JP3944822B2 - 主通信装置、従通信装置、告知指示プログラム、告知指示方法及びネットワークシステム - Google Patents

主通信装置、従通信装置、告知指示プログラム、告知指示方法及びネットワークシステム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主通信装置、従通信装置、告知指示プログラム、告知指示方法及びネットワークシステムに関し、例えばブルートゥース(Bluetooth:登録商標)に準拠した複数の通信装置によって構築されるネットワークシステムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、標準化団体のBluetooth SIG(Special Interest Group) により標準化された近距離無線データ通信規格であるブルートゥースに準拠した通信装置が開発されている。
【0003】
ブルートゥースは、2.4[GHz]帯のISM(Industrial Scientific Medical)帯に周波数幅 1[MHz] の通信周波数を、時分割多重の時間単位(以下、これを時間スロットと呼ぶ)である 625 [μsec]毎に 79[MHz]の周波数幅の範囲内でランダムに変化(ホッピング)させる周波数ホッピング型のスペクトラム拡散通信方式を用い、およそ 10[m]四方の空間内にデータ伝送を行うよう規定されている。
【0004】
従って、かかる通信装置を複数用いて構築されるネットワークシステム(以下、これをBTシステムと呼ぶ)は、複数の通信装置同士における周波数ホッピングのパターンと、時間スロットとを共有して周波数軸上と時間軸上とで同期を確立した状態(以下、これをピコネット(piconet) と呼ぶ)を形成する。
【0005】
このときピコネットには、図14に示すように、複数の通信装置のうち、BTシステムの構築元となって制御機能を担う1つの通信装置(以下、これをマスタ(master)と呼ぶ)が必ず存在し、当該マスタにより制御される1又は2以上の通信装置(以下、これをスレーブ(slave) と呼ぶ)が存在する。
【0006】
この場合マスタは、1又は2以上のスレーブを制御することにより、当該スレーブに対して自らの周波数ホッピングのパターン及び時間スロットに同期させる。従ってマスタは、1又は2以上のスレーブと個別に各種データの授受(データ通信)を行い得るようになされている。
【0007】
因みにピコネットは、他のピコネットと相互接続することによりスカッタネット(scatternet)と呼ばれるネットワークシステムをも構築し得るようになされている。
【0008】
このようにBTシステムは、単に1対1の通信装置間におけるケーブルの代替えによるデータ通信のみならず、基地局等に相当する中継装置を設けることなく、1対複数の通信装置間におけるデータ通信を簡易に行い得るようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば具体的に図15に示すようなBTシステム1において、パーソナルコンピュータ2(マスタ)は、当該パーソナルコンピュータ2に対しておよそ 10[m]四方の空間AR内に存在する携帯電話機3、4、5及び6(スレーブ)とピコネットを形成すると、当該携帯電話機3、4、5及び6における属性情報を要求するようになされている。
【0010】
この場合パーソナルコンピュータ2は、携帯電話機3、4、5及び6から供給される各々の属性情報に基づいて例えば図16に示すように、当該携帯電話機3、4、5及び6の各使用者によって書き換えられた名称を表すデバイス名8A〜8Dと、各種電子機器のうち携帯電話機であることを表す同一絵柄のデバイスアイコン7A〜7Dとでなるデバイス選択画面10を表示部(図示せず)に表示する。
【0011】
これによりパーソナルコンピュータ2は、ピコネットを形成した携帯電話機3、4、5及び6の属性を当該パーソナルコンピュータ2の使用者に把握させると共に、選択されたデバイス名8A、8B、8C又は8D(デバイスアイコン7A、7B、7C又は7D)に対応する携帯電話機3、4、5又は6との間で各種データ通信を行い得るようになされている。
【0012】
しかしながら、パーソナルコンピュータ2は、同一の絵柄のデバイスアイコン7A〜7D又は、パーソナルコンピュータ2の使用者の知り得ない任意に書き換えられたデバイス名8A〜8Dと、実際の携帯電話機3〜6との対応関係を当該使用者に把握させることができず、その結果、デバイス名8A〜8D(デバイスアイコン7A〜7D)を使用者に選択させることが困難であり、使い勝手が悪いという問題があった。
【0013】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、使い勝手を向上し得る主通信装置、従通信装置、告知指示プログラム、告知指示方法及びネットワークシステムを提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明は、所定範囲内に存在する複数の従通信装置と所定のネットワークを介してそれぞれ通信路を確立している主通信装置であって、複数の従通信装置にそれぞれ割り当てられた複数の選択肢を表示し、これら複数の選択肢のうち、選択された選択肢を検知し、検知された選択肢に対応する任意の従通信装置に、従通信装置における告知手段の探索指令データを、通信路を介して送信し、該探索指令データに対する返信データに基づいて、任意の従通信装置に設けられた告知手段を表示手段に表示させ、選択された告知手段を主通信端末装置に対する告知用として動作させる制御信号を、通信路を介して任意の従通信装置に送信するようにした。
【0015】
従って主通信装置を使用するユーザは、複数の選択肢から所望の選択肢を選択さえすれば、当該選択肢に対応する従通信装置における告知手段の告知動作により、自らが選択した選択肢と、その選択肢に対応する従通信装置との対応関係を把握することができる。
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0016】
(1)全体構成
図1において、20は全体として本発明によるBT(Bluetooth:登録商標)システムを示し、ブルートゥースに準拠したブルートゥースモジュールを内蔵するパーソナルコンピュータ21、PDA(Personal Digital Assistants) 22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25とによって構築されている。
【0017】
この場合、パーソナルコンピュータ21は、BTシステム20の構築元であるマスタとして機能しており、当該パーソナルコンピュータ21に対して数[m] 四方の空間AR1内に存在するPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25をスレーブとして機能させてピコネットを形成している。
【0018】
ここで、ピコネットとは、ブルートゥース規格における周波数幅 1[MHz] の通信周波数を 79[MHz]の周波数幅の範囲内でランダムに変化(ホッピング)させる周波数ホッピングパターンと、時分割多重の時間単位(以下、これを時間スロットと呼ぶ)とを複数の通信装置同士が共有している状態(すなわち周波数軸上と時間軸上とで同期を確立した状態)をいう。
