JP3944714B2 - Plastic optical fiber and manufacturing method thereof - Google Patents

Plastic optical fiber and manufacturing method thereof Download PDF

Info

Publication number
JP3944714B2
JP3944714B2 JP2002145786A JP2002145786A JP3944714B2 JP 3944714 B2 JP3944714 B2 JP 3944714B2 JP 2002145786 A JP2002145786 A JP 2002145786A JP 2002145786 A JP2002145786 A JP 2002145786A JP 3944714 B2 JP3944714 B2 JP 3944714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
meth
structural formula
optical fiber
same
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002145786A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003337233A (en
Inventor
正親 吉野
利夫 塩原
敏之 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2002145786A priority Critical patent/JP3944714B2/en
Publication of JP2003337233A publication Critical patent/JP2003337233A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3944714B2 publication Critical patent/JP3944714B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クラッドとして熱可塑性又は熱硬化性樹脂を用い、コアとして紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物を用いたプラスチック光ファイバ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
プラスチック光ファイバは、伝送損失が大きいものの、開口係数が大きく、しかも可撓性があり、また端末加工性が良好であることから、自動車、電子機器などの短距離伝送用の光伝送路として期待されている。
【0003】
従来、プラスチック光ファイバのコアは、ポリメタクリル酸メチルなどアクリル樹脂で形成されてきたが、耐熱性の向上などの要求から、より耐熱性の高いオルガノポリシロキサンなどでコアが形成されているものが提案されてきた(特開昭60−42712号、特開昭60−43613号、特開昭61−254625号、特開昭61−275706号、特開昭63−121004号、特開昭63−253303号、特公平6−54363号、特開平8−152543号、特開平8−33914号、特許3179000号公報)。
【0004】
これらをコア材としたプラスチック光ファイバは、ポリメタクリル酸メチルなどをコア成分とするものに比べ、可撓性に富み、耐熱性にも優れているという利点を有している。
【0005】
これらのオルガノポリシロキサン組成物は、アルケニル基(例えばビニル基)を含有するオルガノポリシロキサンと珪素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと白金化合物とを主成分とするもので、アルケニル基含有オルガノポリシロキサンのアルケニル基にオルガノハイドロジェンポリシロキサンの水素原子を白金化合物の触媒作用で、付加反応(ヒドロシリレーション反応)させて硬化させる反応機構を採用している。
【0006】
しかし、この硬化タイプのものは、高温硬化を経た硬化物が白金化合物の分解により着色し、光伝送損失を招いたり、クラッドとなる樹脂の成形時に加熱されることにより、硬化したりゲル化・増粘するため、同時成形は不可能であった。
【0007】
また、付加反応(ヒドロシリレーション反応)させて硬化させる反応機構以外にも、特許2924515号公報のようにリン含有オルガノポリシロキサンを用いる方法、特開平8−313735号公報のようにアクリル変性シリコーンモノマーを用いる方法などが提案されているが、いずれも加熱により硬化させるものであり、クラッド成形と同時にコア材を成形するのは困難であり、クラッド材を成形した後コア材を充填し硬化させる、あるいはコア材を成形した後クラッド材でコートする他はなかった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、クラッドとコアとを同時成形可能な生産性の良いプラスチック光ファイバ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、クラッドとして熱可塑性又は熱硬化性樹脂を用い、コア材として、下記一般構造式(1)で示される分子鎖両末端にそれぞれ少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサン、及び下記一般構造式(3)で表される、分子側鎖に複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンから選択される1種又は2種以上の、(メタ)アクリロイル基含有オルガノポリシロキサンをベースポリマーとして含み、更に増感剤及び/又は光重合開始剤を含む紫外線硬化型樹脂組成物を用い、前記コア材に紫外線を照射して硬化させてクラッドとコアを一体に製造することで、伝送損失の小さい高性能なプラスチック光ファイバを効率良く生産できることを知見し、本発明をなすに至った。
【0010】
従って本発明は、管状クラッドが熱可塑性又は熱硬化性樹脂製であり、この内部に該クラッドより高い屈折率を有する固体状のコアを充填した光ファイバに於いて、前記コアとして、下記一般構造式(1):
【化24】

Figure 0003944714
〔式中、R 1 は炭素原子数1〜9の同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基を表し、Xは下記一般構造式(2):
【化25】
Figure 0003944714
(式中、R 2 は炭素原子数2〜4の二価炭化水素基又は酸素原子であり、R 3 は1〜3個の(メタ)アクリロイル基を有する炭素原子数4〜25の一価有機基であり、R 4 は同一又は異種の炭素原子数1〜9の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、R 5 は同一又は異種の炭素原子数1〜18の一価炭化水素基である。また、nは1〜3、mは0〜2で、かつ1≦n+m≦3を満足する整数であるが、nが1のときR 3 は2又は3個の(メタ)アクリロイル基を有する。)
で表される基であり、Lは8〜10,000の整数である。〕
で示される分子鎖両末端にそれぞれ少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサン、及び下記一般構造式(3):
【化26】
Figure 0003944714
〔式中、R 1 は前述したものと同様であり、R 6 は同一又は異種の下記一般構造式(4):
【化27】
Figure 0003944714
(式中、R 8 は二価炭化水素基であり、R 9 は水素原子又はメチル基である。)
で表される基又はメチル基であり、R 7 は同一又は異種の上記一般構造式(4)で表される基であって、s及びtはs+t≧10及び0.05≦s/(s+t)≦0.5を満たす正の整数である。〕
で表される、分子側鎖に複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンから選択される1種又は2種以上の、(メタ)アクリロイル基含有オルガノポリシロキサンをベースポリマーとして含み、更に増感剤及び/又は光重合開始剤を含む紫外線硬化型樹脂組成物の紫外線硬化物を用いたことを特徴とするプラスチック光ファイバ、及び、熱可塑性又は熱硬化性樹脂製の管状クラッドの内部に、該クラッドより高い屈折率を有する硬化物を与える、上記一般構造式(1)で示される分子鎖両末端にそれぞれ少 なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサン、及び上記一般構造式(3)で表される、分子側鎖に複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンから選択される1種又は2種以上の、(メタ)アクリロイル基含有オルガノポリシロキサンをベースポリマーとして含み、更に増感剤及び/又は光重合開始剤を含む紫外線硬化型樹脂組成物を充容した後、上記クラッドの外部からクラッドを通して上記組成物に紫外線を照射して該組成物を硬化させることにより、上記クラッドと一体にコアを製造することを特徴とするプラスチック光ファイバの製造方法を提供する。
【0011】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の光ファイバは、透明コアと、このコアを被覆する透明管状クラッドとを備えたもので、上記コアは、上記管状クラッドよりも屈折率が大きいものである。
【0012】
この場合、上記コアは紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物から構成されるもので、この紫外線硬化型樹脂組成物は、紫外線硬化反応する透明な樹脂を主成分とし、増感剤及び/又は光重合開始剤を含有するものである。
【0013】
ここで、上記コアとなる樹脂は、紫外線で硬化反応する透明な樹脂であれば特に制限されるものではないが、増感剤を含有したアクリル官能基を有するオルガノポリシロキサン(シリコーン)樹脂やウレタン樹脂、光カチオン重合開始剤を含有するオルガノポリシロキサン(シリコーン)樹脂やウレタン樹脂等が挙げられる。特にオルガノポリシロキサン(シリコーン)樹脂は、耐熱性や耐候性に優れるため好ましく、紫外線硬化型樹脂組成物としては、紫外線硬化可能なオルガノポリシロキサン組成物が好ましい。
【0014】
紫外線硬化可能なオルガノポリシロキサン(シリコーン)樹脂組成物としては、特公平4−25231号、特公平6−8335号、特公平6−17435号、特公平6−27162号などに挙げられるアクリル官能基を有するシリコーン樹脂組成物や、特許1530580号、特許2731932号、特許2516897号などで提案されているメルカプト基を有するシリコーン樹脂組成物などが挙げられる。なかでも、アクリル官能基を有するシリコーン樹脂組成物は、メルカプト基を有するシリコーン樹脂組成物のような異臭も無く、好適に使用することができる。これらのアクリル官能基を有するオルガノポリシロキサン(シリコーン)樹脂組成物を構成する主剤(ベースポリマー)としてのアクリル官能性基含有オルガノポリシロキサンとしては、例えば、下記一般構造式(1):
【化1】
Figure 0003944714
