JP3939737B1 - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外力に対する圧電素子の固定安定性に優れ、さらに集積化も容易で、小さい外力でも発電する発電装置を提供する。
【解決手段】発電装置10は、圧電素子11と圧電素子11の長さ方向の端部を固定する保持部材12を具備する。圧電素子11は、長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称な構造を有し、その長さ方向に一定の力が加えられることにより、弱い双安定状態に保持されている。この状態では、長さ方向の片側半分はそれぞれ緩やかなS字湾曲状態となっており、圧電素子11の長さ方向中央部に外力を作用させることにより圧電素子11の湾曲状態を変化させ、発電させる。
【選択図】図1A

Description

本発明は圧電素子を用いた発電装置に関する。
近時、風力等の自然エネルギーを利用したオンサイト発電装置の開発が積極的に行われており、電磁誘導を用いた発電機を駆動するものや、圧電素子の屈曲発電を利用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ユニモルフ素子やバイモルフ素子等の屈曲変位型の圧電素子を用いた発電装置では、圧電素子は当初は平坦な状態に保持され、これに外力が作用して圧電素子が屈曲する際に発生する電気を取り出している。しかし、圧電素子を平坦な状態から屈曲させる場合、小さな外力では圧電素子は殆ど屈曲せず、そのために得られる電気エネルギーは極めて小さい。
また、平坦な状態にある圧電素子を屈曲させるためには、圧電素子の少なくとも一端を可動に保持しなければならず、その保持機構が複雑となる。特に、複数の圧電素子を集積配置する際には、特許文献1の図2に示されるように、圧電素子を保持するための治具に溝加工等が必要となり、治具のコストが高くなるとともに、圧電素子を集積配置する際の組立も必ずしも容易とは言えない。
特開2005−354765号公報(図2等)
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、外力に対する圧電素子の固定安定性に優れ、また集積化が容易であり、さらに小さい外力でも発電することができる発電装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、矩形形状を有し,その長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称な構造を有する圧電素子と、前記圧電素子の長さ方向に一定の力を加えて当該圧電素子を湾曲させた状態において当該圧電素子の長さ方向端を固定する保持部材とを具備する発電装置であって、前記圧電素子の湾曲状態は当該圧電素子の長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称な双安定状態であり、この双安定状態とは、前記圧電素子の長さ方向に加える力の大きさに対して前記圧電素子に一定量の変位を生じさせるための押圧力の大きさが極小を示す状態であることを特徴とする発電装置が提供される。
本発明の第2の観点によれば、矩形形状を有し,その長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称な構造を有する圧電素子と、前記圧電素子の長さ方向に一定の力を加えて当該圧電素子を湾曲させた状態において当該圧電素子の長さ方向端を固定する保持部材とを具備する発電装置であって、前記圧電素子の湾曲状態は当該圧電素子の長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称であり、かつ、当該圧電素子の長さ方向半分が略S字型に湾曲している双安定状態であり、この双安定状態とは、前記圧電素子の長さ方向に加える力の大きさに対して前記圧電素子に一定量の変位を生じさせるための押圧力の大きさが極小を示す状態であることを特徴とする発電装置が提供される。
本発明の第3の観点によれば、矩形の補強板と,当該補強板の主面においてその長さ方向に離間して設けられた第1圧電板および第2圧電板とを有する2個の矩形形状の圧電素子と、前記2個の圧電素子をその長さ方向の端部で長さ方向が一致するように連結する連結部材と、前記連結部材に保持された2個の圧電素子の他端部を、当該2個の圧電素子と当該連結部材とにその長さ方向に一定の力を加えて当該2個の圧電素子を湾曲させた状態において固定する保持部材とを具備する発電装置であって、前記2個の圧電素子の湾曲状態はそれぞれ、当該2個の圧電素子の連結方向中心を通りこの連結方向に垂直な面について対称な双安定状態であり、この双安定状態とは、前記圧電素子の長さ方向に加える力の大きさに対して前記圧電素子に一定量の変位を生じさせるための押圧力の大きさが極小を示す状態であることを特徴とする発電装置が提供される。