【0019】
従って、マスタとして機能するパーソナルコンピュータ21は、スレーブとして機能するPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25に対して自らの周波数ホッピングのパターン及び時間スロットに同期させており、これにより当該PDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25とそれぞれ個別に各種データの授受(データ通信)を行い得るようになされている。
【0020】
またPDA22、PDA23、携帯電話機24、携帯電話機25(スレーブ)は、パーソナルコンピュータ21(マスタ)を介して他のスレーブ(PDA22、PDA23、携帯電話機24、携帯電話機25)とも各種データの授受(データ通信)を行い得るようになされている。
【0021】
(2)各通信装置の構成
(2−1)パーソナルコンピュータの回路構成
図2に示すように、パーソナルコンピュータ21は、当該パーソナルコンピュータ21における各種機能を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit) 30に対して、ROM(Read Only Memory)31、RAM(Randam Access Memory)32、キーボード33、マウス34、ハードディスクドライブ(HDD)35、表示部36及びブルートゥースに準拠したブルートゥースモジュール37がそれぞれバスBUSを介して接続されており、当該バスを介して各回路部間における各種データの授受を行うようになされている。
【0022】
HDD35のハードディスクには、Windows98(マイクロソフト社、商標)等のオペレーティングプログラム、ピコネット形成用のピコネット形成プログラム、当該ピコネットによって形成されている通信装置を使用者に把握させるように指示するための告知指示プログラム等の各種プログラムや、映像データ等の各種個人用データが格納されている。
【0023】
従って、CPU30は、キーボード33やマウス34からの各種操作に応じてHDD35のハードディスクに格納された各種プログラムを適宜読み出してRAM32に展開することにより、当該プログラムに従った処理を実行すると共に、その処理内容を表示部36を介して表示するようになされている。
【0024】
例えば、CPU30はオペレーティングプログラムに従い、キーボード33やマウス34によりピコネットを形成するための所定の操作が行われると、HDD35のハードディスクに格納されたピコネット形成プログラムを読み出し、これをRAM32に展開することによりマスタとして機能し、ブルートゥースモジュール37を制御する。
【0025】
この場合ブルートゥースモジュール37は、2.4[GHz]帯のISM(Industrial Scientific Medical)帯に周波数幅 1[MHz] の通信周波数を最大 79[個] 設定し、時間スロット( 625 [μsec])毎にランダムに変化(ホッピング)させ、およそ
数[m] 四方の空間内AR1(図1)に存在するPDA22、PDA23、携帯電話機24、携帯電話機25と各種データの授受を行う。
【0026】
かかるブルートゥースモジュール37には、ブルートゥースクロック(図示せず)、フラッッシュメモリ(図示せず)及びROM(図示せず)が内蔵されており、当該ROMにはブルートゥースアドレスが格納されている。
【0027】
ブルートゥースアドレスとは、ブルートゥースモジュール固有の情報であり、当該ブルートゥースモジュールにおける周波数ホッピングパターンを生成するためのパラメータ等に用いられる識別子である。
【0028】
実際上、CPU30は、ブルートゥースモジュールを制御してピコネット形成対象に時間軸を確立させるためのブルートゥースクロックのカウンタ情報と、周波数軸を確立させるためのブルートゥースアドレスとを含むピコネット形成要求データとしてブルートゥースモジュール37を介してPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25に対して送信し、自らの周波数ホッピングパターン及び時間スロットに同期させてピコネットを形成する。
【0029】
この状態において、CPU30は、HDD35のハードディスクに格納された告知指示プログラムを読み出してRAM32に展開して告知指示処理を実行することにより、ピコネットを形成した各通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25)をパーソナルコンピュータ21の使用者に把握させ得るようになされている。
【0030】
(2−2)PDAの回路構成
PDA22及びPDA23はそれぞれ同一の構成であることにより、ここではPDA22の回路構成についてのみ述べる。
【0031】
図3に示すように、PDA22は、当該PDA22における各種機能を統括的に制御するCPU40に対して、メモリ41、操作ボタン及びタッチパネルでなる操作入力部42、表示部43、スピーカ44、及びブルートゥースに準拠したブルートゥースモジュール45がそれぞれバスBUSを介して接続されており、当該バスを介して各回路部間における各種データの授受を行うようになされている。
【0032】
メモリ41には、オペレーティングシステムを実現する基本プログラム、ピコネット形成用のピコネット形成プログラム、当該ピコネットによって形成されている通信装置を使用者に把握させるための告知処理プログラム等の各種プログラムや、映像データ、音声データ等の各種個人用データが格納されている。
【0033】
従って、CPU40は、操作入力部42からの各種操作に応じてメモリ41に格納された各種プログラムを適宜読み出して内部RAM(図示せず)に展開することにより、当該プログラムに従った処理を実行すると共に、その処理内容を表示部43を介して表示するようになされている。
【0034】
例えば、CPU40は基本プログラムに従い、ブルートゥースモジュール45を介してパーソナルコンピュータ21からのピコネット形成要求データを受けると、その旨をPDA22の使用者に表示部43を介して視覚的に通知すると共に、スピーカ44を介して聴覚的に通知する。
【0035】
その際、CPU40は、操作入力部42によりピコネット形成要求データを受ける所定の操作が行われると、メモリ41に格納されたピコネット形成プログラムを読み出し、これを内部RAM(図示せず)に展開することによりスレーブとして機能し、ブルートゥースモジュール45を制御する。
【0036】
この場合ブルートゥースモジュール45は、2.4[GHz]帯のISM(Industrial Scientific Medical)帯に周波数幅 1[MHz] の通信周波数を最大 79[個] 設定し、時間スロット( 625 [μsec])毎にランダムに変化(ホッピング)させ、パーソナルコンピュータ21と各種データの授受を行うようになされている。
【0037】
かかるブルートゥースモジュール45には、ブルートゥースクロック(図示せず)、フラッッシュメモリ(図示せず)及びROM(図示せず)が内蔵されており、当該ROMにはブルートゥースアドレスが格納されている。
【0038】
