JP3942969B2 - 船体開口部遮蔽装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船舶に設けられる船体開口部遮蔽装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば護衛艦等において、航空機を出し入れする船体開口部を備える場合、この船体開口部を遮蔽する大型の扉を設ける必要がある。
【0003】
しかしながら、扉が10mに達するほど大型である場合、船体開口部を密封するシール装置を設けることが難しく、シール装置が扉の開閉作動に干渉するという問題点があった。
【0004】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、扉の開閉作動に干渉することなく船体開口部を密封できる船体開口部遮蔽装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、船体開口部を遮蔽する扉と、扉の両側端部に設けられる対の上ローラ及び下ローラと、水平方向に延びて上ローラを船体開口部に対する進退方向に案内する天井側トラックウェイと、垂直方向に延びて下ローラを船体開口部に沿って案内する開口側トラックウェイとを備え、この天井側トラックウェイと開口側トラックウェイをL字形に結合し、下ローラを転動可能に載せるローラ支持台を開口側トラックウェイに沿って移動可能に設け、このローラ支持台を開口側トラックウェイに沿って移動させる扉昇降駆動手段と、扉の上端部を天井側トラックウェイに沿って移動させる扉開閉駆動手段とを備え、下ローラが開口側トラックウェイから天井側トラックウェイに渡って案内される構成とする船体開口部遮蔽装置にあって扉に設けられる中空の伸縮チューブと、この伸縮チューブ内に画成される圧力室と、この圧力室に作動流体を給排する給排手段と、伸縮チューブが膨らむのに伴って船体開口部に押し付けられるパッキンとを備え、前記給排手段として、前記圧力室に連通する給排通路と、この給排通路を加圧する加圧回路と、給排通路に負圧を導く減圧回路と、給排通路の途中に介装される圧力維持用止め弁とを備え、前記扉を開くとき前記圧力室に負圧を導き伸縮チューブを収縮させる構成とする
【0008】
の発明は、第の発明において、扉に伸縮チューブ及びパッキンを挟むガイドプレートを設け、伸縮チューブの伸縮に伴うパッキンの変位方向が船体開口部に対向する構成としたことを特徴とするものとした。
【0009】
【発明の作用及び効果】
第1の発明によると、扉が閉位置にあるとき、伸縮チューブを膨らまし、パッキンを船体開口部に押し付けることにより、伸縮チューブ及びパッキンが船体開口部と扉の間を密封する。
【0010】
扉を開くとき、伸縮チューブを収縮させることにより、パッキンを船体開口部から離すことにより、パッキンが船体開口部に干渉することが回避される。
【0011】
そして、扉を開くとき、圧力室に減圧回路から負圧を導くことにより伸縮チューブを十分に収縮させ、パッキンが船体開口部に干渉することが回避される。
【0012】
の発明によると、ガイドプレートに伸縮チューブ及びパッキンが挟まれることにより、伸縮チューブの伸縮に伴うパッキンの変位方向が船体開口部に対向し、船体開口部の密封性を高められる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1に示すように、船体2は航空機等を格納する格納庫4を持ち、その上構に設けられる船体開口部3から航空機等の搬入出が行われる。船体開口部3の開口幅は10m程度である。
【0015】
船体開口部遮蔽装置1は、船体開口部3を遮蔽する扉5と、扉5の両側端部に設けられる対の上ローラ7及び下ローラ8と、この上ローラ7及び下ローラ8を転接させて扉5を船体開口部3の上方の開位置に案内するトラックウェイ10とを備える。
【0016】
扉5は中空のボックス構造をしたパネル状に形成され、その閉位置で上構の外板と連続する傾斜平面を構成する。閉位置にある扉5は垂直線に対して例えば7度程度上向きに傾斜している。これに限らず、閉位置にある扉5を垂直線に対して下向きに傾斜させたり、略垂直に立てても良い。
【0017】
閉位置にある扉5は図示しない多数のクリートを介して船体2に固縛される。
【0018】
図2に示すように、上ローラ7及び下ローラ8は扉5の両側端部の背面から突出して設けられ、扉5に対して軸受9を介して回転可能に連結される。
【0019】
