JP3944593B2 - Optical fiber end face processing equipment - Google Patents

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JP3944593B2 JP2003173989A JP2003173989A JP3944593B2 JP 3944593 B2 JP3944593 B2 JP 3944593B2 JP 2003173989 A JP2003173989 A JP 2003173989A JP 2003173989 A JP2003173989 A JP 2003173989A JP 3944593 B2 JP3944593 B2 JP 3944593B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ファイバ端面を、例えば平面および半球面(凸面または凹面)に切削加工する光ファイバ端面の加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本出願人は図18に示す光ファイバ端面の加工装置10を提案した(特許文献1参照)。この光ファイバ端面の加工装置10は、筺体11内に設けられたモータ13と、このモータ13の駆動軸14に連結された被連結部材としてのカップリング15と、このカップリング15に着脱自在に装着される切削刃1と、導入孔5を有し、この導入孔5に、一端側から前記切削刃1が刃先2側から挿入され、他端側から光ファイバ21が挿入されるガイド部材4とから構成されている。切削刃1は、カップリング15にその軸部3が着脱自在に取付けられ、モータ13により回転される。
【0003】
しかして、ガイド部材4の導入孔5に、他端側より光ファイバ21を挿入し、その端面を回転する切削刃1に少しの力で当接させることによりガイド部材4の導入孔5内において、光ファイバ21端面の切削加工をする。
このガイド部材4の導入孔5内において光ファイバ21端面の切削加工することにより、光ファイバ21の位置ずれがなく、光ファイバ21と切削刃1との軸心が一致することになり、好ましい端面加工ができる。
【0004】
【特許文献1】
特願2001−400897(明細書第6頁段落番号0018、第7頁段落番号0019)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のような光ファイバ端面の加工装置においては、光ファイバの軸心と切削刃の軸心とを一致させて光ファイバ端面の切削加工を行うようになっており、切削刃もそのようになっている。そして、切削刃は回転させて光ファイバ端面の切削加工を行うので、光ファイバの軸心と切削刃の軸心(回転中心)が一致していると、光ファイバ端面の軸心に切削刃の回転中心が切削跡として芯状(へそ状)に残り、光の伝送特性に悪影響を与える課題がある。
この発明は、このような課題に鑑み光ファイバの端面に切削刃の回転中心の切削跡が芯状(へそ状)に残ることがない光ファイバ端面の加工装置の提供を第1の目的とする。
【0006】
また、従来の光ファイバ端面加工用の切削刃においても、光ファイバの端面が粗面とならず平滑に精度よく切削できるものは提供されていない。
この発明は、このような課題に鑑み光ファイバの端面が粗面とならず平滑に精度よく切削できる切削刃を具備する光ファイバ端面の加工装置の提供を第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、切削刃は、軸部端面にその軸心より主に半径側に存在し、光ファイバ端面は、その中心が前記切削刃の軸部中心より半径側にずれて当接し切削加工されることを特徴とする。
これにより光ファイバ端面は、切削刃の回転中心より半径側にずれて当接して切削加工されるため、光ファイバ端面の中心に芯部(へそ部)が切削跡として残ることがなく、光の伝送特性が良好な端面加工できる。また、この発明によれば光ファイバ端面は、切削刃の回転中心より半径側にずれて当接して切削加工するので、単心の光ファイバばかりでなく複心(多心)の光ファイバも同時に切削加工することができる。
この発明で光ファイバとは、プラスチック光ファイバも含む。また、この発明での光ファイバ端面の加工は、平面および半球面(凹面、凸面)や任意の形状を含む。
【0008】
また、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、光ファイバ端面を切削刃で切削加工する加工装置であって、駆動源で回転可能な切削刃と、貫通する導入孔が設けられたガイド部材とを具備し、前記切削刃は、ガイド部材の一端側の導入孔開口の近傍に位置して設けられ、ガイド部材の導入孔に他端側より光ファイバを挿入することによって前記切削刃に向けて光ファイバがガイドされて当接され、回転する切削刃において光ファイバ端面が切削加工される光ファイバ端面の加工装置において、
切削刃とガイド部材の導入孔とが同一軸線上の位置からずれて配置されていることを特徴とする。
これにより光ファイバはガイド部材の導入孔に挿入するだけで切削刃の回転中心より半径側にずれて当接されるので、光ファイバはガイド部材の導入孔に挿入するだけで良好に端面加工される。
【0009】
また、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、前記切削刃が、軸部端面の軸心より主に半径側に複数が放射状に存在することを特徴とする。
これにより前記効果の他に切削効率と切削加工面の精度の向上を図ることができる。
【0010】
また、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、前記切削刃が、軸部の軸心方向に対し回転方向に傾斜して設けられることを特徴とする。
これにより光ファイバ端面が平滑に精度のよい切削加工ができる。
また、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、前記切削刃は、頂面が刃先より回転方向に対し逆方向の傾斜面となっていることを特徴とする。
これにより光ファイバ端面が平滑に精度のよい切削加工ができる。
【0011】
また、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、前記切削刃は、少なくとも刃先部分がダイヤモンドで構成されていることを特徴とする。
これにより切れ味が向上し光ファイバ端面が平滑に精度よく切削加工できるし、光ファイバ端末にコネクタを装着し、このコネクタと一緒に端面の切削加工することもできる。
【0012】
また、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、前記ガイド部材は、チャッキング機能を有することを特徴とし、また、前記ガイド部材は、本体が中心に導入孔を有する截頭円錐状であって、複数のスリットを有するチャック構造とされ、外周面には雄ねじが螺設され、加工装置に設けられた截頭円錐状の螺孔に螺入することによって導入孔に挿通された光ファイバをチャックすることを特徴し、
また、前記ガイド部材が、加工装置の切削刃に対し軸方向移動量が調整可能な移動量調整部材に取り付けられていることを特徴とする。
これにより光ファイバは、ガイド部材でチャックして切削加工できるので切削精度が向上する。また、ガイド部材の軸方向移動量を調整することによって、光ファイバ端面の切削量(進出量)を調整することができる。
【0013】