実際上、CPU40は、ブルートゥースモジュール45を制御してピコネット形成要求データにおけるパーソナルコンピュータ21のブルートゥースアドレスに基づいて周波数軸の同期を確立させる周波数ホッピングパターンを算出し、当該ピコネット形成要求データにおけるパーソナルコンピュータ21のブルートゥースクロックカウンタ値に基づいて自らのブルートゥースクロックにオフセットを加えて時間軸の同期を確立させる時間スロットのタイミングをとる。
【0039】
これによりCPU40は、ブルートゥースモジュール45をパーソナルコンピュータ21のブルートゥースモジュール37(図2)に同期させてピコネットを形成する。
【0040】
この状態において、CPU40は、告知処理プログラムをメモリ41に展開して告知処理を実行することにより、ピコネットを形成したPDA22をパーソナルコンピュータ21の使用者に把握させ得るようになされている。
【0041】
(2−3)携帯電話機の回路構成
携帯電話機24及び携帯電話機25はそれぞれ同一の構成であることにより、ここでは携帯電話機24の回路構成についてのみ述べる。
【0042】
図4に示すように、携帯電話機25は、当該携帯電話機25における各種機能を統括的に制御するCPU50に対して、メモリ51、複数の操作ボタンからなる操作キー52、表示部53、送受信回路部54及びブルートゥースに準拠したブルートゥースモジュール55がそれぞれバスBUSを介して接続されており、当該バスを介して各回路部間における各種データの授受を行い得るようになされている。
【0043】
送受信回路部54には、マイクロフォン56及びスピーカ57が接続されており、メモリ51には、オペレーティングシステムを実現する基本プログラム、ピコネット形成用のピコネット形成プログラム、当該ピコネットによって形成されている通信装置を使用者に把握させるための告知処理プログラム等の各種プログラムや、映像データ、音声データ等の各種個人用データが格納されている。
【0044】
従って、CPU50は、操作キー52からの各種操作に応じて各種操作に応じてメモリ51に格納された各種プログラムを適宜読み出して内部RAM(図示せず)に展開することにより、当該プログラムに従った処理を実行すると共に、その処理内容を表示部53を介して表示するようになされている。
【0045】
例えば、CPU30は基本プログラムに従い、操作キー52により通話するための所定の操作が行われると、送受信回路部54を制御することにより発呼処理や終話処理等の通話処理を実行する。
【0046】
すなわち送受信回路部54は、CPU50の制御によりアンテナ58を介して所定の制御信号を基地局(図示せず)に送信して発呼処理を行い、また基地局からの着信信号をアンテナ58を介して受信し、これに応じてCPU50に対して着信通知を行う。
【0047】
そして送受信回路部54は通話時において、アンテナ58を介して受信した受信信号を増幅した後復調して音声信号を生成し、これをスピーカ57を介して出力すると共に、マイクロフォン56から入力される音声信号を変調した後増幅して送信信号を生成し、これをアンテナ58を介して送信し得るようになされている。
【0048】
また、CPU50は基本プログラムに従い、ブルートゥースモジュール55を介してパーソナルコンピュータ21からのピコネット形成要求データを受けると、その旨を携帯電話機25の使用者に表示部53を介して視覚的に通知すると共に、スピーカ57を介して聴覚的に通知する。
【0049】
その際、CPU50は、操作キー52によりピコネット形成要求データを受ける所定の操作が行われると、メモリ51に格納されたピコネット形成プログラムを読み出し、これを内部RAM(図示せず)に展開することによりスレーブとして機能し、ブルートゥースモジュール55を制御する。
【0050】
この場合ブルートゥースモジュール55は、2.4[GHz]帯のISM(Industrial Scientific Medical)帯に周波数幅 1[MHz] の通信周波数を最大 79[個] 設定し、時間スロット( 625 [μsec])毎にランダムに変化(ホッピング)させ、パーソナルコンピュータ21と各種データの授受を行うようになされている。
【0051】
かかるブルートゥースモジュール55には、ブルートゥースクロック(図示せず)、フラッッシュメモリ(図示せず)及びROM(図示せず)が内蔵されており、当該ROMにはブルートゥースアドレスが格納されている。
【0052】
実際上、CPU50は、ブルートゥースモジュール55を制御してピコネット形成要求データにおけるパーソナルコンピュータ21のブルートゥースアドレスに基づいて周波数軸の同期を確立させる周波数ホッピングパターンを算出し、当該ピコネット形成要求データにおけるパーソナルコンピュータ21のブルートゥースクロックカウンタ値に基づいて自らのブルートゥースクロックにオフセットを加えて時間軸の同期を確立させる時間スロットのタイミングをとる。
【0053】
これによりCPU50は、ブルートゥースモジュール45をパーソナルコンピュータ21のブルートゥースモジュール37(図2)に同期させてピコネットを形成する。
【0054】
この状態において、CPU50は、告知処理プログラムをメモリ51に展開して告知処理を実行することにより、ピコネットを形成した携帯電話機24をパーソナルコンピュータ21の使用者に把握させ得るようになされている。
【0055】
(3)告知使役処理手順
まず、告知使役処理手順のうち、マスタとして機能するパーソナルコンピュータ21側の告知指示処理手順を述べる。
【0056】
すなわちパーソナルコンピュータ21のCPU30は、図5(A)に示すように、告知指示プログラムをHDD35から読み出してRAM31に展開すると、ルーチンRT1の開始ステップから続くステップSP1に移る。
【0057】
ステップSP1においてCPU30は、ピコネットを形成した通信装置を使用者に把握させるための情報を要求するデバイス把握情報要求データを生成してPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25に送出し、ステップSP2に移る。
【0058】
ところでPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25のブルートゥースモジュール45(図3)及び55(図4)にそれぞれ内蔵されたフラッシュメモリには、通信装置を特定するための情報として、デバイス名やデバイスカテゴリ等がそれぞれ対応するCPU40、50の制御により予め記憶されている。
【0059】
デバイス名とは、ブルートゥースモジュールが設けられている通信装置の名称であり、使用者の嗜好に応じて自由に書き換え可能になされている。またデバイスカテゴリとは、ブルートゥースモジュールが設けられている通信装置の種別(携帯電話機、洗濯機又は冷蔵庫等)を表す種別情報である。
【0060】
ステップSP2においてCPU30は、デバイス把握情報要求データに対する返信として、デバイス名データ及びデバイスカテゴリデータを含む属性データをPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25からそれぞれ受信したか否かを判断する。
【0061】
ここで否定結果が得られると、このことは未だ、デバイス把握情報要求データの送信先である全ての通信装置から属性データを受信していないことを表しており、このときCPU30は、全ての通信装置から属性データを受信するまで待ち受ける。これに対して肯定結果が得られると、CPU30は、続くステップSP3に移る。