トラックウェイ10は、船体開口部3を挟むように対で設けられ、船体開口部3から天井19に沿ってL字形に延びる。トラックウェイ10は、水平方向に延びる天井側トラックウェイ11と、垂直方向に延びる開口側トラックウェイ12とを有する。天井側トラックウェイ11と開口側トラックウェイ12はその断面がコの字形をしたチャンネル材によって形成され、上ローラ7、下ローラ8が転接する軌道を構成する。天井側トラックウェイ11は上ローラ7を転接させて船体開口部3に対する進退方向に案内する。開口側トラックウェイ12は、下ローラ8を船体開口部3に沿って案内する。
【0020】
天井側トラックウェイ11と開口側トラックウェイ12はそれぞれの端部で互いに接続し、下ローラ8を開口側トラックウェイ12から天井側トラックウェイ11に渡って案内する構成とする。
【0021】
各下ローラ8を転動可能に載せるローラ支持台20が各開口側トラックウェイ11に沿って移動可能に設けられる。ローラ支持台20には複数のローラ25が取り付けられ、このローラ25が開口側トラックウェイ11に転動する。
【0022】
各ローラ支持台20を開口側トラックウェイ11に沿って移動させる扉昇降駆動手段として一対の油圧シリンダ21が設けられる。油圧シリンダ21は供給油圧によってシリンダ22からロッド23が突出して伸張することにより、ローラ支持台20を扉5を図1に2点鎖線で示すように閉位置から開位置へと持ち上げる。そして、油圧シリンダ21が最伸張すると、ローラ支持台20の上面が天井側トラックウェイ11の走行面と段差なく連続する構成とし、下ローラ8がローラ支持台20と天井側トラックウェイ11の間を行き来できるようになっている。
【0023】
扉5の上端部を天井側トラックウェイ11に沿って移動させる扉開閉駆動手段として、図2、図3に示すように、各天井側トラックウェイ11に沿って延びる対のガイドレール30と、各ガイドレール30を走行するトロリー31と、トロリー31を駆動するトロリー駆動手段と、トロリー31と扉5を連結する連結機構とを備える。これにより、トロリー31が天井側トラックウェイ11に沿って往復動し、扉5の上端部を天井側トラックウェイ11に沿って円滑に移動させる。
【0024】
トロリー31は各ガイドレール30に渡って延びる梁状に形成され、その両端部に各ガイドレール30に転動する二対のガイドローラ32を備える。
【0025】
トロリー駆動手段として、対のケンカ巻きウィンチ33が設けられる。ウィンチ33からワイヤロープ34,35が延び、各ワイヤロープ34,35のうち一方が巻き取られると、他方が繰り出されるようになっている。一方のワイヤロープ34は、ターンバクッル36を介してトロリー31から突出した各アイプレート37に連結される。他方のワイヤロープ35はシーブ38に掛け回され、ターンバクッル36を介してトロリー31から突出した各アイプレート37に連結される。各ウィンチ33は図4に示す油圧モータ70を介して互いに同期して回転駆動され、その回転方向が切り換えられることにより、トロリー31の移動方向が切り換えられて往復動するようになっている。
【0026】
トロリー31と扉5を連結する連結機構として、一対のコネクティングロッド39が設けられる。各コネクティングロッド39の両端部はトロリー31と扉5にピンを介して回動可能に連結される。扉5の上端部にはコネクティングロッド39がピン結合されるアイプレート51が斜め上方に突出形成され、これらが船体2に干渉しないようにしている。
【0027】
図4に示すように、油圧回路は、電動機によって駆動されるポンプ71,72と、このポンプ71から吐出する作動油を導く供給通路73,74と、作動油をタンク75に導く戻し通路76と、各油圧シリンダ21に対して供給通路73と戻し通路76を選択的に連通させる電磁切換弁78と、各油圧モータ70に対して供給通路74と戻し通路76を選択的に連通させる電磁切換弁79とを備える。
【0028】
図示しないコントローラが電磁切換弁78,79を介して各油圧シリンダ21と各油圧モータ70に対する作動油の給排をそれぞれ制御することにより、扉5の開閉が円滑に行われる。
【0029】
図4において、81は各ウィンチ33を制動する図示しないブレーキの作動を解除する油圧シリンダであり、82は図示しない各クリートを駆動する油圧シリンダである。
【0030】
図5に示すように、閉位置にある扉5は船体開口部3の開口縁部に対して10mm程度の隙間Cを持っている。
【0031】
船体開口部遮蔽装置1は、扉5が閉位置にあるとき、船体開口部3と扉5の間を密封するシール装置40を備える。このシール装置40は扉5に設けられる中空の伸縮チューブ41と、この伸縮チューブ41内に画成される圧力室43と、この圧力室43に空気(作動流体)を給排する給排手段と、伸縮チューブ41が膨らむのに伴って船体開口部3に押し付けられるパッキン42とを備える。