〔式中、R1は炭素原子数1〜9の同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基を表し、Xは下記一般構造式(2):
【化2】
Figure 0003944714
(式中、R2は炭素原子数2〜4の二価炭化水素基又は酸素原子であり、R3は1〜3個の(メタ)アクリロイル基を有する炭素原子数4〜25の一価有機基であり、R4は同一又は異種の炭素原子数1〜9の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、R5は同一又は異種の炭素原子数1〜18の一価炭化水素基である。また、nは1〜3、mは0〜2で、かつ1≦n+m≦3を満足する整数である。)で表される基であり、Lは8〜10,000の整数である。〕
で示される分子鎖両末端に少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサン、及び下記一般構造式(3):
【化3】
Figure 0003944714
〔式中、R1は前述したものと同様であり、R6は同一又は異種の下記一般構造式(4):
【化4】
Figure 0003944714
(式中、R8は二価炭化水素基であり、R9は水素原子又はメチル基である。)
で表される基又はメチル基であり、R7は同一又は異種の上記一般構造式(4)で表される基であって、s及びtはs+t≧10及び0.05≦s/(s+t)≦0.5を満たす正の整数である。〕
で表される、分子側鎖に複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンを例示することができる。
【0015】
ここで、上記オルガノポリシロキサンはベースポリマーとして使用される成分であって、一般構造式(1)及び/又は(3)で示される1種又は2種以上のものを好適に使用することができる。
【0016】
上記一般構造式(1)で示される分子鎖両末端に少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンにおいて、R1は同一又は異種の炭素原子数1〜9、好ましくは1〜6の非置換又は置換の一価炭化水素基である。このR1の一価炭化水素基の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基等のアルキル基;シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基;又はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の少なくとも一部をハロゲン原子、シアノ基等の置換基で置換した、クロロメチル基、シアノエチル基、トリフルオロプロピル基などが挙げられるが、R1の50モル%以上(50〜100モル%、特に75〜97モル%)がメチル基で、かつ25モル%以下(0〜25モル%、特に3〜20モル%)がフェニル基であるものが好ましい。
【0017】
上記一般構造式(1)において、Xは一般構造式(2)で表される基である。一般構造式(2)におけるR2は炭素原子数2〜4の二価炭化水素基又は酸素原子であるが、耐水性の点から好ましくは二価炭化水素基である。このR2の二価炭化水素基の具体例としては、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、テトラメチレン基等の炭素原子数2〜4のアルキレン基が挙げられるが、好ましくはエチレン基である。
【0018】
上記一般構造式(2)におけるR3は(メタ)アクリロイル基(特に(メタ)アクリロイロキシ基)を1〜3個、好ましくは2〜3個、更に好ましくは3個有する、炭素原子数4〜25の一価有機基である。R3における(メタ)アクリロイル基の具体例としては、CH2=CHCOO−、CH2=C(CH3)COO−、CH2=CHCO−、CH2=C(CH3)CO−等のアクリル官能性基、メタクリル官能性基などが挙げられる。
【0019】
このような(メタ)アクリロイル基を含むR3の一価有機基の具体例としては、CH2=CHCOOCH2CH2−、(CH2=C(CH3)COOCH23C−CH2−、(CH2=CHCOOCH23C−CH2−、(CH2=CHCOOCH22C(C25)CH2−、CH2=CHCOOCH2CH(CH2OC65)−、CH2=CHCOOCH2−Si(CH32−、CH2=CHCOOCH2CH2CH2−Si(CH32−等の、1〜3個のアクリロイロキシ基又はメタクリロイロキシ基で置換された炭素原子数1〜10、好ましくは2〜6のアルキル基、アリールオキシ置換アルキル基、ジオルガノシリル基に結合したアルキル基などが挙げられるが、好ましくは、CH2=CHCOOCH2CH2−、(CH2=C(CH3)COOCH23C−CH2−、(CH2=CHCOOCH23C−CH2−、(CH2=CHCOOCH22C(C25)CH2−、CH2=C(CH3)COOCH2CH2−、(CH2=C(CH3)COOCH22C(C25)−CH2−、(CH2=CHCOOCH2)(CH2=C(CH3)COOCH2)CH−、CH2=CHCOOCH2CH(CH2OC65)−、CH2=CHCOOCH2−Si(CH32−、及びCH2=CHCOOCH2CH2CH2−Si(CH32−であり、更に好ましくは、(CH2=C(CH3)COOCH23C−CH2−、(CH2=CHCOOCH23C−CH2−、(CH2=CHCOOCH22C(C25)CH2−、(CH2=CHCOOCH2)(CH2=C(CH3)COOCH2)CH−である。
【0020】
上記一般構造式(2)におけるR4は同一又は異種の炭素原子数1〜9、好ましくは1〜6の非置換又は置換の一価炭化水素基である。R4の一価炭化水素基の具体例としては、上述した一般構造式(1)におけるR1と同様のものが挙げられるが、R1の場合と同様に、R4の50モル%以上がメチル基で、かつ25モル%以下がフェニル基であるものが好ましい。
【0021】
上記一般構造式(2)におけるR5は炭素原子数1〜18、好ましくは1〜8の一価炭化水素基である。R5の一価炭化水素基の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基等のアリール基;アリル基、プロペニル基、ブテニル基等のアルケニル基等が挙げられるが、好ましくはアルケニル基等の脂肪族不飽和基を除くものが好適に使用される。
【0022】
また、一般構造式(2)において、nは1〜3、mは0〜2で、かつ1≦n+m≦3を満足する整数であるが、n=1の時R3は複数個(即ち、2又は3個)の(メタ)アクリロイル基を有することが好ましい。
【0023】
上記一般構造式(1)の直鎖状オルガノポリシロキサンは、常温で流動性を維持し、良好な硬化性を得るために比較的重合度の低い、液状であることが好ましい。具体的には、23℃における粘度が100,000mPa・s以下(通常、100〜100,000mPa・s)であることが好ましく、特に、500〜10,000mPa・sの範囲が好ましい。また、重合度が低すぎると得られる硬化物が脆くなり、強度が劣る可能性があることから、上記一般構造式(1)において、Lは8〜10,000、好ましくは48〜1,000、より好ましくは98〜1,000の整数である。一般構造式(1)で示されるオルガノポリシロキサンとしては、具体的に下記のものを例示することができる。
【0024】
【化5】
Figure 0003944714
【0025】
【化6】
Figure 0003944714
【0026】
【化7】
Figure 0003944714
【0027】
【化8】
Figure 0003944714
〔上記式(1)−1〜(1)−27において、Yはアクリロイルオキシ基(CH2=CHCOO−)、又はメタクリロイルオキシ基(CH2=C(CH3)COO−)を示し、R’はメチル基、フェニル基又は3,3,3−トリフルオロプロピル基を示し、p、q+r、Lはそれぞれ8〜10,000、好ましくは48〜1,000、より好ましくは98〜1,000の整数を示す。〕
【0028】
前記オルガノポリシロキサンは感放射線性基として、−OR3基を有している〔即ち、分子鎖両末端の各々に少なくとも1個(好ましくは2〜9個)の(メタ)アクリロイル基を有している〕ので、紫外線等の放射線照射により容易に硬化するという特徴を持つものである。このオルガノポリシロキサンは単独で、又は2種以上組み合せて使用することができる。
【0029】
上記一般構造式(3)で示される、分子側鎖に(即ち、ポリシロキサンを構成する分子主鎖途中のケイ素原子に結合する一価置換基として)複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンにおいて、R1は上記一般構造式(1)における炭素原子数1〜9の非置換又は置換の一価炭化水素基と同様のものである。また、R6は同一又は異種の、上記一般構造式(4)で表される基又はメチル基であり、R7は同一又は異種の、上記一般構造式(4)で表される基である。
【0030】
上記一般構造式(4)中のR8はアクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基とケイ素原子とを連結する二価炭化水素基であり、具体的には、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基等の通常、炭素数1〜6、好ましくは1〜4のアルキレン基が挙げられる。また、上記一般構造式(4)中のR9は水素原子又はメチル基である。
【0031】
上記一般構造式(3)中、s及びtはs≧2、t≧8、s+t≧10及び0.05≦s/(s+t)≦0.5を満たす正の整数であり、s+tは好ましくは48〜1,000、より好ましくは98〜1,000の整数である。即ち、一般構造式(3)のジオルガノポリシロキサンは、(メタ)アクリロイルオキシ基含有基を有するジオルガノシロキサン単位を主鎖のジオルガノシロキサン単位全体に対して5〜50モル%含有するものである。
【0032】
一般構造式(3)のオルガノポリシロキサンとしては、具体的には、下記の化合物が例示される。
【0033】
【化9】
Figure 0003944714
(上記式中、Yは同一又は異種の、アクリロイルオキシ基又はメタアクリロイルオキシ基であり、s及びtは上記と同様である。)
【0034】
また、一般構造式(3)のジオルガノポリシロキサンは、常温で流動性を維持するために23℃における粘度が100,000mPa・s以下(通常、100〜100,000mPa・s)であることが好ましく、特に、500〜10,000mPa・sの範囲が好ましい。一般構造式(3)のオルガノポリシロキサンは単独で又は2種以上組み合せて使用することができる。
【0035】