【0062】
ステップSP3においてCPU30は、例えば図6に示すように、ピコネットを形成した通信装置を使用者に視覚的に把握させる特定端末表示領域FD1と、当該使用者に対して所定の操作を促す指示情報表示領域FD2とでなるデバイス選択画面DIS1を表示部36に表示し、ステップSP4に移る。
【0063】
その際、CPU30は、各通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25)からそれぞれ受信したデバイスカテゴリデータに基づく通信装置の種類に対応するデバイスアイコンデータをHDD35のハードディスクから読み出して特定端末表示領域FD1にデバイスアイコン61、62、63、64として表示すると共に、そのデバイスアイコン61〜64に対応させて各デバイス名データに基づくデバイス名71、72、73、74を表示する。
【0064】
またCPU30は、指示情報表示領域FD2に例えば「希望するアイコンにカーソルを重ねて実際の端末装置を確かめてください」等を表示することにより、デバイスアイコン61、62、63、64と、実際の通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25)との対応関係を使用者に把握させるために、使用者所望のデバイスアイコン(又はデバイス名)の選択を促すようになされている。
【0065】
因みに、CPU30は、デバイスカテゴリデータを受信できない場合や、当該デバイスカテゴリデータに対応するデバイスアイコンがハードディスクに格納されていない場合等には、例えば図7に示すように、不明であることを表すアイコン65及びデバイス名75を表示するようになされている。
【0066】
ステップSP4においてCPU30は、オペレーティングシステムによりマウス34の移動操作に追従してデバイス選択画面DIS1上を移動するカーソルCLがデバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)上に位置したか(重なったか)否かを判断する。
【0067】
ここで否定結果が得られると、このことは未だ使用者によるマウス34の移動操作を介してデバイスアイコン61〜64(デバイス名71〜74)が選択されていないことを表しており、このときCPU30は、デバイス選択画面DIS1のデバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)上にカーソルCLが位置するまで待ち受ける。
【0068】
これに対して肯定結果が得られると、このことは使用者によるマウス34の操作を介してデバイス選択画面DIS1に表示されているデバイスアイコン61〜64(デバイス名71〜74)のうち、例えばデバイスアイコン61(デバイス名71)が選択されたことを表しており、このときCPU30は、デバイスアイコン61(デバイス名71)が選択されたことを検知し、続くステップSP5に移る。
【0069】
ステップSP5においてCPU30は、PDA22に設けられている告知手段(表示部43やスピーカ44)を、パーソナルコンピュータ21の使用者への告知用として動作させるための動作制御データを生成し、これを上述のステップSP4で選択されたデバイスアイコン61に対応するPDA22に送信し、ステップSP6に移る。
【0070】
ステップSP6においてCPU30は、動作制御データを送信したPDA22から、当該動作制御データに基づいて告知手段が動作されたことを表す応答データを受信したか否かを判断する。
【0071】
この実施の形態の場合、PDA22は、動作制御データを受け取った際に動作させる告知手段を設定する所定の操作が行われ、例えば図8に示すような告知動作設定画面DIS2により表示部43の表示画面を点滅動作させるように予め設定されている。
【0072】
従ってPDA22は、パーソナルコンピュータ21から送信された動作制御データを受信すると、当該動作制御データに基づいてパーソナルコンピュータ21の使用者への告知用として表示部43を点滅動作させ、また当該動作させたことを表す応答データをパーソナルコンピュータ21に返信するようになされている。
【0073】
このときパーソナルコンピュータ21の使用者は、当該パーソナルコンピュータ21から数[m] 四方の空間AR1(図1)内に存在するPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25のうち、上述のステップSP4で選択したデバイスアイコン61に対応するPDA22を把握することができる。
【0074】
すなわちCPU30は、上述のステップSP6において肯定結果が得られた場合には、本来、PDA22の使用者に把握させるために動作しているPDA22の表示部43を、動作制御データによりパーソナルコンピュータ21の使用者への告知用として点滅動作させることにより、デバイスアイコン61と、当該デバイスアイコン61に対応する実際のPDA22との対応関係をパーソナルコンピュータ21の使用者に視覚的に把握させ得るようになされている。
【0075】
この場合CPU30は、PDA22から送信される応答データを受信し、続くステップSP7に移る。
【0076】
ステップSP7においてCPU30は、応答データに基づいて上述のステップSP4で選択されたデバイスアイコン61を点滅させることにより、パーソナルコンピュータ21の使用者に対してPDA22に動作制御データが送信されたことを確認させ、ステップSP4に戻る。
【0077】
従ってCPU30は、上述のステップSP4で選択されたデバイスアイコン61と、当該デバイスアイコン61に対応する実際のPDA22との対応関係について、例えばビルの1階と2階とでピコネットを形成しているため、PDA22の表示部43を点滅させてもパーソナルコンピュータ21の使用者が認識できない状況下であった場合でも、その旨を把握させることができる。
【0078】
これに対して、ステップSP6において応答データを受信していない否定結果が得られると、このことは、動作制御データをPDA22に送信した時点から一定時間経過しても当該PDA22からの応答データを受信しておらず、妨害波等によってデータ通信し得ないことを表しており、このときCPU30は、続くステップSP8に移る。
【0079】
ステップSP8においてCPU30は、PDA22と通信し得ない状態となっていることを表示部36を介して通知し、ステップSP4に戻る。
【0080】
次に、告知処理手順のうち、スレーブとして機能するPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25側の告知処理手順を述べるが、当該PDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25は同様の処理手順であることにより、ここではPDA22の告知処理手順を述べる。
【0081】
すなわちPDA22のCPU40は、図5(B)に示したように、告知処理プログラムをHDD35から読み出してRAM31に展開すると、ルーチンRT2の開始ステップから続くステップSP11に移る。
【0082】