さらに、この発明の光ファイバ端面の加工装置は、前記ガイド部材に設けられた導入孔は、ガイド部材の中心から偏心した位置に、単数または複数が設けられていることを特徴とする。
これにより光ファイバは、ガイド部材の導入孔に挿入するだけで切削刃の回転中心より半径側にずれて当接されるので、光ファイバは単心または多心のいずれもガイド部材の導入孔に挿入するだけで良好に端面加工できる
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面と共に詳細に説明する。図1乃至図4は、この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する切削刃を示し、図1はその斜視図、図2はその正面図、図3はその側面図、図4はその中央縦断面図である。
【0015】
同図において、この切削刃1は、軸部3の端面3aに軸心より主に半径側に設けられている。主に半径側とは、軸心を越えて他の半径側に多少延出してもよいことを含む意味である。図3においては、他の半径側にhだけ延出している場合を示している。この切削刃1は、軸部3の軸方向に対し回転方向(矢印A方向)に傾斜して設けられている。本例においては図4に示すようにθの角度だけ傾斜している。従って、切削刃1が矢印A方向に回転すると、切削刃1の刃先2は光ファイバに向かって切り込み切削するようになるので端面の切削加工が良好に行える。
また、切削刃1は、図4に拡大して示すように頂面2aが刃先2より回転方向(矢印A方向)に対し逆方向の傾斜面となっている。これにより切削刃1が光ファイバの切削加工後に回転していても光ファイバの加工端面に接触して悪影響を与えることがなく、精度のよい端面に切削加工できる。
【0016】
この切削刃1は、少なくとも刃先2がダイヤモンドで形成されていることが好ましい。これにより光ファイバの材質に関係なく良好な切削加工が可能となる。光ファイバはコア部、クラッド部およびジャケット等で構成され、それぞれの構成材料を異にするし、コア部もガラスやプラスチックがあるが、光ファイバの構成材料がどのようになっても切削刃1の少なくとも刃先2がダイヤモンドで形成されていれば良好な切削加工ができるし、光ファイバの端末にコネクタを装着し、このコネクタと一緒に端面加工も容易に行うことができる。
【0017】
本例は切削刃1が1枚の場合であるが、これは複数であってもよい。図5は切削刃が2枚の場合を示す斜視図、図6は切削刃が3枚の場合を示す斜視図であり、前記実施の形態と同一構成要素は同一符号を付して詳細な説明は省略する。このように切削刃1が軸部3の端面3aの軸心より主に半径側に複数が放射状に存在すると、光ファイバ端面が多数の切削刃1、1によって切削加工されるので、精度のよい切削加工を効率よく行うことができる。
【0018】
また、前記実施の形態の切削刃1は、軸部3と別体で構成し、軸部3の端面に固着した場合であるが、これは軸部3と一体に構成してもよい。図7は軸部3と一体に構成した場合の切削刃1を示す斜視図である。この切削刃1においても回転方向(矢印A方向)側に傾斜している。本例においても切削刃1は、軸部3の端面3aの主に半径側に存在するようにするため、他の半径側は切り欠いた傾斜面3bとしている。
【0019】
次にこの発明の光ファイバ端面の加工装置の実施の形態について説明する。図8はこの発明の光ファイバ端面の加工装置を示す一部分解斜視図、図9はさらに全体の分解斜視図、図10は完成品としての斜視図である。この加工装置は、光ファイバをモータによって駆動される切削刃1により端面加工するものである。この切削刃1は前記図1乃至図7に例示したものであり、以下では切削刃1とガイド部材4の導入孔5との軸心は、ずれて配置されている。
【0020】
前記加工装置は、全体として二つの筺体11A、11B内に主要部を収納している。筺体11A、11Bは、これらの内部に収納された図8および図9に示すような逆T字形の基材42にそれぞれ止めねじ43、44により着脱可能に取り付けられている。基材42の端面各部には止めねじ43、44がねじ込まれるねじ孔45が設けられている。この基材42の起立片42aには大径の透孔46が形成されている。さらに、筺体11Aの側板11aには前記透孔46と略同径の透孔47が形成されている。筺体11Bには、この筺体11B内の換気を行うための複数の換気孔48が形成されている。
【0021】
また、起立片42aの透孔46には略円筒形のモータ取付部材49が挿通されている。このモータ取付部材49端のフランジ部49aを介して、モータ13が4本のねじ50(図9参照)により基材42の起立片42aに固定されている。このため起立片42aおよびフランジ部49aにねじ挿通孔42b、49bが設けられ、モータ13のブラケット13aにねじ孔13bが設けられている。この固定状態のときモータ取付部材49の先端が筺体11Aの透孔46に臨む。前記モータ取付部材49には径方向に貫通する一対の切削屑排出孔51が設けられている。また、モータ取付部材49先端の中心部に後述のガイド部材調整ねじ取付用のねじ孔52が形成されている。
【0022】
また、モータ13の駆動軸60には、パイプ形のカップリング61の一端が、図8に示すようにねじ62より固定されている。このカップリング61の他端には切削刃1の胴部が挿入され、ねじ63により交換可能に固定されている。ここで用いられる切削刃1として、図1乃至図7に例示した平面加工用だけでなく、必要とする光ファイバの端面形状とするために、凸形、凹形、三角形、山形、円弧形などの刃先のものが任意に選択される。
【0023】
このような光ファイバ端面の加工装置では、切削刃1をカップリング61にねじ62を用いて固定し、モータ13を駆動することにより、切削刃1は回転する。一方、切削対象の光ファイバ21を端面加工する場合には、ガイド部材調整ねじ53に対して浅くねじ込まれたガイド部材4の導入孔5内へ、光ファイバ21の端部を、図11の矢印A方向に挿入する。
【0024】
この光ファイバ21の挿入量が目測した所定量となったとき、治具(図示省略)を切欠59に係合させて、ガイド部材4をガイド部材調整ねじ53のねじ孔56に対し、図13に示すように深くねじ込んでいく。ガイド部材4は3本のスリット58を持つチャック構造とされているため、テーパ状の外周面が内径方向に抑圧される。このため、光ファイバ21は導入孔5内において適当な挟圧力を受けて保持される。つまり、光ファイバ21はガイド部材4に安定保持される。これによりどのような線径の光ファイバ21でも対応できる。
【0025】
この場合において、光ファイバ21が切削刃1との対応で突出部4aの先端から過剰に突出したり、またはその先端より突出していない場合には、前記のチャッキングを緩めて、光ファイバ21の突出量調整を行う。調整を行った後は、再びチャッキングする。そして、この調整(微調整)後、切削刃1による切削位置および切削量を高精度に決めるために、光ファイバ21の突出量を再設定する。この設定作業は、ガイド部材調整ねじ53をモータ取付部材49のねじ孔52に対してねじ込み量を調整することにより、可能となる。
【0026】
図14および図15は他のガイド部材4Aおよびその使用形態を示す。この実施の形態および使用形態では、ガイド部材調整ねじが無く、ガイド部材4Aはモータ取付部材49に直接螺入されており、かつガイド部材4Aの一部に4本のスリット58Aが入れられている。この他の構成は、図12および図13に示したものと同一である。本例によればガイド部材調整ねじが不要となる。このガイド部材4Aは4本のスリット58Aを持つため、これらのスリット58Aで分割された部位の変形が容易となる。従って、光ファイバ21をチャッキングするときのガイド部材4Aの自動操作が軽快となる。
