部に形成された案内穴12a,12aに図2に示すように垂直状態で挿入されており、第2ユニット12が支柱11a,11aの軸線X2に沿って昇降するが軸線X2に対して傾斜する動きは阻止されるようになっている。また、連結軸11a,11aは第2ユニット12から抜け外れないようになっている。更に、前記第2連結部材11,11は第2ユニット12の上面より起立状態に突出し、該第2連結部材11,11にはバネ受け11bが形成されている。このバネ受け11bと第2ユニット12の上面間に付勢手段であるコイルバネ13が圧縮介在されており、このコイルバネ13からなる付勢手段により第2ユニット12を常時下方へ付勢している。
【0023】
前記両第1連結部材7,7には、図8に示すように、第2ユニット12を燃料タンク2内の所定位置に装着した状態において、第2連結部材11の後面に当接するストッパ14が固設されている。
【0024】
なお、前記第2ユニット12としては、燃料ポンプ、高圧フィルタ、プレッシャレギュレータ等を内蔵するサブタンクなどであり、図の例では燃料ポンプ(図示せず)を内蔵し、該燃料ポンプと前記第1ユニット1側の燃料供給ポート5とがホース15で接続されたポンプモジュールを示している。該第2ユニット12は、前記開口部3から挿入できる直径に形成されている。
【0025】
また、前記第2ユニット12の底面12bにはリブなどの突部12cが突設されており、該第2ユニット12を燃料タンク2の内底面2aで摺動させる際において、突部12cにより摺動摩擦抵抗が少なくなるようにしている。また、この突部12cの代わりにコロを付設してもよい。
【0026】
次に前記第1実施例における第1ユニット1と第2ユニット12の燃料タンク2への組み付けについて説明する。
【0027】
先ず、図4に示すように第1ユニット1の蓋4を治具20で挟持して第1ユニット1を垂直姿勢に保持する。この状態では、図4に示すように、第1連結部材7がストッパ9に当たり、その第1連結部材7は、下端部7cの連結軸10が支軸8よりもL1だけ前方へ位置した状態に垂下される。そして、この状態で、かつ第2ユニット12が燃料タンク2の上方にある状態から、第2ユニット12を燃料タンクの開口部3上に位置させ、第1ユニット1を治具20により下降させて第2ユニット12を開口部3より燃料タンク2内に挿入し、図4に示すように第2ユニット12を燃料タンク2の内底面2aに着底させる。
なお、第1ユニット1の蓋4は、治具20に代えて人の手によって保持してもよい。
【0028】
次に、前記図4の状態から第1ユニット1を治具20により強制的に下方へ押圧移動させる。これにより、図5及び図6に示すように第1ユニット1の支軸8には下方への押圧力Pが作用する。このとき、支軸8と連結軸10を結ぶ線は図6に示すように垂線に対して傾斜しているため、前記押圧力Pは作用線P1方向に作用し、垂直分力P2と水平分力P3が発生する。
【0029】
このとき、第2ユニット12は、前記のように燃料タンク2の内底面2a上に着底されて下方への移動が阻止され、かつ治具20によって第1ユニット1の後方への移動が阻止された状態であるため、図4の状態から、先ず前記の垂直分力P2によって第2連結部材11がコイルバネ13を圧縮して下降し、第1連結部材7の下端部7cと第2連結部材11内の頂部が燃料タンク2の天板2bよりも下降するとともに、前記水平分力P3によって第2ユニット12が前方(図4の矢印A方向)へ押し移動される。
【0030】
そして、図7に示すように第2ユニット12が燃料タンク2の天板2bの下部へ移動すると、コイルバネ13の復元力によって第2連結部材11が上動してその頂部(第1連結部材7の下端部7c)が燃料タンク2の天板2bの下面に当接する。
【0031】
そして、更に第1ユニット1を下降させると、第2ユニット12は更に燃料タンク2の奥部へ移動し、図8に示すように、第1ユニット1を、その蓋4が開口部3の筒部2cの上端に当接するまで挿入すると、第2ユニット12が所定の奥部に位置し、第1連結部材7が略水平姿勢になり、かつ、コイルバネ13の付勢力により第1連結部材7の先端部7cが燃料タンク2の天板2bの内面に圧接する。
【0032】
前記の装着時においては、第2ユニット12を、その前後方向の略中央部でコイルバネ13により垂直方向に押圧しながら移動させるため、その移動時において第2ユニット12が傾くことが防止される。
【0033】