ステップSP11においてCPU40は、パーソナルコンピュータ21から送信されたデバイス把握情報要求データを受信したか否かを判断する。
【0083】
ここで否定結果が得られると、CPU40は、デバイス把握情報要求データを受信するまで待ち受ける。これに対して肯定結果が得られると、CPU40は、続くステップSP12に移る。
【0084】
ステップSP12においてCPU40は、デバイス把握情報要求データに対する返信として、デバイス名データ及びデバイスカテゴリデータをブルートゥースモジュール内のフラッシュメモリから読み出し、これらを属性データとしてパーソナルコンピュータ21に送信し、ステップSP13に移る。
【0085】
ステップSP13においてCPU40は、動作制御データを受信したか否かを判断する。ここで否定結果が得られると、このことはパーソナルコンピュータ21の使用者がデバイス選択画面DIS1のデバイスアイコン61(図6)を選択していないことを表しており、このときCPU40は動作制御データを受信するまで待ち受ける。
【0086】
これに対して肯定結果が得られると、このことはパーソナルコンピュータ21を使用するユーザがデバイス選択画面DIS1のデバイスアイコン61(図6)を選択したことを表しており、このときCPU40は、続くステップSP14に移る。
【0087】
ステップSP14においてCPU40は、告知動作設定画面DIS2(図8)を介して予め選定されている表示部43を、当該動作制御データに基づいてパーソナルコンピュータ21の使用者への告知用として点滅動作させ、続くステップSP15に移る。このときパーソナルコンピュータ21の使用者は、PDA22の表示部43における点滅により視覚的に把握することができる。
【0088】
ステップSP15においてCPU40は、表示部43を点滅させた旨を表す応答データを生成し、これをパーソナルコンピュータ21に送出し、ステップSP11に戻って、再びデバイス把握情報要求データを待ち受ける。
【0089】
以上のBTシステム20において、マスタとして機能するパーソナルコンピュータ21の制御部30は、表示部36に表示したデバイスアイコン61、62、63及び64(デバイス名71、72、73及び74)のうち例えばデバイスアイコン61上にカーソルCLが位置した(重なった)ことを検知すると、その検知したデバイスアイコン61に対応するPDA22に設けられている告知手段をパーソナルコンピュータ21の使用者への告知用として動作させる動作制御データを生成し、これをブルートゥースモジュール37を介してPDA22に送出するようにした。
【0090】
この場合ピコネットを確立しているPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25のうち、PDA22の制御部40は、パーソナルコンピュータ21から送信された動作制御データをブルートゥースモジュール45を介して受信すると、当該受信した動作制御データに基づいて、告知手段である表示部43及びスピーカ44のうち予め動作設定された表示部43を制御することにより、パーソナルコンピュータ21の使用者に対する告知用として所定期間点滅動作させるようにした。
【0091】
従って、パーソナルコンピュータ21は、表示部36に表示したデバイス選択画面DIS1上のデバイスアイコン61〜64(デバイス名71〜74)から所望のデバイスアイコン61を使用者に選択させるのみの操作で当該デバイスアイコン61に対応するPDA22における表示部43を点滅動作させることより、当該使用者によって選択されたデバイスアイコン61と、実際のPDA22との対応関係を確実に把握させることができる。
【0092】
またパーソナルコンピュータ21は、新たにPDA22に告知手段を設けることなく、PDA22において既存の告知手段である表示部43を点滅動作させるので、当該PDA22に対する消費電力を極力抑えることができる。
【0093】
これに加えて、パーソナルコンピュータ21は、告知用として点滅動作した旨を表す応答データをPDA22から受け取り、その応答データに基づいて、表示部36に表示したデバイス選択画面DIS1上のデバイスアイコン61を点滅させるようにした。
【0094】
従って、パーソナルコンピュータ21は、PDA22の表示部43を点滅動作させてもパーソナルコンピュータ21の使用者に把握させ得ない状況下であった場合でも、その旨の対応関係を把握させることができる。
【0095】
さらに、パーソナルコンピュータ21、一定時間経過してもPDA22からの応答データを受信できなかった場合には、パーソナルコンピュータ21とPDA22とが通信し得ない状態となっていることを通知することにより、その旨の対応関係を把握させることができる。
【0096】
以上のようなBTシステム20によれば、パーソナルコンピュータ21によりPDA22を動作制御データにより間接的に制御し、本来PDA22の使用者への告知用である表示部43をパーソナルコンピュータ21の使用者への告知用として点滅させることにより、デバイスアイコン61に対応する実際のPDA22をパーソナルコンピュータ21の使用者に視覚的に把握させることができ、かくして、使い勝手を向上することができる。
【0097】
また、BTシステム20によれば、例えばパーソナルコンピュータ21の表示部36に表示されたデバイスアイコン61〜64上に、所望のファイルをドラッグ・アンド・ドロップして送信する場合、予めデバイスアイコン61〜64に対してカーソルCLを重ねることで実際のPDA22、23及び携帯電話機24、25との対応関係を確認しておくことができ、その結果、ユーザの意図しないPDA22、23又は携帯電話機24、25に所望のファイルを送信してしまうことを防止でき、かくして、使い勝手を向上することができる。
【0098】
なお上述の実施の形態においては、ブルートゥースモジュール37を内蔵するパーソナルコンピュータ21を主通信装置として適用し、ブルートゥースモジュール45を内蔵するPDA22、23及びブルートゥースモジュール55を内蔵する携帯電話機24、25を従通信装置として適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、ブルートゥースを適用した通信機能を有するものであれば、洗濯機、冷蔵庫、クーラー、MD(Mini Disk) プレーヤ、テレビジョン受像機等、この他種々の電子機器(電子装置)を主通信装置又は従通信装置として幅広く適用することができる。
【0099】
また上述の実施の形態においては、告知手段としての表示部43を告知用として点滅表示させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばスピーカ、バイブレータ、所定のにおいを発生するにおい発生部等、この他種々の告知手段を告知用として動作させるようにしても良い。
【0100】
この場合、従通信装置は、既存の告知手段を主通信装置及び従通信装置の使用者への告知用として共用しても良く、専用の告知手段を設けるようにしても良い。また従通信装置は、2以上の告知手段を併用して告知用の動作をさせても良い。
【0101】
その際、制御信号生成手段としてのCPU30は、従通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24、携帯電話機25)に専用の告知手段として設けられた1又は2以上の告知手段を動作させる制御信号としての動作制御データや、1又は2以上の既存の告知手段を主通信装置(パーソナルコンピュータ21)の使用者への告知用として別動作させるための動作制御データを生成する。