【0027】
また、ガイド部材4はガイド部材調整ねじ53に対して、またはガイド部材調整ねじ53はモータ取付部材49に対して、それぞれ螺合解除して取り外すことができる。このため、ガイド部材4の取付孔であるねじ孔56、またはガイド部材調整ねじ53の取付孔であるねじ孔52から切削刃用の刃交換治具を(図示しない)を挿入して、カップリング61に支持された切削刃1の交換を行うことができる。この時、工具65の先を筺体11Aに設けられた透孔46に挿入し(図10参照)、カップリング61にねじ込まれたねじ63を緩めることで、切削刃1をカップリング61においてフリーにする。
【0028】
ガイド部材調整ねじ53は図11に示すようにリング状の移動量調整部材であり、外周にねじ54が設けられている。このねじ54のねじ孔52に対するねじ込み量を変えることで、ガイド部材調整ねじ53の軸方向移動量が調整可能となっている。なお、ガイド部材調整ねじ53のねじ込み操作には、これに設けた一対の切欠55に治具を係止して回転することにより行われる。
【0029】
また、ガイド部材調整ねじ53は内周にテーパ状のねじ孔56が設けられており、このねじ孔56に外周にねじ57を持つガイド部材4が脱着可能にねじ込まれている。このガイド部材4の外周(ねじ)面はテーパ状をなし、一端に突出部4aが連設されている。そして、このガイド部材4の突出部4aを含む一部に、図12に示すように3本のスリット58が入れられている。
【0030】
ガイド部材4の側面には、ねじ込み操作用の治具を係止して回転可能にする一対の切欠59が設けられている。これらの切欠59を図13に示す。また、ガイド部材4の中心線上に光ファイバ21を導入するとともにチャッキングするために導入孔5が設けられている。
【0031】
要するに、ガイド部材4は、本体が中心に導入孔5を有する截頭円錐状であって、複数のスリット58、58Aを有するチャック構造とされ、外周面には雄ねじ57が螺設され、モータ取付部材49に設けられた截頭円錐状のねじ孔56にねじ込むことによって導入孔5に挿通された光ファイバ21をチャック(保持)することができる。
これにより光ファイバ21の線径の太いものから細いものまで全て対応できる。特に、従来は経径が細いものは加工部分が細く柔軟なために、正確な加工ができなかったが、このガイド部材4によれば、しっかりと保持して加工できるので正確な端面加工が可能となる。しかも光ファイバを保持したまま加工長の調整ができるのでさらに正確な端面加工が可能となる。
【0032】
しかして、この光ファイバ端面の加工装置によれば、切削刃1とガイド部材4の導入孔5とが同一軸線上の位置からずれて配置され、切削刃1は軸部3の端面3aの軸心より主に半径側に存在するので、光ファイバ21をガイド部材4の導入孔5に挿入すると、光ファイバ21の端面は、該切削刃1に回転中心よりずれて当接し切削加工される。従って、光ファイバ端面の中心に芯部(へそ部)が切削跡として残ることなく、良好な端面加工ができる。
【0033】
図16および図17は、ガイド部材の変形例を示す斜視図および一部切欠正面図である。本例のガイド部材4は、導入孔5が軸心より偏心して設けられている場合である。このガイド部材4によれば、切削刃1とガイド部材4の導入孔5の軸心が一致する加工装置においても、このガイド部材5に交換することで実施可能となる。
また、本例のガイド部材5において導入孔5を複数とすれば、多心の光ファイバ端面の加工が同時に可能となる。
【0034】
なお、前記実施の形態は、この発明を制限するものではない。この発明は要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が許容される。例えば、ガイド部材は、モータ取付部材ではなく加工装置の筺体に設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に説明した通り、この発明の光ファイバ端面の加工装置によれば次のような効果を奏する。
(1)光ファイバ端面に切削刃の回転中心の切削跡が芯状(へそ状)に残ることがなく、光伝送特性の良好な端面加工ができる。
(2)光ファイバの端面が粗面とならず平滑に精度よく切削加工できる。
(3)光ファイバの材質に関係なく良好な切削加工ができるし、コネクタを装着したままでも切削加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する切削刃を示す斜視図である。
【図2】この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する切削刃を示す正面図である。
【図3】この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する切削刃を示す側面図である。
【図4】この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する切削刃を示す中央縦断面図である。
【図5】この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する切削刃が2枚の場合の斜視図である。
【図6】この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する切削刃が3枚の場合の斜視図である。
【図7】この発明の光ファイバ端面の加工装置に使用する一体型の切削刃を示す斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態による光ファイバ端面の加工装置を一部分解して示す斜視図である。
【図9】この発明の実施の形態による光ファイバ端面の加工装置の全体を分解して示す斜視図である。
【図10】この発明の実施の形態による光ファイバ端面の加工装置の完成品を示す斜視図である。
【図11】図8におけるガイド部材とガイド部材調整ねじとの関係を示す拡大斜視図である。
【図12】図11に示すガイド部材の側面図である。
【図13】図11におけるガイド部材による光ファイバのチャッキング構造を示す断面図である。
【図14】図8におけるガイド部材の他の実施形態を示す側面図である。
【図15】図14におけるガイド部材による光ファイバのチャッキング構造を示す断面図である。
【図16】ガイド部材の変形例を示す斜視図である。
【図17】ガイド部材の変形例を示す一部切欠正面図である。
【図18】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 切削刃
2 刃先
3 軸部
4、4a ガイド部材
5 導入孔
13 モータ(駆動源)
21 光ファイバ
49 モータ取付部材
52 ねじ孔(取付孔)
53 ガイド部材調整ねじ(移動量調整部材)
56 ねじ孔(取付孔)
60 駆動軸
61 カップリング
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber end face processing apparatus that cuts an optical fiber end face into, for example, a flat surface and a hemispherical surface (convex surface or concave surface).