本発明の光ファイバのコア材となる紫外線硬化型樹脂組成物としては、上記一般構造式(1)で示される分子鎖両末端にそれぞれ少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサン、及び上記一般構造式(3)で示される分子側鎖に複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンから選択される1種又は2種以上の、(メタ)アクリロイル基含有オルガノポリシロキサンと、増感剤及び/又は光重合開始剤とを含有する紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物を好適に使用することができる。なお、上記一般構造式(1)で示されるオルガノポリシロキサンにおいて、R3が1個の(メタ)アクリロイル基を有する一価有機基で、かつn=1のものである場合(即ち、該オルガノポリシロキサンが分子鎖両末端に(メタ)アクリロイル基をそれぞれ1個ずつ有するものである場合)には、一般構造式(1)で示される該オルガノポリシロキサンと一般構造式(3)で示される分子側鎖に(メタ)アクリロイル基を有するオルガノポリシロキサンとを、重量比で通常100:5〜200、好ましくは100:10〜100程度の割合で併用することが流動性及び硬化物の機械的強度の点から望ましい。
【0036】
ここで、上記増感剤(又は光重合開始剤)は、前記オルガノポリシロキサンのアクリロキシ基又はメタクリロキシ基の紫外線照射による架橋重合を促進させるための触媒である。
【0037】
この場合、増感剤(又は光重合開始剤)としては、それ自体が開裂してラジカルを発生するものや、芳香族ケトンと水素供与体とを組み合せて複合的に用いるものが使用される。前者の例としては、例えば、ベンゾインイソブチルエーテル、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン等を挙げることができる。後者の例の芳香族ケトンとしては、例えば、ベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、2−イソプロピルチオキサントン等が挙げられ、これらと組み合せる水素供与体としては、例えば、メチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等のアミン化合物が挙げられる。
【0038】
上記増感剤(又は光重合開始剤)は1種単独で、又は2種以上を組み合せて使用してもよい。また、増感剤(又は光重合開始剤)の配合量は、前記オルガノポリシロキサン100重量部に対して、好ましくは0.5〜10重量部、更に好ましくは1〜5重量部である。
【0039】
本発明の紫外線硬化型樹脂組成物は、本発明の効果が損なわれない限りにおいて、上述した成分以外に、例えば、熱重合禁止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、フローコントロール剤、接着促進剤等、公知の添加剤を適宜配合することができる。
【0040】
本発明のクラッドを形成する樹脂は、コアとなる紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物より屈折率が低ければこれも特に限定されるものではないが、上記紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物よりも低屈折率な熱可塑性又は熱硬化性のフッ素系樹脂やフッ素変性された樹脂が好ましい。
【0041】
クラッド材として用いられるフッ素系樹脂又はフッ素変性された樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体、ポリビニルフルオライド、ポリビニリデンフルオライド、テトラフルオロエチレン/ビニリデンフルオライド共重合体等が挙げられる。
【0042】
本発明のプラスチック光ファイバの作成方法としては、管状クラッドは、溶融押出法で、押出、冷却条件等を制御することによって製造することができる。管状クラッドの厚さは、特に限定はないが、プラスチック光ファイバの外径変動への影響又は可撓性の点から、0.25〜2mm程度が好ましい。続いて更に、コア材として未硬化の紫外線硬化型樹脂組成物を上記管状クラッド内に導入し、紫外線照射により硬化させて光ファイバを得ることができる。この場合、樹脂組成物としては、室温(23℃)で液状であることが好ましい。
【0043】
【実施例】
以下、実施例と比較例を示し本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において部は重量部を示す。
【0044】
[実施例1]
下記平均構造式(5)
【化10】
Figure 0003944714
で表される23℃の粘度が1,300mPa・sであるオルガノポリシロキサン100部に2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン2部と、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド1部とを添加混合し、紫外線硬化型オルガノポリシロキサン組成物を得た。
【0045】
この組成物を、内径2mm,外径3mmのFEPチューブに導入した。導入後、チューブ端末を封止し、80W/cm2のメタルハライド水銀灯2灯を備えるコンベア炉内で10秒間UV照射(エネルギー量:4000mJ)して光ファイバ1を得た。
【0046】
[実施例2]
下記平均構造式(6)
【化11】
Figure 0003944714
で表される23℃の粘度が3,000mPa・sであるオルガノポリシロキサン80部に下記平均構造式(7)
【化12】
Figure 0003944714
で表される23℃の粘度が1,200mPa・sであるオルガノポリシロキサン20部、光重合開始剤として下記構造式(8)
【化13】
Figure 0003944714
で表される化合物3部とを添加混合し、紫外線硬化型オルガノポリシロキサン組成物を得た。
【0047】
この組成物を実施例1と同様に、内径2mm,外径3mmのFEPチューブに導入した。導入後、チューブ端末を封止し、80W/cm2のメタルハライド水銀灯2灯を備えるコンベア炉内で10秒間UV照射(エネルギー量:4000mJ)して光ファイバ2を得た。
【0048】
[実施例3]
メルトフローレート10g/10minのFEPを内径25mmφ、L/D=22の押出し機で、330℃にて、内径2mm,外径3mmのチューブを押出し、成形した。押出しが安定したところで、その押出し機クロスヘッドのダイの中央に配置したマンドレルより、上記平均構造式(5)で表されるオルガノポリシロキサン100部に2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン2部と、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド1部とを添加混合して得られる紫外線硬化型オルガノポリシロキサン組成物を、0.5kg/cm2の圧力を加えながら注入した。更に、押出し機の下に連続的に配置された、80W/cm2のメタルハライド水銀灯2灯を備える円筒型UV硬化炉内で、10秒間UV照射(エネルギー量:4000mJ)して光ファイバ3を得た。
【0049】
[比較例1]
下記平均構造式(9)
【化14】
Figure 0003944714
で表される23℃の粘度が900mPa・sであるオルガノポリシロキサン100部に、下記平均構造式(10)
【化15】
Figure 0003944714
で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン2.5部、塩化白金酸(2エチルヘキシルアルコール溶液2%)0.1部、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサン0.15部とを添加混合し、熱硬化型(ヒドロシリル化付加反応硬化型)オルガノポリシロキサン組成物を得た。
【0050】
この組成物を、内径2mm,外径3mmのFEPチューブに導入した。導入後、チューブ端末を封止し、150℃で30分間、加熱熱風炉内で硬化させ、光ファイバ4を得た。
【0051】
この光ファイバ4は室温にて観察したところ、コア材の収縮が大きかったためFEPチューブとコアのシリコーン硬化物の界面で剥離し、コアとクラッドの間に空間が入ったものとなった。
【0052】
[比較例2]
メルトフローレート10g/10minのFEPを内径25mmφ、L/D=22の押出し機で、330℃にて、内径2mm,外径3mmのチューブを押出し成形した。押出しが安定したところで、その押出し機クロスヘッドのダイの中央に配置したマンドレルより、上記平均構造式(9)で表されるオルガノポリシロキサン100部に、上記平均構造式(10)で表されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン2.5部、塩化白金酸(2エチルヘキシルアルコール溶液2%)0.1部、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサン0.15部とを添加混合して得られる熱硬化型(ヒドロシリル化付加反応硬化型)オルガノポリシロキサン組成物を、2kg/cm2の圧力を加えながら注入を試みたが、オルガノポリシロキサン組成物は注入部で硬化し、光ファイバは得られなかった。
【0053】
得られた光ファイバ1〜4の特性を測定した。
[伝送損失]
光伝送性能の評価は、ハロゲンランプの光源をモノクロメーターで分光し、660nmの光を用いて行なった。得られたファイバの一端から光を入射し、出射光の光量を測定した。長さL1(m)のファイバの光量P1(W)を測定した後、ファイバをL2(m)にカットして光量P2(W)を測定した。この差を用いて計算を行なうカットバック法により、伝送損失を求めた。
【0054】
この場合、波長660nm、L1=5m、L2=1mで測定を行なった。伝送損失a(dB/m)は、次式で示される。
a=10Log(P2/P1)/(L1−L2
【0055】
【表1】
Figure 0003944714
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、コアとして紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物を用いることで、クラッドにコア材を充容し、紫外線硬化することで、コアとクラッドとが一体となった光ファイバを得ることができ、この光ファイバは、伝送損失が小さく、電気機器、自動車などの短距離伝送用の光伝送路に好適に用いられる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plastic optical fiber using a thermoplastic or thermosetting resin as a cladding and a cured product of an ultraviolet curable resin composition as a core, and a method for manufacturing the same.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Plastic optical fiber has high transmission loss, but has a large aperture coefficient, flexibility, and good terminal processability, so it is expected as an optical transmission line for short-distance transmission in automobiles, electronic devices, etc. Has been.