【0102】
また制御手段としてのCPU40、50は動作制御データに基づいて、専用の告知手段として設けられた1又は2以上の告知手段を動作制御するか、若しくは、従通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24、携帯電話機25)の使用者への1又は2以上の既存の告知手段を主通信装置(パーソナルコンピュータ21)の使用者への告知用として制御する。
【0103】
このようにすれば、主通信装置(パーソナルコンピュータ21)は、選択されたデバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)と、実際の当該従通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24又は携帯電話機25)との対応関係をパーソナルコンピュータ21の使用者に一段と確実に把握させることができ、一段と使い勝手を向上することができる。
【0104】
さらに上述の実施の形態においては、パーソナルコンピュータ21がPDA22の告知手段である表示部43を告知用として点滅動作させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、PDA22がパーソナルコンピュータ21の表示部36を告知用として点滅動作させても良く、またPDA22が携帯電話機24の表示部53を告知用として点滅動作させても良く、さらにはピコネット又はスカタネットを形成している複数の通信装置のいづれもが図5(A)について上述した告知指示処理手順を実行して告知手段を告知用として動作させる主通信装置となることができると共に、図5(B)について上述した告知処理手順を実行して告知手段を告知用として動作させられる従通信装置となることができるようにしても良い。
【0105】
さらに上述の実施の形態においては、検知手段としてのCPU30によりデバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)上にカーソルCLが位置した(重なった)ときに選択されたことを検知する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、デバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)がクリック操作されたとき、マウス34の一方のボタンを押下してそのまま希望位置までカーソルCLを動かしてからボタンを離すことであるドラック操作され始めたとき、所定期間ドラッグ操作されたとき、HDD35に格納された所定の個人用データを送信するとき等、この他種々のタイミングで選択されたことを検知するようにしても良い。
【0106】
さらに上述の実施の形態においては、検知手段としてのCPU30がマウス34からの操作によって選択肢としてのデバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)が選択されたことを検知する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該マウス34に代えて、タッチパネル又はジョグダイヤルからの操作によって選択肢が選択されたことを検知するようにしても良い。この場合、タッチパネル又はジョグダイヤルからの一定の操作が行われたときに選択肢が選択されたことを検知するように予め登録しておいても良い。
【0107】
因みにジョグダイヤルからの操作によって選択肢が選択されたことを検知する場合、パーソナルコンピュータ21のCPU30は、上述の図6に示したようなデバイス選択画面DIS1に代えて、例えば図9に示すように、ジョグダイヤルの回転操作に連動して矢印a又はb方向にデバイス選択項目80A〜80Dをデバイス決定領域85に移動するようなデバイス選択画面DIS3を表示すれば、当該パーソナルコンピュータ21の使用者に一段と容易に選択肢(デバイス選択項目80A〜80D)を選択させることができる。
【0108】
さらに上述の実施の形態においては、検知手段としてのCPU30がマウス34からの操作によってデバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)が選択されたことを検知する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該マウスに代えて、パーソナルコンピュータ21の使用者の発する声を認識する認識手段を設け、当該認識手段による認識結果と、デバイス選択画面DIS1のデバイス名71、72、73又は74とが一致したときに選択されたことを検知するようにしても良い。この場合、パーソナルコンピュータ21の使用者に対する操作を回避することができ、一段と使い勝手を向上することができる。
【0109】
さらに上述の実施の形態においては、選択肢表示手段としての表示部36に選択肢としてのデバイスアイコン61〜64、デバイス名71〜74を表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、通信装置の種類に応じてデバイス名(テキストデータ)のみや、デバイスアイコンのみを表示しても良く、要は、ピコネット又はスカタネットを形成している複数の通信装置にそれぞれ割り当てられた少なくとも1つの選択肢を表示する選択肢表示手段であれば良い。
【0110】
例えばマスタとして機能する通信装置を携帯電話機25とした場合、当該携帯電話機25の表示部53は、例えば図10に示すようなテキストデータでなるスクロール表示可能なデバイス名71〜74と、操作説明領域FD7とでなるデバイス選択画面DIS4を表示すれば、1又は2以上の選択肢を表示部に表示することができる。このように、通信装置における表示部の大きさや形等に応じた表示方法を選定することができる。
【0111】
さらに上述の実施の形態においては、選択肢表示手段としての表示部36に選択肢としてのデバイスアイコン61〜64、デバイス名71〜74をデバイス選択画面DIS1の特定端末表示領域FD1へ表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実際の通信装置を模した形態を示すアイコン(以下、これを分身と呼ぶ)として例えば図11に示すようなPDA22(PDA23)を模した形態を示すPDA分身66や、例えば図12に示すような携帯電話機24(携帯電話機25)を模した形態を示す携帯電話分身67を特定端末表示領域FD1へ表示するようにしても良く、当該特定端末表示領域FD1とは別に、デバイスアイコン61〜64のうち選択されたデバイスアイコンに対応するPDA分身66又は携帯電話分身67を新たな表示画面として表示するようにしても良い。
【0112】
かかる分身を表示する場合、CPU30は、同一の種別でなる通信装置のみならず、当該種別毎の機種までをも表示部36を介してパーソナルコンピュータ21の使用者に把握させることができる。
【0113】
因みにパーソナルコンピュータ21は、分身66、67における操作領域FD5、FD6の各種操作キー66A及び66B、67A及び67Bの操作に応じた制御命令を実際のPDA22又はPDA23、携帯電話機24又は携帯電話機25に与えることにより動作させても良い。