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the present applicant has proposed an optical fiber end face processing apparatus 10 shown in FIG. 18 (see Patent Document 1). The optical fiber end face processing apparatus 10 includes a motor 13 provided in a housing 11, a coupling 15 as a connected member connected to a drive shaft 14 of the motor 13, and a detachable attachment to the coupling 15. the cutting blade 1 to be mounted, has a introducing hole 5, into the introduction hole 5, the cutting blade 1 from one end side is inserted from the cutting edge 2 side, the guide member 4 to the optical fiber 21 is inserted from the other end It consists of and. The cutting blade 1 has a shaft portion 3 detachably attached to a coupling 15 and is rotated by a motor 13.
[0003]
Thus, the optical fiber 21 is inserted into the introduction hole 5 of the guide member 4 from the other end side, and the end face is brought into contact with the rotating cutting blade 1 with a little force in the introduction hole 5 of the guide member 4. Then, the end face of the optical fiber 21 is cut.
By cutting the end face of the optical fiber 21 in the introduction hole 5 of the guide member 4, there is no positional deviation of the optical fiber 21 and the axes of the optical fiber 21 and the cutting blade 1 coincide with each other. Can be processed.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application No. 2001-400957 (specifications, page 6, paragraph number 0018, page 7, paragraph number 0019).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional optical fiber end face processing apparatus, the optical fiber end face is cut by aligning the axis of the optical fiber with the axis of the cutting blade. It is like that. Since the cutting blade is rotated to cut the end face of the optical fiber, when the axis of the optical fiber and the axis of the cutting blade (rotation center) coincide, the axis of the end of the optical fiber is aligned with the axis of the cutting edge of the optical fiber. The center of rotation remains as a cutting trace in a core shape (navel shape), which has a problem of adversely affecting light transmission characteristics.
In view of such problems, a first object of the present invention is to provide a processing device for an optical fiber end face that does not leave a cutting trace at the rotation center of the cutting blade in the form of a core (navel) on the end face of the optical fiber. .
[0006]
In addition, even a conventional cutting edge for processing an optical fiber end surface is not provided with an optical fiber end surface that is not rough and can be cut smoothly and accurately.
In view of the above problems, a second object of the present invention is to provide an optical fiber end face processing apparatus including a cutting blade that can cut an end face of an optical fiber smoothly and accurately without being rough.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, in the processing apparatus for an optical fiber end surface according to the present invention, the cutting blade is present on the shaft end surface mainly on the radial side from the axis, and the center of the optical fiber end surface is the cutting blade. It is characterized in that it is abutted and cut from the center of the shaft in the radial direction.