前記のようにして装着が終った後、第1ユニット1の蓋4を前記筒部2cに締結部材21によって固着する。
【0034】
以上により第1ユニット1と第2ユニット12が燃料タンク1に装着され、また、この装着状態では、圧縮されたコイルバネ13によって第2連結部材11の頂部が燃料タンク2の天板2bの内面に圧接する。そのため、第2ユニット12は、その前後方向の略中央部においてコイルバネ13の付勢力により燃料タンク2の内底面2aへ垂直方向に押圧され、第2ユニット12が安定する。したがって、車両への搭載後に振動によって第2ユニット12が傾くことがなく、また、傾きによる燃料タンクでの振動音の発生も防止することができる。更に、図8に示すように、第1連結部材7のストッパ14が第2連結部材11の後面に当接して第2ユニット12の傾きを一層防止する。
【0035】
図10及び図11は第1ユニット1と第2ユニット12を燃料タンク2に組み付ける操作の他の例を示すもので、先ず、燃料タンク2を図10に示すように傾けておき、次で第2ユニット12を燃料タンク2の開口部3から燃料タンク2内に挿入して着底させる。次で、第1ユニット1を前記の治具20により矢印Bに示す方向へ下降させる。これにより、第2ユニット12は、傾斜した燃料タンク2の内底面2aを自重により矢印C方向へ滑り下り燃料タンク2の奥部へ移動する。そして、第1ユニット1の底面が開口部3に位置する直前で第1ユニット1を、図11に示すように燃料タンク2の天板2bと直交する方向に姿勢を変えて図11の矢印D方向へ前記治具20により押圧移動する。このような組み付け方法によれば、第2ユニット12の自重を利用して、一層スムーズな組み付けが行える。
【0036】
図12及び図13は第2実施例を示す。
【0037】
本第2実施例は、前記第1実施例における第2ユニット12の燃料タンク2内での押圧を、前記第1連結部材7,7の回動量を規制して行うようにしたものである。
【0038】
すなわち、図13に示すように、第1ユニット1と第2ユニット12を燃料タンク2内に装着した状態において、第1連結部材7,7の先端部7cが燃料タンク2における天板2bの内面に当接しない状態(位置)で第1連結部材7,7の直線部(基部)7aの上面に当接するストッパ22を第1ユニット1の側面1a,1aに突設したものである。
【0039】
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、前記と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】
本第2実施例において、ストッパ22により第1連結部材7の前方への回動量を規制することにより、第1連結部材7の先端部7cを燃料タンク2の天板2bに当接させることなくコイルバネ13の付勢力によって第2ユニット12を燃料タンク2の内底面2aに圧着することができる。
【0041】
したがって、本第2実施例においても前記第1実施例と同様の効果を発揮することができる上に、第1連結部材7の先端部7cが天板2に接触することを阻止し、天板2に接触することによる摩擦抵抗をなくして、第2ユニット12の移動による装着を一層スムーズに行うことができる。更に、天板2bの内面に傷をつけることもない。
【0042】
図14及び図15は第3実施例を示す。
【0043】
本第3実施例は、前記第2実施例のように第1連結部材7,7を燃料タンク2の天板2bに当接しないように規制するストッパ機構の変形例で、第1連結部材7,7の基部側にストッパ部23を一体的に突設し、図15に示すように第1ユニット1及び第2ユニット12を燃料タンク2内に装着した場合に、ストッパ部23が前記ストッパ9に当接して、第1連結部材7の先端部7cが燃料タンク2の天板2bに当接しないようにしたものである。
【0044】
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、前記と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0045】
本第3実施例においても前記第2実施例と同様の作用、効果を発揮する。
【0046】
【発明の効果】