本発明の発電装置によれば、圧電素子の端部を不動に固定するので大きな外力が作用した場合にも安定性に優れている。また、集積化が容易であり、所望の電気エネルギーを得る構造とすることが容易である。圧電素子を双安定状態に保持するときの圧電素子の長さ方向に加える力を適切に設定することにより、小さい外力でも大きな変位を得て発電させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1Aに本発明の一実施形態である発電装置10の概略構造を表す側面図を、図1Bにその平面図を示す。この発電装置10は、圧電素子11と、圧電素子11を保持する保持部材12を有している。
圧電素子11は、矩形の補強板14と、補強板14の長さ方向(X方向)の中央部で離間するように貼り付けられた8枚の圧電板15A〜15d,15a〜15dを有している。圧電板15A〜15d,15a〜15dの構造は詳細には示していないが、それぞれ、圧電セラミックス板の両面に電極膜が形成され、厚み方向に分極された構造を有している。この分極の向きは図1Aの側面図に示した圧電板15A〜15D,15a〜15dに“+”と“−”で示されている。この“+”は分極処理時の高電位側を、“−”は低電位側(=0V;アース電位)を示している。
圧電素子11の長さ方向中央を通り圧電素子11の主面と直交する軸をZ軸とすると、圧電素子11は、Z軸を含み、かつ、X軸に直交する面(つまり、Y−Z面)について対称な構造を有している。
圧電板15A〜15Dと圧電板15a〜15dはそれぞれ、Z軸方向から見たときに重なり合う位置に配置されている。圧電板15A〜15D,15a〜15dの分極の向きは、圧電板15Aと圧電板15aは+Z側に“−”が、圧電板15Bと圧電板15bは+Z側に“+”がくるように補強板14に貼り付けられている。
前述の通り、圧電素子11はY−Z面対称構造を有しているので、圧電板15Cと圧電板15cは+Z側に“+”が、圧電板15Dと圧電板15dは+Z側に“−”がくる。圧電板15A〜15D,15a〜15dの分極の向きは、圧電板15A〜15D,15a〜15d全てについて逆転していてもよい。
補強板14は金属であるとする。圧電板15A〜15D,15a〜15dの補強板14側の図示しない電極は補強板14と導通している。圧電板15A〜15D,15a〜15dにおいて表面に露出している図示しない電極の全てを、図1Aの側面図に示すように、リード線16aで接続する。補強板14にはリード線16bを取り付け、これらリード線16a,16bを負荷またはコンデンサや二次電池等の充電器に接続する。なお、図1Bの平面図ではリード線16a,16bの図示は省略している。
なお、補強板14が樹脂板等の絶縁材料である場合には、圧電板15A〜15D,15a〜15dの補強板14側の全ての電極を接続する手段を設けることが必要となる。補強板14として樹脂板を用いた場合には、圧電板15A〜15D,15a〜15dの分極の向きは図1Aに示す形態に限定されないが、その場合には、圧電板15A〜15D,15a〜15dで発生する電圧の正負を考慮し、発生電圧が相殺しない接続となるように注意を要する。
補強板14のX方向端にはそれぞれ、圧電素子11を保持部材12に固定するためのボルト24,25を挿通させるための穴部が、圧電素子11の幅方向であるY方向に2つ形成されている。
保持部材12は、基台21と、ボルト24〜26により基台21に固定される部品22,23a,23bから構成されている。基台21のX方向端の一方には+Z側に突出した突起部が設けられており、この突起部にはボルト24と螺合するねじ穴が形成されている。また、基台21のX方向端の他方には切欠部21aが形成されており、この切欠部21aには、ボルト26を挿通させるための、X方向に長くZ方向に貫通する穴部21bが形成されている。なお、切欠部21aはボルト26の頭部が基台21の下面からはみ出さないようにする深さとなっている。
部品22は、補強板14を挟んでボルト24によって基台21の突起部に取り付けられ、これにより圧電素子11のX方向の一端を基台21に固定する。部品23a,23bは補強板14を挟んでボルト25により連結され、部品23aはさらに、穴部21bに通したボルト26により基台21に固定される。こうして、圧電素子11は保持部材12に固定される。後述するように、穴部21bがX方向に長い形状を有しているので、部品23aを基台21に取り付ける位置をX方向において調節することができる。