[0003]
Conventionally, plastic optical fiber cores have been made of acrylic resin such as polymethyl methacrylate. However, due to demands for improved heat resistance, cores made of organopolysiloxane with higher heat resistance have been formed. JP-A-60-42712, JP-A-60-43613, JP-A-61-254625, JP-A-61-275706, JP-A-63-121004, JP-A-63- No. 253303, Japanese Patent Publication No. 6-54363, Japanese Patent Laid-Open No. 8-152543, Japanese Patent Laid-Open No. 8-33914, and Japanese Patent No. 3179000).
[0004]
Plastic optical fibers using these as core materials have the advantage that they are rich in flexibility and excellent in heat resistance as compared with those using polymethyl methacrylate as a core component.
[0005]
These organopolysiloxane compositions are mainly composed of an organopolysiloxane containing an alkenyl group (for example, a vinyl group), an organohydrogenpolysiloxane having a hydrogen atom bonded to a silicon atom, and a platinum compound. A reaction mechanism is adopted in which the hydrogen atom of the organohydrogenpolysiloxane is added to the alkenyl group of the group-containing organopolysiloxane by a catalytic action of a platinum compound and cured by an addition reaction (hydrosilylation reaction).
[0006]
However, this cured type is hardened or gelled by the high-temperature cured product being colored by decomposition of the platinum compound, causing optical transmission loss, or being heated during the molding of the resin that becomes the cladding. Simultaneous molding was impossible due to thickening.
[0007]
In addition to the reaction mechanism of curing by addition reaction (hydrosilylation reaction), a method using a phosphorus-containing organopolysiloxane as disclosed in Japanese Patent No. 2924515, and an acrylic modified silicone monomer as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 8-313735. However, it is difficult to mold the core material at the same time as the clad molding, and after the clad material is molded, the core material is filled and cured. Alternatively, there was no other way to coat the clad material after molding the core material.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a plastic optical fiber with good productivity capable of simultaneously molding a clad and a core and a method for manufacturing the same.
[0009]
Means for Solving the Problem and Embodiment of the Invention
  As a result of intensive studies to achieve the above object, the present inventor uses a thermoplastic or thermosetting resin as a cladding, and as a core material,A linear organopolysiloxane containing at least two (meth) acryloyl groups at both ends of the molecular chain represented by the following general structural formula (1), and a molecule represented by the following general structural formula (3) One or more (meth) acryloyl group-containing organopolysiloxanes selected from linear organopolysiloxanes containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the side chainBy using a UV curable resin composition containing a sensitizer and / or a photopolymerization initiator as a base polymer, and curing the core material by irradiating with UV rays to produce a clad and a core integrally. The present inventors have found that a high-performance plastic optical fiber with a small transmission loss can be efficiently produced, and have made the present invention.
[0010]
  Therefore, the present invention provides an optical fiber in which a tubular clad is made of a thermoplastic or thermosetting resin, and a solid core having a refractive index higher than that of the clad is filled therein.The following general structural formula (1):
Embedded image
Figure 0003944714
[In the formula, R 1 Represents the same or different unsubstituted or substituted monovalent hydrocarbon group having 1 to 9 carbon atoms, and X represents the following general structural formula (2):
Embedded image
Figure 0003944714
(Wherein R 2 Is a divalent hydrocarbon group having 2 to 4 carbon atoms or an oxygen atom, and R Three Is a monovalent organic group having 4 to 25 carbon atoms having 1 to 3 (meth) acryloyl groups, and R Four Are the same or different unsubstituted or substituted monovalent hydrocarbon groups having 1 to 9 carbon atoms, R Five Are the same or different monovalent hydrocarbon groups having 1 to 18 carbon atoms. N is an integer satisfying 1 to 3, m is 0 to 2, and 1 ≦ n + m ≦ 3. Three Has 2 or 3 (meth) acryloyl groups. )
L is an integer of 8 to 10,000. ]
A linear organopolysiloxane containing at least two (meth) acryloyl groups at both ends of the molecular chain represented by the following general formula (3):
Embedded image
Figure 0003944714
[In the formula, R 1 Is the same as described above, and R 6 Are the same or different general structural formula (4):
Embedded image
Figure 0003944714
(Wherein R 8 Is a divalent hydrocarbon group and R 9 Is a hydrogen atom or a methyl group. )
Or a methyl group represented by 7 Are groups represented by the same or different general structural formula (4), and s and t are positive integers satisfying s + t ≧ 10 and 0.05 ≦ s / (s + t) ≦ 0.5. ]
One or more (meth) acryloyl group-containing organopolysiloxanes selected from linear organopolysiloxanes containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the molecular side chainA plastic optical fiber, and a thermoplastic or thermosetting resin, characterized by using an ultraviolet-cured product of an ultraviolet-curing resin composition containing a sensitizer and / or a photopolymerization initiator as a base polymer A cured product having a higher refractive index than the clad is provided inside the tubular clad.A small amount at both ends of the molecular chain represented by the general structural formula (1) A linear organopolysiloxane containing at least two (meth) acryloyl groups and a straight chain containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the molecular side chain represented by the above general structural formula (3) One or two or more (meth) acryloyl group-containing organopolysiloxanes selected from the shaped organopolysiloxanesIs added as a base polymer and further filled with an ultraviolet curable resin composition containing a sensitizer and / or a photopolymerization initiator, and then the composition is irradiated with ultraviolet rays from the outside of the cladding through the cladding. A plastic optical fiber manufacturing method is provided, in which a core is manufactured integrally with the clad by curing.
[0011]
  Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
  The optical fiber of the present invention includes a transparent core and a transparent tubular clad covering the core, and the core has a refractive index larger than that of the tubular clad.
[0012]
In this case, the core is composed of a cured product of an ultraviolet curable resin composition, and the ultraviolet curable resin composition is mainly composed of a transparent resin that undergoes an ultraviolet curing reaction, and is a sensitizer and / or light. It contains a polymerization initiator.
[0013]
Here, the resin used as the core is not particularly limited as long as it is a transparent resin that cures with ultraviolet rays, but an organopolysiloxane (silicone) resin or urethane having an acrylic functional group containing a sensitizer. Examples thereof include organopolysiloxane (silicone) resins and urethane resins containing a resin and a cationic photopolymerization initiator. In particular, an organopolysiloxane (silicone) resin is preferable because it is excellent in heat resistance and weather resistance, and an ultraviolet curable organopolysiloxane composition is preferable as the ultraviolet curable resin composition.