【0032】
伸縮チューブ41はナイロン強度繊維布が一体に設けられる弾性材によって袋状に形成され、その内側に圧力室43が画成される。伸縮チューブ41は圧力室43に負圧が導かれることにより、図7の(a)に示すように、折り畳まれるようにして収縮するようになっている。
【0033】
パッキン42はゴム等の弾性材によって帯板状に形成され、圧力室43に導かれる圧力によって大きく変形しないようになっている。パッキン42は伸縮チューブ41の船体開口部3に対峙するシール面44を有し、このシール面44に多数の溝45及びリップ46が形成され、密封性が確保されるようになっている。
【0034】
本実施の形態では、伸縮チューブ41とパッキン42は一体形成されるが、これに限らず、図9に示すように、伸縮チューブ41とパッキン42を別体で形成し、両者を結合する構造としても良い。
【0035】
伸縮チューブ41とパッキン42は扉5の全周に沿って四角形の枠状に延びている。伸縮チューブ41の内部は複数の圧力室43に仕切られている。
【0036】
扉5には伸縮チューブ41及びパッキン42を挟むガイドプレート49,50が設けられ、伸縮チューブ41の伸縮に伴うパッキン42の変位方向が船体開口部3に対向するように構成される。図5に示すように伸縮チューブ41が最収縮した状態でパッキン42はガイドプレート49,50からわずかに突出している。隙間Cが10mm程度であるのに対して、上記パッキン42の突出量Bは1mm程度に設定される。
【0037】
扉5は外板47と枠板48を有するボックス構造をしている。一方のガイドプレート49は枠板48に溶接される。他方のガイドプレート50は外板47の延長上に一して複数のネジ51を介して締結される。
【0038】
船体開口部3には伸縮チューブ41が膨らんだ状態で、パッキン42を当接させるシールプレート52が全周に渡って設けられる。
【0039】
船体開口部3の上部にはシールプレート52の内側に位置して傾斜面53が形成される。
【0040】
伸縮チューブ41には各圧力室43に連通する口金54が設けられる。この口金54を介して伸縮チューブ41に空気を給排する給排手段として、図8に示すように、各口金54を介して圧力室43に連通する給排通路57と、コンプレッサ55を介して給排通路57を加圧する加圧回路56と、給排通路57に対して加圧回路56を選択的に連通させる電磁切換弁58と、電磁切換弁58より上流側で給排通路57にバキュームポンプ59を介して負圧を導く減圧回路60と、給排通路57の途中に介装される圧力維持用止め弁61と、大気開放用止め弁62と、給排通路57を断続するカプラ63とを備える。
【0041】
以上のように構成される本発明の実施の形態につき、次に作用を説明する。
【0042】
扉5が閉位置にあるとき、扉5の外板は船体2の外板と連続する傾斜平面を構成し、船体開口部3を遮蔽する。
【0043】
扉5が閉位置にあるとき、船体開口部3と扉5の間を密封する場合、シール装置40のカプラ63を接続し、電磁切換弁58を介して圧力室43に加圧回路56からの加圧空気を供給して伸縮チューブ41を膨らまし、パッキン42をシールプレート52に押し付ける。そして、圧力維持用止め弁61を閉じることにより、カプラ63を外しても伸縮チューブ41が膨らんだ状態を維持する。これにより、伸縮チューブ41及びパッキン42が船体開口部3と扉5の間を密封し、格納庫4の防水が図られる。
【0044】
扉5を開くとき、まず、シール装置40の圧力維持用止め弁61と大気開放用止め弁62をそれぞれ開いて圧力室43に大気圧を導く。続いて、大気開放用止め弁62を閉じ、カプラ63を接続し、圧力室43にバキュームポンプ59からの負圧を導き、図7の(a)に示すように、伸縮チューブ41を最収縮させることにより、パッキン42をシールプレート52から離してガイドプレート49,50の内側に引き込む。そして、圧力維持用止め弁61を閉じることにより、カプラ63を外しても伸縮チューブ41が最収縮した状態を維持する。
【0045】
扉5を開作動させる場合、オペレータが図示しない操作盤を介して指令すると、コントローラは各油圧シリンダ21を伸張させるとともに、トロリー31を船内に向けて駆動し、扉5が図1に2点鎖線で示すように倒れながら上昇する。
【0046】
このとき、扉5の上端に設けられたパッキン42は図6に2点鎖線で示すように船体開口部3に向けて斜めに上昇するが、伸縮チューブ41を最収縮してパッキン42をガイドプレート49,50内にほとんど引き込んでいるため、パッキン42が船体開口部3に干渉することが回避される。