発電装置10において圧電素子11は弱い双安定状態で保持されている。これについて図2を参照しながら説明する。図2は部品23a,23bのX方向取付位置の違いによる圧電素子11の屈曲態様の違いを示している。なお、図2ではリード線16a等の描画を省略している。また、図3に発電素子10において圧電素子11に+Z側から−Z側に押圧力Fが印加されて、圧電素子11の湾曲状態がZ方向で逆転した状態を示す。
図2上図は、圧電素子11がX方向において無負荷な状態、つまり補強板14がX方向にまっすぐに伸びきって、しかも引っ張られてもいない状態を示している。
この図2上図の状態から、部品23a,23bを一体的に−X側にスライドさせて、圧電素子11の補強板14に圧縮力を加える。補強板14はX方向で圧縮されるが、このときに補強板14はX方向に印加されている応力を逃がそうとして、図2中図のように湾曲する。この図2中図に示す状態は図1Aに示す状態と同じであり、図1Aおよび図2中図での圧電素子11の湾曲状態を“弱い双安定状態”と呼ぶこととする。この“弱い双安定状態”は、概略、緩やかなS字型湾曲状態であり、その湾曲状態は理想的にはY−Z面について対称である。この図2中図の状態でボルト26を固定すれば、圧電素子11を弱い双安定状態で保持することができる。
発電装置10では、圧電素子11が弱い双安定状態にあるときに、圧電素子11のX方向中央において+Z側から−Z側に向けて押圧力Fを印加すると、図3に示すように、圧電素子11の湾曲方向を逆転させることができるが、弱い双安定状態にある圧電素子11では、この押圧力Fが小さくても、圧電素子11の湾曲をZ方向で反転させるような大きな変位を得ることができる。また、このときには変位速度も速くなるので、これにより大きな電気エネルギーを得ることができる。
この図2中図の状態から、ボルト26を緩めて部品23a,23bを一体的にさらに−X側にスライドさせて圧電素子11の補強板14に圧縮応力を加えると、図2下図に示されるように、補強板14の湾曲が大きくなった“強い双安定状態”となる。この“強い双安定状態”では、例えば、圧電素子11の湾曲をZ方向で逆転させるためには押圧力Fを大きくしなければならないが、その代わりに大きく速い変位を得ることができ、これにより大きな電気エネルギーを得ることができる。
“弱い双安定状態”と“強い双安定状態”についてさらに説明すれば、部品23a,23bを一体的に−X側にスライドさせるということは、圧電素子11の長さ方向に加える圧縮力を変化させていることであるから、図2上図に示される状態から部品23a,23bを一定距離だけ−X側にスライドさせてそこで固定し(つまり、一定の圧縮力を加えた状態とし)、そのときに圧電素子11にZ方向で一定の変位量が得られるように、+Z側から−Z側に向けて押圧力を加え、これを繰り返す。そうすると、圧電素子11に加えた圧縮力と押圧力との相関関係を示すグラフが得られる。
なお、一定の変位量とは、結果的に圧電素子11の湾曲状態を変化させることによって圧電板15A〜15D,15a〜15dに所望する電気エネルギーを発生させることができる変位量である。
こうして得られるグラフでは、圧縮力が大きくなっていくと、徐々に一定の変位量を得るために必要な押圧力の大きさが小さくなり、その後、また大きな押圧力が必要となる。この押圧力が極小を示した圧縮力にて圧電素子11を保持した状態が“弱い双安定状態”に相当する。
この弱い双安定状態となる圧縮力を超えた圧縮力で圧電素子11を保持すると、一定の変位量を得るために必要となる押圧力の大きさは大きくなる。しかし、が、より大きな押圧力が得られた場合には、“弱い双安定状態”では得られない大きな変位を得ることができるようになる。この状態が“強い双安定状態”に相当する。
したがって、“弱い双安定状態”は、小さい力で大きな電気エネルギーを得る場合に好適に用いられ、“強い双安定状態”は比較的大きな力で大きな電気エネルギーを得る場合に好適に用いられる。
発電装置10では、圧電素子11の長さ方向端を固定しているので、このような弱い双安定状態や強い双安定状態の形成が容易であり、しかも安定に維持することができる。また、発電装置10は、従来の圧電素子の少なくとも一端を可動に保持しなければならない発電装置と比較すると、設計,作製が容易であり、また外力に対して安定な構造である。