【0114】
またパーソナルコンピュータ21は、制御命令を実際のPDA22又はPDA23、携帯電話機24又は携帯電話機25に与えることにより動作させたことによる動作内容を分身66、67における表示領域FD3、FD4に表示するようにしても良い。
【0115】
この場合パーソナルコンピュータ21は、当該パーソナルコンピュータ21から数[m] に存在するPDA22又はPDA23、携帯電話機24又は携帯電話機25をあたかもその場で操作しているかのように制御することができ、一段と使い勝手を向上することができる。
【0116】
さらに上述の実施の形態においては、制御信号生成手段としてのCPU30によりデバイスアイコン61上にカーソルCLが位置した(重なった)とき、制御信号としての動作制御データを生成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、HDD35のハードディスクに格納されている個人用データを送出するとき等、この種々のタイミングに制御信号を生成するようにしても良い。
【0117】
さらに上述の実施の形態においては、従通信装置としてのPDA22側で告知用に動作させる告知手段として表示部43を予め設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、主通信装置としてのパーソナルコンピュータ21側で告知用に動作させる告知手段を設定するようにしても良い。
【0118】
この場合、パーソナルコンピュータ21における探索手段としてのCPU30は、従通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24、携帯電話機25)に設けられている告知手段を探索するための告知手段探索データを生成し、これを例えばPDA22に送信する。
【0119】
PDA22のCPU40は、告知手段探索データを受信すると、自らに設けられている告知手段として表示部43及びスピーカ44を特定し、当該特定した表示部43及びスピーカ44を表す探索返信データをパーソナルコンピュータ21に送信する。
【0120】
パーソナルコンピュータ21のにおける選択手段としてのCPU30は、探索返信データを受け取ると、上述の図8に示したような告知動作設定画面DIS2又は例えば図13に示すような告知動作設定画面DIS5を表示し、使用者に告知用の動作をさせる告知手段を設定させる。
【0121】
このようにすれば、パーソナルコンピュータ21の使用者は、自ら設定した告知手段による動作を意識するのみで、選択されたデバイスアイコン61、62、63又は64(デバイス名71、72、73又は74)と、実際の当該従通信装置(PDA22、PDA23、携帯電話機24又は携帯電話機25)との対応関係を把握することができ、誤認識を回避することができる。
【0122】
さらに上述の実施の形態においては、主通信装置としてのパーソナルコンピュータ21と、従通信装置としてのPDA22、PDA23、携帯電話機24及び携帯電話機25とがネットワークとしてのBluetooth によって通信路を確立しているBTシステム20を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば主通信装置と従通信装置とが Home RF、wireless1394、IEEE(Institude of Electrical and Electronics Engineers)802.11bのWi-Fi 、IEEE802.11a 等、この他種々の有線又は無線ネットワークによって通信路を確立しているネットワークシステムを幅広く適用することができる。
【0123】
この場合、制御信号受信手段としてのブルートゥースモジュール44又は45と、制御信号送出手段及び受取手段としてのブルートゥースモジュール37とは、通信路を確立するネットワークの種類に応じた制御信号受信手段、制御信号送出手段及び受取手段を適用すれば良い。
【0124】
さらに上述の実施の形態においては、HDD35のハードディスクに格納された告知指示プログラムをRAM32に適宜展開する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該告知指示プログラムが格納されたプログラム格納媒体をインストールすることにより告知指示処理を実行するようにしても良い。
【0125】
さらに上述の実施の形態においては、メモリ41、51に格納された告知処理プログラムを内部RAMに適宜展開する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該告知処理プログラムが格納されたプログラム格納媒体をインストールすることにより告知処理を実行するようにしても良い。
【0126】
上述した一連の告知指示処理を実行するための告知指示プログラム、及び又は告知処理を実行するための告知処理プログラムを、パーソナルコンピュータ21、PDA22及び23や携帯電話機24及び25にインストールして実行可能な状態にするためのプログラム格納媒体としては、例えばフロッピーディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory )、DVD(Digital VersatileDisc)等のパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気ディスク等で実現しても良い。
【0127】
またこれらプログラム格納媒体に告知指示プログラム及び又は告知処理プログラムを格納する手段として、ローカルエリアネットワークやインターネット、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信インターフェースを介して格納するようにしても良い。
【0128】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、所定範囲内に存在する複数の従通信装置と所定のネットワークを介してそれぞれ通信路を確立している主通信装置であって、複数の従通信装置にそれぞれ割り当てられた複数の選択肢を表示し、これら複数の選択肢のうち、選択された選択肢を検知し、検知された選択肢に対応する任意の従通信装置に、従通信装置における告知手段の探索指令データを、通信路を介して送信し、該探索指令データに対する返信データに基づいて、任意の従通信装置に設けられた告知手段を表示手段に表示させ、選択された告知手段を主通信端末装置に対する告知用として動作させる制御信号を、通信路を介して任意の従通信装置に送信するようにしたことにより、主通信装置と従通信装置との対応関係を当該使用者に把握させることができ、かくして使い勝手を向上することができる。
【0129】
従って、主通信装置は、当該主通信装置の使用者による選択操作のみで、その選択操作によって選択された選択肢に対応する従通信装置における告知手段を告知動作させることにより、主通信装置の使用者により選択された選択肢と、その選択肢に対応する従通信装置との対応関係を当該使用者に把握させることができ、かくして、使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるBTシステムの全体構成を示す略線図である。