[0014]
Examples of the ultraviolet curable organopolysiloxane (silicone) resin composition include acrylic functional groups such as JP-B-4-25231, JP-B-6-8335, JP-B-6-17435, and JP-B-6-27162. And a silicone resin composition having a mercapto group proposed in Japanese Patent No. 1530580, Japanese Patent No. 2731932, Japanese Patent No. 2516897, and the like. Especially, the silicone resin composition which has an acrylic functional group does not have a strange odor like the silicone resin composition which has a mercapto group, and can be used conveniently. As the acrylic functional group-containing organopolysiloxane as the main agent (base polymer) constituting the organopolysiloxane (silicone) resin composition having these acrylic functional groups, for example, the following general structural formula (1):
[Chemical 1]
Figure 0003944714
[In the formula, R1Represents the same or different unsubstituted or substituted monovalent hydrocarbon group having 1 to 9 carbon atoms, and X represents the following general structural formula (2):
[Chemical 2]
Figure 0003944714
(Wherein R2Is a divalent hydrocarbon group having 2 to 4 carbon atoms or an oxygen atom, and RThreeIs a monovalent organic group having 4 to 25 carbon atoms having 1 to 3 (meth) acryloyl groups, RFourAre the same or different monovalent hydrocarbon groups having 1 to 9 carbon atoms, and RFiveAre the same or different monovalent hydrocarbon groups having 1 to 18 carbon atoms. N is an integer that satisfies 1 to 3, m is 0 to 2, and satisfies 1 ≦ n + m ≦ 3. L is an integer of 8 to 10,000. ]
A linear organopolysiloxane containing at least one (meth) acryloyl group at both ends of the molecular chain represented by the following general formula (3):
[Chemical 3]
Figure 0003944714
[In the formula, R1Is the same as described above, and R6Are the same or different general structural formula (4):
[Formula 4]
Figure 0003944714
(Wherein R8Is a divalent hydrocarbon group and R9Is a hydrogen atom or a methyl group. )
Or a methyl group represented by R7Are groups represented by the same or different general structural formula (4), and s and t are positive integers satisfying s + t ≧ 10 and 0.05 ≦ s / (s + t) ≦ 0.5. ]
The linear organopolysiloxane containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the molecular side chain can be exemplified.
[0015]
Here, the organopolysiloxane is a component used as a base polymer, and one or more of the compounds represented by the general structural formulas (1) and / or (3) can be preferably used. .
[0016]
In the linear organopolysiloxane containing at least one (meth) acryloyl group at both ends of the molecular chain represented by the general structural formula (1), R1Are the same or different monovalent hydrocarbon groups having 1 to 9, preferably 1 to 6 carbon atoms. This R1Specific examples of the monovalent hydrocarbon group include methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, butyl group, isobutyl group, tert-butyl group, pentyl group, hexyl group, heptyl group, 2-ethylhexyl group, octyl group. Group, alkyl group such as nonyl group; cycloalkyl group such as cyclohexyl group and cycloheptyl group; alkenyl group such as vinyl group, allyl group, propenyl group, isopropenyl group, butenyl group, hexenyl group; phenyl group, tolyl group, etc. An aralkyl group such as a benzyl group, a phenylethyl group or a phenylpropyl group; or a chloro group in which at least a part of the hydrogen atoms bonded to the carbon atoms of these groups are substituted with a substituent such as a halogen atom or a cyano group Examples include a methyl group, a cyanoethyl group, a trifluoropropyl group, and the like.1In which 50 mol% or more (50 to 100 mol%, particularly 75 to 97 mol%) of the above is a methyl group and 25 mol% or less (0 to 25 mol%, particularly 3 to 20 mol%) is a phenyl group. preferable.
[0017]
In the general structural formula (1), X is a group represented by the general structural formula (2). R in the general structural formula (2)2Is a divalent hydrocarbon group having 2 to 4 carbon atoms or an oxygen atom, and is preferably a divalent hydrocarbon group from the viewpoint of water resistance. This R2Specific examples of the divalent hydrocarbon group include alkylene groups having 2 to 4 carbon atoms such as an ethylene group, a propylene group, a methylethylene group, and a tetramethylene group, with an ethylene group being preferred.
[0018]
R in the general structural formula (2)ThreeIs a monovalent organic group having 4 to 25 carbon atoms and having 1 to 3, preferably 2 to 3, more preferably 3 (meth) acryloyl groups (particularly (meth) acryloyloxy groups). RThreeSpecific examples of the (meth) acryloyl group in2= CHCOO-, CH2= C (CHThree) COO-, CH2= CHCO-, CH2= C (CHThree) Acrylic functional group such as CO-, methacryl functional group and the like.
[0019]
R containing such a (meth) acryloyl groupThreeSpecific examples of monovalent organic groups include CH2= CHCOOCH2CH2-, (CH2= C (CHThree) COOCH2)ThreeC-CH2-, (CH2= CHCOOCH2)ThreeC-CH2-, (CH2= CHCOOCH2)2C (C2HFive) CH2-, CH2= CHCOOCH2CH (CH2OC6HFive)-, CH2= CHCOOCH2-Si (CHThree)2-, CH2= CHCOOCH2CH2CH2-Si (CHThree)2Alkyl bonded to 1 to 3 carbon atoms, preferably 2 to 6 alkyl groups, aryloxy substituted alkyl groups, diorganosilyl groups substituted with 1 to 3 acryloyloxy groups or methacryloyloxy groups, such as- Group, etc., preferably CH2= CHCOOCH2CH2-, (CH2= C (CHThree) COOCH2)ThreeC-CH2-, (CH2= CHCOOCH2)ThreeC-CH2-, (CH2= CHCOOCH2)2C (C2HFive) CH2-, CH2= C (CHThree) COOCH2CH2-, (CH2= C (CHThree) COOCH2)2C (C2HFive) -CH2-, (CH2= CHCOOCH2) (CH2= C (CHThree) COOCH2) CH-, CH2= CHCOOCH2CH (CH2OC6HFive)-, CH2= CHCOOCH2-Si (CHThree)2-And CH2= CHCOOCH2CH2CH2-Si (CHThree)2-, More preferably (CH2= C (CHThree) COOCH2)ThreeC-CH2-, (CH2= CHCOOCH2)ThreeC-CH2-, (CH2= CHCOOCH2)2C (C2HFive) CH2-, (CH2= CHCOOCH2) (CH2= C (CHThree) COOCH2) CH-.
[0020]
R in the general structural formula (2)FourAre the same or different monovalent hydrocarbon groups having 1 to 9, preferably 1 to 6 carbon atoms. RFourSpecific examples of the monovalent hydrocarbon group include R in the general structural formula (1) described above.1Are the same, but R1As in the case of RFourOf these, those in which 50 mol% or more of them are methyl groups and 25 mol% or less are phenyl groups are preferred.
[0021]
R in the general structural formula (2)FiveIs a monovalent hydrocarbon group having 1 to 18 carbon atoms, preferably 1 to 8 carbon atoms. RFiveSpecific examples of monovalent hydrocarbon groups include alkyl groups such as methyl, ethyl, propyl, butyl, pentyl, and neopentyl groups; cycloalkyl groups such as cyclohexyl groups; aryl groups such as phenyl groups; Group, propenyl group, alkenyl group such as butenyl group and the like can be mentioned, but those excluding aliphatic unsaturated groups such as alkenyl group are preferably used.
[0022]
In the general structural formula (2), n is 1 to 3, m is 0 to 2, and 1 ≦ n + m ≦ 3, but when n = 1, RThreePreferably has a plurality of (ie, 2 or 3) (meth) acryloyl groups.
[0023]
The linear organopolysiloxane of the general structural formula (1) is preferably a liquid having a relatively low degree of polymerization in order to maintain fluidity at normal temperature and obtain good curability. Specifically, the viscosity at 23 ° C. is preferably 100,000 mPa · s or less (usually 100 to 100,000 mPa · s), and particularly preferably in the range of 500 to 10,000 mPa · s. Further, if the degree of polymerization is too low, the resulting cured product becomes brittle and the strength may be inferior. Therefore, in the general structural formula (1), L is 8 to 10,000, preferably 48 to 1,000. More preferably, it is an integer of 98 to 1,000. Specific examples of the organopolysiloxane represented by the general structural formula (1) include the following.
[0024]
[Chemical formula 5]
Figure 0003944714
[0025]
[Chemical 6]
Figure 0003944714
[0026]
[Chemical 7]
Figure 0003944714
[0027]
[Chemical 8]
Figure 0003944714
[In the above formulas (1) -1 to (1) -27, Y represents an acryloyloxy group (CH2= CHCOO-) or a methacryloyloxy group (CH2= C (CHThree) COO-), R 'represents a methyl group, a phenyl group or a 3,3,3-trifluoropropyl group, p, q + r and L are each 8 to 10,000, preferably 48 to 1,000, More preferably, an integer of 98 to 1,000 is shown. ]
[0028]
The organopolysiloxane has -OR as a radiation sensitive group.ThreeSince it has a group [that is, it has at least one (preferably 2 to 9) (meth) acryloyl group at each of both ends of the molecular chain], it is easily cured by irradiation with ultraviolet rays or the like. It has the characteristic of doing. These organopolysiloxanes can be used alone or in combination of two or more.