図4は、図2上図において圧電素子11の片端を部品23a,23bにより固定せずにスライド自在とした両持ち型の無負荷状態と、図2中図に示す弱い双安定状態と、図2下図に示す強い双安定状態のそれぞれの状態において、圧電素子11のX方向中心のZ方向での位置とX方向中心をその位置に止めるために必要な力との関係を示したグラフである。
この図4に示されるように、無負荷状態の両持ち型では、荷重と変位量とはほぼ比例関係にあり、大きな荷重を加えても大きな変位は生じにくい。また、強い双安定状態では、比較的小さい荷重で大きな変位を得ることができ、大きな荷重を加えると急激に大きな変位が生じることがわかる。これらに対して弱い双安定状態では、原点近傍においてX軸に沿って延びる領域が広い、つまり、極めて小さい荷重によっても大きな変位が得られることがわかる。強い双安定状態と弱い双安定状態のいずれの場合も、原点が変曲点となっていると判断することができ、変位量0の位置を速い速度で変位するため、無負荷状態の両持ち型と比較すると、圧電素子11の同じ変位量であっても、発電量は大きくなる。
圧電素子を用いた従来の発電装置は、片持ちによる圧電素子の変形の不安定さを避けるために両持ちとしているが、これは小さな押圧力(外力)では小さな変位しか起こさない構造なので、小さな押圧力では実質的に電気エネルギーを得ることができなかった。しかし、発電装置10では圧電素子11を弱い双安定状態に保持することにより、小さな押圧力で圧電素子11に大きな変位、かつ、速い変位を生じさせることができるので、電気エネルギーを十分に取り出すことができるようになる。
発電装置10では上述した押圧力Fによる変形の際に、圧電板15A,15b,15c,15Dは圧縮状態から引張状態へ変化し、圧電板15a,15B,15C,15dは圧縮状態から引張状態へ変化する。こうして、圧電板15A〜15D,15a〜15dの全てが発電し、その際の圧電板内での発生電荷のキャンセルアウトが殆どないために、大きな電気エネルギーを取り出すことができることも大きな特徴である。
さらに、圧電素子11の両端は強固に保持部材12に保持されているために、圧電素子11に押圧力Fが加わったときに圧電素子11が保持部材12から外れるということはない。さらに、圧電素子11と基台21との距離を適切に設定して、大きな外力が圧電素子11に作用した場合には、圧電素子11が基台21に接して圧電素子11の過剰変位の発生を防止することにより、圧電素子11を外力から保護することができる。
圧電素子11は、弱い双安定状態における湾曲の程度(つまり、弱い双安定状態を実現するために圧電素子11に印加されている力の大きさ)と押圧力Fの大きさとの関係で、押圧力Fにより変形した後にその押圧力Fが取り除かれると、弱い双安定状態へ自然に復帰させる構造とすることができる。その好適な構造例を図5Aの側面図に示す。図5Aでは、圧電素子11の長さ方向端を圧電素子11の湾曲に合わせて斜めに保持しており、これにより弱い双安定状態の押圧力Fが取り除かれた際に元の双安定状態に容易に戻るようになる。
これに対して、押圧力Fの大きさに依存せずに、圧電素子11を確実に弱い双安定状態へ復帰させるために、発電装置10を図5Bに示す発電装置10Aのように、バネ17が、圧電素子11を変形させる押圧力Fが取り除かれたときに、圧電素子11を弱い双安定状態へ復帰させる構成とすることも好ましい。バネ17の一端を基台21に固定した場合、もう一方の先端は圧電素子11の補強板14に接続されていてもよいし、離間していてもよい。
発電装置10,10Aの具体的な利用例について説明する。
発電装置10,10Aを靴底に埋設し、靴表面に発電装置10,10Aの発電により発光する発光ダイオードを配置すると、踵を地面に押し付ける力で圧電素子11が発電し、この電気エネルギーで発光ダイオードを点滅させることができる。このような靴は、例えば、夜間利用時の視認性を高めることができる。
図6は発電装置10Aを用いた開閉センサ100の概略構造とその動作態様を示す断面図である。この開閉センサ100は、圧電素子11および保持部材12(発電装置10を構成するものと同じ)と、圧電素子11に取り付けられた棒部材31と、棒部材31に取り付けられた永久磁石32と、これらを収容するケース33とを有している。なお、図6においては、圧電素子11の構造を略記しているが、図1Aと容易に対比できる。
ケース33は、金属アルミニウムやプラスチック、セラミックス非磁性材料からなる。発電装置10Aをケース33に収容することにより発電装置10Aを防水することができる。