【図2】パーソナルコンピュータの回路構成を示すブロック図である。
【図3】PDAの回路構成を示すブロック図である。
【図4】携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。
【図5】告知指示処理手順を示すフローチャートである。
【図6】デバイス選択画面例を示す略線図である。
【図7】不明であることを表すアイコン及びデバイス名例を示す略線図である。
【図8】告知動作設定画面例を示す略線図である。
【図9】他の実施の形態によるデバイス選択画面例(1)を示す略線図である。
【図10】他の実施の形態によるデバイス選択画面例(2)を示す略線図である。
【図11】PDAを模したアイコンを示す略線図である。
【図12】携帯電話機を模したアイコンを示す略線図である。
【図13】他の実施の形態による告知動作設定画面例を示す略線図である。
【図14】BTシステムの概念を示す略線図である。
【図15】従来によるBTシステムの構成を示す略線図である。
【図16】従来によるデバイス選択画面例を示す略線図である。
【符号の説明】
20……BTシステム、21……パーソナルコンピュータ、22、23……PDA、24、25……携帯電話機、30、40、50……CPU、31……ROM、32……RAM、33……キーボード、34……マウス、35……HDD、36、43、53……表示部、37、45、55……ブルートゥースモジュール、41、51……メモリ、42……操作入力部、44、57……スピーカ、52……操作キー、61、62、63、64、65……デバイスアイコン、71、72、73、74、75……デバイス名、66……PDA分身、67……携帯電話分身。

Claims (7)

  1. 所定範囲内に存在する複数の従通信装置と所定のネットワークを介してそれぞれ通信路を確立している主通信装置において、
    上記複数の従通信装置にそれぞれ割り当てられた複数の選択肢を表示する表示手段と、
    上記複数の選択肢のうち、選択された選択肢を検知する検知手段と、
    上記検知手段により検知された選択肢に対応する任意の従通信装置に、上記従通信装置における告知手段の探索指令データを、上記通信路を介して送信する探索指令手段と、
    上記探索指令手段により送信された探索指令データに対する返信データに基づいて、上記任意の従通信装置に設けられた告知手段を上記表示手段に表示させ、選択された告知手段を上記主通信端末装置に対する告知用として動作させる制御信号を、上記通信路を介して上記任意の従通信装置に送信する制御手段と
    を具えることを特徴とする主通信装置。
  2. 上記制御手段は、
    上記任意の従通信装置に設けられた1つ、又は、2以上の告知手段を上記選択肢として上記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の主通信装置。
  3. 上記制御信号を上記任意の従通信装置に送信してから所定期間経過するまで、当該任意の従通信装置からの応答結果を待ち受ける待受手段と、
    上記表示手段に表示された上記複数の選択肢の表示状態を変化させることにより、上記応答結果を受け取ったことを上記主通信装置の使用者へ通知する通知手段と
    をさらに具えることを特徴とする請求項1に記載の主通信装置。
  4. 所定範囲内に存在する主通信装置と所定のネットワークを介して通信路を確立している従通信装置において、
    上記主通信装置からの探索指令に応じて、当該従通信装置に設けられた告知手段を探索する探索手段と、
    上記探索手段により探索された告知手段を、上記探索指令に対する返信データとして上記通信路を介して上記主通信装置に送信する送信手段と、
    当該従通信装置に設けられた告知手段を動作させる制御信号を待ち受け、上記主通信装置から受け取った上記制御信号に基づいて、上記従通信装置であることを上記主通信装置の使用者に告知するように、上記告知手段を動作させる制御手段と
    を具えることを特徴とする従通信装置。
  5. 所定範囲内に存在する複数の従通信装置と所定のネットワークを介してそれぞれ通信路を確立している主通信装置に対して、
    上記複数の従通信装置にそれぞれ割り当てられた複数の選択肢を表示手段に表示すること、
    上記複数の選択肢のうち、選択された選択肢を検知すること
    検知された選択肢に対応する任意の従通信装置に、上記従通信装置における告知手段の探索指令データを、上記通信路を介して送信すること、
    上記探索指令データに対する返信データに基づいて、上記任意の従通信装置に設けられた告知手段を上記表示手段に表示させ、選択された告知手段を上記主通信端末装置に対する告知用として動作させる制御信号を、上記通信路を介して上記任意の従通信装置に送信すること
    を実行させる告知指示プログラム。
  6. 所定範囲内に存在する主通信装置と所定のネットワークを介して通信路を確立している複数の従通信装置にそれぞれ割り当てられた複数の選択肢を表示手段に表示する第1のステップと、
    上記複数の選択肢のうち、選択された選択肢を検知する第2のステップと
    検知された選択肢に対応する任意の従通信装置に、上記従通信装置における告知手段の探索指令データを、上記通信路を介して送信する第3のステップと、
    上記探索指令データに対する返信データに基づいて、上記任意の従通信装置に設けられた告知手段を上記表示手段に表示させ、選択された告知手段を上記主通信端末装置に対する告知用として動作させる制御信号を、上記通信路を介して上記任意の従通信装置に送信する第4のステップと
    を具えることを特徴とする告知指示方法。
  7. 主通信装置と、当該主通信装置から所定範囲内に存在する複数の従通信装置とが所定のネットワークを介してそれぞれ通信路を確立しているネットワークシステムであって、
    上記主通信装置は、
    上記複数の従通信装置にそれぞれ割り当てられた複数の選択肢を表示する表示手段と、
    上記複数の選択肢のうち、選択された選択肢を検知する検知手段と
    上記検知手段により検知された選択肢に対応する任意の従通信装置に、上記従通信装置における告知手段の探索指令データを、上記通信路を介して送信する探索指令手段と、
    上記探索指令手段により送信された探索指令データに対する返信データに基づいて、上記任意の従通信装置に設けられた告知手段を上記表示手段に表示させ、選択された告知手段を上記主通信端末装置に対する告知用として動作させる制御信号を、上記通信路を介して上記任意の従通信装置に送信する制御手段と
    を具え、
    上記複数の従通信装置は、
    記探索指令データに応じて、当該従通信装置に設けられた告知手段を探索する探索手段と、
    上記探索手段により探索された告知手段を、上記返信データとして上記通信路を介して上記主通信装置に送信する送信手段と、
    上記制御信号を待ち受け、上記主通信装置から受け取った上記制御信号に基づいて、上記従通信装置であることを上記主通信装置の使用者に告知するように、当該告知手段を動作させる制御手段と
    を具えることを特徴とするネットワークシステム。
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