As a result, the end face of the optical fiber is abutted and cut from the rotation center of the cutting blade in the radial direction, so that the core part (navel part) does not remain as a cutting trace at the center of the end face of the optical fiber, so End face processing with good transmission characteristics can be performed. In addition, according to the present invention, the end face of the optical fiber is displaced by contacting with the radial side with respect to the rotation center of the cutting blade, so that not only a single optical fiber but also a multi-core optical fiber is simultaneously processed. Can be cut.
In the present invention, the optical fiber includes a plastic optical fiber. Further, the processing of the end face of the optical fiber in the present invention includes a flat surface, a hemispherical surface (concave surface, convex surface) and an arbitrary shape.
[0008]
Further, the optical fiber end face processing apparatus of the present invention is a processing apparatus for cutting an optical fiber end face with a cutting blade, a cutting blade that can be rotated by a drive source, and a guide member provided with an introduction hole therethrough. The cutting blade is provided in the vicinity of the introduction hole opening on one end side of the guide member, and is directed toward the cutting blade by inserting an optical fiber into the introduction hole of the guide member from the other end side. In an optical fiber end face processing apparatus in which an optical fiber is guided and abutted and an optical fiber end face is cut by a rotating cutting blade,
The cutting blade and the introduction hole of the guide member are arranged so as to be shifted from a position on the same axis.
As a result, the optical fiber is brought into contact with the radial direction from the center of rotation of the cutting blade only by being inserted into the guide member introduction hole. The
[0009]
In the optical fiber end face processing apparatus according to the present invention, a plurality of the cutting blades are radially present mainly on the radial side from the axis of the end face of the shaft portion.
Thereby, in addition to the above effects, the cutting efficiency and the accuracy of the cut surface can be improved.
[0010]
In the optical fiber end face processing apparatus according to the present invention, the cutting blade is provided so as to be inclined in the rotational direction with respect to the axial direction of the shaft portion.
As a result, the end face of the optical fiber can be cut smoothly and accurately.
In the optical fiber end face processing apparatus according to the present invention, the cutting blade has a top surface that is inclined in a direction opposite to the rotation direction from the blade tip.
As a result, the end face of the optical fiber can be cut smoothly and accurately.
[0011]
In the optical fiber end face processing apparatus according to the present invention, at least the cutting edge portion of the cutting blade is made of diamond.
As a result, the sharpness is improved and the end face of the optical fiber can be cut smoothly and accurately, and a connector is attached to the end of the optical fiber, and the end face can be cut together with this connector.
[0012]
In the optical fiber end face processing apparatus according to the present invention, the guide member has a chucking function, and the guide member has a frustoconical shape with a main body having an introduction hole in the center. The chuck structure has a plurality of slits, an external thread is screwed on the outer peripheral surface, and the optical fiber inserted through the introduction hole is chucked by screwing into a frustoconical screw hole provided in the processing apparatus. It is characterized by
Further, the guide member is attached to a movement amount adjusting member capable of adjusting an axial movement amount with respect to a cutting blade of a processing apparatus.
As a result, the optical fiber can be cut by being chucked by the guide member, so that the cutting accuracy is improved. Moreover, the cutting amount (advance amount) of the optical fiber end face can be adjusted by adjusting the axial movement amount of the guide member.
[0013]
Furthermore, in the optical fiber end face processing apparatus according to the present invention, the introduction hole provided in the guide member is provided with one or a plurality of introduction holes at positions eccentric from the center of the guide member.
As a result, the optical fiber is inserted into the guide member introduction hole so that the optical fiber is displaced from the center of rotation of the cutting blade in the radial direction. The end face can be processed well just by inserting.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. 1 to 4 show a cutting blade used in the optical fiber end face processing apparatus of the present invention, FIG. 1 is a perspective view thereof, FIG. 2 is a front view thereof, FIG. 3 is a side view thereof, and FIG. It is a longitudinal cross-sectional view.
[0015]
In this figure, the cutting blade 1 is provided on the end surface 3 a of the shaft portion 3 mainly on the radial side from the shaft center. The term “radial side” mainly means that it may extend slightly beyond the axial center to the other radial side. FIG. 3 shows a case where h is extended to the other radius side. The cutting blade 1 is provided so as to be inclined in the rotational direction (arrow A direction) with respect to the axial direction of the shaft portion 3. In this example, as shown in FIG. 4, it is inclined by an angle of θ. Therefore, when the cutting blade 1 rotates in the direction of arrow A, the cutting edge 2 of the cutting blade 1 cuts toward the optical fiber, so that the end face can be cut well.
In the cutting blade 1, the top surface 2 a is an inclined surface opposite to the rotation direction (arrow A direction) from the blade edge 2 as shown in an enlarged view in FIG. 4. As a result, even if the cutting blade 1 is rotated after the optical fiber is cut, the cutting edge 1 does not come into contact with the processed end face of the optical fiber and is not adversely affected, and the end face can be accurately cut.
[0016]
The cutting blade 1 preferably has at least the cutting edge 2 formed of diamond. This makes it possible to perform good cutting regardless of the material of the optical fiber. The optical fiber is composed of a core part, a clad part, a jacket, and the like, and the constituent materials thereof are different, and the core part is also made of glass or plastic. However, the cutting blade 1 is used regardless of the constituent material of the optical fiber. If at least the cutting edge 2 is made of diamond, good cutting can be performed, and a connector is attached to the end of the optical fiber, and end face processing can be easily performed together with this connector.