開閉センサ100において、図6左図に示されるように永久磁石32の磁力に作用する物体がない場合には、圧電素子11はバネ17によって保持部材12の基台21側に凸な弱い双安定状態に保持される。ケース33は、例えば、開閉センサ100をドアの開閉センサに用いるとすると、ドア枠に固定される。一方、ドアには金属部材34を設ける。なお、金属部材34と永久磁石32とが入れ替わった構造であってもよい。
すると、図6右図に示されるように、ドアが閉じられて金属部材34がケース33に近接すると、永久磁石32の磁力によって、永久磁石32が金属部材34側に引き寄せられ、バネ17が伸びてこのときに圧電素子11の湾曲状態が変化し、このときに圧電素子11が発電する。また、ドアが開かれて金属部材34がケース33から離れると、永久磁石32の磁力は金属部材34に及ばなくなり、バネ17が縮むことで図6左図の状態に戻る。このときにも圧電素子11は発電し、電気エネルギーを得ることができる。このように金属部材34がケース33に接近したときに金属部材34と永久磁石32とが引き合うように、ケース33の厚さを設定する必要がある。
このようなドアの開閉によって得られる電気エネルギーを用いて、発光素子を点灯(点滅)させたり、警報装置を動作させるための無線信号を飛ばしたりすることによって、ドアの開閉を監視することができる。開閉センサ100はスイッチとして用いることもできる。
図7Aは灯火装置110Aの概略構造を示す断面図である。灯火装置110Aは、2個の発電装置10A,10A(共に、図5Bに示した発電装置10Aと同じ)、これら2個の発電装置10A,10Aを収容するケース42aと、羽根45が取り付けられた棒部材44aと、ケース42aの底部中央に取り付けられ、棒部材44aを回動自在に保持する回動保持部材43とを備えている。
2個の発電装置10A,10Aはケース42aの内部に対面配置されており、圧電素子11の各補強板14の長さ方向中央部には直方体状の部品41が取り付けられている。棒部材44aには半球状の突起部46が設けられており、この突起部46の先端が部品41と接触または微少間隔で離間している。発電装置10A,10Aには発光ダイオード48が接続されている。なお、部品41を設けることなく、突起部46が直接に補強板14と接する構成としてもよい。
この灯火装置110Aでは、例えば、羽根45が風を受けることによって、棒部材44aが反時計回りに回動すると、発電装置10Aにおける圧電素子11が屈曲し、発電する。逆に、棒部材44aが時計回りに回動すると、発電装置10Aにおける圧電素子11が屈曲し、発電する。こうして得られる電気エネルギーで発光ダイオード48を点灯、点滅させることができる。
灯火装置110Aは、例えば、高速道路等において、羽根45が横風を受けることによって発電装置10A,10Aが発電する構成とすることによって、横風警戒灯として利用することができる。具体的には、複数の発光ダイオード48を「横風注意」等に文字配列して、これを複数の灯火装置110Aで点灯,点滅させてもよいし、または1または数台の大型の灯火装置110Aで点灯,点滅させてもよい。なお、羽根45の形状や大きさを変えることによって、風速に対する選択性を持たせることができるので、風速を発光ダイオード48によりレベルメータ表示させることもできる。
また、灯火装置110Aは微弱な風でも発電させることができるので、例えば、灯火装置110Aの羽根45を路縁表示に用いると同時に、発光ダイオード48で路縁を表示する表示器を構成することができる。
なお、灯火装置110Aの羽根45を錘に変え、例えば、人がケース42aを降ることによって発電装置10A,10Aを発電させる構成とすれば、懐中電灯等として用いることもできる。
図7Bに示す灯火装置110Bは、図7Aに示した灯火装置110Aの変形例である。この灯火装置110Bでは、一端に羽根45が取り付けられ他端に突起部46が設けられた棒部材44bが、ケース42bに取り付けられた回動保持部材47を支点として一定角度回動することができるようになっており、てこの原理を利用して発電装置10A,10Aを発電させる。
図8に示す発電装置10Bは、複数の圧電素子11を集積配置させた構造を有するものである。図8においては、発電装置10Bの構成要素のうち、その機能が発電装置10Aと同じであるものについては、これと同じ符号を用いている。発電装置10Bにおいては、4個の圧電素子11の一端は一定厚のスペーサ36を介して部品22と基台21とに挟まれてボルト24により固定されている。また、4個の圧電素子11の他端も一定厚のスペーサ36を介して部品23aと部品23bに挟まれてボルト25によって固定され、部品23aが基台21にボルト26により固定されている。