【0047】
扉5の下端に設けられたパッキン42は、扉5の開作動時に船体開口部3から離れる方向に移動するため、パッキン42が船体開口部3に干渉することが回避される。
【0048】
扉5の側端に設けられたパッキン42は、扉5の開作動時に船体開口部3との隙間が変化しないため、パッキン42が船体開口部3に干渉することが回避される。
【0049】
続いて各油圧シリンダ21が伸びきると、トロリー31のみを駆動し、下ローラ8がローラ支持台20から天井側トラックウェイ11へと移り、天井側トラックウェイ11に沿って平行移動する。こうして扉5が船内へ引き込まれることにより、扉5が船体2から突出しないように格納され、航空機等の搬送の邪魔にならない。
【0050】
扉5を閉作動させる場合、オペレータが図示しない操作盤を介して指令すると、コントローラは、トロリー31を船外に向けて駆動し、扉5が天井側トラックウェイ11に沿って船外へと平行移動する。下ローラ8が天井側トラックウェイ11からローラ支持台20へと移ると、各油圧シリンダ21を収縮させることにより、扉5がその自重によって起きながら下降し、船体開口部3を遮蔽する閉位置に戻る。
【0051】
各油圧シリンダ21に必要な推力Fは、扉5に働く荷重をW、上下ローラ7,8間の軸間距離をA、上ローラ7から荷重Wが働く作用点までの距離をBとすると次式で計算される。
F=(1/2)×W×(B/A) …(1)
したがって、推力Fは各油圧シリンダ21が伸びきって下ローラ8が最上部に来たときに最大となる。
【0052】
船体開口部遮蔽装置1は、扉5の両側端部に配置された上ローラ7及び下ローラ8が対のトラックウェイ10にそれぞれ係合し、扉5が常に4点で船体に支持されるため、扉5がこれに受ける荷重に対して働く応力を分散させ、扉5及びその開閉機構に十分な強度を持たせるとともに、装置の軽量化がはかれる。また、扉5の開閉作動を港湾内に限らず洋上でも行うことが可能となる。
【0053】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す船体開口部遮蔽装置の側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく側面図。
【図4】同じく油圧回路図。
【図5】同じくシール装置の断面図。
【図6】同じくパッキン等の移動軌跡を示す断面図。
【図7】同じく(a)はシール装置の開状態を示し、(b)はシール装置の閉状態を示す図。
【図8】同じくシール装置の空気圧回路図。
【図9】他の実施の形態を示すシール装置の断面図。従来例を示す図。
【符号の説明】
1 船体開口部遮蔽装置
2 船体
3 船体開口部
5 扉
40 シール装置
41 伸縮チューブ
42 パッキン
43 圧力室
49,50 ガイドプレート
56 加圧回路
57 給排通路
60 減圧回路
61 圧力維持用止め弁

Claims (2)

  1. 船体開口部を遮蔽する扉と、扉の両側端部に設けられる対の上ローラ及び下ローラと、水平方向に延びて上ローラを船体開口部に対する進退方向に案内する天井側トラックウェイと、垂直方向に延びて下ローラを船体開口部に沿って案内する開口側トラックウェイとを備え、この天井側トラックウェイと開口側トラックウェイをL字形に結合し、下ローラを転動可能に載せるローラ支持台を開口側トラックウェイに沿って移動可能に設け、このローラ支持台を開口側トラックウェイに沿って移動させる扉昇降駆動手段と、扉の上端部を天井側トラックウェイに沿って移動させる扉開閉駆動手段とを備え、下ローラが開口側トラックウェイから天井側トラックウェイに渡って案内される構成とする船体開口部遮蔽装置にあって、扉に設けられる中空の伸縮チューブと、この伸縮チューブ内に画成される圧力室と、この圧力室に作動流体を給排する給排手段と、伸縮チューブが膨らむのに伴って船体開口部に押し付けられるパッキンとを備え、前記給排手段として、前記圧力室に連通する給排通路と、この給排通路を加圧する加圧回路と、給排通路に負圧を導く減圧回路と、給排通路の途中に介装される圧力維持用止め弁とを備え、前記扉を開くとき前記圧力室に負圧を導き伸縮チューブを収縮させる構成としたことを特徴とする船体開口部遮蔽装置。
  2. 前記扉に前記伸縮チューブ及び前記パッキンを挟むガイドプレートを設け、伸縮チューブの伸縮に伴うパッキンの変位方向が前記船体開口部に対向する構成としたことを特徴とする請求項に記載の船体開口部遮蔽装置。
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