[0029]
A straight chain containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the molecular side chain represented by the general structural formula (3) (that is, as a monovalent substituent bonded to a silicon atom in the middle of the molecular main chain constituting the polysiloxane). In the chain organopolysiloxane, R1Is the same as the unsubstituted or substituted monovalent hydrocarbon group having 1 to 9 carbon atoms in the general structural formula (1). R6Are the same or different groups represented by the above general structural formula (4) or methyl groups, and R7Are the same or different groups represented by the above general structural formula (4).
[0030]
R in the general structural formula (4)8Is a divalent hydrocarbon group linking an acryloyloxy group or a methacryloyloxy group and a silicon atom. Specifically, for example, a methylene group, an ethylene group, a propylene group or the like usually has 1 to 6 carbon atoms, preferably 1-4 alkylene groups are mentioned. In addition, R in the general structural formula (4)9Is a hydrogen atom or a methyl group.
[0031]
In the general structural formula (3), s and t are positive integers satisfying s ≧ 2, t ≧ 8, s + t ≧ 10 and 0.05 ≦ s / (s + t) ≦ 0.5, and s + t is preferably It is an integer of 48 to 1,000, more preferably 98 to 1,000. That is, the diorganopolysiloxane of the general structural formula (3) contains 5 to 50 mol% of the diorganosiloxane unit having a (meth) acryloyloxy group-containing group with respect to the whole diorganosiloxane unit of the main chain. is there.
[0032]
Specific examples of the organopolysiloxane of the general structural formula (3) include the following compounds.
[0033]
[Chemical 9]
Figure 0003944714
(In the above formula, Y is the same or different acryloyloxy group or methacryloyloxy group, and s and t are the same as above.)
[0034]
In addition, the diorganopolysiloxane of the general structural formula (3) has a viscosity at 23 ° C. of 100,000 mPa · s or less (usually 100 to 100,000 mPa · s) in order to maintain fluidity at room temperature. The range of 500 to 10,000 mPa · s is particularly preferable. The organopolysiloxane of the general structural formula (3) can be used alone or in combination of two or more.
[0035]
As the ultraviolet curable resin composition that becomes the core material of the optical fiber of the present invention, the linear chain containing at least one (meth) acryloyl group at each of both ends of the molecular chain represented by the general structural formula (1). And one or more selected from linear organopolysiloxanes containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the molecular side chain represented by the general structural formula (3) ( An ultraviolet curable organopolysiloxane composition containing a (meth) acryloyl group-containing organopolysiloxane and a sensitizer and / or a photopolymerization initiator can be suitably used. In the organopolysiloxane represented by the general structural formula (1), RThreeIs a monovalent organic group having one (meth) acryloyl group and n = 1 (that is, the organopolysiloxane has one (meth) acryloyl group at both ends of the molecular chain. In the case where the organic polysiloxane has a (meth) acryloyl group in the molecular side chain represented by the general structural formula (3) and the organopolysiloxane represented by the general structural formula (1), the weight ratio In general, it is desirable to use them together in a ratio of about 100: 5 to 200, preferably about 100: 10 to 100, from the viewpoint of fluidity and mechanical strength of the cured product.
[0036]
Here, the sensitizer (or photopolymerization initiator) is a catalyst for accelerating the crosslinking polymerization of the acryloxy group or methacryloxy group of the organopolysiloxane by ultraviolet irradiation.
[0037]
In this case, as the sensitizer (or photopolymerization initiator), one that cleaves itself to generate a radical, or one that uses a combination of an aromatic ketone and a hydrogen donor is used. Examples of the former include, for example, benzoin isobutyl ether, 1-hydroxycyclohexyl phenyl ketone, 2-hydroxy-2-methyl-1-phenylpropan-1-one, 2,4,6-trimethylbenzoyldiphenylphosphine oxide, 2- And benzyl-2-dimethylamino-1- (4-morpholinophenyl) -butanone. Examples of the aromatic ketone in the latter example include benzophenone, 4-phenylbenzophenone, 2-isopropylthioxanthone and the like, and examples of the hydrogen donor to be combined with these include, for example, methyldiethanolamine, triethanolamine, p-dimethyl. Examples include amine compounds such as aminoacetophenone, ethyl p-dimethylaminobenzoate, and 4,4′-bis (diethylamino) benzophenone.
[0038]
The above sensitizers (or photopolymerization initiators) may be used alone or in combination of two or more. Moreover, the compounding quantity of a sensitizer (or photoinitiator) becomes like this. Preferably it is 0.5-10 weight part with respect to 100 weight part of said organopolysiloxane, More preferably, it is 1-5 weight part.
[0039]
As long as the effect of the present invention is not impaired, the ultraviolet curable resin composition of the present invention is, for example, a thermal polymerization inhibitor, an antioxidant, an ultraviolet absorber, a flow control agent, an adhesion promoter, in addition to the components described above. A known additive can be appropriately blended.
[0040]
The resin forming the clad of the present invention is not particularly limited as long as the refractive index is lower than that of the cured product of the ultraviolet curable resin composition serving as the core. In particular, a thermoplastic or thermosetting fluorine resin or fluorine-modified resin having a low refractive index is preferable.
[0041]
Examples of the fluorine-based resin or fluorine-modified resin used as the cladding material include polytetrafluoroethylene, tetrafluoroethylene / perfluoroalkyl vinyl ether copolymer, tetrafluoroethylene / hexafluoropropylene copolymer, and polychlorotriethylene. Examples thereof include fluoroethylene, tetrafluoroethylene / ethylene copolymer, polyvinyl fluoride, polyvinylidene fluoride, and tetrafluoroethylene / vinylidene fluoride copolymer.
[0042]
As a method for producing the plastic optical fiber of the present invention, the tubular clad can be produced by controlling extrusion, cooling conditions and the like by a melt extrusion method. The thickness of the tubular clad is not particularly limited, but is preferably about 0.25 to 2 mm from the viewpoint of influence on the outer diameter variation of the plastic optical fiber or flexibility. Subsequently, an uncured ultraviolet curable resin composition as a core material can be further introduced into the tubular clad and cured by ultraviolet irradiation to obtain an optical fiber. In this case, the resin composition is preferably liquid at room temperature (23 ° C.).
[0043]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example and a comparative example are shown and this invention is demonstrated concretely, this invention is not restrict | limited to the following Example. In the following examples, parts indicate parts by weight.
[0044]
[Example 1]
The following average structural formula (5)
[Chemical Formula 10]
Figure 0003944714
2 parts of 2-hydroxy-2-methyl-1-phenylpropan-1-one and 2,4,6-trimethylbenzoyl are added to 100 parts of an organopolysiloxane having a viscosity of 1,300 mPa · s at 23 ° C. One part of diphenylphosphine oxide was added and mixed to obtain an ultraviolet curable organopolysiloxane composition.
[0045]
This composition was introduced into an FEP tube having an inner diameter of 2 mm and an outer diameter of 3 mm. After the introduction, the tube terminal is sealed and 80 W / cm2The optical fiber 1 was obtained by UV irradiation (energy amount: 4000 mJ) for 10 seconds in a conveyor furnace equipped with two metal halide mercury lamps.
[0046]
[Example 2]
The following average structural formula (6)
Embedded image
Figure 0003944714
The following average structural formula (7) is added to 80 parts of an organopolysiloxane having a viscosity of 3,000 mPa · s at 23 ° C.
Embedded image
Figure 0003944714
20 parts of an organopolysiloxane having a viscosity of 1,200 mPa · s at 23 ° C. represented by the following structural formula (8)
Embedded image
Figure 0003944714
Then, 3 parts of the compound represented by the formula (1) was added and mixed to obtain an ultraviolet curable organopolysiloxane composition.
[0047]
As in Example 1, this composition was introduced into an FEP tube having an inner diameter of 2 mm and an outer diameter of 3 mm. After the introduction, the tube terminal is sealed and 80 W / cm2The optical fiber 2 was obtained by UV irradiation (energy amount: 4000 mJ) for 10 seconds in a conveyor furnace equipped with two metal halide mercury lamps.