圧電素子11の補強板14の長さ方向中央にはボルト38を挿通させるための穴部が形成され、ボルト38を挿通させるための穴部を有するスペーサ37が圧電素子11間に配置されている。ボルト38を固定するための部品37aにはボルト38と螺合するネジ穴が設けられており、部品37bにはボルト38を挿通させつつその頭部を保持するための段差孔が形成されている。図8に示されるように、これらの部品により圧電素子11の長さ方向中央部が連結される。バネ17の機能は発電装置10Aのものと同じである。
発電装置10Bでは、部品37bに−Z向きの力が印加されると、4個の圧電素子11が同時に下に凸となるように湾曲し、その際に発電する。また、この負荷が取り除かれた際に、バネ17により元の上に凸の状態にもどり、このときにも発電する。こうして発生する電気エネルギーは、圧電素子11ごとに異なる負荷に供給してもよいし、整流回路を用いてまたは整流回路を用いずに集電した後に負荷に供給してもよい。
圧電素子11の長さ方向両端を固定して圧電素子11を弱い双安定状態に保持するという構造は、圧電素子11の集積化を容易とする構造でもあり、こうして大きな電気エネルギーを得ることができるようになる。圧電素子11の集積数は4個に限定されるものではないことは言うまでもない。
発電装置10Bの利用例としては、例えば、これを床や階段、道路等に埋設し、人や車両の通過時にこれらの重さによって圧電素子11を変形させ、発電させるものが挙げられる。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではない。例えば、発電装置10において、圧電素子11のX方向中央を外れた位置で+Z側から−Z側に応力が印加された場合にも、圧電素子11は変形して発電することは言うまでもない。がしかし、湾曲が不均一になり発電効率も低下するので、例えば、図6,図7に示したように、圧電素子11のX方向中心に応力が印加される構成とすることが好ましい。
また、開閉センサ100,110A等も発電装置120と同様に複数の圧電素子11を集積させた構造としてもよい。
上記形態においては、1枚の補強板14に8枚の圧電板15A〜15D,15a〜15dを取り付けた構造を有する圧電素子11を用いて発電装置10・10A・10Bを構成したが、圧電素子はこれに限定されるものではない。
例えば、図9にさらに別の発電装置10Cを示す。発電装置10Cは、2個の圧電素子51a,51bをX方向で、平板部材55とボルト56とナット57からなる連結部材52によって固定連結し、圧電素子51a,51bの他端を保持部材(基台)53にボルト54により固定した構造となっている。圧電素子51a,51bが有する圧電板15A〜15D,15a〜15dは、圧電素子11のものと同じであり、圧電素子51a,51bが有する補強板14は圧電素子11が有するものより長さが短いだけである。発電装置10Cにおける発電態様は、先に説明した発電装置10と同じであるので、ここでの説明は省略する。
圧電素子11を集積化するために発電装置10Aを発電装置10Bへ変形させたのと同様にして、圧電素子51a,51bを集積化することができることは言うまでもない。
なお、発電装置10Cでは圧電素子51a,51bを構成する圧電板15A〜15D,15a〜15dをも固定する形態とした。一方、発電装置10では、圧電素子11を構成する補強板14の端部を固定する形態としている。圧電素子の固定方法において、圧電板をも固定する構成は、変位量を大きくは取らない場合に好適である。圧電板15A〜15D,15a〜15dに最も大きな応力が掛かるのは、可動部分における固定端近傍だからである。しかし、大きな変位を取る場合には、圧電素子の一部を固定すると圧電素子が損傷するおそれがあるので、耐久性の観点から、補強板を固定することが好ましい。また、補強板は圧電素子の固定時にスペーサとして機能するので、補強板を固定する方法の方が、ボルト締めにより圧電素子を安定に固定することができる方法と言える。
発電装置の概略構造を示す側面図。 発電装置の概略構造を示す平面図。 発電装置における圧電素子の固定状態を示す図。 図1Aに示す発電装置の、図1Aに示す状態から応力を受けて屈曲した状態を示す側面図。 圧電素子を無負荷状態,弱い双安定状態,強い双安定状態としたときの荷重とX方向中心の変位量との関係を示したグラフ。 図1Aに示す発電装置の変形例を示す側面図。 図1Aに示す発電装置の別の変形例を示す側面図。 図5Bの発電装置を用いた発電装置の概略構造とその動作態様を示す断面図。 別の発電装置の概略構造を示す断面図。 図7Aの発電装置の変形例を示す断面図。 別の発電装置を示す側面図。 さらに別の発電装置を示す側面図。