[0017]
Although this example is a case where the cutting blade 1 is one piece, this may be plural. FIG. 5 is a perspective view showing a case where there are two cutting blades, FIG. 6 is a perspective view showing a case where there are three cutting blades, and the same components as those in the above embodiment are given the same reference numerals and will be described in detail. Is omitted. As described above, when a plurality of cutting blades 1 are radially present mainly on the radial side from the axis of the end surface 3a of the shaft portion 3, the end face of the optical fiber is cut by a large number of cutting blades 1 and 1, so that the accuracy is high. Cutting can be performed efficiently.
[0018]
Moreover, although the cutting blade 1 of the said embodiment is comprised separately from the axial part 3, and it is a case where it adheres to the end surface of the axial part 3, this may be comprised integrally with the axial part 3. FIG. 7 is a perspective view showing the cutting blade 1 when configured integrally with the shaft portion 3. This cutting blade 1 is also inclined toward the rotational direction (arrow A direction). Also in this example, in order to make the cutting blade 1 exist mainly on the radial side of the end surface 3a of the shaft portion 3, the other radial side is formed as a cut inclined surface 3b.
[0019]
Next, an embodiment of an optical fiber end face processing apparatus according to the present invention will be described. 8 is a partially exploded perspective view showing an optical fiber end face processing apparatus according to the present invention, FIG. 9 is a further exploded perspective view, and FIG. 10 is a perspective view as a finished product. This processing apparatus processes an end face of an optical fiber with a cutting blade 1 driven by a motor. This cutting blade 1 is illustrated in FIG. 1 to FIG. 7, and in the following, the axial centers of the cutting blade 1 and the introduction hole 5 of the guide member 4 are shifted from each other.
[0020]
The said processing apparatus has accommodated the main part in the two housings 11A and 11B as a whole. The casings 11A and 11B are detachably attached to the inverted T-shaped base material 42 as shown in FIGS. 8 and 9 accommodated therein by set screws 43 and 44, respectively. A screw hole 45 into which a set screw 43, 44 is screwed is provided in each part of the end face of the substrate 42. A large-diameter through hole 46 is formed in the standing piece 42 a of the base material 42. Further, a through hole 47 having substantially the same diameter as the through hole 46 is formed in the side plate 11a of the housing 11A. The housing 11B is formed with a plurality of ventilation holes 48 for ventilating the housing 11B.
[0021]
A substantially cylindrical motor mounting member 49 is inserted through the through hole 46 of the upright piece 42a. The motor 13 is fixed to the standing piece 42a of the base member 42 by four screws 50 (see FIG. 9) through the flange portion 49a at the end of the motor mounting member 49. Therefore, screw insertion holes 42 b and 49 b are provided in the standing piece 42 a and the flange portion 49 a, and a screw hole 13 b is provided in the bracket 13 a of the motor 13. In this fixed state, the tip of the motor mounting member 49 faces the through hole 46 of the housing 11A. The motor mounting member 49 is provided with a pair of cutting waste discharge holes 51 penetrating in the radial direction. A screw hole 52 for attaching a guide member adjusting screw, which will be described later, is formed at the center of the tip of the motor attachment member 49.
[0022]
Further, one end of a pipe-shaped coupling 61 is fixed to the drive shaft 60 of the motor 13 by a screw 62 as shown in FIG. The body of the cutting blade 1 is inserted into the other end of the coupling 61 and is fixed by a screw 63 so as to be replaceable. As the cutting blade 1 used here, not only for the flat surface processing illustrated in FIGS. 1 to 7 but also for the required end face shape of the optical fiber, a convex shape, a concave shape, a triangular shape, a mountain shape, and an arc shape. The blade edge is arbitrarily selected.
[0023]
In such an optical fiber end face processing apparatus, the cutting blade 1 is rotated by fixing the cutting blade 1 to the coupling 61 using a screw 62 and driving the motor 13. On the other hand, when the end face of the optical fiber 21 to be cut is processed, the end of the optical fiber 21 is moved into the introduction hole 5 of the guide member 4 screwed shallowly with respect to the guide member adjusting screw 53 as shown by the arrow in FIG. Insert in direction A.
[0024]
When the insertion amount of the optical fiber 21 reaches a predetermined amount as measured, a jig (not shown) is engaged with the notch 59, and the guide member 4 is inserted into the screw hole 56 of the guide member adjusting screw 53 as shown in FIG. Screw in deeply as shown in. Since the guide member 4 has a chuck structure having three slits 58, the tapered outer peripheral surface is suppressed in the inner diameter direction. For this reason, the optical fiber 21 is held in the introduction hole 5 under an appropriate clamping pressure. That is, the optical fiber 21 is stably held by the guide member 4. Accordingly, any optical fiber 21 having any diameter can be handled.
[0025]
In this case, if the optical fiber 21 excessively protrudes from the tip of the protruding portion 4a in correspondence with the cutting blade 1 or does not protrude from the tip, the chucking is loosened and the optical fiber 21 protrudes. Adjust the amount. After adjusting, chuck again. And after this adjustment (fine adjustment), in order to determine the cutting position and cutting amount by the cutting blade 1 with high accuracy, the protruding amount of the optical fiber 21 is reset. This setting operation can be performed by adjusting the screwing amount of the guide member adjusting screw 53 with respect to the screw hole 52 of the motor mounting member 49.