[0048]
[Example 3]
A tube having an inner diameter of 2 mm and an outer diameter of 3 mm was extruded and molded at 330 ° C. using an extruder having an inner diameter of 25 mmφ and L / D = 22 of FEP having a melt flow rate of 10 g / 10 min. When the extrusion was stabilized, 2-hydroxy-2-methyl-1-phenylpropane was added to 100 parts of the organopolysiloxane represented by the above average structural formula (5) from the mandrel placed at the center of the die of the extruder crosshead. An ultraviolet curable organopolysiloxane composition obtained by adding and mixing 2 parts of -1-one and 1 part of 2,4,6-trimethylbenzoyldiphenylphosphine oxide, 0.5 kg / cm2It was injected while applying the pressure of. In addition, 80 W / cm, continuously placed under the extruder2The optical fiber 3 was obtained by UV irradiation (energy amount: 4000 mJ) for 10 seconds in a cylindrical UV curing furnace equipped with two metal halide mercury lamps.
[0049]
[Comparative Example 1]
The following average structural formula (9)
Embedded image
Figure 0003944714
The following average structural formula (10) is added to 100 parts of an organopolysiloxane having a viscosity of 900 mPa · s at 23 ° C.
Embedded image
Figure 0003944714
2.5 parts of an organohydrogenpolysiloxane, 0.1 part of chloroplatinic acid (2-ethylhexyl alcohol solution 2%), 1,3,5,7-tetramethyl-1,3,5,7-tetra 0.15 parts of vinylcyclotetrasiloxane was added and mixed to obtain a thermosetting (hydrosilylation addition reaction curing type) organopolysiloxane composition.
[0050]
This composition was introduced into an FEP tube having an inner diameter of 2 mm and an outer diameter of 3 mm. After the introduction, the tube terminal was sealed and cured in a heated hot air oven at 150 ° C. for 30 minutes to obtain an optical fiber 4.
[0051]
When this optical fiber 4 was observed at room temperature, the core material was greatly shrunk and peeled off at the interface between the FEP tube and the cured silicone product of the core, resulting in a space between the core and the clad.
[0052]
[Comparative Example 2]
A tube having an inner diameter of 2 mm and an outer diameter of 3 mm was extrusion-molded at 330 ° C. with an extruder having a melt flow rate of 10 g / 10 min and an FEP having an inner diameter of 25 mmφ and L / D = 22. When the extrusion is stable, from the mandrel placed in the center of the die of the extruder crosshead, 100 parts of the organopolysiloxane represented by the above average structural formula (9) is represented by the above average structural formula (10). 2.5 parts of organohydrogenpolysiloxane, 0.1 part of chloroplatinic acid (2-ethylhexyl alcohol solution 2%), 1,3,5,7-tetramethyl-1,3,5,7-tetravinylcyclotetrasiloxane A thermosetting (hydrosilylation addition reaction curing type) organopolysiloxane composition obtained by adding and mixing 0.15 part is 2 kg / cm.2However, the organopolysiloxane composition was cured at the injection portion, and no optical fiber was obtained.
[0053]
The characteristics of the obtained optical fibers 1 to 4 were measured.
[Transmission loss]
The light transmission performance was evaluated by using a light of 660 nm by spectrally dividing the light source of the halogen lamp with a monochromator. Light was incident from one end of the obtained fiber, and the amount of emitted light was measured. Length L1(M) Fiber light quantity P1After measuring (W), the fiber is L2Cut to (m) and light quantity P2(W) was measured. The transmission loss was obtained by a cutback method in which calculation was performed using this difference.
[0054]
In this case, the wavelength is 660 nm, L1= 5m, L2= 1 m. Transmission loss a (dB / m) is expressed by the following equation.
a = 10 Log (P2/ P1) / (L1-L2)
[0055]
[Table 1]
Figure 0003944714
[0056]
【The invention's effect】
According to the present invention, by using a cured product of an ultraviolet curable resin composition as a core, the core material is filled in the clad and cured by ultraviolet to obtain an optical fiber in which the core and the clad are integrated. This optical fiber has a small transmission loss and is preferably used for an optical transmission line for short-distance transmission such as electrical equipment and automobiles.

Claims (8)

管状クラッドが熱可塑性又は熱硬化性樹脂製であり、この内部に該クラッドより高い屈折率を有する固体状のコアを充填した光ファイバに於いて、前記コアとして、下記一般構造式(1):
Figure 0003944714
〔式中、R 1 は炭素原子数1〜9の同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基を表し、Xは下記一般構造式(2):
Figure 0003944714
(式中、R 2 は炭素原子数2〜4の二価炭化水素基又は酸素原子であり、R 3 は1〜3個の(メタ)アクリロイル基を有する炭素原子数4〜25の一価有機基であり、R 4 は同一又は異種の炭素原子数1〜9の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、R 5 は同一又は異種の炭素原子数1〜18の一価炭化水素基である。また、nは1〜3、mは0〜2で、かつ1≦n+m≦3を満足する整数であるが、nが1のときR 3 は2又は3個の(メタ)アクリロイル基を有する。)
で表される基であり、Lは8〜10,000の整数である。〕
で示される分子鎖両末端にそれぞれ少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサン、及び下記一般構造式(3):
Figure 0003944714
〔式中、R 1 は前述したものと同様であり、R 6 は同一又は異種の下記一般構造式(4):
Figure 0003944714
(式中、R 8 は二価炭化水素基であり、R 9 は水素原子又はメチル基である。)
で表される基又はメチル基であり、R 7 は同一又は異種の上記一般構造式(4)で表される基であって、s及びtはs+t≧10及び0.05≦s/(s+t)≦0.5を満たす正の整数である。〕
で表される、分子側鎖に複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンから選択される1種又は2種以上の、(メタ)アクリロイル基含有オルガノポリシロキサンをベースポリマーとして含み、更に増感剤及び/又は光重合開始剤を含む紫外線硬化型樹脂組成物の紫外線硬化物を用いたことを特徴とするプラスチック光ファイバ。
In an optical fiber in which a tubular clad is made of a thermoplastic or thermosetting resin and a solid core having a higher refractive index than the clad is filled therein, the core has the following general structural formula (1):
Figure 0003944714
[Wherein R 1 represents the same or different unsubstituted or substituted monovalent hydrocarbon group having 1 to 9 carbon atoms, and X represents the following general structural formula (2):
Figure 0003944714
(In the formula, R 2 is a divalent hydrocarbon group having 2 to 4 carbon atoms or an oxygen atom, and R 3 is a monovalent organic having 4 to 25 carbon atoms having 1 to 3 (meth) acryloyl groups). R 4 is the same or different monovalent hydrocarbon group having 1 to 9 carbon atoms and is unsubstituted or substituted, and R 5 is the same or different monovalent hydrocarbon group having 1 to 18 carbon atoms. N is an integer satisfying 1 to 3, m is 0 to 2, and 1 ≦ n + m ≦ 3, and when n is 1, R 3 is 2 or 3 (meth) acryloyl groups. Have
L is an integer of 8 to 10,000. ]
A linear organopolysiloxane containing at least two (meth) acryloyl groups at both ends of the molecular chain represented by the following general formula (3):
Figure 0003944714
[Wherein, R 1 is the same as described above, and R 6 is the same or different from the following general structural formula (4):
Figure 0003944714
(In the formula, R 8 is a divalent hydrocarbon group, and R 9 is a hydrogen atom or a methyl group.)
R 7 is a group represented by the same or different general structural formula (4), and s and t are s + t ≧ 10 and 0.05 ≦ s / (s + t ) Is a positive integer satisfying ≦ 0.5. ]
1 or 2 or more types of (meth) acryloyl group-containing organopolysiloxane selected from linear organopolysiloxanes containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the molecular side chain A plastic optical fiber using an ultraviolet-cured product of an ultraviolet-curable resin composition further comprising a sensitizer and / or a photopolymerization initiator.