符号の説明
10・10A・10A・10A・10B・10C…発電装置、11…圧電素子、12…保持部材、14…補強板、15A〜15D・15a〜15d…圧電板、16a・16b…リード線、17…バネ、21…基台、21a…切欠部、21b…穴部、22・23a・23b…部品、24・25・26…ボルト、31…棒部材、32…永久磁石、33…ケース、34…金属部材、35・36・37…スペーサ、37a・37b…部品、38…ボルト、41…部品、42a・42b…ケース、43…回動保持部材、44a・44b…棒部材、45…羽根、46…突起部、47…回動保持部材、48…発光ダイオード、51a・51b…圧電素子、52…連結部材、53…保持部材(基台)、54…ボルト、55…平板部材、56…ボルト、57…ナット、100…開閉センサ、110A・110B…灯火装置。

Claims (6)

  1. 矩形形状を有し、その長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称な構造を有する圧電素子と、
    前記圧電素子の長さ方向に一定の力を加えて当該圧電素子を湾曲させた状態当該圧電素子の長さ方向端を固定する保持部材とを具備する発電装置であって、
    前記圧電素子の湾曲状態は、当該圧電素子の長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称な双安定状態であり、
    この双安定状態とは、前記圧電素子の長さ方向に加える力の大きさに対して前記圧電素子に一定量の変位を生じさせるための押圧力の大きさが極小を示す状態であることを特徴とする発電装置。
  2. 矩形形状を有し、その長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称な構造を有する圧電素子と、
    前記圧電素子の長さ方向に一定の力を加えて当該圧電素子を湾曲させた状態において当該圧電素子の長さ方向端を固定する保持部材とを具備する発電装置であって、
    前記圧電素子の湾曲状態は、当該圧電素子の長さ方向中心を通りその主面に垂直な面について対称であり、かつ、当該圧電素子の長さ方向半分がS字型に湾曲した双安定状態であり、
    この双安定状態とは、前記圧電素子の長さ方向に加える力の大きさに対して前記圧電素子に一定量の変位を生じさせるための押圧力の大きさが極小を示す状態であることを特徴とする発電装置。
  3. 前記圧電素子に外力が作用してその湾曲状態が変化するときにその外力に従って伸張/収縮し、前記外力が取り除かれたときに前記圧電素子の変形を元に戻すための力を該圧電素子に付与するバネをさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記圧電素子は、金属からなる矩形の補強板と、前記補強板の長さ方向の片側半分それぞれにおいてその中央部側と端部側に設けられる第1圧電板および第2圧電板とを具備し、
    前記補強板の同一主面に設けられた前記第1圧電板と前記第2圧電板は、その分極の向きが逆であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発電装置。
  5. 前記圧電素子を複数具備し、
    これら複数の圧電素子は、その主面に垂直な方向に所定の間隔で並べられ、その長さ方向の端部が前記保持部材に固定されるとともに、その長さ方向中央部においてその主面に垂直な方向に連結されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発電装置。
  6. 矩形の補強板と、当該補強板の主面においてその長さ方向に離間して設けられた第1圧電板および第2圧電板とを有する2個の矩形形状の圧電素子と、
    前記2個の圧電素子をその長さ方向の端部で長さ方向が一致するように連結する連結部材と、
    前記連結部材に保持された2個の圧電素子の他端部を、当該2個の圧電素子と当該連結部材とにその長さ方向に一定の力を加えて当該2個の圧電素子を湾曲させた状態において固定する保持部材とを具備する発電装置であって、
    前記2個の圧電素子の湾曲状態はそれぞれ、当該2個の圧電素子の連結方向中心を通りこの連結方向に垂直な面について対称な双安定状態であり、
    この双安定状態とは、前記圧電素子の長さ方向に加える力の大きさに対して前記圧電素子に一定量の変位を生じさせるための押圧力の大きさが極小を示す状態であることを特徴とする発電装置。
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