以上のようであるから、本発明によれば、第2ユニットを燃料タンクの開口部から挿入した後に開口部位置から側方へ移動させる作業がスムーズに行えるとともにその移動中において第2ユニットが傾くことを防止できる。更に、第2ユニットが燃料タンク内に装着された後においても振動により第2ユニットが傾くことを防止できる。そのため、第2ユニットを安定して搭載でき、また、第2ユニットが振動によって傾いて異音が発生することも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す側面図。
【図2】図1の前面図。
【図3】図1の平面図で蓋は鎖線で示す。
【図4】本発明の第1実施例において、第2ユニットを燃料タンクの開口部より挿入した側面図。
【図5】本発明の第1実施例における力の作用状態を説明する側面図。
【図6】図5のベクトルを示す図。
【図7】図4の状態から第2ユニットが燃料タンク内で少し側方へ移動した側面図。
【図8】図7の状態から第2ユニットが更に側方へ移動して所定位置に装着した状態を示す側面図。
【図9】図8の平面図で蓋は鎖線で示す。
【図10】本発明の第1実施例において、燃料タンクを傾けて第2ユニットを挿入する状態を示す側面図。
【図11】図10の状態から第2ユニットが燃料タンク内で少し側方へ移動した側面図。
【図12】本発明の第2実施例を示す要部の側面図。
【図13】図12に示す第2実施例において、第1及び第2ユニットを装着した状態を示す側面図。
【図14】本発明の第3実施例を示す要部の側面図。
【図15】図14に示す第3実施例において、第1及び第2ユニットを装着した状態を示す側面図。
【図16】従来の燃料供給装置を示す側面図。
【符号の説明】
1 第1ユニット
2 燃料タンク
2a 燃料タンクの内底面
2b 燃料タンクの天板
3 開口部
7 第1連結部材
7a 直線部
7b 湾曲部
7c 先端部
8 支軸
9 ストッパ
10 連結軸
11 第2連結部材
12 第2ユニット
13 コイルバネ(付勢手段)
22 ストッパ
23 ストッパ部
Claims (4)
- 第1ユニットと第2ユニットを連結して、第2ユニットを燃料タンクの開口部から燃料タンク内に挿入して装着し、第1ユニットを燃料タンクの開口部に装着する燃料供給装置において、
前記第1ユニットに、第1連結部材を、その上端部を支軸により前後方向に回転可能に連結して垂設し、前記第2ユニットに、その前後方向の略中央部に位置して第2連結部材を昇降可能に起立して設け、該第2連結部材と第2ユニット間には、第2ユニットを下方へ付勢する付勢手段を設け、前記第1連結部材の下端部と前記第2連結部材の上端部を相互に前後方向に回転するように連結軸により連結し、前記第1連結部材を、第2ユニットの底面を燃料タンクの内底面に載置した状態で第1ユニットを下方へ押圧した際に、第1連結部材の下端部に下方への押圧力と前方への押圧力が生じるように形成し、
前記第1ユニットには前記第1連結部材の後方への回転を規制するストッパを設け、第1連結部材の下端部を、該第1連結部材が前記ストッパに当接した状態において前記支軸より前方に位置するように設けたことを特徴とする燃料供給装置。 - 前記第1連結部材を、前記支軸により支持された上端部から垂下する直線部と、該直線部の下部から後方へ湾曲させるとともにその下端部を前記支軸より前方に位置させた湾曲部とで形成した請求項1に記載の燃料供給装置。
- 前記第1連結部材の前方への回動量を規制するストッパを設けた請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
- 第1ユニットと第2ユニットを連結して、第2ユニットを燃料タンクの開口部から燃料タンク内に挿入して装着し、第1ユニットを燃料タンクの開口部に装着する燃料供給装置において、
前記第1ユニットに、第1連結部材を、その上端部を支軸により前後方向に回転可能に連結して垂設し、前記第2ユニットに、その前後方向の略中央部に位置して第2連結部材を昇降可能に起立して設け、該第2連結部材と第2ユニット間には、第2ユニットを下方へ付勢する付勢手段を設け、前記第1連結部材の下端部と前記第2連結部材の上端部を相互に前後方向に回転するように連結軸により連結し、前記第1連結部材を、第2ユニットの底面を燃料タンクの内底面に載置した状態で第1ユニットを下方へ押圧した際に、第1連結部材の下端部に下方への押圧力と前方への押圧力が生じるように形成し、更に、前記第1連結部材の前方への回動量を規制するストッパを設けたことを特徴とする燃料供給装置。
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