[0026]
14 and 15 show another guide member 4A and its usage. In this embodiment and usage, there is no guide member adjusting screw, the guide member 4A is screwed directly into the motor mounting member 49, and four slits 58A are inserted in a part of the guide member 4A. . Other configurations are the same as those shown in FIGS. According to this example, the guide member adjusting screw is not necessary. Since the guide member 4A has four slits 58A, the portion divided by the slits 58A can be easily deformed. Therefore, the automatic operation of the guide member 4A when chucking the optical fiber 21 becomes light.
[0027]
Further, the guide member 4 can be removed by screwing the guide member adjusting screw 53 or the guide member adjusting screw 53 with respect to the motor mounting member 49, respectively. For this reason, a blade replacement jig (not shown) for a cutting blade is inserted from the screw hole 56 that is the mounting hole of the guide member 4 or the screw hole 52 that is the mounting hole of the guide member adjusting screw 53 to couple the coupling. The cutting blade 1 supported by 61 can be exchanged. At this time, the tip of the tool 65 is inserted into the through hole 46 provided in the housing 11A (see FIG. 10), and the screw 63 screwed into the coupling 61 is loosened, so that the cutting blade 1 is free in the coupling 61. To do.
[0028]
As shown in FIG. 11, the guide member adjusting screw 53 is a ring-shaped moving amount adjusting member, and a screw 54 is provided on the outer periphery. The axial movement amount of the guide member adjusting screw 53 can be adjusted by changing the screwing amount of the screw 54 into the screw hole 52. Note that the screwing operation of the guide member adjusting screw 53 is performed by locking a jig with a pair of notches 55 provided in the guide member adjusting screw 53 and rotating the jig.
[0029]
Further, the guide member adjusting screw 53 is provided with a tapered screw hole 56 on the inner periphery, and the guide member 4 having a screw 57 on the outer periphery is screwed into the screw hole 56 so as to be detachable. The outer periphery (screw) surface of the guide member 4 is tapered, and a protruding portion 4a is continuously provided at one end. And three slits 58 are put into a part including the protrusion part 4a of this guide member 4 as shown in FIG.
[0030]
A pair of notches 59 are provided on the side surface of the guide member 4 so as to lock and rotate a jig for screwing operation. These notches 59 are shown in FIG. An introduction hole 5 is provided on the center line of the guide member 4 for introducing and chucking the optical fiber 21.
[0031]
In short, the guide member 4 has a frusto-conical shape with the main body having the introduction hole 5 in the center, and has a chuck structure having a plurality of slits 58 and 58A. The optical fiber 21 inserted into the introduction hole 5 can be chucked (held) by being screwed into the truncated conical screw hole 56 provided in the member 49.
Thereby, it is possible to deal with everything from the thick fiber diameter of the optical fiber 21 to the thin one. In particular, in the past, a thin warp diameter could not be accurately processed because the processed part was thin and flexible. However, according to this guide member 4, since it can be held firmly and processed, accurate end surface processing is possible. It becomes. Moreover, since the processing length can be adjusted while holding the optical fiber, more accurate end surface processing is possible.
[0032]
Thus, according to this optical fiber end face processing apparatus, the cutting blade 1 and the introduction hole 5 of the guide member 4 are arranged so as to be shifted from the same axial position, and the cutting blade 1 is the axis of the end face 3 a of the shaft portion 3. Since it exists mainly on the radial side from the center, when the optical fiber 21 is inserted into the introduction hole 5 of the guide member 4, the end face of the optical fiber 21 comes into contact with the cutting blade 1 with a deviation from the rotation center and is cut. Therefore, the core part (navel part) does not remain as a cutting trace at the center of the end face of the optical fiber, and good end face processing can be performed.
[0033]
16 and 17 are a perspective view and a partially cutaway front view showing a modification of the guide member. The guide member 4 of this example is a case where the introduction hole 5 is provided eccentrically from the axis. According to this guide member 4, even in a processing apparatus in which the axes of the cutting blade 1 and the introduction hole 5 of the guide member 4 coincide with each other, this guide member 5 can be replaced.
If a plurality of introduction holes 5 are provided in the guide member 5 of this example, multi-end optical fiber end faces can be processed simultaneously.
[0034]
The above embodiment does not limit the present invention. Various modifications of the present invention are allowed without departing from the scope of the invention. For example, the guide member may be provided not on the motor mounting member but on the housing of the processing apparatus.
[0035]
【The invention's effect】
As described above in detail, the optical fiber end face processing apparatus of the present invention has the following effects.
(1) A cutting trace at the rotation center of the cutting blade does not remain in a core shape (navel shape) on the end face of the optical fiber, and end face processing with good optical transmission characteristics can be performed.
(2) The end face of the optical fiber is not rough and can be cut smoothly and accurately.
(3) Good cutting can be performed regardless of the material of the optical fiber, and cutting can be performed even with the connector attached.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a cutting blade used in a processing apparatus for an optical fiber end face according to the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a cutting blade used in the optical fiber end face processing apparatus of the present invention.
FIG. 3 is a side view showing a cutting blade used in the optical fiber end face processing apparatus of the present invention.
FIG. 4 is a central longitudinal sectional view showing a cutting blade used in an optical fiber end face processing apparatus according to the present invention.
FIG. 5 is a perspective view when two cutting blades are used in the optical fiber end face processing apparatus of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of the case where there are three cutting blades used in the optical fiber end face processing apparatus of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing an integrated cutting blade used in the optical fiber end face machining apparatus of the present invention.
FIG. 8 is a partially exploded perspective view of the optical fiber end face processing apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an exploded perspective view showing the entire optical fiber end face processing apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing a completed product of the optical fiber end face processing apparatus according to the embodiment of the present invention;
11 is an enlarged perspective view showing the relationship between the guide member and the guide member adjusting screw in FIG. 8. FIG.
12 is a side view of the guide member shown in FIG. 11. FIG.
13 is a cross-sectional view showing an optical fiber chucking structure by the guide member in FIG. 11. FIG.
14 is a side view showing another embodiment of the guide member in FIG. 8. FIG.
15 is a cross-sectional view showing a chucking structure of an optical fiber by the guide member in FIG.
FIG. 16 is a perspective view showing a modified example of the guide member.
FIG. 17 is a partially cutaway front view showing a modification of the guide member.
FIG. 18 is a front view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cutting blade 2 Cutting edge 3 Shaft part 4, 4a Guide member 5 Introduction hole 13 Motor (drive source)
21 Optical fiber 49 Motor mounting member 52 Screw hole (mounting hole)
53 Guide member adjustment screw (movement amount adjustment member)
56 Screw holes (mounting holes)
60 Drive shaft 61 Coupling

Claims (10)

切削刃は、軸部端面にその軸心より主に半径側に存在し、光ファイバ端面は、その中心が前記切削刃の軸部中心より半径側にずれて当接し切削加工されることを特徴とする光ファイバ端面の加工装置。The cutting blade is present on the end surface of the shaft mainly on the radial side from the axis, and the end surface of the optical fiber is abutted with a deviation from the center of the shaft portion of the cutting blade on the radius side and is cut. An optical fiber end face processing apparatus. 光ファイバ端面を切削刃で切削加工する加工装置であって、駆動源で回転可能な切削刃と、貫通する導入孔が設けられたガイド部材とを具備し、前記切削刃は、ガイド部材の一端側の導入孔開口の近傍に位置して設けられ、ガイド部材の導入孔に他端側より光ファイバを挿入することによって前記切削刃に向けて光ファイバがガイドされて当接され、回転する切削刃において光ファイバ端面が切削加工される光ファイバ端面の加工装置において、
切削刃とガイド部材の導入孔とが同一軸線上の位置からずれて配置されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ端面の加工装置。
A processing device for cutting an end face of an optical fiber with a cutting blade, comprising: a cutting blade that can be rotated by a drive source; and a guide member provided with an introduction hole therethrough, the cutting blade being one end of the guide member Cutting that is provided in the vicinity of the opening of the introduction hole on the side, and is guided by and abutted toward the cutting blade by inserting the optical fiber into the introduction hole of the guide member from the other end side. In an optical fiber end face processing apparatus in which an optical fiber end face is cut by a blade,
2. The optical fiber end face processing apparatus according to claim 1, wherein the cutting blade and the introduction hole of the guide member are arranged so as to be shifted from a position on the same axis.
前記切削刃は、軸部端面の軸心より主に半径側に複数が放射状に存在することを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバ端面の加工装置。  3. The optical fiber end face machining apparatus according to claim 1, wherein a plurality of the cutting blades are radially present mainly on a radial side with respect to an axis of the end face of the shaft portion. 4. 前記切削刃は、軸部の軸心方向に対し回転方向に傾斜して設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光ファイバ端面の加工装置。  The optical fiber end face processing apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the cutting blade is provided so as to be inclined in a rotation direction with respect to an axial direction of a shaft portion. 前記切削刃は、頂面が刃先より回転方向に対し逆方向の傾斜面となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光ファイバ端面の加工装置。  The optical fiber end face processing apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein a top surface of the cutting blade is an inclined surface in a direction opposite to a rotation direction from a blade edge. 前記切削刃は、少なくとも刃先部分がダイヤモンドで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光ファイバ端面の加工装置。  6. The optical fiber end face processing apparatus according to claim 1, wherein at least a cutting edge portion of the cutting blade is made of diamond. 前記ガイド部材は、チャッキング機能を有することを特徴とする請求項2記載の光ファイバ端面の加工装置。  The optical fiber end face processing apparatus according to claim 2, wherein the guide member has a chucking function. 前記ガイド部材は、本体が中心に導入孔を有する截頭円錐状であって、複数のスリットを有するチャック構造とされ、外周面には雄ねじが螺設され、加工装置に設けられた截頭円錐状の螺孔に螺入することによって導入孔に挿通された光ファイバをチャックすることを特徴とする請求項7記載の光ファイバ端面の加工装置。  The guide member has a frustoconical shape in which the main body has an introduction hole in the center, and has a chuck structure having a plurality of slits. 8. The optical fiber end face processing apparatus according to claim 7, wherein the optical fiber inserted into the introduction hole is chucked by being screwed into the screw hole. 前記ガイド部材が、加工装置の切削刃に対し軸方向移動量が調整可能な移動量調整部材に取り付けられていることを特徴とする請求項2、7または8に記載の光ファイバ端面の加工装置。  9. The optical fiber end face processing apparatus according to claim 2, 7 or 8, wherein the guide member is attached to a movement amount adjusting member capable of adjusting an axial movement amount relative to a cutting blade of the processing apparatus. . 前記ガイド部材に設けられた導入孔は、ガイド部材の中心から偏心した位置に、単数または複数が設けられていることを特徴とする請求項2記載の光ファイバ端面の加工装置。The apparatus for processing an optical fiber end face according to claim 2, wherein one or a plurality of the introduction holes provided in the guide member are provided at a position eccentric from the center of the guide member.
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