紫外線硬化型樹脂組成物が室温(23℃)で液状である請求項1記載のプラスチック光ファイバ。  The plastic optical fiber according to claim 1, wherein the ultraviolet curable resin composition is liquid at room temperature (23 ° C). 管状クラッドの厚さが0.25〜2mmである請求項1又は2記載のプラスチック光ファイバ。  The plastic optical fiber according to claim 1 or 2, wherein the tubular cladding has a thickness of 0.25 to 2 mm. クラッド材が熱可塑性又は熱硬化性のフッ素系樹脂である請求項1〜のいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバ。The plastic optical fiber according to any one of claims 1 to 3 , wherein the clad material is a thermoplastic or thermosetting fluororesin. 熱可塑性又は熱硬化性樹脂製の管状クラッドの内部に、該クラッドより高い屈折率を有する硬化物を与える、下記一般構造式(1):
Figure 0003944714
〔式中、R 1 は炭素原子数1〜9の同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基を表し、Xは下記一般構造式(2):
Figure 0003944714
(式中、R 2 は炭素原子数2〜4の二価炭化水素基又は酸素原子であり、R 3 は1〜3個の(メタ)アクリロイル基を有する炭素原子数4〜25の一価有機基であり、R 4 は同一又は異種の炭素原子数1〜9の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、R 5 は同一又は異種の炭素原子数1〜18の一価炭化水素基である。また、nは1〜3、mは0〜2で、かつ1≦n+m≦3を満足する整数であるが、nが1のときR 3 は2又は3個の(メタ)アクリロイル基を有する。)
で表される基であり、Lは8〜10,000の整数である。〕
で示される分子鎖両末端にそれぞれ少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサン、及び下記一般構造式(3):
Figure 0003944714
〔式中、R 1 は前述したものと同様であり、R 6 は同一又は異種の下記一般構造式(4):
Figure 0003944714
(式中、R 8 は二価炭化水素基であり、R 9 は水素原子又はメチル基である。)
で表される基又はメチル基であり、R 7 は同一又は異種の上記一般構造式(4)で表される基であって、s及びtはs+t≧10及び0.05≦s/(s+t)≦0.5を満たす正の整数である。〕
で表される、分子側鎖に複数の(メタ)アクリロイル基を含有する直鎖状のオルガノポリシロキサンから選択される1種又は2種以上の、(メタ)アクリロイル基含有オルガノポリシロキサンをベースポリマーとして含み、更に増感剤及び/又は光重合開始剤を含む紫外線硬化型樹脂組成物を充容した後、上記クラッドの外部からクラッドを通して上記組成物に紫外線を照射して該組成物を硬化させることにより、上記クラッドと一体にコアを製造することを特徴とするプラスチック光ファイバの製造方法。
The following general structural formula (1) that gives a cured product having a higher refractive index than the clad inside the tubular clad made of thermoplastic or thermosetting resin :
Figure 0003944714
[Wherein R 1 represents the same or different unsubstituted or substituted monovalent hydrocarbon group having 1 to 9 carbon atoms, and X represents the following general structural formula (2):
Figure 0003944714
(In the formula, R 2 is a divalent hydrocarbon group having 2 to 4 carbon atoms or an oxygen atom, and R 3 is a monovalent organic having 4 to 25 carbon atoms having 1 to 3 (meth) acryloyl groups). R 4 is the same or different monovalent hydrocarbon group having 1 to 9 carbon atoms and is unsubstituted or substituted, and R 5 is the same or different monovalent hydrocarbon group having 1 to 18 carbon atoms. N is an integer satisfying 1 to 3, m is 0 to 2, and 1 ≦ n + m ≦ 3, and when n is 1, R 3 is 2 or 3 (meth) acryloyl groups. Have
L is an integer of 8 to 10,000. ]
A linear organopolysiloxane containing at least two (meth) acryloyl groups at both ends of the molecular chain represented by the following general formula (3):
Figure 0003944714
[Wherein, R 1 is the same as described above, and R 6 is the same or different from the following general structural formula (4):
Figure 0003944714
(In the formula, R 8 is a divalent hydrocarbon group, and R 9 is a hydrogen atom or a methyl group.)
R 7 is a group represented by the same or different general structural formula (4), and s and t are s + t ≧ 10 and 0.05 ≦ s / (s + t ) Is a positive integer satisfying ≦ 0.5. ]
1 or 2 or more types of (meth) acryloyl group-containing organopolysiloxane selected from linear organopolysiloxanes containing a plurality of (meth) acryloyl groups in the molecular side chain The composition is further filled with an ultraviolet curable resin composition containing a sensitizer and / or a photopolymerization initiator, and then the composition is cured by irradiating the composition with ultraviolet light from the outside of the cladding through the cladding. Thus, a method for producing a plastic optical fiber, wherein a core is produced integrally with the clad.
紫外線硬化型樹脂組成物が室温(23℃)で液状である請求項記載のプラスチック光ファイバの製造方法。6. The method for producing a plastic optical fiber according to claim 5, wherein the ultraviolet curable resin composition is liquid at room temperature (23 ° C.). 管状クラッドの厚さが0.25〜2mmである請求項又は記載のプラスチック光ファイバの製造方法。The method for producing a plastic optical fiber according to claim 5 or 6 , wherein the thickness of the tubular cladding is 0.25 to 2 mm. クラッド材が熱可塑性又は熱硬化性のフッ素系樹脂である請求項のいずれか1項に記載のプラスチック光ファイバの製造方法。The method for producing a plastic optical fiber according to any one of claims 5 to 7 , wherein the clad material is a thermoplastic or thermosetting fluororesin.
JP2002145786A 2002-05-21 2002-05-21 Plastic optical fiber and manufacturing method thereof Expired - Fee Related JP3944714B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145786A JP3944714B2 (en) 2002-05-21 2002-05-21 Plastic optical fiber and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145786A JP3944714B2 (en) 2002-05-21 2002-05-21 Plastic optical fiber and manufacturing method thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003337233A JP2003337233A (en) 2003-11-28
JP3944714B2 true JP3944714B2 (en) 2007-07-18

Family

ID=29704961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145786A Expired - Fee Related JP3944714B2 (en) 2002-05-21 2002-05-21 Plastic optical fiber and manufacturing method thereof

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3944714B2 (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021060452A (en) * 2019-10-03 2021-04-15 信越ポリマー株式会社 Optical fiber
WO2024214134A1 (en) * 2023-04-10 2024-10-17 日本電信電話株式会社 Optical device manufacturing method, optical waveguide component, and optical device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003337233A (en) 2003-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5960610B2 (en) Integrated irradiation unit
KR101627302B1 (en) Process for the continuous manufacturing of shaped articles and use of silicone rubber compositions in theat process
JP5015571B2 (en) UV curable silicone composition for light emitting diode element
JP5138158B2 (en) Silicone lens molding material for LED light-emitting devices
CN111040092B (en) Material for additive manufacturing of three-dimensional objects, manufacturing method and use
ATE242276T1 (en) OPTICAL PLASTIC FIBER, FIBER OPTICAL CABLE, FIBER OPTICAL CABLE WITH CONNECTOR, METHOD FOR PRODUCING POLYMER BASED ON METHYL METHACRYLATE AND METHOD FOR PRODUCING AN OPTICAL PLASTIC FIBER
CN101835580A (en) Be used to make the mould of device for eyes
EP0490321B1 (en) Optical fibers and core forming compositions
JPH07216232A (en) Ultraviolet-curing type organopolysiloxane composition
CN107057366B (en) UV-curable organopolysiloxane composition and application thereof in preparation of semiconductor electronic device
JP3944714B2 (en) Plastic optical fiber and manufacturing method thereof
JP2005292180A (en) Plastic optical fiber and its manufacturing method
EP1730557A1 (en) Method and apparatus for manufacturing plastic optical fiber
JP2009109579A (en) Heat-resistant composite lens
JP2010117701A (en) Optical module lens
JP2008197239A (en) Method for manufacturing polyvinyl chloride resin based optical transmission body
JP2006002087A (en) Resin composition for optical solid creation
TW202309119A (en) UV-curable silicone composition for stereolithography, cured product thereof, and method for producing cured product
US5100993A (en) UV curable compositions of organopolysiloxane containing mercaptoalkyl and phenylene groups
JPH03766A (en) Polyorganosiloxane composition
AU627913B2 (en) Polymer clad optical fiber
KR101344873B1 (en) Copolymer compositions, heat-resistant resin obtained therefrom and manufacturing method thereof
JP2006058774A (en) Optical fiber cable and its manufacturing method
JP2021060452A (en) Optical fiber
JP3534204B2 (en) Organopolysiloxane composition for plastic optical fiber and method for producing plastic optical fiber using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3944714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160420

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees